穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

プリキュアポータルサイトとひみつの2択ちゃん

2011年03月31日 | プリキュア雑談・総合
さりげに開設されてるプリキュアポータルサイト「プリキュアガーデン」
「プリキュア」さんの情報がいっぱいです。
コンテンツの規模が大きくなったおかげで、情報集めるだけでも厄介になりつつある昨今、こうして集約してくれるのはありがたい。
今後、「ここを見れば全部押さえられる」くらいに発展してくれることに期待。
あ、今日も美翔さん在庫勤務なんだ…とかそんなレベルで日程表を公開して欲しい。

…まぁ「プリキュアポータルサイト」と言いつつ、スイートさんがまだ雇用されていないのが気になりますけれど。
気の毒に。。まだ「プリキュア」として認められてないんですね。。
多分、花咲さんジャッジだと思うんですよ。あの子、そういうところ厳しそうですし。
ご自分のプリキュアパレスでの一件を引き合いに出して、「まだ試練に打ち勝ってないスイートさんは、ガーデン入りはダメです」とか突っぱねてるんだ。
内心では「どうしてサイト名が私たちの『プリキュアパレス』ではなく『ガーデン』なんですか」と、夢原さんにメラメラ対抗心を燃やしながら。


それはそうとして。
「CLUB@Pero」(東映アニメ様の会員サービス)の1コーナー「ひみつの2択ちゃん」コーナーが更新されました。
お題は「お姉ちゃんになってほしいのはどっち?」

[引用]
今回は「スイートプリキュア♪」からこんな質問!
お姉ちゃんになってほしいのはどっち?
A 運動神経バツグンの響!
B スイーツづくりの上手な奏!
[引用終]

残酷な質問をするものです。
実弟のいる南野さん的には、敗北は心に傷を負います。
一方、兄弟に憧れを抱いている北条さん的にも、選ばれないとどうなることか。
あ、そう…。あたしが姉は嫌なんだ…。………もういい、プリキュア辞める。
北条さんはガラスのハートの持ち主なんですから、こういうお仕事は勘弁してあげて欲しいです。

…こっそり選択肢に「C 蒼い人」とか混ぜておけば、平和な解決が見れたんじゃないかな?
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プリキュア舞台挨拶その他 公演再決定

2011年03月30日 | プリキュア雑談・総合
開催取りやめとなった各種イベントの再公演が続々と。

映画 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花/舞台挨拶

 日付:2011年04月2日(土)
 場所:池袋、豊洲、新宿
 出演:(予定)小清水亜美/水沢史絵/沖佳苗/三瓶由布子/樹元オリエ/本名陽子

プリキュアオールスターズ スペシャルステージ!

 日時:(2011年08月以降で予定)

Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

 日時:2011年07月10日(日)11時30分~
 場所:吉祥寺スターパインズカフェ
 出演:Cri☆siS (土屋実紀、下屋則子、石塚さより、小島めぐみ、Rumi)


震災の被害はまだまだ広がるし、影響は年単位で響き続けると思う。
そんな中、花見や歓迎会の自粛で、関連産業は大打撃を受けているとか。
長引く暗いムードに、直接的な被害はさほどでもなかったのに、精神面で不調を起こす人も出てきてる。
これはこれで立派な二次災害。
被災者を嘲笑のネタにして騒いだり、不足している時間帯に電力を極端に使用したりするのでなければ、むしろ普段よりも意識して経済を回した方がいいくらいです。

そしてそんな大義名分は別としても。
楽しみにしていたイベントが開催されるのは、素直に嬉しいです。
適度に気持ちを切り替えて、前を向いて進んで行きたい。

みなさんへ(Oui!青春★ShinigParty ~乙女たちからの招待状~)

2年前に「プリキュア5」チームにより自主ライブが行われました。
その時の公式ブログが2年ぶりに更新。
「5」メンバーによるメッセージが掲載されてます。

私がぐだぐだ書いても蛇足になるだけなので、リンク先を読まれてください。
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買ってみた:デフォルマイスタープチ Ver.pretty

2011年03月28日 | プリキュア雑談・総合
届いた!



デフォルマイスタープチ プリキュアオールスターズ Ver.pretty (BOX)

デフォル舞スター・プチ!

大変にプチですね。そしてマイスターです。
可愛らしいプリキュアさんが10人も。
素晴らしいです。実にわくわくします。

冷静に見ると、ダークさんや渋面の月光さん等、あまり「わくわく」できない面子もおられますが…。

オールスターズ特需で調子に乗って、全プリキュア発売となった本シリーズ。
第1弾の「Ver.pretty」では「MaxHeart」「SplashStar」「ハートキャッチ」の3シリーズから。
間髪いれず発売される第2弾には「GoGo」「フレッシュ」の面々も。

購入は例によってAmazonさんに頼りました。
ろくに商品内容も確認せず「オールスターズ!美翔さん!」と餌に飛びついて注文した結果、いざ届いて商品仕様が10箱入りの1BOXだと知った時は多少青ざめました。
まさかこれ…。中身はランダムで封入されてるんじゃ…。
需要を反映して、美翔さんの出現率が異様に少なかったらどうしよう。逆に山のようにゴロゴロと美翔さんばかりでもどうしよう。
まぁ幸いにして1BOX買えば全種類揃う仕様のようで助かりましたけれど。



MaxHeartさん。普段は怖い美墨先輩もやたらに愛らしいです。
あとこうして見ると、九条さんは陽光さんとポーズが似通ってるんですね。
追加戦士の金髪ツインテールは、両手を広げるポーズをしないといけない疑惑。



ハートキャッチさん。花咲さんたら、「ハートキャッチ☆パラダイス」のポーズなんて決めてます。
しかも他シリーズと並べると、スカート丈の短さが異様に目立つ。
この格好でこのポーズは、よほど自分に自信があって、狙ってでないとできない。自己評価の高い女め。

そして!



我らのSplashStar!

美翔さんの新作玩具に狂喜を隠せません。
「オールスターズ」も「DX3」で終わりになりかねない昨今、これが最後の商品にならないとも限りません。
在庫の番人として名を馳せた美翔さんも、良い夢が見れたんじゃないかと思います。良かったですね、本当に…。

忘れちゃいけない日向さんもポイント高いです。
こうやって一同を並べると、花キュア服のポテンシャルの高さを思い知らされます。
密かに「最も奇異なコスチューム」だと思う。故にコスプレポイントがとても高い。日向さん可愛い。



デフォルマイスタープチ プリキュアオールスターズ Ver.pretty (BOX)
デフォルマイスタープチ プリキュアオールスターズ Ver.cure (BOX)

左が第1弾。右が第2弾。第2弾の発売は4月30日。楽しみに待とう。

なお、第1弾の価格は4,900円。第2弾は6,980円です。(3月28日現在Amazonさん調べ)
どちらも同じ10人体制なのに、この価格差は何。
単純に考えましょうか。
まず第2弾の10人のギャラが、全員同じだと仮定します。
夢原さんとレモネのギャラが同じとか、ちょっと考えづらいですけど。

