穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




15周年を記念して、美翔さんがブラウン管に帰ってきた!
冒頭挨拶とかEDとかだけじゃなくて、正真正銘のご帰還です。
あの日から4年と半年、煌めく銀の翼が、再びお茶の間に!

■HUGっとプリキュア! 第36話「フレフレ!伝説のプリキュア大集合!!」



そして全ての時が、止まりました。
これで永遠に美翔さんを拝めますね。クライアス社の方針は、あながち間違いではないのかもしれない。
在庫倉庫で眠るより、華やかな舞台で終わる方が美翔さんも本望でしょう。。


(左画像)映画ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪! 【Blu-ray】 [ 樹元オリエ ]

(右画像)プリキュアカラフルコレクション ハッピーレッド&ホワイト [ (アニメーション) ]

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【今は西暦何年か】

時代設定はどうなってるんでしょう?
宇佐美さんと野乃さんは、春映画を見る限りでは同時代にプリキュアをやっているように思えます。
が、今回は明らかに老けていらっしゃる。

可能性として、

 1. 春映画の宇佐美さんが若作りしていただけ。
 2. 今回の宇佐美さんは未来からきた。

あたりでしょうか。
厄介なことに、先日登場の美墨さんや、今回の夢原さん・桃園さんは現役そのままに見えます。
彼女たちも久々のテレビ出演にメイクを頑張っただけなのかしら。
「春日野うららが人気を博している」という謎の世界線ですので、もはやパラレルを疑った方がいいのかも…。

レモネが売れるためにはそれなりの時間経過がいるでしょうし、夢原さんは10年たってもあのビジュアルな気もするので、ハグプリ以外は過去の出来事なのかもしれない。
プリキュアに変身すると若返るのは事例がありますし。

わざわざこんなややこしい設定を採用した理由も謎です。
テレビの最終回では、宇佐美さんや朝日奈さんは成長していますから、それに合わせたんだろうか。特に朝日奈さんは変身不能に陥っているので、「なぜリコと再会して変身も可能になっているのか」は説明がいるといえばいります。
が、映画では普通に出演していますので、尺の短い今回にあえてやるのは配慮として意味を感じません。

テーマ的にはハグプリは歴代プリキュアより、少しだけ未来の話でしょうから、その意味では時代をずらしたのはすっきりする。
(「ハピネスチャージ」で「愛と勇気を忘れないで。私たちは無力だけど、せめて傍にいるよ。だから頑張って」と語りかけられた子供が、自分で世界を切り開く年齢になったのが、今の「ハグプリ」)

ただ、それなら夢原さんたちこそ大人になっているべきで、あべこべな気がする。
無理やり解釈すると、春映画に出演した子たちで分けたとか?

春映画は今にして思えば「静止した過去の世界に縛られているクローバー」は「アーカイブとして止まったままの初代プリキュア」を髣髴させます。「黒と白の世界」「ふたりでいないと消滅する」なんて、まさにそのまんま。
子供のころの「愛と勇気を忘れないで」の約束が、成長と共に(怠慢や悪意でもなく、時の流れのせいで)忘れさられ、過去プリキュアは失意の中に閉じこもった。そこにプリキュアになった かつての子供たちが、約束を果たすために戻ってきた…というような話に思えます。

それを踏まえると春映画で「成長した未来の子供」に配役された「魔法つかい」「アラモード」が年を取っているのは理解できる。
一方、閉じた世界のプリキュアが成長していないのも当然。
最終回で成長した姿を描かれた はるはるが、今回は中学生姿なのもそれで辻褄はあう。まぁ単に同窓会的何かでコスプレしてただけかもしれませんが。恥ずかしいタイミングで時間停止されたもんだ…。

【その他】

・冒頭で野乃さんが修理していたのは、時間を戻して簡単に復活することとの対比なのかしら。
・はーちゃんは老いていない。ルミナスさんあたりも不老な気がする。
・アラモード組のデフォルト服が、制服でも私服でもなく、パティシエ服なのはとても良いと思う。
・パジャマジックさんの復活とか、プリキュア15周年ライブとか、CMもやる気に満ち満ちてるなぁ。
・ブンビーさんのその後が描かれる日が来るとは。あと「ナイトメア」の名前がさらっと出てきたのも嬉しい。
・朝日奈さんや宇佐美さんは、中身が大人と思うと、こうゾクゾクくるものがある…。

