穴にハマったアリスたち

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舞台挨拶:映画「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」

2010年10月31日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
いろんな方のご厚意に甘えつつ、舞台挨拶を見てきました。
まずは何よりお礼を申しあげたい。
ありがとうございました。

■映画「ハートキャッチプリキュア!」舞台挨拶

 日時:2010年10月30日(土) 開演13時20分
 場所:新宿 バルト9
 出演:池田彩、工藤真由、前田健、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライト

(本記事は私の記憶・思い込みによるものであり、実際の演者の言動・意図とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

本日公開の「ハートキャッチ」さん映画を記念しての舞台挨拶。
出演者はご覧の通りOPED担当者とプリキュアの皆さま。
舞台挨拶なるものを見に行ったのは初めてだったのですが、とても楽しめました。

せっかく歌手が二人いるのだから、もちろんお歌も唄われる。
曲はそれぞれ劇場仕様のOPED。
ショートバージョンでしたが、しっかりお二人とも制服コスプレなされてました。
もはや戦闘服だ、あれは。
(ちなみに、くどまゆさんの記事

ED振り付け担当の前田健さんによるダンスレッスンも行われました。
映画館の前方に、お子様たちが大挙して集まる。
例によってキャラリートで武装した子たちも多かったです。見た感じ、月光さんや海キュアさんが多かったように思う。

前田さんのダンスは、素直に言って格好良かったです。
本来は女の子向けのダンスなのに、びしっと踊られるとやっぱり決まってる。
プロは違う。ほんの短い時間だったのに、実力のほどを見せつけられた。

最後に報道用の写真撮影。

司会のお姉さん:
 「それでは池田さん、工藤さん、前田さんとプリキュアはスタッフの指示に従って撮影の準備をしてください」

当たり前に「プリキュア」さんに指示が飛んでいる。
もう普通に出演者扱いですよ。
何度も書いてますが、あまりに普通に扱われてて微笑ましい。ほら月光さん、ぼんやりしてないで笑顔で手を振って!

報道用のビデオ撮影では、ひたすら笑顔で手を振り続ける出演者の皆さまに、プロのお仕事を見ました。
何もないのに結構な時間、にこやかに手を振る動きを強制されてた。
大変だ、お仕事するのは。

時間そのものは短く、以上でイベントは終了。
皆さま拍手とともに退場…されたのですが。
一番最後を歩いていた月光さん、何を思ったか出口で立ち止まると、振り向いた。

そして軽やかに手を上げると、客席を通って違う出口から帰って行かれた。
あれは、何だ。
反射的に飛び出して追いかけた女児様に見送られ、悠々と退場。

月光さんのアドリブなんでしょうか。
やってくれます、月光さん。
そういえば他の演目中でも、月光さんに限らず花咲さんたち、個々に細々蠢いていました。
こういう細かい所で、プリキュアさんの個性が光る。
繰り返しになりますが、あまりに普通に一出演者として振る舞ってるプリキュアさんに軽い感動を覚えました。

その後、映画の放映開始。そちらの感想はこちら
映画公開、おめでとうございます。
そして素晴らしい一時を、ありがとう。私も変わろうと強く思った、とても良い映画だった。
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感想:映画「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」

2010年10月30日 | プリキュア映画シリーズ
今回は新宿バルト9さんで観てきました。
先日「プリキュアオールナイト」で大変お世話になったのと同じ所です。
そしてその「オールナイト」の最中に気がついたこと。

「プリキュア映画は、その年のシリーズテーマの圧縮版になっている」。

プリキュアさんの凄い所は多々ありますが、テーマを貫いているところもその一つだと思う。
そんなことを強く思った映画でした。
売上とメッセージ性、その両方を高い次元で実現してるプリキュアさんは、本当に凄い。

■映画「ハートキャッチプリキュア!花の都でファッションショー…ですか!?」

【in花の都】

初の海外ロケが敢行され、今回の舞台は花の都・パリ。
来海さんを始め一行は生き生きと動きまわっておられます。
ですが花咲さんは「花の都なのに、ちっともお花がない」とぶんむくれ。

「花の都」とは「花がある」の花であってフラワーではなかったと思うのですが、花咲さんの難癖は止まりません。
お花がないです。理屈は分かりました。でもお花がないんです。どこですかお花は?ないんですか?もういいです。探しますから。
こうして単独行動を取った彼女は、屋根から降ってきた謎の少年と遭遇。

すぐに立ち去ろうとする少年さんを見て、花咲さんの悪女スキル発動。
いきずりの少年を押し倒すと、事情を話せと詰め寄ってみた。
少年は断固拒否。でも花咲さん食い下がる。ぶらんぶらんと食い下がる。

そうこうする内、今度はサラマンダーなる男爵がやってきた。
そのまま唐突に少年にデザトリアン療法を執行。
強制的に少年の心が駄々漏れ状態に。

事情は分からないけれど、何かが困っていることは分かる。
だから花咲さんもすぐに応戦。開け、マイハート。今こそチェンジの時!
さあ貴方のお悩み何ですか?

少年デザトリアン:
 「世界を破壊したくないんだ…!」

スケールが、でかいです。
花咲さんも踏鞴を踏む。
キャッチボールしたいとかステージで唄えないとか、それくらいにして置いてください。

何の準備もなくこんな悩みを聞かされても、何をどうしようもない。
花咲さんの一撃はあっさり堪えられ、反撃の一打で吹き飛ばされる羽目に。
嗚呼、パリの空にプリキュアさんが舞う。

その光景を来海さんおよび生徒会長さんはキャッチ。
あのふっ飛ばされてるプリキュアは、うちのブロ子じゃないかしら?
慌てて駆けつけてみれば案の定。即座に応戦に出て、即座に殴り倒してみた。

【変わりたい人】

デザトリアン療法を施された少年は夢を見る。
数年前、はるか昔に幽閉された男爵と出会った時のことを。
少年は大天使さんにお祈りをしていました。
そこに声が聞こえた。
導かれるままに扉を開き、行った先には古ぼけたお兄さんが。

