色々と大問題の36話には、社会人の星・ブンビーさんも登場します。
彼曰く「ナイトメアもびっくりな超ブラック企業に引き抜かれていた」そうです。
(「HUGっと!プリキュア」36話より)
ブンビーさんは、はっきり言って超絶優秀です。
ナイトメアとエターナル(臨時雇いを含めるならデザート王国も)を渡り歩き、浄化もされずに無事に生き延びています。しかも戦った相手は、よりにもよって超攻撃的な夢原チーム。会話どころか名前すら認識してもらえず、爆殺がデフォルトだった恐るべき時代…。
中間管理職や転職経験もある即戦力、おまけにナイトメアやエターナルの社風はクライアスのそれに通じるところがありますから、スカウトにも力を入れていたクライアス社が雇うのも当然です。
ブンビーさん自身は「超ブラック」としか語っていませんが、いきなりトラウム付きになっていたところを見るに、結構期待されていたんじゃなかろうか。
と、ここまでは良いとして、ブンビーさんが雇われていたことにより、課題が2つ浮上します。
【ある日どこかで】
この時のブンビーさんは、一体いつのブンビーさんなんだろう?
ブンビーさんはナイトメア⇒エターナル(エターナル中にデザート王国)⇒起業と職場を変えています。
・夢原さんがGoGoコス。素直に考えればエターナル戦が始まった後。但しこの夢原さんとブンビーさんが、同時代の人物であるかの保証がない(後述)
・ブンビーさんの服装はエターナル風ですが、よくある作業服なのでこれだけでは何とも言えず(お古を持参した可能性もある)
・プリキュア5との戦いを思い出として語っている
・「エターナル」の名前を出していない
・自分が社長をやっている場合、「引き抜かれた」という表現を使うのか?
どうでもいいようでいて、この問題はかなり厄介な事態を引き起こします。
まずこのブンビーさんは2030年や2043年から来ている可能性がある。「トラウムの部署に配属された」のですから、2018年と考えるよりむしろ自然に思えます。
ということは、うっかり「エターナル戦の直後だ」のように決めつけてしまうと、夢原さんたちの戦いが2030年とか2043年とかになってしまいます。
(36話は時間が狂っている(ようにしか見えない)ので、野乃さん(2018年)との時間のずれはどうとでも説明できる)
また「エターナル戦の20年後」(ブンビーさんは未来から来ているが、夢原さんは確かに2018年のその人)だとしても、「未来の情報を持っている」かなりのキーパーソンになります。私の妄想では、未来えみるはトラウムと行動を共にしているはずなので、「トラウムの部署に配属」は物凄く妄想を掻き立てます。
「ハグプリ以外のシリーズの劇中時間は何年なのか」は色々と考えるところがあるので、別記事で改めて書いてみます。
【時の門】
もう1点。ブンビーさんと同じ経緯で、クライアス社が声をかけた元幹部が他にもいたんじゃなかろうか。
ありそうなのは下記の基準を満たす人です。
(1) クライアスに賛同してくれそうな思想や属性もち
(2) 戦闘能力を保持している
(3) 物理的に接触可能な場所にいる
(1)の条件だとサウラーたちは除外されます。当人の属性的にも、ラビリンスの思想的にも、いまいち噛み合いません。
マジョリーナやビブリーは、(2)の条件で落ちます。まぁアンリ君のような民間人もスカウトしていますから絶対の条件ではなさそうですが、「新卒」ではなく「中途採用」ですから、求めるのは即戦力でしょう。
(3)でいえば、眷属やミラージュ様は文字通り天文学的な距離にいますから、スカウトしたくても厳しい。
そうすると候補になりそうなのは霧生さんやレジーナ様です。
【時間旅行士へのささやかな贈り物】
まず霧生さんたち。ダークフォールの思想は時間停止にかなり近いし、戦闘能力もあり、おそらくは夕凪町に滞在していますから条件を満たします。
