穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




大幅に出遅れつつも、DVD版と劇場版を見てみました。
なお、ゲームや漫画等々は未チェックなので、見当違いなことを書いててもご容赦ください。

■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [前編] 始まりの物語
■劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [後編] 永遠の物語

一応、おおまかな設定。

民間人には不可視の「魔女」なる災厄存在がいる世界。
謎生物・キュゥべえにスカウトされた娘さん達は、なんでも叶う奇跡1個と引き換えに、「魔法少女」となって魔女と戦います。
が、「魔法少女」と言えば響きはいいけれど、とどのつまり人外になり果てて命がけで延々と惨たらしく戦うだけ。

戦っていれば普通に戦死する子も出てくるし、よしんば勝っても誰からも評価されない。
「魔法少女」としての肉体を維持するには、「魔女」を倒して維持アイテムを得ないといけないので逃げることもできず。
おまけに維持アイテムがなくなったり、絶望しきってしまったりしたら、自分自身が「魔女」に変貌してしまう。

この一連のシステムは、謎生物どもが謎エネルギーを採取するために構築したもの。
ヒロインのまどかさん達もこのシステムに巻き込まれ、それはそれは苦労する羽目に。
うっかり奇跡を願い、うっかり「魔法少女」様になってしまった娘さん達の行方や如何に。

【感想】

本放送時に1話は見たのですが、何となく続きは見てなかった。
それを後悔するくらいに面白かったです。

使われてるギミック自体は、割と昔からあるものだと思う。
一例を挙げれば、ミヒャエル・エンデの「はてしない物語」。
「願いが叶う」を餌に引き寄せられた子たちが、安易にヒーローになったものの、先人の辿った悲惨な状況に絶望し、多大な苦悩の果てに、友を犠牲にして解決するお話。
その他、探せば似た構成のお話は無数にあるはず。
魔法少女の反転や過酷な戦闘等々も、そこかしこで見かけます。

ですが、それらをきっちりまとめて、ちゃんと話が始まって、ちゃんと終わる形に構成したのは凄い。
全12話しかないことも逆手にとって上手く使ってるし(「変身するのは最終話」なんて構成を、全50話のシリーズでやったらさすがに間が持たない)、ビジュアルノベル得意のトリック(繰り返すごとに真相が見えてくるとか)も活かされてる。
音楽や映像の「はったり」(良い意味で)も、かなり効果的。

「昔からあるギミック」とは書いたものの、ではこれを20年前に出来たか?というと無理だったはず。
一つ一つは、いわば「お約束」な要素なのだけど、それが「お約束」になったからこそ作れた話だったというか。
自分たちの得意分野に持ち込んで、視聴者のニーズも読み切った上で、綺麗にまとめきったような、そんな印象。
一種の「魔法少女物の集大成」と言ってよいようなパワーを感じた番組でした。

【感想2】

考察の類は1年以上前から沢山されているとは思いますが、疑問に思った事を一つ。

まどかさんが選択した願い「全ての魔女を消す」は、初めよく理解できなかった。
そもそも彼女たちを追い詰めていたのは、「いつか魔女化してしまうこと」ではなかったはず。
事実、さやかちゃんさんが絶望したのは魔女化とは関係ないし、マミさんにいたってはそれ以前の問題です。
これらの問題が何も解決していない。
確かに状況は改善はしていますが、せっかく掛け値なしに「なんでも」叶う状況だったのに、無駄使いにも程がある。

そんな感じで首を傾げていたのですが、傾げている内に、まどかさんの置かれた状況を考えると、あれが最良だったのかもしれないと思えてきた。

(1)
前提として、「願いが叶う」とは言ってるものの、実際はかなり曖昧です。
例えば、ほむらさんは「まどかとの出会いをやり直す」と「まどかを守れる自分になりたい」と、さりげなく2つ願い事をしてる。
で、後者は実現していないところを見ると、さりげなく却下されてる。

前者も実際に叶ったのは「まどかとの出会いをやり直すことが可能な能力を得る」であって、「やり直す」ではありませんでした。
この二つは決定的に違います。
さやかさんのお願いは「恭介の手を治すこと」だったと思われますが、「手が治る」と「手を治す能力を得る」は全く違う。
まぁ案外、キュゥべえらが説明を省略しただけで、奇跡は全て「○○する」ではなく「○○する能力を得る」として実現してたのかもしれませんけれど。
仮に杏子さんに彼の手を潰されても、実は何度でも簡単に治癒できたとか。

要するに、願いがどんな形式で叶うのか、詳細はよく分かっていません。
従って妙に複雑な条件や表現に走ると、想定外の変な叶い方をしてしまいかねない。
つまり、出来るだけシンプルな表現で、別解釈のしようのない願いにしないと危なすぎる。

(2)
じゃあ単純明快に「皆が幸せになる」とか願えばいいかというと、そうもいかない。
杏子さんの事例で判明しているように、下手に感情や行動を操作する願いは危険すぎる。
(まどかさんは、直接には杏子さんの一件を知りませんが)

「魔法少女システムをなかったことにする」も選べない。
文明がこのシステムで成立してきたことは事実だし、エントロピーの問題もあります。
何より希望の象徴を否定してしまっては、まどかさんの主張がブレる。

「魔法少女は絶望しない」も精神を操作するので、上述の通り不可。
システム面に着目して「ソウルジェムに穢れが溜まらない」と願えばOKそうですが、これはこれで不死になってしまいそうで怖い。
(まどかさんは「魔法少女はソウルジェムを破壊されない限り無敵だ」と説明を受けてる)

(3)
しかももう一つの前提として、まどかさんは奇跡コストの踏み逃げを狙う必要があった。
でかい願いを叶えると、反動ででかい呪いがまき散らされるので、これを自己完結して防ぐ願いにしないといけない。
難しいです、これ。悩み始めると、確かに「魔女を消す」が最善手な気がしてくる。

魔女に反転した際に発するエネルギーを回収しないとヤバイ、という点については、多分、
「魔法少女化→絶望→エネルギー放出→魔女化」
だと思ってたんじゃないかな。
さやかさんの魔女化の描写を見る限り、そんな感じだし。(まどかさんはその現場には居ませんでしたが)

実際には
「魔法少女化→絶望→魔女化→エネルギー放出」
だったため、魔女化を置換したせいでエネルギー枯渇に直面してしまいましたが、まぁご愛敬。
魔獣なる謎存在がいてくれて命拾いしました。
神化してお澄まししてるその裏では、一瞬冷や汗かいてたりしたんだ。

(4)
といったわけで、苦肉の策として「魔女を消す」は理解できる。
しかしそうは言っても、問題が解決していないのも事実です。
いくら魔女化しないとは言っても、戦って玉砕とかしたくないんです。ていうか、マミさんにとっては本当に関係ないし!

思うに、限られたリソースで何とかしようとしたのが間違いだったんじゃないかな。

第2話あたりでの、マミさんに引率されてまどか&さやかさんが魔女退治に同行するシーンで、キュゥべえが言ったセリフが割と好きです。
「近くに魔法少女候補が2人いれば、いざとなったときの切り札ができるから良い」。
確かにそうだ。奇跡を2発ぶっ放せる上に、そのまま変身して戦線に参加できます。超優秀な187クリーチャー。

これの応用で、片っ端から魔法少女にしまくって、奇跡を乱射する手があっても良かったんじゃないかと。
素質を持つ娘さんがどれくらいいるのかは分かりませんが、全人類の1%としても6,000万です。
さすがに6,000万発のシルバーバレット戦術を使えば、解決できない問題はなさそうな。

それを思うと、まどかさんの奇跡は、仲間を増やすことを考えた方が良かったのかもしれない。
「3つの願い事」でよくある回答である「願い事の回数を増やしてくれ」と同じ理屈。
戦力も増えるんだし。

(5)
劇中では「魔法少女」を悲惨で孤独な存在として描いてはいますが、冷静になってみれば、別に周囲に助けを求められない事情はないのですし、そこまで酷い状況でもなさそうに見えます。
しばしば例えられているように、「魔法少女」を通常の「仕事」に置き換えてみれば分かる。
「魔法少女しか知らない世界がある」といったところで、それは通常の仕事にもつきものです。
生死を賭けるのも、一度入ったら抜け出しづらいのも、生存のために続けなければいけないのも、特段に特殊ではない。
しかも魔法少女の数が増えれば増えるほど、これらの問題は軽減する。

人でなくなるのは確かに恐怖とはいえ、なってしまえばそういうものかなとも思う。
何となく、老化・成長や生殖が出来なくなりそうにも思えますが、それこそ誰かの「奇跡」を使って解決すればいい。

当事者であるまどかさんたちが、そういった発想に行きつけなかったのは、かなり残念です。
ほむらさんも、魔法少女能力だけではなく、人類の科学力で戦う発想に行きついたのだから、もう一歩進んでも良かったろうに。
(ほむらさんの場合、自力で解決することに意味があったのでしょうけれど)