少年は尋ねます。あなたが大天使様なのかと。
お兄さんは答えた。残念ながら違う。でももっと強くて格好いいものだと。
そこで少年はお願いしました。僕には親が無いから欲しいと。
お兄さんはちょっと困りつつ言ってみた。そんなものは自分も持っていない。
だからお兄さんは言った。では少年。二人で一緒に探しに行こうかと。

それから始まる数年間。
狼男の力を移植され、男爵と共に旅した数年間。まるで本当の親子のように。
そして封じられた力を回収した男爵は、世界に対して復讐を始めようとして…。

…夢から覚めた少年は、だけど事の経緯を話すことは拒否。
そりゃそうです。
唐突にコスプレ変身して殴って来るお姉さんなんて信じられるか。

【変わった人】

花咲さんらはファッションショーのためにパリに滞在中。
準備だって自分でこなします。
もはや「普通にパリで生活している」感が熱い。

ショーの準備をしながら、来海さんは少年に語る。
自分が母や姉にコンプレックスを持っていたこと。今でもそれは変わらないが、それはそれとして自分の長所を認めていること。
そして彼女の持論たる「外見を変えれば中身も変わる」。

同じく生徒会長さんも語る。
過去の思い込んでいた自分、「可愛いものが好き」と認めた自分。
そしてだからといって過去を全否定するのではなく、過去の頑張りを認めた上で、確立している今のことを。

更に月影先輩も語る。
語ると言うか脅されてるような気がしてならなかったですが、とにかく語る。
親に言いたいことがあるのなら、今のう…

だけどそこにやってくるサラマンダー男爵。

【変えられない人】

現場にいたの月影先輩一人。
少年を庇って前に立ち、男爵と対峙します。
その様子に、男爵は言う。

男爵:
 「プリキュアでもないお嬢さんでは、勇敢と無謀を間違えていないかな?」
先輩:
 「それはどうかしら…?」

煌めくこころの種。
今や女子学生を見たらプリキュアと思えの時代。
サラマンダー男爵の幽閉されていた間に、こんなろくでもない時代になった。

呆れ果てた男爵は、月光さんに己の過去を語ります。
彼は砂漠の使徒。でも良く分からん理由でデューンさんの不興を買い追いだされたそうです。
流れ着いたフランスの地で待っていたのは、こころの大樹流初代プリキュアであるキュアアンジェ。不憫だ。

初代プリキュアさんは血も涙もない方だったようで、男爵はそれはそれは酷い目に遭いました。
具体的には、400年ほど封印された。生きながらにして。
そして目の前で彼の力の結晶を砕かれ、世界中にばらまかれた。男爵曰く「ひどい嫌がらせだ」。返す言葉もない。本当に申し訳ない。

【変えたい人】

そこで男爵は決めました。
こんな世界、壊してやる。
世界が自分を認めないなら、全部全部壊してやる。

状況を理解した月光さんは、当然ぶん殴りに出て見る。
だけどそれを見ていた少年は、改めて決心した。
父さんは、僕が止める。

そこで月光さんを殴り倒すと(ひいっ)、自ら男爵と共に根城のモンサンミッシェルへ。
そして語りかける。
たとえ世界が父さんを拒絶しても、僕の世界には父さんがいる。
この世界には、大切な人たちがいる。
だから世界を破壊するなんて止めよう。

【変わる人】

しかしながら時すでに遅く。
少年の体は狼男反応の極限に達し、男爵の体は長年の封印で崩壊を始め。
変えられないまま変わっていく。

そこにやってくるプリキュアさん。
どうにか狼男は食い止めたけど、男爵は謎のドラゴン化。
それを見てもうダメだと膝をつく少年に、プリキュアさんは言う。

プリキュアさん:
 「男爵の心を照らすのはあなただ」
 「あなたが諦めない限り、私達も諦めない」

本シリーズのテーマは「変わる」。
その中の一つは「外見が変わっても、中身が変わらないと変わったことにならない」。
同じテーマのお話自体はよくあるものの、これをプリキュアさんで採用したのは深い。
なにせその意味は、「プリキュアに変身しただけでは何も解決しない」と続くのだから。
史上最弱プリキュアの名は伊達じゃない。プリキュアさんは、問題の本質に介入できない。

今回の映画の熱い所は、個人的には「花咲さんは狼男の事情を全く理解していない」点。
感想を書きながら思ったのですけど、回想シーンの部分が非常に多い。
どこからどこまで、花咲さんも情報として持ってるのか、書きながら悩みまくり。

結局、本人の問題は本人しか解決できない。
プリキュアさんが来て殴ったからって、ご家庭の問題は解決しないのです。
だけどほんのちょっぴりの手助けならできるし、そのほんのちょっぴりの手助けが欲しい。

「変わるということは、過去の自分を全否定することなのか」。
テレビ本編でも扱われたテーマが、男爵と少年にも当てはまる。
アンジェ姉に封じられた日々は、彼が間違っていたのか。
砂漠の王に追放されたのは、彼が間違っていたからなのか。
だから自分が全面的に悪かったと否定して、変わるべきなのか。

少年との旅は世界への復讐のためだったかもしれないけど、でも間違っていたことばかりではないはず。
花咲さんらと少年の言葉が、暴走するサラマンダー男爵に投げかけられる。
これが夢原さんだったら、即座にボコ殴りだったような気がしてなりません。
自分が暴れた時に、どのプリキュアがやってきてくれるかは死活問題だな…。
皆さま強固なポリシーを持っておられるから、噛み合わない娘さんがやってくると悲惨なことに。

更にもう一つ大事なこと。
「たとえ変わってしまっても、良いことは変わったりしないでそのままだ」。
本編中で誰かダーク化(変わってはいけない変わり方)するんじゃないかと微かに思ってたのですけど、その役目はサラマンダー男爵が担ってた。

【変える人】

少年は諦めない。父さんに向かい合う。
だからプリキュアさんも諦めない。発動するシルエットフォーム。
影絵と言うあたり、プリキュアさんが裏方であることを示しているようです。

