穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




コンビニで見かけたので買ってみた。



プリキュアまんがえほん(4)プリキュアオールスターズ スマイルプリキュア! (講談社 Mook(たのしい幼稚園))

なんだかんだでシリーズ化されてますね。
全冊は持ってないですけど、そこそこ好きです。
美翔さんの数少ない現役商品ですし。

メインはスマイルさん…と見せかけてスイートさん。
それに加えてオールスターズの面々がゲスト出演されてます。

で、冒頭にキャラクター紹介があるのですが。



フラッピ:
 「スプラッシュスターのことおしえるラピ」
 「キュアイーグレット、ちょっかんで ひとのきもちがわかるラピ」

…は?

美翔さん:
 「直感で人の気持ちが分かるの」

…この鳥は、またいつもの虚言癖が。。フラッピにまで何言わせてますかこの子。

いつどこで美翔さんが人の気持ちを直感で分かったというのか。
あれですか。霧生さんの正体を見破ったところとかですか。
でもあのとき、止める日向さんに対して「もう殴るしかないと思うの」くらいの態度だったくせに。

「DX」シリーズが始まった頃は「料理が得意」キャラで売ろうとされていましたけど、いつしか忘れられていきました。
プロ級や日常的に料理する娘さんが増えた昨今、ちょっとクレープ作れるくらいでは肩身が狭いのです。

その後は「キュアウィンディになれる」とか、何やら悲しい紹介文がついてたりもしましたが…。
そうですか。最近は「直感で人の気持ちが分かる」キャラで売り出そうとしてるのですか。
どうしてまたそんな無理のある真似を…。背伸びしても足がつるだけなのに…。

美翔さんといえば絵画能力だったと思うのですが、ご本人もそこから脱皮を図ろうとしてるみたいです。
これを成長と呼ぶか、挫折と呼ぶかは難しいところ。
せっかく貰った初期ボーナスを、今更割り振り直そうなんて….

ちなみに本編では絵画ネタで出演されてます。

北条さん:
 「きょうはしゅくだいの自由研究で、みんなと美術館に絵を見に来たのよ!」
 「うわ~~」
 「うららちゃんがモデルの絵画展だって!おもしろそう」



立て看板:
 「7月20日~8月31日」
 「アイドル春日野うらら」
 「のための絵画展」

北条さん: 
 「わあ~うららちゃんだらけだよ~ん!」

なんという悪趣味な…。
「うららのための絵画展」という響きからして、自主企画の臭いが漂ってます。
北条さんの「おもしろそう」も、絶対違う意味で言ってますね。あくどい笑顔されてる。

美翔さんはこの絵画展に出展なされ、入賞されたそうです。
雰囲気からして、無理やり描くように強制された気配がします。
こんなんだからお絵かき能力が捨てられていくんだ。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




【今週のオールスターズ】



「早く観に行かないと全部ネタバレするよ?」月間もいよいよ佳境。
黒白先輩が勇ましいです。乱舞する桃の子や花咲さんたちも格好いい。

で、よくよく見れば跳ねてるだけで、特に何もしていないルミナス先輩は伝統芸能の領域。
あの方の肉弾戦を見たのは、もうどれだけ前のことだろう。

■スマイルプリキュア! 第8話「みゆきとキャンディがイレカワ~ル!?」

ある日のこと。
バッドエンドの魔女さんは、ふとした思いつきで魔法の指輪を作成しました。
つけたものの精神が入れ替わるという凄まじい効果を持つ指輪です。

そして赤鬼さんにより、紛失しました。最大級の兵器が、あっさりと失われた。

もしもその指輪を、プリキュア娘に装着することが出来たなら…。
赤鬼さんの知性の無さが悔やまれます。
捨てたりしないで、赤鬼さんが指にはめ、片方をプリキュア娘に渡していたら…。
返す返すも悔やまれます。
魔女さんも若返りの大チャンスだったのに。

そんな悲喜こもごもなど知る由もない星空さん。
ふとした弾みに、不思議な指輪を拾いました。
そこで早速つけて見た。言うまでもなく、精神が入れ替わった。キャンディさんと。



星空さんbyキャンディさん。
正直、これはこれでそのままで良いような気がします。
そしてキャンディさんby星空さん。
あのアホの子が、大層凛々しく見えます。
これもこれで良いのかもしれない。あれ、誰も損をしてないような…。



非常にほのぼのした心持ちになりつつ、本日の授業に臨んでみましたが。
結果は惨憺たるものでした。
具体的に述べると、星空さんの人生が台無しになるほどに。

キャンディさんといえば、ろくに戦況説明もできないダメ生物。
本人に悪気は無いんです。一生懸命なんです。
でも星空さんにだって人生があるんです。そこんとこ、もうちょっと考えてあげて欲しい。



もうやめて…。

第三者的にはほのぼのとした、けれど星空さん的には冷酷無慈悲な展開の後。
とうとう星空さんの、堪忍袋の緒が引きちぎれ飛びました。
現役中学生にとって、これはあまりにも酷です。仕方がない…。



あのウルトラハッピー娘が、涙流しながら激怒。
ダメージの大きさを如実に物語っています。
返して!あたしの人生、返して…!

がっかり虚しいキャンディさん(外見・星空さん)は、落ち込み項垂れ公園へ。
頑張ったのに…。あんなに怒るなんて…。
ぶつぶつといじけながら、公園にいた児童達と一緒に砂場遊びしてみました。
ますます被害が拡大していきます。周囲の目が怪訝になっていきます。
キャンディさん、自分が何故怒られたのか、全くご理解なさってない。

かつてないほどのバッドエナジーが満ちる中、ようやく魔女さんがやってきてくれました。
心底助かりました。
手遅れ感満載ですが、今ならまだ人生立て直せる…はず。

今週のアカンベェは楽しい木馬遊具。
かつて美翔さんが日向さんと喧嘩した時に戦った相手と酷似。
そういえば今回は、懐かしの喧嘩回。粋な計らいです。

形は小さいけれど、格闘能力高い相手を前に、スマイルさんは大ピンチ。
優秀そうに見えた緑や青の子も、戦力として計算できない有様。
今年の研修では何を教えてたんだ…。

一同の危機に、星空さん(外見・キャンディさん)も吠えたける。
何事も無駄なんかじゃない。キャンディだって、頑張ってくれてたじゃないか。
結果は人生台無しですが、それはそれです。
いやそこはもっと深刻に考えた方がいいんじゃないかとも思いますが、とにかくそれはそれです。
今、深く考えることは止めよう。陰鬱な気分になるから。



文字どおりに人生投げ売った星空さんは、キャンディ姿のままにプリキュア能力を起動。
はるかな昔に、ブッキーさんとタルトさんが入れ替わった際には、タルトさんがブッキーさんの肉体を用いて変身していました。
今回と比較すると、タルトさんの優秀さがよく分かります。やっぱりキャンディさんがネックか….



舌VS耳。
星空さんの初めての本格的な格闘戦は、あまりに異様な状況で実現した。
理由は不明ですが、今年の新人研修の教官はミルクさんだったのか…。

決め技・ハッピーシャワーも綺麗に決まりました。
これまでと違い、不要に長い溜め時間も解消。
何かコツを掴んだようです。キャンディ姿なのに。

魔女さんを撃破したことにより、無事に指輪も外れ、肉体は元に戻りました。
戦果を見る限り、いっそ入れ替わったままの方が幸せなのかもしれない。
明日以降の星空さんの生活を思うと、涙が止まりません。ウルトラハッピーはどこにあるのだろう。。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち (つばさ文庫)

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


入れ替わりネタ、かつての黒白先輩の時代にあったなら、夢のコスチュームチェンジとか見れたかもしれないのに…。
本名さんのTwitterによれば、最初のオーディションでは白を演じられたそうです。
その時の黒役は、ゆかなさん。今となっては驚愕の配役も、この指輪さえあれば再現可能。魔女さん、早く量産ラインに乗せるんだ…!

【今週の星】

キャンディさんと入れ替わった星空さん。妙に凛々しいです。
ウルトラハッピーな言動が目立つ問題児だと思ってましたけど、こうして見るとむしろしっかりしてる子だ。
今までのアレは、キャラ作りだったんでしょうか…。苦労してるなぁ…。

【今週の星2】



星空さん:
 「今日は遅刻しなくて済みそう~」

今日『は』。
まだまだ転入して日も浅いのに、大した破天荒ぶりです。
その上での今回。教師陣・クラスメイトからの冷ややかな視線に、果たして星空さんは耐えられるのか…。

【今週の星3】

今日の授業は英語(?)・国語・社会・理科・家庭科・体育。
6時間構成か…。
自分が学生だった頃もこうだっけか。

【今週の青】

青木さん:
 「指輪を外せば元に戻るのでは?」

なるほど。やってみよう。



青木さん:
 「外れませんか」

淡々と降り積もる青木さん語録。この子は大変に良い。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 14 )




毎度おなじみプリキュアガーデンの「おしえてプリキュア」が更新されました。
今回で24回目。
なかなかに伝統ある投票コーナーになってきたと思います。

ですが、24回目にして、非常に残念なお知らせがあります。

第24回結果:「いっしょにひなまつりを楽しみたいのは?」

 No.1 舞とおひなさまをつくる
 No.2 のぞみとひなあられを食べる!
 No.3 ラブとちらし寿司をつくる!
 No.4 つぼみといっしょにお花を飾る!
 No.5 響とひなまつりの歌をうたう!

…。
……。
………。

『No.1 舞とおひなさまをつくる』

美翔さん:
 「にっこり?」

…はぁ。

どうやらプリキュアガーデンのセキュリティには穴があるようです。
過去の「自由研究を手伝ってもらいたいのは?」でも、何故か美翔さんが勝利されていました。
この時点で、気づくべきだったんですよ!だってどう考えてもおかしいじゃないですか!

東映アニメのスタッフ様、その集計用のパソコン、何者かに不正アクセスされてますよ。
思うにですね、社内PCだからって共有パスとか使ってるんじゃないですか。
それを社員に広く公開したりしてませんか。誰とは言いませんが、鳥っぽい子とかに。ほら昨夜、こそこそとログインしてる子、いませんでしたか?