(6)
哀しいことに、そんな閉じた世界での解決に走ってしまったまどかさん達を、周囲の大人はカバーできなかった。
まどか母が「子供の内に間違い方を覚えておけ」と言っていましたが、これが間違いだった。
既に中学生は子供じゃなかった。間違えたら、致命的なことになってしまった。

現実世界においても、中学生の頃にやらかした選択ミスは、後々の人生に洒落にならない影響を与えます。
「制服が可愛いから」とか「部活が強いから」とか、後になってしまえば実にしょうもない理由で進学先を決め、後悔した人も少なくないはず。
冗談抜きで、人生変わる。

まどかさんが出した「奇跡」は、確かに他に選択の余地がなさそうではあるし、犠牲となることを選んだのは尊いのだけれど、周囲にアドバイスを求めず、周囲の力にも頼らなかったというのは、違う意味で哀しい行動だったように思う。
新作となる第3作では、そのあたりの解決があったら、個人的にはとても嬉しいです。
閉じた世界での苦悩や「世界と自分たちは違う」というのは、「これまでの魔法少女物の集大成」としては理解できる。そこから一歩進んだ2010年代の解決にも期待してみたいです。

【蛇足】

お気に入りはマミさんでした。良い黄色です。

例の「マミる」シーンですが。
あれを見たまどかさんは、かなりの勢いで心を折られてましたが、魔法少女としては実はレアケースだったんじゃないかと思う。
インキュベーターの立場からすれば、魔女にもならずに退場するなんてのが頻繁に起きるようでは、システムとして成立しません。

説明によれば「ソウルジェムを砕かれない限り無敵」です。
ですが、おそらく多くの場合、魔法少女になった新人さんは、初戦の魔女を倒せないと思われます。
戦い方を知らないんだから。

そのため一方的に魔女にやられるものの、ソウルジェム効果により肉体は蘇生。
でもやっぱり勝てないので、蘇生と瀕死を繰り返しつつ、魔力が尽きるか絶望するかで魔女化。
多分これが最も多いケースだと思う。

まぁ何が言いたいかといえば、それにも関らず、安易にバタバタ倒れまくってるマミさんは、とてもお茶目さんだと思いました。
願った奇跡が「自身の蘇生」だったと思われるので、回復力は人一倍だったはず。
それにも関らず、あのマミり具合。大変にヘッポコで、良いと思うのです。

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【今秋のプリキュアさん】

恒例の「早く映画館に行かないと、良いところ全部見せちゃうよ」キャンペーンが始まりました。
終わりのないメルヘンはないのです。いつまでも映画がやってると思ったら大間違いなのです。
だから自分から出かけて行って、結末を見届けよう。そうしよう。



映画館には行きづらいと言う人には、東映アニメ様のお膝元・大泉学園さんがお勧め。
少なくとも店員さんから変な目で見られることはないはず。
ちなみに大塚監督は、浦和美園さんに行こうかどうかとか。毎回、前売り券の売れ行きが良いらしい。

■スマイルプリキュア! 第37話「れいかの悩み!清き心と清き一票!!」

早いものでもう年末。
年が明ければ、2年生の星空さんたちも間もなく最終学年です。
そんな日が本当に来るのかは別として。

年度が変われば組織も変わる。
次の生徒会長を決める選挙も近付いてきました。
下馬評では現・副生徒会長の青木さんが最有力候補。
どれくらい有力かと言えば、他には誰も立候補してこなかったくらい有力。
まぁ得てしてそんなものかもしれない。生徒会選挙は信任投票。

しかしその平穏は破られた。
悪い情報を吹き込まれたバッドエンドの三人が、わざわざ転入してやってきた。
生徒会長になるために。暇なのかこの人たち。

オオカミさん:
 「生徒会長になったら宿題をなくす!」
赤鬼さん:
 「ゲームも漫画も持ち込みOK!」
魔女さん:
 「授業中にお菓子食べ放題!」

魅惑的な提案がなされます。
恐ろしく頭の悪い行動をしてるのに、三幹部自身も意識せぬ内に、ピエーロ様推奨の怠惰な世界の実現に大幅前進。
ジョーカーさんも頭が痛い。
強力アイテムを渡しても失敗ばかりなのに、適当に遊んでたら結果を出しかけた。
この三幹部、どうやって運用すればいいんだ。

この状況に義憤を掻き立てられた青木さん。
元々立候補するつもりはなかったけれど立ち上がってみました。
ちなみにどれくらい怒ってるかと言えば、これくらい。



恐ろしい。恐ろしすぎて、もっと睨まれたい。

こうして青木さんの選挙活動が始まりました。
しかし困ったことに、周囲のイメージとは逆に、青木さんはこの手の事柄が苦手です。
己の道に悩みがあり、具体性を持ったビジョンを描けない青木さん。
自分自身でさえもその状況では、組織を導くことなど更に無理。
「清く明るく美しく」の精神を説いては見るものの、何をすればいいのかすらまるで分からない。

まずいことに、三幹部の掲げている公約はあながち否定はできません。実際に似たことをやってる学校も知ってる。

宿題をなくすことで生徒の自主性を重んじ、自分の興味や成績に合わせて勉強をすることが可能になる。
ゲームや漫画でコミュニケーションを活性化すれば、勉学もはかどるというもの。実際、社内SNSやメッセ等、活用されてる場面はある。
授業中の飲食も大事です。育ち盛りのこの世代、空腹や体調には個人差もあるし、適度な糖分・水分の摂取は能率をあげる。お茶会形式のディスカッションとか、すごく勉強になりそう。

もっとも三幹部としてはそんなことを考えていたのではなく、単にポイントを稼ぎたかったからではありますが。
犯罪のように無条件に否定できることではなく、一方のこちらは対案を何も出せていない。
これでは場を巻き返すのは苦しすぎます。



分かってくれると思っていた生徒一同も、続々と三幹部側に転び始めました。
候補者三人で票を食いわけてしまいそうですが、それを考慮しても青木さん劣勢。
なんて見る目のない生徒たちでしょうか。
どうしてそこで「私は青木さんを応援しますから!」とすり寄らないのか。
大チャンスですよ大チャンス!実は隙だらけなんじゃないか青木さん。

苦しい戦況の中、青木さんは悩みます。
取り巻き4人がまるで役に立たないので、とにかく一人で悩みます。
あの三幹部のように何か楽しいことを提示できないと勝ち目がない。だけど。

青木さん:
 「でも単なる人気取りでは正しい道にはなりません」

そうして迎えた立会演説。先日の反省を活かし、具体性を持った説明をしてみた。
清くとは清掃で、明るくは朝の挨拶、美しくとは花壇の手入れのことです。
よし、具体化しました。どうでしょうか皆さん。



この反応。一切さっぱり芳しくありません。

もしもこのまま投票に移っていたならば、青木さんの敗北は必至。
ところがうっかり三幹部らの正体がバレてしまいました。
おかげでなし崩し的に戦闘に突入。救われた。

ですが、そもそも劣勢から始まった戦闘です。

オオカミさん:
 「誰にも賛成してもらえないで、何が正しい道だ」
 「手前の言うことは、全部自己満足で押しつけがましいんだよ」
 「ついてくる奴なんているなんているわけないだろ」

痛いところを突いてきます。
青木さんの脆いところをグサリ。
正しいと思ってた道は、実のところ間違って…

星空さん:
 「そんなことない!」



星空さん:
 「確かにお掃除も勉強も好きじゃない」
 「でも、れいかちゃんはそんなあたしにも」
 「掃除や勉強の大切さを教えてくれる」
 
どうやったらその大切さが、他の生徒にも伝わるかは分からない。
だけどちゃんと伝わってる人たちもいる。自分の道は間違ってない。
青木さんにとって一番嬉しいお言葉が、星空さん達から。

まぁよくよく立ち止まって考えてみれば、何で同学年たる星空さんたちに「こうするのが正しいのです」と教えなきゃいかんのかは疑問ですけれど。
星空さん達、もはやお守されるのが当たり前になっておられる。
それも勉強しましょうとか、掃除しましょうとか、そんな事柄で。頑張れ、青木さん。道は間違ってないんだ。

意思を立て直した青木さんにより、戦闘にはひとまず勝利しました。
が、生徒会選挙は終わらない。
ここで敗れては元も子もありません。

青木さん:
 「…皆さんは掃除や挨拶が好きではないかもしれません」



でも勇気を出して挨拶をしてみれば、明るい気持ちになれる。
清掃して綺麗になれば気持ちがいいし、心も晴れやかになる
元気がないとき、上手くいかないとき。お花は心を癒してくれる。
そうすれば素敵な友だちにも巡り合えるかもしれない。

青木さんの話している事柄は、先ほどまでと変わりません。
しかし「それをするとどんな良いことがあるのか」の視点が加わった。
この差はでかい。

こういっては何ですが、理念とか方針とか理由とかは、いくら説明されても納得は得られません。
実現手段を具体化したところで同じこと。
肝心なのは、それをやったらどうなるのか。
具体化して欲しいのは手段ではなく、目的の方なんです。
目的がなかったら、お話を進めることもできません。