そしてテレビに先駆けて打ち放たれた「何か」。
劇場内がざわりと騒然。殴っ…た…。
言っていることとやっていることが何か違わないか、花咲さん。

一連の光景は、映像中継されて全世界へ。
事情は分からないけれど、何かが困っていることは分かる。
だから世界の人々も、ほんのちょっぴり手助けしてみた。

かくして男爵の暴走は食い止められ、彼は元の男爵姿に。

サラマンダー男爵:
 「忌々しい」
 「プリキュア…。次は必ず勝ってやる」

呟く彼の横で、少年は笑う。
また、ふたりで旅に出よう。
辛いことはこれからも沢山あるだろうけど、いつか花に変えられる。

少年:
 「ありがとう。プリキュア」

パリにお花が咲き乱れ、一つ何かが変わったところで、幕。


(左画像)
「映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?」オープニング&エンディング主題歌シングル

(右画像)
「映画ハートキャッチプリキュア! 花の都でファッションショー・・・ですか!?」オリジナル・サウンドトラック


【今年の映画】

全編に流れる独特の空気が、非常に印象的でした。
多分、「芝居がかった演出」が続くことと、「詳しい説明がされていない」ことによるんだろうと思う。
そもそも何で花咲さん達がパリにいるのかも、最低限の情報しか出ていない。
花咲さんがお世話になってるアパートに、名前も不明の婦人がいらっしゃいましたが、あの人一体誰ですか。
順当に言えばアパートの持ち主なんでしょうけれど。

そのため、「通りすがりのプリキュア」感が非常に強く打ち出てる。
テレビ本編でも真の主役はデザトリアン療法を受けるゲストキャラであって、プリキュアさんはそのアシスト役でしかない。
今回の極めつけは、少年・オリヴィエの事情を、花咲さんは理解していない。
あなたが困っているから、手助けをする。
それ以上には踏み込めないし、踏み込まない。スケールが大きくなっただけで、本編でやっていたことをきっちり貫いてる。

花咲さんたちが、既に「変わっている」のも影響してるんだろうな。
交互にオリヴィエ少年に語りかけるシーンは、ちょっと今までのプリキュアさんになかった。
(強いて言えば、ミルミルさんに夢原さんのことを語るプリキュア5の面々…と似てるかも)

【史上最弱のプリキュア】

花咲さん、炸裂。
何が炸裂したって、必殺技以外の攻撃を繰り出さなかった。
戦ってた相手がオリヴィエくんだったため、一度も攻撃してなかったと思う。

なお事情を知らない来海さんらが、容赦なくオリヴィエデザトリアンをぶん殴っていたのが愉快でした。
花咲さんも、なぜ止めない。
そういうところが悪女なんだ。

【今年の敵】

イメージとしてサーロインさんを思い描いていたのですが、今年の敵さんは今までと毛色がかなり違う。
度々プリキュアさんを見逃す場面が登場し、オリヴィエ少年にも優しい。
何か妙に泣けた。
(でも案外、語られてないだけでサーロインさんも似たような境遇だったのかもしれない。
彼の主張は、ダークフォールのそれとかなり違う。美翔さんに、もっとリスニング能力があれば引き出せたかもしれないのに…!)

元々男爵がなぜアンジェ姉に封印されたかは、詳しく語られてません。
復活して、その時にやろうとしていた「何か」をやろうとしてるわけでもない。
男爵の言葉によれば「こんな星、簡単に破壊できると思った」とのことなので、何らかの破壊意識はあったのでしょうけれど。

話を額面通りに受け取るなら、こころの大樹流プリキュアさんは、砂漠の使途と戦うことが目的なのに、最初の発動相手は除名されたサラマンダー男爵。
物語によっては、これがストーリーの肝になりそうなトリックだと思います。
でもまぁプリキュアさんなので、勘違いで殴りだしても何ら不思議はない。

【今年の敵2】

少年は言った。
「憎しみもまた、心じゃないか」。
だから砂漠の使途といったところで、人と何も変わりはしない。

プリキュア映画は本編の圧縮版であることも踏まえ、テレビの方の決着の様子が見えたようです。

【パリの人々】

何と言ってもパリが熱かった。

観光案内的なシーンもあるかと思いきや、もはや当たり前にそこにあるものとして扱ってるのがまた良い。
パリには3度ほど行きましたが、馴染みのあの場所を、プリキュアさんが疾駆するだけで心躍る物がありました。
こういうことをやって映えるのは、やっぱりパリを置いて他にないと思う。

突然巻き起こったデザトリアン騒ぎにも、さほど動じないパリ市民は流石です。
城塞都市の住人を舐めるな。
明日のパンのためには王族でも殴り、国が陥落してもレジスタンスを続け、赤い巨大円盤の砲撃戦や数々の怪人や怪獣の襲来も経験済み。
今更そこらの娘さんが変身したところで驚かないんですよ。パリにはそんな雰囲気がある。
普段はぬいぐるみの振りしてる妖精たちも、普通に空飛んでるあたりに「この街は何かがおかしい」具合がよく出てた。

そのパリの人たちが、さりげなくプリキュアさんと絡んでるのも印象的だった。
花咲さんのいるアパートの謎のご婦人。街で泣いてた花咲さんにハンカチをくれた誰かさん。来海さんにカメラを向けられても、にこやかに対応する通行人。
プリキュアさんが事情を知らぬまま助けてくれたように、一般民間人だってそうなんだ。

ライトを振る演出も相変わらず良いですね。
今回は多少唐突にも見えますが、「事情を知らぬ人が手助けする」「本質的な解決にはならないが、とても嬉しい」というテーマにも見事に合致。
花咲さんらが何故パリにいるのかを説明していないことが、ここに効いてくる。
詳しい事情なんて知らない。直接的に助けることもできない。でも何かの力にはなれる。
昨年の「おもちゃの国」もそうでしたが、単に「パワーアップさせる」だけでない演出も入れられてるのが凄い。

【世界同時中継】

モンサンミッシェルでの惨事を、日本にいる花咲祖母さんがネットで見てるのが面白かった。今はそういう時代。
実際、フランスに嫁いだ孫娘と連絡を取るために、家にSkypeを配備した祖母さんを身近に知っている。
接続される日本の片田舎とフランスの片田舎。