ここ2回ほど、綺麗に最新シリーズから順に上位に並ぶ展開だっただけに、この結果は衝撃的です。
美翔さん1位も頭がおかしいですが、北条さん最下位も発狂もの。
逆なら分かる。むしろ、何故に逆ではないのか。そこは北条さん1位、美翔さん最下位でしょうに!今、何が起こってるのこの世界!

[コメントより]
 「やっぱし、ひなまつりといえばおひなさまでしょ!」

[スタッフ様あとがきより]
 「今回は舞が1位♪やっぱりひなまつりといえばおひなさまですよねー!」
 「舞だったらかわいくてしかもひと工夫あるものをつくってくれそうですし。」
 「フラッピとチョッピのおひなさまなんかもかわいいかもしれません♪」

あぁ、なるほど。
弊ブログのコメントでもご指摘をいただいていましたが、確かにこれは「あぁ、なるほど」です。

「ひな祭りなのだから、おひなさま」。

超正論です。ついつい「どのプリキュアさんと遊びたいか」だけに気を取られていましたが、そもそもこれはひな祭り。
ひな祭りならば、それは当然おひなさまが主役ですよ。美翔さんってば、そこまで考えてたのか…。

今回の大番狂わせにより、これまでの1位獲得数は、MH:4、SS:2、GoGo:4、フレッシュ:5、ハートキャッチ:7、スイート:2。
「SS」チーム、念願の単独最下位脱出。ヒロイン様大乱舞の今回を制し、値千金の勝利をもぎ取りました。
2回の勝利の両方ともが、美翔さんによるものというのが不可解ですが、みんな美翔さんの価値を再認識すればいいんだ。

…まぁ美翔さんの件はどうにか良いとして、最下位の北条さんはもはやどうしたらいいのか。。
番組開始当初、南野さんとの壮絶な人気の差が噂になってましたけど…。もう克服したと思ってたのに…。
そんなに「ひなまつりの歌をうたう!」の需要は低かったのか。。

次回のお題は変則的。

[引用]

 「好きなキャラクターへメッセージを大募集!プリキュアだけではなく妖精、敵キャラなどプリキュアに登場したキャラクターなら誰でもOK!応援メッセージや当時の思い出などたくさんのご応募お待ちしてます!」

[引用終]

何はさておき、北条さんにエールを送りたい。げ、元気出して…。いいですよね、お唄。私も一緒に唄いた…あ、夢原さんが呼んでるから、ちょっとひなあられ食べてくる。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




最速上映の後、徹夜明けで舞台挨拶に行ってきた。

■舞台挨拶「映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち」(新宿)

 日時:2012年03月17日(土)
 場所:新宿・バルト9
 出演:
  福圓美里、田野アサミ、金元寿子、井上麻里奈、西村ちなみ
  小清水亜美、折笠富美子、豊口めぐみ、大久保瑠美、能登麻美子、熊田聖亜
  キュアハッピー、キュアサニー、キュアピース、キュアマーチ、キュアビューティ
  キュアメロディ、キュアリズム、キュアビート、キュアミューズ
  キュアブラック、キュアブルーム、キュアドリーム、キュアピーチ、キュアブロッサム
 
 公式のレポート

(本記事は、私の記憶・主観によるものであり、実際の演者の意図・言動とは大きく異なる場合があることをご了承ください)

まず福圓さんは大変にハッピーハッピーされた方だと思いました。
プリキュアさんの声優は、いかにイメージが被るかで選ばれてるのかと、疑いたくなるレベル。
緊張されているのか地なのか、わたつき具合が微笑ましいです。これは応援したくなる。

ちなみに衣装は、皆さまそれぞれの役柄のイメージカラーで統一されてました。
サービス精神旺盛だ。

舞台の始まりは、いつもの例通りに、プリキュアさんと声優さんで並んでの自己紹介から。
いまいち連携が取れてないスマイルさんが、いかにも新人さんで初々しいです。
プリキュアさんと衝突するわ、上手く立ち位置取れないわ…。

個別の自己紹介の後。早速トークに入ろうとする司会のお姉さんを遮って、5人揃っての決め台詞を披露。
台本にはなかったのに、サービスでしてくれたらしい。
サービスと言えば、黄色い子もしっかりとじゃんけんしてくれました。スマイルさんは、お客さんとの距離が近い。

新人さんたちがそんななので、後から登場のスイートさんも、集合台詞を言ってくれました。
即興でもちゃんと一緒に動いてくれるメロディさんたち。
さすがに1年共に戦っただけあって、プリキュアさんたちとの息の合い方が違います。

司会のお姉さん:
 「先輩のスイートプリキュアから、後輩のスマイルプリキュアにアドバイスすることは?」
小清水さん:
 「じゃあミューズ」
折笠さん:
 「お願いミューズ」
豊口さん:
 「ミューズ、任せた」

何故。最年少プリキュアが、一番しっかりしておられる。

大久保さんからのお言葉は、「楽屋で仲良くお菓子を食べる」。
良いお言葉です。仲良し大事。
言われるまでもなく、スマイルさんはそれを実践しておられたようですけれど。スマイルさん、緩い。

もう一つのアドバイスは、「家族を作ること」。
どういうわけか、しばしば家族に例えられるプリキュアチーム。
スイートさんでは、父:ビート・母:リズム・子:メロディ&ミューズ。
ではスマイルさんに置き換えると?

井上さん: 「マーチは父」
西村さん: 「ビューティが母」
福圓&田野さん:「じゃあ、ハッピーとサニーが子」
井上・西村・福圓・田野さん:「ピースはペット」
金元さん: 「っ!!」

まぁ黄色ですし…。

ゲストとして、白い子役の能登さんと、フュージョン役の熊田さんも登場。
また歴代のピンクなプリキュアさんも来てくれました。
「DX3」のおかげで、「ピンクプリキュア」と呼べるのようになったのは良いな。
「各シリーズの主人公」と書くと、微妙に納得いかないし。

ずらり揃った舞台の上で、司会のお姉さんから熊田さんに一言。

お姉さん:
 「プリキュアの中にたった一人でいるのはどんな気持ちでしょうか?」

熊田さんはフュージョン役。
まだ10歳の女の子を、ぐるりと包囲してるプリキュアさんたち14人+声優さん10人。
酷すぎる絵だ。

熊田さんが楽屋で紹介された際にも、

「この子が、今回プリキュアが倒す相手です」

と言われたそうで。惨たらしい話です。
わざわざ女児を起用したのは、やっぱり意味があってのことなんでしょうか。
「プリキュアが戦っていた相手が女児」と考えると、色々と考えを巡らせそう。

9年という歳月はなかなかに絶妙で、当時の現役女児が、声優や歌手を目指すようになる年頃。
かつて「セーラームーン」がそうだったように、声優を目指した動機として、プリキュアさんらの名前が出てくる日も遠くはない。
初代の本放送当時には、まだご生誕間際だった熊田さんが、よりにもよってフュージョン役で参加されてることに、ちょっとした感慨を覚えました。

年齢で言うなら、夢原さんの立ち位置も面白いです。
現在4歳や5歳の子たちにとっては、生まれる前に活躍していた文字通りの「伝説の」人たちになる。
まぁ0歳や1歳の頃に活躍してた人たちのことも、リアルタイムでは覚えていないでしょうけれど。

他にも、夢原さん時代は一つの分岐点ですね。
プロデューサの交代やそれに伴う演出の変化(笑顔で変身するとか)、「プリキュアシンドローム」でスタッフ様たち自身が「転換点だった」と述べられている他、フレッシュ以降から東映デジタルの方たちが参戦した等々、制作サイド的にもかなり意識されていると思われます。

挨拶の後は写真撮影。
人数の都合上か、出演者陣は客席側に陣どり、ステージ側から撮影する形式でした。
角度によっては写ってる観客もいる気がする。

撮影のセッティングまでのしばらくの待ち時間の間、プリキュアさんたちは勝手気ままに遊んでおられました。
お互いの髪の毛をセットし合う美墨先輩と日向さんが愛らしかった。何やってんだ、あの子らは。
とにかく目立とうとして、集団行動を乱してる花咲さんも相変わらず。自己評価の高い子め…。
その度に、桃園さんに怒られてたのも微笑ましい。3Dの桃園さんはしっかりしておられる。

個人的には、もうちょっと能登さんのお話も聞きたかったけど、会場によっては「映画の前に」挨拶があるところもあったようなので、仕方がなかったのかも。
迂闊に喋ると全てがネタばれになる。
公式サイトにも、未だにエコーさんの名前が出てこない。デザイン的にもキャラ的にも、かなり好きなプリキュアさんなので、どこかで救済してくれると嬉しいです。

【今日のくどまゆ】

映画プリキュアオールスターズ!!(くどまゆブログより)

参加されてたようです。一観客として。さすがくどまゆ。
てっきり舞台稽古の関係で、関東外におられると思ってたのですが、全くもって当たり前のようにおられた。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




最速上映→舞台あいさつと続けて2回見たので、勢いで感想の2周目。

■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち(2周目)

巷で見かける「活躍しないキャラがいるのは残念だ」「いや、尺の都合で喋らないのも仕方がない」的なやり取りに納得がいかないので、そこを軸に書いてみる。
前提がおかしい。
「台詞がない」のは、むしろ名誉でありサービスだ。

2回見ましたけど、2回ともOPから落涙してました。あのOPはとても大好き。
もちろん「そこしか美翔さんの活躍シーンがないから」ではない。
(全体を知らない初見の時から好きだったんですから)

同じく、ライトを振る私たちのところに駆けつけてくれるシーンも。
くどまゆさんの歌う「永遠のともだち」が素晴らしすぎる。

実を言えば、人から指摘されるまで「美翔さんには台詞すらなかった」ということに気づいてませんでした。
それは何故か。
答えは単純です。OPにしろ終盤のシーンにしろ、美翔さんの声が聞こえた気になってたから。

