穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




【今年のプリキュアさん】



相田さんの戦いも本日でひとまず終わり。
毎年プリキュアさんには大きな影響を受けてますが、今年扱ってたテーマも直撃でした。
ドキドキさんには心からお礼を言いたい。1年間、ありがとうございました。

■ドキドキ!プリキュア 第49話(最終回)「あなたに届け!マイスイートハート!」

キングジコチュー撃破。
しかし破片となったキングさんを飲み込んで、ベールさんがラスボス化しました。
どうせ戦力的に勝てないのに。さっさと片付けて後日談に入ろう。

と思う間もなく、ベールさんが闇に飲み込まれました。
ずっと「No.1になりたい」というジコチューを抱いてきたベールさん。願いがかなった途端に消滅されました。
願いが「No.1になりたい」のみでその先がなく、一瞬でも満足してしまったのが敗因だろうか…。



現れたのはプロトジコチューさん。
見るからに弱そうです。
1万年前の石器玩具に敗れてますし、最新プラスチック玩具の前では雑魚同前。さっさと片付けて後日談に入ろう。

だけどまさかの展開。プロトさんは強かった。
なまじ勝ちを確信したせいか、妙に雑な戦い方をするハートさんらは防戦一方。
まずい、微妙に尺が足りてない。そこで説得に出てみた。

ハートさん:
 「たった一人の世界だったら、あなたは横入りも信号無視もできなくなるんだよ」
 「誰もいない世界では、あなたはジコチューではいられなくなる」

けだし名言。
確かにジコチューは他者の存在が前提です。
いわば他者への依存なのだし。



その言葉にプロトさんも一瞬怯みますが、そこはジコチュー。気にせず攻撃を続行なされた。
まぁ、ラスボスが「そうだな。信号無視したいし、世界滅ぼすの止めよう」と考えたら、それはそれで画期的ですが…。
見た目が弱小なくせに意外と粘り、おまけにハートさんのジコチュー化に成功しました。



楽勝でラスボスを片付けて、たっぷり後日談…と思いきや前半終わった時点で悪堕ちハートさんか。
間に合うのかどうか一気に不安になりますが、直後、あっさりと自力復活なされました。
これはどう解釈すればいいんだろう。。

そして復活なされたハートさんは、その勢いで2段変身を遂げられました。
本当に何なのこの子。
下手に痛めつけると、数倍にして返してくるなんて。



ハートさん:
 「キュアハート・パルテノンモード」

パルテノンといえばパラスアテナを祀るパルテノン神殿。
ギリシア語の「παρθενών」(処女宮)が由来だそうです。
意味的に未婚女性と関係が深いので、映画版のエンゲージモードとは、かなり対照的。

また、アテナといえば戦いの女神ですが、同じく戦いの神のアレスとは方向性が違います。
アテナは名誉や大義のための誇りある戦い、アレスは野蛮で粗暴な戦い。
今回のハートさんVSプロトさんの立ち位置とも被る。



圧倒するパルテノンハートさん。
ちなみにギリシア神話のアテナとアレスの力関係もこんなもんです。
愛、強し。足、美し。

追い詰められたプロトさんは言う。「何度でもジコチューは生まれる」と。
だけど相田さんも言う。「けれどそうやって悩むから人は強くなる」と。
例えあたしが愛を失っても、仲間たちが支えてくれる。だから何度でも立ち上がって見せる。

相田さんの力とお言葉の前に、プロトさんも浄化されていきました。
気の毒に。1万年たとうが、目の前のを倒そうが、何度でも蘇ってくるとあっては絶望するしかありません。
さようならプロトさん。また1万年後に会おう。その時には今よりももっとプリキュアが増えていそうですけれど。

戦いはこうして終わりました。壊された街も元通り。
王女様は戻りませんでしたが、円さんとレジーナ様、アイちゃんはいる。
泣き崩れるまこぴーも立ち上がり、1年に渡る大戦は終結しました。



後日談。まさか四葉さんの制服姿を拝めるとは。
更にはまさかのトランプ王国との交易開始。
確かに「リソースを追加する」というテーマとは合致しまくりですが、ここまでとは予想しなかった。
世界が変わっていく。恐ろしい勢いで。



そして変わっていく世界の中、今日も空を飛ぶ大貝中学・元生徒会長の相田さん。
新たに手に入れたプリキュア能力は、平和の維持に転用されました。
謎生物たちも世界に順応し、双方の世界が発展していく。
今後にも希望を持てる、素晴らしいラスト。
この精神は、日常生活でも意識していきたいと、本当に思う。


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【今回の鳥】



かかと落としとかビックバンとか、最後の最後で美翔さん成分大活躍。

【今週のまこぴー】

以前に、「友に置いて行かれた時に、『よくも捨てやがって』と恨むんだろうか?それよりも『もう共に戦えないのか』と悔やむ方がありえるのでは?」と書いたことがある。(「ドキドキさんの映画に想う」
ずっとモヤモヤが残っていたのですけど、前回のまこぴー発言ですっきり落ちた。
まこぴー(およびトランプ王国の人々)は、劇場版の犬、あるいは「幸せの王子」なのかもしれない。

 まこぴー=幸せの王子
 国王=困っている街の人

 街の人を救うには、幸せの王子の犠牲が必要
 国王が王女を救うには、まこぴーの犠牲が必要

では犠牲になった「幸せの王子」は、街の人たちを恨むのか?
いやそんなことはないだろう。
むしろ望んで散っていったのだし、むしろ「もう助けてあげらないのか」と嘆く気持ちの方が大きかったはず。

まこぴーも同様です。
王様から選ばれず、犠牲になったこと自体には思うところがあるかもしれない。
でも恨んだりはしない。愛に罪はない。悪いのは、それを利用しようとする奴らだ。

「幸せの王子」の例えだと、街の人(トランプ国王)と王子(国民)が入れ替わってるので紛らわしいですが…。
いっそ、まこぴーが王女だったら話は分かりやすかったのかもしれません。

(例)
 まこぴー王女が治める平和なトランプ王国。
 しかしある時、大臣の娘・アンが病気に。
 病を治すため、大臣は封じられていたジコチューを解き放ってしまい…

これだったら「まこぴー=幸せの王子」がすっきりと分かる。
まぁすっきりしすぎていて、前回のまこぴーの台詞の重みが薄れるので、盛り上がり的にはいまいちですが…。
それに、まこぴーが王女という状況が愉快すぎるので、ちょっと勘弁して欲しい。

あと、これに関連して、劇場版の主題歌「たからもの」は、「相田さんから犬に贈る歌」というより、「犬から相田さんに贈る歌」と考えたほうがしっくりくるのかも。
犬=まこぴーだとするなら、「まこぴーが王女様に贈る歌」でもいい。かなり心に響きます。
そう思うと、「『たからもの』は、まこぴーは歌っていない」というのが、逆に「そういうことか」と思えてくる。

[追記]
 ちょっと小難しく回りくどい考え方をしていたかも。
 素直に「アン王女=幸せの王子」「まこぴー=王子を見て喜んでいた街の人」でいいですね。
 「王子」(王女)はいなくなったけれど、「彼の配った金箔」(エースさんやレジーナ様)、すなわち愛は手元に残る。
 
 ただ「何が切り捨てられたのか」「何が自己中なのか」を踏まえると、双方に「幸せの王子」の要素があり、双方向に解釈可能な気がする。

【今年のプリキュアさん】

ただそうは言っても、置いて行ったり行かれたりするのは悲しいもの。
だからそれを回避するために、リソースを追加しよう。
一人の超人に頼るのではなく、外から力を持って来よう。

国王は「国民か、王女か」で悩むのではなく、王国プリキュアを総動員しジコチューに決戦を挑めば良かったんだ。
「幸せの王子」でいえば、王子は金箔を配るのではなく、「もっと僕を観光資源として活用してくれよ。近隣から観光客呼んで、外貨を獲得しようぜ」と持ち掛けるべきだったんだ。

だから最終回で、四葉財閥がトランプ王国と交易してるのは、ギャグなようでいて凄まじいシーン。
ローカルで魔法箒を売ってた(多分、トランプ王国的には珍しくもない日用品)のが、海を越えて強烈な価値を持ち、一大利益となるのですよ。
逆に、地球では普通の商品も、王国では驚異的なニーズになるものもあるはず。歯ブラシとか。王国には虫歯予防の概念ないみたいだし。