【400年の歴史】

男爵:
 「今度のプリキュアは随分とお節介だな!」

この発言から察するに、初代のアンジェ姉は問答無用で殴ってくるタイプだったようです。
プリキュア城の謎の殴り合い試練も、おそらくアンジェ姉が決めたんだろうな…。
鉄拳制裁タイプが初代だと、後輩も苦労する。

400年たってみれば、そこら中にプリキュア娘が溢れる時代に。
ここまでプリキュアだらけだと、多分オリヴィエくんは「もも姉もプリキュアなんじゃ?」という疑惑を抱えたような気がする。
あのカリスマモデル様は、本人の知らぬ間にガンガンとハードルを上げられてく。

【オープニング】

クレジットが街の光景に埋め込まれてたのを見て無闇に感動。
すごい!パリの街に、プリキュアさんが!
いかにも「パリでロケしました」感がバリバリに伝わってくる。

蛇足ですが、現実のパリにも漢字があふれてます。
大抵は微妙に間違ってるのですけれど。
あのOP光景は、意外と普通にありえる。

【エンディングと3D】

今回はお馴染みのダンスEDはなし。
代わりに劇中のあちこちで3Dが使われてた。
もうお祭りではなく、当たり前に使われるように…。デジタルセンター様に喝采。

【来春の映画】

祝・「オールスターズDX3」公開決定。

やるだろうと思ってはいたものの、無事に決定してとても嬉しいです。
「ついに最後の!?」とのキャッチフレーズが冠せられましたが、確かにそろそろ限界なのかもしれない。
商業的にもお話的にも問題はないとしても、物理的に人数が増えすぎた。

美翔さんの大躍進もこれで最後になるかもしれません。
心して見に行こう。
公開は2011年の3月19日。

【舞台挨拶】

今回初めて舞台挨拶なるものを見に行きました。
感想はまた別記事に書いてみようと思います。(追記:書きました。
くどまゆさんが、頑張っておられた!
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ハートキャッチさんの裏側で:美翔さんだってお仕事がある

2010年10月28日 | プリキュア雑談・総合
世間様一般では映画公開等々で盛り上がる中。
みんな大好き美翔さんのお色直しが発表されました。
参考:グッとくるフィギュアコレクション36 キュアウィンディが予約開始(「Girlls Fiction Fan Blog(GFFB)-少女創作ファンブログ-」さんより)

個人的には鳥派なのですが、風キュアさんの微風ぶりにときめくのも本音です。
今では桃園さんの天使モード、そしてまもなく登場予定の花咲さんの影モード等々、フォームチェンジも増えましたが、元祖は花鳥風月。
誇らしげに行きたいところです。二段変身させてもらえなかったとか、「スーパー化は?しないの?」と蔑まれた過去は忘れ去って。

[東映アニメ様の販売ページから引用]
 キュアイーグレットで向上した可動範囲を受け継ぎ、さらに細かくマイナーチェンジを施したキュアウィンディが登場です
[引用終]

「マイナーチェンジ」。
別に悪い意味がないことなど重々承知です。
でも何と言いますか…。
例えばシャイニングドリームverが発売されたときに、「マイナーチェンジ」と呼ばれるんでしょうか。
これが二段変身とフォームチェンジの格差。
だから美翔さんは可愛くて仕方がない。

…仕方がないのですが、果たして購入したものかどうか。
うっかり月キュアさんを買いそびれてしまったのが痛い。
風キュアさんのときに悩むと分かってたのに、決断を先延ばしにしたばっかりに。どうしてくれよう。
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工藤真由さん 1stミニアルバム「My way」 & 単独ライブ決定

2010年10月27日 | プリキュア雑談・総合
■工藤真由 1stミニアルバム「My way」



My way【初回限定盤】

[CD]
01. My sweet days
02. 人生☆レボリューション
03. For My Friend
04. Alright!ハートキャッチプリキュア!feat.ELISA
05. KUDOMAYU プリキュアメドレー

[DVD]
01. My sweet days
02. ハートキャッチ☆パラダイス!<TVサイズ> (本人制服着用ダンスパフォーマンス)
03. Tomorrow Song ~あしたのうた~<TVサイズ> (本人制服着用ダンスパフォーマンス)

本日無事に購入することが出来ました。くどまゆさん万歳。

前半3曲はオリジナル。
プロモーションでも使われてる「My sweet days」が特に好き。
くどまゆさんそのもののようなお唄だ…。

後半2曲はお馴染み「プリキュア」ソングの別アレンジとメドレー。
メドレーは前回「DX2」EDで大横断をされてるので、それほど意識してなかったのですが、純粋にくどまゆ曲オンリーで聞くとまた別の感慨が。
ご本人コメントで「プリキュアは私の人生」「プリキュアと共に歩んできた」とある通り、アニメソングの枠を越えて、くどまゆソングとして成立してる気がする。

特典のダンス映像は案の定、全力です。
何故にEDを「再現」しようとする。
ただ踊るだけに飽き足らず、チャレンジ精神を炸裂させすぎ。

更に初の単独ライブの開催も決定。

[ご本人ブログより引用]
 ■2011年1月9日(日)
 LIVE GATE TOKYO@EBISU(東京都渋谷区東3-14-19 オークヒルズB1F)

 ★1回目公演 (FC会員限定ライブ)
 『第2回まゆラボ祭 歌います!踊ります!みんなで大合唱!! It's SHOW TIME♪』
 ○14:00オープン 14:30スタート
 ○3000円(税込、1ドリンク別)  小学生以下:2500円(税込、1ドリンク別)


 ※チケット発売情報はFC会員さまにのみお知らせたします。
 ※会員さま申し込み締め切り11月30日(火)。
 ※FC入会希望の方は★http://m.rainbow-e.co.jp/mayu_labo/

(中略)

 ★2回目公演
 工藤真由ワンマンライブ『Going MAYU Way 2011冬』
 ○18:00オープン 18:30スタート
 ○3000円一律(税込、1ドリンク別、整理番号付き、オールスタンディング)
 ○11月7日(日)~より 会場(12時~発売開始)、イープラスで取り扱い
 イープラスPC購入ページ
 ★http://eplus.jp/sys/T1U14P0010843P0100P002048874P0050001P006001P0030001
 イープラス携帯購入ページ
 ★http://eplus.jp/m/msys/T1U55P0010844P0100P002048874P0050001P006001P0030001?