こんだけ長い付き合いなんだから、ああいった局面でプリキュアさんが何を言うのかは分かり切ってます。
あの子らが今さら、「やっぱ無理だ諦めよう」とか「ごめん、逃げていい?」とか言うか?そんなわけがない。
となれば、喋る必要がないんです。分かってるんだから。
プリキュアさんは、必ず助けに来てくれて、必ず救ってくれる。

初代「ふたりはプリキュア」の頃から、「伝説の戦士」という呼称は使われていました。
でも劇中で「過去の伝説のプリキュアその人たち」について、明確に言及されたことはほとんど無し。
(思い出せるところでは「ハートキャッチ」のみ)
現役として活躍する彼女らも、基本的には現在進行形で応援されてるだけであり、「伝説」と呼ばれる立ち位置じゃない。
つまり、「伝説」という表現を使ってはいるものの、言葉だけの肩書であり、実体を伴ってはいなかった。

それが今回のオールスターズではどうか。

台詞も説明もないOP。「ライトを振ったから来てくれた」以上の描写はない終盤シーン。
この両方とも、5年前に出来たか?おそらくNOです。
でも今ならできる。台詞なしでも、あの子らが何を考えているか分かるし、馬鹿でかい化け物を粉砕することにも疑問はない。
何故か。私ら自身が、あの子らを「伝説のプリキュア」として認知してるからですよ。

美墨先輩や雪城先輩が、巨大船舶を受け止めるシーン。あの時「いや無理だろう」と思いましたか?
全く思わないですよ。ぎりぎりのところで気合入れて踏ん張ってハラハラするとか、そんなことすら思わない。
だってあの黒白先輩ですよ。あの黒白先輩が、今さらそんなことで苦戦するか。

夢原さんたちが降臨するシーンも同様。フュージョンの群れが迎え撃ちますが、「大丈夫かな?」と心配した人、いますか?
私は微塵も思わなかった。勝つに決まってる。あの瞬間、多くの人が勝利を確信したはずだ。
だって夢原さんですよ。あの夢原さんが、今さらそんなことで苦戦するか。

美翔さんと日向さんのシーンだって同じ。
バリアを展開して、フュージョンの攻撃を阻止。あれを見て、「どうしようバリアを割られたら…」とか心配しますか?
私はしましたよ。全く、美翔さんは来てくれたってたいした助けにならないんだから、大人しくじっとして……

例が悪かった。

それはともかく。

バリアを展開するあのシーン。美翔さんは心底楽しそうに戦ってます。
承知の通り、フレッシュ以前の「プリキュア」シリーズは、演出の方針として、基本的に笑顔で戦いません。
普通の女子中学生が、いきなり苛烈な戦いに巻き込まれてるのだから、当たり前といえば当たり前。
だから今回のバリアでの笑顔は、非常に印象的だった。

本放送から6年、「全員しゅーGO」「ちょ~短編」「DX1」「DX2」「DX3」と激戦を乗り越えてる美翔さん。
もはや今回程度の戦いで、ぐったりと猫背になったりはしないんです。
勝つに決まってる。笑顔だって出る。だってあの美翔さんなんだから。

今回の映画は、あの美翔さんに対し、そこまでの絶対的な信頼感を得ていることに、思いっきり気づかせてくれる演出だった。

「伝説の戦士プリキュア」と、劇中ではずっと言われ続けてきた。
でも、描写としては特段にそういった演出はされてこなかった。
それがここにきて、明らかに「伝説の戦士」として認識できている。

劇中の設定として「伝説の戦士」と評されてるからじゃない。
他ならぬ私たちが、「あの子たちは呼べば助けに来てくれる」「あの子たちは、負けない」と認識してるからです。
9年の年月をかけて、文字通り「伝説の戦士」になってる。
そういう設定だからじゃない。私達がそう認識してしまってるからだ。これがどんだけ凄いことか。

「お菓子の国」で夢原さんは神キュアとして崇められた。
「DX3」では、もはやボスクラスが複数現れても撃破して見せる。
昨年の「DX3」を見たときに、もう彼女たちに対し、説得力を持った敵を出すのは無理なんじゃないかと思いました。
その流れでの今回。非常に納得がいく。

そしてその「伝説の戦士」であると同時に、中身はご存じのあの美翔さんだったりすることも、私らは知ってる。
お澄まししてますけど、正体は猫背ですよ。
美墨先輩だってチョコのことで頭がいっぱいだし、夢原さんだって色香が爛れてるんですよ。
あの格好いい伝説の戦士も、実体は身近ないつものあの「お友達」。
それらをわざわざ説明せず、「言わなくても知ってくれてるよね?」とばかりに展開する。
オールドファンだからこそ分かるノリ。これがサービスでなくて、何なのか。

主題歌「永遠のともだち」は素晴らしすぎます。
世代交代を是としているプリキュアさん的には、「永遠」はかなり強力な意味を持つワード。
歌詞の中でも「次の世代」と歌われてる。
実際、美墨先輩や夢原さんが、再び本放送される機会は、おそらくは来ない。
そもそも今さら夢原さんが悩んだりピンチに陥ったりする話を見たいか?と言われると、かなりの疑問。
だけどそれは「扱いが悪い」とか「もう終わり」とかじゃない。

もしかしたら来年はもう「オールスターズ」はないかもしれない。
あったとしても、今度は1カットも出番がないかもしれない。
次の機会は10年後かもしれないし、20年後かもしれない。
でも私らは信じられるはずです。呼べば、あの人たちは来てくれる。来てくれれば、勝ちだ。
プリキュアさんは「永遠のともだち」。何年後だろうと、きっと来てくれる。

8年前や7年前、6年前や5年前、4年前の本放送時には、そこまでの思い入れはなかった。
もしも「SS」本放送時に「美翔さんが来てくれたら勝ちだよね!」とか言ったら、人格を疑われますよ。
今でさえぎりぎりだってのに。

同時に私たち自身だって、8年前や7年前、6年前や5年前、4年前とは、違う自分になってるはず。
この長い期間の間に、色々なことがあった。
その間、毎週の日曜日朝に、プリキュアさんを見て、ここまでやってきた。

確かに今回、台詞はなかった。
でも美翔さんたちが何を考えて戦っているのか、どうしてライトをつけたら来てくれるのか、説明されなくても理解できる。
だって「伝説の戦士」なんだから。
台詞がないから扱いが悪い?尺の都合で仕方がない?舐めるな。台詞の有無なんぞと関係ない絶対的な信頼が私らにはある。
何よりも、そういう信頼感を持っていると判断して、演出してくれたことに強い感動を覚えます。

初期から見続けた人にとって、これ以上の演出はないはず。
8年前の第1話からずっと言われていた「伝説の戦士」。
長い時間をかけて、遂にその立場になった。長期シリーズだからこそできた凄まじい演出。

実際のところ、今回の展開が選択された理由の一つに、尺の都合はあったのだろうとは思う。
でもこれを見て「扱いが悪い」「数合わせで使われただけ」と感じることには、やはり違和感があります。
こんな美味しい役回りなのに、なんてもったいない。
私としては、今回の映画は旧シリーズのファンの人ほど、楽しめる映画だと本気で思います。
私らの長い長い9年が、一つの形を得た、最高の映画だった。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち (つばさ文庫)

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


【フレッシュ&ハートキャッチ】

と、力説しておいてなんですが。

立ち位置的に微妙なのが「フレッシュ」さんと「ハートキャッチ」。

正直なところ、彼女たちに対してはそこまで強力に「伝説の戦士」感を持てません。
まぁ仕方がない。まだ若いんです。むしろ本放送終了から1年ちょっとで「伝説」扱いされたら、花咲さんも困ってしまう。
(だからこそ、「伝説」表記に違和感のない、夢原さん以前が凄まじい)

そういう意味では、今回の映画で割を食ってるのは、この2シリーズだと思う。
ただ、それぞれちゃんとシリーズテーマに即した演出になってるのは流石。

花咲さんは本気でただの「通りすがり」。
坂上さんがどうしてフュージョンのところに行きたいのか、一切合切、理解してない。
でもお手伝いなら出来ます。

桃園さんは「道に迷う」。
フレッシュの根幹を貫くテーマ、「決まり切った一本道よりも、迷いながら進む方がいい」。
新人時代の「DX1」では、フュージョンの元に迷わず突撃してたことを思うと、なかなか大物感が出てきてます。(さすがに「DX1」の頃から意図された演出ではないでしょうけれど)

「憧れて見上げるばかりだった自分」から「自分がステージに上がる側になる」今回のストーリーも、桃園さんそのもの。
今回、たまたまスマイルさんが坂上さんの引率を勤めましたけど、テーマ的には桃園さんがやった方が、綺麗ではあったかなと思う。
ちょうど「DX1」で戦った相手なわけだし。パッションさんの瞬間移動さえなければ…。

テーマ的には、夢原さん(「あなたに会いに行く」がキー)が引率してもしっくり来る。
絶望ばかりの毎日だけど、希望があれば進んでいけるという意味でも、良い。
ただ夢原さんが護衛につくと、いたって普通にフュージョンを粉砕して無事に送り届けてしまいそう。
やっぱりあの方は、「伝説」枠で良いんですよ。

【私たちはプリキュアになれるのか?】

「プリキュア」さんは決して優しいだけの話じゃないと思う。

今回の坂上さんの台詞「どうしよう、プリキュアの敵になっちゃった」の絶望具合は半端ない。
私らはプリキュアさんに憧れてる。でも現実はどうか。
あの方たちと肩を並べて戦えるほど、胸を張れる毎日を送っているのか。
明日、会社や学校に行った後、ちょっと思い出して欲しい。
自分がこれからする行動は、プリキュア的か、それとも敵側的か。

そして、自分から一歩を踏み出そうとしない相手に対して、プリキュアさんは容赦しない。
坂上さんの歪んだ鬱憤のせいで、あんなことになった。
仮にやってきたのがフュージョンではなく、各国の変身精霊だったとしても、自分から戦わないのなら同じこと。

見上げてライトを振るだけなのか、それとも同じ目線で戦えるのか。
冒頭の観覧車のシーンから始まり、全編を通じて胸に突き刺さる展開ばかり。
本当に、凄まじい映画だった。