6,980円÷10人=698円。

これがプリキュア娘一人当たりの人件費。

では第1弾の10人が4,900円なのはいかなることか。
すぐに思いつくところとしては、ダークさんです。
非公式プリキュアである彼女が、非道な迫害を受けていることは容易に想像できます。

698円×9人(ダークさん以外)=6,282円。

これでもまだ4,900円に届きません。
ええ、嫌な予感がしますね。
次に人件費をケチられるのは誰でしょうね。美翔さんでしょうね。他にいないですよね。

698円×7人(ダークさん+花鳥以外)=4,886円。

4,886円…。四捨五入すると、4,900円。ぴったり。
み、美翔さん…。貴女、まさかノーギャラですか。
なんてこった。せっかく商品化されたと思って喜んでたのに…。

きっと撮影の現場では、ダークさんと一緒の控室に押し込まれてたんでしょう。
あからさまな「非プリキュア」扱い。数合わせで呼んだだけだよ的扱いをされて…。
ダークプリキュア役のダークさん(仮名)からも気を遣われて、お互いに気まずい思いしながらも一緒にお弁当食べたりしてたんだ。
でも特別手当すらなしと聞かされても「ここで知名度を上げれば、次の営業につながるし…」と前向きにOKしたんですよね。
そして、もう「DX」シリーズは終わりで「次はない」と知り、猫背になったんだ。なんたる不幸。



美翔さん:
 「…。……。………。」

心なしか、さっきまでと違う気配が漂い出した。実に良い商品です。
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スイートプリキュア♪ 第7話「テッテケテ~!音吉さんの秘密に迫るニャ♪」

2011年03月27日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のOP】



21連続変身。
今回の「DX3」はプリキュアさんの訓練されっぷりも見どころだと思ってる。
多分、視聴された方には同意していただけると信じてる。

■スイートプリキュア♪ 第7話「テッテケテ~!音吉さんの秘密に迫るニャ♪」

その日。
北条さんは南野さんとピアノの練習をしてました。そしてキレました。
奏!うるさい!弾き方に口出ししないで!それも上から目線で!

ハミィ:
 「ハーモニーパワーが…。。」

何のためにピアノをさせてると思ってるニャ…。
もっとお互いに心を一つにするニャ。
それがプリキュアのパワーにな…

北条さん:
 「このままじゃプリキュア解散じゃない!?」



だからどうしてそうなるニャ!

もういい加減にして欲しい。新体制になって何週目だと思ってるニャ…。
心労重なるハミィでしたが、横から助言が。
たまには二人っきりにしてあげた方がいいんじゃないかな?そうやって世話を焼かずに。

確かになるほどその通り。
納得したハミィさんは、街の著名人・音吉さんの言葉通り、二人からちょっと離れることに。
そんなこととは露知らず、北条さんらは二人で音吉さんを探す旅に出ました。



この街には愉快なアトラクションがある。



この街には素敵な砂浜もある。カップルだらけだ。

つくづく観光名所になってそうな街です。
プリキュアさんが誕生するには、街自体に特色があることも条件なのかもしれない。
初代の二人は突然変異として忘れよう。

音吉さんを探す過程で、北条さんは南野さんへの鬱憤を募らせ、そして心の距離を縮めました。
こっそり見ていたハミィもほっと一安心。
思うに、いきなりピアノとか難しいことさせるからいけないんですよ。
一緒に鍵盤を踏むとか、おんぶとか、そういう体力勝負なことからさせないと。
北条さん、頭が気の毒な子なんですから。

こうして心を通じさせた二人は、戦闘能力も飛躍的にアップしました。



北条さん:
 「スイートハーモニーキック!」

スイート。ハーモニー。そして、キック。
明らかに間違ってます。
その内「スイートピアノクラッシュ!」とか言い出しそうだ。二人で投げれば、グランドピアノも重くないよ!

一方のマイナーさんたちはといえば。
エレンさんと合唱団は別行動を取り始めてるようで。
単独では喋らなかった彼らも、ついに個人で声を出してしまいました。
これまで息がぴったりだったのに、不協和音が始まってます。
なんてこった。痴話喧嘩してる内に、敵が勝手に自滅していっている。。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆)虹色の花

(右画像)
キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~/ありがとうがいっぱい(DVD付)


コスプレ現場を目撃しても優しく見守る音吉さん。プリキュアさんも日常に溶け込んできました。
私らも街でうっかりプリキュア娘を見つけても、黙って見なかった振りをしてあげましょう。
こっそり写真撮ったり、これ幸いと接触を試みちゃダメなんだ。うん、プリキュアさんとか、その辺に普通にいるし。

【今週の朝8時半】



日記風に進んだ今回、物語開始時点の時間は「8時半」。プリキュアさん的に非常に正しい。

【今週の兵器】

得意気なミの子が可愛いです。ミラクルベルティエ、ちょっと欲しい。

と、思っていたら。

北条さん:
 「更にドリーで!」



じゃきん!

に、二刀流になるのか…!

【今週のくどまゆ】

夢原さんへの愛が迸っておられる気がする。(→公式ブログ



ドとレとミの音が揃い、どんどんと出番が増えて微笑ましいです。
この調子でファとソとラとシまで飛びまわりだすと、訳の分からないことに。
どうやってアフレコされてるんでしょうか。ひたすら「どどー」「れれー」と言い続けてるのか。

【来週の北】

親友ができ、そして裏切られるようです。
北条さんの深刻な「裏切られた…!」顔はとても可愛いので、大変に期待したい。
桃園さんのマジ落ち込みは、それでもなお玉砕しようと前のめりな意志を感じるけれど、
北条さんのマジ裏切られは、部屋に引きこもって出てこれなくなる感じ。

なんというか、北条さんの心のよりどころである南野さんが、そこまで人格スキルが高くないのがいい味出してます。
レモネにとっての夢原さんとか、桃園さんにとっての蒼い人みたいな、素敵な支えになれてない。
おかげで北条さんの傷つき具合が輝いてます。また「また」って言った…!上から目線…!みたいな。



光で合図する「赤毛のアン」ごっこ。
余裕のあるダイアナ・バーリーと、追い詰められてるアン・シャリーと思うと意外としっくりくる。
ダイアナに依存していたアンが、大学進学した後に完全上位互換のフィリパたちと出会う「アンの愛情」が好きなのですが、
そう思うと、「アンの愛情」に相当する「DX」シリーズで、北条さんは何かが変わるのかもしれない。
「赤毛のアン」を知らない人には意味不明な例えで申し訳ない。
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東北地方太平洋沖地震 都市伝説と陰謀論の話

2011年03月25日 | 王様の耳はロバの耳
古い友人が被災地から引っ越すことになりました。
直接的に震災の影響ではなく、新年度になるからですが、まぁ個人的には一安心かなと。
そう思って「もうちょっとだから頑張れ」と声をかけたら、「むしろこれからだ」と言われた。そりゃそうだ。