 ※当日は整理番号順での入場になります。
 ※当日は会場購入のチケットをお持ちのお客様からの入場になります。
[引用終]

多少意外ですが、ミニステージ以外での単独ライブは初。
共演することの多いキュアブロッサムさんやキュアドリームさんとも離れ、一人で大勝負。
しっかりファンクラブへのお誘いを忘れない所も格好いい。

何というか、いよいよ冬戦線が始まったかと妙にテンションが上がります。
これからしばらくお祭り騒ぎ。
くまどゆさん、頑張れ。


【蛇足】

なお本日は劇場版主題歌の発売日でもあります。
くどまゆさんのと併せて、「Alright!ハートキャッチプリキュア!」、1日で2つもアレンジが。
全力攻撃の形相を呈してる。

こっちのアレンジも楽しいです。
映画のクランクアップ後、打ち上げ会場で録音したとしか思えないはしゃぎぶり。
「ハートキャッチ」さんは本当に楽しそうにお仕事をなされる。
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Cri☆siS 書きおろし漫画つきCD発売 + 次回ライブ予定

2010年10月26日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
弊ブログは無法図に「ぴっち」を応援するブログです。忘れられがちですけれど。

そんなわけで先日買ってきました。



[公式ブログより引用]
 Cri☆siSのCD「MELODY」と「Little Grace」がメロンブックスさんより販売・通販開始致しました。「MELODY」には先着200名様にCri☆siSファンを公言なさっている漫画家・高遠るい先生の書き下ろし見開きマンガがついています。他、抽選でサイン色紙なども当たります。ご購入はコチラから。
[引用終]

今や昔、「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」という素敵な人魚アニメがありました。
その「ぴっち」の声優陣によって、なし崩しに結成されたバンド・Cri☆siSさんの自主制作CDが、とうとう店頭に並ぶことになりました。
購入特典は、以前から「ぴっち」および「Cri☆siS」ファンで有名な高遠るいさんによる書き下ろし漫画。
これは本当に豪華特典。
こじまめがこじまめです。Rumiさんが相変わらず強靭です。あの方はバンド云々以前に労働量がおかしい。

ちなみに高遠るいさんの公式サイト
トップにある「前身イベントVoice in the live応援絵」は、「ぴっちの最終回からCri☆siS成立までの間に何があったのか」のメモリアルです。
こういうお祭り騒ぎのその果てに、とうとうここまでやってきた。

そして次のライブの予定も告知されました。

■Cri☆siS Winter Live 2010 ~メリークライシス!~
 日時:2010年12月18日(土) 開場17時30分/開演18時30分
 出演:Cri☆siS
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ

[公式ブログより引用]
 チケット:3000円+ワンドリンク別
 チケット発売日11/3(水・祝)
 チケット購入方法:スターパインズカフェ店頭16時より&HP予約(予約専用ページは後日ご案内します)
 尚、M3(10/31)にて50枚限定チケット先行販売があります。どうぞお立ち寄り下さい。
 入場順は
 ①10.31 M3会場販売
 ②11.3 SPC店頭販売
 ③SPCHP予約
 と、なります。③予約は事前に店頭で引き換えをした場合②での入場となりますので、直接購入をお勧めします。
[引用終]

ライブ名「メリークライシス」はいかがなものか。
当初バンド名を付けた時、「クライシス」の意味を分かってなかった面子もいたそうで。
勢い任せで叫べばいいってもんじゃない。

チケット先行発売は10月31日開催のイベント「M3-2010秋」
まずいです。その日は大泉まつりの日だ。
時間的には、大泉まつり参加(9時開始)→M3参加(11時半開始)→大泉まつり再参加(17時まで)は無理じゃない。
なまじ無理じゃないところが残酷です。
頑張って二股かけよう。
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工藤真由お姉さんを崇めまくる

2010年10月25日 | プリキュア雑談・総合
「プリキュアの歌のお姉さん」こと工藤真由さんの、鬼のようなスケジュールに畏れをなしつつ。

■TIMM「アニメソングライブ」
 日時:2010年10月28日(木)17:00
 場所:品川ステラホール

■映画「ハートキャッチプリキュア!」公開記念イベント
 日時:2010年10月30日(土)13:20
 会場:新宿バルト9
 出演:(予定)前田健、池田彩、工藤真由、キュアブロッサム、キュアマリン、キュアサンシャイン、キュアムーンライト

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(ミニライブ)
 日時:2010年11月02日(火)18:00
 場所:アニメイト横浜

■2010年度日大フェスティバル ハートキャッチプリキュア!ショー
 日時:2010年11月03日(祝)
 場所:日本体育大学 横浜健志台キャンパス

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(握手会)
 日時:2010年11月04日(木)18:00
 場所:アニメイト日本橋

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(握手会)
 日時:2010年11月05日(金)18:00
 場所:アニメイト天王寺

■工藤真由ミニライブ
 日時:2010年11月06日(土)13:00/15:00
 場所:アリオ橋本

■西部プラザ10周年祭 ミニライブ
 日時:2010年11月07日(日)13:00/15:00
 会場:イトーヨーカドー郡山店・西部プラザ間の平面駐車場

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(握手会)
 日時:2010年11月12日(金)18:00
 場所:アニメイト大宮

■ミニコンサート
 日時:2010年11月21日(日)13:00/14:30
 場所:大阪府立大型児童館ビッグバン

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(握手会)
 日時:2010年11月22日(月)18:00
 場所:アニメイト名古屋

■ミニアルバム発売記念 アニメイトツアー(ミニライブ)
 日時:2010年11月26日(金)18:00
 場所:九州ビジュアルアーツ

■クリスマスディナーショー「プリキュアオールスターズ!!ドリームステージ」
 日時:2010年12月19日(日)12:00/17:00
 場所:品川プリンスホテル

