穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

フレッシュプリキュア! 第50話(最終回)「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」

2010年01月31日 | フレッシュプリキュア!感想
新人さんがお勤めを始めて早1年。
今なおフレッシュな香りが微笑ましくもイラっとしますが、桃園さんは立派にお仕事を終えました。
神とも評された夢原さんの後を継ぎ、神とも評されたきらりさんとの最後の戦いに幕を引き。
ていうか関係者が神ばっかかとも思いますが、それだけに桃園さんのロースペックがキラリと光る。
コスチュームはド派手なのに、この娘はどうしてこう…。

そんな桃園さんが大好きです。1年間、お疲れさまでした。

■フレッシュプリキュア! 第50話(最終回)「笑顔がいっぱい!みんなで幸せゲットだよ!!」

管理国家に突入した桃園さんたちの戦いは続く。
土壇場で天使フォームも習得し、士気だけはいつものように上々。
勢い任せで国民や幹部を色香で籠絡し、いざ決戦。

とはいえさすがに総統には説得が通じません。
心なしかブッキーさんが居心地悪そうにしてますが、まぁ無理な話だったんですよ。
ええ、彼女だけ誰も説得してないんだから「メビウス様の懐柔はブッキーさんの担当のはずでしょ?」なんて酷いことは言いません。



やむなく真正面からの腕力勝負に。けれどメビウス様は賢かった。
プリキュアさん相手に最も有効な戦術「距離を置いて持久戦」に出てみた。
天使モードまで繰り出したのに、桃園さん敗れる。ぐったり。

だけどそんなことでは桃園さんは挫けない。
だって失敗したり敗れたりするのは今に始まったことじゃないから。
不幸になっても、やり直せばいい。



一同: 
 「時には間違えることだってある」
 「悲しむことだってある」「不幸になることだってある」
 「でも、それを乗り越えることの出来る思いやりや…」
 「喜びや幸せが、きっと生まれる!」

桃園さんは失敗しないから完璧なんじゃない。間違ったら何度でもやり直せばいい。
不幸のない毎日なんてない。悩みも不幸もなかったら、そこには幸せだってない。
だから常にロースペックだけど、それでも毎日生きてる桃園さんは素敵なんです。



そんなわけで桃園さんは立ち上がる。
せっかくの清らかな天使姿が台無しになる感じの雄たけび上げながら。
つくづく中身はロースペックなままだ…。



メビウス様:
 「貴様ら、何をした!」

何もしてません。
ただの腕力で拘束を引きちぎりました。
不思議パワーに頼らない桃園さん格好いい。



メビウス様も足掻いてみますが悲しく力尽きました。
大体、自分の体内に連れ込んでラストバトルというのが戦略上ミスりまくってます。
桃園さんは後先考えずに暴れまわるに決まってるんだから、距離とって戦わないと。



桃園さん:
 「あなたの幸せは、なに?」

幸せになりたいと思わない人はいない。
でも突き付けられると実はかなり重い問いかけです。
自分にとっての幸せは何なのか。分からないまま、不幸に怯えているのは滑稽すぎる。



追い詰められたメビウス様、自爆を決議。潔いです。
交渉を試みた桃園さん、大ショック。え?ちょ、ちょっと質問しただけなのに!
最後の最後までマジ落ち込み顔を晒してくれる彼女は実にサービス精神旺盛です。
慌ててシフォンを救出して脱出しようとするものの、相も変わらず自己紹介を続ける奴はそれを拒む。
そこで桃園さん、最後の大技を打ちこんでみた。



天使キュア: 
 「プリキュア・ラビング・トゥルーハート」
 「…フレッシュ」

あの強いノーザ&クラインを屠った大技を、シフォンに。
最後に「フレッシュ」とかさりげなくつけてるのが怖い。
浄化技だということは分かってますけどね、ええ(メビウス様もそう言ってたし)。頑張れシフォン、桃園さんは加減を知らない。



こうして戦いは終わりました。
戦いが終わっただけで、「フレッシュ」さんが終わったわけではないので、もう少し花咲さんは自重して欲しかったですけれど、とにかく終わりました。
おひろめカーニバルは2月6日。思えば初めて桃園さんを見たのが去年のおひろめカーニバルでした。
もう1年が過ぎたんだなぁ…。
去年は相当な混雑でしたので、行かれる方はお早めに。



あの戦乱の中、通常営業をしていた獣医さんと美容師さんが逆に「らしい」です。
非日常だからこそ、日常を。美容院に来てたお客さんも、励ますために来院してたんだと思う。
戦いだけが人生じゃない。みんなそれぞれの場所で生活してるんだ。

後日談。
延期になっていたダンス大会も開かれることに。
現役プリキュア参戦というのは反則以外の何物でもないのですが、とにかく桃園さんたちは参加します。

でもその前に。



大輔くん:
 「例の返事、まだ聞いてなかったから…」
一同:
 「……。」

ブッキーさん:
 「…ラブちゃん、完璧!」
蒼:
 「上手く行くって、あたし信じてる」
赤: 
 「幸せゲットだよ」
桃園さん:
 「……せ、精一杯頑張るよ」

なにその台詞強制プレイ。
これはちょっと新しい。先に相手の台詞を取ってしまえば、残った決め台詞を言うしかない。
おかげで精一杯頑張るしかなくなった桃園さん、精一杯頑張って見せました。

桃園さん:
 「返事は…」
 「返事…」



桃園さん:
 「言っわな―い♪」

ぐぅっ!!
も、桃園さんはどうしてこういうとこだけ悪女ですか。
前々から大輔くんに対する仕打ちは、ロースペックを通り越して凶悪なレベルです。約束は忘れるわ忠告は無視するわ…。
何ですか。はっきりと愛の告白され、かつ振られなかった唯一のプリキュアとして、微妙に得意気なんですか。
惚れた弱みに付け込みすぎですよ。プリキュア娘に迂闊に告白すると、こういう目にあう。

最後の最後で悪い方の株を思いっきり上げて、桃園さんはダンスに臨む。



おぉ。本気ダンスを意地でも公開しなかった桃園さんが躍ってる…。
今まで全部3Dのスタントマンさんに投げてきたのに。
桃園さん頑張った。ダンスの練習、頑張った。



結果、優勝しました。
まぁコーチからして反則ですし、プリキュアの身体感覚があれば体の動かし方さえ覚えれば良い線いけるはずです。
成長したはずなのに、どうしてもロースペック臭は抜けませんけれど。



更に後日談。
蒼い人はモデルのお仕事に、ブッキーさんは獣医師見習いに戻りました。
パッションさんは再びイースさんとしてラビリンスに帰還。
良かった、あの頑ななイースさんもようやくご自分の幸せを見つけてくれた。

一方、桃園さん。

いつもと全く変わらない、いつも通りの朝。
世界を救ったし、プリキュアの正体もバレてるし、ダンス大会で優勝もしたけれど。
最終回のラストシーンだと言うのに、それでもいつも通りの朝。
それがとっても桃園さんらしい。
幸せは日常にある。日常が幸せ。きっとどんな状況になっても、桃園さんは幸せをゲットできるはず。



桃園さん:
 「みんなで幸せ、ゲットだよ!」

「フレッシュプリキュア」 完。1年間、ありがとうございました。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアパッション&キュアベリー マグカップ

(右画像)
フレッシュプリキュア! キュアピーチ&キュアパイン マグカップ



ところで桃園さんですが。ここ数週間、変身後しか見ていなかったせいで解くと物凄いギャップが…。
桃園さん…。だからあれほど「変身を解除するな」「ずっとコスプレ姿で居て」と…。
こんながっかり感とも今週でお別れかと思うと、とても寂しい。

【オールスターズその1】

■歌姫的プリキュア祭 鈴木美潮さん公式ブログより

 日時:2010年2月20日(土) 開場18:00/開演19:00
 場所:新宿ロフトプラスワン
 出演:
  五條真由美、うちやえゆか、沖佳苗、茂家瑞季、宮本佳那子、高取ヒデアキ、池田彩、ほか