「プリキュア」が使い捨てではなく、その後も国防兵器として活用されてるのもいいです。
もはや「限られた超人がなんとかする」とか「1回限り、その危機を乗り越えたら終わり」なんてフェーズではないんです。
初代の「ふたり」の頃と比べると、隔世の感がありますね。(どちらが優れているとかそういったことではなく)

【君を信じる。ために戦う】

今年1年は、OPのこのシーンに凝縮されていたように思う。



 『君を信じる。ために戦う』

楽しく遊んだあの日々がカットインする中、それぞれが、それぞれの場所で戦うカットの連打。
友も戦っていると信じている。だから戦う。
友も戦っている。そう信じるために戦う。
超人一人がなんとかするのではなく、皆が皆を信じる。ために戦う。

去年の「スマイル」は、プリキュアになっていく過程の物語だったように思います。いわばプロローグ。
メルヘンに救われた少女が、メルヘン(プリキュア)になるまでのお話。
(本編でOPのシーンが使われた時には、「ついにあの未来に追いついた」感がありました)

対して「ドキドキ」は、プリキュアになった後の物語だったように思う。いわばエピローグ。
しばしば相田さんは、「最初から完璧な主人公で成長がなかった」と言われる。
ですが「彼女は既に1戦終えた後で、今年は第2期です」と言われたら納得できます。

例えば小学校高学年の頃に、相田さん・菱川さん・四葉さんの3人で、既にプリキュアとして戦い、世界を救っていたとか。
最終決戦で「それでも私たちは、皆の愛を信じている。ピンチになっても皆で助け合って乗り越えられる」とか何とか叫んでラスボスを撃破。
それから数年後の物語…とか。

言うまでもなく「過去にプリキュアとして戦った」なんて設定はありませんが、自己をすり減らし、超人的能力で周囲を助け続けてきた相田さんの姿は、プリキュアに例えてもさしたる違いはないはず。

したがって相田さんが直面していた問題は、自身の能力の成長ではなく、周囲を信じられるかどうかの点だったのだろうと思う。
ソフト部の助っ人を引き受けた第11話は、「あたし一人の力が大事なんじゃない」と言いながらも、「だからあたしのスキルを皆に教えるよ」とはなってない。
弟子をとった第12話も同様で、「背を見て育て」方針。逃げだした弟子をつかまえて仕込むとか、そういうことはやってない。

彼女の生き方を考えれば「自分でやるしかない」に陥るのは不思議ではない。
とはいえ、初期の彼女は、ちょっと異常なまでに自分を追い込んでる。
そんな相田さんも、最終決戦では「みんなの愛を信じている」と断言してくれました。
多分、大きかったのは第32話の文化祭でしょうね。
あんまり強調されていないだけで、相田さんも結構、成長してると思うのです。

【今週のまこぴー】



まこぴー:
 「ずっと不思議だったの」
 「こっちの世界の人たちは、どうして一緒に唄おうとするんだろうって」
 「歌は静かに耳を傾けるものでしょう?」

さりげなくまた重要なお言葉。
一人の歌姫のお歌に皆で聞き惚れるのではなく、皆で歌おう。
この下地があったかどうかが、王国の明暗を分けたのかもしれない。

まぁ実際には、じっくりと歌姫のお唄を聞きたい局面もありますけどね。

[追記]
 ちなみにこのシーンは本来第1話用に用意されたもので、オーディションにも使われたのだとか。
 それを最終回に持ってきたのは、なかなか思い切った英断。

【今年のプリキュアさん】



王女様を見送る一行。立ち尽くすジョナサンから悲しみが伝わってきます。
抱っこしていたアイちゃんも、まこぴーの元に飛んでいき、最後は一人ぽつん。
物悲しいラストだ…。最後の最後まで、ジョナサンのことは良く分からない1年だった。。

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【来年度のオールスターズ】

[公式サイトから引用]
 シリーズ10周年を記念した企画として、歴代プリキュア33人からの「10周年おめでとうメッセージ」映像が放送されることが決定!
 「ハピネスチャージプリキュア!」の番組冒頭に、2月2日(日)の番組スタートから33週にわたって、1人ずつ登場し、それぞれ個性溢れる三者三様ならぬ”三十三者三十三様”のメッセージを届けます!
 もちろん、映像はすべて、新しく書き下ろし!
[引用終]



驚愕、美翔さんがブラウン管に帰ってくる!

大盤振る舞いにも程があります。
「今年でオールスターズも終わりだから」と、退職金代わりに尺を貰えたとかでしょうか。
それともこれが新しい地獄の始まりなんでしょうか。
プリキュアさん毎に視聴率を比較して、一覧表にして社内に張り出して、下位の娘は迫害を受けるとか、そういうのでしょうか。
東映アニメ様はやる。そういうこと、絶対やる。

サイトによれば、いつ誰が登板するのか不明なようです。
そうですよね。事前に分かると、組織票や裏取引で数字稼ごうとする娘さんが出てきますもんね。
これは1話たりとも見逃せない。

33人出終わった後も気になるところ。
何気に「序盤だけのスペシャル演出」では済まされない話数を使うので、更なる隠し玉にも期待できそうです。
霧生さんとか、イース様のコスプレしたパッションさんとか、出ないかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第48話「ドキドキ全開!プリキュアVSキングジコチュー!」

最終決戦。
のたうつキングジコチュー様の姿を見て、相田さんは確信されました。
王様の愛の鼓動が聞こえた。だから救出できるはず!

言うまでもなく、それは大変に困難です。愛娘の化身二人や、王国プリキュアのまこぴーが「諦めよう」と迷わず提案してくるくらいに。
この王様、元々人望なくて、微妙に屈折してたんじゃ…。
嗚呼、封印を解く解かないの話の時に、相談できるような親友とか忠臣がいれば、今頃こんなことには…。

だけど相田さんは高らかに宣言された。やればできる。何故なら…



ハートさん:
 「わたしを誰だと思ってるの?」
 「大貝第一中生徒会長、相田マナよ!」

この様子は全国に中継されました。
壮絶なる自爆バレ。
あのコスプレ少女、生徒会長だったのか…。

ご丁寧に所属校までバラしてしまった相田さんの、今後の人生に不安を覚えつつ。
相田さんの咆哮に、街の人々は熱く呼応しました。
頑張れ、俺たちの生徒会長!



二階堂くん:
 「頑張れマナ!」
 「俺がついてるぞ!」

さりげなく大事なセリフ。
心配するな、後は任せろ的な。幸せの王子には、俺たちがついている!
「君を信じる」を貫いた相田さんの半生に、応えが返ってきた瞬間。

この支援を受け、相田さんらはキングジコチューの体内へ。



初回から大反響を呼んだOP「君を信じる。ために戦う」のシーンが再現される。
共に過ごした日常を胸に、それぞれがそれぞれの局面で奮闘する。
「ために」には、「だから(原因、理由)」と「そのために(目的)」の二つの意味があるんですよね。
「ここは任せろ」と残る仲間に、相田さんは「でも」とか「残していけない」とか言わない。
きっとあの人も戦ってる。信じる、だから戦う。信じる、そのために戦う。

最深にたどり着いた相田さんを待っていたのは、何だか良く分からないジコチュー細胞たちでした。
本当に、何なのか良く分からない。
これが1万年前に封印された黒幕なんでしょうけど、やたらにショボイです。
まぁ所詮は1万年前の石器玩具に敗れた敵ですね。
エンプレスさんも、案外たいしたことないんじゃないかしら。

とはいえ際限なく湧いてくる敵に、相田さんも徐々に押されていきます。
何せここはジコチューの中心。幾らでも敵は生れ出る。
でもジコチューの中心ということは、王様の愛の中心でもあるということ。



苦闘する娘を見て、王様も目を覚ましました。
というか元々娘のためにジコチュー化したのだから、娘が危機に陥るようなら立ち上がりますね。
何か構造的に問題があった気がする、今回の敵さんは。



相田さん:
 「親が子供を助けたいって思うのは当たり前じゃない」
 「そんなのジコチューでもなんでもないよ」

しかしそれで王国が滅んでしまったら、国民の立場はありません。
どんなに居直ったところで、彼らは犠牲になったのです。
トランプ王国民のことを思えば、決して正当化できることではな…



ソードさん:
 「愛に罪はない」
 「悪いのは人を愛する心を利用した、あなた達よ!」



おお、まこぴーが、格好いい…!