青木さんの思いはちゃんと皆様にも伝わりました。
目的を明確化したことで、青木さん自身も「この道は正しいのか?」の確信が見えたはず。
手段をいくら実装したところで、それによって何を求めるのかを意識できていなければ先に進めない。
青木さん自身は「みんなで豊かな学校生活を送る」ことを道の先に想定なされた。
その目的は、生徒皆さまの利害とも一致する。それなら伝わる。

三幹部による、かつてないほど明後日の方向なのに、かつてないほどにプリキュアさんを追い込んだ作戦は、こうして打破されました。
逆にいえば、もしも三幹部も方向性を持って「宿題廃止の目的」を説明できていたら、どう転ぶか分からなかったかもしれない。
手段の是非ではなく、目的の是非なんですよね。。


(左画像)
映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ! オリジナル・サウンドトラック

(右画像)
映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ! テーマ曲収録シングル


「そもそもその公約は実現可能なのか?」や「実現する気はあるのか?」は、論外の大前提なので置いておきます。

【来週のプリキュアさん】

[大塚監督のTwitterから引用]
 大塚隆史_φ(・_´・‏@takaswy1981

 来週のスマイルプリキュア!はお休みです。(´д⊂)‥ゴメンネ
[引用終]


え、そうなの?
何かの冗談かと思ったら、本当らしい。
多分、映画のあいさつ回りで忙しいんでしょうね、星空さん…。

映画感想(1周目)
舞台挨拶&ちょっとだけ感想2周目

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最速上映を観た勢いのそのままに、舞台挨拶に行ってきた。

■舞台挨拶:映画「スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」



 日時:2012年10月27日(土)09:30-の上映終了後
 場所:新宿バルト9
 出演:福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ、大谷育江
    キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ、キャンディ

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

本日3回行われる舞台挨拶の内、2回目の新宿公演終了後の回に行ってきました。

【入場】

司会のお姉さんによる「大人も声援を送ってくれ」という思い切りの良い前説の後。
プリキュアさんらと中の人たちが、手に手を取って一斉入場。
何度見ても良い光景です。

そんな中、キャンディを抱っこして入場する大谷育江さん。熱い。
そして繰り広げられるキャンディと大谷さんの掛け合い。
究極の一人遊びを観た気分だ。

【挨拶1】

それぞれからの一言挨拶の際に。
映画の監督は黒田さんです、という流れから、テレビシリーズの監督の話になった。

福圓さん:
 「大塚君です。隆史クン」

舞台と会場に漏れる奇妙な笑い。大塚監督愛されてる。

皆さま:
 「隆史クンはメイン回の子のTシャツとストラップを着て」
 「これみよがしにアフレコ現場に現れる」

本当に愛されてます。監督もプリキュアさんも。

【挨拶2】

大谷さんからの挨拶にて。
普段は星空さんに抱っこされていることの多いキャンディですが、今回の映画では色んな人の頭や肩や腕にいるんだとか。

印象に残ったのは青木さんが抱っこしてるシーンですね。
ニコさんが「出身は絵本の国だ」と名乗り、青木さん以外の面子が驚く場面。
誰からもツッコミが入らないまま、無言でぐいぐいキャンディさんを押しだす姿がシュールすぎる。

【裏話1】

一言挨拶の後、撮影中の裏話等々。

見どころとして真っ先に挙げられていたのは、冒頭の星空さん幼女態でした。
しかしこれを演じるにあたって、重大な問題がありました。

大谷さん:
 「みゆきって普段からあっぱっぱーだから」
福圓さん:
 「これ以上どうやって幼くすればいいんだと悩んだ」

盲点でした。
言われてみれば、むしろ5歳児星空さんの方が理性がありかねない。
後ろで聞いていたハッピーさんもがっかり。

【裏話2】

今回の映画は、サニーさん大活躍。
うなだれるハッピーさんの口角をねじりあげるシーン等々、見せ場が多いです。

福圓さん:
 「ニコちゃんから『大嫌い』と言われるシーンがあるんですけど」
 「台本で分かっていても、胸に刺さった」
 「その直後、サニーから『大好きだから恨めるわけがない』と言われて」
 「画面の中のサニーがハッピーに言ってるんだけど」
 「そこを越えて自分に言われているようで…」

前回の「NS」の時には、マーチ&ビューティさんは初変身(テレビよりも映画が先だった)とかそんな状態。
そこから半年が経過し、スマイルさんもチームとして成熟なされました。

「半年前では言えなかった台詞がたくさんある」とのこと。
おそらく苦楽を共にしたあちら側の方たちにしか分からない想いもあるんでしょう。
終始、涙と笑顔に溢れた挨拶でした。

【裏話3】

そうやって1年も感情移入してやってるせいで、「プリキュア」さんを襲う怪現象。
中の人が、どんどんプリキュアさんに影響されていく。
短いこの挨拶の中でも、それは顕著でした。

上述のトークで盛り上がる一同の中。
ビューティさんと西村さんは、一歩引いてのほほんと眺めておられた。

そんな西村さんのエピソード。

先行試写会の際に、楽屋にロイヤルクロックが置いてあったそうで。
待ち時間の間、西村さんはそれをいじって遊んでおられた。

ぴろろろん♪(クロック音)

かちかちかち

ぴろろろん♪ぴろろろん♪ぴろろろん♪

かちかち

ぴろろろん♪ぴろろろん♪

かちかちかちかちかち

ぴろろろん♪ぴろろろん♪ぴろろろん♪ぴろろろん♪ぴろろろん♪

西村さん:
 「どうしましょう。音が止まりません」(焦)

どこの青木さんだ。

【好きな絵本】

好きな絵本はありますか?との問いに、各自返答。
パンフレットにも同じ質問が並んでいますが、金元さん以外はそれとは違う答えを返しておられた。
「はらぺこあおむし」は紛うことなく名作だと思う。

井上さんが推奨したのは「しろくまちゃんのほっとけーき」「グリとグラ」etc。
共通項は食べ物がらみ。
緑川さん化が進行しておられる。

【舞台挨拶】

全般に、盛んに「スマイル」のワードを強調されていました。
この映画を見て笑顔になり、その笑顔を家族や友人や大事な人に伝えて欲しい、と。
まさしく劇中のニコさんの思想。

前回の感想記事ではあんまりその辺を拾って感想を書けませんでしたが、確かに画面からひしひしと感じました。
Twitterの方には書いたんですけど、観終わった後、泣きながらも笑顔を浮かべたくなるような、そんな映画でした。
改めてお礼を言いたいです。

【蛇足】

2回目を観て、感想にゴリラを書き忘れてたことを思い出した。
巷でささやかれるゴリラ陰謀論は、あながち間違っていないのかもしれない…。

【蛇足2】

もう一つ忘れてた。
最速上映の直前、西武池袋線では何かあったらしく、運行が止まってました。
(私が直に見たのは、保谷から大泉への電車が止まってた。他の人の話だと、池袋側も止まってたらしい)

その影響で、開演24時に間に合わなかった人の中には、タクシーでかけつけた方がいたそうなんですが。
持ち合わせがなかったらしく、Tジョイ大泉にたどり着いた時には、チケット代が枯渇していたそうで。
コンビニに走ればいいんでしょうけど、既に上映は始まってるそんな時間。あまりに惨い。

で、Tジョイにいた方が見かねてチケット代を貸してくれたそうです。
直接の知人から聞いたのではないので正確なとこは違うかもしれません、とお断りはしつつも、「スマイル」さんらしい一幕が展開されてたんだな、とそんなことを思いました。

感想1周目

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【今秋のプリキュアさん】

今回も大泉学園にて、最速上映を見てきました。
映画を観終わっての感想は、ただ一言「やられた」でした。
プリキュアさん凄い。改めて思い知った。



暗くて何の画像か分かり難いですが、大泉にある東映アニメ様の社屋です。
相も変わらず誇らしげに灯りがついてる。あの方たちはいつ寝ておられるのだろう…。
このエネルギーが、あの作品を生み出してるんだろうな。

■映画「スマイルプリキュア! 絵本の中はみんなチグハグ!」

【0】

今からおよそ9年前。奇しくも黒白先輩がブラウン管で殴り合っていたその頃。
星空さんは寂しい幼女時代を送っておられました。
どうも人見知りなさるようで、いまいち社交デビューできないようです。

そんな折に巡り合った1冊の絵本。
「笑顔」がテーマのそのお話を読んで、星空さんも笑顔を浮かべてみました。
するとどうでしょう。お友達ができたではないですか。

星空さん:
 「すごい!すごい!」

大喜びの星空さん、齢5歳にして人生の転機となった絵本を、それはそれは大好きになりました。
だけどこの本、最後の数ページが千切れてなくなってます。ヒロインが魔王に誘拐されたところで途切れてる。
これではお話がちゃんと終わらない。

そこで星空さんは思いました。

星空さん:
 「あたしが続きを描いてあげる!」

【1】

時は流れて現在。
笑顔の大切さを学んだ星空さんは、人見知りどころか笑顔で殴打戦が出来るほどに成長なさりました。
あの可愛かった幼女は、もういない。

その星空さん、今日は世界の絵本イベントにお出かけです。
なんでも世界中の絵本が見られるそうです。アトラクションもいっぱい。
地味なジャンルなのに、壮大に金がかかってるイベントだ。