■ハートキャッチプリキュア!ミュージカルショー
 日時:2010年12月26日(日)11:30/14:30
 場所:仙台サンプラザホール

■ハートキャッチプリキュア!ミュージカルショー
 日時:2011年01月23日(日)11:00/14:00
 場所:福島県文化センター

■ハートキャッチプリキュア!ミュージカルショー
 日時:2011年02月06日(日)11:00/14:00
 場所:盛岡市民文化ホール

■ハートキャッチプリキュア!ミュージカルショー
 日時:2011年02月11日(祝)10:30/14:00
 場所:山口周南市文化会館


…。
……。
………。

とりあえず、書き損じがない自信は全くありません。
くどまゆさんの奮闘ぶりに、無闇に勇気が湧いてきます。
今がまさに正念場。

下衆の勘繰りではありますが、くどまゆさんが一プリキュア歌手から一歩先の何かを確立できるかは、割とここにかかってる。
公式ページもできた。携帯ファンクラブも設立した。
くどまゆさんを応援したい方はファンクラブに入ろう!入会数で生々しく苦労してる くどまゆさんを救おう!(公式ブログの右柱から飛べます)

そして初のミニアルバム「My way」も間もなく発売です。

[公式サイトから引用]
 【CD収録内容】
 01. My sweet days
 02. 人生☆レボリューション
 03. For My Friend
 04. Alright!ハートキャッチプリキュア!feat.ELISA
 05. KUDOMAYU プリキュアメドレー
 【DVD収録内容】
 01. My sweet days
 02. ハートキャッチ☆パラダイス!<TVサイズ>
    (本人制服着用ダンスパフォーマンス)
 03. Tomorrow Song ~あしたのうた~<TVサイズ>
    (本人制服着用ダンスパフォーマンス)
[引用終]

正直なところ、2曲目の「人生☆レボリューション」には何かむずむずしたものを感じます。
実に際どいタイトルだ。
真っ向勝負ですか。確かに、現在同じようなダンス戦略をやっておられるわけですが、強気がきらりと光る。

特典DVDも、堂々と「本人制服着用」とか奇妙なフレーズが踊ってます。
何の制服かは書くまでもないとばかり。
「コスプレして本人が踊る」ことに訴求力を見出しておられる。

そしてそういった茶々入れをするのも恥ずかしくなるほどの、怒涛のイベントラッシュ。
平日のアニメイト戦線は正直辛いのですが、挑んでみるかどうするか。
11月3日の日体大イベントが一番参加はしやすそう。
一連のミュージカルは、東北旅行を兼ねて行ってみるのもいいかもとか思い中。
どこまで付いていけるんだろう…。


【蛇足】

映画の舞台挨拶。
相変わらず「出演者:キュアブロッサム」とか書いてあるところがプリキュアさんらしいです。
もはや当たり前に社員として扱われてる。
コメント (6)
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ハートキャッチプリキュア! 第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」

2010年10月24日 | ハートキャッチプリキュア!感想
【来週の映画】



10月30日公開!
花咲さんも全力宣伝タイムに突入しました。しっかり玩具の宣伝をしてるところも上手い。
惜しげもなく展開される未公開映像の数々に震えが止まりません。

個人的にフランスは大好きなので(この数年でかれこれ3回行った)、舞台の様子を見るだけで楽しい。
フランスでも映画公開されると言う話を聞きましたが、本当なら現地に行こうかしら。
JALさんのプリキュアロケ地ツアーを使って。

■ハートキャッチプリキュア! 第37話「強くなります!試練はプリキュア対プリキュア!!」

月光さんも仲間に加わり、一同は気勢を上げていました。
これは勝ったでしょもう。
花咲さんもチェンジしたし、生徒会長も可愛いもの好きを自白したし、月光さんのこころの種も復活したし。

…月光さんだけ「単に復活した」であって、何かが変わったわけではないことはそっとしておこう。

勝利宣言をする中、空から絶望が降ってきました。
敵の名はデザートデビル。
奴が攻撃すると、お花が完全に枯れてしまう。それ以外に影響なしなのは優しいのか怖いのか。



花咲さん:
 「お花が…!」

花咲さん、呆然。
お花が、枯れた。問答無用で。
ピンポイントでお花だけを枯死させるとは、花咲さん挑発マシーンとしか思えません。

案の定、「カレハーンだけは絶滅させる」を信条に掲げている花咲さん、即座にブチキレ。
速攻でアタック!
でも即座に叩きのめされました。つ、強いです。

花咲さん:
 「ムーンライト、あの相手にどう戦えば!」

即座に月光頼り。
月光さんも内心で嘆息ですよ。
はぁ。あの程度の敵に…。
まず脛を砕いて体勢を崩して、武器を壊して呻いたところを延髄を蹴ればいいだけなのに。
でもダメ。一人で全部やっては。まずこの娘らを成長させないと。

月光さん:
 「…ここは4人一緒に、フォルテウェーブよ」

月光さんも大人になったものだ。
こうして新しい敵は粉砕されました。
だけど敵の力がやたらに強くなってることは事実。

そんなわけでプリキュア城で特訓することになりました。
パワーアップのためには、また試練を受けないといけないようです。
以前、ハートキャッチミラージュを手に入れた時のように。
あのミラージュ、苦労して手に入れた割には何の役に立ってるのか不明ですけれど。
月光さんのこころの花が完全に枯れてるのが分かったことと、こころの大樹までの転送装置としてしか機能してない。



試練の内容は己の影と戦うこと。
最後は一人。
どんなに仲間といったところで、最後の最後は、人は一人。

「変わる」というのは過去の自分を否定すること。
今までの自分に何の問題もないのなら、そもそも「変わる」必要がないのだから。
「自分は間違っていた」と認め、過去の自分を殺す。それが「変わる」ということ。

かつて同方向のテーマを掲げた夢原さんらも同じ結論に至りました。特にレモネ。
最終的に人は一人だし(オーディションでは一人だ)、「夢を叶える」ことは過去の自分を殺すこと。
だから「プリキュア5」さんの映画「鏡の国」は、異様な空気のバトルになった。

最終的に「だからといって人は孤独というわけではなく、その瞬間に一人で戦っていても仲間の絆が力になる」といった結論に落ち着きました。
でももう一つの方。
「過去の自分を殺すことである」は、微妙にそのままだった。
(※だからといってレモネらの回答が間違っているわけではない。
夢を叶えるにはそれくらいの覚悟は必要だ。ただ哀しい側面もあるというだけで)

その上で、対峙する花咲さんVS影花さん。



…なんですかね。

とりあえず花咲さんの背中をぐいっと押して、部屋の隅に追いやって。
影花さんの手をとって城から出して、すぐに扉をばたんと閉じたい感じ。
ちぇんじです!