王国最後の生き残りである彼女の言葉には重みがあります。
愛とジコチューは表裏一体。
だけど表裏一体ということは、すなわち、愛とジコチューは同じではないということ。
巻き込まれた王国民としては、確かに辛かったし苦しかった。
でも愛に罪はない。王国民として胸を張ってそう言い切れる。悪いのは、奴らだ。
 
美墨先輩の「ちっぽけで何が悪い」に通じる理屈。
あえて王様の問題を挙げるなら、一人で抱え込んでしまったことくらいです。
勝手に「王国か、王女か」の2択だと思わず、皆で対抗すればよかったんだ。
実際、ジコチュー細胞は弱かったし。
王国プリキュアがもっと信頼されてれば、こんな大事にならなかったのに…。まこぴー。。



これにて大団円。次回は丸々後日談…と思いきや。
最後の最後でベールさんが、ボスの立場にのし上がりました。
既にプリキュアさんに敗れているキングジコチューの力を取り込んだところで、勝算があるとは思えないのですが。。
ジコチューの王になりたがっていた割に、ベールさんは意外とそれ以外の欲のない方ですし…。
緊張感があるんだか無いんだか微妙な感じで、次回は最終回。ドキドキさんによる壮絶な殲滅戦に期待しよう。


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余談。
「最終決戦で自己犠牲して力尽きる」といえば「セーラームーン」第1部が有名ですが、第5部でも似たようなことをやってます。
プリキュアさんでいえば「キングジコチューを倒すために、菱川さんがわざと裏切ってジコチュー化し力増幅」「裏切りの説得力を増すために、あえて菱川さんに倒されるエースさん」とか、そんな感じ。

【今週のナマクラ】



プリキュアさんの服って、伸びるんですね…。

【今週の勇気の刃】

まこぴーを見直しました。
これまでポンコツだったのは、この演出のためだったのかと思うくらいに。
1年間、粘着質に応援してきたのは間違いじゃなかった。



思い返せば、やることなすこと役に立たなかった。
夜な夜な王女様を探して回ったのは完全に無駄でしたし、「そういえば王女様は○○好き」情報でたどり着いた氷像はフェイク。
今回の戦いも、主戦場とは遠い場所で足止め要員です。
アイドル活動にいたっては何だったんでしょうね。
冷静に考えれば分かったはずなのに。何でアイドルなんかやっちゃったんだろう…。

でもだからこそ、まこぴーの今回の言葉には重みがある。
前と同じ、ただの足止めでキングジコチューからは遠く離れたところでの戦いですが、前回とはまるで違う。
信じる人を送り出し、託された持ち場を守る。不安にかられて右往左往していたあの時とは違うのです。

彼女は「ハートキャッチ」(他人の事情は分からない)と「スマイル」(現実はメルヘンのようにいかない)を体現してると思うのですが、無力であることを承知の上で孤軍奮闘してきたソードさんが、ついにここまで言い切ってくれた。
あの言葉を伝えるために、落城の中を生き延びたと言っても過言じゃない。よくぞ使命を果たしてくれた。
トランプ王国のプリキュア、ここにあり。

…まぁ、でも結局は、王国プリキュアが最初の段階で王様に相談されてれば、話は早かったんですけどね。。

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【今年のオールスターズ】

公式サイトも徐々に公開中。
プリキュア最後の良心ともいうべきあの子が出てくれるそうで、大変に喜ばしいです。
もう美翔さんの出番なくていいから、その分の尺をあげてください。

■ドキドキ!プリキュア 第47話「キュアハートの決意!まもりたい約束!」

キングジコチュー様が人間世界に侵攻を始めました。
よくよく考えてみたら、「娘を守るジコチュー」と「世界征服」がどうリンクしてるのかわかりませんが、とにかく侵攻を始めました。
この親父さんは何をやりたいんだろう…。



かつてのトランプ王国戦の時のように、街はたちまち大パニックに。
ジコチューの恐ろしいところは、混乱した人々がジコチュー化し、更に混乱に拍車をかけること。
一度始まったパニックは止まらない。いくらプリキュアさんが頑張っても、守れる範囲には限界がある。



だけど相田さんらは慌てなかった。
彼女は確信していた。
だって、世界は愛の鼓動に満ちているのだから。



確かに街はパニックになりかけた。
でも困っている人がいるのなら、助け合うのもまた人間。
危機の最中、皆様助け合い、救出と避難を続けていく。



「幸福の王子」と揶揄された相田さんの愛は、決して無駄じゃなかった。
あの愛があったからこそ、人々は立ち上がれた。
一人で無理なら複数で。それでも無理なら皆で。
もう少数のヒーローが身を削って戦うフェーズじゃない。
無理ならばリソースを増やそう。ヒーローが強くなることよりも、それがずっとずっと大事だ。

…まぁ、じゃあトランプ王国は何だったんだとか。
まこぴー達、王国プリキュアは何やってたんだとか、若干不安にはなりますけれど。
基本的に、謎生物どもはろくでもないから仕方がない。

そのろくでもない謎生物筆頭たるキングジコチュー様は、この展開に大変におむずがり。
そうこうする内に、最愛のレジーナ様まで、相田さんに懐柔されてしまいました。
嗚呼あんなに良い娘だったのに。お父さんを置いてどこかに行ってしまうのか。



四葉さん:
 「私もマナちゃんが大好きですし」
 「みんなみんな大好きです」
まこぴー:
 「私も前は王女様しか見えていなかったけど」
 「今はここにいる皆を大切に思える」
菱川さん:
 「私もその(キングジコチューの)気持ちに覚えがあるから」
 「でも好きな誰かを独り占めするより、好きな人が好きな人を自分も好きになって」
 「そうやって人の輪が広がっていく方が、なんか良いじゃない」

この一連の流れ、相田さんとレジーナ様が同性なのでネタでしか言われませんが、もし異性だったら普通に「娘の交際に反対する父親」です。
確かに結婚はそういう側面もある。新しい家族を作って、それまでの家族からは離れていく。
劇場版のモチーフが結婚だったのにも改めて納得です。

でも自分から誰かが離れていくことは悪いことじゃない。
そうすることで新しい出会いがあるし、それが自分を豊かにすることだってある。
一人ではなく、多くの人に愛をばらまいた相田さんの行為が、やがて街の人たちを奮い立たせたように。

私自身、しばらく前に結婚した身としては、実感としてすごく良く分かりますね。
家族が増えるというのは物凄いパワーだ。今まで考えもしなかった楽しみや出会いが、どんどんやってくる。
もちろん、相対的に寂しさを感じることもあるけれど、それでも前に戻ろうとは思えないし、戻ることもできない。

映画の結婚シーンにも、我々の知らない、現在の「ドキドキ」には未登場の方がいる。
案外あの中には、未来の現役プリキュアさんとかもいたりするかもしれない。(第21期プリキュアとかでしょうか)
元の家族や友人からすれば、疎遠になっていくと感じる面もあるかもしれないけれど、新しい家族や友人が増えていくのは素晴らしいことなんだ。

だけどお父さんたるキングジコチュー様としては、どうしても受け入れ難く。
吠え猛ったところで次回へ続く。
まぁお父さんからすれば、最愛の娘がどこの馬の骨とも分からん相手を連れてきたらキレますね。うん。

…あれ?もしかしてキング様のジコチュー化の発端は、王女の病気というか彼女の婚約なのでは。
同性でもここまで反発する王様が、娘の結婚を受け入れたとは思えない。
冒頭で「娘を守ることと世界征服がつながらない」と書きましたが、「病気」ではなく「結婚」を防ぎたいなら、確かに世界をなんとかしないといけません。
なるほど、さっきからジョー岡田の姿を見ないわけです。逃げやがったか。


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アン王女の病気問題でいえば、王様が一人で悩まないで、総力を挙げて封印を包囲し、解除した後に一斉に戦いを挑む手だってあった。
王国プリキュアの武威を示せ。戦え、王女様のために!
一人で抱え込まず、どちらも選べないならリソースを追加すればいいんだ。

いや本当、王国民はそれくらいの覚悟はあったと思うんですよ。

【今週のナマクラ】



まこぴー:
 「ここは私に任せて」
 「皆は先へ」

最も強いベールさんに、真っ先に最初に一人で向かっていったソードさん。
先日の回想により、アン王女の直接の仇はベールさんだと判明しています。
多くは語りませんでしたが、まこぴーの意地とケジメを見たようだ。