恐ろしい面子です。
初代からハートキャッチまで、ずらりと並ぶ主題歌陣。
開始時間がやたら遅いのも恐ろしい。

ゲストはまだまだ調整中だそうです。
この顔ぶれだと、残ったもう一人の主題歌陣のあの方に期待してしまいますが…。
何にせよ楽しみが止まらない。

前売り券の発売日は、今日。早速、買ってきた。

【オールスターズその2】

前売り券と言えば、3月公開の劇場版も好評発売中。
この売れ行きが!桃園さんの「来年」の再雇用にも影響する!
「フレッシュ」さんが終わって悲しいという方は、ぜひご購入を。

【今週のラビリンス】



国民A:
 「今まで一体何を…」
国民B:
 「プリキュアを応援してたのよ」

非常に哲学的なやりとりだと思いました。
何やってたんだっけ。そうか、プリキュアさんを応援してたんだ。
納得した。

【今期の桃1】



 名前:桃園ラブ
 年齢:14歳
 血液型:AB型
 身長:159cm
 
…その、これ以外のデータも取られたんですよね。たとえば体重とか身体サイズとか、もっとナイーブなところとか。
公開しないかなぁなんて。
いえ、そんな怖い顔しなくても分かってますから桃園さん。ちょっと言ってみたかっただけですから。

こんな最終回でステータス公開とか、何か間違ってる気がする。やるならもっと早くに詳細に。。

【今期の桃2】



特殊EDが流れるでもなく終わった「フレッシュ」さん。
あの3DのEDはデフォルトで特殊EDみたいなものなのですが、それでもスペシャル感が足りないと言う方は、携帯サイトへ。
桃園さんたちの最後のメッセージが限定公開されています。
とても桃園さんらしいご挨拶を聞くことが出来る。
相も変わらずパッションさんが特別枠なあたりも含めて。

…他の3人が後日談を語ってるのだから、パッションさんもそうなんですよね。そう決めつけました。
そうすると、ラビリンスに戻ったパッションさんを何が待っていたんだろう。
日常が終わらないのと同じく、戦いもまた終わらない。

【来期の花】



ハートキャッチさん始動。
即行でCMも連打です。
血も涙もない臨戦態勢ぶりに、彼女たちのやる気を感じます。
「第7期が始まって嬉しい!」なんて悠長なことを言ってる場合ではないのです。
「第8期」があるかどうかの戦いは、もう既に始まっている。

なお玩具の発売日は2月6日。おひろめカーニバルで売る気満々です。良いことだ。



個人的には花派とか言ってましたが、今日の映像見て海株が上がりました。投資配分を変えよう。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第49話「驚きの真実!メビウスの本当の姿!!」

2010年01月24日 | フレッシュプリキュア!感想
【今期のオールスターズ】

どなたかのメルマガより:
 「今年もプリキュアの映画が春にあります!!!!」
 「オールスターズ2です!皆様の応援のおかげです、本当に。」
 「本当にありがとうございます。」

 「今回も・・・・・・・・・・・」

 「前売りを伸ばそうー!!!!!!!!!!!!!!!(笑)」

相変わらず気合が入っておられます。
どうせ見に行くのなら、前売券を買って数字を伸ばそう!
そうすれば来年も「オールスターズDX3」が見られるはず。
次の映画が見られるかどうかの戦いは、既にもう始まっている。
来年も桃園さんの勇姿が見られますように。

■フレッシュプリキュア! 第49話「驚きの真実!メビウスの本当の姿!!」

降臨する天使キュア×4人。
おもちゃの国の戦乱では桃園さんだけでしたが、今回はみんな仲良く羽根生えてます。
そしておもちゃの国では無血決戦した天使キュア、今回は粉砕に出ました。



ゴリリッ。
愛らしいドレスが台無しの腕力展開に心がときめきます。
まぁ中身は変わってないんだから仕方がない。



天使桃:
 「プリキュア・ラビング・トゥルーハート!」

劇場版ではラスボスをクマさんに戻した必殺技。今回はトカゲと球根に戻してみた。
何かそういう浄化系というか、「愛ある時代にまで戻す」とか「愛されていた当時に戻す」とかそんな能力なんでしょう。
そんな技を、そんなポーズで撃ち放つなと思いますけれど。

最後の幹部を撃破して、籠絡した幹部と共にいざ総統の元へ。
先日はあれほど迷ったというのに、今度はあっさり中枢に辿り着くことが出来ました。
飛べるって、凄い。機動力が違う。



メビウス発見。即・殴る!
けれどそんな桃園さんを、パッションさんは引きとめてみた。
一瞬、「ついに裏切るか!?」と期待しましたが、パッションさんは良い子です。
メビウス総統の説得を開始してみた。疑ってごめんなさい。
桃園さん…どんどん主人公ポジションを奪われていく…。

しかしながら交渉は決裂。
早速桃園さんは殴りかかります。
ぶっちゃけ難しい話とか、分かんないし。



桃園さん:
 「どおりゃああああ!」

清廉なドレスが台無しの雄たけび上げて、天使キュアの拳が迫る。
こうなったらもうどうしようもない。
パッションさんも諦めて、ハピネスを打ちこんでみた。



そして即、仕留めた。

…あ、あれ?
牽制のつもりの一撃だったのに、取り返しのつかない一線を越えたような。
ハピネス状態で説得を続けようとしてたパッションさん、びっくり。

こうしてメビウス総統は撃破されてしまいました。
実にあっけない幕切れだった。
粛々と帰り支度を始める一行でしたが、そこに現れるメビウス様の本体。



正体はでかいコンピュータ。
何やら難しいことを話し始めましたが、桃園さんは気にしません。
ぶっちゃけ難しい話とか、分かんないし。

桃園さん:
 「よし、行こう!」

何も考えず突撃を決断。
普通に考えれば電源引っこ抜いて袋叩きにすれば良いのですが、シフォンを救出しないといけないのでそうもいきません。
それに桃園さんに難しいこととか分かるわけがない。よく分かんないけど、来いって言ってるから行く!そして殴る!

…ぎりぎりのラインまで説得を続けるパッションさんに引き換え、「悪い奴!殴る!」モードに突入してる桃園さんが、とてもとても印象的だった回でした。
うぅ。桃園さんが空回りしている。
最終回目前だから良いところを見せようとしたんでしょうけど、ちょっと張り切り過ぎちゃってる。
いいもん。パッションさんを救済したというだけで、彼女は十分にお仕事を果たされたんだから。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアパッション&キュアベリー マグカップ

(右画像)
フレッシュプリキュア! キュアピーチ&キュアパイン マグカップ



【管理社会】

突き詰めると二つ問題にぶち当たる。

「人類のためになるように管理する社会」ならば、至って普通に「人類にとって幸せな社会」が実現するのでは?というところ。
「マトリックス」でいえば、「別に目覚める必要が無いのでは?」という問題です。
機械から迫害されているのなら支配から脱する必要があるけれど、幸せに管理してくれるのなら問題ない。
そもそも「人類のために」開発されたコンピュータなのだから、幸せを目指さないのは矛盾している。
多分、メビウス総統のプログラムにはバグがありますね。テストする時間がなかったとかだ。



もう一つは、支配から解放されたとしても、その人たちは「幸せな社会」を目指すので再び支配コンピュータに類するものを作り始めると言うこと。
元々メビウス様を作った人たちは、自分らが幸せになりたいから作ってるわけです。
メビウス様の回想シーンに出ていた彼を開発した人たちは、みんなで協力して幸せを目指してたはず。
つまり幸せを目指していくと、やっぱりどこかの未来で似たようなシステムを自ら作ることになる。
小説「プレイヤーピアノ」ではこの辺のやりきれなさがオチになってる。

でも桃園さんがそんな難しいことを悩みだしたらがっかりなので、とりあえず元気にぶん殴ってくれれば満足です。

【今週のラビリンス1】



クラノザさんの攻撃に晒され、危機に陥ったラビリンス国民。
天使キュアさんがいなければ命が危ない状況ですが、逃げません。
だってプリキュアさんの背中にいるのが一番安全だから。よく分かってる人たちだ。