【蛇足】

「伝説の戦士」の一人である九条先輩。
OPの紹介シーンでは「Lminous」と表記されてました。
大変にルミルミしてると思います。DVDでもそのままでいて欲しい。

【追記】

「それは主観にすぎない」という指摘を貰いました。
勘違いしちゃいけない。この世において、主観に勝る論拠はない。
だって反論不能だもの。

個人が誰かを説得しようしてるのなら別だけど、誰かが個人を説得しようとしている時、主観は論破不能。
「私」が「相手」を説得しようとする時は「私」の主観ではダメ。
でも「相手」が「私」を説得しようという時は、「私」は「私の」主観で反論可能です。
わざわざ「相手」の主観に譲歩して基準を合わせる理由がないんですから。
要は、攻撃するときは自分の主観ではダメだけど、防御するときは自分の主観でOK。この違いは現実の議論や交渉でも大事。

世の中見方は色々あるけれど、まずは自分のビートですよ。
明らかに駄目だって?大丈夫、あんたの理屈なんてどうだっていい。
だから私、もう行きますね。だってドリームが呼んでいるから。

どうにも疑問なのは、プリキュアさん自身が言っていることと矛盾した立ち位置をとることに、不思議を持たないもんなのかなぁ…。

ちなみに客観的批評をしようとすると、「最もプリキュアに詳しい東映アニメーションスタッフが選択した形がこれなのだから、これが最適解だ」に勝てる客観論拠はないはず。
結果的に興行失敗するケースはあっても、それは結果論であり表面的な事柄に過ぎない。「面白いから売れる」というわけでもないですしね。
(というか、そんな簡単に一視聴者が単純な数字で判断できるなら、戦略室や企画室の人たちの仕事がなくなる)
所詮、一視聴者に過ぎない私らは、どこまでいってもお互い主観なのですよ。

【追記2】

もう一つ疑問なことがあった。
例えば、初代やSS、5のアンチが「扱いが悪い(だから初代はダメ。だからSSはダメ等)」と評して批判のネタに使うのは理解できる。
元々嫌いなのだから、機会を見つけて批判するのは自然です(その行為の善し悪しは別として)。

でもファンが否定するのは何でだろう?

第一に、主観によってサービスとも悪い扱いとも読みとれるのだとしら、後者の立場を取ると自分から貶してることになります。
何故わざわざそんなことを。

第二に、スタッフ様の意図として明確な切り捨てを図って、わざと粗雑に扱っていた場合。(そのような根拠はないのですけれど)
批判したら「改心」して次からは扱いを良くするか?といえばそんなこともないでしょう。
それなら最初から「切り捨て」ようとしない。

つまりどちらであっても、意識して批判することにメリットがない。
私のブログにしても同じことで、「スイート」や「スマイル」さんのファンから"反論"を受けるのは分かるけれど(「5」は伝説の戦士なんかじゃない、相対的に「スマイル」を貶める気か、といった感じで)、「いいや初代やSSは不遇で惨めなんだ!」とそのシリーズのファンから力説される意味が、よく分からない。
「面白かったが、また違うのも見たい」なら、理解できますけど。私自身もそうだし。

あるいは「自分にとっては面白くなかった。でも売れて欲しい」とかですね。
売れなかったら、続きが出ません。
いかに面白くなかったかの証明として、売上低下を期待するようになってしまうと、色々と本末転倒。

この辺は私が「SS」ファンだから思うことなのかもしれない。
切り替えのタイミングで批判されるのは当たり前。
だから今回の映画に対する反発は、スタッフ様としては織り込み済みでしょう。
「MH」から「SS」のときに、ボロクソに言われながらも勇気を出して世代交代したから今があるわけで。
ここでNewStageに進むことが、長期的にはより出番も増えると思うのですよ。

感想1周目

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




【今週のオールスターズ】

放送開始から9年。
初めてプリキュアを見た女児たちも、今や中学生。
テレビの中のプリキュアさんたちと同じ年齢になるにつれ、ある大問題が浮上してきます。

 『私たちはプリキュアになれないのか?』

現実は甘くない。
プリキュアさんのように、素敵なお友達はいない。
アニメチックな能力や才能もない。
絶対に諦めない心も、素敵な玩具もない。
そんな私たちは、プリキュアになれるのか。

私たちと同じ「いたって普通の地味な女の子」である坂上さんと、超次元世界に住むプリキュアさんたちを描いた素晴らしい映画でした。
9年間、プリキュアさんを見てきて本当に良かった。
特に初期シリーズから見続けた人には、ご褒美のような映画だったと思う。



今週のOPで流れた美翔さんの映像に対する熱き思いは、この数年をプリキュアさんとともに歩んできた人にしか分からないはず。
在庫とか失敗プリキュアとか名ばかり詐欺とか「あれ?何で出勤してるの?昨日、辞表の書き方教えたよね?」とか言われ続けた美翔さんが、こんなにも大活躍ですよ!
私たちの9年間を舐めるな。そして、私たちもプリキュアを目指そう。

個人的には最高傑作と讃えたい。
他映画があるからこその「最高」なので、単純比較はできませんけれど。
映画感想1周目および2周目

■スマイルプリキュア! 第7話「どこなの?わたし達のひみつ基地!?」

秘密基地を探そう。

ふと誰かが言い出しました。
先日、学校の中庭を占拠しましたが、よくよく考えたら学校は学校です。
落ち着いて玩具談義も出来やしない。
せっかくプリキュアになったし、仲間もこうして揃ったのです。
秘密で素敵な基地を探しましょうそうしましょう。

そこで、あらゆる場所に移動することができる不思議図書館の力を使い、あちこち探してみることに。
この不思議図書館を秘密基地にすれば良いのでは?との案は、即座に却下されました。
こんな「かぐや姫」を読んだ直後に転移したら、即、生死に直結するような所を基地になんてしたくないのです。

各自の希望の赴くまま、ふらふらと各地を回ってみますが。
どこもかしこも先約済み。そりゃそうです。
不思議図書館の機能は、「どこかに行くこと」。
「基地を作る」機能ではないのだから。
素敵な所には誰かがいるし、誰もいないところは、そもそも居住には不適切なのです。

心が折れかけながらも、星空さんが希望したのは「赤毛のアン」のような「秘密の場所」。
アン・シャーリーとダイアナ・バーリーの心の友ぶりに憧れていたそうです。良いですね、その2人。
でも私としては、ルビー・ギリスとエム・ホワイトの関係をもっと評価してくれと、声を大に叫びたい。
「赤毛のアン」シリーズの裏側で展開された友情物語ですよ。
第1巻の「赤毛のアン」で、些細なことで喧嘩したルビーとエム。
その後、ルビーは学校を卒業してクィーン学院へ。エムがどうなったかはアン視点では不明。
第2巻「アンの青春」、第3巻「アンの愛情」と物語が進む裏側で、ルビーは教師になって別の街へ。
ちなみに「赤毛のアン」時代にアンの友人として頻繁に出てくるのは、ダイアナ・ジェーン・ルビーの3人。
ダイアナは「昔ながらの幸せ」を選び、学問は最低限にして、早々に地元で結婚して平凡な生活を選択。
ジェーンは「人生は金だ」と豪語し、金持ちの男を誘惑して結婚。でも表面的な金だけでなく、しっかりと内面も通じあって幸せに。
残るルビーは「恋愛万歳。良い男万歳」の人。彼女の徹底しているところは、持って生まれた美貌に頼らなかったこと。
当時としては決して多くない進学を選択し、教師の道に進んだのも、「その方が良い男を見つけられそうだから」。徹底してます。格好いい。
そしてその計画通り、赴任先で知り合ったハーブ・スペンサーと婚約。
これまでの苦労が実って、幸せな生活を歩めるまさに勝ち組…と思いきや、肺炎で倒れます。
余命いくばくもないルビーは、ようやくその時に、ずっと喧嘩していたエムと仲直り。
この一連の物語は、アン・シャーリー視点では全く描写されず。
ただただ、伝聞系などでほんの僅かにアンの耳に入るだけ。
アン自身も「ぶっちゃけルビーとか今さらどうでもいい」という態度なので、殊更にフォーカスもされず。
でもだからこそ、主人公・アン以外にもちゃんと世界が広がっていることが感じられ、世界観の構築に貢献しています。
アンが見ていないところでも、ちゃんと物語は進んでいる。主人公の周りだけが世界じゃない。
こういう演出は非常に良いですね。
他にも、ムーディー・スパージョン・マクファーソーンとかチャーリー・スローンの物語も熱い。
この辺は、実写版「赤毛のアン」で微妙に改変されたりしてて、「元ネタ知ってるとはしゃげる」作りになってたりします。
なお、そんなルビーに対し、アンの発した「あんな人生は嫌だ」という台詞はかなり酷い。ダイアナやジェーンの生き方は肯定してるのに…。
アンの「高い教養を得て自身も収入減を得る」、ダイアナの「学はないものの昔ながらの生活」、ジェーンの「金」に対し、ルビーは「恋愛」。
当時の価値観や人生の選択肢をキャラごとに分担してるわけですが、ルビーだけ不幸な結末を迎えます。
ルビーは受け身というわけでなく自分から努力してるし、生まれながらのビジュアルに依存してるわけでもないのに、何故にあそこまで否定されたのか分からない。
同じく恋愛ジャンキーなフィリパ・ゴードンのことは親友扱いなのに。
大体、アンは少しばかり好き嫌いが激しすぎるのですよ。
自分は容姿のことを指摘されると激怒するのに、他人の容姿は批判したりしますし。
おそらくルビーにきつい態度なのは、彼女がアンの理想とする金髪碧眼娘だからだとか、そんな理由ですよ。酷い話だ。
だからこそ、ルビーとエムとの、主人公・アンとは全く無関係な物語が非常に良い味を出し…

何の話だっけか。

「赤毛のアン」は、幼少時の思い出をちょっとしたギャグにしたお話。
勘違いされがちですが、決してメルヘンいっぱいの素敵素敵を全肯定してるわけじゃない。
あれはいわば学園コメディ。
誰しも経験のある中二病な思い出を、「いや冷静になったら変でしょそれ」とツッコミを交えつつ、「でも良かったよね、ああいうのも」と微笑ましく展開するお話です。
(作者のモンゴメリが、「私とアンを同一視して憧れないでくれ」とぼやいたのは有名な話)