そこでふらりと入った上映アトラクション。
呑気に映画を眺めていたら、スクリーンから女の子が飛び出してきた。
その子を追いかけて、悪役っぽいのもやってきた。

事情は分からないものの、悪役っぽいのが金角・銀角と見抜いたスマイルさん達。
悪いオオカミさん達と同類と判断し、颯爽と宣戦布告。
とりあえず殴る。誤爆だったら後で謝ろう。

見かけと違い、なんでも吸いこむ瓢箪を駆使して戦う金角さんたち。なかなかテクニカル。
対するスマイルさんは属性攻撃の嵐。
それはもう執拗なまでにエレメントアタックですよ。
かつては技一発撃っただけで息が上がっていたスマイルさんですが、対フュージョン戦での醜態を反省したんでしょうね…。
至った結論は、必殺技を捨て、通常攻撃の全てに属性効果を練りこむことだった。

【2】

助け出した娘さんの名はニコさん。
曰く絵本の国の住人だそうです。
そうと聞いては星空さんは黙っていられない。早速、その魅惑の国に押し掛けることに。

絵本の国。そこは世界中の全ての絵本が集まった、まさに夢の国でした。
メルヘンランドの存在意義に亀裂が走る。
どういうことだこれ。ちょっと説明してくれキャンディ。

キャンディ:
 「こんな国があったなんて知らなかったクル」

もはやこの仔豚に期待するのは止めよう。

絵本の国では、そこの登場人物になり切ることもできるとのこと。
もちろん星空さんはアクティブに挙手。はい!あたし、それやりたい!
よろしい。では何の絵本の、何の役をやりますか?

星空さん:
 「あたしシンデレラがいい!」

そうですか。
「ピーターパンとウェンディ」でも「赤毛のアン」でもなく、「シンデレラ」を選択。
まぁ妥当な判断でしょう。楽しいですものね、「シンデレ…

ニコさん:
 「…そう。『シンデレラ』が好きなのね」

ひぃっ!
めぐ姉が悪いめぐ姉の声出してる!
ほ、星空さん、ちょっと考えなお…

星空さん:
 「うん!シンデレラ大好き!!」

あ、嗚呼。
何かよく分からないが、よくない回答をしてしまった気がする。
だけどそんなことには全く気付かず、星空さんは望み通りに「シンデレラ」の世界へ。
他の4人もそれぞれチョイスした物語へと飛んで行きました。
一人残されたのはニコさんは、ぼそりと呟く。

ニコさん:
 「………うそつき」

【3】

念願かなって「シンデレラ」に参加した星空さんですが…。
コキ使われてるところにやってきたのは、魔女ではなく桃太郎でした。
はて?

同じく別の絵本で遊んでいた青木さんたちも、本来とは違った物語が展開していきます。
竜宮城には孫悟空。鬼が島に一寸法師。青木さんより浦島太郎を選ぶ犬・猿・雉。
何でしょうかこれは。しかも何故か唐突に襲ってきた。

豹変した桃太郎やシンデレラから身を守るため、有耶無耶の内に交戦開始。
そこに牛魔王や鬼らが助けに割って入ってきた。
偶然にも悪役ばかりのその助っ人さんは、暴れる浦島太郎らに呼び掛ける。
自分たちの物語に戻って、話を進めてくれ。
そうしないと、いつまでたっても物語が終わらないじゃないか。

ニコさん:
 「それでいいんだよ」

やってきたニコさんは言う。
ハッピーエンドもバッドエンドもいらない。
ずっと終わらない物語をやっていればいい。
エンディングが破られてた、ニコさんの物語のように。

ここに来て、ようやく星空さんも思い出しました。
あ。あの子、子供の頃に読んでた絵本の子だ。
懐かしいな~。元気してた~?

ニコさん:
 「………。」

元気なわけがありません。
何故なら星空さんが約束を破り、続きを書いてあげなかったから。
おかげでエンディングを迎えることができなかったニコさんは、延々と魔王に苦しめられることに。
許すまじ、星空みゆき。
今回の犯行は、その一念によって為されたものでした。

【4】

状況を飲み込んだ星空さんは顔面蒼白。
しまった。確かに忘れてた。いや、続きを書こうと、頑張るには頑張ったんだよ?
でもですね。5歳児の画力は、イメージを具現化するにはちょっと足りませんでした。

しかしてそれがこんな事態を招くとは。
今度の敵の狙いは、不思議世界でも不思議アイテムでもプリキュアでもなく、単なる一個人としての「星空みゆき」。
たまたま偶然、プリキュア能力持ってて良かった。本当に良かった。

さしあたり命の危機は脱したものの、とにもかくにも謝らないと。
落ち込んでいてもスマイルが逃げるばかりなのです。
そこで一行は、ニコさんの待つ魔王の城へ。

ニコさんは無論、逃げも隠れもせず、正面から迎撃に出ます。
当然だ。彼女の主たる狙いは世界征服でもなんでもなく、星空さんを撃破すること。
ここまで私的な理由で戦ったプリキュアが、かつていただろうか。

【5】

ニコさんの魔王パワーで操られた孫悟空らは、青木さんらが応戦。
例によって属性攻撃が唸りを上げる。接触したその瞬間に、炎や雷撃や風圧や氷が叩きこまれます。
プリキュアVSプリキュアやったら、案外スマイルさんが相性的に上位に行くんじゃなかろうか。

戦線はニコさん側が優勢になるものの、プリキュアさん達は倒しても倒しても立ち上がってくる。
星空さんもズタボロになりながらもニコさんの所に辿りつきました。
そして謝ろう。ごめんなさい!ぶっちゃけ忘れてました!本当にごめんなさい!

星空さん:
 「ありがとう」
 「あのとき笑顔を教えてくれて」

確かに忘れてしまってた。
ですが、あの時笑顔の大事さを学んだおかげで、今の星空さんはある。
星空さんが笑顔満載娘に育ったこと自体が、彼女がニコさんを真に忘れてたのではないことを物語ってます。

こうも直球に謝られると、ニコさんとしても怒りのやり場がない。
まぁ冷静になってみれば、5歳児に無茶な要求をしすぎてたのかもしれない。
ちょっとニコさんに迷いが出始めた。

だけどそこに真打ちの魔王様が降臨。
彼曰く、ニコさんの憎悪エネルギーにより力を増幅し、終りのない絶望の世界を作るそうです。
どんだけ憎まれてたんでしょうか星空さん。記憶にないだけで、実はページ破ったの星空さんだったりしないでしょうね。

【6】

表に出てきた魔王により、ニコさんは閉じ込められてしまいました。
その彼女を助けようと、先ほどの牛魔王さんたちも奮闘。
彼らの行動は奇妙と言えば奇妙。だって彼らは悪役です。正しく物語が進行したら、倒されてしまう役回り。
でも物語が終わらないよりは、ずっといい。
終わらせるために、彼らはニコさんを救出に向かう。

そんな彼らを見て、ニコさんも動き出した。
終わらせよう、この物語を。
いつまでも終わらないメルヘンなんて、ないんです。

ニコさん:
 「待ってるだけじゃダメなんだ」
 「わたし、ここから出なきゃ!」

ニコさんらの行動を受けて、プリキュアさん達も総攻撃態勢。
プリンセスフォームが起動し、ペガサスとフェニックスが爆裂アタック。
しかし魔王様の砲撃の前に、割とあっさりと打ち負けてしまいました。

辛うじてプリンセス形態は維持したものの、星空さんらは戦闘不能に。
これでは物語が終わりません。ハッピーエンドでもバッドエンドでもない、宙ぶらりんが続いてしまう。
だからニコさんは呼び掛けた。
ミラクルライトを振ってくれと。
この「スマイルプリキュア」の物語を終わらせるために。

【7】

ここで選択肢が発生する。
ずっと星空さんの活躍が見たければ、ライトを振らなければいい。
戦闘には負けるでしょうけど、それはそれでお話は続きます。
敗退した星空さんのその後を描いた「スマイルプリキュア セカンドシーズン」が見られるかも。
リベンジフォームを身にまとい、かつて失ったスマイルを取り戻すために戦う星空さんとか。見たい。

でも物語は終わらせないといけない。
いつまでもいつまでも苦しい戦いを続けさせるのは気の毒なのです。
だからライトを振る。星空さんとお別れすることになると分かっていても。

星空さん:
 「笑顔で包む愛の光・ウルトラキュアハッピー!」

ただでさえゴージャスなプリンセスフォームから、更に多段変身したせいで、全身の羽毛がとんでもないことに。
性能もケタ違いです。接触面から属性攻撃を叩きこむわけですが、星空さんのそれは「ハッピー」。
触れたそばからハッピーエンドに追い込まれていく。終わりをもたらす究極天使が、そこにいた。

立っているだけで大地に花咲かせ、ハッピーエンド空間を作り出す超ハッピー様は、魔王様の攻撃も歯牙にもかけずに強制終了。
無事に元の魔王様の姿に戻すことができました。
思えば彼も被害者です。
物語が終わらないせいで悪役としての仕事をし続けた結果、こんな暴走を招いた。
5歳児の星空さん、つくづくとんでもないことをしてくれたもんだ。