ですが当然ながら、彼女たちは誘いを断るでしょうし、その流れで戦闘に突入してもおかしくありません。
そこまでは問題ないとして、その戦闘に美翔さんたちも参加していると、すごく面倒だ。
クライアス社員:
美翔さん:
クライアス社員:
美翔さん:
彼曰く「ナイトメアもびっくりな超ブラック企業に引き抜かれていた」そうです。
(「HUGっと!プリキュア」36話より)
ブンビーさんは、はっきり言って超絶優秀です。
ナイトメアとエターナル(臨時雇いを含めるならデザート王国も)を渡り歩き、浄化もされずに無事に生き延びています。しかも戦った相手は、よりにもよって超攻撃的な夢原チーム。会話どころか名前すら認識してもらえず、爆殺がデフォルトだった恐るべき時代…。
中間管理職や転職経験もある即戦力、おまけにナイトメアやエターナルの社風はクライアスのそれに通じるところがありますから、スカウトにも力を入れていたクライアス社が雇うのも当然です。
ブンビーさん自身は「超ブラック」としか語っていませんが、いきなりトラウム付きになっていたところを見るに、結構期待されていたんじゃなかろうか。
と、ここまでは良いとして、ブンビーさんが雇われていたことにより、課題が2つ浮上します。
【ある日どこかで】
この時のブンビーさんは、一体いつのブンビーさんなんだろう?
ブンビーさんはナイトメア⇒エターナル(エターナル中にデザート王国)⇒起業と職場を変えています。
・夢原さんがGoGoコス。素直に考えればエターナル戦が始まった後。但しこの夢原さんとブンビーさんが、同時代の人物であるかの保証がない(後述)
・ブンビーさんの服装はエターナル風ですが、よくある作業服なのでこれだけでは何とも言えず(お古を持参した可能性もある)
・プリキュア5との戦いを思い出として語っている
・「エターナル」の名前を出していない
・自分が社長をやっている場合、「引き抜かれた」という表現を使うのか?
どうでもいいようでいて、この問題はかなり厄介な事態を引き起こします。
まずこのブンビーさんは2030年や2043年から来ている可能性がある。「トラウムの部署に配属された」のですから、2018年と考えるよりむしろ自然に思えます。
ということは、うっかり「エターナル戦の直後だ」のように決めつけてしまうと、夢原さんたちの戦いが2030年とか2043年とかになってしまいます。
(36話は時間が狂っている(ようにしか見えない)ので、野乃さん(2018年)との時間のずれはどうとでも説明できる)
また「エターナル戦の20年後」(ブンビーさんは未来から来ているが、夢原さんは確かに2018年のその人)だとしても、「未来の情報を持っている」かなりのキーパーソンになります。私の妄想では、未来えみるはトラウムと行動を共にしているはずなので、「トラウムの部署に配属」は物凄く妄想を掻き立てます。
「ハグプリ以外のシリーズの劇中時間は何年なのか」は色々と考えるところがあるので、別記事で改めて書いてみます。
【時の門】
もう1点。ブンビーさんと同じ経緯で、クライアス社が声をかけた元幹部が他にもいたんじゃなかろうか。
ありそうなのは下記の基準を満たす人です。
(1) クライアスに賛同してくれそうな思想や属性もち
(2) 戦闘能力を保持している
(3) 物理的に接触可能な場所にいる
(1)の条件だとサウラーたちは除外されます。当人の属性的にも、ラビリンスの思想的にも、いまいち噛み合いません。
マジョリーナやビブリーは、(2)の条件で落ちます。まぁアンリ君のような民間人もスカウトしていますから絶対の条件ではなさそうですが、「新卒」ではなく「中途採用」ですから、求めるのは即戦力でしょう。
(3)でいえば、眷属やミラージュ様は文字通り天文学的な距離にいますから、スカウトしたくても厳しい。
そうすると候補になりそうなのは霧生さんやレジーナ様です。
【時間旅行士へのささやかな贈り物】
