穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




■映画「HUGっと!プリキュア ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ」

大切なものに別れを告げて、先に進むことを選んだ「ドキドキ」。
子供時代の大切な宝物の無力を思い知った「ハピネス」。

あれから5年。

大人になった、かつての子供たちは、いよいよ社会に乗り出していく。

この15年、はっきり言って辛かった。そしてそれらを懸命に乗り越えようと、今の自分に成長してきた。
だけどそんな歩みも、唐突に表れる純然たる不運の前に、あっさりと奪われ掻き消えてしまう。

ミデンその人には落ち度はない。単なる不運により、存在を抹消され、在庫置き場の刑に処されてしまった。
なんか美翔さんが「その気持ち、わかる」とかそんな顔してそうな気もしますが、売れなかったのは別にミデンのせいではないのです。鳥と違って。

実際のところ、世の不幸や困難の大半は、そういった不運なんだろうとも思う。
そしてそれら不運に、私たちの努力や苦労は無力だ。
懸命に歩んだこの15年も、育児を頑張った半年も、あっさりと失われてしまう。
もう一度、やり直し。
全否定されたその上で、もう一度立ち上がるのは生半可なことではない。

だけど。全てをもう一度やり直すのなら、子供時代のあの思いだって、もう一度思い出せる。
胸からあふれ出すミラクルライトの煌めきが眩しすぎます。
かつてプリキュアを応援したあの日々。あれから歩んだこの歳月。

歴代プリキュアの能力に立ち向かう、黒白先輩のなんと偉大なことか。
もう一度、やり直し。これから起きるであろう困難に、単純腕力が雄たけびを上げる…!

それを見た野乃さんも立ち上がる。
目を閉じれば、思い出はいつだってそこにある。
辛い現実に見失いそうになるけれど、思い出はいつもそばで支えてくれる。
もう一度、やり直し。そう思いたくなるほどの苦難でも、以前と同じじゃない。ちゃんと前に進んでいる。

そして思い出に救われるのは、何も自分だけではない。

ハリー:
 「映画を見ているみんな!好きなプリキュアの名前を呼んで!」
 「楽しかったこと、可愛かったこと」
 「一人じゃなくていい。みんなが好きだったプリキュアを大きな声で呼んで欲しい」

私たちが忘れなければ、止まってしまった思い出たちも再び動き出す。
思い出に助けられ、思い出を助け。
5年前の「ドキドキ」「ハピネス」のときには諦めて割り切るしかなかったことが、今ならできる。

思い出を持たぬミデンに対し、各シリーズの皆々様からの、それぞれのシリーズを反映した言葉がとてもとても力強いです。
15年の月日を経て積み重ね続けた様々な解法が、現実の困難を切り開いてくれる。
「いろんなことがあったんだから」。かつて美墨さんらが発したこの言葉の、何と重いことか。本当にいろんなことがあった15年なんだ。

そして思い出を奪ってくる純然たる不運も、いつかは思い出として自分たちを助けてくれる。
今この苦難を乗り越えることは、決して無駄にならない。苦難そのものも、いつかの自分たちの力になる。
辛かった15年間、プリキュアさんが居てくれたおかげで、こうして思い出として振り返れるように、これからの15年もきっとそうだ。だから思い出と共に、もう一度歩き出そう。

プリキュアを見続けてきて、本当に良かった。ありがとう、プリキュアさん。


(左画像)映画「HUGっと!プリキュアふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」主題歌シングル (初回限定盤 CD+DVD) [ 五條真由美、宮本佳那子 ]

(右画像)映画「HUGっと!プリキュアふたりはプリキュアオールスターズメモリーズ」オリジナルサウンドトラック [ (V.A.) ]

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【ミラクルライト】

「ハピネス」以降、影の薄かったミラクルライトですが、今回の使い方は正にそれを逆手に取ったかのように強烈。

押入れの奥底にしまい込んでいたミラクルライトを、思い出と共に引っ張りだしたような。
あるいはジョークのように言われていた「心のミラクルライト」そのものです。
「ハピネス」で力を振り絞ったミラクルライトよ、あのキラキラした想いよ、再び。

しかも次回はミラクルライト最終章でしょうか。エールさんの(メインとしては)最後の映画でそれをやるのだとしたら、これまた強烈ですね。

【ダンス】

これまで何度も流れていたEDダンス、踊ってる場所はミデンの城。
キラキラしてるけど寂しい場所…だったのが、こうして踊ることで一変。
プリキュアさんが居てくれれば、思い出だって輝きだすんだ。

【今回の敵】

歴代プリキュア VS 最新鋭プリキュアとか、歴代プリキュア VS 初代は、やっぱり燃えるものがありますね。
特に初代が歴代と戦うって、他のコンテンツではあまり見かけないような。

ハーティエルアンクションやらホイップデコレーション、ダイヤモンドエターナルを敵が放つ恐怖。
吹っ飛ばされたマシェリさんが、即座に起き上って戦線に参加しようとするものの、再度押し出されるとか、細かいところも熱いです。
描写されてないですけど、要所要所で各種バリア能力やら移動スキルも使われてるんですよね。どうやって勝つんだこれ。
まぁ、どうやっても何も、黒白先輩は腕力オンリーですけれど。ぶん殴ろう。

【今回の敵2】

ミデン:
 「なぎさの靴下は、ちょっと臭い」

余りにも残酷なこの演出。
印象深いその台詞を、他者が軽々しく口にするなんて。

他の数々の決め台詞や口癖も、神経がざわつくほどに安っぽく軽々しく響きます。
表面的な物まね(子供のごっこ遊びではなく、大人の)を揶揄しているのだとしたら、恐ろしく胸が痛い。

【先輩プリキュア】

ルミナスさんの物理攻撃!
世にも珍しいそれが、15周年記念のこの映画で!
しかも二段構えです。「あ、コケた。これだからルミナスは…」と思わせてからの一撃ですよ。
いやよく見たら、2回目もコケてるのかもしれないですけど!

【先輩プリキュア2】

ピンクトルマリンとミーティアハミングは、もはやお約束の芸ですね…。
隙あらば出します的な。そこに捻じ込んできたか的な。

あと、ビートさんの音符展開からの射撃が見られたのが、ちょっと嬉しい。

【先輩プリキュア3】

「ぶっちゃけ決め技をぶっ放すだけだろう」と舐めてました。まさか各シリーズで、それぞれの戦いを見せてくれるとは。
「もしこの敵とこのシリーズのプリキュアが当たったら、どうやって解決するのだろう」は、たまに考えるネタだったのですが、まさにそれを見られた。

「あなたの音楽が聞こえた」「砂漠にも花は咲く」「何度だってやり直せる」…。
少しずつ違う着眼点で、それぞれにきっちり回答を提示している。

そして様々な言葉が続いた後の、夢原さんのこの一言。

夢原さん:
 「だから、大丈夫」

問答無用。夢原さんがそう言うなら間違いない。大丈夫だ。

【先輩プリキュア4】

どうしようもないかに思えるミデンの苦悩に対する、先輩方の、すなわち私たちがこれまで経験した思い出たちの各種回答。本当に圧巻です。
「思い出が支えてくれる」の野乃さんのお言葉のまさにその通り。

「美味しいスイーツにも辛いことがある」から転じて、「辛いことがあってもスイーツを作れ」のアラモードさんはスパルタだし、他者も異なる自分も全てが同一時間軸につながっている魔法つかいさんはとてもとても優しい。
「何もない」と評されていたミデンに対し「音楽が聞こえた」と語りかけるスイート組。「破綻」を知りながらも「明日はキラキラ輝いている」と言い切るスマイル組。

それぞれの1年間を経ての言葉が、あの一瞬に詰まってる。情報量の凄まじさに、涙が止まらなかった。

【鳥】

花鳥:
 「全てのものに、命は宿る!」
 「私たちは、絶対に諦めない!!」

嗚呼そうだ。美翔さんたちならそう言う。

対ミデンでいえば、捨てられた無機物のミデンにだって命はあるし、何も思い出がなくても諦めない。
私たちでいえば、これまで歩んできたこの人生は生きているし、苦難にも諦めない。
美翔さんたち自身でいえば、時が止まって忘れ去られてたって、まだちゃんと生きてるし、諦めないんです。
黒白先輩が脚光を浴びた横で、すごく割を食ってる感はありますけど、ちゃんと生きてるし、諦めないんです。おかえりなさい美翔さん。この13年間、ありがとう。

【現役お子様】

うちの子の感想は「怖かった」。基本、怯えて泣いていた。
(「ウケが悪かった」のではなさそう)

ミデンの放つザワザワした恐怖は、過去キュアを知っているからこその面もあると思うのですが、「何かがおかしい」ことはお子様にも伝わったらしい。

【現役お子様2】

お土産にクッションキーホルダー買いました。私は「SplashStar」、子供は「アラモード」選択。
最古から一つ後と、最新から一つ前か。親子で鏡写し。年の差は15歳じゃきかないが、ちょうど挟んでプリキュアさんを見てるのかもしれない。

【HUGプリ】

「「HUGっとプリキュア」の映画ではない」的な声も聞こえたけど、ハグプリさんのテーマ的に、これこそ「ハグプリ映画」だと思う。
思い出の無力を知りながら、思い出を握りしめて立ち上がる。立ち上がることで思い出が救われ、かつての自分も救われる。
初代放送時に5歳だった今の20歳と、現役5歳をつなぐこの絆。

「ドキドキ」映画のマシュマロや、「ハピネス」映画のジーク役を務めるのに、歴代プリキュアほど適切な人選はないと思う。

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15周年を記念して、美翔さんがブラウン管に帰ってきた!
冒頭挨拶とかEDとかだけじゃなくて、正真正銘のご帰還です。
あの日から4年と半年、煌めく銀の翼が、再びお茶の間に!