【8】

立ち往生してしまったニコさんの物語は、こうして終わりを迎えました。
破られたページは復活。だけどそこには何も描かれていません。
未来にあるのは白紙のページ。

メルヘンにはいつかは終わりがきます。ページは無限じゃない。
だけどそこにエンディングを書き込むのは、他ならぬ自分自身。
それは辛くて勇気がいるのかもしれないけれど、笑顔があれば突破できる。
そして終わらせることで、次の物語に続いて行くんだ。


(左画像)
映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ! オリジナル・サウンドトラック

(右画像)
映画スマイルプリキュア!絵本の中はみんなチグハグ! テーマ曲収録シングル


牛魔王さん達を見る限り、ウルフルンさん達も倒されることを望んでるのかも。
悪役が仕事を放棄したら、お話が進みません。
悪には悪の矜持がある。

【エンディング】

スイートさんと同じくイメージソング+ダンスEDの構成。
イメージソングは破壊的です。
歌詞の詳細は覚えてませんが、こんな感じ。

 『心に描いてみて 自分だけの物語』
 『不安に負けないで みんなここにいるから』

「スマイル」さんのテーマを見事に表現してたように思う。

【感想】

これまでに、ごちゃごちゃとやっていた考察は、概ね間違ってなかった、と思う。
メルヘンはいつか終わる。しかし楽しかった時間は無駄じゃない。
でもこれじゃ解答としては道半分だった。

「メルヘンはいつか終わる」じゃない。
「メルヘンはいつかは自分で終わらせる」だった。

言われてみれば。
ウェンディはネバーランドを追い出されたのではないし、アンはケイティと引き離されたのではない(厳密に言えば戸棚を撤去されてますが、本質はそこじゃない)。
彼女らは、自分で選んでメルヘンを終わらせてる。その気になれば、ずっとメルヘン世界にも居られたのに。

毎年、ミラクルライト演出は本編にがっちりハマってます。
「スイート」さんでは共通体験を表現していたし、「ハートキャッチ」さんでは「事情を知らない通りすがりにもできることがある」(何せ観客は、何故花咲さんらがパリにいるのかすら知らない)を体現してた。
じゃあ今回の「スマイル」さんは…と思っていたのですが。

ミラクルライトを振ると、お話が終わっちゃうんですよね。
メルヘンを終わらせるのは、自分たち自身なわけだ。
「メルヘンはいつかは終わる」ではなく、「私ら自身が終わらせている」。

極論を言えばバッドエンドでもいいんでしょう。ちゃんとお話が終われば。
(実際、「ハッピーエンドもバッドエンドもない」との説明に、星空さんは衝撃を受けていた)
話が終わりさえすれば、次の白紙のお話を始めることができます。

緑川さん問題の「家族はいつかバラバラになる」も。
「バラバラになる」ではなく、「自らバラバラにする」が回答なんでしょう。
最初に独立して巣立っていくのは、自分だ。
それがハッピーエンドなのかバッドエンドなのかは白紙ですが、何はともあれ次のお話に進められる。
いつまでも子供時代の家族のままで過ごす方が、よほど苦しい。

「エンド」を恐れるのは、確かに「プリキュア」的じゃなかった。
永久に続く物語よりも、終わりと始まりを繰り返すことを選んだのが「プリキュア」さん。
「メルヘンはいつかは終わる」と落ち込むのは筋違いだった。「終わらせる」んだ、むしろ。

【公演終了後】

自然と拍手が沸き起こってた。

と、思ったら、次回作の予告。
正直言って、完全に忘れてた。

予告されたのは「NewStage2」。
前作「NS」は「オールスターズ」ものとして完璧すぎたので、次回が作れるか不安に思っていたのですが、そのまんま「NS2」のようです。
内容が気になる。これで来年の春まで頑張る理由ができた。

【大泉学園】

会場はTジョイ大泉さん。恒例の展示も行われてました。



開演前は台本の中身は公開されてなかったのですが、終演後、即行で再セッティングされてました。
遅い時間だと言うのに、スタッフ様の対応が機敏。ありがとうございます。

東映アニメ様のミュージアムにも展示があるようでしたけど、さすがに今日は閉館。
冒頭に書いたとおり、働いている方々は普通にいるようでしたが。ありがとうございます。


…といったところで、引き続き舞台挨拶回に行ってみる。

(追記)→行ってきた。舞台挨拶&ちょっとだけ感想2周目

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【今秋のプリキュアさん】

いよいよ本日24時から映画公開。
今年一年の総決算です。
いつかは終わるメルヘン。それ対する星空さんの回答を楽しみに見たい。

■スマイルプリキュア! 第36話「熱血!?あかねの初恋人生!!」

やんごとなき事情により、どこぞの国から留学生がやってきました。
お名前はブライアン君。
そしてやってきて早々、プリキュア娘の一人と接触。なんたるラッキーボーイ。

海外人ということでちょっぴり気がひいてた日野さんも、逢瀬を重ねるごとに急速に親密になっていきました。
ブライアン君、期せずして日本文化の真骨頂・変身娘と仲良しに。
恐ろしい国です。娘さんと見たら、プリキュアと疑え。そんな日本。

だけど一緒の時間は長くは続かない。ブライアン君は再び旅立っていくことになりました。
今のこのご時世、パソコン一つあれば幾らでも遠距離対話できますが、そうは言っても侘びしいものは侘びしい。
日野さん、ちょっとばかしやさぐれ。

そこにやってくる悪いオオカミさん。

オオカミさん:
 「なんだかんだ言ったところで、最後は分かれちまって終わりなんだろ」
 「そんなもん無意味で無駄なだけじゃないか」

いくら楽しくてもいつかは別れる。
ならば楽しかった時間には意味がないのか?
スマイルさんで何度も繰り返される問いがまたしても。



サニーさん:
 「離れ離れになったとしても、一緒に過ごした時間は消えへん」

デコルで武装してサニーさんが吠える吼える。
もはや武器です。デコル。
支援担当のキャンディも、何かコツを掴んだな…。

戦闘後、日野さんはブライアン君のいる空港を目指す。
残りの面々に協力して貰いながら、それはもう必死に。
不思議図書館を目指した方が早かったのではとか、いやそもそも不思議図書館あれば幾らでも会いにいけるじゃないかとか、そんなことは言うまい。
困ったら走れ。答えが分からなかったら走れ。
それで結果的に間違ってたら身も蓋もない気もするけど、とにかく走るんだ。多分。



お別れはある。いつかは楽しい時間は終わる。
だけど過ごした時間とそれによる影響は、日野さんとブライアン君にそれぞれ残る。
英語も覚えた。文化にも触れた。だからきっと無駄じゃないんです。

…最大の文化であるプリキュアに直接遭遇できなかったことだけは、惜しいことをしましたが。


(左画像)
スマイルプリキュア! ラバーストラップ2 BOX

(右画像)
 スマイルプリキュア! ショー
 スマイルプリキュア! ショー

 スマイルプリキュア! ショー価格:556,500円(税込、送料別)



先日フランスのリオンに行きました。
知人のフランス人のところにお邪魔したのですが、いたって普通にお好み焼きを作ってた。
街でオタフクソース売ってたし。

出前のできる寿司のチェーン店も何件もありました。
(ちゃんとまともな寿司だった)
納豆や漬物も、特段に珍しいものじゃなかった。

まぁ冷静に考えてみれば、日本人の私らも、普通にパンやチーズやワインを飲食するわけで。
逆の立場で考えてみれば、フランス行ってワインをご馳走されて「どうだ珍しいだろう」と言われても、若干戸惑ってしまいます。
「この○○地方の特産のワインだ」くらいのこと(単に漬物をご馳走するのではなく、地元特産の漬物を紹介するような)じゃないと。

そんなことも踏まえると。
ブライアン君が日野さんと一緒に楽しんでくれたのは、日本文化が好きで物珍しかったからではなく、彼も日野さんと居ること自体が楽しかったからなんだろうな、と思ってみる。

…あと蛇足ですが、リオンでは普通のスーパーで「きらりん☆レボリューション」の単行本が売ってありました。
オルレアンではキヨスクで「セーラームーン」さんの同人誌を見かけた。
アルプス山脈の麓のホテルでは、「爆丸」の放送を見た。
ルーアンのジャンヌダルク博物館の前には「ドラゴンボール」のガチャガチャがあったし、コンピエーニュを始めあちこちの街の商店でフィギュアや遊戯王が大量に。
百世帯もいないドンレミ村の田舎で、ジャンヌ・ダルクの家の隣でニンテンドーDSで遊んでいる地元の子を見たときは何が何だか分からなかった。