【今週の砕けない】



菱川さん:
 「煌めきなさい、トゥインクルダイヤモンド!」

旧式の技が出ると燃えます。良い。

今更ですが微妙に恥ずかしい技名ですね。
「ロゼッタリフレクション」とかは「ロゼッタさんのリフレクション」なんでしょうけれど、「トゥインクルダイヤモンド」だと「煌めくダイヤモンドさん」ですよ。
例えば美翔さんが「トゥインクルイーグレット!」とか言い出したら、聞いてる方が赤面ものです。ふぅん、煌めくんだ。ふぅん。

【今時のプリキュアさん】

予告を見る限り、二階堂君がハートさんの正体に気付く模様。



次シリーズでは最早プリキュアさんの存在は常識のようですし、「超常の不思議なヒーロー」では既にない。
必死に正体を隠してきた時代から時は経ったものです。
「ふたり」で始まったプリキュアさんの活躍は、10年の時をかけて多くのプリキュアさんを生み出した。

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今年も1年が始まりました。本年もよろしくお願いいたします。

【今年のまこぴー】

[メルマガより引用]
 私はこの間、木の板で小さな羽を打ち返す羽根つきっていうお正月の遊びをしたの!!
 負けた人は墨で顔に落書きされちゃうんだけどマナもありすもとっても強いから、顔いっぱい落書きされちゃった☆
 六花なんて書く所がない位!今度は、王女様も一緒に出来たらいいな♪
[引用終]

超人と富豪にボコボコにされる娘さんたち…。

それはともかく、上記にはおかしな点がありますね。
どうして「王女様も一緒に」なんでしょうか。
今回のお話で王女様は戻らないと判明したはずなのに。

可能性としては、「まこぴーが早とちりしただけで今後王女様の復活がありうる」か「このメルマガ時点ではまだ今回の話は起きていない」でしょうか。

後者だと時間軸が気になるところ。
さすがに羽つきを正月三が日以前にやったとは思いづらいので、このメルマガを書いた後に46話があったとすると、劇中時間は正月以後。
44話がクリスマスですので、45話と今話が起こったのが1月上旬以降だとすると、1か月近く空いてしまいます。
と、いうことは44話ラストで登場したジョー岡田がクラウンの話をするまでに、数日間が経過していたことに?
それとも気絶した円さんが正気に返り、王国への進撃を決意するまでに数週間?
いずれにせよ不可解です。

よって「『王女様は戻ってこない』と落涙してたけど、まこぴーのただの勘違いで戻ってくる」に一票。

■ドキドキ!プリキュア 第46話「エースとレジーナ!誕生の真実!」

宣戦布告も降伏勧告もないままに始まった、トランプ王国のレコンキスタは、とうとうレジーナ様を追い詰めました。
何にも悪いことをしていないレジーナ様としては納得ができません。
愛槍を構え、徹底抗戦の姿勢を見せます。当然、攻め込んだエースさんも手を緩めない。

だけど、そこに割り込んだ相田さんが何やら仲裁を叫びだしたため、一旦休戦し、なんで戦わないといけないかの解説が始まりました。
とりあえず三種の神器のクラウンを手に取りなさい。
そうすれば、どうしてレジーナ様を殴るかの理由が分かるから。

クラウンが見せたのは。

ある時アン王女様が病に倒れ、父王は彼女を救うために、謎封印を解いてしまったそうな。
おかげで封印されてた謎生き物が復活し、父王を自己中だと断罪、何故か合体してキングジコチューとなり、王国を滅ぼしたそうです。
病み上がりなのに応戦した王女様は、やればできたのに父王を倒さなかったことを自己中と責められ、こちらもジコチュー化…しそうになったところで、心を二つに割る荒業を披露。



アン王女:
 「父から受け取った愛」
 「世界中の人々の笑顔を守る愛」
 「自己中と愛は表裏一体」
 「そのどちらを選べばいいのか」
 「わたくしは答えを出せません」
 「この二つのプシュケーから生まれしものに託します」
 
こうして二つに分かれた心は、それぞれエースさんとレジーナ様に分かれていったのでしたとさ。

衝撃の真実に、まこぴーも顔面蒼白。
一同も思わず彼女を振り返ります。
えっと、今の今までそんな話を、まこぴーから聞いていないのだけど。

おかしいな、この話が事実ならキングジコチューはいきなり王宮に出現したはずなのに。
王女様が病に伏せってたとか、そんなことも聞いてません。
知らなかったんでしょうか、まこぴー。どんだけ信用されてないんでしょうか。
それとも知ってはいたけれど、特に重要だとは思っておらず、今まで皆に話してなかっただけでしょうか。
それはそれで情報の分析力に著しい不安が湧きます。これが王国プリキュアの実力…。

これまでのまこぴーの証言を綺麗に一覧表とかにまとめて、何がどれだけ事実とあってたのか検証してみたい誘惑にかられつつ。
一方、レジーナ様も喜びに打ち震えていました。
王国全てを引き換えにしてでも守ろうとされた自分。これこそ愛。



レジーナ様:
 「パパは世界を滅ぼしてまで、娘の私を救おうとしてくれた」
 「そんなに大きな愛をもらったこと、ある?」
 「私だけよ」
 「私は最後まで、パパのために戦う!」

迷いの晴れた彼女の瞳は青い色に。
今まで「赤眼:ジコチュー側、碧眼:プリキュア側」として描写されてきましたが、碧眼状態なのにジコチュー側に。
レジーナ様が悟りを開かれた。喜ばしい。そう、これこそ愛。何も間違ってない。

実際、厄介な問題なのですが、この場合「王様に取り付いてる何だか分からない闇」を打ち滅ぼせば解決です。
対症療法のどちらが正しいかを悩むのではなく、諸悪の根源を殴ろう。
その「諸悪の根源」にも事情や動機はあったのかもしれませんが、それはそれとして。



(左画像)
ドキドキ! プリキュア 等身大タペストリー レジーナ

(右画像)
ドキドキ! プリキュア マジカルマスコット 10個入 BOX (食玩・ラムネ)


【今年のプリキュアさん】

なお、アイちゃんの正体は、プシュケーを抜かれた王女の体が姿を変えたものだそうです。
じゃあそのアイちゃんの下の世話を始め、面倒を見ていた岡田さんは…。
いや愛する人の決死の行動の結果なのだから、特に下卑たことは思わないでしょうけど、せめて岡田さんには最初から真実を伝えて欲しかった…。
王女様には「婚約者への愛」が足りていないような。

【今年の敵】



右上にいる謎の影二つ。
7人いると思われた敵幹部の残り二人・傲慢と色欲でしょうか。
いまだ登場してないということは、この時の王国戦で倒されたんでしょうかね。
ソードさんの先輩にあたるプリキュアさんらも、王国の意地を見せて二匹までは道連れにしたんだ。
その戦い、見たいな。

【来年のプリキュアさん】



次年度は「ハピネスチャージ」さん。
うちの嫁さんが「ダサいダサい」と連呼をやめません。
仕方ないんです。これはいつものことなんです。「正直これはない」と思われるのが、新人さんのお約束なんです。
動けば可愛いんですよ、動けば。
どうせ数か月もすれば、ハピネスを無理やりチャージされて「可愛い」と思うように洗脳されるんだ。

【今年の鳥】



最後の「NS」となる今回ですが、無事に美翔さんも呼んでもらえたようです。良かったですね。
しかしその立ち位置はどうなんでしょうか。よりにもよって、夢原さんと対称の位置ですよ!
そういえば「NS2」でも夢原さんと並んで紹介されてましたし、「イーグレットはドリームと同格」みたいな性質の悪い印象操作でも試みてるんでしょうか。
なんて無理のある真似を…。

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ようやく感想に戻って来れました。

■ドキドキ!プリキュア 第45話「宿命の対決!エースVSレジーナ」

まこぴーがお歌を歌ったり、四葉さんが宇宙に行ったり、菱川さんが愛の告白したり、そんないろいろがあった一か月間。
今から振り返ると、まとめ回なのに菱川さんだけサブタイ(「ジコチューの罠!マナのいないクリスマス!」)に名前が載ってないんですね。代わりに相田さんの名前が入ってる。
こんなところにまで相田さんへの歪んだ執着を感じます。

さてそんな中、ジョナサンがお店に戻ってきました。
アン王女と共に雲隠れし、後の戦いはプリキュアにすべて任せて隠遁、これだから王族や騎士族は…と思いきや隠れ潜んでいる間に三種の神器の一つを回収していたそうです。
むしろプリキュアさんより仕事してた。

ジョナサンが持ってきたのは、あらゆる知識を与えるというエターナルゴールデンクラウン。
1万年前の知識がどの程度役に立つものか分かったものではありませんが、色々と質問してみたいところですね。
質問です。スプラッシュコミューンの在庫を掃くにはどうしたら良いでしょうか?