【今週のラビリンス2】



微笑み生物で殴り込むというのは、泣きわめくよりも性質悪いと思ってみる。
あとこの生物、天使キュアの一部を使って作成されてるんですよね。フェチ的にもぞもぞ気分。
ナケワメーケも、桃園さんの髪の毛とかから作れば良かったのに。

【今週の桃1】



夢原さんもそうでしたけど、羽根に収納機能がついてるのが密かに楽しいです。
これで屋内戦闘も大丈夫。
花瓶を落としたりしてた月野先輩とは違う。

【今週の桃2】



桃園さん:
 「貴方たちは二人とも、優しい心を持っている」

桃園さんは彼らが寝返った経緯を知りません。
赤蒼から聞く余裕もなかったはずです。
すばやく状況を読んで話を合わせたのか、桃脳なので何も考えていないのか、それは分からない。

なお同じ立場でありながら、慎重にコメントを避けたブッキーさんはとても用心深いと思いました。

【今週の桃3】



迫りくる散弾!唸る桃パンチ!

…どうしてこの娘たちは避けないのだろう、

【今週の桃4】



桃キュアさん:
 「メビウス!どこにいるの!出てきなさい!!」
 「メビウス…!許さない!」

桃園さんのブチギレ具合が、今週はいつにもましておかしかった気がする。
くどいようですが、せっかくのお美しい羽根付きドレスが台無しです。
中身は変わってないのだもの。仕方がない。おもちゃの国での天使ぶりは、何かの奇跡だったんだ。

ところで天使フォームに見慣れてしまうと、あの格好いい桃フォームですらロースペックに見えてきます。
これで変身解いちゃった日には…。
輝夢さんを乱発しなかった夢原さんは、その辺、賢明だったんだなぁ。

【最後の次回予告】

桃キュアさん:
 「次回」
 「フレッシュプリキュア!最終回!」
 「お楽しみに!!」

いつものと違う変則予告。
些細なことだけど、何か胸に来た。
1年間、ありがとう桃園さん。
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第48話「最終決戦!キュアエンジェル誕生!!」

2010年01月17日 | フレッシュプリキュア!感想
【今年のオールスターズ】

3月20日公開の魅惑映画、前売り券公表発売中!

どなたかの中の人も「前売り券を買おう!」と熱烈応援されています。
前回のオールスターズは立派な記録を打ち立てた。今度は更にその先に。
プリキュアさんを応援するには動員数と売上高です。というわけで私も買ってくる。

■フレッシュプリキュア! 第48話「最終決戦!キュアエンジェル誕生!!」

絶賛襲撃中の桃園さん。
延々続く戦闘は、彼女の知らぬところでラビリンスに大打撃を与えていました。
彼女たちの姿を一目見ようと、管理体制下の国民たちが次々と離反行動を。



クラインさん:
 「おのれ、プリキュアめ!」

言いがかりは勘弁して欲しい。
桃園さんはただちょっと普通にゴツゴツ殴り合ってただけなのに。ていうか殴られてただけなのに。
見た目だけはハイスペックだからなぁ桃キュアさん…。そして実物を見てがっかりされればいいんだ。

世界を破壊する者の狼藉に対し、クラインさんも遂に御出陣。
しかもノーザさんと合体なされた。
強いです。でも分かってない。分かってないよクラインさん。



申し訳ないですけれど、貴方のようご老体が出てきても国民の皆さんのプリキュア病は治りません。
イースさんですよ。必要なのは、イースさんのような訴求力のある存在なんですよ。
ラビリンスの完璧な国家体制は、イースさんがヘッドハンティングされた時に終わっていた。



桃キュアさん:
 「おりゃあアああああ」

桃園さんの剛腕が唸る!はしたない奇声をあげながら!
特技:パンチ力のデータを如何なく発揮されています。
こっそり鍛えてて良かった。御子柴くんの協力は、無駄じゃなかった!



零距離射撃の必殺技オンパレード。
美翔さんたちが得意にしていた「殴ってないよ?精霊力だよ?」アタックで両腕を封じ。
もはやどの辺が「ハピネス」なのか分からないハリケーンで包み込み。
とどめに容赦なく顔面に。桃園さんはやることがえげつない。
なまじエフェクトにハートマークが乱舞してるだけに、残虐さが浮きたちます。

けれどそこは桃園さん。
体勢崩したところに打ちこんだグランドフィナーレでしたが、もっちゃりと破られてしまいました。
こんなに頑張ってるのに、どうして…。
シフォンを救えない。それどころか近づくことすらできていない。
この期に及んでもマジ落ち込む桃園さんに、胸の奥がきゅんきゅんする。



桃園さん:
 「4人のハートを一つにした技が効かないなんて…」
 「シフォンを助けて、幸せゲットのはずだったのに」

嗚呼、桃園さんもラビリンスに迷い込んでいる。
戦ってるのは4人じゃない。世界は4人のハートで出来てるんじゃない。
分かってたはずなのに、いつの間にか忘れてしまってた。



ラビリンス娘:
 「…いたいのいたいのとんでいけー」
桃園さん:
 「?」
ラビ娘:
 「あのね。この前知らないお姉ちゃんが私を助けてくれたの」
 「だから今度は、私が助けるの」

桃園さんはおっしゃった。「わるいのわるいのとんでいけ」と。
その言葉は、今度は彼女自身に向けられた。
以前に人助けして、そのせいで侵入がバレたりしたけれど、その一見回り道で余計なことは無駄でも無為でもなかった。



ウエスターさん&サウラーさん:
 「俺たちは真実を知るために戻ってきた」
 「このラビリンスに何が起こっているのか」
 「メビウスとは何なのか。何故我々は命令に従わなければならんのか」
 「自分で行動し、自分で確かめる」
 「それが俺たちの本当のハートだ」

祖父母に、父母に。ラブを与えられてた桃園さんが、自分がラブを与え、それに影響された人たちが立ち上がる。
桃園さんはロースペックだし戦果も芳しくないけれど、それがなんだと言うのか。
どこかの誰かに助けてもらった恩を、今度は名も知らぬ娘さんが自分に返してくれた。私たちは、一人じゃない。



こうして天使キュアさんがご降臨なされました。
文字通りの二段変身。ブレスレットつけただけで二段と言い張ってた人たちとは違います。
それに伴い名称も変更。みんなでキュアエンジェル!



そして全力で殴り合う所存のようです。劇場版のように優しくはない。
でも外敵の排除も母性の一種。頑張れ桃園さん。
そんな素敵な羽根ドレス姿でも、きっと漢らしいと信じてる。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアパッション&キュアベリー マグカップ

(右画像)
フレッシュプリキュア! キュアピーチ&キュアパイン マグカップ



【よにんでプリキュア】



「キュアエンジェル」は桃園さんの特権ではなかったようです。独占良くない。
とりあえず、お互いにお互いを何て呼び合う気なんだろう。
みんなで「エンジェル」「エンジェル」と呼び合えばいいんだ。なんてラブラブ。

【今週の桃1】

ノーザさんの植物ガードを突き崩せない桃園さん。
再生力が攻撃力を上回っています。
シフォンを助けなくちゃいけないのに、こんなところで立ち止まってられない…!



桃園さん:
 「…このままじゃ、きりがない」
 「みんな、今度こそ行くヨ!」

思いつめるとすぐに特攻を選択する。目の焦点が微妙にヤバい。
地味に桃園さんらしい決断だと思いました。
ダッテ、ヤルシカナインダヨ。ダカラ、トニカクヤルンダヨ。

【今週の桃2】



桃園さん:
 「(今度こそ)当たれーーー!!」

ヒロインの叫ぶ台詞ではありません。
しかも決死で打ち放った必殺技は阻止され…。
それでも桃園さんは叫ぶ。



桃園さん:
 「まだまだァ!!」

見た目はこの上なく女の子女の子してるのに、桃園さんはどこまでも漢らしい。

【来週のラビリンス1】



サウラーさん&ウエスターさん復活。
どうやったのか分かりませんが、謎の精霊が助けてくれたんだ。
イースさんと同じと考えると、ある意味キュア某と名乗る資格があったりなかったり。

なお桃園さんは事の経緯を知りません。
空気を読まずに二人に殴りかからないで、本当に良かった。
おのれラビリンス!