・レモネは大出世したなぁと思ったのですが、よくよく考えたら、歌が採用されてるのに別のキャストを当てられてるんですね。
 しかも「しゅわしゅわウォーター」なんて、「はじける」レモネ的にはあってそうなのに。レモネ的には歌手より女優意識なのに。
 やっぱり、未だにご苦労されているのかもしれない…。

・トラウムさん曰く「得意の魔法も、科学の前では無力」。
 ですが、かつて朝日奈さんは魔法による超遠隔攻撃で、一撃のもとに子供に戻されたことがある。
 この分野においては、魔法の方が怖い…。

・子供に戻して無力化する発想自体は良いのかもしれませんが、小学生プリキュアが普通にいるのでハードルは高い。変身すると適齢期になってしまうし。
 結果的に全盛期に戻した挙句、数の暴力にさらされる羽目に。

・夢原さんの神々しさは凄まじいですね。何かもう勝ち負け以前に怖いものがない。
 桃園さんは健気すぎて、すんごい応援したくなる。我が町のプリキュア感がすごい。

・先日の上映会でドキドキ映画を久々に見ましたが、今作とかなり近くて痺れました。
 来週は共演してくれるのかしら。楽しみ。

・ブンビーさんは「引き抜かれた」そう。本人談なので吹かしも入ってるかもしれませんが、よくよく考えれば二つの組織を渡り歩き、浄化もされずに生き延びた猛者なわけで。
 デザート王国の一件も見るに、ブンビーさんは人脈もありそう。
 クライアス社はスカウトもやっているようなので、むしろ声をかけられない方がおかしいかもしれない。
 (それにしてもナイトメアよりブラック企業とは、相当に酷い。ブンビーさんのコンプライアンス的なものが高まったのかしら)

・その理屈でいえば、霧生さんやイース様やトワ様も勧誘されてたのかも。
 SS、フレッシュ、プリンセス組があっさり敗退してたのは、交渉の過程で下調べされてたからとか。
 ハピネス組はあれだ、ブルースカイ王国崩壊の経緯を取り違えて、ヒメさんにコンタクト取ったとかだ。
 そうするとセイレーンのいるスイート組も、既に停止しているのかもな…。

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■HUGっと!プリキュアLIVE2018 ライブ・フォー・ユー!!(第1部:めっちゃジョイフル☆LIVE)

 日時:2018年07月29日(日)開場13時15分/開演14時00分
 場所:品川プリンス ステラボール
 出演:引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、宮本佳那子、北川理恵、五條真由美
 曲目:
  01. We can!!HUGっと!プリキュア
  02. HUGっと!未来☆ドリーマー
  03. トモダチという奇跡
  04. キミとともだち
  05. 明日笑顔になぁれ!(宮本佳那子、北川理恵、五條真由美)
  --. (トーク)
  06. Go! Go! GO分咲き女の子
  07. Dokkin 魔法つかいプリキュア! Part2
  08. DANZEN! ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~
  09. (秋映画挿入歌)(宮本佳那子、五條真由美)
  10. LOVE&LOVE
  11. フレフレ!アイム・ア・チアリーダー!!
  12. HUGっと!YELL FOR YOU
  --. HUGっと!未来☆ドリーマー(全員)
 
(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

気が付けば1年ぶりぐらいのプリキュアライブ。だからなのか何なのか、辿り着くまでがやたらに遠かった。
当初、子供と行くつもりでチケットを試みたけど撃沈。手に入ったのは昼の部のスタンディング1枚だけ。
その気になれば子連れでも行けないことはないのかと悩むものの、どう考えても無理だなと諦め、とりあえず私一人で参加。
そして行ってすぐに、子連れでなくてよかったと確信。まさか昼日中に1時間も駐車場で整列待ちすることになるとは…。
前列やグッズ販売でも阿鼻叫喚の騒ぎだったようで、野乃さんたちの苦労が偲ばれます。来客をちぎっては投げ、ちぎっては投げしている野乃さんの瞳の、なんと虚ろなことよ…。