話が横にそれた。



影陽光さん:
 「頑張ってきた私は、もういらないの?」

果たして過去の自分は間違っていたのか。
別に怠けていたわけじゃない。
結果論として効果的ではなかったと言うだけで、過去の努力を全否定するべきなのか。
例えばサンシャインさんの強さは、以前に努力したからこそです。
嫌々やっていたわけでもない。それを「間違っていた」と否定すべきなのか。



海キュアさん:
 「マイナスのことを言う影のあたしも、あたしなんだもん」

負を否定しない。
羨ましいものは羨ましい。それで何が悪いのか。
大事なのはそこから生まれる行動であって、羨む気持ちそのものには問題ないはず。
まぁステータス「プリキュア」の方が、ステータス「カリスマモデル」よりも下に見られてることに納得はいきませんが。
もも姉の高評価ぶりは新手のいじめですか。

シリーズメインテーマ「変わる」に対し、それぞれ答えを出し、一行は試練をクリア。
こころの大樹流プリキュアさんはいい子です。
この試練に夢原さんたちを放りこんだら、血まみれの拳で出てくる所でした。
いえ正確には、夢原さんだけは影を引きつれて戦力アップ!物理的に!とか言い出すのでしょうけど。
プリキュアさんの歴史は血にまみれている。

喜ぶ一行ですが、ふと見れば。
花咲さんが、いない。
「変わる」と盛んに口にしていた花咲さん、大苦戦。



影花さん:
 「あなたはチェンジすることはできないのよ」

チェンジ。「変わる」とも「変える」とも読めるところが熱い。
あなたは変わることも、誰かを変えることもできない。
実際、彼女はただ流されてるだけに見える。
両親の研究職エピソードに見られるように、決定的なところを変える気はなさそうです。
4人のメンバーの中でただ一人、過去の「引っ込み思案」を肯定してもいない。

自称・引っ込み思案は果たして自分を変えることが出来るのか。
それとも「影花さんとチェンジすればいいよね!」の結論にいたるのか。
映画公開&大泉まつりに沸く来週の放送に期待。


(左画像)
S.H.フィギュアーツ キュアブロッサム

(右画像)
ハートキャッチプリキュア! ミュージカルショー~うたって おどって みんなのハートをキャッチだよ!! [DVD]

「ハートキャッチプリキュア!」挿入歌(いつき/キュアサンシャイン&ゆり/キュアムーンライトのテーマ)


「あなたはチェンジできない」は「あなたには替わりはない」とも読める。
花咲さんは「変える必要がないこともある」を抱えてる気がするので、そっちの方向の決着もアリかもしれない。
次回予告を聞く限りは、違いそうですけれど。

【今週の先輩】

影キュアさんとの対峙の際に流れていたのは「決意のテーマ」。通称・桃園さんのメインテーマ。
夢原さん派のように見える花咲さんですけど、桃園先輩の顔を立ててみた。
「良いも悪いもひっくるめて前に進む」は、桃園流ですね。「光と闇」に置き換えれば、美墨先輩らの系譜とも言える。

…というか、夢原さんが極端に異質なんだろうか?

【今週の先輩2】

花咲さん:
 「今日はみんなで楽しく過ごしたいなって思ったんです」
月光さん:
 「たまにはそういうのもいいか」(←興味無さそう)
花咲さん:
 「見てください、コスモスが花を咲かせました」
月光さん:
 「とっても綺麗ね!」(←反応)



花咲さんも月光さんの扱いに慣れてきました。
この人は、お花の話題を振れば心が溶ける。
あんなに怖い先輩だったのに、気がつけば手綱を花咲さんが…。

【今週の先輩3】

月光さん変身の際にもアピールされてた「私は間違っていたのか」要素が、今回更に強調されることに。
ところで月光さんのこころの種は、やっぱり欠けたままなのですね。
ダークさんやらシャドウさんやら、月光さんも大変だ。

【今秋の玩具】

自分の影と一つになるからシルエットフォーム。
だとすると、バトル漫画でよくある闇のエネルギーでパワーアップ的な奴でしょうか。
花咲さんが影モードになると思うと、大期待したいです。きっと恐ろしく冷たい目をしたりするんだ。

【今秋のごはん】

例によってマクドナルドさんのハッピーセットと提携しての映画大宣伝。
早速買ってきました。全6種類なので、とりあえず6セット。
ひとまず4種類集まりました。げふぅ。

【今週のくどまゆ】

CDも今週発売!だからCMも2連続!

10月最終週は異様に熱い。
ちなみにCDタイトルは「My way」ですが、ご本人ブログのアドレスは「mayu-way」。
さりげなく遊んでおられる。

収録内容は、下記だそうです。

(CD)
 1. My sweet days
 2. 人生☆レボリューション
 3. For my friends
 4. Alright!ハートキャッチプリキュア! feat.ELISA
 5. KUDOMAYU プリキュアメドレー

(特典DVD)
 1. My sweet days
 2. 「ハートキャッチ☆パラダイス!」コスプレダンス映像
 3. 「Tomorrow Song~あしたのうた~」コスプレダンス映像

全力すぎる。さすが、くどまゆ。お姉さんの本気が炸裂する。
コメント (4)
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ハートキャッチさんの裏側で その18

2010年10月22日 | プリキュアカレンダー・おしえてプリキュア
先日、プリキュアボイスさんでアクシデントが発生しました。
なぜかウエスターさんの声が全く聞こえなかった。
せっかく毎日受信してきたのに、聞けない日が出てしまったと泣くばかり。