そんなわけで、我が家もそろそろ日常に戻ろうと思う。コメントの返信もストップしてて申し訳ないです。


都市伝説の話。

時々書いてますけど、都市伝説とか超常現象とか好きです。
「何でそんなものが流布するのか」とか「真相は何なのか」とか「どうして人は騙されるのか」とかが面白い。
ひいては自分が騙されないためには何に気をつけないといけないのか、とか。

正直、関東大震災時のデマやオイルショック時の買い溜めは、遠い昔の馬鹿な出来事のように他人事に思ってた。
でも今も実際に起こる。「何でそんなものを信じるんだ」というレベルで流布するのが凄いやら怖いやら。
それと同時に、今まさに都市伝説の誕生するその渦中に自分もいるということが妙に新鮮です。不謹慎ではありますが。

どんなデマが出回ってるかは多くのまとめサイトがあるので省略するとして。

twitterのデマ発信源はつきとめられる

実際にやってみたら、確かに特定の一人が見つかった。
凄い時代になったものです。
デマや都市伝説の研究では「誰がいつどうして言い出したのか」が分からず、そこが思案の対象になったりもするものなのに。

まだまだ現在進行形で大変なのに暢気な感想になってしまいますけど、飛び交った様々なデマを解析したら、結構な研究テーマになりそうな気がする。
どんな内容が捏造されるのかとか、どんな要素は削られ、逆に足される要素は何かとか。
おそらく普及したデマとそうでないデマがあるでしょうけど、その違いは何なのか。
そのデマが発生する直前に起こった出来事は何なのか、何に影響を受けて発生したのかとか。

「人が興味を持つ要素は何なのか」はありとあらゆる方面に役立つ情報ですし、ホモサピエンスの弱点を知ることは「騙されないためにはどうすればよいか」に繋がります。
今後この領域では、今この瞬間の様子が取り上げられる機会が増えると思う。
甚だ不謹慎ですが、非常に興味があります。

デマ自体の構造は基本的には同じで、「政府や企業は信用できない」「真実は報道されていない」「関係者から聞いた」「~らしい」「~しているはずだ」「安全かどうか分からない」「犯罪が多発している」「素人にも分かるのに騙している」。
この辺のワードが出てきたら、まず疑いを持った方がいい。
最後の「素人にも分かることだ」は危険で、「素人だから勘違いして早合点する」ことは多くあります。素人の直感で真実が分かるのなら、専門家は御飯を食べていけません。

一応、念のために書くと、出回ってる「~は危険だ」といった話は全て絶対に嘘で、完全に疑いようもなく安全だ、なんて主張する気はないです。
これから先、本当に危険な状態になるかもしれない。
例えば放射性物質でいえば、放出が止まっているのなら時間の経過とともに検出される量は減っていくはず。それなのに減らずに(観測誤差や振り幅以上に)急激に増え続けたら「何かがおかしい」と分かるし、その時は本当に関東から脱出した方がいいかもしれない。

でもそんなことになれば、各地の研究機関が気づいて声を上げます。つまり、今の時点で慌てる理由がない。
昨年の尖閣諸島の件のように、限られた人間しか知らず機密にしているようなことでも公開される時代です。
こんだけあちこちで観測してるデータを隠ぺいなんて出来るわけがなく、「本当は危険なのに黙ってる」とか陰謀論にすぎる。

まぁ偉そうに書いてますけど、私も不安に思わないわけでもないので、だからこそ暇つぶしに読んでた都市伝説の知識を活かしたい。
パリにいる友人からまで「東京はゴーストタウンと化している」「天皇も京都に避難した」と言われた時は、色んな意味で「大丈夫なのか日本」と思いました。
その後「今度京都に旅行する予定だから、その時に天皇も見れるといいな」と言われ、色んな意味で「よし大丈夫だ」とも思いました。深刻なのか暢気なのか、どっちだ。


あと竹馬の友(プリキュアさん的に)の三十路さんに紹介してもらってた。ありがとうございます。
先日「スーパームーンで月がでかく見える」と書きましたが、肉眼であからさまに何回りも大きく見えるわけじゃないんですね。
そういえば私が見た時も、地平線よりの時でした。普段よりもやたらにでかく見えたのは、錯覚によるところが大きかったと思われます。

元々月をしげしげ見たことはないし、事前に「今はスーパームーンだ」という事前情報を持ってたので印象を引きずられたんだと思います。
長々と「デマに惑わされないようにしたい」的なことを書いておいて、私自身も惑わされてた。
蛇足で書くと「地平線近くの月は大きく見える」のは有名な錯視現象だという知識はあったのに、全く活かせなかった。
やっぱりちゃんと意識していないと、事実を見失いますね。
それを感じさせて貰えたことに感謝。
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東北地方太平洋沖地震 異常現象と放射性物質の話

2011年03月23日 | 王様の耳はロバの耳
3月も終わりかけなのに、雪。
その他、スーパームーンや「2011」年。
探せばきっともっとある。

と、超常現象ネタがこれでもかと揃ってきてます。
試しに「スーパームーン」で検索したら、案の定、地震との関連を謳ったページがあちこちに。
この辺、ホモサピエンスの精神年齢は2000年前くらいから変わってないんだなと思います。これで日食でも起きれば完璧だ。

ちなみに雪に関して。
3月末に降ること自体は特段に珍しいわけではないようです。
1988年には4月8日に積雪9センチを記録したそうな。(参考:goo天気「東京の大雪」

放射性物質に関して。

私は専門家ではないし、しっかりした解説ページはあちこちで紹介されてるので省略するとして。
思うに、テレビで解説してくれる方々は、微妙に疑問点を外してる気がする。
トンデモ説に慣れてない学者さん、というかそんな感じ。

この手の話で必ず言われるのが、

「長期に渡ると(体内に蓄積するなどして)悪影響が出るのではないか」

だと思う。
化学調味料や電磁波でも頻繁に出てくる論法です。
これに加えて「長期観測したデータがないので安全かどうか『分からない』」がセットにつけば、陰謀論や都市伝説の出来上がり。

例えば放射性ヨウ素なら半減期は8日なので、長期摂取しようにも不可能。
そこは目をつぶるにしても、長期に渡るデータが必要なら、温泉地に住む人や長崎・広島、航空機勤務の人の死亡率でも公表すればいい。
実際には今の判断基準は長崎・広島のデータが元になってるそうなので、「長期観測データがない」は嘘でしょうね。
従って「どうなるか分からない」も嘘。
そもそも「分からない」ことをもってして、危険だと断言すること自体もおかしいですし。

また今日報道された「浄水場で基準値を超える値」に関しては、「1歳未満の乳児」という条件が抜けて恐怖を煽ってる。
子供に危険なら大人にも危険…!と考える気持ちは分かるけど、塩やアルコールだって一緒。
成人男性にはなんてことないアルコールを、1歳未満の子に与えたら、おそらく命が危ないですよ。
「1歳未満の乳児が1年以上取り続けると危険があるかもしれない値」って、ほとんど「成人には安全だ」と言ってるに等しいようにすら思う。
(そもそも「1歳未満の乳児が」「1年以上摂取」ってどういう状況なんだろう…?1年たったら乳児じゃなくなりますけれど)