星空さんは「現実はメルヘンのようにはいかない」と理解しておられるようなので、「赤毛のアン」はかなりぴったり。
是非とも、そこらの男子学生の頭を石板で打撃して回るような、素敵な女性になって欲しいものです。
大丈夫、石板で殴るのは犯罪じゃない。「お下げをピンでとめる」ルビーギリスごっこをやると通報されますが。

探し回った結果、最後は「不思議図書館に最適な場所に連れて行ってもらう」ことを選択。
当然のことながら、提示されたのは不思議図書館その場所でした。
図書館さん的には、今回の星空さんたちの行動には思うところがあったらしい。
この女子中学生ども、こんなに便利な場所だというのに、却下しやがって…。

色々あったものの、相当にアバウトな指示でも目的地にちゃんと連れて行ってくれる優秀な秘密基地を手にいれました。
その気になればバッドエンドな方々のアジトを、ピンポイント爆撃することも可能です。
こういう便利なアイテムを、好戦的なスイートさんやハートキャッチさんが持ってなくて良かったです。安心して眠ることもできやしない。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち (つばさ文庫)

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


【今週の青】

基地として希望したのは富士山。

かつてないほどにプリキュア業務を真剣に考えておられます。
しかしながら残念なことに、今年のプリキュアさんはゆとり全開なスマイルさん。
浮いているのが気の毒です。

もしも月光さんと、ふたりでプリキュアやってたら凄まじく生真面目なシリーズになってそうです。
せっかくなので、体育会系なノリが好きそうな北条さんも加えてみよう。更に初期の水無月先輩も。
切りよく5人にするために、もう一人追加して美翔さん。多分、心労で倒れる。

【来週の星】

かつてブッキーさんが経験した入れ替わりネタ。
何故今ここでキャンディと?
意図が分かりませんが、スマイルさんの緩いノリなら、何でも許せそうな気がする。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 18 )




【今年のオールスターズ】

T・ジョイ大泉さんにて17日00時より行われた最速上映を見てきました。
夜の闇に浮かぶ東映アニメーション様、格好いい。



昨今、大きな問題となっているテーマが一つ。

 『私たちはプリキュアになれないのか?』

それに応えてくれるとても素晴らしい映画だった。
私が見たかったのは、まさにこれだ。

■映画 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち

【DX1】

その日、横浜の街は壊滅の危機に瀕していました。
突如現れた謎の液体金属生物が、瞬く間に街を侵食。
楽しい休日は一瞬で地獄絵図に変わり、絶望が街を覆います。

だけど。
誰もが諦めかけたその時。
空から希望が降ってきた。

煌めく光とともに現れたそれらは、巨大な怪物相手に怯まず挑んでいく。
街の人たちの表情も、絶望から希望に変わっていく。
あれは…あの人たちは、何なんだ。

街の人:
 「観覧車のゴンドラの上だ」
 「女の子?」
 「5人…10人…いや、大勢いるぞ…!」
 「あれは、おぉあの者たちは」
 「世界が闇に包まれそうになった時、世界を救ってくれるという…」

そう、彼女たちこそは希望の象徴。
あの子たちが来てくれたらなら、もう大丈夫。
人々から希望を託され戦う、彼女たちの名前は…

街の人:
 「あれが…伝説の戦士、プリキュア…」

そして横浜の街は、救われました。

【私たちの日常】

その翌日。

TVニュース:
 「昨日、横浜の街に現れた怪物は」
 「十数人の少女たちによって倒されました」
 「彼女たちはこう呼ばれています」
 「伝説の戦士・プリキュアと」

坂上さん:
 「プリキュア、かぁ…」
 「私もプリキュアになりたいな」

テレビや新聞を賑わす謎のコスプレ集団・プリキュア。
そんな彼女たちのニュースを見て、坂上さんはぼそりと溜息。
格好いいです。憧れます。
でもそれはそれとして、私はプリキュアではない。住んでいる世界が違う。
では自分の住んでいる世界はどうかといえば。

坂上さん:
 「ねぇお母さん、やっぱり学校行かなきゃダメ?」

物凄くアンニュイです。
坂上さんはつい最近、横浜の街に引っ越してきたそうで、ぶっちゃけ学校に馴染めてません。
学校、行きたくない。

駄々をこねつつも登校しますが、やっぱり上手く級友に溶け込めない。
話しかけようとはしても、なかなか一歩が踏み出せない。
だからつい思ってしまう。
こんな学校、嫌だ。こんな街、嫌だ。
そして今日も一日、暗い気持ちのままで終わっていく。

【彼女たちの非日常】

そんな帰り道でのこと。

坂上さんは、道端で蠢いている謎生き物を発見しました。
不気味です。軟体生物です。はっきり言って、絶対に素手では触りたくない感じの生き物です。
だけど何だか苦しそう…。だからちょっと助けてみた。

謎生物:
 「ふぅ!」

よく分からないが、懐かれました。悪い気はしません。
坂上さんも、すぐに警戒を解きました。
なんだか良く分からない。でもなんだか仲良くなれそう。

とりあえず「フーちゃん」と名付けて、連れ歩いてみることに。
フーちゃんには姿を変える特殊能力があるらしく、お店で見かけたブレスレットに変身してくれたりします。
意外と可愛い良い子じゃないか。坂上さんも大喜び。

…喜んでいると。

???:
 「むぎゃあ」
坂上さん:
 「っ!!」

不意に後ろから激突されました。
驚いて振り返ると、ピンク色の髪をした緩い娘さんが。
瞬間的に坂上さんの危機センサーが働きました。
この子は普通じゃない。上手く言えないけど、脳がウルトラハッピーだ。
だから慌てて謝ると、即座に逃げ出しました。

???:
 「待ってーーーー!!!!」

何故か追いかけてきました。
なんで!?私、ちゃんと謝ったのに!!
もはや涙目になりつつ、坂上さんは駆ける駆ける駆ける!

どんっ

???:
 「うわぁ」
坂上さん:
 「っ!!」

全力疾走したせいで、再び誰かにぶつかりました。
泣きながら顔を上げると、休日に一人で部屋でダンベルを上げ下げしてそうな娘さんが。
再度、坂上さんの危機センサーが働きました。
この子は普通じゃない。上手く言えないけど、脳が筋肉だ。
だから慌てて謝ると、即座に逃げ出しました。

???:
 「待ってーーーー!!!!」×2

何故かその子も追いかけてきました。
なんで!?もう嫌だこの街!!
気の毒すぎて、もう見てらんない…。

逃げに逃げますが、やがて包囲されてしまいました。
その過程で、ハッピー娘と筋肉娘が正面衝突する一面もありましたが、一般人な坂上さんには、それが意味するところなんて分からない。
とにかくただひたすら怯えるばかり。わ、私、何も悪いことしてないはず…。

???:
 「ごめんなさい!!」×2

…え?

どうやらこの二人、ぶつかってしまったことを謝りたかっただけのようです。
それだけのために、あんなに必死に追いかけてきたのか。
なんて頭のおかしい、良い人たちなんだろう。

釈然としなくはないものの、まぁ良かった。
ほんわかした気分になりながら、坂上さんは帰路につきました。
なんだかとっても不思議な一日だった…。

…坂上さんは知らない。

たまたま遭遇したこの子たちが、伝説の戦士・プリキュアであることを。
先日現れた謎の怪物は、「フュージョン」と呼ばれる生き物であること。
今日プリキュアさんたちが横浜を探索していたのは、フュージョンの残骸を始末するためだということも。

【私たちの非日常】

自分が何と遭遇したか知らぬまま、お家へと帰る坂上さん。
途中でお隣さんの家の飼い犬に吠えられたりして、またまたぐったり。
もう、ほんと嫌だこの街。

そんな坂上さんをフーちゃんは健気に守ろうとします。
なんて良い子なんでしょう。
でも駄目だよフーちゃん。体が小さいのに、あんな大きな犬と戦おうとしちゃ。

坂上さんの何気ない言葉に、フーちゃんも思う。
体が小さいから弱い。じゃあ大きくなろう…。
そのためには…。

翌朝。

フーちゃんは急激な成長を遂げていました。
びっくりする坂上さんですが、フーちゃんが育ったことは喜ばしい。
外に連れて行ったり、お家で遊んだりと、もう夢中です。私、友達できた…!

どうして、フーちゃんは大きくなったのか。
それは色んなものを「食べた」から。
本当は、散り散りになっていた自分の分身を集めて巨大になろうとしたのですが、それは失敗しました。

何故なら。

???:
 「プリキュア・ミュージックロンド!!」
フーちゃんの欠片:
 「ぎゃああああああああ」

プリキュアさんによる苛烈な残党狩りが行われていたからです。
横浜の街に散らばった分身たちは、血も涙もない娘さんたちにより粉砕されていく…。

【彼女たちの日常】

社会の裏で殺戮行為が行われてるなんて露ほどにも思わず。
坂上さんは、今日もフーちゃんと遊びに出ていました。
学校は嫌い。この街も嫌い。嫌なのに引っ越したお母さんも嫌い。でも、やっと友達ができた。

と、そんな時。

???:
 「あ。この間、会った子だよね?」

急に話しかけられました。見れば、先日のハッピー娘です。
どういうわけか、慣れ慣れしく話しかけてきました。
あ、何か友達になれそうな雰囲気…?

???:
 「また一人で勝手に行動して」
 「迷子になったら、おまわりさんに名前と住所を言うんだよ?」

後から更に4人の娘さんたちがやってきました。
先ほど話しかけてきたピンクな娘さんも、そちらの輪に加わって和気あいあい。
何だろう、この疎外感。

坂上さん:
 「いいな、あんなに友達がいるんだ」

それに比べ、私は…。

思わず胸に寂しさが満ちる。
その寂しさに、フーちゃんは超反応。
大好きな友達が、何やら悲しんでいる。何故だ。そうか、あいつらが、いるからか。

フーちゃん:
 「あゆみを悲しませる…。敵だ…!」

謎生物、急激に膨張。そして先ほどの5人組に襲いかかる…!