あの国は我々以上に日本文化を熟知しておられる。生半可な知識では文化紹介もままならない時代です。

【今週の星】



国際空港あるのか七色ヶ丘。

【今週の青】



青木さんが最も邪悪な顔をされてる気がする。

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【来週のスマイルさん】

早いもので、来週末から映画公開です。
恒例の舞台挨拶は池袋と新宿。発売は20日から。

…今年も最速上映はあるのかしら。

■スマイルプリキュア! 第35話「やよい、地球を守れ!プリキュアがロボニナ~ル!?」

前略。
星空さんがロボットになりました。
うぃんうぃんがしょんがしょん。



何を書いてるのか自分でも良く分かりません。

が、よくよく思い返せばかつての黒白先輩や花鳥風月は精霊パイロット式でした。
ミポメポやフラチョピからすれば、こんな感覚だったんでしょう。
国防兵器・プリキュアに搭乗する勇敢なる精霊たち。
あの戦いが、自我によるものだと思ったら大間違いなのですよ美翔さん。



ごつり。

プリキュアさんの暗黙のルールが、また一つ破られました。
『攻撃は全てガードする』。
激しいアクションが売りのプリキュアさんですが、打撃のクリーンヒットは禁止事項。
それなのに。
無防備なハッピーさんに完全直撃ですよ。

…あ、でもそういえば前にもハッピーさんはやられてた気がします。この子、何気に苛烈な撮影を要求されてる。

ロボット番組は現代のメルヘン。
一瞬限りの逃避かもしれないけれど、いざ現実に立ち戻ったとき、立ち上がる勇気をくれる。
無茶なことをやりつつも、根本を貫いてるあたりがさすがの回でした。

あと今回の星空さんが大変にエロス。
中の人の声にも、いちいちクラクラします。
ポテンシャル高いな、この子は。


(左画像)
スマイルプリキュア! ラバーストラップ2 BOX

(右画像)
 スマイルプリキュア! ショー
 スマイルプリキュア! ショー

 スマイルプリキュア! ショー価格:556,500円(税込、送料別)



ここまで無茶をやられると、もはや感想書くのも野暮に思えてきた。
お話自体もですが、制作サイド様の悪ノリっぷりが最高に素敵。
こういうのを公私混同っていうんだ(違)。

【今週の星】

「操縦しないと動けない」点を、無意味に深読みしてみたい。
つまりはメルヘンは読み手がいないと成立しないのです。
プリキュアさんだって、なりきり遊びしてくれるお子様がいなければ微動だにできず。
言いかえれば、現実が存在するからこそ、空想たるメルヘンも存在するのです!

やっぱり自分で書いてて良く分からなくなってきた。

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遅ればせながらようやく感想を。

■スマイルプリキュア! 第34話「一致団結!文化祭でミラクルファッションショー!!」

星空さんらは文化祭でファッションショーをやることになりました。
テーマは絵本。
ファッションと言うかコスプレショーな感がしますが、素人ショーならコンセプトに凝るのは多分正解。

ですが同級生の豊島君は猛反発。彼的にはライブがやりたいのです。
ファッションショーとかやっても楽しいのは女子だけじゃないか。
多数決で決めたということは、少数派は否定されたということ。
何が真に正しいかではなく、不満を持つ人間の数を減らそうというのが多数決の基本。
かといって不満を持つ人間が減るのは事実なので、おいそれと否定も出来ません。困ったものだ。

星空さん的にはやっぱりクラスみんなで盛り上がりたい。
そこで皆で寄ってたかって説得に走りますが、納得いかないものはいきません。
星空さんの理論「皆でやれば楽しい」は、乗り気にならない人にとっては苦痛でしかありません。
そんなに「皆でやれば楽しい」と思うのなら、ライブをやればいいじゃないか。
何故に「皆でやる」ことと「ファッションショー」をすり替えるのだ。



プリキュア娘の色仕掛けすら不発。
どうせなら「これショーの衣装」と称して、プリキュア変身して説得に向かえば、もしかしたら勝算があったのかもしれませんが…。
ファッションショーとかやって、喜ぶのが女子だけだと思ったら大間違いだ。

どうにも埒が明かないところに魔女さんがのしのしと。
今日のアカンベエは音響兵器。
賢いです。お歌は最強の兵器。避けられない全方位攻撃に悶えるがいい。

そんな苦戦の経験が、星空さんに音楽の偉大さを知らしめました。
そうだ、豊島君にはBGMを担当してもらおう。
「皆でやる」からといって「皆で同じことをやる」必要はないのです。



誰かが妥協したのではなく、元々やりたかったことを更に高い次元で行うために工夫をした。
その結果が「皆でやる」ならば、こんなにハッピーなことはありません。
よりよい「ライブ」をやるために「ファッションショー」の要素を取り入れたのか、「ファッションショー」のために「ライブ」を取り入れたのかは瑣末なこと。

皆で同じことをやるのでもなく、かといって個人で断絶するのでもない。
ショーのテーマ通り絵本のようなハッピーな理想ですが、現実でもかくありたいものだと思います。
戦うよりも抱き合いたい。相性ばっちりだけどバラバラ。そんな精神。


(左画像)
スマイルプリキュア! DXガールズフィギュア ~キュアハッピー&キュアビューティー~ 全2種セット

(右画像)
スマイルプリキュア! あつめてプリキュア2 キュアハッピー単品


蛇足。
劇中で緑川さんが「皆で決めたのだから、従わないのは筋が通らない」とおっしゃってます、が。
「皆で決めたら従わねばならない」も「多数決で決定する」も、主観によるもの。
本当はこれらの事項も事前に合意が必要。

緑川さんを批判する意図はないけれど、世の多くの「議論」は、この手の(一見すると美談に聞こえる)暗黙の主観をぶつけることでなされてる気がする。

【今週の青】



青木さん:
 「ファッションショーにお勧めのBGMはありませんか?」

他の皆さまと違い、豊島君が興味あると思われる音楽ネタを振った青木さん。さすがです。
残念ながら彼の拘りは「弾く」ことにあったので、いまいち乗ってはきませんでしたが。

しかし星空さんはともかく、天下の青木さんの誘惑にすら耐えるとは。ロックな男だ。

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TEUCHIライブに行ってきました。
今回の会場は大阪。
SSチームの自主ライブも、とうとうここまで来た感。

■よにんでSUPER TEUCHI MIX!! IN OSAKA



 日時:2012年10月7日(日)開場11:30/開演12:00、開場15:30/開演16:00
 場所:大阪GRAND cafe
 出演:うちやえゆか、榎本温子、樹元オリエ(+1名)、五條真由美
 曲目:
 (第1部)
  01. Friend×Friend
  02. Girl's power forever
  03. Be My Angel
  04. 謎の行方
  05. 赤い花
  06. 「笑うが勝ち!」でGO!
  07. まかせて★スプラッシュ☆スター★
  08. My dear friend
  --. トーク(榎本温子・樹元オリエ)
  09. バイセコー
  10. Sing for Future
  11. BeutifulWorld
  12. U→NEXT
  13. 夢にエール!パティシエール♪
  14. DANZEN!ふたりはプリキュア Ver.Max Heart
  --. トーク(4人)
  15. ウキノリブーン
  16. ST STARS☆彡
  --. まかせて★スプラッシュ☆スター★

 (第2部)
  01. ST STARS☆彡
  02. Girl's power forever
  03. Be My Angel
  04. A message of wind
  05. 希望のかけら
  06. まかせて★スプラッシュ☆スター★
  07. 「笑うが勝ち!」でGO!
  08. 青が目に沁みる
  --. トーク(榎本温子・樹元オリエ)
  09. バイセコー
  10. Sing for Future
  11. しあわせの予感
  12. きらきらキララ彡
  13. DANZEN!ふたりはプリキュア Ver.Max Heart
  14. JUSTICE of LIGHT
  --. トーク(4人)
  15. ウキノリブーン
  16. Friend×Friend
  --. まかせて★スプラッシュ☆スター★

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

【感想1】

「SplashStar」のDVD-BOX発売記念!

というわけでもないけれど、まさにそんなタイミングで行われた本ライブ。
場所が初めての大阪ということで、参加人数に不安もありましたが、始まってみれば大盛況でした。
見た感じ、全体の2/3くらいは関西の人だったような気がする(完全に「そんな気がする」のレベル)。

第1部の整理番号1番を獲得されたのも関西の方。父母息子の構成の方でした。
舞台上から質問が飛んだところ、息子さんは「SS」というより「ヴァンガード」のファンだったようです。
榎本さんとの親和性が不用意に高い。

【感想2】

開演早々に違和感が。樹元さんが肥えておられる。

榎本さん:
 「めでたく私との子が出来ました」

というわけで、第2子ご懐妊。
8か月だそうです。おめでたい。

おめでたいのですが当然ステージ上で無理はできず。
今回はほとんどを座って行われてました。
とはいえ物凄い体力だ。

なお前回のTEUCHI時は3カ月、その前の出演時には第1子妊娠中でした。
単独出演したことの方が、最近では珍しくなってしまった。
違う意味でふたりはプリキュア状態。

【感想3】

途中のトークは、激しく動けない樹元さんと榎本さんのお二人で。

樹元さんは大阪でのイベントは初めて。
…なのですが、6年前の「SS」ミュージカルで1度だけ出演してたそうです。
なんだか良く分からないうちに楽屋に回り、なんだか良く分からないけれど生声でご出演されたとか。

その際の一幕。
ミュージカル劇中で客席に降りた日向さんは、お子様の波に揉まれ、ステージに帰還できなくなりました。
そこで樹元さんが一言。

日向さん:
 「迷子になっちゃったよ~」

どよどよどよっ!