■HUGっとプリキュア! 第36話「フレフレ!伝説のプリキュア大集合!!」



そして全ての時が、止まりました。
これで永遠に美翔さんを拝めますね。クライアス社の方針は、あながち間違いではないのかもしれない。
在庫倉庫で眠るより、華やかな舞台で終わる方が美翔さんも本望でしょう。。


(左画像)映画ふたりはプリキュアSplash☆Star チクタク危機一髪! 【Blu-ray】 [ 樹元オリエ ]

(右画像)プリキュアカラフルコレクション ハッピーレッド&ホワイト [ (アニメーション) ]

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今は西暦何年か】

時代設定はどうなってるんでしょう?
宇佐美さんと野乃さんは、春映画を見る限りでは同時代にプリキュアをやっているように思えます。
が、今回は明らかに老けていらっしゃる。

可能性として、

 1. 春映画の宇佐美さんが若作りしていただけ。
 2. 今回の宇佐美さんは未来からきた。

あたりでしょうか。
厄介なことに、先日登場の美墨さんや、今回の夢原さん・桃園さんは現役そのままに見えます。
彼女たちも久々のテレビ出演にメイクを頑張っただけなのかしら。
「春日野うららが人気を博している」という謎の世界線ですので、もはやパラレルを疑った方がいいのかも…。

レモネが売れるためにはそれなりの時間経過がいるでしょうし、夢原さんは10年たってもあのビジュアルな気もするので、ハグプリ以外は過去の出来事なのかもしれない。
プリキュアに変身すると若返るのは事例がありますし。

わざわざこんなややこしい設定を採用した理由も謎です。
テレビの最終回では、宇佐美さんや朝日奈さんは成長していますから、それに合わせたんだろうか。特に朝日奈さんは変身不能に陥っているので、「なぜリコと再会して変身も可能になっているのか」は説明がいるといえばいります。
が、映画では普通に出演していますので、尺の短い今回にあえてやるのは配慮として意味を感じません。

テーマ的にはハグプリは歴代プリキュアより、少しだけ未来の話でしょうから、その意味では時代をずらしたのはすっきりする。
(「ハピネスチャージ」で「愛と勇気を忘れないで。私たちは無力だけど、せめて傍にいるよ。だから頑張って」と語りかけられた子供が、自分で世界を切り開く年齢になったのが、今の「ハグプリ」)

ただ、それなら夢原さんたちこそ大人になっているべきで、あべこべな気がする。
無理やり解釈すると、春映画に出演した子たちで分けたとか?

春映画は今にして思えば「静止した過去の世界に縛られているクローバー」は「アーカイブとして止まったままの初代プリキュア」を髣髴させます。「黒と白の世界」「ふたりでいないと消滅する」なんて、まさにそのまんま。
子供のころの「愛と勇気を忘れないで」の約束が、成長と共に(怠慢や悪意でもなく、時の流れのせいで)忘れさられ、過去プリキュアは失意の中に閉じこもった。そこにプリキュアになった かつての子供たちが、約束を果たすために戻ってきた…というような話に思えます。

それを踏まえると春映画で「成長した未来の子供」に配役された「魔法つかい」「アラモード」が年を取っているのは理解できる。
一方、閉じた世界のプリキュアが成長していないのも当然。
最終回で成長した姿を描かれた はるはるが、今回は中学生姿なのもそれで辻褄はあう。まぁ単に同窓会的何かでコスプレしてただけかもしれませんが。恥ずかしいタイミングで時間停止されたもんだ…。

【その他】

・冒頭で野乃さんが修理していたのは、時間を戻して簡単に復活することとの対比なのかしら。
・はーちゃんは老いていない。ルミナスさんあたりも不老な気がする。
・アラモード組のデフォルト服が、制服でも私服でもなく、パティシエ服なのはとても良いと思う。
・パジャマジックさんの復活とか、プリキュア15周年ライブとか、CMもやる気に満ち満ちてるなぁ。
・ブンビーさんのその後が描かれる日が来るとは。あと「ナイトメア」の名前がさらっと出てきたのも嬉しい。
・朝日奈さんや宇佐美さんは、中身が大人と思うと、こうゾクゾクくるものがある…。

・レモネは大出世したなぁと思ったのですが、よくよく考えたら、歌が採用されてるのに別のキャストを当てられてるんですね。
 しかも「しゅわしゅわウォーター」なんて、「はじける」レモネ的にはあってそうなのに。レモネ的には歌手より女優意識なのに。
 やっぱり、未だにご苦労されているのかもしれない…。

・トラウムさん曰く「得意の魔法も、科学の前では無力」。
 ですが、かつて朝日奈さんは魔法による超遠隔攻撃で、一撃のもとに子供に戻されたことがある。
 この分野においては、魔法の方が怖い…。

・子供に戻して無力化する発想自体は良いのかもしれませんが、小学生プリキュアが普通にいるのでハードルは高い。変身すると適齢期になってしまうし。
 結果的に全盛期に戻した挙句、数の暴力にさらされる羽目に。

・夢原さんの神々しさは凄まじいですね。何かもう勝ち負け以前に怖いものがない。
 桃園さんは健気すぎて、すんごい応援したくなる。我が町のプリキュア感がすごい。

・先日の上映会でドキドキ映画を久々に見ましたが、今作とかなり近くて痺れました。
 来週は共演してくれるのかしら。楽しみ。

・ブンビーさんは「引き抜かれた」そう。本人談なので吹かしも入ってるかもしれませんが、よくよく考えれば二つの組織を渡り歩き、浄化もされずに生き延びた猛者なわけで。
 デザート王国の一件も見るに、ブンビーさんは人脈もありそう。
 クライアス社はスカウトもやっているようなので、むしろ声をかけられない方がおかしいかもしれない。
 (それにしてもナイトメアよりブラック企業とは、相当に酷い。ブンビーさんのコンプライアンス的なものが高まったのかしら)

・その理屈でいえば、霧生さんやイース様やトワ様も勧誘されてたのかも。
 SS、フレッシュ、プリンセス組があっさり敗退してたのは、交渉の過程で下調べされてたからとか。
 ハピネス組はあれだ、ブルースカイ王国崩壊の経緯を取り違えて、ヒメさんにコンタクト取ったとかだ。
 そうするとセイレーンのいるスイート組も、既に停止しているのかもな…。

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みんな大好き、我らのくどまゆさんが帰ってきてくれた!!

プリキュア15周年ライブ公式サイト

[引用]
 公演日時・出演者

 ・2019年 1月19日(土) 夜公演 開場17:00/開演18:00
 出演:
 本名陽子、ゆかな、引坂理絵、五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、茂家瑞季、林ももこ、池田 彩、駒形友梨、宮本佳那子 ほか

 ・2019年 1月20日(日) 昼公演 開場12:00/開演13:00
 出演:
 本名陽子、ゆかな、引坂理絵、五條真由美、池田 彩、吉田仁美、黒沢ともよ、仲谷明香、礒部花凜、北川理恵、駒形友梨、宮本佳那子 ほか

 ・2019年 1月20日(日) 夜公演 開場17:00/開演18:00
 出演:
 本名陽子、ゆかな、引坂理絵、五條真由美、うちやえゆか、工藤真由、茂家瑞季、林ももこ、池田 彩、吉田仁美、黒沢ともよ、仲谷明香、礒部花凜、北川理恵、駒形友梨、宮本佳那子 ほか
[引用終]

おぉ…。「出演:工藤真由」。
かつては当たり前だったこの一文の、この破壊力。「当たり前」とか思っていた自分を殴り倒したい。なんたる飽食の時代だったことか。
今しみじみと実感します。「出演:工藤真由」。素晴らしき響き…!感謝の気持ちが止まりません。

「もしくどまゆさんが戻ってきてくれるとしたら、20周年ライブとかかなぁ。その時までプリキュアが存続するように、ささやかながら応援していこう」なんて漠然と思っていましたが、予想よりも遥かに早く15周年でその夢が実現しました。
ありがとう、くどまゆさん。ありがとう、ハグプリさん。

やっぱり私の中では、プリキュアソングといえばくどまゆさんです。
あの方の、可愛らしくも力強く、弱さとしなやかさが混ざった歌声は、本当にプリキュアそのものだと思う。

長年抱いていた夢「子供と一緒にくどまゆさんのお唄を聴く」も実現しそう。
卒業前に一度だけ聴きに行けたのだけど、立ち見だったのであまりちゃんと参加できなかったし、多分こどもの記憶にも残ってない(幼過ぎて)と思うので、今回のこれは本当に嬉しい。
もう無理と思い、後悔もあったけど、嗚呼なんて素晴らしい。

なんかあまりに喜び過ぎて、プリキュア15周年ライブなのか、くどまゆ10周年ライブなのかもよく分からなくなりつつありますが、もちろんのこと他の出演者様も豪華です。
ちょっと整理してみる。

2019年 1月19日(土) 夜公演
 本名陽子(キュアブラック)
 ゆかな(キュアホワイト)
 引坂理絵(キュアエール)
 五條真由美(無印、MH、SS)
 うちやえゆか(SS)
 工藤真由(5、GoGo、ハートキャッチ、スイート)
 茂家瑞季(フレッシュ)
 林ももこ(フレッシュ)
 池田 彩(ハートキャッチ、スイート、スマイル)
 駒形友梨(アラモード)
 宮本佳那子(5、GoGo、アラモード、HUG、キュアソード)

2019年 1月20日(日) 昼公演
 本名陽子(キュアブラック)
 ゆかな(キュアホワイト)
 引坂理絵(キュアエール)
 五條真由美(無印、MH、SS)
 池田 彩(ハートキャッチ、スイート、スマイル)
 吉田仁美(スマイル、ドキドキ、ハピネス)
 黒沢ともよ(ドキドキ)
 仲谷明香(ハピネス)
 礒部花凜(プリンセス)
 北川理恵(プリンセス、魔法つかい)
 駒形友梨(アラモード)
 宮本佳那子(5、GoGo、アラモード、HUG、キュアソード)

2019年 1月20日(日) 夜公演
 本名陽子(キュアブラック)
 ゆかな(キュアホワイト)
 引坂理絵(キュアエール)
 五條真由美(無印、MH、SS)
 うちやえゆか(SS)
 工藤真由(5、GoGo、ハートキャッチ、スイート)
 茂家瑞季(フレッシュ)
 林ももこ(フレッシュ)
 池田 彩(ハートキャッチ、スイート、スマイル)
 吉田仁美(スマイル、ドキドキ、ハピネス)
 黒沢ともよ(ドキドキ) 
 仲谷明香(ハピネス)
 礒部花凜(プリンセス)
 北川理恵(プリンセス、魔法つかい)
 駒形友梨(アラモード)
 宮本佳那子(5、GoGo、アラモード、HUG、キュアソード)

OPED曲以外は除き、フェアリートーンやピンキーやキュアサンセット等も除き、バックコーラスやカバーやオールスターズも除くとこんな感じか。
というか除かなかったら訳わからなくなりそうですね。
改めて考えると、恐ろしいほど入り組んだ強固な布陣だ…。

傾向としては、1回目:スマイルOPまで、2回目:スマイル以降、3回目:全シリーズ、初代と近作は全参加。
そうか、星空さんが境目なのか…。
あとさりげなく全参加している、まこぴーがなんとも良い味を出しています。
初代ふたりは分かる。最新鋭のエールさんも分かる。しかし何故にまこぴー。癒される。

気になる曲目ですが。
一般的な構成で考えると15曲ぐらいが限界でしょうから、一人1曲歌うと終わってしまう。
素直に考えるなら、OPEDを各シリーズ一つずつでしょうか。嬉しいことは嬉しいが、それだけだと若干もったいない感がなくもない。
また、まこぴー以外のプリキュアお三方はどう参加されるんだろう?
それぞれお歌は持ってらっしゃるけど、この場で歌う曲としては、これまた若干、唐突感がなくもない。

[追記]
 よくよく考えたら、黒白先輩は無印EDをカバーされてた。エールさんもED歌ってるし、もしかしてその路線なのかな。

個人的には「笑ったら最強!!」とか「勇気が君を待ってる」とかに期待したいのだけど、変化球の余地はあるんだろうか。
OPEDをテレビサイズに縮めれば曲数をふやせそう。でもそれはそれでもったいないなぁ…。
となるとOPED以外だと新「DANZEN」とか「ありがとうがいっぱい」とかを皆さんでとかかしら。「プリキュアモード」とか「Come on」とかもあるよなぁ。
1回目と2回目で一通りOPEDをやって、3回目でオールスターズ的歌を中心にやるとかもできそう。
あるいは逆に、全員揃う3回目はOPEDを一気に駆け上がり、1回目と2回目は多少コアな歌をやるとかも。
夢が膨らみます。曲目考えるだけでわくわくが止まらない。

とにもかくにも改めて、くどまゆさんの復帰に感謝。あと半年、気持ちよく参加できるように前向きに生きよう。

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■HUGっと!プリキュアLIVE2018 ライブ・フォー・ユー!!(第1部:めっちゃジョイフル☆LIVE)

 日時:2018年07月29日(日)開場13時15分/開演14時00分
 場所:品川プリンス ステラボール
 出演:引坂理絵、本泉莉奈、小倉唯、田村奈央、田村ゆかり、宮本佳那子、北川理恵、五條真由美
 曲目:
  01. We can!!HUGっと!プリキュア
  02. HUGっと!未来☆ドリーマー
  03. トモダチという奇跡
  04. キミとともだち
  05. 明日笑顔になぁれ!(宮本佳那子、北川理恵、五條真由美)
  --. (トーク)
  06. Go! Go! GO分咲き女の子
  07. Dokkin 魔法つかいプリキュア! Part2
  08. DANZEN! ふたりはプリキュア~唯一無二の光たち~
  09. (秋映画挿入歌)(宮本佳那子、五條真由美)
  10. LOVE&LOVE
  11. フレフレ!アイム・ア・チアリーダー!!
  12. HUGっと!YELL FOR YOU
  --. HUGっと!未来☆ドリーマー(全員)
 
(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

気が付けば1年ぶりぐらいのプリキュアライブ。だからなのか何なのか、辿り着くまでがやたらに遠かった。
当初、子供と行くつもりでチケットを試みたけど撃沈。手に入ったのは昼の部のスタンディング1枚だけ。
その気になれば子連れでも行けないことはないのかと悩むものの、どう考えても無理だなと諦め、とりあえず私一人で参加。
そして行ってすぐに、子連れでなくてよかったと確信。まさか昼日中に1時間も駐車場で整列待ちすることになるとは…。
前列やグッズ販売でも阿鼻叫喚の騒ぎだったようで、野乃さんたちの苦労が偲ばれます。来客をちぎっては投げ、ちぎっては投げしている野乃さんの瞳の、なんと虚ろなことよ…。

私が入場できた時には、グッズの類はTシャツの120センチ以外は壊滅していました。買いました。
こういう時、子供がいるとありがたいな。着るかどうかは分からないが、買う口実はできる。

会場内は座り席・親子席・女性席・その他に分かれていました。
昨年は違ったらしく、改善の心意気が伝わってきます。ていうか女性客が異様に多い。なんだこの多さは。
年齢層を見るに、初代を見ていた人たちでしょうか。ちょっとした恐怖です。この会場には今、現役女児と、かつての女児と、常時おっさんの3種がいる。。

【お歌1】

新生「DANSEN」。やばいです。何がやばいって、「まっくすはー」と叫ばない。やばい。
条件反射的に叫びそうになって、いや待て新アレンジだと無いよなと踏みとどまり、かといってじゃあどうするのが正解なのかが分からないので困惑する。そんな謎のDANZEN。
挙句には2番の終わり際で変化までなさる。聞きなれた展開と違い過ぎて、事故でも起きたかと思うほど。完全に脳が侵食されてます。
更には間奏で、五條さんが何かを唱えだした。聞き取りが間に合わず、何を言っているのか分からない一瞬の後、それがプリキュアシリーズのタイトルを逆順で歌ってると判明。呼応して盛り上がる場内。
なんか「逆順」なのがまた良いです。この15年を一気に駆け上がる感じ。すぷらっしゅすたー!!そして最後は「ふたりはプリキュア!」。

五條さんも宮本さんも、「あの日あの時の、私ら世代のあの方々が、最新鋭プリキュアと肩並べて戦ってる」オーラが凄まじく、姿を見るだけで涙が出そう。
いや、五條さんもそうだけど、宮本さんにいたっては現役主題歌歌手様なので、この表現はなんか違うのは分かるのだけど。
工藤真由さんが引退されたことも相まって、初期世代の方々が最前線で戦ってるのが熱いです。
TEUCHIの皆様からお花も届いており、五條さんが纏うTEUCHIチームを代表して乗り込んでる感がまたひしひしと。




今年のプリキュアさんのテーマは「破綻すると分かっていて、もう一度歩めるか」だと思ってる。
(子育ては、かつて親が歩んだことを追体験し、自分の人生をもう一度子供を通して経験するようなもの)

シリーズ全体を通じ、根底に重く影を落とす「未来には絶望が待っている」。10周年でいよいよその絶望に直面し、「それでもあの時のキラキラした想いは確かだったはずだ」と祈るように乗り越えた。
それからの5年。予想された絶望が現実になった未来を歩んでの、15周年。
春映画で「ふたりでいないと消滅してしまう」と思い込んで引きこもっていたクローバーくんの姿には、黒白先輩が被って見える。
もしもずっと「ふたりはプリキュア」をやっていたら。今が一番楽しいのだから、いっそここで終わってしまえば。
秋映画は、そんな先輩方が渇望していた答えをもって、最新鋭プリキュアが助けに来る話だとしたら物凄く素敵だなと勝手に盛り上がっていたのですが。

今回のライブで披露された秋映画の挿入歌が、振り切れ過ぎてた。

すんごいパワフルで格好いいメロディに乗せて、頻出する歌詞が「思い出」。
ともすれば感傷的で後ろ向きにも聞こえる「思い出」という語が、強烈な武器として振るわれてるかのような凄まじさ。
なんだろうこれ。確かにこの15年は苦しかったし、これからの15年が改善する保証はないのだけど、それでもこの15年を舐めんな的迫力というか。
確かに最新鋭プリキュア様に答えを持ってきて貰うことには期待したいのだけど、それはそれとして、答えを持たぬ型落ちプリキュア様の矜持を見せてやる的というか。
秋映画が物凄く楽しみです。

【お歌2】

北川さんを見るのはこれが初めて。いつか聴きたいと思っていた「魔法つかい」さんOPを聴けて感激しました。
このお唄、歌いだしの「ごめんね今かけたの魔法じゃない、ご迷惑かも」という通り魔的自白から始まるどうしようもない歌詞が、「輝いてる、つながってる心はいつも」を通して「ずっとそばにいるよ、ご迷惑かもしれないけれど」にニュアンスが変わるところが、とても好き。
思えば「魔法つかい」さんの、異文化交流から転じて「そもそも私という個人の中にも複数の自分がいるし、過去・現在・未来でも違う」は、今のプリキュアさんの状況にしっくりきます。「足りないものは誰かが持ってる」の精神で、どこかの時間軸のプリキュアさんが、きっと答えを持ってると信じたい。

あと、北川さんの運動量が凄まじかった。端から端まで何度走ったんだ、あの方。歌詞の一つ一つにあわせてオーバーに振り付けされてるし、どんな体力されてるんだろう…。
運動量といえば、バックダンスの方2名もパワフルでした。
輝くばかりの笑顔で、がっつり踊っていらっしゃった。

【お歌3】

最新鋭プリキュアの皆様も素晴らしかった。
2曲目EDの初登場時、最初は3人のみが舞台に。歌の途中で「ミライクリスタル!」の掛け声とともに、バンクが流れ、田村さんらも登場。
個人的に、この演出はかなり好き。元々が3人の歌なだけに追加は嬉しいし、バック映像を一番活かしていたように思う。

イベント後に知りましたが、引坂さんは全速でトレーニングを重ね、ぎりぎりまで頑張っての舞台だったそうな。
野乃さんそのものですね。ラストの挨拶では感極まっていたけれど、HUGプリ組の先頭として場を率いていらっしゃった。

【トーク】

(1) 歌い終わった宮本さんが、下がっていたハグプリ組を呼ぶ際に一言。

 宮本さん:
  「せっかくだし、プリキュアーと呼ぼう」

 それは良いのですが、演者をプリキュアとみなしてよいのでしたら、あなたは まこぴーですか。
 何やってんだ、まこぴー。

(2) 引坂さんのリクエストで、定番の「1階席の人!」「2階席の人!」をやることになった。

 引坂さん:
  「可愛い声でお願いします」
  「一番かわいかったところが勝ち」

 可愛い、声、か。
 えらくハードル高いなと思っていたら、1階席左側から黄色い声援が上がった。そういえば女性席があるんだった。
 これは勝負にならないと思いきや。
 最後に声援をあげた2階席。実に実に可愛い声援が。そういえば親子席があるんだった。
 現役様からの声援に敵うものなどあるはずもなく。

(3) マシェリさんな方の田村さんの壊れっぷりが半端なかった。
 歌ってるときは素敵なお方なのに、喋りだすと愛でるしかない感じ。
 えみるさんは、ご家族といい、なかなかぶっ飛んだ環境で生活していらっしゃるんだな…。

【感想】

非公式でいえば、SplashStarの後夜祭「TEUCHI」、プリキュア5の「ShinigParty」、歌手陣による「あにまーとないと2009」「歌姫的プリキュア祭」、曲関連でCureMetalNite
公式だと、「プリキュア 5th Anniversary」や、「DX3公開記念」「オールスターズDXコンサート」 等。

思い返せばこれまで、色んなライブはあったものの、公式として継続して行われるようになったのは、この15年での偉大な進化だと思う。
最初期の「5th」の時の感想を読み返してみましたけど、当時懸念してたことが、今日のライブでは解消されてるんですね。いや確かに入場とかに不手際もあったものの、イベントとしての完成度も、観客の適応力も明らかに上がってます。
この15年は無駄ではなかったのだ感が、今ひしひしと。プリキュアさんも私たちも、ちゃんと成長している…!なんというか、螺旋階段をぐるっと回って、何も変わっていないようでいて、確かに一層上に上がったような感覚。
失ったものも大きかったけれど、それでも武装は強化されたんだ。次の15年に向かって歩き出せる、そんな気がしてきた。
是非とも、来年以降も継続して欲しいです。

と、思っていたら、15周年記念ライブが告知されました。来年1月19日と20日。
出演者の全容は未定。場所は中野サンプラザ。5周年ライブと同じ場所…!
あの時のリベンジを、最新鋭プリキュアさんを筆頭に行うのか。熱い。

【切望】

この際、なりふり構わず、ご本人へのご迷惑も考えず、はっきりきっぱり言ってしまえば、工藤真由さんの復活を是非に是非に願います。
15周年!記念ライブ!
そこに、くどまゆさんがいなくて、何とする。
ぶっちゃけ今回のライブも、始まりに思ったのは「くどまゆがいない…」でしたし、終わりに思ったのも「くどまゆがいない…」ですよ。
人は、くどまゆがいないと死ぬのです。引退からまだ早いかなとか、そういうのはお気になさらず、本当に心から願っています。

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何かがモヤっとしたので整理してみた。

初めにお断りすると、私はハグプリさんも好きだし、アンチ的に難癖つけたいわけじゃないです。
(プリキュアさんは、序盤で違和感のあったところが、得てして後々テーマとして昇華されるので、何かの罠じゃないかとすら期待してます)

【女の子だからすべきでない?】

えみる兄の発言は、シナリオとしては性差別や押しつけを想定していたとは思う。
思うのだけど、発せられた状況を思うと、取り立てて問題を感じない。

というのも、あくまで兄の視点でいえば、「幼い妹が、素性も知れぬ人らと共に、家族に内緒で大型イベントに出演している」わけで、普通に止めるよなぁと。
つまり「女の子だからすべきではない」とは、「女だから」ではなく「子だから」の意味に思える。

同様に「女の子がヒーローはおかしい」も、演出の意図としては「女の子は守られているべきだ」の意味だったとは思うのだけど(実際そういった言いかえもしているし)、状況を思えば深い意味はない売り言葉に買い言葉的に思えます。
一般に「ヒーロー=男性の英雄」「ヒロイン=女性の英雄」という使い分けは異常でもなく、要は「男なのに主婦になりたい?それを言うなら主夫でしょ」みたいな、ただの揚げ足とり。

で、これに対して「女の子だってヒーローになれる!」と差別を前提とした反論をされると、「そういうことを言ってるんじゃない!」と不毛な行き違いが起きてしまう。
シナリオとしては、えみる兄は確かに差別意識を念頭に置いているのは分かるのだけど、状況が状況なので、そう見えない。なので、モヤっとする。

同じことはアンリとのやり取りにも言えて、「男子生徒から浮いている」ことは確かだろうから、その理由が「女性もの」にあるなら、そう言う。
たとえば私服登校してても、基本的には同じやり取りになったと思う。「男子から浮いてるよ」「制服着なよ」と。
私服登校も押しつけやら何やらで問題にはなるところだけど、今回の話で言いたかったこととは若干ずれていると思う。
ということは、校内のやり取りは性差の問題なのか、規則の問題なのかがボヤけてしまってる。
(だから「校則にはない」と発言してるのかもしれないけど、「校則になければ何やってもいいのか」的な厄介な雰囲気になりかねない)

そういった経緯があるので、ショーで女性服を着ていることを批判するシーンも、そりゃ批判するよなぁと。
仮に行われていたのが土木作業でも「キミ、何やってんの?」と嗤っただろうし、子供向フィギュアスケート教室でも「自分の練習は?暇なんだね」と馬鹿にしたと思う。
何せ普段から良い感情を持っていない上に、妹をたぶらかした犯人なわけで、舞台が何であろうと喧嘩を吹っ掛けたはず。

更にルールーはややこしい混乱を引き起こしてる。
「ヒーローにはなれない」と言われたことをフラッシュバックさせてたけど、いや貴女の場合は「女だから」ではなく「ロボだから」でしょう。
えみる兄的には酷いとばっちりです。ま、待て。機械人形の心の有無を論じたいんじゃない…!

(蛇足ですが、あの発言はパップルさんの本心ではないような。
 彼女はルールーを「裏切った」「私の部下」と呼んでおり、人格を認めている気配がします。他の社員は「我が社の製品」と露骨にモノ扱いしているのに。
 なので信頼を裏切られたことへの怒りだとか、嫉妬だとか故の言葉な気が)


【そもそもあの状況はヘンなのか?】

えみるさんが「やるな」と言われているのは、ギターやファッションモデル。
どちらも女の子がやっても不思議はなく、一般的に批判もされていない。特に後者は、むしろ女の子のイメージが強いと思う(それ自体が差別かもしれませんが)。

また、男性が女性服でモデルをするのも、特には問題ないと思う。
実在の人物でいえば、羽生選手が女性服着てモデルやったら、大絶賛されるんじゃなかろうか。

つまり存在しない問題を、わざわざ問題にしているみたいでモヤっとする。

プリキュア15周年ということで、原点の「女の子だって暴れたい」を改めて表明した…のは分かるのだけど、元々もあくまで「潜在ニーズとしてあるはずだ」ぐらいの話で「世の女性抑圧に物申す」というスタンスではなかったと思うんですよね。
劇中で「女の子が戦うのはおかしい」的な葛藤はなかったはず。「娘を戦わせられない」とか「女の子が戦っているのに男が逃げられるか」みたいなのはあった気がするけど、文意が違う。

(一方で「男の子向けでは鉄板の、黒VS白が女の子には大不評だった」とか「新シリーズは、女の子に大人気の○○をモチーフにしました」とか、いたって普通に「女の子」の括りを認識している。
 これらは後天的・文化的な差異なのかもしれないけど、現にそういう傾向はあるのだから、当然だと思う。
 問題になるのは「黒VS白で燃える女の子は異常だ」とか「○○を好きであるべきだ」であって、傾向の存在を認めるのは普通でしょう)

そういった背景があるところで、急に「女の子がヒーローなんておかしい」「女の子だってヒーローになれる!」のやり取りを見せられると、急に何を言い出すんだとやっぱり不思議だ。


【それは既に日常では】

「ハピネス」では当たり前に世界中の女の子がプリキュアとして出撃し、周囲の人もそれをサポートしていた。
「プリンセス」では一回りして「プリキュアにならない」選択が提示されたりもした。
服装問題でいえば、「明堂院いつき」さんという華麗な事例もある。

以上から、とうの昔に通過している問題に思える。
「通過した問題」というか、そもそも問題視もされなかった。

似た話は現実世界にもあって、例えば「男性の家事・育児」問題。
我が家や周囲を見ていると、極めて当たり前に男性も家事や育児を、好んでやっている。
やっているのだけど、それを認めたくないのか「男性は育児をしない」前提で批判しているケースも、結構みかける。

「男性も家事育児をすべきだ」
→「え?はい。していますよ」
→「そんなはずはない。勘違いも甚だしい」
→「いや、普通にしていますけど…」
→「どうせアレをやってない、コレもやってないんだろう」
→「ですから普通にしていますよ」
→「勘違いでイクメン気取りか。奥様が可哀そう。子供が可哀そう」

みたいなの。
LGBTの話題も似た感じで、そりゃ確かに敵視する人がいるのも分かるけど、存在しない溝を勝手に作られている感がある。

ただ制作サイドとしては、切実な問題だったのかなぁとも。
「女の子向け番組で暴力的なシーンを流すな」といったクレームは頻繁に来ていたでしょうから、きっちりと意思表明したかったのかもしれない。


【がんばれ、野乃さん】

輪をかけて厄介なことに、野乃さんの立ち位置が良く分からない。

今回のラストで彼女は「先輩として敬うように」と発言している。
「後輩は先輩を敬うべきだ」という価値観を押し出しているのだけど、それはあくまで「先輩の方が優秀」であり「正常である」のが前提。
率直に言って、野乃さんよりルールーやえみるさんの方が優秀なので、単なるパワハラに見えてしまう。

また第3話では、ワンオペで寝不足のハリーに対し「寝るな」と発言されている。
もしハリーが女性キャラだったら、かなり問題視されたと思う。
(男性キャラならギャグとして成立するのだとしたら、それこそ問題)

「赤ちゃん妖精から目を離して大騒ぎ」みたいな定番の展開も、はぐたんが普通の赤ちゃん過ぎて、ギャグになってないんですよね…。ちょ、ちょっと野乃さん、それ洒落になってない!

通常なら気にするほどもないことかもしれないのに、何せ固定観念による差別や抑圧を扱っていると、「言ってることとやってることが違う」「自分に都合よく価値観を使い分けている」ように見えてしまう。不憫な子。
例年、その年の1年を示している春映画で、いきなり「嘘つき」の烙印を押されるわで、何か先行きが暗いのですけど、ここからどう挽回するか、野乃さんの奮起に期待したいです。

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■プリキュア感謝祭上映会vol.2

日時:2018年04月29日(日)開演15時00分
場所:丸の内TOEI
出演:三瓶由布子、沖佳苗、小村敏明、前川淳、鷲尾天、梅澤淳稔
演目:
 01. オープニング
 02. 映画Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!
 --. 休憩
 03. 映画Yes!プリキュア5GoGo! お菓子の国のハッピーバースデイ♪
 04. トークパート①
 --. 休憩
 05. 映画フレッシュプリキュア! おもちゃの国は秘密がいっぱい!?
 06. トークパート②

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)

15周年企画の上映祭第2弾。お誘いをもらって参加してきました。

折角なので、イベント前に原宿のなぎほのショップにも行ってみることに。
正直なところ、プリキュアさんからはここ1、2年若干の距離があったのですが、知らぬ間にゴリゴリと新たな領域に入っていらっしゃる。
以前言っていた「大人向けの商品が欲しい」が実現しているとか、商品や企画の方向性が進化してきたというか。

上映会の客層も、なんだか妙に若くて新鮮でした。20台ぐらいの女性がやたらに多い。
というか要はリアルタイムで見ていた女児層が、15年たって20台になってるのか。
ハピネスさんから更に5年だものな…。15周年のタイミングでのこの展開戦略は、新時代の幕開けとして物凄く重要なのかも。
美墨先輩と雪城先輩の、第2の戦いが始まる。

キャッチコピー「ふたりの勇気は、わたしたちの「夢」でした」はとても胸に響きます。
夢を見ていたこどもは、いまや大人になった。あの時の勇気よ、もう一度。苦しいときも、めげずに立ち上がろう。

【鏡の国】

「夢を叶えることに意味はあるのか」。

改めて見ると、前半のお姫様ランドにも色濃く表れてます。
お姫様ごっこに何の意味があるのか。花畑で追いかけっこして何がしたいのか。
秋元先輩の「でも楽しいんだからいいんじゃない」の台詞は、なかなかに身も蓋もなくて素敵だと思う。
後年のゆうゆうの台詞「物語は変わってしまったけれど」にも通じますね。

扱っているテーマは、現在の「HUGプリ」さんにも直撃しているように思えます。
苦難を乗り越えて、夢を叶えて何になるのか。結局のところ、問題はいつでもどんな形でもわいてくる。
それでも尚、夢に向かって進めるのか。

レモネの「そろそろ失礼しますね。ドリームが呼んでいるので」は、相も変わらず涙が出るほど熱い。
ごちゃごちゃと細かい話はいい、だって、夢が呼んでいるのだから。しょうもないことに関わっている時間なんてない。

あれから10年。いわば、劇中で悪夢として見せられた「夢を叶えた後の未来」に私たちは生きている。
野乃さんがどういう回答を示すのか、楽しみです。

あと、戦闘シーンがひたすらに怖い。
最初の双頭コワイナー戦も、開戦早々初手でホーミングバタフライですよ。物理攻撃に耐性のあるコワイナーに対し、効果の薄い打撃を徒に重ねることなく、躊躇なく仮面の一発狙い。えげつない軌道で急所を貫くバタフライ。
その後の戦闘でも問答無用で目を狙ってるんですよね。怖い。

闇夢戦の反撃シーンでも、何気に初撃は顔面狙いで、それに続く攻撃も全弾急所を狙ってるように見えてなりません。
しかもガードしたはずの闇夢さんが、一拍遅れてダメージが炸裂してるとか、浸透系の何かですか。怖い。
シャドウ戦でも躊躇いもなく背後に回り込んで殴りかかってるし、夢原さんの「心を読む」「本質を突く」が戦闘に転化されて恐ろしいことに…。

一方の敵さんも怖い。シャドウの初撃は迷いなく闇夢さん。まぁイレギュラー要素を先に排除したいものな。
そして取り巻きを効率よく吹き飛ばして陣形を崩し、中心人物の夢原さんだけ拘束して、一撃必殺。狙うは胸のブローチ。闇夢さんが庇ってなかったら普通に破壊されていたんじゃなかろうか。

コワイナーですらも、バリアで攻撃を防がれたとみるや、即座に圧殺にかかるとか。
確かにミントさんの弱点だものな、動けないの。
ダークミント戦でもそこをやられかけたけど、戦闘中にバリア置いて戦う小技を見せてるんですよね。夢原さんがおっしゃるように、昨日の私より進化なされてる。
(ダークミントが「過去の自分」だとすると、「あなたも守りたかった」は色々と考えてしまう。カワリーノさんに見せられた悪夢といい、彼女は何かを我慢し続ける半生だったと思われます。まぁ姉があんなだし)

なんかもう戦闘がいちいち怖いです。
シャドウ様がわざわざ「変身して戦え」と促したのは、闇キュアに戦闘経験を積ませるためとかでしょうけど、仮に武闘派の5組が敗北していたら、世界各国のプリキュアさんもやばいことになっていたんじゃなかろうか。


【お菓子の国】

「心のない相手と、コミュニケーションは成立しない」。

ムシバーンの望み「おいしいお菓子を食べたい」は表面的には滑稽だけど、中身はとにかくひたすらに重い。
駄菓子が旨いといわれても、理解できないんです。何故これで満足できるのか。
ご丁寧に「デザート王国のお菓子では太らない」とまで念を押されています。腹を満たす効果もなし。
おまけにそこら中から生えているから、希少性は皆無。おいしいお菓子はどこにあるんだ、いやもう本当に!

皆で食べれば美味しいという理屈の存在は分かっても、理解できないものは理解できない。
そして残念ながら、理解できないのであれば、戦うしかない。

直近でいえば「魔法つかい」さんのテーマにも繋がっているように思う。
「魔法」とは「言葉」であり、違う自分や他者を繋ぐもの。
そして「魔法」を否定する相手とは、コミュニケーションは成立しない。遥か彼方に追いやるしかない。

その点でいえば、ゲスト出演のブンビーさんはちゃんと通じ合ってるんですよね。ケーキを奪えば夢原さんらがどう動くか理解している。
チョコラ姫とのアドリブも素晴らしいです。おそらく元の計画としては「プリキュアを撃破して拉致」「無理ならチョコラ姫を奪ったことにして、プリキュアをおびき出す」だったんでしょうけど、敗戦するやすぐに発想を切り替えてケーキを奪取。察したチョコラ姫が、極めて自然にデザート王国にご案内。見事な連携プレーです。

あとやっぱり戦闘が怖いです。
ホシイナー戦なんて芸術の域ですね。一撃たりと無駄にせず、詰将棋の如き連続打で完封。拘束してブンビーさんの方にぶん投げ、諸共に大技で始末しようとか。完全に殺る気ですよ、あれ。巨大薔薇の禍々しさが半端ないです。撃ち込まれたら死ぬ。逃げないとヤバイ。
ミルミルVSムシバーンの連打戦も凄い。互角のようでいて、僅かにミルミルさんが押され出し、クリーンヒットが微妙に増えて押し負けるとか。一方的に負けるより悲壮感が強いです。ミルミルさん、格好いい。

【おもちゃの国】

「必ず終わりはやってくる」。

ルーレット伯爵の名セリフ「人生山あり谷あり。されど行き着く先はただ一つ。ゴール」。

日常の小さな幸せをいくら見つけたところで、必ず終わりは来る。人は絶対に死ぬし、退職や老後でもそう。
実際、小さな幸せ探しは欝に弱いです。積み重ねた小さな幸せは、絶対的な終わりの前には無力だ。逆効果とすら言える。

玩具たちの嘆きは、もうどうにもならない。どれだけ言葉を尽くそうと、現に捨てられたことは事実。
現実問題として、いつかは捨てるのは確かなわけで、この問題はもはや詰んでます。

それをミラクルライトの光で突破するのは本当にずるいし、本当に美しい。
今日のイベントでは見られなかったけど、劇場一杯に光るライトはとてもとても綺麗で、確かにこれは信じたくなる。
現に捨てられたことは何も変わらなくても、それでも昔の楽しかった思い出を抱えて次に進もうと思えます。

「ハピネスチャージ」の玩具サイドの話ともいえそう。ミラージュ様はトイマジンと意気投合できそうな気が。
あるいは「アラモード」さん。辛いことや悲しいこともあるけれど、それらも糧にして生きていくしかない。

戦闘シーン。
「おもちゃの国」はうちの子供とも見たことがあるんですけど、ブッキーVS恐竜で、呆然と蒼白になってた。

子:
 「なんできょうりゅうさんを、けったの?」
 (うちの子は恐竜好き)

結果的にブッキーは恐竜のトゲを抜いてあげただけ。それを知って安堵するうちの子。プリキュア全体への評価に関わる、地味に一大事でした。
公開当時は「殴れ、ブッキー!一人だけずるい!」とか思ってましたけど、鉄拳制裁しなくて本当に良かった。
まさか10年後に、この温いシーンに救われるとは…。ブッキーや製作者様の凄さに恐れ入る。

【トーク】

イベント開始時に皆様揃って。
および「5」「GoGo」の後と、「フレッシュ」の後に1回ずつ。

それぞれのシリーズでは、事前のアンケートで選ばれた「お気に入り回」の上映も。
「5」「GoGo」からは、「5」の6話・49話と「GoGo」の48話。
「フレッシュ」からは、23話・27話・45話。

鉄板の回の中、フレッシュ27話が異色です。選んだのは沖さん。さもありなん。

トークの内容は頻繁に「ここだけの話」を連呼されていたので、何をどこまでマジに受け取って控えるべきか、よくわかりません。
が、夢原さんを敵に回すことだけは避けたいので詳細は省きます。夢原さん、怖い。

一番印象に残ったところとしては「フレッシュが成功したらプリキュアシリーズはずっと続く。失敗したらここで終わり。当時そういわれた」。
泥沼の状況から突き進んだ夢原さんと、そこから新境地を切り開いた桃園さん。
この2シリーズは、ある意味、初代以上の重要局面ですね。まぁ美翔さんが失敗しただけといえば、それまでなんですが。

「のぞみがどんな子か分かっていなかった」という話も面白かったです。
6話をやって、ようやく人物像が固まったとか。

三瓶さん:
 「コワイナーは本当に怖いデザインで」
 「あれはデスパライアの感じていた恐怖の象徴だったのかも」
 「だからのぞみが話しかけたことで、コワイナーが消えた」

三瓶さんいわく「演じていると知能指数が下がる子」「でも時々本質を見抜いて、突然に大人っぽくなる子」。
オーディション時点ではそんなキャラとは思わず、もしも今の知識でもって当時のオーディションを受けたなら、夢原さんは違う子になっていたかもしれないと。

トークの最後ではありがたいお言葉も。

三瓶さん:
 「左手でポーズをつけて、皆さんで言ってください」
夢原さん:
 「これからもプリキュアを応援すること!」
一同:
 「けってーい!!」

夢原さんから指示されたら仕方がない。これからも応援しよう。
(ちなみに「左手でやる」のは重要ポイントらしい。「何度言っても右手でやるやつがいる」「右手でやるのは偽物」らしい。これでもうシャドウ様にも騙されない)

あと、いつもの司会のお姉さんは、特にフレッシュ好きなんでしょうか。
素で涙ぐまれていたというか、感極まっていたような。
会場内もフレッシュ好きは多数いたようで、特にパッションさんへの反応がやたらに熱い。
10年の時を経ても尚残る、あの時のパッション旋風。

司会の方からの直接のリクエストで、桃園さんからも。

桃園さん:
 「幸せゲットだよ!!」

「5」「GoGo」パートも「フレッシュ」パートも、どちらも話が終わる気配がなく、皆様とても楽しそうでした。
トークイベント自体は何度かあっているし、そもそも10年も前の番組だというのに、話が尽きないのは凄い。
「2日前にフレッシュメンバーで飲んだばかりで、10年もたった気がしない」とおっしゃられていましたが、見ているこちらも10年といわれてもピンとこない。

ただ、映画を見るとやっぱり年月は経ったなと思う。
10年前とは見え方が細かいところで違う。今このタイミングで改めて見ることができたのは、思いがけない刺激になりました。
次回も行きたい…のだけど、次回はHUGプリライブと日程が被るようです。何故にそんなタイミングに。。

【蛇足】

「5」「GoGo」といえば、くどまゆさん。お唄を聞くだけで、涙が。
しかもピンキーとしてもご出演です。また大画面で、くどまゆさんに会えただけでも幸せでした。

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■土屋実紀20th anniversaryLive~ 一夜限りの復活祭り~

 日時:2018年04月08日(日)開場18時00分/開演19時00分
 場所:南青山MANDALA
 出演:土屋実紀
 ゲスト:Cri☆siS、小暮英麻、佐々木愛、下屋則子、三笘洋子
 曲目:
  01. いのちの名前
  02. Promanade
  03. 青空に咲く花
  04. 最高の片思い
  05. オーロラの風に乗って
  06. 黒の協奏曲 ~concerto~
  07. 闇のBAROQUE-バロック-
  (小休憩)
  08. Agape
  09. メロディー
  (小休憩:Cri☆siSトーク)
  10. 天壌無窮
  11. 輝く空の静寂には
  12. Lacrimosa
  13. マスカット
  --. For フルーツバスケット
  --. Legend of Mermaid

(本記事は私の記憶・主観に基づいたものであり、実際の演者の意図・言動とは異なる場合があることをご了承ください)
(私は重度のぴっち脳です。ぴっち偏重の感想で申し訳ないです)

【開場】

昔々のその昔。「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」という素晴らしいアニメがありました。
お魚さんがぴちぴちと跳ねながら、歌ったり歌ったり歌ったり歌ったりするアニメです。
「もうやめて」と懇願しても歌い、耳をふさいでても歌い、諦めの境地に達しても尚歌い続ける、素晴らしいアニメです。

そのアニメの終了後。出演陣が集まり自主ライブを開かれました。
2005年「Voice in the Live」。
その後も不定期にこの後夜祭は開催され、それはそれは異様な盛り上がりを見せました。

遡れる最古のレポ:2006年 Voice in the Live
一言で言って、「全てがおかしい」。
「Star☆メロメロHeart:小暮英麻」とか「恋はなんだろう:石塚さより」とか、ちょっとタイムマシン開発してくれ、また行きたいから本当に。

やがてその内。メンバーの一人、下屋さんがおっしゃった。ギターをやりたいと。
こうして後夜祭は謎のバンド集団「Cri☆siS」へと変わり、2011年の活動休止まで実に素晴らしい夢を見せてくれました。
Cri☆siS Final Live ~また会う日まで~

そしてあれから7年。私たちのお魚さんは、また帰ってきてくれました。
入場してすぐ、耳に飛び込んできたのは場内に流れる「闇のバロック」。
いや確かに「ゲスト:Cri☆siS」と銘打たれてはいましたが、あくまで土屋さんの20周年イベント。
露骨にぴっち目当てで参加するのは失礼じゃなかろうかとか、そんな思いもあったわけです。
吹き飛びました。一瞬で。土屋さんのファン思いが胸に刺さります。

参加者も記憶の片隅で覚えのある方々がちらほらと。
そこかしこに見かける、かつてのグッズやTシャツ等々。北欧から駆け付けてくれてる人や、ぴっちグッズを下げている人も。
「長い長い後夜祭」と評されたライブの終わった後、時を経て「同窓会」に。

チケットは完売。おめでたい。
土屋さんが言うには「ファンと同級生と友達と教え子によるカオス」だそうで。
会場内は、なかなかに愉快な感じになっていました。

【前半】

土屋さん登場。
失礼ながら土屋さんをお見掛けするのは7年ぶりだったのですが、記憶に残るそれ以上の歌声に、一瞬で時代が飛びました。
後に下屋さんが「休止から2年ぐらいしか経っていない気がする」とおっしゃっていたように、何かもう空白期間がなくなった。

「Promanade」は当時、知らなかった会社からいきなりオファーが来たそうです。
なんでもその前の会社でのイベントで歌を聞いていた人から、「高音を出せる人」とのことで声がかかったらしい。
「青空に咲く花」もゲームソング。今ではその会社さんに、教え子の皆さんが参加しているとか。
今回のライブが「Cri☆siS」とか「ぴっち」とか、「何がどうなってこうなった」という不思議なこともあり、縁とか機会とかしみじみ感じます。

【ゲスト:小暮英麻】

一人目は英麻様でした。
登場と同時に、ステージ上にも客席にも奇妙な緊張が流れる…。

英麻様:
 「15年してこの曲をまた人前で歌うとは…」
 「トラウマの克服にきました」
 「分からない人は『デスボイス』で検索すると早いです」

そして流れる、あの名曲。
コールとか入れていいものか迷っていたんですけど、他ならぬ土屋さんからけしかけられたので、心置きなく叫びました。
2018年のこの時代に響き渡る、まさかの「オーロラ」。そして「LOVEかれん様」。

英麻様:
 「…15年ぶりに歌うと、息が切れる」

なお「かれん」が何者であるかの説明とか、ないです。観客に与えられた情報は、基本的に「デスボイス」が全てです。
通じ合う客席と演者。15年の歳月なんて、さしたる障害にはならなかった。

【ゲスト:下屋則子「黒の協奏曲」】

「オーロラ」終了後、土屋さんと共に当たり前のように登場し、当たり前のようにトークが始まった。違和感のなさが怖い。

土屋さん:
 「示し合わせたわけではないのに、赤い服だった」(英麻様は赤い服だった)
 「則子とは赤で合わせることになってたけど」
下屋さん:
 「そうなん…」
 「ほんとだよねー!」

ミミ超かわいい。

歌うは「黒の協奏曲」。
Cri☆siS時代は歌っていなかったので(多分)、生で聞くのは10年ぶりぐらい。もう言葉が出ない。

 『愛に守られている 幸せなものたち』
 『「伝わる」と信じている 瞳がまぶしい』

光の届かぬ深海で生まれたBBSの絶望と孤独と憧れを歌った名曲。
特にサビの部分。お二人が背中合わせで熱唱。あの何度も見たバンクのそのお姿…!

【ゲスト:下屋則子「闇のバロック」】

2曲目。

 『変わり果てた世界で 運命の脆さを知る』 
 『あてのない悲しみが 心を砕く前に』
 『光閉ざすバロック 美しきノイズとなれ』
 『黒い罠のささやく 未来を目指し共にゆこう』

海を裏切り、空の生き物に加担した深海魚さんの歌う破滅的で虚無的な救いを求める歌。
初っ端から歌圧が凄まじいです。かつて「KODOU」と渡り合ったあの破壊力…!

そしてサビの合間に。

シェシェ:
 「ねぇシスターミミ」
 「今日はずいぶんとジャコがいるようね」
ミミ:
 「そうねシスターシェシェ」
シェシェ:
 「じゃああれを行きましょうか」
シェシェ&ミミ:
 「深海フラッシュ!!」

この曲の後、小休憩に入ったのですが、どこかの女性が「生きていて良かった」とおっしゃりながら泣いていた。
正にそうとしか表現できない。

さらには最後に一言。

シェシェ&ミミ:
 「黒い誘惑はいかが?」

ゲストの情報を知ったとき、私もTwiiterで同じ言葉を口にしましたが、改めて思った。生きていて良かった!

【Cri☆siS】

7年間の沈黙を経て、Rumi様が、Sayoriが、こじまめが帰ってきた…!
おぉ、物凄く、こじまめだ…。

1曲目は「Agape」。「Cri☆siSのオリジナル曲の如く歌っている」(土屋さん談)あの「Agape」。

 『どこにいたって聞こえる 君がくれるAgape』

7年前に、もう一生聞けないと覚悟した「Agape」が、また目の前で。
あの時のメンバーが、あの時の立ち位置で。
時間と感情が一気に遡るような不思議な感覚。
この7年、色々なことがあったけど、大事な何かは変わっていなかった。

2曲目は「メロディー」。
「リトグレ」や「鼓動」を想像していたので、この選曲は意外でした。
でもそういえば、土屋さんが「一番好き」とおっしゃってた曲だよな。

 『私の声 聴こえなくても』
 『今 愛を語るよ 君に届け 私のメロディー』

この7年の思いを込めたかのようなお唄。
感想を書いている今も、頭の中をリフレインしています。

残念ながらCri☆siSはこの2曲のみ。
曰く「3か月では練習が間に合わなかった」。
そんな強行軍で届けてくれたことに、本当に感謝したい。7年待って良かった。本当に良かった。
お唄を聞きながら、涙が溢れ出てきました。Cri☆siSさんのこの立ち姿!お唄!

【小休憩:Cri☆siS】

土屋さんが衣装チェンジしている間の場繋ぎ。

本日の衣装は白でした。Cri☆siSといえば白。
ブラックCri☆siSのどちらにするか意見は分かれ、数としては黒を推す人が多かったそうです。7年たって、白はきついので。。

が、リーダー・Norikoの鶴の一声で、白に決定。

こじまめ:
 「でも白は膨張色で…」

7年前と同じことおっしゃってる。
それを気にして、スタンドもクロス型のにしたとか。
えぇ、最初にこじまめが出てきたときに思ったのは「細い」でしたので、気にされ過ぎな気も。

一通り話して時間が余ったところで、客席からリクエストが飛んだ。
「イズールと蘭花をやって欲しい」。

イズールの決め台詞ってなんだろう?
第1回VitLの時のアンコールで、確か一人一言台詞をしゃべったけど、なんだったか。

やむなく台詞のリクエストを募ったところ、即答でこの台詞が指定された。

イズール:
 「やっておしまい!!」

なるほど。確かにそれだ。
即座にその一言が出てきたのは凄いな。

同じく蘭花。

蘭花:
 「可愛くないあなたたちを、可愛くしてあげる」

言われてみれば。
肝心のこじまめは「そんな台詞あったかな」と首をかしげていましたが、ありました。忘れを隠さないファインお嬢さん。
まぁよくよく考えてみれば、出演者様より私らの方が繰り返し見てるだろうな。。

【後半】

戻ってきた土屋さんに場を渡して再開。
最後のゲスト・佐々木愛さんと共に歌う「Lacrimosa」が凄まじかった。
直前に決まったそうですが、聞けて良かった。

【アンコール】

ピアノの三笘洋子さんが場に残ったままでのアンコール。退場しにくかったらしい。お茶目だ。

最後の1曲はゲスト皆様も揃って。の前に、バースデーソングと共にケーキが贈られました。
もともとこのライブ、昨年末に土屋さんが落ち込んでいたときに、Rumiさんとの「恒例の反省会」で「ライブをやろう」と言われたのがきっかけだったそうです。
Cri☆siS復活の発案者は、まさかのRumi様だった。

そこからゴリゴリと話が進み。スターパインズカフェに連絡したところ、間が悪く一杯。そこでこちらの会場を紹介されたそう。
やっぱり第一候補は吉祥寺だったんですね。何かそれが妙に嬉しい。

様々な人と縁があり、曲や撮影やメイクや受付等々。繰り返しお礼の言葉を述べていらっしゃいました。
次の「40周年ライブ」では教え子の皆さんと出演したい、と抱負。その時まで、頑張って生きよう。
なんか英麻様の「オーロラ」もあるらしいし、とにかく生きよう。

なお土屋さんのブログには「ぴっちのライブ開催を」の声も届いているとか。
それはぜひ見たい。けど、当時の関係者は以前と違う会社や組織で働いているそうで、なかなかに難しいらしい。
先日、中田さんの結婚式(おめでたい)では、久々にそれらの方々に出会い、今後は連絡を取り合いたいと思ったそうです。
そこですぐに「ぴっち」とはならないでしょうけど、交流が続いていらっしゃるのは素敵です。いつかどこかでと夢を見て、気長に待とう。
何せCri☆siSが復活する日だって来たんだ。

そのCri☆siSですが、土屋さん的にはいつでもウェルカムとのこと。まぁ土屋さんはお唄は本職ですし。
今回の再開は石塚さんがちょっと及び腰だったらしい。下手な演奏を聞かせるわけには…。
(でも「Agape」の時、土屋さんのお唄以上にドラムが突き刺さりました。いや本当に)

最後のお唄は「LoM」。
2018年にもなって「LoM」が聞けるとは。しかもこの謎の面子で。
(「15年たつと歌詞がうろ覚えだ」とおっしゃっていましたが、そもそも15年前に持ち歌として歌っていたのは一人だけです。聞かされまくった人はいますが)

 『誰もがいつかはここを 旅立つ日がきても』
 『私は 忘れない』

この歌詞がまさしくそのまま。夢の再会はあっという間に終わり、また長いお別れが始まってしまう。
でもここであったことは、みんな忘れない。

一同:
 「ラブシャワーピーチ!」
 「アンコールはいかが?」

土屋さん:
 「…こういう決め台詞があったんです。アンコールはないです」

7年前や15年前の自分に、声を大にして言いたい。生きていれば良いことがある。
7年後や15年後の自分からも同じことを言われれていると信じて、明日も頑張りたい。

最後に。今回のライブは、本当に嬉しかったです。
ライブが終わった後、何故か思ったのは「家族を大切にしよう」だった。帰宅してからは、部屋が妙に新鮮に見えた。
多分、気持ちが7年前や15年前に戻ったからだと思う。今の自分を再認識し、当時はなかったもの・当時から失ったものを見つめなおしました。
演者様からすれば「なんだそれは」でしょうけれど、「ぴっち」にはそれだけの想いと力があるんです。「生きていて良かった」は誇張でも大げさでもない。心底そう思う。

20周年おめでとうございます。そして本当にありがとうございました。

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書き忘れていたので追記。

自身が育児をするようになって思ったことの一つは、「育児は楽」でした。
楽だし、楽しい。
子育て支援も公的・私的なものが様々あり、実際かなり驚いた。

ただ、もしも一人で閉じこもっていたら、相当きつかっただろうなとは思う。

「HUGプリ」さんで「お母さんの経験知で、鼓動の音を聞かせたら赤ちゃんが寝た」というシーンがあるけれど、そんな知識は今どきはネットで調べればすぐに出てきます。
Youtubeなんかでも、胎音を模した音を延々流すような動画が、幾つもある。効果は結構高いです。我が子なんて即座に昏倒し、なんだこの催眠音波はと笑ったぐらい。

無料で遊べる場所や、子供をターゲットにしたイベントや謎の便利グッズ。夫婦での協力はもちろん、祖父母からの支援。
職場の制度や、自身の体力アップやスキル向上、生活習慣の変更等々。できることや使えるものは、とてもとても沢山ある。
が、そういったことって、自分からアクセスしないと得られないんですよね。
もっと言えば、「子育ては地獄の苦しみである」「育児は誰も助けてくれないものだ」と思い込んでいると、仮に助けの存在を知ってても、否定に走ってしまう。
(上記のような「楽だ」発言すると、「楽なはずがない」「手抜きしてるだけだ」「あれはどうだ、これはどうだ」と猛然と食って掛かってくる人は、リアル・ネット問わず結構いる)

鬼火と共に、ただじっと待っていたクローバーくんの状況は、かなりまずい。
安易な約束をした野乃さんにも責任があるとはいえ、それなら自分から外に出ればよかった。
「鬼火と離れると死ぬ」の思い込みは、「子供と離れると死ぬ(育児が楽になるのはおかしい)」に通じているように思う。

それに対し、野乃さんは自分から助けを求めに走った。座り込んでいても助けは来ない。自分で坂を上ろう。

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■映画プリキュアスーパースターズ!

幼少のみぎりにお約束を破った野乃さんの元に、復讐の鬼が現れるお話。
何を血迷ったかその鬼は、プリキュア全撃破を図り、案の定というか3チーム目で敗退。頑張った。
仮にそこを抜いてもプリンセス組が立ちはだかり、それをどうにかした後のハピネスチームの物量に絶望したことでしょう。
こうしてみると、改めて歴史と戦力の厚さを感じます。15周年、万歳。

今回の映画、最も印象に残ったのは「坂を上る」だった。

新人の非力さで敗退した野乃さん、赤ちゃんを抱えて、えっちらおっちらと坂を上ります。
この坂を越えればプリキュアがいる。それだけを頼りに、とにかく上ります。
そして絶望するのです。坂の上から転落する赤ちゃんを見て。

シチュエーションとして、これはとてもよく理解できる。
終わりのない坂。苦しい状況。待っていても助けはこない。
何せ周りにいるのは赤ちゃんと謎生物です。立ち止まっていてもどうにもならない。
しかし上ったところで、それ自体は解決にはならない。
上って、それから友達を助けにいく。問題は山積みです。

でも。それでも上る。上った先に、プリキュアがいると信じて。

薬師寺さんや輝木さんの過去エピソードからも分かるように、今作は失敗からの立ち直りをテーマにしているようです。
そしてその「失敗」は、単なる一過性の失敗ではなく、繰り返し起こるタイプのもののように思う。
平たく言えば「振り出しに戻る」に立ち向かえるかがあるように思えます。

10周年のハピネスさんでの、それまでの集大成として立ち向かったテーマは「プリキュアは無意味だ」だった。
プリキュアさんの描く未来は、娘さんらの台詞とは裏腹に妙に暗い。
世界はいずれ滅びるし、夢は叶えても意味がなく、人生山も谷もあるが最終的には死ぬ。
夏休みはいずれ終わり、子供のころに夢見たキラキラしたあの気持ちは、現実の前には無力だ。

そして新しい10年。いわば、無力と分かっていることに、もう一度挑むわけです。
これは1回目よりもかなりきつい。

薬師寺さんらは、「ハピネス」のつむぎさんらと同じ経験をしている。その上でまた立ち上がっているわけですが、困ったことに、彼女らの課題は繰り返し起きる。1回乗り越えれば、それで解決する類の問題ではない。
仮にここを突破しても、また怪我なり何なりすれば振り出しに戻ってしまう。その時に、また立ち上がれるか。

本編で今まさに対峙しているのバブルさんなのも象徴的です。
正に、過去に一度やらかした失敗そのもの。
あの時代は様々な問題が大量にあり、間違ってもそのまんまあの時代に戻ってほしいとは思いませんが、経済的なものや勢いでいえば「バブルよもう一度」の気持ちは分かる。ですが仮にバブルが起きたなら、その後の悲惨な時期もセットで思い起こされるし、それを分かっていて、あの当時のようにがむしゃらな働き方はできない。

宮本佳那子さんのED「七色の世界」は胸に染みました。
クローバーくんが外に踏み出せなかったのは、結局のところは自分の問題だった。
彼の絶望のトリガー自体は、「この世界から抜け出せるかも」という希望から、「やっぱりなし」と振り出しに戻され、改めて孤独に立ち向かわねばならなくなったから。だけど、そこを乗り越えて自分でもう一歩踏み出していれば、未来は変わっていた。少なくとも、プリキュア全チーム撃破なんて、自暴自棄な夢に突き進むことはなかった。

ただそうは言っても、自力でその一歩を踏み出すのは、実際のところかなり厳しい。
だからプリキュアさんがいる。
この坂を上れば、この扉を開ければプリキュアさんがいる。いたところでどうなるものでもないんですけど、とにかくいる。
そう信じられれば、その一歩が踏み出せる。

正直なところ、野乃さんの言う「応援」はいまいちピンと来ていなかったのですけど、あの坂を上るシーンで胸に刺さりました。本当に、あの気持ちは良く分かる。
個人的にここしばらく、仕事やら何やらで「振り出しに戻る」に直面し続けていただけに、「それでも、もう一度」の勇気を出せるかは課題だった。この坂を上れば、プリキュアさんがいる。それならもう一度、歩みだせる気がする。


(左画像)CD 北川理恵・宮本佳那子 / 「映画プリキュアスーパースターズ!」主題歌

(右画像)映画プリキュアスーパースターズ! オリジナルサウンドトラック [ 林ゆうき ]

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【お子様1】

子供と一緒に見に行きました。
前回の「パリ」映画も一緒に見に行きましたが、さすがはお子様、数ヶ月で成長なさってる。
以前は敵が出るたびに怯えていたのに、今は少なくとも画面は直視できるようになった。

でも不思議なことに、クローバーくんとの対話シーンでは泣いていた。
多分、悲しいとか可哀そうではなく、怖いの感情で。
まぁ「ごめんなさい」をしても許してもらえず、暴走したわけだから、「怖い」と感じるのは分からないでもないけれど。
それを「怖い」と認識できるとは、我が子も成長したな…。

もしくは「魔法つかい」組が敗退したのがショックだったのかもしれない。そのせいで、直後の暗いシーンに耐えられなかったのかも。
うちの子、ミラクルさんへの信頼は異常に高いです。理由はおそらく、ミラクルさんのイベントでは敵が出てこないから。

年齢的な問題で、ミラクルさんのミュージカルとか映画には行けず、握手会とかでしか会っていないのですけど、その手のイベントには敵がやってこない。

子:
 「きょうはどうして、こわいのがでてこなかったの?」
 (ホイップのイベントでは執拗に敵が出てくるのに)

私:
 「ミラクルさんが悪いのを全部叩き潰したからだよ」
 「石の下にいるのや、壁の裏に隠れてるも見つけ出し、全部やっつけたんだ」

子:
 「みらくるさんは、つよいんだね!」

それ以降、彼女への信頼は著しく高い。そのミラクルさんが敗退したのは、結構ショックだったみたい。
「よりにもよってサファイアに変身したからだ」とフォローしたが、通じたかは疑問だ。
あと、とりあえず「みんなで歌う 奇跡の魔法」は当面封印しようと思う。

【お子様2】

うちの子は青いプリキュアが好きらしい。
マリンもジェラートもアンジュも、「青い」というただ一点で同系列に扱う剛腕っぷりですが、とにかく青いのが好きらしい。
人格とか、完全に無視ですね。色至上主義。

(ミラクルさんを一番信頼しているっぽいのに、ミラクルさんが一番好きなわけではないのが不思議なところ。
ちなみにマジカルさんの評価はやたらに低い。低いどころかディスられてる。リコさんが何をしたっていうんだ…)

映画を見た直後は、まだ「キュアアンジュ」の名前が分からず「青いキュアエール」とか呼んでました。ひどいにもほどがある。
最近ではパンフレットを片手に勉強し、3世代まではプリキュア名を言えるようになった。記憶力の黄金時代を、残念なことに空費させてしまった感はある。

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■HUGっとプリキュア! 第3話「ごきげん?ナナメ?おでかけはぐたん!」

赤ちゃんのことが親バレしました。野乃さん人生最大の危機。
しかしながらバレ方が幸いだった。
のどかな昼下がり。朗らかな日の下で、お友達と一緒にいるところ。
この局面なら、野乃さんの普段の言動からしても、「誰かの子を預かっている」ようにしか見えません。
いやまぁ実際そうなんだし。

謎のシングルファーザーらしき人とどうやって知り合ったのか。
微妙に疑問に思うところでしたが、そこはスルー。
一般論的な親御さんの判断として正しいかどうかはさておき、結果論的には助かりました。
この後、裏でこっそり素性調査とかされてるかもしれませんが。

今回、敵も味方も解決策をデータ検索に頼っています。
が、結果的に野乃さんは当初指し示された解答とは、違う形で解決した。何だかんだでデジタルよりも経験が優った。
ただ「ではデジタル抜きに解決できたか」といえば、それはそれで無理。そもそも、あの場所に行かなかっただろうから。
あと身も蓋もなく言ってしまうと、「鼓動を聞かせると安心する」は今やネット検索すればすぐに出てくる「常識」なので、もうちょっと検索能力があれば辿り着けたかもしれない…。

一方の敵さんは、確かにデータが役に立ってはいるのだけど、周囲と徒党を組んで集団で攻めることをしなかった。プリキュアさんは早期に潰すのが鉄則なのに。
今回の野乃さんといい、先日の「即座に薬師寺さんに協力を仰ぐ」といい、この辺の綺麗な対比は重要なキーなのかしら。


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今回の話、登場人物の性別が全て逆だと、批判にさらされたように思う。

つまり、ハリーが女性で、赤ん坊の夜泣きのワンオペで眠れず。
そこに男子・野乃さんが「眠るな」とツッコミ。
最終的に、子育て経験のある男性が、容易く解決。

これら自体は現実に起こりえるし、間違ってもいない。
(野乃さんのツッコミも、赤ちゃんを抱っこしたまま眠るのは危険なので正しい)
が、いかにも炎上しそうなシチュエーションだとも思う。
そういった男女不均等こそが、今の育児環境の最大のネックじゃなかろうか。

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