???:
 「っ!?」
 「……!!」
 「プリキュア・スマイル・チャージ!!」

一瞬怯んだ5人組ですが。
すぐに立て直すと、突然、謎の雄たけびを上げる。
坂上さん、唖然。一体、何が…

???:
 「五つの光が導く未来!輝け・スマイルプリキュア!!」

プ、プリキュア、だと…。
待って、えっと、何でここにプリキュアが。
いやていうか、どうしてプリキュアが、私の大事なフーちゃんと戦ってるの!?

事態を全く理解できない坂上さんの前で、死闘は激化していく。
なお戦闘の素人である坂上さん(当たり前だ)には分かるわけもないことですが、この時、スマイルさんは危機に陥っていました。
というのも格闘戦を嫌がるスマイルさん、必殺技を早打ちしては片端から吸収されていきます。
なんてことだ。新人さんのせいで、事態が悪化していく…。

???:
 「諦めないで!!」

新手がやってきました。
喜ぶかと思いきや、スマイルさんたちは顔面蒼白。
す、すみません先輩、いやこれは違うんです、決してミスとかではなく、あ、いえ、私たちまだ新人なもので、ご指導ご鞭撻のほど宜しくお願いいた…

オレンジさん:
 「挨拶は後にして」

ひぃ…。

【もう戻れない】

そのやり取りに、ようやく坂上さんも我に返りました。
ま、待って!私のお友達を苛めないで!!

プリキュアさん:
 「あなた、それが何か知ってるの?」

あ…う…。

聞けばフーちゃんの正体は、先日街を襲った怪物だそうで。
憧れのプリキュアさんたちは、身柄の引き渡しを要求してきます。
大丈夫、悪いようにはしないから。だからその子を、こっちに渡して…?

絶対、ヤられる。
坂上さんの危機センサーが最大MAXに鳴り響く。
フーちゃんを渡したら、絶対に酷い目にあわされる。特にあのオレンジの。あれは一線を越えた奴の目だ。

恐怖に耐えかね、坂上さんは逃亡。
幸いにして逃げ切りましたが、お家に帰ったところで思わず号泣。

坂上さん:
 「どうしよう…。私、プリキュアの敵になっちゃった」

どうしてこうなった。
絶望が胸を覆います。
おかしい。本当に、どうしてこんなことになったんだ。

タイミング悪く、そこにお母さんが小言を言いにやってくる。
今、それどころじゃないのに!お母さん嫌い!
その言葉に、フーちゃんは再び超反応。

フーちゃん:
 「あゆみを叱った。敵だ」
 「フーちゃん、あゆみの願いを叶える」
 「学校なんて嫌い。この街が嫌い」
 「だから全部、リセットする」

坂上さんが止める間もなく。
フーちゃんはお母さんを一飲みにし、更に横浜の街に飛び出していく。
たちまち集まりだす、街中に散らばったフュージョンの欠片たち。
目的は一つ。この街をリセットする。大好きなお友達の坂上さんのために。

【分岐点】

闇に覆われていく街を見て、坂上さんは呆然。
どうして、こうなった。
分からないけど、でも止めないと。

フーちゃんを追いかけて、絶望の街の中を駆けていく。
その過程で、三度、ハッピー娘と出会いました。

ハッピーさん:
 「あたしたちに言いたいことがあるんじゃないの?」

脅しか。
思わずそんなことも思いましたが、坂上さんはようやく勇気を振り絞りました。
フーちゃんを止めたい。あの子は、私の気持ちを勘違いしている。
だからお願いします。力を貸してください…!

「絶対に許さない」…そんな返事が来るかと思いきや、ハッピーさんたちは暖かく受け入れてくれました。
分かった、じゃあ、フーちゃんがいる所まで連れて行ってあげる。
こうしてスマイルさんと、途中で合流したスイートさん達と共に、坂上さんはフーちゃんのいる絶望の中心地を目指していく。

一緒に走っていく最中に、坂上さんはプリキュアさんたちのことをちょっと知ってみた。
あれ?この子たち、意外と普通の子だ?

坂上さん:
 「え、プリキュアなのに、怖いこととかあるんだ?」
???:
 「当たり前でしょ」

うん、そりゃそうだ。プリキュアさんも人の子だったんだな…。
なのにどうして戦えるのか。
プリキュアだから強いんじゃない。結局は、ハートの強さが物をいうんだ。

【伝説の戦士】

スマイルさんに護衛されつつ、坂上さんはフーちゃんの元を目指します。
でも中心に行けばいくほど、フュージョンの攻撃は激化していく。
並走するスイートさんが凄まじい戦闘力で撃破していきますが、何せ数が多すぎる。
でも大丈夫。だって私たちには、プリキュアさんがいるんだから。
苦しい時は、ライトを振ろう。彼女たちは、きっと来てくれる。

???:
 「えりかが道を間違えるから、間に合わないところだったよ」
 「え~?」
???:
 「道、間違えた…」
 「ピーチ、あんた…」

続々集まるプリキュアさんたち。

地上に持ち上げられた大型船の滑降を、素手で受け止める黒い人と白い人。
何やら物凄く楽しそうにバリアを展開して見せるお花娘と鳥娘。
そして空から降ってくる、神っぽい子たち。

私たちにはプリキュアがいる。プリキュアさんが来てくれたら、絶対に負けるはずがない。
でも、私たち自身は?
プリキュアさんの強さに感動し、憧れる私たち自身は、どうなのか。
あの方たちが好きで、尊敬もするのなら、どうしてプリキュアさんを見習わないのか。
「感動した」というくせに、自分たちもそのように行動しないのでは、醜い自己矛盾。

フーちゃんを目指す坂上さんですが、ふとした隙にハッピーさんがピンチに。
思わず、体が動いた。ハッピーさんを助けるために、我が身を省みずに、フュージョンの攻撃から庇ってみた。
生身の彼女に出来ることなんてない。たちまちフュージョンに飲み込まれてしまった。

坂上さん:
 「絶対に、フーちゃんの所に行くんだ…!」

闇に飲まれながらも、坂上さんは諦めない。
勇気を出して、一歩を踏み出そう。もう陰鬱に愚痴を言うだけの自分は卒業するんだ。
その思いが、何かの壁をぶち破った。

坂上さん:
 「…………っ」

きらりん

坂上さん:
 「思いよ届け!キュアエコー!」

誕生・29人目のプリキュア。

そう、私たちはプリキュアになれる。志しさえ同じならば。
嫌だと思い投げ出すか、勇気を出して一歩踏み出すか。
そこさえ正しく進めば、私たちだって…。

正真正銘、今まさに誕生したばかりのエコーさん、新人研修も何もないまま、いきなりフュージョン戦に突入。
でも彼女の目的は、フュージョンを倒すことではありません。大事な友達・フーちゃんと対話すること。
ミラクルライトが示す道を辿り、必死の思いでフーちゃんの元へ。

エコーさん:
 「私の願いは、もう叶ってたんだよ」
 「だって友達になってくれたじゃない…」

言葉を伝え終わると、エコーさんのプリキュア能力は消滅。
フーちゃんも坂上さんの気持ちを理解しました。
たちまち霧散していくフュージョンたち。

プリキュアさん:
 「これが本来のフュージョン」
 「こんなに綺麗だったんだ…」

容赦なく粉砕してきましたが、和解の道もあったんだな…。

これで終わりかと思ったところに、何やら残っていた悪しきフュージョンが襲ってきたりもしましたが、スマイルさんが軽く蹴散らしました。
その際に、フーちゃんも姿を消しました。
やっちまったかハッピーさん、とも思いましたが、大丈夫。フーちゃんは街中に散っていっただけだそうで。

【再び日常】

その翌日。

坂上さんは今日も学校へ。だけど昨日までとは違う。
勇気を出して、級友に話しかけてみました。
現実を嘆いていても始まらない。自分から一歩踏み出そう。
それさえ出来れば、私たちだってプリキュアになれる。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち (つばさ文庫)

(右画像)
プリキュア シンドローム!〈プリキュア5〉の魂を生んだ25人【描き下ろしポストカード3枚付き】


現役女児(5歳)の頃に初代プリキュアを見てた人は、今では14歳。プリキュア適齢期です。
タイミング的にもばっちりの映画だったと思う。

エコーさんはキュアデコルを用いて変身なされました。
ということは、「スマイル」本編に出てくる可能性もなくはない。
個人的には映画限定キュアだと思いますけれど。

坂上さんと星空さんが対話しているシーンは、三次元と二次元の邂逅のようで面白いです。
意識してのことでしょうけれど、坂上さんは現実寄りのデザインがされてるので、ピンク髪の星空さんとの違いを凄く感じます。
なんかもう感情移入しまくり。

【今年の出演者】

そこかしこに懐かしの方々。
この日、横浜はとんでもないことになっていた。
あちこちにプリキュアはいるわ、関係者はいるわ…。

【今年のED】

スマイルさんのEDが採用されてました。
踊るスマイルさん。それと一緒に歴代プリキュアさんたちも。
夢原さんや美翔さんたちが、スマイルさんの振り付けで踊るのは、なかなかに美味しい。こういうのもアリですね。

【今年の黒白】

スイート&スマイルさんの9人がかりで、ぎりぎり受け止めた巨大船舶を、たった2人で完璧に受け止めやがった。
シンプルですが、あのふたりの間違った何かを見事に表していたと思います。
あ、一応、九条さんも参加はしてましたけど、計算に入れなくても問題ないですよね、うん。

【今年の鳥】

美翔さん大活躍でした。
何ですか、あの嬉しそうなバリアは。
フレッシュ以前のシリーズには「楽しそうに戦ったりはしない」という制約があったそうですが、それを取っ払ったかのようなはしゃぎぶり。
小躍りしながらバリア展開する鳥を見る日が来るとは…。

あと彼女の正体が正式に決着しました。

OPでキャラ紹介が流れるのですが、美翔さんについたテロップは「egret」。
「イーグレット」が「egret(白鷺)」なのか「eaglet(ワシの子)」なのか。
媒体によってブレたりしてましたけど、本編でちゃんと「egret」と表記。
これで安心して断言できます。美翔さんはサギキュア。