それに毎日基準値以上を摂取すると危険な物質なんて、身近に山のようにある。
「放射性物質の影響で、今は平気でも長年に渡って苦しんで死ぬことになる」といった記述もあちこちで見ましたが、糖尿病だって一緒。もう怖くて塩も砂糖も食えない。
(もっとも、ただでさえ塩やニコチンのリスクに晒されているのだから、そこに放射線リスクまで抱え込む余裕はない、という観点は現実的にはあるにはある。ここでの話は、危険や恐怖心の度合いという意味での比較)

ただ理屈では上記だと分かってても、停電で生活が不規則になり、余震はやまず、空を見上げればでかい月、気がつけば雪まで降ってきた…というこの状況では、不安にならない方が難しい。
偉い学者さんたちには、もっと疑問に対するピンポイントな説明を期待したいです。
よく物の本で書かれる「学者は知識はあるが、トンデモの理屈には(馬鹿馬鹿しすぎて)慣れていない」を、こんな形で実感するとは。

あと個人的に分からないのは、「日単位の基準値」を単純に倍して「年単位の基準値」の計算に出来るのか?というところ。
例えばアルコールだと、1日に10リットル飲んだら即死でも、1年で10リットルなら何のこともない。
肝臓さんが頑張って分解してくれるからですけど、同様のことが放射性物質にも期待できるのか。(単純に考えれば、半減期や排出されることによって、一定量以上を越えなければ平気そうですけれど)
それとも複利の如くダメージは増える一方で、足し算どころかもっと悪く働くのか。
そういう部分の説明もして欲しいです。

【余談】

「政府や東電は真実を隠している」という陰謀論も頻繁に見かけます。
これだけあちこちで観測しており、情報手段もある中で、そんなことが可能なはずがないでしょうに。
どうしてあんなに「最悪の状況」になりたがるのだろう…?

なお、これから先、本当にヤバイことになり、どこかの大学や機関から「政府の報告と違う値と傾向が出た」「真に危険だ」という報告が出されないとは限りません。
でもそれって、陰謀論者のいう「真実は隠されている」と矛盾するんですよね。暴露出来てるんだから。
その時はその時で、最善と思われる行動をすればいい。


…私も色々と不安に思うことはあるけれど、今こういう時のために「科学」を学んだんだろうな、とちょっと思ってる。
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イベント中止:プリキュアオールスターズ スペシャルステージ!

2011年03月22日 | プリキュア雑談・総合
3月30日(水)に予定されていた「プリキュアオールスターズ スペシャルステージ!」も中止となりました。
平日開催&こっそりと告知されたことから「何だこの謎イベントは」「何をやる気なんだ」と各地で盛り上がり、「よりにもよって平日開催か」と頭を悩ませた本イベント、中止とは非常に残念です。
やむを得ないこととはいえ、是非、別の日程で再企画して欲しいです。

公式ページ(払い戻し等の情報はこちらから)

追記:
 8月以降に同種のイベントを検討中だそうです。とてもありがたい。

今回の震災は非常につらい出来事であり、今現在も事態は進行中。
特に関東圏は電力の問題があるため、安易に「こんな時だからこそ明るいイベントを」とは言えない状況です。
消費電力が大きいと直接的に影響が出るし、根本的に計画停電のタイミングに当たったら物理的に不可能ですし。

ただそういった事情は分かるものの。
完全に私事ですが、3月はイベント盛りだくさんで困るほどだったのに、まさかこんなことになるとは、1ヵ月前には予想もしなかった。
「ふたりはプリキュア」DVDBOX発売記念イベント中止、テレビ放送延期、「DX3」の舞台挨拶中止、映画主題歌CD発売延期、オールスターズスペシャルステージ中止。
プリキュアさん以外でいえば、Cri☆siSファイナルライブ延期も。
当たり前のこととはいえ、「平穏な日常」は「平穏であること」が大前提だ、ということを認識しました。

被災地の方の苦労からすれば、馬鹿馬鹿しいほどに小さいことですけれど、今回の一連の件で「スイート」さんは結構深刻なスタートになったかと思います。
「プリキュア」さんの売りの一つであるシリーズブランドによる初期ブーストが使えなくなってしまった。
元々「お披露目パーティ」も中止となっていましたし、色々と不利な状況に。

順当に考えれば「DX3」の興行成績は大きく落ち込むはず。
「震災の影響」という明確な理由は誰しも理解するでしょうけれど、「DX3の成績・史上最高の○○億円!」とかいう数字が並ぶのと比べれば「DX4」の実現可能性にも影響が出るでしょう。
満を持して登場のはずのミラクルベルティエだって、このタイミングでは相当に苦戦するはず。9年目に続くかどうかだって厳しくなるかもしれない。

シリーズ存続のために一ファンとしてできることは、プリキュアさんにお金を落とすこと。
今年は去年以上に、商品購入やイベント参加を意識しないと(それも上半期中に)後悔することになるかもしれない。
放送終了が決まってから、継続希望の感想とか送ってもほぼ無意味。
必要なのは感想でも応援でもなく、金だ。両者には折り鶴と募金くらいに差があります。
(もちろんお子様からの応援に勝るものはありませんが、それは別として、私ら大人に出来ることとしては)

後で泣かないように、面倒くさがらず良いものはどんどん買っていこうと思う。
(直近では25日予約締切の霧生さんフィギュアとか)
もしも本イベントの(事実上の)振替公演が企画されたら、何を置いても駆けつけたいです。

【追記】

コメントでいただいたので、追記。

「震災への義捐金を優先するので、プリキュアに投資する金はない。こういう人はどうすればよいのか」。

難しい話のようですが、冷静に考えれば普段と変わらないと思います。

第一に、「金がないと続かない」のは震災の影響に限らず、またプリキュアさんに限ったことでもない。
いつだって選択的に金を落とさないと、その商品やサービスは続きません。
ちょっと気にいった新作のお菓子が、しばらく存在を忘れてる間に店頭から消えてたりとか。
意識して買わないと、コンテンツは終わってしまう。

第二に震災に限らず、生き死にに関わる出来事はずっと起きてる。
例えばどこかの難民キャンプで、満足な水もなく餓死しかけてる子供とか。

前に書いた気もしますけれど、学生の頃「この100円のジュースを飲むのを我慢し、募金すれば、数人の命が助かる」「それにも関らずしないということは、一瞬の娯楽の方を人の命よりも優先しているということだ」というのを、多少悩んだことがあります。

私なりの結論は、「名前も顔も知らない人が、どこか遠くで何億人死のうとしったことか」と割り切ることでした。
これに反論できる人は、おそらくいないはずです。
だってこのブログを読んでいるそんな暇があるなら、救援活動や募金に協力すれば、何人かの命は確実に救えるんだから。
それをしない時点で、「こんなブログを読む時間」>>>>「知らない誰かの命」と暗黙に判断している。
よって、「震災を無条件かつ完全に優先しないと不謹慎だ」は成り立たない。

