「ふたりはプリキュアSplashStar」捏造発覚
日曜朝8:30~9:00にて放送されていた「ふたりはプリキュアSplashStar」内で、捏造放送がされていたとの指摘があったことが分かった。
番組は先月末まで放送され、二人の女子中学生が悪の組織と戦うというもの。番組内で、「特製玩具を使えば変身できる」「だからプリキュアはふたりなの」「諦めなければ望みは叶う」等の事実とは異なる内容を放送していた。
この指摘に対し、出演者の一人である美翔舞(14)は「一部行き過ぎた表現があった」と認めたものの、「あくまで子供たちの夢に応えただけで、捏造には当たらない」と否定している。しかし報道陣の「玩具を売りたかっただけなのでは?」との問いに無言で視線をそらすなど、更なる追及は避けられないと言えそうだ。
番組スタッフは「出演者が勝手にやったことであり、詳細を把握しないと判断できないが、事実だとしたら厳しい処分を課すべきだ。なお後番組の「Yes!プリキュア5」はそのようなことのない優良番組なので安心して視聴して欲しい」とコメントしている。
<玩具業界に詳しいナージャ・アップルフィールドさん>
「子供に夢を与えると言えば何でも許されると思ったら間違いだ。玩具が売れればそれでいいという悪しき風潮が広まっていると感じる。これを機会に、売り上げに拘らない番組作りがされていくことを強く望む」
そんなわけで、ちょっと時期が遅い気もしますが、捏造番組の話。
まぁ嘘を事実として放送する姿勢は問題だとは思いますが、どっちかというと、馬鹿正直にテレビを信じてる人がいることの方が理解に苦しむ、というのが私の感想です。
てか、テレビでやってる内容(ニュースだろうと情報番組だろうとスポーツだろうと)をそのまま信じるって、「雪城さんは実在する」「ベルンを鳴らせば変身できる」と信じるのと、全くの同レベルだと思います。(ネタ抜きのマジで)
なにせ消費量の少ない子供向けアニメですら、アレだけ頑張って販促に励んでるんです。
これが大人向けで、クリーンになるわけがない。
視聴率至上主義というと悪のようですが、番組はあくまで商品なのだから、真実を伝えるとかそんなことはどうでもよし。売れるのが正義です。信じるほうが病気。
オリンピックや甲子園も「よくできたCGだ」くらいの感覚で受け取ってる私からすると、騒ぐ方も騒がれる方も「なんだかな」な気分です。
こういったら何ですが、テレビ番組なんて全部嘘だと思った方がよほどまとも。
最低限、スポンサーと放送局の思想と出演者の思惑くらいは含んで考えないと…。
ちなみに、捏造とはいかないまでも番組の裏話的ネタ。
・火曜サスペンス劇場、名探偵コナン:
殺人事件が多発する番組ですが、スポンサーに悪印象を与える死因は採用されず。
例:薬品メーカーがスポンサーのときは、薬殺はない
・そのとき歴史は動いた:
NHKの歴史番組。ジャンヌ・ダルクの回を見ましたが、演出優先で事実と反する特集になってた。
「解釈の違いではそうともなる」といった類のものではなく、時系列無視のような決定的な類のもの。
・箱根駅伝:
1日目の放送では、参加者の飲んでるペットボトルのラベルが丁寧に剥がしてあった。2日目の放送では、剥がしてなかった。
なぜなら1日目はスポンサーにJTがいたから。(詳細は未確認なので私の勘違いかもしれませんが)
多少意識してみれば「ああ、だからそういう構成になってるのか」とピンとくる場面はごろごろ見つかるし、
多少知識があれば「明らかにそれ間違ってるよな」みたいな点だらけ。
(このブログを読んでくださってる方なら、例えばテレビのオタクやコミケ特集に違和感を覚えた経験のある人もいるんじゃないでしょうか。
結局のところ、その手の「違和感」や「番組サイドの勘違い」はそういった方面の番組だけに限らない)
といったわけで、テレビを見るときは大人の薄汚れた策略に乗らないように気をつけましょう。
「気が付いたらハッピーベルンを5個も10個も買わされてた」なんてことになりかねません。
…まぁ逆に、徹底的にそういう側面を強調した番組とかがあっても良さそうなものだとも思いますけど。
「CM枠一切なし、その代わり劇中で必ずスポンサーの宣伝をするドラマ」とか。
(毎回、無理やりドライブするシーンがあるとか、毎食ひたすらコンビニとか。
DVD化されても宣伝できるし、CMスキップ対策にもなるしで、スポンサーとしてもメリット高いと思うのだけど)
「芸人のコントのネタが、スポンサー縛り」とか。
(スポンサーをボロクソにコキおろすネタとか見てみたい。それでいて最後にうまくヨイショでオトしたら拍手喝さいしてあげる)
特にお笑いネタは、それくらいアナーキーなところを目指したほうが絶対面白いと思うのだけど…。(というか、それくらいやらないと単なる予定調和の馴れ合いにしか見えない)
「マイメロ」がウケたのも、まさにそういうスポンサーいじりですしね。
子供番組の方があからさまにそういうのをやっていて、大人番組の方が隠す、というのも何だか奇妙です。
何はともあれ、テレビを見るときには警戒心は忘れないようにしましょう。
二次元と三次元をごっちゃにしない!