とりあえず王冠を被ってみた相田さん。だけど何も起こらず。
どうやら1万年前の知識では、現代の中学生に教えられることはなかったようです。
そこで今度は円さんが着装。途端に彼女は何かを悟りました。

その後。一旦解散した後、ジョナサン&まこぴーだけ円さんに呼び出されました。
不審な顔をする人外生物コンビの前で、円さんはアン王女の氷像を破壊なされました。
曰く、この氷像は偽物だったそうです。
騙されまくって大喜びしてた、まこぴーの純情を返して欲しい。
一生懸命に氷像を守り、あちこち背負って旅したジョナサンの苦労を評価して欲しい。

やるせない憤怒に捕らわれる二人に、円さんは王冠から授かった真実とやらを語りだしました。
彼女が何を語ったのかは定かではありませんが…。
聞いたまこぴーは戦慄。もはや氷像がどうのなんて言ってられない。

異世界人どもが何をどう納得したのかは分かりません。
が、一同はそのままの勢いでジコチュー本陣に殴り込みを決行。
優雅にくつろいでいたレジーナ様らもびっくり。
自宅への夜討ち朝駆けは、敵さんですら原則として仕掛けてこないのに…。
何にも悪いことしていないレジーナ様に、どうしてこんな酷いことができるのか。

しかしながら円さんのお目当ては、そのレジーナ様。
何やら運命とか宿命とか言いながら、執念深く狙い撃ってきました。
世間では相田さんがハーレム化してるとか言われてますが、どっちかというとレジーナ様の方がモテまくってます。
この間は相田さんに粘着質に抱きしめられまくってたし、キングジコチュー様も娘離れしてないし。
ことごとく病的な執着のされ方してるのが、本当に気の毒。

売られた喧嘩を、レジーナ様はもちろんキャッチ。
やたらに格好いい動きで愛槍を手に取ると、エースさんと戦闘を始めます。
両者の実力は伯仲。
以前、レジーナ様はエースさんに翻弄されたはずですが、しばらくの間に修練を積んだことがうかがえます。
槍の力もあるとはいえ、陰で努力してるレジーナ様偉い。身を守るために必死ともいえる。

戦いが互角ならばレジーナ様有利。
幹部勢も焦るどころか白け気味です。
だって勝ちが見えている。エースさんは5分間しか変身していられないんだから。

ところがそんな期待を砕くように。エースさんはおっしゃった。

エースさん:
 「私にはもう時間制限はありません」
 「エターナルゴールデンクラウンの力で、真の力に目覚めたのです」

は…?

幹部どころか視聴者も唖然。
え、今、何て言った…。
「真エース」って、「老化しなくても戦えるようになりましたわ!」とかそういうののはず…。
えっと、本当に何を言ってるのか全然意味わからない。
つまり円さんを正しい道に戻すには、変身パレットだけでなくてクラウンも取り上げないといけないの?

その混乱の空白を突いて。ベールさんがエースさんとレジーナ様を攻撃。
一騎打ちのために敵幹部を抑え込む役目を託されていた、まこぴーは何をやってたんでしょうか。
えぇ普通に捕縛されてました。
まぁよくよく考えてみれば、まこぴーの力で敵幹部3人を押しとどめられるわけがなかった。
何しに来たんでしょうね、まこぴー。

二度目となる王国での敗北に、まこぴーも絶叫。
助けて、マナ!
もはや王国プリキュアの誇りも何もないですが、切ない悲鳴が響き渡る。

その叫びに応えて、相田さん降臨。
神々しいです。
こうして年内最後のプリキュアさんは、敵地に天使が舞い降りたところで終。


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レジーナ様と円さんが同種存在のような雰囲気。
「元は一つの存在(アン王女)が二つに分かれた」なのか「闇堕ちした父の娘(アン王女の妹)がレジーナ様」なのか。
似たようなことは歴代のプリキュアさんでやっていますが、どのパターンなんでしょうか。
両者とも生存(「MaxHeart」の少年君とルミナスさん、「スイート」のメイジャーとマイナー)よりも、
片方が消滅(「5」の闇夢さん、「ハートキャッチ」のダークさん、「スマイル」のバッドエンドさん)の方がちょっと多いのが不安です。
私的にはエースさんとアン王女が消滅で、円さんとレジーナ様が残留の方向でお願いしたいです。

【今週の国民的アイドル】

敵本陣に乗り込んだ時に、随伴していたのが王国騎士と王国プリキュアのみ。
何気に熱い状況です。プリキュアさんが普通の兵力として扱われてる感じが、生々しくて燃える。
そしてその王国プリキュアがまこぴーというのに笑みがこぼれる。もうまこぴーは何をやっても面白い。

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ここのところ感想を書けずじまいで欠けがちですが、リアルタイムでついていくことを優先しよう。

■ドキドキ!プリキュア 第39話「会いに来たよ!レジーナふたたび!」

ちょっと目を離してる間に、相田さんは異様なる自信を身につけておられました。
先週の御休みでたっぷり英気を養われたのでしょうか。映画を乗り越えて、爆発的に力をつけたのでしょうか。
猛る拳が宙に舞う。早く奴らを屠りたいとシャドーも冴えます。



そこに王女の婚約者ことお兄さんが帰還されました。
何しに帰ってきたんでしょうか。
王女様とよろしくやってたはずなのに。女子中学生どもの目が冷たいです。

お兄さんが戻ってきたのは、王宮の地下に眠るミラクルドラゴングレイブを手に入れるため。
それがあれば、眠り続けるアン王女を起こすことができるかもしれません。
まぁ確かに一理ありそうです。槍でつつこう。

相田さん:
 「でもあたしたちにはトランプ王国に行く方法がない」

残念。王国への道は閉ざされていたのです。
何気にお家に帰ることができなくなってる、まこぴー。
もう王国には帰れない。護衛も探索も上手く出来なかったし、どの面下げて帰れるというのか。。

そして「キングジコチューのお膝元に突入するのは無理」ではなく、交通手段だけを気にする相田さん。
彼女のその増長は何なんだ。
本当に何があったの相田さん…。

だけど幸いにしてお兄さんは空間移動術をマスターされていました。
というか逆に、今の今まで、出来なかったのか。
じゃあどうやって彼は地球にやってきたんでしょうか。馬か。それならまたそれで行きましょうよ。

数々の疑問は湧くものの、とりあえず王国へ。
二度目の王国。初めての時はキングジコチューの邪気に充てられ、誰もが怯んだものですが、今となっては状況は違う。
円さんに至っては懐かしいとか言いだす始末ですよ。廃墟見て敵の香り嗅いで懐かしいとか、ブチ切れなかったまこぴー偉い。

お兄さんの先導と三種の神器・鏡のGPS探査のおかげで、さしたる障害もなく、槍の下に到達しました。
ここまで出来るのなら、いっそジコチューを襲撃しても良さそうなのに。
もう専守防衛の時代は終わった。これからはこっちが寝込みを襲う番だ。

しかしながらここにきて、お兄さんの正体はジコチューだと判明。
判明というか、相田さんらは初めから承知の上で、あえて話に乗ったそうです。
なんたる自信。ほんの半年前まで手も足も出なかった相手なのに。

相田さんら:
 「王女様の槍、もう一つの神器も手に入る」
 「どれもこれもあなたがここまで私たちを案内してくれたおかげ」
 「本当に、どうもありがとう」

本当に何なんでしょうかこの自信。
もはや彼女の方が、王国を侵略しにきた悪魔に見える。
脈絡なくエンゲージモードを発動できそうな勢い。

だけど意気揚々と槍を引き抜こうとしたところ。



えいや。



えいや。



えいや。

抜けません。全然全く抜けません。
槍が抜けないとなると、ただ単に敵陣ど真ん中で包囲されてるようなものです。
相田さんの自信に陰りが走る。

そこにタイミングよくレジーナ様がやってこられました。
人の家の地下でこそこそ何かやってたプリキュアどもに、レジーナ様の目も怒りに染まる。
特にあのケバいの。何にも悪いことしてないのに、いきなり砲撃してきたあいつです。絶対に許さない。

相田さんが何やらまとわりついてきますが、今のレジーナ様には届きません。
なんか「横に並べるように強くなった」とか怖いこと言ってるし…。
振り払っても振り払っても、背後に回り込んで抱きしめてくるとか、ちょっと何それ怖すぎる。。

温厚なレジーナ様も、さすがにイライラが頂点に達したか。
だからもう無理だって!プリキュアと一緒になんか行けないの!
だってパパが一人になっちゃうじゃない!!