この二つのことから言えるのは、「自分の納得のいくように、金や時間は使えばいい」。それだけです。
今回は「プリキュア」さんはリアルに「終わる」可能性が上がってる。
震災は「どこか遠くの難民キャンプ」よりもずっと身近に感じる。(偽善といえばそれまでですが、身近に感じることは事実だし、それは悪いことじゃない)
だけど問題の本質は変わらないはず。ただ普段よりも意識して行動する必要があるだけ。

つまりは、自分の納得がいく範囲で、欲しいものには意識して積極的に金を出す。
後から「こんなことなら映画を見に行けばよかった」とか「こんなに応援してるんだから続いて欲しい」とか、そういうことは言わない。
後から悔やむかもしれないのなら、今のうちにお金を使おう。それができない(あるいはしない)のなら、いざ終わった時には笑顔で悔いなく見送ろう。

募金にしても同じで、「1万円」ではなく「1万1円」を募金すれば、救える命が多少変わるかもしれない。「1万2円」だともっと変わるかもしれない。
じゃあそれをせずに「1万円」しか募金しなかったら、罪なのか。といえばそんなことはないはず。
気になるのなら気にしないで済むまで募金すればいいし、後から「もっとしておけばよかった」と思わないように行動していれば、それでいいんだと思ってる。

(今回の震災が多少特殊なのは、現在進行形で電力が足りないので、電気を大量消費する娯楽を実施すると直接的に迷惑をかける点。
上の「100円のジュースと難民の子」の例でいえば、ジュース代を募金するどころか、難民用の飲料水をガブ飲みするようなもの。
それはさすがに、ちょっと前提が変わるように思う)

それと不要な誤解を受けるのは不本意なので、野暮なことを書きますけど。
私も募金はしてるし、今現在、茨城で被災した知人を我が家に受け入れて、一緒に生活してる。
(それもあってまとまった時間が取れず、レスポンスが遅れてます)
それなりにやれることはやってるつもりです。
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「スタジオジブリ物語」…もしくは「魔女の宅急便」

2011年03月21日 | アニメ、ゲーム・全般
今週いっぱいくらいまでは、臨時体制で簡易更新の予定。

■スタジオジブリ物語

21時から放送されてた特別番組。
見るともなしに見てみた。
Twitter上で、大塚監督さんを初め色んな方が見ておられたのが印象的でした。

で、「魔女の宅急便」の映像を見て思ったのですけど。
冒頭の「出陣するキキに声援を送る四人娘」の一人が、ダイアナ・バーリーにしか見えなくて超反応。
宮崎駿さんは「赤毛のアン」も作られてるので、関連性がないわけじゃない。

ということは、残りの3人も「赤毛のアン」関係者か、と思ってわざわざ静止画を確認してみたけど、あんまり似ておらず。
これで3人がアン・ジェーン・ルビーだったら大発見だったのに。
なんとなくパイ家やポールター家の娘さんのような気もするけど、どうなのだろう。
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スイートプリキュア♪ 第6話「ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪」

2011年03月20日 | スイートプリキュア♪感想
【今週のOP】



劇場版、絶賛公開中。
ピンクとブルーはまだしも、黄色い人たちが何をやっているのか…。
レモネ・ルミナス・パインさんによる、壮絶な戦いを見届けて欲しい。

■スイートプリキュア♪ 第6話「ガミガミ!お説教が生んだミラクルベルティエニャ♪」

ようやくスイートさん達もプリキュアとしての自覚と責任に目覚めてきました。
ハミィさんも大分ご機嫌が戻ってきた。
不適合者をプリキュアに任命してしまったと、後悔する日々ともおさらばです。



北条&南野さん:
 「生意気…っ!!」

ハミィさん:
 「ハモったニャ!」

どんな些細なことであれ、ハモってくれさえすれば大喜び。
1ヶ月半もかかりましたが、これでまともに戦える。
憎しみでもいい。とにかく心を共有してくれさえすれば。

しかしそんな喜びを余所に、今日も北条さんは何かを破綻させる。

南野さん:
 「弟がいる苦労なんて、響には分かんないわよ!」



北条さん:
 「ッ!!」

かちり。
また、地雷を踏みぬかれた。
一人っ子の寂しさ、それも両親が不在がちに起因する事柄を、なじられた。



北条さん:
 (ガクガクガクガクブルブルブルブル…!)

戦慄く北条さんに、ハミィさんもげんなり。また、かニャ…。
もう迂闊に北条さんに話しかけない方がいいんじゃないかな。
どこに地雷が眠ってるか分かったもんじゃない。

ハミィさん:
 「あ、あのあそこに音符が…」
北条さん:
 「ハミィ!今、ちょっと黙ってて!」

プリキュアとしての自覚が、また…。ハーモニーが、また…。

ただ幸いにして、今回はリズムさんが戦闘不能に陥っただけで済みました。
ハミィさん的にはリズムさんへの評価の方が高いと思われますが、ここに来て不安定さが露呈。
今年のプリキュアさんは、いつまでたっても安定起動しない…。



北条さん:
 「奏でましょう、奇跡のメロディ!」
 「駆け廻れ、トーンのリング!」

この展開でどうしてメロディさんが覚醒するのか、よく分かりません。
とりあえず、結果として新しい玩具「ミ」を使いこなせるようになりました。
北条さんはどこに地雷があるかも分からないし、どこが成長ポイントなのかも分からない。



北条さん:
 「3拍子、てん、とん、たん」
 「フィナーレ!」

素晴らしく調子に乗っておられる。有頂天。

でも安心はできません。この娘は花咲さんらと違って、いつ地雷が炸裂するか分からない。
こうやってテンション上がった時は、トラウマの前振りじゃないかと警戒心が…。
実は昔、ロンドを踊ることになったんだけど、家族のだれも見に来てくれなかったんだ…とか。
極めて扱いの難しい女だ。
ハミィさんの心労は、まだまだ続きそうです。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆)虹色の花

(右画像)
キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~/ありがとうがいっぱい(DVD付)


「トーンのリング」なのか「ト音のリング」なのかが微妙に気になります。

【今週の御覧のスポンサー】



不謹慎ですが、一種異様なこの瞬間。
通常なら放送事故としか思えないほどの空白の時間です。
まだまだ問題は収まってなどいない。

【今週の北】

お優しい北条さんは、南野弟さんのお菓子作りを手伝ってあげたそうです。



そしてこの有様。
知らん顔してますが、貴女も一緒になって汚したのでしょう…。
手伝って、この惨状か。



そしてワサビ入りケーキに悶絶。
貴女…。気がつかなかったのか…。
北条さんがちょっと心配になってきました。

まぁ「手伝いに来た」ときには既に作り終わってたのかもしれないですけれど。
それならそれで、一体、何をしにきたのやら…。
手伝い=試食のおつもりだったとか。やっぱり心配になる子だ。

【今週の娘さん】



明らかに何か問題がありそうなのに、取り立てて扱われることもなく。
こういう引きは大事だと思う。
「ハートキャッチ」さんの一発屋的なゲストキャラ回は、こういうのが足りてなかった。

【今週の娘さん2】

娘さん:
 「そっちは、チョコ上げる相手もいなさそう」

歴代プリキュアの中で、男の影が全くないのは美翔さんだけ!