一斉にざわめく客席。
当然『録音』だと思っていたのに、急に入ったアドリブに保護者の方々がパニックに陥ったそうな。
なんて豪華な舞台。どうして大阪に見に行かなかったかな、私。(神奈川公演に行ってた)

【感想4】

定番となりつつある、うちやえさんの「マイメロ」OP。
2006年当時の夢が詰まってる素敵な曲です。好き。

なお今現在、歌ちゃん役の片岡さんは、榎本さんと同事務所に所属されてるそうで。
いつか共演が見られたら大変に嬉しい。

【感想5】

初の大阪ライブということで、演目は懐かしい感じのSSソングが多数。
美翔さんのお唄2曲を聴けるとは。
2曲とも絵からの脱却を唄っているんですよね。美翔さんを語る上で大事なお歌です。どちらも好き。

曲でいえば、今回のライブでは妙に「Beutiful world」「赤い花」が胸に刺さりました。
こんなに良い曲だったっけ。

【感想6】

オリジナルな「Sing for Future」。唄うのは五條さんとうちやえさんの二人。
普段柔らかい曲が多いうちやえさんを意識し、五條さんリクエストでかなり強めな曲になったとのこと。

どういうわけか今回、唄っているお二人を観ていて、「MaxHeart」と「SplashStar」の共演的なイメージを持ちました。
メタ的「ふたりはプリキュア」。上手く言葉にできないのがもどかしい。

以前にあった「GoGo」との共演とか、また見たいなぁ…。

【感想7】

榎本さんの「Be My Angel」は先日作成されたリメイク版。
最後のサビ部分は、観客側が唄うのがデフォルトらしい。
「TEUCHI」は土台が「SS」ですが、この曲(および今回はなかった「HAPPY!SMILE!HELLO!」)に限っては場が榎本色に。
この謎の浸食力は、デビュー来の榎本温子ファンとしては大変に心地よい。

たまたまちょうど、ライブ前日夜に榎本さん主演の「エンジェリックレイヤー」の一挙再放送がニコニコ動画さんでされていました。
榎本さんと樹元さんのお二人は、大阪前泊の宿にてそれを見てたらしい。

[樹元オリエさんのTwitterから引用]
 樹元オリエ‏@oriepenguin

 あっちゃんがエンジェリックレイヤー見ながら、生アフレコみたいにキャラ声でリピートしてくれる(笑)ファンのみなさん、こんな贅沢すみません。
[引用終]


恐ろしい空間です。
しかも榎本さん、実況コメントも投稿してたらしい。『な!って言いすぎ』

【感想8】

その榎本さんの「Be My Angel」、第2部では途中でせき込んで歌が中断するハプニング。
舞台演出のスモークが煙かったらしい。
確かに妙に喉にきた。客席ですらそうなのだから、演者さんは大変だったに違いない。

中断した間は、当然のごとく客側が唄ってた。
そして榎本さんの復帰の手際も綺麗だった。
上手なお歌ならCDを聞けばいいんだ。このライブ感が良いです。

ハプニングと言えば、五條さんも珍しく歌詞が飛んでおられました。
曲は第1部の「「笑うが勝ち!」でGO! 」。
ついでに書くと、客側もコールで錯乱を起こしてた。
この曲のコール難易度の高さはプリキュアソングでもトップクラス。
もう細かいことは気にしちゃダメだ。

ついでに「パティシエール」も難度がおかしい。
五條さんからも(できるものならやってみろ的意味合いで)「完璧にコールできるととても気持ちの良い曲」と紹介されてた。

【感想9】

後半のトークは、おなじみの「4人の中で最も○○だと思うのは誰?」。
開演前に取られた客アンケートを元に行われました。

この企画も何度も行われた結果、既に各人のイメージは定着しきっています。

 榎本さん:エロス担当、ゲーマー
 樹元さん:こんなに可愛い小動物は他にいない
 うちやえさん:天然(であって欲しい)ボケ
 五條さん:番長

五條さん:
 「どうせ悪い結果にしかならないから、もうこのコーナー嫌だ」

ごもっとも。五條さんが大変にやさぐれておられた。

【感想10】

物販ですが、今回のオリジナルTシャツは即完売。
初の遠征と言うことで、絶対数が少なかったのかしら。

私も購入できませんでしたが、売り切れたのなら良し。
なんか最近、自分が手に入れることよりも、総数が売れたかどうかの方が大事に思えてきた。

五條さんの実家つながりで、お茶セットも販売されていました。
4人のイメージにあうようなお茶をそれぞれチョイスしたそうです。
すみません、お茶に対して知識がないもので、「各人をイメージしたお茶」というのが未知の世界でした。
五條さんのお茶スキルを舐めてた。

その流れで、以前に作成したオリジナルマグカップが絶賛されてました。
曰く「唇にふれる感じが心地よい」。

そこで普段使い用に改めてもう1個購入してみました。
確かに通常のマグカップよりも、ふち部分が湾曲してるからか、柔らかい感じがする。

あと昨年以来続いている榎本さんのチャリティも。
東日本大震災の募金のため、昔のグッズ販売を行っていましたが、前回の「TEUCHI」(だったか誕生会だったか)で完売。
以降、握手会に切り替えて継続されてます。
「自分の握手で募金と言うのも何か違う気もしますが、続けることが大事だと思うので」とのこと。
そう思う。私は榎本さんと握手できて嬉しい。小銭でも集まれば何かにはなる。ならば良いことのはずだ。

【感想】

第1部のアンコール終了後、すぐにダブルアンコールが舞起こりました。
結果的に実現はしなかったけれど(時間的にかなりシビアだったみたい)、それくらいに盛り上がったライブでした。
終わった後、右の肩甲骨付近が筋肉痛になった。

「まだまだTEUCHIを終えるつもりはない」とのこと。
もう単なる「SSの後夜祭」の域はとっくに超えて、定着しています。
これからの展開にも大期待。

【蛇足】

当日はちょうどハッピーセットに星空さんたちが抜擢され始めた時。
結果、会場近くのマクドナルドさんは待ち合わせ会場と化していました。
きっとこの日、妙にハッピーセットの売り上げが増えたに違いない。

私も一緒に観戦したダコチンさんと、黙々と食べ続けてました。
この日の頑張りにより、8種中5種は揃った。残り3種。遠い。。

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ライブに参加するため大阪まで行ってきました。
遠征したのは久しぶりな気がする。

で、早速レポートでも書こうと思っていたのですが。
帰りの車中で暇つぶしに読んでた本や、ちょうど帰宅後に目に入った記事に一言書きたくなったので、そっちを先にしてみる。
明日は三連休明けのうんざり日和ですし。

本当に「バカな上司」の下で、どう働くか--小籔千豊

[引用]
 振り返ると僕の考えたアイデアを先輩が「それええやん」とあたかも自分のものとして使うようになったり、「こうしたらウケるから」と明らかに間違ったリードをされて、舞台でスベらされてしまうことがありました。新喜劇の世界で座長というトップを目指して少しずつ点数を積み上げていく中で、たとえ上司の指令であれスベってしまえば何十点もマイナスになるわけです。こんな迷惑な話もありません。でもそこで「おまえの言うこと聞いたらこのザマや。なにしてくれんねん!」と突っかかるのは間違っていると思います。

(中略)

 僕の場合、「自分だけがひどい目に遭っている」という状況にとらわれないように努めました。「こうしてスベったのはみんな経験したことや。もっと過酷な状況でもっとひどい仕打ちを受けた人もたくさんいる。なに自分だけ悲劇のヒーローになってんねん!? 」と考えるようにしたんです。
[引用終]


「自分だけではない。他の人も苦労しているんだ」。

この手の話では、この手の切り替え思考がよくお勧めされてます。
心の底から理解ができない。
何をどうすれば、そんな発想が出てくるか分からん。

常識的に考えれば「他の人も苦労しているんだから、皆で協力して正そう」となるはず。

例えば台風や地震のような不可避の不幸は、ある程度諦めないといけない部分はある。
その際に「被災したのは自分一人ではない」という思考が、慰めになることも否定はしない。
もちろん防災手段の向上等、できることは多数ありますが、根本から天災を根絶することはできませんから。

しかし職場の問題なら別です。
「自分だけが苦労している」というのなら「もしかしたら自分の能力の問題か?」と疑う余地もありますが、他の人も同じ状況ならもう明らか。
皆で協力して、問題を解消すべき。

なんというか、いじめで苦しんでいる人に対し、「誰しも大小いじめられている」「もっと酷い目にあっている人もいる」「私も皆もおかしいと思ってるよ」「だから気にするな!」と言うような理解不能の思想だ。。

[引用]
 そこで次に自分が何をしたくて今の仕事を選んだのか、初心に帰りました。それをしたらぶれへんと思うんですよ。僕が新喜劇に入った目的は、嫁はんにビッグマネーをパスするためであり、お笑いの世界に入ってお世話になった人たちに恩返しするため。そこで「じゃあ耐えなあかん」と確認できる。
[引用終]


「目的を再確認しよう」。

これもよく見かけます。そして、これまた意味不明。
初心に帰るのは分かる。何のために働いてるのかを再確認するのも分かる。
しかしその結果が、何故「耐える」になるんだろう?