ジコチューに見えながら、実は他者を想う気持ちで動いていたレジーナ様。
ふと横を見ると素敵な槍があるじゃありませんか。
すかさずそれを引き抜くと、プリキュアめがけて構えてみた。



ジコチューさん:
 「まさか槍がレジーナを選んだとでもいうのか」

ミラクルグレイブも見る目がある。
確かにこの中で誰を選ぶかと言えば、レジーナ様に決まってる。
こうして相田さんの自信は打ち砕かれ、悲しく敗走することになったのでした。


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なお、まこぴー的には三度目の王国からの敗走で、王女の愛用武器を目の前にしておきながら、敵に奪われたことに。
作り話とは言え、グレイブがあれば王女が目覚めるかも…?は試す価値はありそうだっただけに、大変に悲しいです。
そんなんだから、王国崩壊のあの日、プリキュア三種の神器の槍を、プリキュアなのに持たせてもらえてなかったんですよ。

相田さんがつらつらと語っていた「おかげで武器が手に入った。ありがとう」が、そのまんま、まこぴーに跳ね返ってきます。
ただでさえ失態続きのキュアソードの輝かしい経歴に「敵に王女の武器を与える」が加わってしまいました。
もうお国には帰れない。

あと先日、宮本佳那子お姉さんのライブに行ってきました。
ココナツみたいな甘い夢を見ていたころは17歳だったのに、今や24歳のお姉さまです。
まぁ中身はとくには変わってないのですけれど。まこぴーがへっぽこになってしまったのは、佳那子お姉さんのせいじゃないかと思うのですけれど。
でも、お歌を始めると途端にオーラが出始めて圧倒されました。特に「レミゼラブル」の「夢やぶれて」は卑怯。
佳那子お姉さんがこんな感じという事は、まこぴーも実は凄い人なんじゃないかしら。

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【今秋のプリキュアさん】



猛烈に面白そう。
出てくるシーンやギミックの全てに、ことごとく心躍ります。
さすが映画祭に参加したのは伊達じゃない。

ちらちら見える、忠太郎さんや「おもちゃの国」を連想するカットは、集大成的なものを狙ってるのかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第37話「なおせ好きキライ!ニンジンVS亜久里!」

アイちゃんの離乳食時代が始まりました。
ここから長いミルク禁断症状との戦いが始まり、戻り授乳期を経て、強制的に乳離れをさせられ、そのことが一抹の不満として蓄積し、時を経て胸への性的欲求として昇華される、そんな大事な過渡期です。
人類の背負う原罪の一片に、今、乳幼児が一歩踏み出した。

だけどアイちゃんは懸命に乳離れを拒みます。ニンジンなんて食べたくない!
そこですかさず、円さんがご自分用のニンジンを、アイちゃんの口にねじりこみました。
好き嫌いはダメですよ!私のニンジンも差し上げましょう!



ドキドキさん:
 「もしかして」
 「お嫌いなんですか。ニンジン」

バレました。円さんの背筋に冷や汗が伝う。

円さんはニンジン嫌い。なぜかお嫌いらしい。
ニンジンは苦みや辛みもなく、甘くてスイーツにも使われる食物です。
ですが円さん的には、その半端な甘さがむしろダメなようで。

円さんのニンジン嫌いを克服すべく、相田さんらは奮闘します。
栄養素の解説やら親密度アップやら。
思うに、これらの理屈で説得して、好き嫌いが治ることってあるんだろうか。

そもそも何故ニンジンを食べなければいけないのか。栄養や味の問題ならば、別に他の食物でも構いません。
好き嫌いを否定するのなら、もはや食の個性を否定するに等しい。
極論を言ってしまえば、「栄養価が高いからイナゴを食べよう」と言われても、好んで食べられる人は少数です。

現実的に考えると、「料理として出されたときに失礼をしないように」が最大の理由だと思う。
例えば、御招待されたお家でニンジン料理をいただいたときに、わざわざ除けて食べたら失礼極まりない。
例えば、皆で外食する際に、一般的な食材を食べられないと入る店に制限を食らい、周囲に迷惑をかける。
アレルギーは別として、好き嫌いの範疇ならば、「好きにならないまでも、嫌な顔をせずに食べることはできる」くらいにはなってないと、交際関係に影響を及ぼします。
というわけで、人間関係を守るために、好き嫌いは軽減しておいた方がいい。

…のですが、教育の観点では微妙に言いづらかったのか、相田さんらはコスト面から攻めることにしました。

生産の現場を紹介し、いかなるコストをかけられてこのニンジンが出来上がっているかを見せることで、価値の上乗せを図ったのです。
同時に、自身にも作業を体験させることで愛着も持たせる作戦。
食べ物の味そのものではなく、付加価値から攻めるのは間違ってないと思う。

その甲斐あってか、徐々にニンジンに心を許し始める円さん。
しかしながら、ここに来てニンジン側が反旗を翻しました。
そう、私たちは忘れていたのです。食べられるニンジンにとっては、美味かろうが不味かろうが些細な問題であることを。



ジコチュー:
 「食べられるものなら食べてみろよ!!」

ジコチューから発せられる恐ろしい叫び。
ニンジン嫌い?どうせ俺らを食べる気のくせに、好きだの嫌いだのごちゃごちゃと。
さあ食べられるものなら食べるがいいさ!俺の父や妹を食べたようにな!さあ食え!

ブチ切れたニンジンたちの叫びに、円さんは優しく語りかける。
いいえ、私は美味しくいただきます。だってニンジンに込められた愛を知ったから。
そして手にしたニンジンをガブリ。あらいやだ、美味しいじゃないですか。

コスプレした成人女性が生ニンジンをいきなり齧りだしてガッツポーズを決める…という異常事態に毒気を抜かれたか。
ジコチューは無事に弱体化し、いつものように屠られました。
この「何だったんだこの不毛な戦いは」感は、無印時代を彷彿するようなしないような。


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ドキドキ! プリキュア 等身大タペストリー キュアハート

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農場主が滑稽なまでに注いだ愛は、円さんには届かず、無為になっていた。
つまり農場主は、「幸福の王子」であり、相田さんの写し身。
そして農場主の存在を知り、愛を感じ取った円さんは、ちゃんとそれを受け取ることができた。

テーマ的なものに派生させて考えるなら、
・「幸福の王子」は自分の存在をもっと知らせるべきだった
・金箔を配る行為に、市民自身を参加させて当事者として巻き込むべきだった
といったところでしょうか。

カオスな食育回のようでいて、思いのほか直球な回だったのかもしれない。

【今週の5人目】



かつての島での戦いの際に、円さんはカレーを食しています。(第30話)
この際に「みんなで食べるご飯は美味しい」と、悠久を生きる亀と意気投合したことが、後の玩具獲得につながるわけですが。
そんな団欒の横で、せっせとニンジンをより分けていたのでしょうか、この小学生は。口では絶賛してたくせに。

【今週のプリキュアさん】

どうしてニンジンは嫌われるのか。

ピーマンは、色が緑色で固さもあるので、見た目が食べ物に見えない。
ブロッコリーやキュウリも同様。
しいたけは、食感が妙に柔らかくて抵抗を感じる。

しかしニンジンは、色は柿を始めとして他にもありますし、形状と食感は基本的に大根です。
苦みのある食べ物でもないので、嫌われるのは不思議と言えば不思議。
もしかして「アニメ等で嫌いな食べ物として演出される」ことが多いので、そうインプットされてるんだったりして。
つまり、ニンジン嫌いを治すはずの本番組のせいで、むしろニンジン嫌いを生み出してしまった説。
円さんの生みだした負のフィードバックの罪は重い。