美翔さんたちは真実を提供してるのではなく、娯楽を提供してるんです。
日曜朝8:30~9:00にて放送されていた「ふたりはプリキュアSplashStar」内で、捏造放送がされていたとの指摘があったことが分かった。
番組は先月末まで放送され、二人の女子中学生が悪の組織と戦うというもの。番組内で、「特製玩具を使えば変身できる」「だからプリキュアはふたりなの」「諦めなければ望みは叶う」等の事実とは異なる内容を放送していた。
この指摘に対し、出演者の一人である美翔舞(14)は「一部行き過ぎた表現があった」と認めたものの、「あくまで子供たちの夢に応えただけで、捏造には当たらない」と否定している。しかし報道陣の「玩具を売りたかっただけなのでは?」との問いに無言で視線をそらすなど、更なる追及は避けられないと言えそうだ。
番組スタッフは「出演者が勝手にやったことであり、詳細を把握しないと判断できないが、事実だとしたら厳しい処分を課すべきだ。なお後番組の「Yes!プリキュア5」はそのようなことのない優良番組なので安心して視聴して欲しい」とコメントしている。
<玩具業界に詳しいナージャ・アップルフィールドさん>
「子供に夢を与えると言えば何でも許されると思ったら間違いだ。玩具が売れればそれでいいという悪しき風潮が広まっていると感じる。これを機会に、売り上げに拘らない番組作りがされていくことを強く望む」
そんなわけで、ちょっと時期が遅い気もしますが、捏造番組の話。
まぁ嘘を事実として放送する姿勢は問題だとは思いますが、どっちかというと、馬鹿正直にテレビを信じてる人がいることの方が理解に苦しむ、というのが私の感想です。
てか、テレビでやってる内容(ニュースだろうと情報番組だろうとスポーツだろうと)をそのまま信じるって、「雪城さんは実在する」「ベルンを鳴らせば変身できる」と信じるのと、全くの同レベルだと思います。(ネタ抜きのマジで)
なにせ消費量の少ない子供向けアニメですら、アレだけ頑張って販促に励んでるんです。
これが大人向けで、クリーンになるわけがない。
視聴率至上主義というと悪のようですが、番組はあくまで商品なのだから、真実を伝えるとかそんなことはどうでもよし。売れるのが正義です。信じるほうが病気。
オリンピックや甲子園も「よくできたCGだ」くらいの感覚で受け取ってる私からすると、騒ぐ方も騒がれる方も「なんだかな」な気分です。
こういったら何ですが、テレビ番組なんて全部嘘だと思った方がよほどまとも。
最低限、スポンサーと放送局の思想と出演者の思惑くらいは含んで考えないと…。
ちなみに、捏造とはいかないまでも番組の裏話的ネタ。
・火曜サスペンス劇場、名探偵コナン:
殺人事件が多発する番組ですが、スポンサーに悪印象を与える死因は採用されず。
例:薬品メーカーがスポンサーのときは、薬殺はない
・そのとき歴史は動いた:
NHKの歴史番組。ジャンヌ・ダルクの回を見ましたが、演出優先で事実と反する特集になってた。
「解釈の違いではそうともなる」といった類のものではなく、時系列無視のような決定的な類のもの。
・箱根駅伝:
1日目の放送では、参加者の飲んでるペットボトルのラベルが丁寧に剥がしてあった。2日目の放送では、剥がしてなかった。
なぜなら1日目はスポンサーにJTがいたから。(詳細は未確認なので私の勘違いかもしれませんが)
多少意識してみれば「ああ、だからそういう構成になってるのか」とピンとくる場面はごろごろ見つかるし、
多少知識があれば「明らかにそれ間違ってるよな」みたいな点だらけ。
(このブログを読んでくださってる方なら、例えばテレビのオタクやコミケ特集に違和感を覚えた経験のある人もいるんじゃないでしょうか。
結局のところ、その手の「違和感」や「番組サイドの勘違い」はそういった方面の番組だけに限らない)
といったわけで、テレビを見るときは大人の薄汚れた策略に乗らないように気をつけましょう。
「気が付いたらハッピーベルンを5個も10個も買わされてた」なんてことになりかねません。
…まぁ逆に、徹底的にそういう側面を強調した番組とかがあっても良さそうなものだとも思いますけど。
「CM枠一切なし、その代わり劇中で必ずスポンサーの宣伝をするドラマ」とか。
(毎回、無理やりドライブするシーンがあるとか、毎食ひたすらコンビニとか。
DVD化されても宣伝できるし、CMスキップ対策にもなるしで、スポンサーとしてもメリット高いと思うのだけど)
「芸人のコントのネタが、スポンサー縛り」とか。
(スポンサーをボロクソにコキおろすネタとか見てみたい。それでいて最後にうまくヨイショでオトしたら拍手喝さいしてあげる)
特にお笑いネタは、それくらいアナーキーなところを目指したほうが絶対面白いと思うのだけど…。(というか、それくらいやらないと単なる予定調和の馴れ合いにしか見えない)
「マイメロ」がウケたのも、まさにそういうスポンサーいじりですしね。
子供番組の方があからさまにそういうのをやっていて、大人番組の方が隠す、というのも何だか奇妙です。
何はともあれ、テレビを見るときには警戒心は忘れないようにしましょう。
二次元と三次元をごっちゃにしない!
美翔さんたちは真実を提供してるのではなく、娯楽を提供してるんです。