常識的に考えれば「そうだ、自分の仕事は、ダメな上司に耐えることではない!客に商品を提供し、自分たちの生活を向上させることだ」となりそうなものなのに。

何せ引用元の例では、上司のせいで商品(舞台)が失敗しています。
どう考えても、せっかく再確認した目的と手段が一致していない。
初心でも真の目的でもプロ根性でも何でもいいですが、どうしてそこから「だから気にするな」に飛躍するんだろう?
まともに仕事をしたいのに、まともでない要素のせいで上手くいかない、というのがそもそもの不満を持ったきっかけなのに。

上司だって人間だから、失敗すること自体はあると思うんですよ。
一切の失敗を許さない、百発百中でなければブラックだ、なんてのは当然おかしい。
だから「今回はたまたま失敗しただけだ。失敗のフォローや責任は取ってくれたし、普段は概ね成功してるじゃないか」「だから今回の失敗をいつまでも恨まないようにしよう」、こういうのは分かる。
でも上記二つのようなのは気持ちが悪すぎる。

どうもこの手の啓発系はピントがズレまくってる気がします。
それとも、悩んでいる社員向けというより、会社側の言いわけのために書かれてるのかな。
「そうそうそうだよね、だから会社はこのままでいいよ。私は間違ってなかった。おかしいのは不満を持ってる社員の方」と思いたい人たち向け。

[追記]

ちなみに「不満があるのなら転職するしかない」というのも良く聞きます。
ある意味では正しいですが、本質的には間違ってる。

というのも、「犯罪にあった」「さてどうする?」に置き換えてみよう。
治安が極端に悪い地域に住んでいるような場合、個人レベルで治安を改善することは相当に困難なので「引っ越せ」はある意味で正しい。
ですが、この職場の例では「他の大多数もおかしいと感じている」んです。つまり「治安」が悪いのではない。
そうならば回答は「一部の異常者をどうにかしよう」が正解。
(また引っ越す場合にしても泣き寝入りする理由はないので、身の安全を確保した後、できる手段で改善を狙うはず)

それとこれも常々不思議なのですが、転職を前提として良いのなら尚のこと、躊躇なく職場改善に挑めると思うんですよ。
だって改善が失敗しても成功しても損がない。
失敗しても会社を去るのなら気にする必要ないし、成功したのなら居残るでもそれを手柄により上位企業を狙うでもいい。
逆説的ですが、転職を想定しているのなら、すぐに自ら辞める理由がなくなる。実際、私もそうだった。
しかもこの例では(くどいようですが)「他の大多数もおかしい」と感じているのですし。

…ていうか長々書いてますけど、本質的には「席で常習的に居眠りしている社員がいる(健康問題とかではなく)」「さてどうする?」と同じなんですよ。
普通は「こちらの仕事を増やすな」や「賞罰制度を見直せ」だと思う。
それが何故か「会社とはそういうものだ。我慢しよう。不満があるなら去れ」になる。意味が、分からないのです。

[更に追記]

もうひとつちなみに「不満があるのなら偉くなって社風改革するしかない」というのも良く聞きます。
これまた本質からずれている。

というのも、「商品Aを売るかBを売るか」とか「事業拡大か一極集中か」といった方向性の違いに対し、「こっちの方が正しいのに!」と不満を持っているのではないからです。
元記事の例にあるように、根本的に間違っていることを指摘しているだけ。
いわば「多少の予算を使ってでも早く楽に目的地に着くことを是とする」と方針づけているのに、「一生懸命に走る(電車に乗る、ではなく)」を選んでいる事に対し、「いや皆おかしいと感じてるでしょ」というような話。

偉くならねば変えられない。会社とはそういうもの、というのも頓珍漢な話。
上述のように「社風」の問題ではない上に、会社を形作っているのは自分たち自身なのだから。

この辺の問題は、市民革命とか基本的人権とか、大げさに言えばそういう部分の教育から考える必要があることかな、と思う。

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【今秋のスマイルさん】

東映映画村にて、9月15日(土)から12月2日(日)までイベント開催中です。
ハッピーさんが一人で頑張っておられるらしい。
今週のお話は、単身出張中の星空さんの陣中見舞いを兼ねてたのかしら。

【今週の鳥】

10月7日(日)に大阪でTEUCHIライブが開催されます。
関東外での初ライブ。玉砕した美翔さんの弔い合戦が、気がつけばこんなに大きくなりました。
私もこの記事書き終わったら、出発準備しよう。

■スマイルプリキュア! 第33話「映画村で時代劇でござる!?の巻!」

本日の撮影は映画村にて。
何ゆえに星空さん達がここに来てるのか分かりませんが、今や秘密図書館の利用法をマスターした彼女たちのこと、深い説明など野暮と言うものでしょう。
思いつきで世界を大放浪。来週はパリに行くよ!

気ままに村内を闊歩していたところ、撮影中の監督さんの目に留まりました。
ねぇねぇ暇なら映画に出てみない?いいよー!
こうして女優レビューが決まりました。そこに至るまで、レモネはどんだけ苦労したと思ってるんだ。



普段着と言われても納得しかねない自然体。

星空さんの名演により、とりあえず撮影は順調に進んで行きました。
名演すぎてもはや台本の原形をとどめてませんが、それはそれで良し。多分。
カメラ向けられて緊張しないとか、地味に度胸ある面子だ。

同時刻。バッドエンドの赤鬼さんも映画村にやってきた。
目的は鬼のアイドル・青鬼様に会うこと。
赤鬼さんはああ見えてミーハーでいらっしゃる。

いつものごとく赤鬼さんにより、台本は真っ黒に塗りつぶされ。
同じ「物語の改変」でも、物語が変わるのと、塗りつぶされるのは全く違う。
星空さんらによる改変は受け入れても、赤鬼さんらの全否定は受け入れない。

ただ乗り越えてしまえば、バッドエンドも物語の過程でしかないわけで。
無事に赤鬼さんを撃破した結果、それも含めて楽しい映画になりました。
もっともプリキュアさんの出演シーンは省かれましたけれど。
結果的に、星空さんよりも赤鬼さんの方が映画には貢献してた。
何か引っかかる気がしないでもないですが、そこが星空さんなんです。多分。


(左画像)
スマイルプリキュア! DXガールズフィギュア ~キュアハッピー&キュアビューティー~ 全2種セット

(右画像)
スマイルプリキュア! あつめてプリキュア2 キュアハッピー単品


のんびり過ぎると批判もされる「スマイル」さんですが、振り返ってみればちゃんと筋が通ってた。
ここ数年、「ここが不満だ」とされるところがテーマに直結してるのが凄い。
(花咲さんの「プリキュアが活躍しない。ゲストキャラとか良く知らないし興味ないのに」とか、北条さんの「誰が敵で何が正しいのかあやふやで落ち着かない」とか)
まもなく公開の映画に向けて、急激に盛り上がってきた感。

【今年のプリキュアさん】

ここ数週、いつもお世話になってるご近所さん間で考察が盛り盛りと。

プリキュアのシンデレラが解こうとする魔法について(「『真・南海大決戦』」)
スマイルプリキュア!感想/第33話「映画村で時代劇でござる!?の巻!」(「Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)-少女創作ファンブログ-」)
【スマイルプリキュア!】怠け玉はネバーランドなのだろうか?(「1977年生まれのオタク人生」)
スマイルプリキュア考察。メルヘン世界における「バッドエンド」とは?(「色・彩(いろ・いろ)」)

記事を読んだり、自分でも書いたりしてる内に、星空さんの理解を一歩進められた気がします。

「メルヘンはいつか終わる」というのは、考えれば考えるほど、シリーズの終結を連想します。
特に来年は10年目。
スペシャル企画になるのか、それとも通常シリーズなのかは何とも不明ですが、このタイミングでの「スマイル」さんか…。

まぁ「いつかは終わる」とはいえ、それは旧来の視聴者の視点。
ウェンディはネバーランドを卒業したけど、ネバーランド自体が消滅したのではないし、次の世代はやっぱりネバーランドで楽しんでる。
10年前と全く同じ楽しみ方としては存在しなくても、これからも「プリキュア」さんには活躍して欲しいです。

【今週のハッピー】

マクドナルドさんでハッピーセット展開中です。



今回は全8種。
全部そろえようと思うとなかなかに過酷です。
既にして2個かぶった。ハッピーが遠い。。

ちなみにマクドナルドさんのクーポン使うと、相当に割安で購入できます。
以前、教えてもらったけど、これはお得だ。というか、正規料金で購入するのが虚しくなる。
安くなった分、星空さんの人件費が削られそうですけど、まぁ我慢していただこう。

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