【今年の夢】

先日の映画宣伝OPで度肝を抜いたGoGoチームの戦闘シーン、あれはOPの一幕でした。
あのレベルのカットが、OPですよ。凄まじい。

夢原さんたちが空から降ってくる一幕は、元ネタは「GoGo」のOP。
ミルミルさんも一緒に降ってきてるのが熱い。
他にも細かいところでネタを仕込んでいそう。

【今年の桃】

道に迷う。

以上、桃園さんの見せ場でした。良い子だ。

タルトさんが「わいらのプリキュア」と誇らしげに紹介してたのが良かった。
やっぱりそういう拘りと誇りは大事だ。

【今年の花】

坂上さんを護衛するのは、テーマ的には花咲さんたちが行った方が、自然ではあったと思う。
通りすがりのプリキュアです。事情はよく分かりません。でもお手伝いなら出来ます。
でも坂上さんが最初に出会ったのがハートキャッチチームだったら、フーちゃんは即時抹殺されてた気がする。良かった、スイートさんやスマイルさんで。

今回は本当に通りすがり。ふらっと現れて、事情はよく分からないまま、坂上さんを送り出してくれます。
それはいいのですが、なんか不用心に坂上さんの目の前で変身とかしてたけど、大丈夫なのかしら。
多分、「どうせこの子もプリキュアだろう」と油断してたんじゃなかろうか。感覚が麻痺しておられる。

【今年の音】

大変に先輩先輩しておられました。
あえてハッピーさんに敵を仕留めさせたりと、狩りの仕方も教えてくれます。
スマイルさんを甘やかし過ぎな気がしないでもないですが…。
昨年の新人研修は地獄だったそうですが(誰とは言いませんが月光教官のせいで)、おかげで北条さんはあんなに逞しくなれた。
それに比べ、今年は南野教官によるエクササイズとか、北条教官の気合連呼とか、そんなんばっかですよ…。

【今年の笑】

「DX1」は日常の幸せを、「DX2」はチェンジ、「DX3」は共有体験をキーに立ちあがってた。
今回の「NS」では、打てる手を何も持ってない民間人・坂上さんが、無茶を承知で立ち向かい、結果プリキュアに覚醒。
深読みしすぎのこじつけ感はありますが、スマイルさんは「現実は厳しいと分かった上で立ち向かう」話だと思ってるので納得の展開。

スマイルさんもフュージョンの残党狩りを行っていたので、てっきり「既に合流済み」かと思ったのですが、そうではなかったようで。
恐らくはキャンディから断片的な情報しか与えられてなかったのでしょう。
「他にもプリキュアがいる」という重要情報すら伏せられたまま、フュージョン討伐に駆り出されるなんて…。
下手しなくても全滅するところだった。
キャンディの「情報をちゃんと伝えない」が、こんなところまで使われるとは。

あと星空さんの顔面は、映画でも打撃されてました。安心した。

【今年のDX】

冒頭は「DX1」のフュージョン戦から。
但し、フュージョンの形態は私たちの知っている「DX1」のそれとは違うし、戦っているプリキュアも14人ではなく23人。
辻褄が合いません。まぁ突き詰めて考えるのは無粋という気もしますが。

パラレル世界ではないとすれば、対フュージョン戦が2回あったとか。
幻の「DX4」があったんだ、きっと。

そういえば、劇中のニュースでは「十数人の少女により」と説明されていました。
「二十数人」ではなく「十数人」。
矛盾については殊更に解消はしないけど、分かった上で微妙に曖昧にしておこうということなのかな。

【感想】

今回の映画、おそらく「贔屓のプリキュアが活躍していない」という不満を持つ人もいたんじゃないかと思う。
かくいう私も、推しプリキュアは夢原さ……じゃなかった、美翔さんなので、出番は少なかった。
でも大満足です。

もうここまで来ると、プリキュアさんが格好いいアクションして敵を撃破してくれるのは分かり切ってるんですよ。
彼女たちは絶対に諦めない。美翔さん…は微妙だけど、美墨先輩や夢原さんが今さら心折られて敗北するとも思えない。
だから直接的に描写されなくても、カメラの回ってないところでどんな激闘が起きてたかを、極めて自然に想像できます。
むしろ、あからさまに出てこないのが、名誉にすら思える。「伝説の戦士」扱いがこそばゆいです。

プリキュア視点ではなく、一般人視点の話はとても見たかった。
あの偉大なるプリキュアさんたちが、劇中の民間人に「伝説の戦士」として崇められてることに、何とも言えない満足感。
OP歌詞の「永遠の友達・プリキュア」が涙腺に来ます。もうとんでもない所に神格化されてる。

それと同時に、プリキュアさんたち自身はいたって普通の娘さんだったりする。
まぁ十分に異常な娘さんたちですが、素の彼女たちは神格化されてる姿とはかなり違う。
その辺の描写も、とても良かった。

[指摘を貰ったので追記]
 MH・SS・GoGo組は台詞なし。素晴らしい。
 以前の「DX2」のときに、水無月先輩が実質台詞なしで不満が挙がったそうですけど、監督は「必然性もないのに、無理に全員喋らせる方が失礼」と言われていました。
 同意します。とってつけたように、皆で仲良く喋る方がおかしい。
 そういう形ばかりの「オールスターズ」よりも、ずっと嬉しい役回りだった。

 なんといっても「伝説の戦士」扱いですよ。あの、私たちのプリキュアさんが。
 そしてわざわざ描写されなくても、あのお澄まししてる鳥娘が、実は猫背だという知識を私らは持ってる。
 カメラに映ってないだけで、どうせ裏ではバリア割られたり、踵落としに失敗してわたわたしてるんですよ。
 下手に一言二言台詞があるよりも、ずっと素敵な立ち位置です。

 見えないところにいるからこそ、平行した展開が印象付けられる。
 上手いファンサービスだったと思う。
 残念に思う気持ちも分からなくはないけれど、初代プリキュアから代替わりしたおかげで、今でも初代の出番があるように、歓迎して良い変化なんじゃないかな。

見上げて憧れるばかりだった存在は、実はとても身近だった。
というか、距離を感じるのは、自分が弱いからだ。
勇気を出して一歩踏み出せるかどうかが、その差を分けてる。

「NewStage」の名前の通り、今までにない視点の素晴らしい映画でした。

二段変身なし、全員で大砲発射して終わるわけでもなし。最大の激戦はOPという変化球。
でも要所要所で「DX」のエッセンスが使われてる。(出会いのシーンとか)
残すところは残した上で、新しい領域を切り開いたと思う。

来年度がどうなるかは分かりませんが、是非また続きが見たいです。

感想2周目

コメント ( 0 ) | Trackback ( 7 )




先ほど発売の、最速公演のチケット、無事に予約できました。
これで安心して週末を迎えることができます。
後は金曜まで元気に生き延びるだけだ。

で、気が付いたらプリキュアガーデンの「おしえてプリキュア」が締め切りになってたので、慌てて記事にしてみる。

第23回結果:「住んでみたいのは?」

 No.1 ハミィたちがいるメイジャーランド
 No.2 タルトたちがいるスウィーツ王国
 No.3 ココたちがいるパルミエ王国
 No.4 フラッピたちがいる泉の郷
 No.5 メップルたちがいる光の園

極めて順当に、最新シリーズ順に並びました。いまいち面白みのない…。

前回の記事で「スウィーツ王国は損害ゼロの安全国家だから住みたい」と書いたところ、「いや攻められている」とご指摘を貰いました。
そういえば確かに、ラビリンスとの最終決戦のゴタゴタの際に、酷い目にあっています。
他の国家が滅亡だの君主不明だのの体たらくなので、過大評価しすぎてた。申し訳ない。

これまでの1位獲得数は、MH:4、SS:1、GoGo:4、フレッシュ:5、ハートキャッチ:7、スイート:2。
再び美翔さんが単独最下位に逆戻りしてしまいました。
一瞬で追い抜かれましたね、後輩に。

ここまで来ると気の毒なので、どうにかして1位を取って欲しいものです。
「スマイル」の黄瀬さん人気の余波で、「お絵かきしたい!」→「ああ、この鳥も絵を描くんだ。じゃあこの子で」みたいなのでもいいんで。
まぁそれだと、来年「スマイル」さんたちが参入してきたら万事休すですけれど。

いっそ「一緒に空を飛びたいのは?」くらいに極端な設問にして欲しいです。
もちろん「ハートキャッチ」組はお休みで。奴ら飛びますからね。
ああでもそうすると、美翔さん以外の候補者は、みんなスーパー化しちゃうのか。ますますダメじゃないか。一体どうすれば勝てるんだ!


次回:「いっしょにひなまつりを楽しみたいのは?」

 No.1 舞とおひなさまをつくる!
 No.2 のぞみとひなあられを食べる!
 No.3 ラブとちらし寿司をつくる!
 No.4 つぼみといっしょにお花を飾る!
 No.5 響とひなまつりの歌をうたう!