【来週のラビリンス2】



パッションさんがここに来て裏切った!
やっぱり信用できないと思ってたんですよ、元ラビリンスなんて。
サウラーさんからまで「性根が歪んでいる」と評されたイースさん、本性は腐ったままだったか。

…無限のメモリがあるのだから、再生怪人を量産できるとかそんなのでしょうか。
オールスターズ2の復活幹部の概念説明も兼ねて。
それなら是非、イースさんを大量生産して欲しいです。全国民・イース。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第47話「世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!」

2010年01月11日 | フレッシュプリキュア!感想
【今週の桃1】

放送日の1月10日の「プリキュアボイス」より。

東さん:
 「1月10日」
 「ラブ、今日はプリキュアの日ね!」
桃園さん:
 「うん!みんなも楽しんでネ!」

白々しいまでの好宣伝。
プリキュアの自覚に欠けると言われた桃園さんも、1年たって立派な一人前に。
相変わらずの大振りコマーシャルですけれど。

■フレッシュプリキュア! 第47話「世界が変わる!ドーナツが起こした奇跡!!」

桃園さんたちが道に迷っていたその頃。

クラインさん:
 「おめでとうございます、メビウス様」
 「全パラレルワールド、支配完了です」

なんてこと。美墨先輩や夢原さんも沈黙してしまいました。
絶望に落ちてからが本領発揮の美翔さんとかもいますけど、あまり当てになりません。
全ては桃園さんに託された。プレッシャーが重く重くのしかかる。



物凄く不安です。よりにもよって桃&ブッキーさんのペアで最強幹部と対峙する羽目に。
既に退路はない。救援も期待できない。しかもいきなり戦力分断されてる。
敵地のど真ん中で、視聴者の絶望がバリバリ上昇していく。

しかしながら。
あまりにも有利な立場にたったノーザさん、ついうっかりやってはいけないことをやってしまいました。
すなわち。プリキュアさんを説得しようとしてしまった。

ノーザさん:
 「メビウス様の下で生きることは、とっても楽で素晴らしいのよ」
 「だからもうおやめなさい」
 「プリキュアも、メビウス様に逆らうのも」

人類の至宝・プリキュアさんは、消去するより配下にした方がいい。
戦略として賢明です。もう勝ち目が無いんだから、普通なら大人しく降伏するところです。
でも相手は話を聞かないことには定評のあるプリキュアさんです。



桃キュアさん:
 「私たちは諦めない!」

あ、諦めたほうが楽になるのに…。
どこかのパラレルワールドで、全く同じ台詞を叫んで無駄な抵抗してる鳥の姿が目に浮かびます。
プリキュアさんと会話しようなんて、敗北フラグ以外の何物でもない。

桃園さんはおっしゃります。
「辛いということが分からない方が辛い」と。
「自分の道は自分で決める」と。

毎日の生活の中で、迷うこともあればきついこともある。でもだからこそ、喜びもある。
何も起きない平穏な毎日は、喜びも何もない平坦な毎日。
失敗したからって人生終わりじゃない。
たとえ辛く苦しいことがあっても、その毎日に幸せを見出していける。
桃園さんは強い子です。マジ落ち込みしてる印象ばかりが先に立ちますが、それだって彼女の強さの証左なんです。多分。

そんなことを桃園さんが叫んでる裏側で。メビウス総統も致命的な過ちを犯しました。
桃キュアさんたちの戦闘光景が、街頭テレビに流出してしまった。
どうでも良いと思って放置してたんでしょうけど、そういうことしちゃダメです。



国民の皆さま:
 「プリキュア…?」
 「プリキュアってなに…?」

命令通りにしか動けなかったラビリンス国民が、次々と立ち止まる。当然です。
いきなりあんなコスプレ娘の映像が大画面で流れたら、誰だって凝視する。
少なくとも私は仕事や命令無視しますよ。な、何あの娘!



国民の皆さま:
 「これ、あの娘たちに聞かせたいの?」
 「巨大テレビのスピーカーにつなげば…」
 「おい、誰かメカに詳しい人いないか?」
 「よしみんなで手分けしてやってみよう!」
 「街中のスピーカーにつなぐぞ」「集音マイクがあったぞ!」

一瞬で籠絡された。これがプリキュアさんの魔力。
メビウス様の管理政策、コスプレ中学生の色香に敗れる。
嗚呼、イースさんを失っていたのが非常に痛かった。

こうして何だか分からない内にアイドル化していた桃園さんと、何だか分からない内に小娘に負けてたノーザさん。
過敏に空気を感じ取ったか、ノーザさんが化け物形態に変形して次回へ。
これではますますプリキュアさんに支持が集まってしまう。返す返すもイースさんを失ったのが痛かった…。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアパッション&キュアベリー マグカップ

(右画像)
フレッシュプリキュア! キュアピーチ&キュアパイン マグカップ

…パッションさんの方が売れてるこの現実。桃園さん。。


【今週の桃2】



「自分の知らない間に祭り上げられてしまった」感がとても桃々してて良いです。
ラビリンスの皆さまも思うまい。
あの格好いいコスプレ娘の中身が、ロースペックだなんて。

【来週の桃】



降臨、天使キュア。

「一人2キュアはSplashStarだけ!」を台無しにした、桃園さんのニューフォームです。
でも他の3人も平然と羽根が生えてます。彼女らはスーパーフォーム扱いで、桃園さんだけ別フォーム扱いなんだろうか。
桃園さんだけ特別扱いされたというより、空気読めてなかっただけ感がするのは、彼女の人徳のせいだと思う。

【今週の風】



よく見たら美翔さんはエンジンの役目してるんですね。
なんてきめ細かい地味なお仕事を…。
攻撃と運転は日向さんに任せた方が安心とはいえ…。

【来期のプリキュアさん】



 「大地に咲く一輪の花・キュアブロッサム!」
 「海風に揺れる一輪の花・キュアマリン!」

変身バンクがほんのちょっとだけ公開。とても格好良いです。
絵柄がほんわかしてるくせに、やたらに攻撃的に見えます。
この娘らも、手に持つロッドを打撃武器として使うタイプだ。

全くお話が始まっていない段階で何ですが。
今のところ8:2 くらいで蕾キュアさんに先行投資してみる。
でも今回のバンクを見て、無駄にパワフルな海キュアさんにも興味津津。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第46話「サウラーとウエスター 最期の戦い!!」

2010年01月06日 | フレッシュプリキュア!感想
【新年早々1】



オールスターズ映像が公開されました。
わずか10秒程度の動画なのに、何かもう全てを物語ってます。
スタッフさんは変態だ。

【新年早々2】



わぁい美翔さん!プリキュアオールスターズ万歳!
しかもウラガノスさんと戦闘したりしてますよ!
出し惜しみなしで風キュア全開ですよ!わぁい!