私が入場できた時には、グッズの類はTシャツの120センチ以外は壊滅していました。買いました。
こういう時、子供がいるとありがたいな。着るかどうかは分からないが、買う口実はできる。

会場内は座り席・親子席・女性席・その他に分かれていました。
昨年は違ったらしく、改善の心意気が伝わってきます。ていうか女性客が異様に多い。なんだこの多さは。
年齢層を見るに、初代を見ていた人たちでしょうか。ちょっとした恐怖です。この会場には今、現役女児と、かつての女児と、常時おっさんの3種がいる。。

【お歌1】

新生「DANSEN」。やばいです。何がやばいって、「まっくすはー」と叫ばない。やばい。
条件反射的に叫びそうになって、いや待て新アレンジだと無いよなと踏みとどまり、かといってじゃあどうするのが正解なのかが分からないので困惑する。そんな謎のDANZEN。
挙句には2番の終わり際で変化までなさる。聞きなれた展開と違い過ぎて、事故でも起きたかと思うほど。完全に脳が侵食されてます。
更には間奏で、五條さんが何かを唱えだした。聞き取りが間に合わず、何を言っているのか分からない一瞬の後、それがプリキュアシリーズのタイトルを逆順で歌ってると判明。呼応して盛り上がる場内。
なんか「逆順」なのがまた良いです。この15年を一気に駆け上がる感じ。すぷらっしゅすたー!!そして最後は「ふたりはプリキュア!」。

五條さんも宮本さんも、「あの日あの時の、私ら世代のあの方々が、最新鋭プリキュアと肩並べて戦ってる」オーラが凄まじく、姿を見るだけで涙が出そう。
いや、五條さんもそうだけど、宮本さんにいたっては現役主題歌歌手様なので、この表現はなんか違うのは分かるのだけど。
工藤真由さんが引退されたことも相まって、初期世代の方々が最前線で戦ってるのが熱いです。
TEUCHIの皆様からお花も届いており、五條さんが纏うTEUCHIチームを代表して乗り込んでる感がまたひしひしと。




今年のプリキュアさんのテーマは「破綻すると分かっていて、もう一度歩めるか」だと思ってる。
(子育ては、かつて親が歩んだことを追体験し、自分の人生をもう一度子供を通して経験するようなもの)

シリーズ全体を通じ、根底に重く影を落とす「未来には絶望が待っている」。10周年でいよいよその絶望に直面し、「それでもあの時のキラキラした想いは確かだったはずだ」と祈るように乗り越えた。
それからの5年。予想された絶望が現実になった未来を歩んでの、15周年。
春映画で「ふたりでいないと消滅してしまう」と思い込んで引きこもっていたクローバーくんの姿には、黒白先輩が被って見える。
もしもずっと「ふたりはプリキュア」をやっていたら。今が一番楽しいのだから、いっそここで終わってしまえば。
秋映画は、そんな先輩方が渇望していた答えをもって、最新鋭プリキュアが助けに来る話だとしたら物凄く素敵だなと勝手に盛り上がっていたのですが。

今回のライブで披露された秋映画の挿入歌が、振り切れ過ぎてた。

すんごいパワフルで格好いいメロディに乗せて、頻出する歌詞が「思い出」。
ともすれば感傷的で後ろ向きにも聞こえる「思い出」という語が、強烈な武器として振るわれてるかのような凄まじさ。
なんだろうこれ。確かにこの15年は苦しかったし、これからの15年が改善する保証はないのだけど、それでもこの15年を舐めんな的迫力というか。
確かに最新鋭プリキュア様に答えを持ってきて貰うことには期待したいのだけど、それはそれとして、答えを持たぬ型落ちプリキュア様の矜持を見せてやる的というか。
秋映画が物凄く楽しみです。

【お歌2】

北川さんを見るのはこれが初めて。いつか聴きたいと思っていた「魔法つかい」さんOPを聴けて感激しました。
このお唄、歌いだしの「ごめんね今かけたの魔法じゃない、ご迷惑かも」という通り魔的自白から始まるどうしようもない歌詞が、「輝いてる、つながってる心はいつも」を通して「ずっとそばにいるよ、ご迷惑かもしれないけれど」にニュアンスが変わるところが、とても好き。
思えば「魔法つかい」さんの、異文化交流から転じて「そもそも私という個人の中にも複数の自分がいるし、過去・現在・未来でも違う」は、今のプリキュアさんの状況にしっくりきます。「足りないものは誰かが持ってる」の精神で、どこかの時間軸のプリキュアさんが、きっと答えを持ってると信じたい。