【蛇足】
Twitterアカウント:https://twitter.com/RubyGillis

最近ブログよりも稼働率が高いです。

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感想2週間遅れという大変に切ない状況ですので、簡潔に。

■ドキドキ!プリキュア 第34話「ママはチョーたいへん!ふきげんアイちゃん!」
■ドキドキ!プリキュア 第35話「いやいやアイちゃん!歯みがき大作戦!」

謎の赤ん坊として登場し、いつまでたっても謎のままだったアイちゃん。
あんまりにも謎すぎて、「ああコレはエースさんの変身アイテムか。ドドリーみたいな生き物」と納得しかけていたのですが…。
ここにきて、「泣くとジコチューをパワーアップ」という傍迷惑な機能が発覚しました。本当に、傍迷惑としかいいようがない。

おかげでドキドキさんの負担が急激に増えました。
迂闊に泣かれた日には、いきなり敗戦を迎えかねません。
こうして、菱川さんは命を賭けた子守に追われ。
こうして、まこぴーは命を賭けた虫歯治療に赴き。
気がつけば私生活全てが戦況に直結するような有様。

だけど。

菱川さんは気付く。
自分の幼きアバババァ時代を、母がいかに愛してくれたかを。
思わず感謝の言葉が漏れた菱川さんに、お母さんはむしろきょとん。
お母さん的にはあんまり良い母親ではなかったと後悔もあっただけに、これは嬉しい。
母が注いだ愛は、今こうして母と次世代の子に返されていく。

まこぴーも気付く。
虫歯に悶え苦しむ自分を、赤ちゃんもまた見ていることを。
治療のためにドリルに立ち向かうのは、決して自分一人のためではないのです。
だからエナメル質を削り、歯ぐきをえぐられるあの苦しみを乗り越えよう。
艱難辛苦に挑むまこぴーの勇気は、今こうして赤ん坊と王女様にも…

というか歯を磨こう。まこぴー。

まこぴーのこの体たらくは、トランプ王国の平均水準なんでしょうか。
ずば抜けた気の毒な子だとしたら、何でそんな子にプリキュア業務を任せてるのか。
これが一般的だとしたら、トランプ王国はなんで王国として成立できてるのか。。



(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


【今週の5人目】



この一幕が妙に可愛い。
ええ、この後、変身しなければ尚よいのですが。
円さんが王女様とどういうご関係なのかは存じませんが、とりあえず老化が止まるのならどんな設定でも歓迎します。

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【今週のプリキュアさん】

くどまゆさんのライブに行ったり悶絶したりしてる内に、また一週間たってしまった。
週遅れ感想を早くなんとかしたい。

■ドキドキ!プリキュア 第33話「ありすパパ登場!四葉家おとまり会!」

今日は四葉さん家でお泊まり会。
開口一番、相田さんがチョイスした話題は恋バナです。
相田さんは多分、結構修羅場なネタをいっぱい持ってると思う。

そちらも大変気になるところでしたが、流れはさらりと四葉さんの過去話へ。
よくよく考えてみれば、財閥令嬢とか国民的アイドルとか、迂闊に恋愛ネタ話せないような人ばっかりだ。
このまま恋バナ続けても、菱川さんを前菜に、円さんが弄ばれる展開になるとこだった。



御幼少のみぎりの四葉さん。
当時は体が弱かったそうで、お屋敷から外に出ることもなく。
そこに相田さんがやってきた。虫捕りというワイルドな理由でやってきた。

そんなワイルドな相田さんに手をひかれ、四葉さんはお屋敷の外へ。
そっと見守るセバスチャンが良いです。
最初の手引も、案外こっそとりと彼がやっていたのかもしれない。

楽しく3人で遊ぶ日が続いたある日の事。
ふとした弾みで四葉さんが体調を崩してしまいました。
異様なる体力で稼働し続ける相田さんにあわせてたら、いつかこうなることは分かってたのに…。

この事件に、四葉父も激怒。
すぐに海外に引っ越すことにしました。
対応が早いし、まともです。
ここで非常識な親なら、「あのガキどもを近づけるな!何、近所の料理店だと?潰せ!」となるところ。
手元に置こうと考えるのは、そんなに変な対応でもないですし…。引っ越し先でも友だちは作れる。

ですが、そんなことで納得する相田さんではない。
老執事の協力を受け、菱川さんを伴って四葉邸に潜入すると、私室にいる財閥令嬢を奪取。
邸宅のセキュリティはどうなってるんだろう。
セバスが裏で手を回したのでしょうけれど、逆に言えば彼が裏切ったら警備が麻痺するんですね。
彼に寄せられる絶大な信頼を垣間見たようだ。



謎の携帯端末。時代を考えると、かなり最先端アイテムです。
そしてそれを使いこなす菱川さん。大体分かった。
優秀です。この頃までは。

こうして行われた生死を賭けた大運動会の結果、四葉父も娘の成長を実感。
いつの間にやら、屋敷の謎施設を使って親を殺戮にかかれるようになるなんて…。
育った娘の姿に、親父さんも考えを改め、相田さんらとの交流を認めてくれました。

そんな四葉さんの原風景。

この時の思い出は、彼女の人格形成に多大なる影響を与えました。



四葉さん:
 「あの時、私は思ったのです」
 「私も、マナちゃんのように、なりたい」

直接言葉にすることはないけれど、あの日あの時に相田さんがばらまいた愛は、確かに四葉さんの中に生きていた。
「幸福の王子」の渡した金箔は、はるかに大きな価値となって、王子の元に返ってくる。
そして同じことは多分、四葉父と四葉さんとの間にもいえる。

四葉父:
 「伝言を頼めるかな」
 「笑顔を守るのもいいが、あまり危険な真似をしないように、とね」



あの日あの時、父は相田さんとの交流を許した。
第三者からすれば「禁止する方がおかしい」と思えても、そこはやっぱり親御さん。
病弱な娘を、正体不明の規格外運動優良児と遊ばせるのは、結構な決断だったはず。
でもそのおかげで、娘さんはコスプレしてヘリを撃墜…じゃなかった救出するまでに成長しました。
最初から確証なんてないし、最初には何らかの犠牲もいる。でもそこを勇気を出して進んだからこそ、こうして偉大なフィードバックが生まれるのです。

…なお、相田さんと同じく大活躍したはずの幼い菱川さんが、四葉さんから割とスルーされてるのは、そういうもんなんだろう。
初期投資がそのまんま無駄になるケースだって、まぁある。
真に「幸福な王子」なのは、菱川さんの方なんじゃなかろうか。。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


今回の話で、バリア戦闘の最前線に立ったロゼッタさん。
先日の感想では「バリアを割られると悟って絶望してるのが素敵」とか書いてごめんなさい。
割られることを前提にして、使い捨てや足場、投擲武器にしての大アクション、見事でした。
3美翔なんてあげるんじゃなかった。
むしろ美翔さんが0.015四葉もらうべきだった(四葉:美翔の為替レートは1四葉:200美翔くらい)

ところで夜戦のシーン、上の画像の通り、サーチライトがいくつもあがっています。
既にヘリの救出は済んでいるのに、照らしたままなのは、さりげなくロゼッタさんを援護してくれてるんでしょう。
使用人の皆さまも、影でかなりの活躍をしてくださった。

【今週のプリキュアさん】



「この時点では誰もプリキュアではない」のが妙に興奮を誘います。
今なら変身という解決策があるけれど、当時はない。
それでも奮闘してるあたり、さすがというか、危なっかしいというか。

【今週のくどまゆ】

先日、くどまゆさんのバースデーライブに行ってきました。
感想は後ほど書くつもりですが、何はともあれ思った事。

ちょうどライブに出かける前に、前回放送の感想で、下記のようなことを書きました。

相田さんは優秀だし、愛を注ぐことで、更なるフィードバックリンクが生まれる。
それが大事なことは分かるけど、現実的に考えると、フィードバックが生まれることの方が少ない。
実際、そんなに簡単に周囲を信頼するのは、ちょっと厳しいものがある。
全力を尽くして周りを助けたところで、疲弊していざ自分が倒れても誰も助けてはくれない。
これは辛い。
相田さんも、それを分かった上で、多少の諦めが入ってるように見える。

ですが、くどまゆさんのお歌を聴きながら、ふと気付いた。
この問題に、絶対的な回答を与えてくれるプリキュアさんがいる。夢原さんです。
「あなたに会いに行く」がキーワードの夢原さんなら、孤独に奮戦する相田さんを救ってくれる。
夢原さんという絶対的に信頼できる「夢」が存在するのなら、それだけで戦い続けることができる。
「君を信じる。ために戦う」ために必要な「夢」や「信頼」を、夢原さんなら強力に提供してくれます。