…勝てる気が全くしない。

【新年早々3】

水樹奈々、紅白出場に続きまた夢が叶った! 念願の『プリキュア』主演が決定

年末年始にやたらアニソン特集が放送されていました。
「そういえば有名どころは最近聞いてないなぁ」「今年は水樹さんのライブとか行ってみたいなぁ」とそんなことを思っていたら…。
まずい、プリキュアスタッフ様に完全に需要を見透かされている。

とりあえずこれでボーカルアルバムの売り上げが飛躍的に伸びそうです。おめでたい。
プリキュアライブ関連の競争率もとんでもないことになりそう。特に自主ライブに合流された日には…。
古参組としては負けてらんない。

【新年早々4】

1月1日。プリキュアメルマガから、年賀状が届きました。

パッションさん:
 「あけましておめでとうございます!」
 「今年もよろしくお願いします!!」
 「パッションからのあけおめコメント 今だけ!!お年玉プレゼントあるよ」

1月3日。プリキュアメルマガから、番組宣伝メールが届きました。

桃園さん:
 「あけましておめでとう ラブだよ」
 (中略)
 「プリキュアから素敵なお年玉があるよ」
 「さらに!ケータイサイトではパッションのボイスがいーーっぱい☆」

桃園さん…。
年賀状担当も配信ボイスもパッションさんですか。
「フレッシュ」さんは半年契約で、桃園さんは第一期の主人公、そして今は第二期なんだ、きっと。

■フレッシュプリキュア! 第46話「サウラーとウエスター 最期の戦い!!」



サウラーさん&ウエスターさん:
 「今度という今度は必ずプリキュアを倒して御覧にいれます!」
 「絶対にやってやりますから!」
メビウス様:
 「……よかろう。ならば任せよう」

度重なる失敗続きの部下に、思わず見切りをつけたメビウス様でしたが…。
二人の熱意にほだされプリキュア迎撃を任せてくれました。
理解のある上司です。管理管理と言ってるけれど、話せばわかる良い方じゃないですか。

そんな上司の信頼を背に、ウエスターさん&サウラーさんは国家の敵・プリキュアさんと交戦。



ウエスターさん:
 「イース!これが最後のチャンスだ!」
 「ラビリンスに戻ってメビウス様に従え!」
 「イース!イース!イース!!」

嗚呼、ウエスターさん…。
裏切り者の悪い子のパッションさんに対し、血を吐くような叫びが続く。
こんなに仲間思いなのに、パッションさんは何が不満であんなに文句ばかり…。

ウエスターさん:
 「ドーナッツは旨い」
 「管理されたらもう食べられなくなる?心配ご無用」
 「密かにドーナッツの作り方を覚えた!」

裏切り者であっても信じる。ドーナッツが食べられないと言うのなら、こっそり自分で作る。
だけれど。それはもはや管理国家を否定してる。
ウエスターさんは、うっかりその道に踏みこんでしまってた。

一方、完璧なるベリーさんと相対したサウラーさん。



サウラーさん:
 「そういえば君たちの世界の人間たちは、よく笑っていた」
 「何度不幸に陥れても、いつの間にか笑顔になっていた」

あの街の人たち頭おかしいです。
夢が丘町と姉妹提携してそうな勢いで、謎の怪異の中で日常生活を送ってる。
だってみんながいるから。不幸テロに晒されながらも、だから笑ってこれた。

思えばサウラーさんは、人の絆をネタに不幸回収してました。
つまり逆説的にそれが大事だと学んでしまってる。
サウラーさんも、うっかりその道に踏みこんでしまってた。

そんな幹部二人を、メビウス様は切ることになされました。
ゴミは廃棄です。
なんてこった、メビウス様、良い上司じゃなかった!



ウエスターさん:
 「一人でドーナッツを食べているとき、ちょっと思ったことがある」
 「お前たちと食べたら、もっと旨いかもって」
サウラーさん:
 「今日まで自分の生き方が正しいと信じてきた…」
 「みんなで助け合っていけば、笑顔になれる…か」
 「一緒に笑いあう時間が無いのが、残念だ」

こうして二人は消去されてしまった。さらば、ウエスター&サウラーさん。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアパッション&キュアベリー マグカップ

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2


「戦隊」さんも「仮面ライダー」さんも、新年から全力戦闘されてるなぁ…。

【今年の桃1】



桃園さん:
 「自動ドア?」
パッションさん:
 「…残念だけど、気付かれたみたい」

桃園さんのせいです。
うっかり小さい子のお手伝いなんてしたばっかりに。やっちゃダメだって言われてたのに。
まぁお子様を助けるのはプリキュアの務め。桃園さんは悪くない。

【今年の桃2】



桃キュアさん:
 「ピンクのハートは愛あるしるし!」
 「もぎたてフレッシュ・キュアピーチ!」

最後になるかもしれない全力バンク。
麗しいです。
麗しいのに、いつからだろう。こんな彼女にロースペックな香りを嗅ぎ取ったのは…。

【来年のプリキュアさん】



起動する新生プリキュアさん。

ひとまず気がかりなのは、初々しい新人さんがいきなりオールスターズ出演なことです。
気の毒に…。見るに今回は敵さんもオールスターズみたい。
プリキュアノウハウのない若い子を、研修もなしに地獄に放り込むなんて。

前回は半人前だった桃園さんも、今では天使キュアでぶいぶい言わせられます。
オールスターズというか、どんどん増えていく先輩キュアへの挨拶企画と化していく。
楽屋裏で怖い先輩方に挨拶して回る新人さんの姿が目に浮かぶようだ。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」

2009年12月21日 | フレッシュプリキュア!感想
先週の感想を書けずじまいですが、黙って先に進んでみる。

■フレッシュプリキュア! 第45話「4人はプリキュア!クリスマスイブの別れ!!」

大変言い出しにくいことですが、世界は壊滅いたしました。
桃園さんがインフィニティを奪われてしまったからです。
これまで自治を守ってきたスイーツ王国まで陥落する緊急事態。桃園さんのせいで。



そんなわけで先週からマジ落ち込んでた桃園さんですが、ようやく立ち上がりました。
そうだ、ラビリンスの本拠地に乗り込もう。
幸い、敵の居所も分かってるし、移動手段も持っています。赤キュアさん様々。

とはいえ敵は強大です。
考えてみれば、ドツクゾーンもダークフォールもナイトメアもエターナルも、最終決戦のタイミングでは幹部の大半を撃破し、構成員は壊滅状態でした。
それに引き換えラビリンスは丸々手つかずで戦力盛り沢山。桃園さんはこの1年何をやってたのか。戦果はイースさんの籠絡のみか。

過酷な現実に、もう帰ってこれないかもしれないと考えた桃園さん、ご家族や親しい人に最後のお別れを言うことにしました。
無事に敵を殲滅できても、最低でも赤キュアさんは死守しないとテレポートで戻ってこれなくなっちゃうし。
勝利条件がシビアすぎる。

何にせよ、こうして桃園さんたちはプリキュアの掟を破り、正体を自白なさりました。



一同、唖然。

親御さん:
 「娘がプリキュアだなんて、普通思わないわよ…」

まさか自分の娘が、あんなコスプレして肉弾戦してたなんて…。
年頃の娘さんを見たら、「この娘、変身するんじゃないかな?」と疑うのは大事です。
私たちの身近にも、きっとプリキュアは潜んでいる。

当然のことながら親御さんは敵地突入に猛反対。
そりゃそうです。年頃の娘がコスプレして「ちょっと殴ってくる」とか言い出したら止めるしかない。そんなに殴りたければ、私を殴れと。
けれど世界の危機は刻一刻と現実のものに。
結局は娘の意思を尊重し、爆撃許可を出してくれました。
両親を説得するのではなく、こっそり出ていくという選択をした桃園さんは微妙にアレな子ですが、親御さんたちが自ら「送り出す」という選択をする展開に意味があったんだと思う。



決戦前なのに微妙に影が薄くなった桃園さんですが、やることはちゃんとやる。
彼女が土壇場で向かったのは、先週「何もそんなタイミングと形で」で告ってきた大輔くんのところ。
良い子です。ちゃんとお返事しようと考えてた。



そして大輔くんもいい人です。桃園さん=桃キュアさんと知って一番焦ったのは彼でしょうけど、ちゃんと決めるところは決めてきた。
まぁこのタイミングでは振られることが確定なので、判断保留にするのは戦略的にも正解、と下衆な思考はさておいて。
というか桃キュアさんを介して桃園さんに告るって物凄いですね。逆ならまだ分かりますが、コスプレに惑わされずロースペック娘に一途な彼のことは尊敬する。