まず霧生さんたち。ダークフォールの思想は時間停止にかなり近いし、戦闘能力もあり、おそらくは夕凪町に滞在していますから条件を満たします。
ですが当然ながら、彼女たちは誘いを断るでしょうし、その流れで戦闘に突入してもおかしくありません。
そこまでは問題ないとして、その戦闘に美翔さんたちも参加していると、すごく面倒だ。
クライアス社員:
「我々の目的は時間を止めることだ」
美翔さん:
「時間を止めるですって!?時計の郷を狙っているのね!」
クライアス社員:
「時計の郷?お前たちは何を言って…」
美翔さん:
「惚けないで!町一番の古時計からつながっている時計の郷にある砂時計を壊すと(略)」
こんな会話をやりかねない。
クライアスが「時計の郷の存在を知っていたか」は重要です。
「知っていたが、あえて狙わなかった」「知っていたが、技術的に狙えなかった」「知らなかった」のいずれなのかにより、ジョージの持つ世界観がかなり変わる。
迂闊なことを口走られると、本当に話が物凄くややこしくなるので、美翔さんにはちょっと黙っててもらいたい。
参考:「停止する美翔舞」
【フラッシュフォワード】
レジーナも戦闘力は問題なし、住まいも大貝町です。思想についても、明確に「浄化」されたのではないので、クライアスが接触してもおかしくはないと思います。
レジーナとしては「面白そう」という理由で乗り気になりそうな気はする。そして「面白くない」と気づき、すぐに投げ出しそう。
それはいいとして、問題は映画「マナ結婚」です。
マナさんたちは未来を視てしまっています。テーマや性格、思考を踏まえるに、彼女たちは「未来は不変」と認識しそうですから、「未来からの敵」は相応の緊張をもたらすはず。
「その未来とはいつなのか」の情報がありませんから、積極的に何かをしたりはしないでしょうけれど、(オールスターズメモリーズなどで)ハグプリチームと出会った際に、「私たちも未来を視たことがある」と伝える動機にはなりそうです。
えみるが「マナ結婚」の情報を持っていたかどうかは、彼女がトラウム研究室に行けるかどうかをかなり大きく左右しますので、「クライアスがレジーナをスカウトしようとしたか」は地味に気になります。
参考:
「相田マナの結婚」
HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)
こんな会話をやりかねない。
クライアスが「時計の郷の存在を知っていたか」は重要です。
「知っていたが、あえて狙わなかった」「知っていたが、技術的に狙えなかった」「知らなかった」のいずれなのかにより、ジョージの持つ世界観がかなり変わる。
迂闊なことを口走られると、本当に話が物凄くややこしくなるので、美翔さんにはちょっと黙っててもらいたい。
参考:「停止する美翔舞」
【フラッシュフォワード】
レジーナも戦闘力は問題なし、住まいも大貝町です。思想についても、明確に「浄化」されたのではないので、クライアスが接触してもおかしくはないと思います。
レジーナとしては「面白そう」という理由で乗り気になりそうな気はする。そして「面白くない」と気づき、すぐに投げ出しそう。
それはいいとして、問題は映画「マナ結婚」です。
マナさんたちは未来を視てしまっています。テーマや性格、思考を踏まえるに、彼女たちは「未来は不変」と認識しそうですから、「未来からの敵」は相応の緊張をもたらすはず。
「その未来とはいつなのか」の情報がありませんから、積極的に何かをしたりはしないでしょうけれど、(オールスターズメモリーズなどで)ハグプリチームと出会った際に、「私たちも未来を視たことがある」と伝える動機にはなりそうです。
えみるが「マナ結婚」の情報を持っていたかどうかは、彼女がトラウム研究室に行けるかどうかをかなり大きく左右しますので、「クライアスがレジーナをスカウトしようとしたか」は地味に気になります。
参考:
「相田マナの結婚」
HUGっと!プリキュア 愛崎えみる研究室問題考察(一覧)