「NS2」では直接の交流はなかったけど、ドキドキチームと夢原チームは、強力なシナジーを形成するんじゃないかしら。

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【今年のくどまゆ】

明日はくどまゆさんの誕生会ライブです。みんなで行こう。

■ドキドキ!プリキュア 第32話「マナ倒れる!嵐の文化祭」

文化祭がやってきました。
相田さんは倒れました。過労です。
大混乱に陥る大貝中。「幸福の王子」に頼り切った末路がこれか。

だけど大貝中の生徒は、ただただ宝石を甘受するだけの無力な民ではなった。
相田さんの雄姿を胸に立ち上がった彼らは、無事に文化祭を成功に。
更には現れたるジコチューにも自発的に応戦。

それを見た相田さんも再び戦線に。
リソースを受け取った街の人々からのリンクのフィードバック。
「幸福の王子」の戦いは、無駄でも無為でもなかった。

というお話。

【ドキドキさん】

大幅に遅れてしまってるので、感じたこと主体で。

今回のお話で「ドキドキ」さんのテーマ的なものはほぼ決着。
「助けることによるリンク」「助けた人たちからのフィードバックリンク」。
ここから更に展開があるかもしれませんが、素敵な着地だったと思う。

「幸福の王子」は物を与えただけ。
ですがそれが悪いことだとか、偽善だとかなのかというと、違う。
現実の問題として、「幸福の王子」は金銭的価値のあるものを持っており、一方で街の人たちはお金を必要としていた。

もしも「幸福の王子」が「よし僕の知性を活かして教育を行うぞ」と思ったとしても、街の人からしたら余計なお世話です。
いいから金をくれ。明日のパンも食えないのに、何を悠長なことを言ってるんだ。
まずはリソースを追加する。個人の能力向上は、それから後の話。

残念ながら童話「幸福の王子」のラストは、王子は焼却され、心臓を天国に連れて行かれてしまいました。
だけどもしかしたら、こんな続きもあったのかもしれない。
王子の配った金粉により資金を得た街の人たちは、それぞれが事業を興し、街を裕福にしたかもしれない。
作曲家は貰った宝石のおかげで一人前になれ、王子を称える曲を作ったりしたかもしれない。
そしてそのうち誰かが言いだす。よし、「幸福の王子」を再建しよう。あれは街のシンボルだ。

ただこの発想には問題がある。
街の人たちが、ちゃんとリンクを返してくれないと、成り立ちません。
実際、童話の街の人たちは、描写される範囲内では冷たかったのですし。

相田さんは微妙にそれを感じ取られていたように思う。
特徴的なのは、相田さんが弟子をとり、ソフト部の助っ人にいった回。
あの時相田さんは、弟子に直接的な教育はしませんでした。
ソフト部に対しても、チームとして戦いの大切さを認識しておられるのに、「自分の持つ技術を伝授しよう」の方向にはいかなかった。
わざわざ手とり足とりは教えない。その姿勢の裏には「リンクが返ってこない」「この人たちは立ち上がらないのでは」という漠然とした不信があったんじゃなかろうか。

もしかしたら相田さんは、全プリキュアの中で、最も人を信用できない娘さんだったのかもしれない。

【OP】

第1話公開時から話題になったOPの歌詞。

 『君を信じる。ために戦う』

このタイミングで流れるOP映像が、「ハートさんがたった一人で大群に立ち向かう」なのも含め非常に印象に残る。

意味としては『君を信じたい。そのために戦う』と『君を信じている。それゆえに戦う』の両方があるのかな、というのが私の考え。
「信じる」のが結果なのか原因なのか。同じようで厳密にはかなり違う。
自分がどちらの状況なのかは、おそらく相田さん自身にも分かってない。

2番の歌詞も、今聞くとかなり意味合いが違います。
「相田さんが誰かを励ましてる歌」かと思ってましたが、「相田さんが自分を鼓舞している歌」と考えた方がしっくりきます。
自分が助けたことにより、誰かが自分を助けに来てくれる。でもそんな日が本当に実現するのか。
相田さんの孤独感が胸に刺さる。
君を信じる。ために戦う。曇り空の日も、一人で雨宿りする日も。世界を様々な角度で見てみれば、きっとそこには希望があるはず。

【ED】

新EDの「ラブリンク」。
大問題作です。
凄まじくロマンチックで、絶望すら感じる。

 『君をもっともっと知りたいな』
 『夢中なことを知りたいな』

 『本当の気持ちを諦めなければ』
 『奇跡起こるよ。今走りだせるよ』

 『夢をずっとずっと見ていたいな』
 『明日を皆で迎えに行こう』

 『君と小指を結んで約束しようよ』
 『涙の日も太陽見上げよう。一緒に』

 『自分自身の言葉で話しかけよう』
 『大切な友だちになれるよ』

何がおかしいって「他の誰か」を全面に押し出してる。

例えば「ハートキャッチ☆パラダイス」なら、自分自身がチェンジしていけばいい。
ところが「ラブリンク」は、他人も一緒にチェンジしないといけない。

例えば「キラキラしちゃってMy True Love」なら、自分自身が夢の続きを探しにいけばいい。
ところが「ラブリンク」は、その夢が他人を含んでいる。

これがどれだけ難易度があがることか。

(「ハートキャッチ」や「キラキラ」が劣る、という話ではないです。念のため。
 花咲さんは「チェンジして追いかける」側ですし、夢原さんは自身の夢を叶える行為が他人の支えになる話。
 なので、テーマと曲はちゃんとあってる)

もしも、一緒に夢を叶えようと、自分と歩んでくれるような人がいなかったらどうすればいいんだろう。
花咲さんと出会わなかった来海さんを想像してみよう。
あるいは「スイート」さんの抱えていた「そもそも共有体験がない人はどうすればいいのか」問題に類似しています。

元々「ふたりいないと変身できない」から始まったプリキュアさんですので、他者の存在を必要としてるのは今までも同じ。
でもここまで全面に強調されると、かなり胸に刺さります。
とうとう「私たちはプリキュアになれるのか」から、「私たちの周囲の人もプリキュアになれるのか」に突き進んでしまった。

【NS2】

春公開の「NS2」は、「スマイル」さんの完結編として非常に良かったと思います。
メルヘンに憧れた少女が、メルヘンを引き継ぐのは自分だと気づき、メルヘンを実現し、その姿を見た次の世代がまた戦う。
最後まで折れなかった星空さんの姿に、エンエンが感銘を受けるのは名シーン。

一方で「ドキドキ」さんもちゃんとテーマに即してた。
助っ人としてやってきたはずのドキドキさんは、主戦場とは程遠い森の中で、孤独に奮戦。
結局、助けにいくはずだったスマイルチームに、逆に助けられる有様。
だけどスマイルチームが来てくれたのは、ドキドキさんがエンエンらを助けたから。
助けた。だから助けがやってくる。

ラストで巨大なクモに立ち向かった時も、ドキドキさんらは単独で挑んでる。
だけど振り向けば、そこには歴代の先輩方の姿が。
私たちは一人じゃない。プリキュアとして戦ってるのは、私たちだけじゃない。

「NS1」が個人がプリキュアになる話だったとすれば(だからスマイルチームは単独でラストバトルしてる。勝てないようならプリキュアじゃない)、「NS2」は周囲がプリキュアになる話。
そもそも自分個人がプリキュアになることすら覚束ないこの現実なのに、周囲の変化まで求めてくるとは「プリキュア」さんは本当に容赦ない。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キュアドール! キュアエース

ドキドキ!プリキュア 後期エンディングテーマ(DVD付)


私事ですが、無駄に年も食ったせいで、職場で人に指示を出す立場になってきました。
そうすると上記のようなことを悩んでしまう。
一人でなら、いざとなったら徹夜でも土下座でも肉弾戦でも挑んで全力疾走すればなんとかなった時代から、他人を想定しないといけなくなってきた。

「ラブリンク」を聞いていると、「どうか一緒に立ち上がって欲しい」という絶望的な願いが聞こえてくるようです。
現実の社会では、過労で倒れてしまっても、周囲は立ち上がってはくれない。
そんな状況を「世界を変えるよハッピーラブ」とばかりに変えられるのか。相田さんの背中が、すごく遠く感じる今日この頃です。

【蛇足】

放送当日の更新が難しくなってきてますが、Twitterではほぼリアル更新してます。
お暇がありましたら、こちらもよろしくお願いします。

https://twitter.com/RubyGillis

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