こうして色々な想いを胸に。桃園さんたちは敵陣に進撃を果たされました。
例年の今頃は、夢原さんががっかりサンタをご披露したり、美翔さんが何故その本気を早く出せなかったなサンタをご披露なさってたのに。
桃園さんはこれと決めたら特攻する娘。長い長いラストスパートが、始まる。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアエンジェル

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2


【次回予告】



予告の内容をそのまま受け取ると、ウエスターさんを東さんが、サウラーさんを蒼い人が説得するんでしょうか。
でもって桃園さんはイースさんの担当でした。
すると必然的に、ノーザさんはブッキーさんが説得することに。ここに来てブッキーさんに無茶ぶりが。

【悪夢再び】



早くもまた玩具の国が生まれている。
みんな玩具を大事にしないから…。
時系列的に、まだ劇場版の決戦前なのかもしれませんが。

【今週の桃】



桃園さん:
 「大丈夫ダヨ、みんなはあたしたちが助ける」

夢原さんの「大丈夫だよ」は大変安心しますが、桃園さんのそれは自暴自棄な香りがします。
ほ、本当に大丈夫なのかなこの娘。
何も考えてないだけじゃ…。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第43話「世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!」

2009年12月06日 | フレッシュプリキュア!感想
【最後の告知】

“Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night-”

 日時:12月10日(木) 開場18:00/開演19:00
 出演:榎本温子、樹元オリエ、五條真由美、うちやえゆか、山本麻里安

いよいよ今週開催。
みんなで「スプラッシュスター」を応援しよう。
行けない方も行かない方も、あるかもしれないテレビ朝日の深夜放送で見守ってあげてください。

■フレッシュプリキュア! 第43話「世界を救え!プリキュア対ラビリンス!!」

前回から引き続き、桃園さんたちは敵地攻撃の真っ最中。
目標はFUKOのゲージ。
溜まりに溜まったそのゲージを破壊すれば、シフォンのインフィニティ化を防げるかもしれません。



FUKOのゲージがたっぷりもっぷり。
今まで戦って勝ってたのは何だったのかと思うほど満タンです。
のほほんとしてた桃園さんも、事態の深刻さに愕然。あ、あれ?幸せゲッ…ト…してなかっ…た?



当然迎撃に出たノーザさんにより、桃園さんたちは不幸の幻覚の中へ。
桃園さんが見たのはゴーストタウンなクローバータウン。
「不幸」と聞いて最初に連想したのが街全体の不幸化というのが桃園さんらしい。

それを切り抜けても、今度はみんな大好きプリキュアVSプリキュアのドリームバトルに。
フィールドも攻撃特性も体格も全く違う攻撃を、上手く処理して同士打ちさせてるラビリンスの技術力が恐ろしいです。
視覚も聴覚も何もかも偽装できるのなら、クリーンヒットを当てさせることも簡単そうですがあえてしないのがいやらしい。



しかしそれすらもあっさり切り抜け、桃園さんは立ち上がる。
不幸耐性がやたらに高いです。現実と夢の狭間で悩みながら戦っていた夢原さんたちとはタフさが違った。
これが「今」を生き、日常に幸せを見出す桃園さんの強さ。伊達に頻繁にマジ落ち込みしてはいない。
毎日生きてれば不幸なことくらい当たり前にあるけれど、同様に幸せだってやってくる。もはやこれくらいの不幸で立ち止まったりはしないのです。
まぁ思いっきり蒼い人を殴って、この期に及んでマジ落ち込みする桃園さんも見たかったですけれど。



数々のトラップも突破して。最後の障壁・ビオランテソレワターセも撃破して。
とうとう不幸のゲージはへし割られました。
さらばラビリンス幹部の苦労の成果。

前々から分かっていた通り、不幸のゲージを破壊したら近くに居る者は大変なことになります。
しかし桃園さんは考えました。脱出すればイイよネー!
そう、ゲージを破壊したところで逃げれば問題は何もないのです。
せいぜい占い館が壊滅するだけで。実に問題なし。
ノーザさんたちの脅しは、実は大した意味はない。

しかし。



ノーザさん:
 「なぜ不幸のゲージをわざわざソレワターセにして」
 「館を破壊してまで外に出したと思う?」
 「ゲージの中から溢れだす不幸のエネルギーを、世界中にばらまくためよ」

まずい、完全にこちらの手を読まれていた。
しかも逆手に取った上、桃園さんの弱いところを突いてくる。
すなわち。

ノーザさん:
 「世界中の人間が、お前たちの巻き添えになるんだ!」

酷いです。
桃園さんが一番苦手とする攻撃を…。
そんな責められ方したら、純な桃園さんはマジ落ち込みしてしま…



桃キュアさん:
 「…………」
 「………………」
 「……………………ボソリ


…はい?
桃園さん、今、何て?



桃キュアさん:
 「……もう一回行くヨ、グランドフィナーレ…ッ!」

う。キレ…かけておられる…。

桃園さんは窮地に追い込まれると極端に走る。
この子、「自害したら世界は救われるよ」とかなったら、躊躇わず割腹しそうな雰囲気すらします。
覚悟を決めてると言うより、頭に血が上りすぎて視野狭窄に陥ってる感じ。
ダッテ、ヤルシカナインダヨ。ダカラ、トニカクヤルンダヨ。
そんなところが大変可愛くて惚れる。

今まさに桃キュアさんの自暴自棄アタックが決行されようとしましたが、シフォンの不可思議機転により事態は解決しました。
相手はただのFUKOなのだから、プリキュア謎パワーを広く薄く振りまけばいい。
そこでシフォンが媒介となり、キュアスティックをぶちまけて事なきを得ました。
うん。何もグランドフィナーレで全力&殲滅攻撃する必要はなかった。シフォンが居てくれて助かった。
物凄い勢いで特攻しようとしてた桃キュアさん、早まらなくて本当に良かった…。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアエンジェル

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2


【今週のラビリンス】



ノーザさん:
 「お互いの力をぶつけあって思う存分戦え」
 「そして仲良く自滅するがいい」

赤VSブッキーさんや蒼VS桃で、同士打ちになると信じてるノーザさんは、少し彼女らを買被りすぎです。
結果的にお互い全力を出し切れなかったために長期戦となりましたが、最初から本気でやりあっていたらブッキーさんと桃さんだけが一方的に脱落してた気がする。
まぁその後で改めて赤VS蒼にすれば良いのですけれど。

【今週の蒼】

今日のプリキュアメルマガの担当者は、蒼い人でした。

蒼い人:
 「おはよう!美希よ」
 「今日は、いよいよプリキュアが不幸のゲージを壊すために占いの館に入るわよ(ぐーぱんち」 
 「プリキュアはそれぞれの異空間に現れた魔物と戦うの(ぐーぱんち」
 
姐さん、殴る気満々過ぎです。二言目にはぐーが飛んでくる。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第42話「ラビリンスからの招待状!」

2009年11月29日 | フレッシュプリキュア!感想
【今週もスプラッシュスター】

“Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night-”

 日時:12月10日(木) 開場18:00/開演19:00
 出演:榎本温子、樹元オリエ、五條真由美、うちやえゆか、山本麻里安

3週間後に迫りました。みんなで行けば怖くない。

■フレッシュプリキュア! 第42話「ラビリンスからの招待状!」

寒風吹きすさぶある日のこと。



蒼い人:
 「シフォンがインフィニティになったのは」
 「占い館の地下にあるFUKOのゲージが満タンになったから…」
桃園さん:
 「だったらそのFUKOのゲージ、壊しちゃえばー?」

桃園さん…。
「ゲージが満タンになったからインフィニティが出現」であっても、「ゲージがなくなればインフィニティが出ない」は成り立ちません。
やってみる価値はあるかもしれませんが、恥ずかしい発言を堂々と…。

そんな間抜けな桃園さんですから、イースさんも心配です。
この子、問答無用でガラス瓶を叩き割る気なんじゃないかしら。素手で。至近距離で。
そして大変なことになってしまうんだ。

思い悩んだイースさん、単身ラビリンスに帰還してみることにしました。



イースさん:
 「私をイースとしてラビリンスに戻してくれるという話…」
 「信じていいのね?」

イースさんが!イースさんに戻った!ご自分を取り戻された!