あと、北川さんの運動量が凄まじかった。端から端まで何度走ったんだ、あの方。歌詞の一つ一つにあわせてオーバーに振り付けされてるし、どんな体力されてるんだろう…。
運動量といえば、バックダンスの方2名もパワフルでした。
輝くばかりの笑顔で、がっつり踊っていらっしゃった。

【お歌3】

最新鋭プリキュアの皆様も素晴らしかった。
2曲目EDの初登場時、最初は3人のみが舞台に。歌の途中で「ミライクリスタル!」の掛け声とともに、バンクが流れ、田村さんらも登場。
個人的に、この演出はかなり好き。元々が3人の歌なだけに追加は嬉しいし、バック映像を一番活かしていたように思う。

イベント後に知りましたが、引坂さんは全速でトレーニングを重ね、ぎりぎりまで頑張っての舞台だったそうな。
野乃さんそのものですね。ラストの挨拶では感極まっていたけれど、HUGプリ組の先頭として場を率いていらっしゃった。

【トーク】

(1) 歌い終わった宮本さんが、下がっていたハグプリ組を呼ぶ際に一言。

 宮本さん:
  「せっかくだし、プリキュアーと呼ぼう」

 それは良いのですが、演者をプリキュアとみなしてよいのでしたら、あなたは まこぴーですか。
 何やってんだ、まこぴー。

(2) 引坂さんのリクエストで、定番の「1階席の人!」「2階席の人!」をやることになった。

 引坂さん:
  「可愛い声でお願いします」
  「一番かわいかったところが勝ち」

 可愛い、声、か。
 えらくハードル高いなと思っていたら、1階席左側から黄色い声援が上がった。そういえば女性席があるんだった。
 これは勝負にならないと思いきや。
 最後に声援をあげた2階席。実に実に可愛い声援が。そういえば親子席があるんだった。
 現役様からの声援に敵うものなどあるはずもなく。

(3) マシェリさんな方の田村さんの壊れっぷりが半端なかった。
 歌ってるときは素敵なお方なのに、喋りだすと愛でるしかない感じ。
 えみるさんは、ご家族といい、なかなかぶっ飛んだ環境で生活していらっしゃるんだな…。

【感想】

非公式でいえば、SplashStarの後夜祭「TEUCHI」、プリキュア5の「ShinigParty」、歌手陣による「あにまーとないと2009」「歌姫的プリキュア祭」、曲関連でCureMetalNite
公式だと、「プリキュア 5th Anniversary」や、「DX3公開記念」「オールスターズDXコンサート」 等。

思い返せばこれまで、色んなライブはあったものの、公式として継続して行われるようになったのは、この15年での偉大な進化だと思う。
最初期の「5th」の時の感想を読み返してみましたけど、当時懸念してたことが、今日のライブでは解消されてるんですね。いや確かに入場とかに不手際もあったものの、イベントとしての完成度も、観客の適応力も明らかに上がってます。
この15年は無駄ではなかったのだ感が、今ひしひしと。プリキュアさんも私たちも、ちゃんと成長している…!なんというか、螺旋階段をぐるっと回って、何も変わっていないようでいて、確かに一層上に上がったような感覚。
失ったものも大きかったけれど、それでも武装は強化されたんだ。次の15年に向かって歩き出せる、そんな気がしてきた。
是非とも、来年以降も継続して欲しいです。

と、思っていたら、15周年記念ライブが告知されました。来年1月19日と20日。
出演者の全容は未定。場所は中野サンプラザ。5周年ライブと同じ場所…!
あの時のリベンジを、最新鋭プリキュアさんを筆頭に行うのか。熱い。