…で、お馴染みでしたが、北条さんがエントリーされました。
しかも一応は兄がいた美翔さんと比べ、北条さんの方が深刻です。
美翔さん、アイデンティティの危機。

【今年のテーマ】

「同じ物でも人によって良くも悪くもなる」。
ネガトーン化するのは幸せアイテムばかりだし、必然的にすれ違いのお話が多くなる。
そのテーマを踏まえて見ると、また違った感触があるんじゃないかな。
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感想:映画「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」

2011年03月19日 | プリキュア映画シリーズ
【ありがとうが、いっぱい】



途中まで、正直なところ拍子抜けしたところがあった。
やってることは派手なのに、そこまで過酷でも異常でもない。
でも途中からそれが演出だと感じ始めた。

「プリキュアぴあ」によれば、「DX3」のテーマは「旅立ち」。
「DX2」の後日談と言ってもいいと思う。
危機に瀕しても、手際良く対処していくプリキュアさんの纏う空気は、「後日談」特有のものがあった。
本当に「最後の大集合」になるかどうかは分からないけれど、確かにそれは納得がいく。
「DX1」「DX2」とはまた違う説得力を持った、非常に素晴らしい映画だと思いました。

■映画「プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」                              
【新しい娘と新しいプリキュア】

その日、美翔さんらはショッピングモールのファッションショーを眺めに行っていました。
出演者は花咲さん・来海さん・明堂院さん。
美翔さんのガチガチの喉自慢大会とは違い、堂々たる様子です。あと、横でレモネが物凄い顔して睨んでる。何故、私が客席側に…。

そこに空から猫が降ってきた。横から女の子も割り込んで来た。
この一連の出来事に、美翔さんも嘆息一つ。
幾つもの死線を潜り抜けてきた経験が、すぐに事実に見当をつける。

蒼い人:
 「まぁこれだけいれば、他にもいるでしょ」

どうせあの娘もプリキュアだ。
適齢期の娘を見たらプリキュアと思え。
諦めきった空気がプリキュア娘に満ち満ちる。
どうせ新しい敵も出てくるんだろう。
みんなで遊びに行ったなら、敵が襲ってくると思え。

【熟練の娘と熟練のプリキュア】

異変はすぐに起こり、かつて彼女達が立ち寄った異世界が融合して出現。
お菓子の国や時計の郷、玩具の国や希望の園等々。
周囲には大量の謎生物も。呆然と佇むパリ市民の姿が泣けます。

今回の敵は、かつて劇場版で戦った偉大なボスキャラ達。

魔女さん:
 「久しぶりだねぇ小娘たち」
 「いや、プリキュア」

この言葉に、北条さん達は絶句。
何で初対面の人に、あんなに憎々しげに睨まれないといけないのか。
納得いかないまま、ひとまず応戦しようとしたところ、周りにいる娘さん達から声をかけられた。

来海さん:
 「じゃあ、なろうか」
 「あんたたちもなんでしょ?」

確認するまでもない。
諦めきった空気の中、19人の娘さん達は手際よく変身能力を起動。
あまりに訓練された動きに、殺伐とした何かを感じます。もはや軍隊だ。

パニックに陥る北条さんたちに、花咲さん・桃園さんから同情が飛ぶ。
慌てる気持ちは分かります。でも真にヤバイのはこれからです。
お互い、無事に生き残りましょう。

【繰り返す試練】

敵の目的は、世界をつなぐプリズムフラワー。
その花がなくなると、異世界と人間世界をつなぐことができなくなってしまう。
全ての世界はバラバラになり、闇に沈んでしまうのだとか。

そして敵の黒幕は、数多の敵組織の怨念が集って生まれたブラックホール。
宇宙規模です。地球よりもでかい。
その圧倒的な力でかつてのボス敵の姿を召喚し、自身も宇宙から迫りくる。

北条さん:
 「…こんなの、どうしようもないじゃない」

思わず本音が漏れてしまった。
台本にはちゃんと「絶対に諦めない」って書いてあったんです。
でも、思わず本音が漏れてしまった。

しかしながら絶望している暇はない。
魔女の放った水晶玉の効果により、一同はどこか違う異世界に放逐。
悲鳴を上げてふっとぶプリキュアさんたち。21人もいると、「悲鳴を上げてふっとぶ」だけで壮観です。いっぱいいる。

【ピンクチームその1】

黒・花・夢・桃・花・響のピンクチームが飛ばされた先は、砂漠の迷宮+オーブンの世界。
一面砂だらけの中、ムシバーン&サーロインと対峙する。
更には大量にザケンナー連も湧いて出てくる。それはもう、わらわらと。
振り向き際に身構える先輩たちが頼もしいです。
それに引き換え、北条さんは状況についていけず棒立ち状態。

夢原さん:
 「とにかくみんなを探さないと!」

そのためには出口を見つけないといけません。
よし、走ろう。
でもどちらに向かって?

北条さん:
 「出口がどっちかも分からないのに、走れないよ!!」

何の策もないまま、目先の敵を殴り、そして走る。
当然、体力が持つはずがありません。
ほどなくして、累々と倒れ伏すピンクチームの皆さま。
脳細胞が、足りていない。

【ブルーチームその1】

白・鳥・水・緑・蒼・海・奏のブルーチームは、船の墓場と氷の世界へ。
下は海。足場がありません。
一方、敵の魔女およびフリーズン&フローズンのコンビは、ぷかりぷかりと空の上。

水無月先輩:
 「足場が悪くて戦えないわ!」
秋元先輩:
 「そうね、足場が悪くて戦えない」
来海さん:
 「足場さえあれば…!」

ちらりちらり。
言外の視線が、この場にいる一人に集中する。
ただ一人。足場も何も関係ない、飛翔能力を持つ空中戦の専門家に。

美翔さん:
 「そ、空も海も敵がいっぱいね!」

痛いほどに視線を感じながらの、必死の抗弁。
だって仕方ないじゃない!一人で飛んでも落とされるだけじゃない!
そうこうする間にも、敵さんの攻撃は続く。一方的に。

そこで立てられた案。
よく分からないが、魔女の水晶でここに飛ばされたのだから、叩き割れば元の世界に戻れるはず。
知性よりも腕力重視な戦略ですが、細かいことは気にしない。

来海さん:
 「ブロッサム!」
蒼い人:
 「よし、行けピーチ!」
美翔さん:
 「………。。」

あの二人に求めていることを、私に求めないで欲しい。
沈黙が、ブルーチームに流れる。
そういえば、突撃担当がここにはいない。
行動力が、足りていない。

【イエローチームその1】

輝・紅・檸檬・ミルミル・ブッキー・パッション・陽光・月光のイエローチームは、すごろくの世界へ。あと多分パリも混じってる。頑張れ、パリ市民。

ここで頑張らないと後がないレモネ、積極的にサイコロを振ります。
前へ!前へ!
出番は自分の手で掴むしかない。あざとすぎるほどに自己主張する姿が痛々しい…。

サイコロ振って、出た目の分だけ進んで、止まったマスでゲームに参加。
もぐら叩きに、ボーリング。
クリア条件は「100匹叩け」「全ピン倒せ」。

ルミルミさん:
 「全部倒せばいいんですね!分かりました!」
陽光さん:
 「サンシャインインパクト!!」
ルミルミさん:
 「ひぃぃぃ!?」

ルミナスさんの役立たずぶりは、熟練の匠の技を感じる。

【謎生物たちの戦い】

プリキュアが異世界に追放されたその頃。
一人残ったシャドウ様が、鏡を使ってプリズムフラワーの探索を開始。
阻止するべく、謎生物どもが大挙して応戦。これだけ数がいると、それなりに怖い。

死闘の末。
ミラクルライトの効力の支援もあり、無事にシャドウ様の撃退に成功しました。
ちょっとしたリベンジです。かつて鏡の国を征服したシャドウ様を、謎生物だけで倒しきるとは。
パルミエ王国を滅ぼされたココナツも、今ならプリキュア抜きでナイトメアに抗しきれるかもしれない。
奴らもしっかりと成長してやがる。

【別れと旅立ち】

バラバラに編成されたプリキュアさんたちは、従来通りの力を全く発揮できません。
今まで適当に構成されていたように思えても、実はちゃんとバランスを考えられてた。
プリキュアを選抜した謎生物たちの、密かなマネージメント力が今分かる。

だけど居ないことを嘆いてもいられない。
がっくりと座り込んでいても仕方がない。
きっとどこかで、相棒たちも戦ってる。

【ピンクチームその2】

腕力勝負を挑んだ結果、消耗戦に持ち込まれたピンクチーム。
これが体力オンリーの限界か…。
仕方がない。もっと殴ろう。

黒・花・夢・桃・花・響:
 「プリキュア!コラボレーション・パンチ!!」

まず殴る。次に殴る。殴ると見せかけて殴る。そして殴る。
空から間断なく降り続けるザケンナーたちの群れを駆けあがり、空に出現した出口を目指して突っ走る。
飛べもしないはずなのに、シューティングスターが空へと撃ち上がり、気合で皆駆けていく。

【ブルーチームその2】

作戦を確認しましょう。魔女の持ってる水晶を破壊する。
次に実行手段を検討しましょう。鳥キュアが空を飛んで、空中にいる魔女を急襲する。
しかしながら美翔さんは断固拒否。だって!無理だもん!

そこで次善策として、敵の自爆を図ることになりました。
幸い相手方にはフリーズン・フローズンがいる。
彼らの最大攻撃を誘発し、上手いこと避けて海を凍らせよう。

雪城先輩:
 「かかった…!」
 「みんな避けて!」

合図に合わせ、一同は大ジャンプ。
作戦通り、フリーズン・フローズンの攻撃により、海は凍り足場が出来ました。
もっとも大ジャンプしたその着地点が氷結した海面というのは、むしろ危険な気がしてならないですけれど。

そこはなんとかし、一同で協力して魔女を攻撃。
一瞬の隙をつき、南野さんの一撃により、水晶は破壊されました。
なお美翔さんは後方でバリア担当してました。参考までに。

【イエローチームその2】

ルミナスさんは思いました。
一度くらい活躍しておかないと、後でとても怒られる。
早めにノルマを消化しないと、後になるほどハードルが高くなります。

眼前にはトイマジンとサラマンダー男爵。
様々な対決を乗り越えて、すごろくのゴールまで後わずか。
でも彼らの邪魔で、サイコロを振ることができません。

ミルミルさん:
 「数秒でいい、動きを止められれば…」

あ、それ私やります。
陽光さんやレモネを押しのけて、ルミルミさんが積極的に挙手。
動き、止められます。数秒でいいんですよね?そこ、確認しましたよ。じゃ、やりますね。

こうしてクマさんと男爵が動けない間に、一同はゴール。

【撃破される障壁】

元の世界に戻ってきた3チーム。
最終決戦とばかりに、以前戦った相手に必殺技を叩きこむ。
 黒白:魔女
 花鳥:サーロイン
 GoGo:ムシバーン
 桃:トイマジン
 花:男爵
バンクではなく、それぞれ書きおろし。スプラッシュスター結界が新しくてときめいた。

シャドウ様は既に倒されてるので、敵方で残る一組は…。

フリーズン・フローズン:
 「………。」
 「………。」
 「………さて、と」

北条さん、冷や汗。待て。何でよりにもよって、アレなんだ。
抗議の声を上げる間もなく、奴らは技の装填に入る。
仕方がない、やるしかない。

半ばヤケクソ気味に放たれたパッショナートハーモニーは、氷結コンビのタッグ技を撃破。
頑張った。北条さん、とても良く頑張った。
性能は高いんですよ、スイートさんは。ただちょっと、プリキュアとしての自覚に欠けてるだけで。

【最後の変身】

意外とあっさりと敵を倒しきりました。伊達に何度も危機を乗り越えてはいない。
流石に新人さんは、ぜぇぜぇと息を荒らげていますが、先輩たちはどこ吹く風。
さ、ショッピングモールで御飯でも食べましょうか。チョコにしよう、チョコに!

そこにブラックホールが降ってくる。
地球よりも巨大な敵が、直接地球を攻撃してくる。
そして非常にまずいことに。プリキュアさんの変身が解除されてしまった。

ココナツが言うには、プリズムフラワーの力が失われつつあるから、変身能力も消えたとか。
変身を要求する花咲さんに、ココロパフュームが消滅したと嘆くシプコフの姿が物悲しいです。
いくらプリキュアといったところで、変身できなければ、ただの大量にいる小娘様でしかない。

諦めたくはないが、手段がない。
ただただ迫りくるブラックホールを見ていることしかできない。
そんな中、頼りになる男・ナッツが苦渋に満ちた決断を下す。

ナッツさん:
 「…方法が一つだけあるナツ」

その言葉に、ココが引きつる。分かっていて黙っていたなココ…。
まぁ無理もない。
最後の手段は、プリズムフラワーの力を全て使いきり、プリキュアシステムを起動すること。
それをやったら、世界をつなぐプリズムフラワーの力は完全消滅。
すなわち、謎生物とプリキュア娘は離れ離れになってしまう。

特に深刻なのはパッションさんとミルミルさん、それにココ・夢原さんやナッツさん。
ちなみにルミナスさんは、即断即決で、人間世界に残る道を選択されました。
それでいいのか光の園。

でもやるしかない。

北条さん:
 「立ち止まっていても、仕方がない」
南野さん:
 「私達は離れていても、ずっと一緒」

だから前に進もう。
謎生物がいなくなっても。プリキュアになれなくなっても。たとえもう二度と会えなくても。
立ちあがって前に進もう。どこか遠くで、あの子らも頑張ってるのだと信じて。

今生の別れを済ませた後、プリキュアシステムが最後の起動。
世界中のミラクルライトの力も借りて、枯れ切った燃料タンクに掻き集めたパワーを注ぎ込む。
壊れる直前の機械に特有の異音を響かせて、プリキュアさんが立ちあがる。前回に続き、レインボー兵装を纏って。