喜ばしいです。おめでたいです。
そうですよ。イースさんはイースさんであるべきなんですよ。
これでクローバータウン名物、痛いコスプレ娘の再臨です。素晴らしい。

ノーザさん:
 「あなたが精一杯がんばって、人々のFUKOを貯めたゲージよ」

そうですよね。イースさん、精一杯がんばってましたもんね。
その功績を認められ、再びラビリンス幹部として取り立てて貰えるんですよ。
確かにイースさんは裏切り者。でもそれも不問にしてくださるそうです。良い職場じゃないですか。



イースさん:
 「…メビウス様が下僕、イース」

自己紹介も復活です。和む。



ウエスターさん:
 「よく帰ってきたなぁイース」
 「元気だったかー?」
 「さあ昔みたいに、また3人で頑張ろうじゃないか!」

すっごい嬉しそう。
巷の悪い本ではここから悪い展開になりがちですが、実際のラビリンスの皆さまは旧僚の帰還に大喜び。
愛されてるなぁイースさん。やっぱり「管理された非人間的なモノトーンの世界」は彼女の思い込みなんですよ。
ここはこんなに良い職場だった。仲間は、ここにいる。

一方その頃の桃園さん。
行方をくらましたイースさんを追跡し、諸悪のスタートである占い館を目指してた。
イースさん復活で沸くラビリンスの皆さま、すぐに迎撃態勢。



ウエスターさん:
 「イースは俺たちの仲間に戻るそうだぞ。ハハハハハ」(←超嬉しそう)
桃キュアさん:
 「…だからみんなでFUKOのゲージを壊すんだから!」

会話のできない子です。今、FUKOのゲージの話なんてしてない。
唐突な自己完結ぶりに、いつぞやの日向さんの言葉を思い出しました。「だからコスモスの花を見るんだから!」。
ラビリンスの面々も一瞬怯んでしまいますが、すぐに話を合わせてくれました。つくづく良い人たちだ。何故、和解出来ないのだろう。

そんな良い職場にあって、それでも裏切りを画策し続けるイースさんに懸命な説得が続いていました。
プリキュアなんてもう止めよう。確かに元敵幹部で現プリキュアとか人気出そうなプロフィールですけど、元プリキュアで現敵幹部の方が絶対人気出ますって。
だからパッション服は脱いで、イース服に着替えよう。そうしようそうしようそれが良い。



ノーザさん:
 「インフィニティが現れたのも全てお前のせい」
 「お前のせいでみんなが不幸になっている」
 「お前にプリキュアの資格など、ない」

水無月先輩の心を抉る一言。「プリキュアの資格などない」。
「お前のせい」と言われても、イースさんのFUKO収集率はそんなに高くなかったはずですけれど、ああ見えて影で頑張ってたんでしょうか。
街をジュースまみれにして喜んでるだけじゃなかったんだ。子供を蹴り倒してるだけの幹部じゃなかったんだ。



だけどイースさんはやっぱり桃園さんの方が良くて。
過去の実績を認めてくれるラビリンスよりも、過去の過ちを正して一緒に歩んでくれる人を選んだ。
背後から撃たれて狼狽するウエスターさんやソレワターセさんが妙に愛しかったです。
彼女はもう、イースさんじゃない。
絡まる蔦を引きちぎり、崩壊する異世界の壁。東せつなさんの新しい誕生を見た気分。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアエンジェル

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2


【今週の謎生物】



 「アカルン、お願い」「キー!」 
 「大切な人たちを、巻き込みたくなかった…。アカルン!」「キー!」
 「私だけじゃ無理だった」「キー!」

忠実に東さんに力を貸すアカルンが可愛いと思った。
あの一人と一匹の信頼関係はなかなか熱い。
桃園さんとピルンの冷め切った関係とは対照的ですよ。ちゃんとピルン能力使ってるのかな、桃園さん…。

【今週の桃1】



桃園さん:
 「はっ!?今、せつなの声が!?」



サウラーさん:
 「…館は異次元にあるんだ。声など届くはずがない」

結論として、桃園さんは寝呆けただけのようです。惚れる。

【今週の桃2】

桃園さんの代名詞と言えば、寝間着姿にマジ落ち込み。そして平凡なお料理スキル。



密かにハンバーグを作る腕が上達していく…。
果たしてそこで頑張って、何の意味があるのかそれは誰にも分かりませんけれど。ピルンが微妙に泣いてますけれど。
そしてニンジン嫌いも克服できてませんけれど。

【今週のあの人】



とうとうダンスでお馴染みのスタントマンさんがOPに!
あのシーンは良いです。
私的には今回の映画のベストシーン。

【次回予告】



念願のプリキュアVSプリキュア。どぎまぎします。
やっぱりこう、ガツガツ殴り合ってるプリキュアさんはエロスに満ちてますね。
桃VS蒼はいつかありそうだと思ってただけに地味に嬉しい。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第41話「祈里と健人の船上パーティ!」

2009年11月24日 | フレッシュプリキュア!感想
【今週も宣伝】

「SplashStar」の面々による魅惑のライブ、発売中です。

“Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night-”

 日時:12月10日(木) 開場18:00/開演19:00
 出演:榎本温子、樹元オリエ、五條真由美、うちやえゆか、山本麻里安

会場は非常に広いそうで。おまけに平日開催の二重苦です。
美翔さんを助けると思って、お暇な方はぜひ。
12月9日の「ぴちぴちピッチ」もよろしく。

■フレッシュプリキュア! 第41話「祈里と健人の船上パーティ!」

ブッキーさんが船上パーティに誘われました。申込者は健人くん。頑張ってます。
流れ的には「桃園さん、蒼乃さん狙いの二人にくっついて回ってる内に余り者同士で…」という経緯だったんでしょうけれど。
ブッキーさんクラスで「余り者」とか、何かおかしい。

理解不能の環境で育ったせいか、ブッキーさんの自己評価は果てしなく低く。
私なんかがパーティに行っていいのかな…。だって服ないし。
泣く子も黙るプリキュアだというのに。他の参加者がセレブだか何だか知りませんが、世の憧れ職業No.1のプリキュアだというのに。服がなければキャラリートで行けばいいだけなのに。



そんな引っ込み思案のブッキーさんの逃げ道を塞ぐべく、健人くんは自分好みなドレスを送りつけてみた。
意外と押せ押せです。
しかもブッキーさんの弱い「クローバー」つき。彼女のことをよく分かっていらっしゃる。



その上、スピーチのときに横に立たせる見事な罠。
これは船のお披露目会じゃない。事実上のブッキーさんのお披露目会です。
危険を察して逃げようとした所には、すかさず動物ショー。出来る男だ健人くん。ブッキーさんたら、行動を読み切られてる。



一方、完全に蚊帳の外になってる桃園さんたち。
もはや別世界。何でここにいるんだろうあたしたち…。
多少空気が淀み始めたころ、お船が急にソレワターセ化。



健人くん:
 「いけない。皆パニックになっている」

冷静です。さすがクローバータウンの住人。怪異に耐性がついておられる。

突如現れたパッションさんにも特に驚くことなく、落ち着いて避難指示。
「動物さんを助けなきゃ!」とか、「それどころじゃない」と言いたくなるような言動のブッキーさんにも怒りません。
うん。動物助けなきゃ。あの状況でそう思える人間はそんなに多くない。



しかもこの娘、トラを檻から出すとか言ってます。勘弁して欲しいです。
トラだけじゃなく、猛禽類だのクマだの。よりにもよって肉食獣ばかりか。
それでも健人くんは怒りません。よし、この猛獣共を檻から出そう。ブッキーさんが言うんだから間違いない。獣医の娘を過信しすぎだ。



ブッキーさん:
 「私を信じて!」

良い台詞です。あのブッキーさんがとうとうそう言えるまでに成長なさった。
しかしながらやってることはトラを檻から出すことです。
だ、大丈夫なんだよねそのトラ。ああもう信じるよ、ブッキーさん!