【切望】

この際、なりふり構わず、ご本人へのご迷惑も考えず、はっきりきっぱり言ってしまえば、工藤真由さんの復活を是非に是非に願います。
15周年!記念ライブ!
そこに、くどまゆさんがいなくて、何とする。
ぶっちゃけ今回のライブも、始まりに思ったのは「くどまゆがいない…」でしたし、終わりに思ったのも「くどまゆがいない…」ですよ。
人は、くどまゆがいないと死ぬのです。引退からまだ早いかなとか、そういうのはお気になさらず、本当に心から願っています。

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何かがモヤっとしたので整理してみた。

初めにお断りすると、私はハグプリさんも好きだし、アンチ的に難癖つけたいわけじゃないです。
(プリキュアさんは、序盤で違和感のあったところが、得てして後々テーマとして昇華されるので、何かの罠じゃないかとすら期待してます)

【女の子だからすべきでない?】

えみる兄の発言は、シナリオとしては性差別や押しつけを想定していたとは思う。
思うのだけど、発せられた状況を思うと、取り立てて問題を感じない。

というのも、あくまで兄の視点でいえば、「幼い妹が、素性も知れぬ人らと共に、家族に内緒で大型イベントに出演している」わけで、普通に止めるよなぁと。
つまり「女の子だからすべきではない」とは、「女だから」ではなく「子だから」の意味に思える。

同様に「女の子がヒーローはおかしい」も、演出の意図としては「女の子は守られているべきだ」の意味だったとは思うのだけど(実際そういった言いかえもしているし)、状況を思えば深い意味はない売り言葉に買い言葉的に思えます。
一般に「ヒーロー=男性の英雄」「ヒロイン=女性の英雄」という使い分けは異常でもなく、要は「男なのに主婦になりたい?それを言うなら主夫でしょ」みたいな、ただの揚げ足とり。

で、これに対して「女の子だってヒーローになれる!」と差別を前提とした反論をされると、「そういうことを言ってるんじゃない!」と不毛な行き違いが起きてしまう。
シナリオとしては、えみる兄は確かに差別意識を念頭に置いているのは分かるのだけど、状況が状況なので、そう見えない。なので、モヤっとする。

同じことはアンリとのやり取りにも言えて、「男子生徒から浮いている」ことは確かだろうから、その理由が「女性もの」にあるなら、そう言う。
たとえば私服登校してても、基本的には同じやり取りになったと思う。「男子から浮いてるよ」「制服着なよ」と。
私服登校も押しつけやら何やらで問題にはなるところだけど、今回の話で言いたかったこととは若干ずれていると思う。
ということは、校内のやり取りは性差の問題なのか、規則の問題なのかがボヤけてしまってる。
(だから「校則にはない」と発言してるのかもしれないけど、「校則になければ何やってもいいのか」的な厄介な雰囲気になりかねない)

そういった経緯があるので、ショーで女性服を着ていることを批判するシーンも、そりゃ批判するよなぁと。
仮に行われていたのが土木作業でも「キミ、何やってんの?」と嗤っただろうし、子供向フィギュアスケート教室でも「自分の練習は?暇なんだね」と馬鹿にしたと思う。
何せ普段から良い感情を持っていない上に、妹をたぶらかした犯人なわけで、舞台が何であろうと喧嘩を吹っ掛けたはず。

更にルールーはややこしい混乱を引き起こしてる。
「ヒーローにはなれない」と言われたことをフラッシュバックさせてたけど、いや貴女の場合は「女だから」ではなく「ロボだから」でしょう。
えみる兄的には酷いとばっちりです。ま、待て。機械人形の心の有無を論じたいんじゃない…!

(蛇足ですが、あの発言はパップルさんの本心ではないような。
 彼女はルールーを「裏切った」「私の部下」と呼んでおり、人格を認めている気配がします。他の社員は「我が社の製品」と露骨にモノ扱いしているのに。
 なので信頼を裏切られたことへの怒りだとか、嫉妬だとか故の言葉な気が)


【そもそもあの状況はヘンなのか?】

えみるさんが「やるな」と言われているのは、ギターやファッションモデル。
どちらも女の子がやっても不思議はなく、一般的に批判もされていない。特に後者は、むしろ女の子のイメージが強いと思う(それ自体が差別かもしれませんが)。

また、男性が女性服でモデルをするのも、特には問題ないと思う。
実在の人物でいえば、羽生選手が女性服着てモデルやったら、大絶賛されるんじゃなかろうか。

つまり存在しない問題を、わざわざ問題にしているみたいでモヤっとする。

プリキュア15周年ということで、原点の「女の子だって暴れたい」を改めて表明した…のは分かるのだけど、元々もあくまで「潜在ニーズとしてあるはずだ」ぐらいの話で「世の女性抑圧に物申す」というスタンスではなかったと思うんですよね。
劇中で「女の子が戦うのはおかしい」的な葛藤はなかったはず。「娘を戦わせられない」とか「女の子が戦っているのに男が逃げられるか」みたいなのはあった気がするけど、文意が違う。

(一方で「男の子向けでは鉄板の、黒VS白が女の子には大不評だった」とか「新シリーズは、女の子に大人気の○○をモチーフにしました」とか、いたって普通に「女の子」の括りを認識している。
 これらは後天的・文化的な差異なのかもしれないけど、現にそういう傾向はあるのだから、当然だと思う。
 問題になるのは「黒VS白で燃える女の子は異常だ」とか「○○を好きであるべきだ」であって、傾向の存在を認めるのは普通でしょう)

そういった背景があるところで、急に「女の子がヒーローなんておかしい」「女の子だってヒーローになれる!」のやり取りを見せられると、急に何を言い出すんだとやっぱり不思議だ。


【それは既に日常では】

「ハピネス」では当たり前に世界中の女の子がプリキュアとして出撃し、周囲の人もそれをサポートしていた。
「プリンセス」では一回りして「プリキュアにならない」選択が提示されたりもした。
服装問題でいえば、「明堂院いつき」さんという華麗な事例もある。

以上から、とうの昔に通過している問題に思える。
「通過した問題」というか、そもそも問題視もされなかった。

似た話は現実世界にもあって、例えば「男性の家事・育児」問題。
我が家や周囲を見ていると、極めて当たり前に男性も家事や育児を、好んでやっている。
やっているのだけど、それを認めたくないのか「男性は育児をしない」前提で批判しているケースも、結構みかける。

「男性も家事育児をすべきだ」
→「え?はい。していますよ」
→「そんなはずはない。勘違いも甚だしい」
→「いや、普通にしていますけど…」
→「どうせアレをやってない、コレもやってないんだろう」
→「ですから普通にしていますよ」
→「勘違いでイクメン気取りか。奥様が可哀そう。子供が可哀そう」

みたいなの。
LGBTの話題も似た感じで、そりゃ確かに敵視する人がいるのも分かるけど、存在しない溝を勝手に作られている感がある。

ただ制作サイドとしては、切実な問題だったのかなぁとも。
「女の子向け番組で暴力的なシーンを流すな」といったクレームは頻繁に来ていたでしょうから、きっちりと意思表明したかったのかもしれない。


【がんばれ、野乃さん】

輪をかけて厄介なことに、野乃さんの立ち位置が良く分からない。

今回のラストで彼女は「先輩として敬うように」と発言している。
「後輩は先輩を敬うべきだ」という価値観を押し出しているのだけど、それはあくまで「先輩の方が優秀」であり「正常である」のが前提。
率直に言って、野乃さんよりルールーやえみるさんの方が優秀なので、単なるパワハラに見えてしまう。

また第3話では、ワンオペで寝不足のハリーに対し「寝るな」と発言されている。
もしハリーが女性キャラだったら、かなり問題視されたと思う。
(男性キャラならギャグとして成立するのだとしたら、それこそ問題)

「赤ちゃん妖精から目を離して大騒ぎ」みたいな定番の展開も、はぐたんが普通の赤ちゃん過ぎて、ギャグになってないんですよね…。ちょ、ちょっと野乃さん、それ洒落になってない!

通常なら気にするほどもないことかもしれないのに、何せ固定観念による差別や抑圧を扱っていると、「言ってることとやってることが違う」「自分に都合よく価値観を使い分けている」ように見えてしまう。不憫な子。
例年、その年の1年を示している春映画で、いきなり「嘘つき」の烙印を押されるわで、何か先行きが暗いのですけど、ここからどう挽回するか、野乃さんの奮起に期待したいです。

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■HUGっとプリキュア! 第3話「ごきげん?ナナメ?おでかけはぐたん!」

赤ちゃんのことが親バレしました。野乃さん人生最大の危機。
しかしながらバレ方が幸いだった。
のどかな昼下がり。朗らかな日の下で、お友達と一緒にいるところ。
この局面なら、野乃さんの普段の言動からしても、「誰かの子を預かっている」ようにしか見えません。
いやまぁ実際そうなんだし。

謎のシングルファーザーらしき人とどうやって知り合ったのか。
微妙に疑問に思うところでしたが、そこはスルー。
一般論的な親御さんの判断として正しいかどうかはさておき、結果論的には助かりました。
この後、裏でこっそり素性調査とかされてるかもしれませんが。

今回、敵も味方も解決策をデータ検索に頼っています。
が、結果的に野乃さんは当初指し示された解答とは、違う形で解決した。何だかんだでデジタルよりも経験が優った。
ただ「ではデジタル抜きに解決できたか」といえば、それはそれで無理。そもそも、あの場所に行かなかっただろうから。
あと身も蓋もなく言ってしまうと、「鼓動を聞かせると安心する」は今やネット検索すればすぐに出てくる「常識」なので、もうちょっと検索能力があれば辿り着けたかもしれない…。

一方の敵さんは、確かにデータが役に立ってはいるのだけど、周囲と徒党を組んで集団で攻めることをしなかった。プリキュアさんは早期に潰すのが鉄則なのに。
今回の野乃さんといい、先日の「即座に薬師寺さんに協力を仰ぐ」といい、この辺の綺麗な対比は重要なキーなのかしら。


(左画像)【コンプリート】HUGっと!プリキュア ミライクリスタルチャームネックレス ★全4種セット

(右画像)HUGっと!プリキュア キューティーフィギュア Special Set (食玩)[バンダイ]《03月予約》

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今回の話、登場人物の性別が全て逆だと、批判にさらされたように思う。

つまり、ハリーが女性で、赤ん坊の夜泣きのワンオペで眠れず。
そこに男子・野乃さんが「眠るな」とツッコミ。
最終的に、子育て経験のある男性が、容易く解決。

これら自体は現実に起こりえるし、間違ってもいない。
(野乃さんのツッコミも、赤ちゃんを抱っこしたまま眠るのは危険なので正しい)
が、いかにも炎上しそうなシチュエーションだとも思う。
そういった男女不均等こそが、今の育児環境の最大のネックじゃなかろうか。

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■HUGっとプリキュア! 第2話「みんなの天使!フレフレ!キュアアンジュ!」

二人目のプリキュアさんが来てくれました。キュアアンジュさん。何でそのネームを選んだのか。
花咲さん時代のキュアアンジェと混乱するし、そちらのアンジェさんは表記ゆれで「アンジュ」だったり「アンジェ」だったりするしで、何のことやら。
由来はエンジェルなんでしょうけど、アンジ「ュ」。読みとしてはおかしくないにしても、覚えにくい。
おまけにキュアエンジェルは既にいるしで、桃園さんがももももも。

中の人は薬師寺さん。プリキュア名に恥じぬ天使のようなお方です。
どれくらい天使かというと、同級生が赤ちゃん育てても疑問に思わないくらいに天使。

薬師寺さん:
 「尊敬してるマザー・テレサの言葉なの」
 「わたし、この言葉がとても好き」
 「野乃さんは自由な発想があって」
 「なりたい自分の未来があって」
 「わたしよりずっとすごいよ」
 「野乃さんみたいな勇気がない」

この会話、傍で聞く分には「若くして出産した同級生を励ましている」ようにしか聞こえない…。

しかも今期の謎生物は、謎のチャラチャラしたお兄さんに変身します。
偏見満載で申し訳ないですが、あのノリのお兄さんと女子学生様が、密やかに子育てしてるのを目撃した日には、思わず事情を察してしまいます。よりにもよって、なぜそんな変化を選んだのか。こうして思うと、岡田の適切な距離感は本当に適切だったんだなぁ…。


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(右画像)HUGっと!プリキュア キューティーフィギュア Special Set (食玩)[バンダイ]《03月予約》

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薬師寺さんは元・人気子役らしい。女優志望の売れない新人アイドルことレモネに引き合わせよう。

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■HUGっとプリキュア! 第1話「フレフレみんな!元気のプリキュア、キュアエール誕生!」

新しい年が始まりました。…と前回書いて早一年。凄まじき脱兎の速さでホイップさんが去って行ってしまいました。ま、待って、ホイップさん、待って!!

その間、うちの子と池袋イベントに行ったり、ミュージカル行ったり、映画見に行ったりと色々色々楽しんではいたのですが、とにもかくにもホイップさんは素早かった。さようなら2017年。こんにちは2018年。語りたいこともたくさんあるものの、何はともあれ新番組です。

今年の新人さんは野乃さん。大変に大人っぽいイケてるお姉さまです。とりあえず来海さんを紹介したい。
変身するはキュアエール。かつては物理的に存在しない抽象名詞を名に持つのは夢原さんの特権だったりもしましたが、昨今では当たり前の標準装備になりつつありますね。実在する動物の名を持つプリキュアは、未だにただ一人のままですが。

ある日、転入してきた野乃さんは、開幕の自己紹介で盛大に自爆なさり、なかなかに辛い学園生活をスタートさせることになりました。そこに飛び込んできた謎の赤ちゃんを抱きかかえ、気が付けば謎の株式会社と交戦する羽目に。「なんにでもなれる」がテーマのわりに、「なんかどうしようもない」せつない子です。これからの1年のご武運をお祈りしたい。

例年、プリキュアさんの第1話は「なんか変」なことが多く、そのツッコミどころが1年のテーマになってるように思います。
前作は「律儀に失敗する宇佐美さん」。見せ場のはずの初変身ですら、丁寧に失敗して見せた。「真実は美しいことばかりとは限らない」から転じての「辛いことがあっても美しくあろう」の体現。

今年は敵と味方のポリシーと行動の矛盾が気になります。
野乃さんは未来に色々と夢を見ておられますが、具体的な行動がついてきていない。例えば前髪のセットも、前日までにやってればいいのに、わざわざ忙しい転校初日の朝なんかにやるし、案の定、失敗なさってる。自己紹介ももうちょっと練習なりシミュレートなりしていれば、「あ、これダメだ」と気づくと思うんですよ。(もしこれが宇佐美さんからの「とりあえず失敗しておくといいよ」的アドバイスのせいだとしたらむご過ぎる)

一方の敵さん。未来はないとおっしゃてるくせに、稟議だの昇進基準だのちゃんと段取り踏んでいらっしゃる。敵と味方でやってることがアベコベです。
現段階で無理やりな予想をすると、「具体的な計画が決まっていない。だからこそ成りたい私に、何にでもなれる」とか「決まり事やルールよりも、個々の信念を信用する」といったところでしょうか。敵側は「稟議がおりてないから追撃してこない」とか「目標を達成したのに報酬を反故にされた」とかありそう。


(左画像)【コンプリート】HUGっと!プリキュア ミライクリスタルチャームネックレス ★全4種セット

(右画像)HUGっと!プリキュア キューティーフィギュア Special Set (食玩)[バンダイ]《03月予約》

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【今年のお唄】

今年のOPは皆大好き歌のお姉さんこと宮本佳那子さん。
彼女の歌声が8時30分に流れていることに、強烈な新鮮さを感じました。本当に、新タイトルや新プリキュアの登場以上に、「嗚呼、新時代が始まった」感がひしひしと。

【今年のプリキュアさん】

子供を膝に抱えて見ました。うちの子、どうも繊細というか臆病ならしく、アラモードさんの戦闘ですら怯えて泣いているのですが、今日は硬直したまま見入ってました。成長したのか、エールさんへの信頼が優ったのか。ホイップさんの信頼度は本当に低かったものな。

 「ホイップさんと握手しに行く?」
 「こわいのくるからイヤ!」
 「でもホイップさんがいれば大丈…」
 「しっぱいするからヤだ!」

プリキュアに近づいてはいけない。危機管理能力の高いお子様に育ちつつある。

それはともかく。本編は無言で集中してみて、CMになると「これほしい」と歓声をあげるという、なかなかに好感触な反応をしてくれました。これからのエールさんに期待したい。

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