※プリキュアボイス
 プリキュアカレンダーについてくる特典。
 日替わりでプリキュアさんの一言ボイスを受け取れます。
 現在は現役引退した桃園さんが、ひたすらどうでも良い一言を毎日配信中。(花咲さんもスタンバイ)

ですが本日。
プリキュアボイスさんに、お詫びとお知らせが掲載されました。
サーバー不具合だったそうです。どういう理屈かよく分かりませんが、とにかくそういうことらしい。
顔面蒼白の桃園さんが、マジ落ち込み顔で反省文を読み上げておられました。
可哀そうに。どんな酷い懲罰を受けたんだろう…。

不具合が発生したボイスも再配布されることになりました。
これで、あの日ウエスターさんが何を言ったのか聞くことが出来る。
早速受信してみました。

ウエスターさん:
 「10月14日」
 「山でヤッホーと言うと向こうで誰かが『やっほー』と言うんだ」
 「あれはいったい誰なんだ?」

どうやら「山の向こう側にいる何者か」による陰謀だったようです。
ウエスターさんは、触れてはいけない暗部に触れてしまった。
「おもちゃの国」との不祥事といい、日常における「幸せ」と「不幸」を扱った番組だけあって、フレッシュさんは裏世界と縁があります。
果たして山の向こうで「やっほー」と返してくる存在は、何者なのか。いかなる理由でボイスを隠蔽しようとしたのか。
我々の日常の薄皮一枚向こう側には、暗く暗いモノが潜んでいる。


【蛇足】

なお本日22日の配信の方はというと。

桃園さん:
 「10月22日!」
 「今日はカボチャのスープを作ってみたの」
 「甘くてオイシー♪」

はいはいピルンピルン。


…この1年のボイスでの報告を聞くと、桃園さんはかなり頻繁にお料理されてるご様子。
レパートリーも頑張ってます。健気な良い子だ。
でもピルンがいるばっかりに、料理能力の意義が消滅してるのが気の毒です。
コメント (2)
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さあ進もう 叫ぼう 一緒に

2010年10月21日 | プリキュア雑談・総合

 だって

 それが

 永遠

 不滅



 プ・リキュアよ、GOGO!!


と大騒ぎしたのもいつの日か。
電車で流れるプリキュアさん。
夢の近未来です。こんな日がいつか来たら良いと思いつつ、愚妄の延長でしかないように思ってた。

だけど先日、たまたま電車に乗ったら、たまたま花咲さんの映画CMが車内で流れてた。
これが初だったかどうかは定かではないですが、しみじみと時の流れを感じました。
もはやプリキュアさんが当たり前に電車で流れる時代だ。

「GOGO!」OPでは他に、新聞・パソコン・携帯で疾駆するプリキュアさんが描写されてます。
いずれも実現している。
この調子だと、テーマパークが実現する日も近いかもしれない。

真面目な話、直営の専門店はそろそろ出来てもおかしくないと思うんだ。
この一点に関しては、いまだに きらりさんに勝ててない。
T・ジョイ大泉さん等では映画公開時には特設売り場が作られてますし、おひろめカーニバルやおしゃれガーデン等々、臨時店舗はあるものの、常設はなかった気がする。
(まぁ美翔さん専門店(通称・限定商品の墓場)が、東映アニメ様の社内には存在していますけれど、あれは何か違う…)
軽く泡吹くほど豪華なオリジナルグッズも増えてきてるので、どこかに店舗を構えないかしら。
コメント (2)
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買ってみた:「はみどる!」第1巻

2010年10月20日 | 週刊少年漫画「マガジン」「サンデー」感想
特に何という訳ではないのですが、場つなぎ的に。



はみどる! 1 (少年チャンピオン・コミックス)

週刊漫画「チャンピオン」さんで連載中の漫画さん。
可愛い娘さんによるギャグ漫画です。
このジャンルはどの週刊誌にもある重要なポジション。

…ですが「チャンピオン」さんでは同路線として「みつどもえ」「侵略!イカ娘」も連載中。
一体、なぜ。無駄に激戦区と化している。
そして競合他漫画は2本ともアニメ化しておられる。この苦境どうしてくれるんだ。

そんなわけで「はみどる!」派としては八つ当たり気味に応援したい。

主人公は超アガリ症のアイドル・極めてミニマムなモデル・元天才子役の女優の3名からなるアイドルユニット。
当然、売れるわけがない。
こうして下手な民間人よりも低い知名度にあえぎながら、悪戦苦闘するお話です。

一応、漫画のジャンル的には色気担当のはずなんですが、正直なところエロスよりもタフネスさが先に立ちます。
売れるためには、肉弾戦も辞さない。
全く結果には結びつかないけど、とにかく辞さない。

かすみさん:
 「やってやるわ!!」
 「底辺の人間ナメんなよ!!」

私的には元子役のかすみさんにときめきます。
かつて栄華の極みにいたのに、今ではすっかり落ちぶれてしまわれた。
なまじ以前は売れていただけに、惨めな境遇に拍車がかかる。

当人のスペックはそれなりに高いところがまた泣ける。
成長しさえしなければ、こんなことには…。
「廃業」よりもつらい「売れないアイドル」。
「売れないアイドル」よりもつらい「以前は売れたけど今やすっかり落ち目のアイドル」。
そんな有様のかすみさんの、過酷な学園生活の描写には、もはや笑っていいのか泣いていいのか分かりません。

そんなわけで、猫背であがく娘さんに琴線をかきならされる人にはお勧めです。
それ以外の人にもお勧めできるかどうかは定かではない。
というか、お勧めできるのだったら、作者さんもこんなことを言ってない。

[ご本人サイトから引用]
 不人気上等。こちとら何年不人気やってると思ってんだ?
 ちょっとやそっとの不人気じゃビクともしねえぜ…いや。ビクとはしろ。何とかしろ。
 当方、常に「好かれる事より嫌われない事」を目標にして執筆しております!(後ろ向き)
 愛されるよりも、愛したい 真剣(マジ)で!!(きんき)
[引用終]

何を抱えておられるのかよく分かりませんが、遠くからひっそりと応援したい。

なお第2巻は11月8日発売予定。負けるな、作者さん。
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