信じた甲斐あり、ソレワターセも無事に撃破。
察するに船中に力を分散していたせいでしょうけれど、最弱の呼び声も高いブッキーさん一人で倒し切ってしまいました。
いや一人じゃない。動物さんたちがいた。
水無月先輩の馬といい、犬のラッキーといい、この世界のビーストどもはポテンシャルが高すぎます。
実はプリキュアさんがいなくても、動物さんが居ればどうにかなるんじゃなかろうか。


(左画像)
フレッシュプリキュア! キュアエンジェル

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

フレッシュプリキュア!ボーカルアルバム2


この手の「豪華な招待客」エピソードの際に、他のプリキュア関係者の方々がおいでになっても良さそうな気も。
檸檬さんとか、アイドル枠でどうでしょうか。無理ですね。ごめんなさい。豪華じゃないです。
でも水無月先輩とか居ても違和感はなさそうです。そういう遊びもそろそろ欲しい今日この頃。

【今週の黄1】



じゃきん。

サーカスさんの言葉をガン無視し、即行でキルン展開。
演出に付き合ってあげない怖い女だ。
しかも動物さんのこと、完全に疑ってますねブッキーさん…。

【今週の黄2】



ブッキーさんはどうやって鍵を外したのか、それは誰にも分からない。
まぁ捻じり切ったんですよ。
プリキュア娘はとても怖い…。

【今週の黄3】

ブッキーさん、さりげなくパッションさんを呼び捨てにしてるシーンがあります。
それ自体は普通です。問題は、その場に「パインさん」と呼称してる健人くんがいることです。
傍から見たら「プ、プリキュアを呼び捨て!?」としか思われない。ひぃ、この子何者!

【今週の桃1】



全編を通じて「ただの脇役B」な感じがとても可愛かったです。
今回のOPは桃特集だったけど、あのシーンも微妙に地味。
桃園さんはそういう星の下に生まれてるんだ。



脇役B:
 「おぉー健人くん、なんか格好イーイ!」

この桃は余計な茶々を…。

【今週の桃2】



ぎょりぎょりごりぎょりごりぎょり

物凄い勢いでヒールが削れていく。というかあの衝撃を受けて折れないヒールの頑丈さにぞっとします。
ラビリンスの皆さまは、そんなものにいつも踏まれてるのか…。
私も常日頃から「桃キュアさんに踏まれたい」と思い願っていますが、もっと体を鍛えてからにしないとやばい。

【蛇足】

ところで「乗客が少ない」という指摘を見かけたのですが、順当に考えれば「大多数は普通に救命ボートで逃げた」のではないでしょうか。
多分、そうとでも考えないとパーティの様子と人数が合わないはず。
怪奇現象の中、プリキュアさんに頼らず多くを避難させ、自身は代表者として残り続けた健人くんを褒め称えよう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

フレッシュプリキュア! 第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」

2009年11月15日 | フレッシュプリキュア!感想
【今日の販売開始】

TEUCHIの愛称でお馴染みの「SplashStar」チームによるライブチケットが、本日から発売開始。

“Magical☆Voice☆Party -silent&noisy night-”

 日時:12月10日(木) 開場18:00/開演19:00
 出演:榎本温子、樹元オリエ、五條真由美、うちやえゆか、山本麻里安

「SS」終了から継続的に続いてきた非公式ライブ「TEUCHI」ですが、気がつけばこんなことに…。
しかも今回は主催がテレビ朝日さん。正気か。
更には12月9日は「ぴちぴちピッチ」チームが出演です。ひとまず、水・木・日の3日参加する予定。

■フレッシュプリキュア! 第40話「せつなとラブ お母さんが危ない!」

それはある日のことでした。



イースさん:
 「違う!あなたはお母さんなんかじゃない!」
桃園さん:
 「ッ!!なんてこと言うの!?」

イースさんが!本性を現した!
御厄介になっている身だというのに…。素姓の分からぬ子を、実の娘のように大事にしてくれてるのに…。
それなのに、こんな暴言。桃園さんの顔も怒りに歪む。そんなこと言う人、嫌いだヨ!

しかしながらそれには事情がありました。
ノーザさんの綿密なる作戦によって、桃園母は偽物にすり替えられ、あっさりと自宅に潜入。オルゴールの警戒機能も大したことありません。
猜疑心全開のイースさんは、すぐにそれを見破ったのです。

桃園母:
 「あら、もう御馳走さまなの?」



桃園さん:
 「ニンジン食べなくてイイのー?」

ちなみに桃園さんは全く気がついてません。何せ桃園さんですから。危機管理能力ゼロです。

「桃園母がそんなことを言うはずがない」と警戒心を強めるイースさんの横で、実子はいたって暢気。
まぁ長い親子関係の中、過去にはこういう甘いこともあったんでしょう。
イースさんは少し、母を買被り過ぎてる。

本物の母はどこ。探しに探した結果、鏡の中に囚われてるっぽい。
分かった瞬間、即座に必殺のアカルンを全力起動。
少しでも可能性があるのなら、イースさん、迷いません。



イースさん:
 「鏡の中へ…!」

おおっと。かがみのなか。
それを恐れず、自ら飛び込むとは勇敢な娘です。
鏡の国があることを、プリキュア連絡網で夢原さんから聞いてたのかもしれない。



そんなイースさんの活躍により、母は無事に救出され、家族を巻き込んだ非日常で日常な戦いは幕を下ろしました。
なお、御家族当人の桃園さんはといえば、基本的に蚊帳の外でした。
やっぱり桃園さんは違います。この娘がプリキュアで、本当に良かったんだろうか…。


(左画像)
フレッシュプリキュア! 2010年 カレンダー

(右画像)
S.H.フィギュアーツ イース (フレッシュプリキュア!)

夢原さんゲットだよ。


【今週の元ラビリンス】



ブッキーさん:
 「ラブちゃんは大丈夫?」
イースさん:
 「目的はシフォンだから」
 「ラブには手を出さないはず」

根拠ゼロです。
口には出さないものの、「何でこの桃は実母の異常に気がつかないのか」と多少思うところがあったのかもしれない。
母を確保したその後も、桃園さんが気がつくまで影で様子を伺ってたような気がする。

【来週のブッキーさん】



桃園さん:
 「船上パーティに招待されたァ?」
ブッキーさん:
 「私なんかが行っていいのかな…?自信ないよ…」

何それ。嫌味ですか。
職業欄に「プリキュア」と書ける富める者のくせに、何を謙遜してる振りしてますか。
パーティなんて行ったら引っ張りだこじゃないですか。何て羨ましい…。

【今週の桃1】



桃園さんは「寝間着姿を晒したプリキュア部門」でトップを取ることに執念を燃やしすぎです。
美翔さんなんて頑なに拒否してちょっとしか見せてくれなかったのに。
水着はヤだけど、寝間着はOK。桃園さんの羞恥の基準が良く分からない。

【今週の桃2】



桃園さん:
 「って、お母さん、何でシフォンの名前知ってるの?」
偽母:
 「前にラブがそういってたじゃない?」
桃園さん:
 「そ、そうだっケ?」

あたしならうっかり言いかねない。
あっさり受け入れてしまう桃園さんがちょっと悲しいです。
あ、あれー?シフォンどこかナー?

【今週の桃3】

迫りくるソレワターセの攻撃!



赤キュアさん:
 「でやあ」



桃キュアさん: 
 「うわあ」

これは惚れる。桃キュアさん…。

【今週の桃4】



桃キュアさん:
 「みんな、行くよ!」
赤蒼Pi:
 「分かった」「OK」「うん」

掛け声バラバラです。微妙に統率力が足りてない。
夢原さんは、その辺の教育ががっちりしてた。YES。
横並びのフレッシュさんらしいと思いました。

【今週の神】



買いました。神々しい。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする