穴にハマったアリスたち

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(第25話)デリシャスパーティ♡プリキュア「新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!」感想

2022年08月28日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第25話)デリシャスパーティ♡プリキュア「新たな怪盗!?にこにこキャンプでごわす!」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第25話より)

夏も終わりなので、和実さんたちはキャンプに行くことにしました。
なお私の感覚だと「夏休みは8月31日まで」なのですが、現在はもっと短いです。たとえば東京は24日までらしい。
本日28日は既に2学期が始まっていますので、今回のお話は「8月28日の夏休み終了直前にキャンプに行った」話ではない…のだと思う。

そのキャンプ先で、新幹部・スピリットルーと遭遇しました。
スプリット(分断)なら分かるけど、スピリット(精神?)。しかも外見はロボット風。やることは応援。不可解でややこしい。
謎ストーンの力で動いているあたりもどういった流れなんだろう?

おばあちゃん曰く「おむすびはコメだけにしてならず」。
やたらに印象の強いモブお姉さんから貰った着火剤とか、ごっそり忘れてきた鍋とかがないと米も炊けません。
転じて、社会は様々な要素で成り立っているとか、正解は一つではないとか、過去の色々な体験が今の自分を作るとかなんでしょう。
それは良いとして、同じく盛んに繰り返されていた「写真がなくても思い出は消えない」はいかなることか。

レシピを奪われると思い出が消えます。レシピとは記録ですから、写真と同じ文脈。
今後、「レシピをすべて奪われてしまって絶望」⇒「しかし各人が思い出を振り絞り、新たな一歩を踏み出して反撃」とかがあるのかしら?
反撃の旗手が次世代(コメコメ)だったら、公開されてる映画情報の流れにも沿ってるかも。

思い出を無視して写真を収集しても意味不明なように、思い出を無視してレシピを集めても意味がないとも言えそう。
ただレシピは作業手順ですから、レシピから思い出は作れるんですよね。写真を見て思い出は作られないので、そのあたりは違います。

どこかの誰かが作ったレシピは、その人の思い出を知らなくても料理を再現でき、その人とは全く関係ない形の思い出を新たに作れる。
どこかの誰かが撮った写真は、その人の思い出を知らなかったら特には意味を見出せないので、「写真を見て話題にした」ぐらいの思い出しか作れない。
まぁ観光写真を見て「自分も行ってみよう」とかはありますから、全くの無関係ではないですが。

デパプリさんは「答えは一つではない」を扱っているので、肯定するポイントが回毎に異なるのが面白いです。今回は、らんらんの写真投稿には否定的。
その面でいえば「レシピはいらない(画一の手順はない)」で決着もありえるのかもしれない。

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(第24話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティ」感想

2022年08月21日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第24話)デリシャスパーティ♡プリキュア「コメコメなんて知らない!波乱のピザパーティ」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第24話より)

妙に尺をとっていた数学の宿題の下りに、何かテーマ的なこじつけを深読みすべきかどうか悩ましいです。
「愉快な小芝居」で満足の納得なのだけど、今回のストーリーとあまりにも関係なさ過ぎて逆に怪しい。
パムパム・コメコメの会話の噛み合わなさと、対比になっている…ようにも見えないし。
「先に行くか、待つか」「追いつく」「余計なことする」等々はキーワードになりそうには見えるものの、よく分からない。

ナルシストルーも何やら急に雰囲気が変わりました。前回はあんなに仲良くブンドルブンドルーしていたのに。
「長所」とやらが何なのか、ブンドル団の思想を知るのに重要な気がする。

あと、コメコメがすくすくとまた育った。
中身が幼いままなので、妙に犯罪臭さが先に立ちます。途中経過をすっとばした はーちゃんと違い、妙に生々しい…。

ところで例え話を理解できない和実さんは、おばあちゃんからの言葉をどのように理解してたんでしょうか。食べ物関連なら納得できるとか?
おばあちゃんの回りくどい格言は、和実さんの理解力に合わせた苦肉の策だったのかもしれない。
らんらんの謎ちゅるりん語法も、比喩ではなくマジでおっしゃってるのかしら。

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(第23話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」感想

2022年08月20日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第23話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ここねのわがまま?思い出のボールドーナツ」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第23話より)

芙羽様とご両親のお話。お母さまの可愛さが異常なレベルです。もうこの人を追加キュアにしよう。

初期からずっと芙羽様の寂しさは描かれてきましたが、安易に毒親だったりしないのがプリキュアさんの良いところ。
「神の舌」なんて二つ名の持ち主だと、「ボールドーナツなんて不味いもの食べない」とか言わせてしまいそうですけど、そうではなく。
「ワガママはダメよ」も一般論としては正しく、決めつけや抑圧のレベルでもなし。ただただ間が悪かっただけ。

実際のところ、芙羽母はボールドーナツは神の舌的には旨いとは思ってなかったんじゃなかろうか。思い出を奪われたシーン、うっかり「…なんでこんなツマンナイもの食べてるんだろう?」とか言わなくて良かった。
そういった客観的な味の完成度と、「美味しい」は別物。「みんなと食べる」「思い出」等々、そういったことも美味しさにつながると、ご両親も分かっていらっしゃる。

微妙に空回りしているようにも見えた芙羽父も、ちゃんとPretty Holicにたどり着いて娘の好みとガッチリ合うプレゼントを用意しています。合致しすぎて、既に持っていましたけど。
普段は離れていてお互いのことも分からなくなっていても、それでも根本を共有していれば分かり合える。

「これからは家族でずっと一緒」とならないのも良いです。一人でいるから不幸、ではない。
助言してくれた和実母やマリちゃん、轟さんは一人でいる間に培った人間関係ですし、食べ物以外の話題ができたのも同様。

その芙羽家と露骨に対比されて描写されていたブンドル陣営が何なのかよく分かりません。
ああ見えて、セクレトルーもナルシストルーもゴーダッツ様に高い忠誠心を持っていたようです。ゴーダッツ様も、本心は定かではないものの部下思いで労っています。
「見てはいるが、子のためになっていないゴーダッツ」と「見てはいないが、子と通じ合っている芙羽父母」なのかしら。

ただ今のところ、ゴーダッツ様はブンドル団に対して酷いことはしておらず、「毒親」臭さはないです。まぁ窃盗をさせてるんだから、毒親ではあるんですが。
シンプルに「親に喜んでもらうために犯罪に走る子」「子に犯罪をさせて自分の欲求を満たす親」からの「思い出や愛の悪用、負の側面」という構成なのかな。

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(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想

2022年08月07日 | デリシャスパーティ♡プリキュア
■(第22話)デリシャスパーティ♡プリキュア「ブラペ引退!?伝説のクレープを探せ」感想


(「デリシャスパーティ♡プリキュア」第22話より)

活躍していそうで案外そうでもないブラぺが、己の存在意義に疑問符を生やしてしまいました。
プリキュア視点でいえば、名前ぐらいしか説明のないまま戦場にだけやってくる第三勢力です。普通に怪しい。実際、和実さんのストーカーなわけで普通に怪しい。会長さんは気づいていそう。あのブラぺとかいう奴、プレシャスのことしか見てなくないか?

プリキュアシリーズでは追加キャラは基本的に強キャラ縛り。販促の都合のないブラぺは自由に動かせるのかもしれない。
強いて言えば、コッペ様(花咲祖父の姿を借りていた)に近しいのか。

現実の拓海くんはといえば、知人の青年を助けるために「伝説のクレープ」の再現にチャレンジしてみることに。
作るのは拓海くん。試食は和実さん。
作る。食う。作る。食う。作る。食う。

伝説とも称されるクレープが割と簡単に再現されてしまいましたが、拓海くんの細かな調整能力もさることながら、一定のペースで食い続ける和実さんがチートです。
ほぼ同じで微妙に違うだけの食い物を延々と食べ続けて、数年前に食べたきりの物と比較して全く同じ評価軸で感想を伝えるとか、何気に超人技です。凄いというより怖い。彼女のデリシャスマイル顔は、テンション低めの星奈さん的な狂気を感じる。もぐもぐもぐもぐもぐもぐ…。

こうして伝説のクレープは再現されましたが、ご友人は若干困り顔。拓海くん、また余計なことをやっちまったかと後悔。
が、困ったとはいっても前向きな困り方。ちゃんとうまくいきました。困らずに回避していた方が悲劇だった。

ブラぺとしての協力も、次なる戦闘では無事に活き、連携取って撃破。
プレシャスさんからお礼のメッセージも貰って、満足気に帰りましたとさ。

前回のらんらんの「勝手な想いが迷惑にもなりえる」と対になる「勝手な想いも力にはなれる」。
拓海くんが思っている以上に、周囲は感謝してくれていました。
ただ相手が感謝していることに気づけないと、活動は長続きしません。今回は周囲に恵まれていたから良かったものの、些細な行き違いで感謝が届かなかったら、ブラぺがフェードアウトしてたところだった。

かといって「感謝の気持ちを伝えよう」という流れでもないのか?あくまでブラぺ視点でのお話でしたので。
芙羽様が何やら神妙な顔をしてご両親にメッセージを書いていましたので、次回で何かわかるかもしれない。

今のブラぺは継承した力を使って戦っています。クレープの再現も和実さんの過去の記憶に頼った。
それが悪いというのではなく、キャラ設定として「過去」に比重がかなりあるように見えます。今回、未来の象徴ともいえる子供(コメコメ)と絡みがあったのも何か深読みはしたくなります。

「伝説のクレープ」にも意味はあるのかしら。適当に導入として出しただけなのか、今後関わってくるのか。
無理に書き連ねるなら、「伝説の戦士」プリキュア初代の移動店舗タコカフェを想起はします。
プリキュアシリーズの元祖を、記憶を頼りに再現する和実さん…というのは何かしらの意味を見出せそうな気はする。

会長さん家で作成していた、明らかに多人数で食べることを前提とした多人数の個性を取り入れたパフェも、プリキュアシリーズの象徴と言えなくもないかも。20年を目前として、物凄い数になったものだ…。

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「episode11:ライバル」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年9月号)感想

2022年08月03日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode11:ライバル」(なかよし2022年9月号)


なかよし 2022年9月号 [2022年8月3日発売]【電子書籍】[ なかよし編集部 ]

サブタイトルがちょっと珍しい。ぴっちのサブタイの基本は「〇〇の△△」で、一単語のみのサブタイは「KODOU」や「KIZUNA」、「さよなら」のような印象的な物ばかり…と思ったのですが、調べてみたら「マエストロ」があった。カタカナ一単語はOKだったのか。

星羅と会敵したマメプリ一同、大ピンチに。そこにアクアレジーナ様ことるちあさんがご降臨なされました。そして新しい歌を授けてくださいました。必殺の「なないろメモリー」。ついに炸裂。

マメプリ:
『争いは いまもつづいているの?』
『あきらめない 進むよ 始まりの合図』
『凍えそうなときは 愛の輪を広げよう 七色のsea!』
[MV]『ぴちぴちピッチ』イメージソング最優秀賞「なないろメモリー」/優莉 [full ver.]

唄っているのは何気に2番です。
多分フルコーラスでぶちかましたんですね。まぁ相手は星羅です。マメプリ6匹総動員+アクアレジーナ様による新曲フル攻撃。手加減してる余裕なんてない。

なりふり構わぬ全力アタックが功を奏し、星羅は動きを停止。「なないろメモリー」に、「星羅を撃退した」とかいきなり物凄い称号がついてしまった。
果ては沙羅まで呼び覚まされ、星羅さん絶体絶命。

混濁する意識の中、星羅の回想によれば幼き頃にお散歩していたところをローランに篭絡されたようです。
ローランの脅威度が一気に上がりました。恐るべき懐柔能力。ミケル様の苦労は何だったんだ…。

なお、回想シーンの星羅はかなり幼いです。
ということは数年もローランの傀儡のまま放置されてたんですかね。マメプリのお姉さま方は何をやってたんだ。

悩み苦しみ抵抗する星羅に、るきあさんはついお歌をストップ。
常識的なヒトの感覚では、悶える相手に笑顔で歌唱攻撃を続けるなんてできないのです。

リナ、波音:
「るきあ!歌を止めるな!」
「そうよ!でないと…」

が、マメプリの皆様は違う。チャンスなのに何故に歌をやめるのか。
猛獣相手に発砲を躊躇うな的悲鳴が響く。目の前にいるのはたった一匹で地上を薙ぎ払い、海の国々を崩壊させかけたモンスターの後継です。
せっかくの名曲「なないろメモリー」も、こうなっては兵器。歌え!歌うんだ!あ、こら歌うのをやめたりしたら…!

プツッ…

星羅さんだか彼女の周囲の何かだかが嫌な音をたてて引きちぎれる。
どこから湧いて出てきたのか、ローランが降臨しました。「なないろメモリー」を警戒して、歌ってる間は近づかなかったのは賢明ですね。お歌は範囲攻撃なので、近づいたら巻き込まれてしまう。

ローラン:
「星羅…」
「おまえのココロも体も」
「このオレにあずけてしまえば楽になる…」
星羅:
「ローランさま…」

嗚呼ここにきてようやくというか、ローランの悪役度が良い感じに上がってきた。
囚われのヒロインを抱きしめて顎クイは、よく見る構図ではありますが、星羅さん相手にそれされるとふつふつとヘイトが沸きますね。
お前ちょっとその至近距離から「Birth of Love」食らってみろ。

星羅も星羅もです。代名詞ともいえる不意打ちアタックはどうしたんでしょうか。
そんな様で、本当に当時の新曲「KODOU」を余裕で破ったオレンジ人魚の後継者か。

読者やるきあさんの悲鳴は届かず、戦闘はローランの謎の技で終結しました。技名「シャングリラ・シャンデリア」。リナさんもおっしゃっていますが、実にふざけた名前です。察するに、ローランも内心ではいっぱいいっぱいで、とにかく何でもいいから仕切り直したかったんでしょう。
相手はマメプリ6匹+アクアレジーナ様+新曲で、下手をすれば星羅も敵陣に回りかねない状況です。絶体絶命なのはローランの方だ。

一行はバラバラに吹き飛ばされ、るきあさんは砂浜で涙。
そこに謎の青年が現れて、颯爽とお姫様だっこしてきました。そしてそれを黒砂くんに見られた。

状況が劇的に動いているのですが、全く持って収束する気配がありません。
アニメシリーズでいえば、1クールが終了したあたり(るちあさんの誕生日イベントで帰省し、ガイト様と交戦したころ)でしょうか。
無茶苦茶に贅沢な話運びでテンション上がります。今後、BBS枠で星羅が襲ってくるんでしょうか。超怖い。そして徐々にポンコツ化していくんでしょうか。超見たい。

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