■(第16話)キミとアイドルプリキュア♪「満開!特訓!はなみちタウンフェス!」感想
はなみちタウンフェスに出演する栄誉を勝ち取った3人+1匹は特訓に励むことに。
そこに襲い来る、かつてカッティーであった怪物。ピンチの3人。前線にでるプリルン。しかしながらの敗北。
だけどカッティーは最後の自我を振り絞り、アイドルさんへの攻撃を押しとどめていずこかへ。
そして無力を悟ったプリルンは、メロロンと共に死地と化してる祖国へ向かう。
【特訓】
素直に可愛かったし、素直に上手かった。
各キャラの魅力を出しつつ、メンバーの一員と言われて喜び、張り切るプリルンの描写が自然です。きっちり仕事をしてるタナカーンも良い。
奇しくも後続のプリオケさんと特訓回で被り、両番組の違いが色濃く出ていたように思う。
あと蒼風さんが異様に可愛い。
通例なら内気とか照れ屋なポジションですが、何せアイドルやってるような子なので、普通に営業ウインクしてくれる。
力づくで販促や決め台詞を捻じ込んでくる紫雨さんと比べると地味ですが、それも含めて謎の個性を発揮していらっしゃる。
【カッティー】
アイドルさんへのキラキラを押さえきれず。そしてその想いをチョッキリされた。
ダークイーネ様のポリシーはいまだ謎。
キラキラそのものを全て憎んでいるのか、それとも「私以外にキラキラするな」のタイプなのか。
制裁ではなく新兵器をプレゼント、病欠を許してくれる職場の雰囲気、アイドルにキラキラできるカッティーの価値観等々から、キラキラ全否定より独占タイプかなと思ってる。
これまで繰り返された歌唱バンクの使い方は、まさにお唄戦闘の王道。
視聴者と共に、これまで幾度も見てきたアイドルプリキュアのライブバンク。それを今回は最前列の特等席で、キミのためにぶちかましてくれた。ファン冥利につきる。
いつも同じバンクだからこそできる表現。こういうのはとても好き。
その想いはしっかりとカッティーにも届く。だけどチョッキリから脱することはできず。
これでダメならどうやって救うんだろう…?
次回予告ではプリルンたちには何かがありそうでも、アイドルたちには変化はなさそう。無理なんじゃ…?
ただそれでもアイドルさんは言う。何度でも歌うと。
そしてカッティーさん。心酔するアイドルさんを傷つけないように、ぎりぎりで攻撃を押しとどめて飛び去った。
アイドルさん達は彼の事情や背景を全く知りません。
今回の件、いわば勝手に影響を受け、勝手に踏みとどまり、勝手に感動して戦闘を停止している。
ではプリキュアは何もやってないのかといえば、明らかに強い影響を与えています。
狙った対象以外にも届くという、歌の特性ともマッチした、とても面白い構成だと思う。
【プリルン】
メンバーの一員だと言われて心底喜び、昼間はもちろん夜も特訓に励む。
そして遭遇した戦闘。大ピンチのプリキュアたちを見て、自分も前線に飛び出した。
この時の応援グッズを投げ捨てる描写は、なかなか衝撃的。いわばミラクルライトを捨てて前線に向かうようなもの。
プリキュアは黎明期から「応援だけでなく立ち上がれ」を扱っています。例えばGoGoの大都会の人々や、フレプリのラビリンス人等々。
キミプリと同じくアイドルが登場するドキプリでは、トップアイドルまこぴーも「この世界の人たちは一緒に唄おうとする。とても不思議だ」と感慨深く語っています。
そもそもプリキュアはなりきり遊びがビジネスの基本ですし、教育番組的な側面からも「自立して戦え」は必然的なポリシーとも言えます。
とはいえ、ここまではっきりと玩具を捨てて前に出るのは凄い。特に今作は「推すことの楽しさを伝えるのでは」とも言われていただけに、「推すのではなく前に出よ」は尖ってる。
そして次回。既に公式に公開されているところによれば、新キュアが2名登場するようです。
普通に考えればプリルンとメロロンですが、変身に至る経緯が不可解。
プリルンはともかく、メロロンがいかなる理由で変身するのか。
プリキュアとは自立しているもの(20周年時の鷲尾さんの定義)ですが、メロロンは明らかに依存しています。カッティーを助けるのはアイドルであって欲しいし、色んなことが絡み合って展開が読めないです。
はなみちタウンフェスに出演する栄誉を勝ち取った3人+1匹は特訓に励むことに。
そこに襲い来る、かつてカッティーであった怪物。ピンチの3人。前線にでるプリルン。しかしながらの敗北。
だけどカッティーは最後の自我を振り絞り、アイドルさんへの攻撃を押しとどめていずこかへ。
そして無力を悟ったプリルンは、メロロンと共に死地と化してる祖国へ向かう。
【特訓】
素直に可愛かったし、素直に上手かった。
各キャラの魅力を出しつつ、メンバーの一員と言われて喜び、張り切るプリルンの描写が自然です。きっちり仕事をしてるタナカーンも良い。
奇しくも後続のプリオケさんと特訓回で被り、両番組の違いが色濃く出ていたように思う。
あと蒼風さんが異様に可愛い。
通例なら内気とか照れ屋なポジションですが、何せアイドルやってるような子なので、普通に営業ウインクしてくれる。
力づくで販促や決め台詞を捻じ込んでくる紫雨さんと比べると地味ですが、それも含めて謎の個性を発揮していらっしゃる。
【カッティー】
アイドルさんへのキラキラを押さえきれず。そしてその想いをチョッキリされた。
ダークイーネ様のポリシーはいまだ謎。
キラキラそのものを全て憎んでいるのか、それとも「私以外にキラキラするな」のタイプなのか。
制裁ではなく新兵器をプレゼント、病欠を許してくれる職場の雰囲気、アイドルにキラキラできるカッティーの価値観等々から、キラキラ全否定より独占タイプかなと思ってる。
これまで繰り返された歌唱バンクの使い方は、まさにお唄戦闘の王道。
視聴者と共に、これまで幾度も見てきたアイドルプリキュアのライブバンク。それを今回は最前列の特等席で、キミのためにぶちかましてくれた。ファン冥利につきる。
いつも同じバンクだからこそできる表現。こういうのはとても好き。
その想いはしっかりとカッティーにも届く。だけどチョッキリから脱することはできず。
これでダメならどうやって救うんだろう…?
次回予告ではプリルンたちには何かがありそうでも、アイドルたちには変化はなさそう。無理なんじゃ…?
ただそれでもアイドルさんは言う。何度でも歌うと。
そしてカッティーさん。心酔するアイドルさんを傷つけないように、ぎりぎりで攻撃を押しとどめて飛び去った。
アイドルさん達は彼の事情や背景を全く知りません。
今回の件、いわば勝手に影響を受け、勝手に踏みとどまり、勝手に感動して戦闘を停止している。
ではプリキュアは何もやってないのかといえば、明らかに強い影響を与えています。
狙った対象以外にも届くという、歌の特性ともマッチした、とても面白い構成だと思う。
【プリルン】
メンバーの一員だと言われて心底喜び、昼間はもちろん夜も特訓に励む。
そして遭遇した戦闘。大ピンチのプリキュアたちを見て、自分も前線に飛び出した。
この時の応援グッズを投げ捨てる描写は、なかなか衝撃的。いわばミラクルライトを捨てて前線に向かうようなもの。
プリキュアは黎明期から「応援だけでなく立ち上がれ」を扱っています。例えばGoGoの大都会の人々や、フレプリのラビリンス人等々。
キミプリと同じくアイドルが登場するドキプリでは、トップアイドルまこぴーも「この世界の人たちは一緒に唄おうとする。とても不思議だ」と感慨深く語っています。
そもそもプリキュアはなりきり遊びがビジネスの基本ですし、教育番組的な側面からも「自立して戦え」は必然的なポリシーとも言えます。
とはいえ、ここまではっきりと玩具を捨てて前に出るのは凄い。特に今作は「推すことの楽しさを伝えるのでは」とも言われていただけに、「推すのではなく前に出よ」は尖ってる。
そして次回。既に公式に公開されているところによれば、新キュアが2名登場するようです。
普通に考えればプリルンとメロロンですが、変身に至る経緯が不可解。
プリルンはともかく、メロロンがいかなる理由で変身するのか。
プリキュアとは自立しているもの(20周年時の鷲尾さんの定義)ですが、メロロンは明らかに依存しています。カッティーを助けるのはアイドルであって欲しいし、色んなことが絡み合って展開が読めないです。