 「光り輝く絆とともに!」
 「精霊の光よ!命の輝きよ!」
 「5つの光に勇気を乗せて…」
 「邪悪な力を包み込む!」
 「プリキュア・ラブサンシャ…」
 「花よ咲き誇れ!」
 「駆けめぐれ、トーンのリング!」

強力なエネルギーの奔流を先頭に、突撃していくオーケストラさんや巨大バラ。一斉砲火としか言いようがない。
呼応するように、地球上のミラクルライトも一斉に火を吹く。
プリキュアさんが打ち放つというより、プリキュアさんという砲台を使って地球が打ちこんでる形相。

こうしてブラックホールさんは消滅しました。そして、プリズムフラワーも。

【出会い・成長・旅立ち】

エンディング。

それは普通の女の子だったあの頃。
空から突然、謎の生き物が降ってきた。頭や顔面に激突しながら。
あっという間に無理ゲーに巻き込まれ、何度も生死の境をさまよった。
気がつけば、殴ればそれで解決するのでは?等、思考まで毒され始めてる気がする。
でも、今では以前に戻るなんて考えられない。

「プリキュア」

この8年で色々なことがあった。色々なことで影響を受けた。
もうプリキュアにはなれない。謎生物もいない。あの子たちにも、もう会えない。
とても悲しい。だけど、最後はちゃんとお別れしよう。

「ありがとう」

【後日談】

シプコフ以下、こころの大樹の功績により、プリズムフラワーは再生されました。
帰国不能になったイース様を取り戻すべく、ラビリンス国民も奮闘したんだろうな。
素知らぬ顔して亡命したルミナスさんを鹵獲するために、光の園も総力をあげたんだと思う。クイーンめ…。

どうにか国交は回復して、そして新しいステージへ。


(左画像)
小説 プリキュアオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆)虹色の花

(右画像)
キラキラkawaii!プリキュア大集合♪~いのちの花~/ありがとうがいっぱい(DVD付)


【オープニング】

CG…ですよね?あまりに自然に動いていて、一瞬気がつかなかった。
物凄いレベルになったものだ。
そして各シリーズごとにポーズを決めるところは、相も変わらずテンションが上がる。

【ミラクルライト】

プリズムフラワーは世界をつなぐ花にして、プリキュアさんの変身の源。
それと同じ効果を持つミラクルライト。
お子様がライトを振ると、こちらの世界とあちらの世界が繋がり、プリキュアさんが変身する。

単なる応援型企画にとどまらず、今回もテーマときっちり合わせてきた演出に涙。
お子様の願いを受け、プリキュアさんが最後の変身をする。
みんな、ありがとう。

【お土産】



パンフレット、クリアファイル、マグカップ、ティッシュ+前売り券に付属のコップ。
ティッシュはちょっと新しい。
花粉のこの時期に使って便利なアイテム。

【パンフレットより】

パインさんのインタビューが秀逸です。
腹を、つかむ。
あざとい返答です。やっぱりブッキーさんは怖い。

【パンフレットよりその2】

クイズの難易度が密かに高い。

花咲さん:
 「下のプリキュアから、私よりお姉さんのプリキュアを(全て)選んでくださいね」

 ・キュアベリー
 ・キュアムーンライト
 ・キュアミント
 ・キュアホワイト
 ・キュアメロディ

頭ではすぐに分かる。
学年のデータなんて思いだすまでもない。
しかしこの違和感は何だ。

【パンフレットよりその3】

『あなたはどのプリキュア?』
『プリキュアタイプ診断』

問:「お花と歌、どっちが好き?」
答:「お花」

診断結果:
 「お花が好きなあなたはブロッサムタイプ!」
 「ブロッサムは植物学者が夢で、学校で園芸部もはいってるんだ」
 「お料理は上手じゃないけど作れるよ」

花咲さんの家庭スキルの謎が解けました。
「上手じゃない」が公式のようです。
「でも作れるよ」の一語は、花咲さんの必死の抗議で盛り込まれたんでしょう。

【パンフレットよりその4】

『あなたはどのプリキュア?』
『プリキュアタイプ診断』

問:「お料理は上手?」
答:「はい」

診断結果:
 「髪が長くてお料理が上手な女の子はこのタイプ!」 
 「リズムはお菓子作りの腕がプロ並み!」
 「ホワイトはお母さんみたいにお料理が上手で、イーグレットも美味しいオムレツが作れるよ」 

イーグレットも美味しいオムレツが作れるよ!
イーグレットも美味しいオムレツが作れるよ!
イーグレットも美味しいオムレツが…

「プロ並み」「お母さんみたいに」と並べられて、「オムレツ」オンリーか…。

【Tジョイ大泉】



予定していた舞台挨拶が中止になったため、いつものように大泉学園で見てきました。
館内ではプリキュア展が開催中。
キュアドール勢ぞろいやキャラクター対比表、そして青山さんの特製イラストも見られます。

…レモネは意外とでかい。

【東映ミュージアム】



せっかく大泉に来たので、いつものように寄らせてもらいました。
節電中だというのに、歓待してくださった職員さんにありがとう。
何度来ても味のある楽しいところです。生活感とスペシャル感が絶妙。

【感想】

「旅立ち」のテーマが色んな意味でそこかしこに。

いつも一緒のパートナーと別れての単独戦闘。
いつも一緒の謎生物との永遠のお別れ。
そして「プリキュア」オールスターズの終わり。

でも立ち止まってはいられない。例え番組が終わっても、どこかで皆頑張ってる。
大きな節目となる、非常に意味のある映画でした。
もう「プリキュア」に会えなくても、それでも前に進んで行こう。

冒頭に書いたように、率直なところ、最初は少し肩すかし感があった。
理由は先輩方があまりにも手際よく対処し、全体から「DX2」の後日談の空気がしていたからだと思う。
これは悪い意味でじゃない。
むしろ、こういう空気を出せるまでに続き、積み重ねたものがある証拠であって、とても良い。
現行のアニメでは「プリキュア」にしかできない、かなり独特の空気だったように思う。

もはや映画のボスクラスであっても、ほとんど動じることなく倒しきる。
夢原さんがノーマルシューティングスターで、ムシバーンさんを撃破していたことが印象的でした。
「お菓子の国」のシャイニングドリームverと意識的に同じ構図だっただけに、特に際立つ。
桃園さんも、しっかりとクマさんを倒せるし、美翔さんも時計の力抜きでサーロインさんを浄化できる。
バトル設定的には「再生した彼らは本物ではなく、オリジナルよりも弱い」等が妥当な説明かもしれませんが、プリキュアさんたちの成長だとストーリー的には思いたい。

「オールスターズ」が本当にこれで最後だとしたら、とても悲しい。
だけどいつまでも座りこんではいられない。
プリキュアさんから貰った勇気を胸に、前を向いていこう。

エンディング曲「ありがとうがいっぱい」はじんときました。
最後を締めくくるのに、こんな良い曲はない。
ありがとう、プリキュアさん。そして願わくば、もう一度会えますように。

【追記】

舞台挨拶(新宿バルト9)
感想2周目
舞台挨拶(Tジョイ・大泉)
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