おぉ…。凄まじい顔ぶれだ…。

ここしばらく、微妙に正面衝突を避けた戦いが続いていましたが、今回は真っ向勝負の大一番。
選択肢は全員プリキュア。しかも「誰と一緒に遊びたいか」と来た。
5人の娘さんがずらっと並んだ状態で、この質問をされたと考えてみてください。
もうどうしたらいいか分かりません。

…どうしたらいいかは分かりませんが、ひときわ異彩を放っている方がおられます。

 『No2. のぞみとひなあられを食べる!』

また食べるだけか夢原さん。この子は本当にもう…。

かつての「プリキュアボイス」の時も、バレンタインの日にチョコを貪り食う姿が報告されていました。
他の子たちがせっせと作ってる横で、食う。
夢原さんはもうそれでいいです。お食べ。いっぱいお食べ。

それに引き換え、我らの美翔さんの中途半端ぶりはなんでしょうか。
どうしてそこで「おひなさまを作る」なのか。
おそらく、イラストを描いて紙人形的なものを作るのでしょうけれど、いまいち絵画能力を活かしきれていません。

料理担当は桃園さん。
昨今は「ご飯当番くらい出来て当たり前」な風潮になってきてますが、やっぱり桃園さんのポイントは高い。
いたって普通。プロの料理人級とかではなく、所帯じみた主婦的イメージ。作ってるのも「ちらし寿司」と渋い。そこが良い。

花咲さんはいつもの如くお花推し。
正直、一番怖いです。
違う子を選んだりしたら「お花嫌いなんですね」と、物凄い冷ややかな目を向けられそう。

そして最後の北条さん。これはきつい。
ここまで「スイート」さんは、南野さん・メイジャーランドと、快調に2連勝。
その流れで、これですか。

最新シリーズが最も有利なのは過去の傾向から明らか。
順当にいけば北条さんの勝利は固いのですが、だからこそ落とすと立つ瀬がありません。
この面々でのこの設問は辛いですよ。大丈夫か北条さん。
しかも選択した武器が「歌」。
北条さんと歌いたいニーズが、果たしてどれだけあるのか…。

肝心の回答としては、まぁ悩みはしても答えは一つ。
夢原さん以外の誰を選べと。
先日のスマイルさんOPの神がかりぶりを見たら、もうそれしかありません。夢原さん万歳。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




「衣食住の全てを、プリキュアさんでまかないたい」

そんな荒んだ願いに応えてくれる素敵キャンペーンが、本日12日で終了してしまいました。
ローソンとアサヒ飲料様に感謝。
この2週間の、ひたすら十六茶を飲み続けた日々よ、さらば。

ただ肝心のプレゼントの方は、残念ながら全て外れました。
計30本で、ポスターに1口、トランプに5口で申込んだのだけれど。
山のように飲んでたつもりだったけど、いざ抽選を回してみたらそれほど参加できない不思議。
もっと気合入れて買わなきゃ駄目だった。
お茶なら買いだめしても、どうとでも消費できたのに…!

で、明日からは3日連続で、TOKYO MXさんにてオールスターズの地上波放送が行われます。
良いですね、こうやってお祭り騒ぎで映画を迎えるのは。
美翔さんも大喜びですよ。ゴールデンタイムのテレビに映るのが夢でしたものね…。
こんな日が来ると信じて、律義に毎回毎回スパイラルリングを装着した甲斐がありました。
これで一人くらいは「あの玩具欲しい」と思ってくれる子もいるはず…。

さらに14日24時からは、最速公演のチケット販売。
もはや連日連夜、何かが起きています。これから1週間、気合入れていこう。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




【今週のオールスターズ】



美翔さんがブラウン管に帰ってきたよ!

リストラが噂されていましたが、ちゃんと呼んで貰えてたようです。
隣に白い人や神っぽい人がおられなかったら、懐からミラクルライトを取り出して振るだけの係にも見えますけれど。
スマイルさんガンバレー。



そして降臨する夢原さん率いるプリキュア5の面々。
凄まじいカットです。
天空から直撃降下シューティングスター。夢原さんやべぇ。
スイートさんでもハートキャッチさんでもなく、あえて夢原さんが最初にフォーカスされてるのもやべぇ。



放映開始は来週。今年も最速上映が行われるそうですので、実質的に金曜夜には拝めます。
「私達はプリキュアになれるのか?」…深遠なテーマの答えがもうすぐそこに。
来週は過去DXシリーズのテレビ放映もあります。この1週間を大事に生きよう。

■スマイルプリキュア! 第6話「チーム結成!スマイルプリキュア!!」

プリキュアが5人揃いました。実にめでたいことです。
戦力的に最も危険な序盤を、一人の脱落者も出すことなく無事に乗り切りました。
ここでこじらせて長々一人でプロローグを続けると、高校生プリキュアなんて恥を晒すことになります。ごめんなさい、月光さんのことじゃないです。ごめんなさい。

青い子:
 「プリキュアとは何なのですか?」

スマイルさんを知恵で支える青い人、鋭い質問です。
そもそもプリキュアとは何なのか。
我々は何故、こうもコスプレして戦うことに魅力を感じるのか。

しかしながらキャンディからの答えは淡泊でした。
伝説の戦士クル。それ以上の何物でもないクル。
ほほう。

スマイルさん:
 「あの怖い人たちは何者なの」
 「目的は何なのかな?」
 「うちらは何したらいいの?」

謎生物:
 「クル?」

嫌な沈黙が部屋に満ちる。
こいつ、何も知らないのか…。
頭が絵本な星空さんも、ようやく事態に気づきました。理由も背景も分からないまま、死地に投入されてたのか。

本当の敵は目の前にいる羊もどきではないないのか?
スマイルさんたちの目に猜疑心が宿り始めましたが、タイミング良く追加生物がやってきました。
キャンディの兄だそうです。なかなかしっかりしている格好いい生き物。

兄が言うには。
「悪の皇帝ピエーロが、メルヘンランドのキュアデコルを奪ってパワーアップ」
「だけどメルヘンランドの女王様が相打ちで封印した」
「女王様復活のためにキュアデコルが必要。ピエーロ復活にはバッドエナジーが必要」
「利害関係が一致した両国は、キュアデコルを使ってバッドエナジーを回収→回収したらデコルを返却、の協定を結んだ」
とのこと。
どのタイミングで相手を出し抜き、自分らのボスを復活させることが出来るかがカギですね。多分、そう言ってた。

キャンディさんが事情を語らなかったのは、隠していたのではなく説明下手だったからのようです。
それはそれで不安ですが。なんだかんだで戦況説明できてた歴代の生き物は、結構優秀だったんだ。
まぁ、よくよく考えてみれば、女子中学生の家に押しかけて「コスプレして戦え」と説得するって凄いスキルだ。

疑問は解決しましたが、課題は山積み。
まずはチーム名を決めないといけません。ここはっきりさせておかないと、先輩方に遭ったときに困ります。
で、貴方達は何プリキュアなの?
え、あの…、プリキュアって私達のことであって、こんなにいっぱいいるなんて思わなか…
ふぅん、冠なしの純プリキュアを名乗るんだ?へぇそう。

星空さん:
 「5人揃って」
 「5プリキュア!」



もうそれでいいいんじゃないかな。夢原さんとほぼ同じ発想。

一方その頃のバッドエンドさん。

狼・鬼・魔女の三幹部に、謎のジョーカーさんがアドバイス。
プリキュアは5人だけなんですって。
超重要な情報です。捏造であるという点が、特に。どうしてジョーカーさんは、こんな嘘を…。

魔女さん:
 「100人いようが一捻りだわさ」
狼さん:
 「俺は1,000人でも構わないぜ」

それが現実となることを、彼らはまだ知らない…。

絶望の未来が待つことなど露知らず、今日も魔女さんは出撃します。
それを直ちに感知した五プリキュア、迎え討つべく不思議図書館を経由して空間移動。
途中で星空さんが道に迷って遭難しかけましたが。ペンギンさん可愛い。これ伏線ですか。



スマイルさん:
 「5つの光が導く未来・輝け、スマイルプリキュア!」

懸案事項も無事に解決。命名・スマイルプリキュア。
現実が苦しいことなんて分かってる。だから笑え。
打てる手段がないことも知ってる。だから気合だ。
ハッピーだから笑うんじゃない。笑うことがハッピーなんです。
星空さんの人生観の詰まったとてもよい戦隊名だ。



スマイルさん:
 「みゃぎゃー」

もちろん、ただのやせ我慢なので、現実に攻撃されたら脆いのですけれど。気合だ。

とはいえ、あまりに貧弱な武装のスマイルさん。
見かねた兄生物が助けてくれました。
出来る謎生物です。どうしてキャンディが派遣されてるんだ。



ぺちゃんこにしたアカンベェを、悠然と見下ろす青い子が怖い…。

動きを止めたところで、ハッピーさんが一撃必殺。
今週もほとんど格闘戦は行わなかったのが気がかりです。
今年の新人研修では何を教えてるんでしょうか。南野さんがひたすらヌルい講習やってるのかしら。
いいんですよ、そうやって甘やかせば。
結局、オールスターズで地獄を見て苦労するのは、彼女たち自身なんですから。




アカンベェを撃破したことにより、今回もめでたくデコルをゲット。
見る限り16個あれば十分そうです。ピエーロ復活より1テンポ早い。圧倒的有利です。
絶望的な量の音譜に悩まされていた時代は終わった。

何にせよ半年以内に大きな山場が来ることはほぼ確実。
今年は追加戦士枠が曖昧なだけに、どんな展開が待っているのか分かりません。
未来は白紙だ。良くも悪くも。

敵も味方も「地球の平和」どころか「宇宙の平和」とスケールのでかいことを口にしている今回。
来週は秘密基地を探すそうですが、これで謎の異空間・不思議図書館に居を構えてしまったら、もはや現実との接点が希薄です。
星空さん、足元を見失わないかしら…。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズ NewStage みらいのともだち (つばさ文庫)

(右画像)
映画プリキュアオールスターズ New Stage みらいのともだち 主題歌シングル


スマイルさんに必要なのはルミナスさんなんだ。5人もいるんだから、一人くらい補助に徹した能力を発現していれば苦労しなかったのに…。

【今週のメルヘン】



ほのぼのした良い国…だそうですが、斧を2本構えた生き物が沼から出てくるような国には、正直行きたくありません。

【今週のハッピー】



星空さんの顔面が打撃されてくれました。
これがないとスマイルさんを見た気になれません。
今後とも、星空さんの顔面をよろしくお願いいたします。

【今週のハッピー2】

不思議図書館に行くことになった際。



ちゃんと靴を持参。
繋ぎ目のないように見えるカットですが、「ちょっと待って靴取って来る」というやり取りがあったんだ。
もしくは不意打ちを警戒して、室内に靴を持ちこんでいたか。

【今週のオールスターズ2】

偉大なる夢原さんのご本「プリキュア シンドローム!」が発売されました。
素晴らしきボリューム感。
まだ読み終わってないのですが、鈍器にできそうなこの重量だけでもドキドキする。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 16 )


« 前ページ   

現在コメントは、お返事をできない状態のため、全て保留のままにさせていただいています。
コメントを貰えるのは嬉しいだけに、申し訳ないです。