穴にハマったアリスたち
生きていればきっと楽しいことがいっぱいあるさ!という信念の証明のためのページ
ぴちぴちピッチを大応援中。第三期をぜひ!




【プリキュア10周年:キュアムーンライト】



月光さん:
 「キュアムーンライトよ」
 「プリキュア10周年、ありがとう」
 「これからも宜しくね」

本日のご挨拶は、辛気臭いで有名な月光さん。
現役プリキュア最高齢にして恐怖の権化。その威圧感は衰えず。
なんで記念ご挨拶が、こんなに怖いんだ…。

月光さんと言えば、ステージショーのお茶目ぶりが可愛いです。
握手会では、相手がお子様だとにこやかに握手し、大人だと優雅に一礼、と対応を変える。
舞台挨拶でも、終わって一度退場した後に、アンコールよろしくちょっと戻ってきて手を振って帰るとか。
ブラウン管の怖いお姉さんの印象と違い、ムーンライト役の月影ゆりさん(仮名)はサービス心旺盛な愉快な人なんだと思う。

本編では肉親や妖精を亡くしている悲壮なお方。
しばしば最強プリキュア扱いもされますが、一番厳しい結果に直面している。
そういった事を乗り越えたことも含めて「最強」ではあるのですけれど。

ハートキャッチさんの映画は、歴代映画の中でもかなり好きです。
元々パリ(フランス)自体が好きなのですけど、あの街の雰囲気がびしびしと伝わってくるんですよね。
そしてテーマである「人の事情は分からない。でもお手伝いならできる」が、劇場版では特に徹底されてます。

オリヴィエ少年は男爵の事情を知らない。でも男爵の孤独を救うことはできる。
プリキュアさんはオリヴィエ少年の事情を知らない。でも男爵との懸け橋はできる。
パリ市民はプリキュアさんの事情を知らない。でもハンカチを貸したりミラクルライトを振って手助けはできる。
視聴者も「なんでプリキュアがパリにいるんだ?」ということすら(劇中の情報では)分からない。でもお手伝いならできる。

月光さんはオリヴィエに質問をするけれど、オリヴィエは何も答えない。(回想で流れるだけ)
でも答えないということ自体が、彼の状況を伝えています。たとえ詳細は分からなくても。
月光さんがこの時発した「思っていることをぶつけてこい」「あなたはどうしたいの?」は、父や義妹との戦いを経ての言葉だと思うと、色々考えたくなる。

■ハピネスチャージプリキュア! 第4話「転校生はお姫様!!ひめの友達ゲット大作戦!!」

姫さんが学校に行くことになりました。
怖い怖い学校です。行きたくなんてありません。
全身全霊己の存在意義をかけ、姫さんは抵抗します。断じて!学校になんか!行かない!

愛乃さん:
 「学校はね、友達がいっぱい集まるところなんだよ」
 「みんなでわいわいおしゃべりして、毎日とっても楽しいんだよ」
 「だから一緒に行こう」

嗚呼、邪悪な声が聞こえる。
できるわけないのに、お友達なんて。
そうやって惑わされて、何人の人たちが裏切られたか…。

しかし誘惑に乗せられた姫さんは、ついつい学校に行くことに。
誰もが夢見る充実した学び舎ライフ。
既にお友達も2人もできましたし、この調子でいけばきっともっと沢山のお友達が…



…できるわけがありませんでした。

現実は、あまりにも厳しかった。
どうしてお友達2人で満足していなかったのか。
あれだって奇跡だったのに、どうして満足していなかったのか。



逃げては連れ戻され、連れ戻されては逃げて。
この学校は恐ろしいです。
必死に逃げる姫さんを、教師や愛乃さんが手際よく捕獲しては死地に戻す。助けて。助けて…。

愛乃さん:
 「どうしてわかってくれないのかな」
誠司くん:
 「ただ押し付けてるだけだからだろ」
 「相手の立場に立ってみろよ」
 「お前みたいにガンガンいけるタイプじゃないだろ」
 「まぁ突っ走るのはお前のいいところだしな」

相変わらずできる男です。
これを聞いて愛乃さんも反省。良いコンビだ。
恋人通り越して、気が付いたら自然体で籍入れてそうなくらい良いコンビだ。

この言葉は全力で隠伏する姫さんにも届きました。
だからといって前向きになれるものでもないですが。
とりあえず体育倉庫に隠れよう。転校初日にして、隠れスポットの大半を制覇した。



ああ落ち着く…。
そこでふと横を見ると、暗がりに先客が。
聞けば教師だそうです。友達がいなくて引きこもっていたとか。
大丈夫かこの人、と思いましたが、案外そういう役回りなのかもしれません。
姫さんみたいな生徒の心の拠り所や相談相手になるために、わざとこういう教師がいるのかも。

真相は不明なれど、姫さんは教師と話をし、少し心を穏やかにされました。
そうだ。お友達ができないのは、自分が心を開かないからだ。
もっとも心を開けない理由は、お友達ができないせいなので、どん詰まりに詰んでいるのですけれど。

そこにやってくるナマケルダさん。
悶々とする姫さんが見つめる先で、件の教師をサイアークに変貌させました。
兵隊を現地調達できるって便利。

姫さんは果敢に立ち向かいます。
今までだったら逃げていた。でも少しとはいえ会話をした仲です。
おそらくは、こっちの世界に来て初めて、具体的な誰かを守る意思を持っての戦いだったんじゃなかろうか。

劣勢であることは変わらないものの、それでも必死で戦う姫さんを、遅れてやってきた愛乃さんも援護します。
両手に握りしめたチョイアークさんを使って。
両手に握りしめたチョイアークさんを叩きつけて。



ごしゃり。



ごきゅり!



めじょり!!



どぎゃり!!!

首根っこを掴み、顔面を叩き込む愛乃さん。
チョイアークの首が捻じれ、嫌な角度に生々しくへし曲がっていきます。
あ、嗚呼…。これ、放送しちゃダメなやつだ。。
見る間にチョイアークが肉塊と化していく。
ヒトだったものが、モノに変わった瞬間。

愛乃さん:
 「あたし、色々勝手に言い過ぎたよね」
 「ごめんね」

いや愛乃さん、貴女はもう少しヒトの気持ちとか尊厳とか考えた方が…。
さっきあれほど注意されたのに。この子、凄く怖い。。
冒頭のご挨拶が月光さんだったのは、辛気臭い姫さんつながりかと思いましたが、愛乃さんの残虐プレイつながりな気がしてならない。

おぞましい惨劇の後、姫さんの主砲が発射され決着がつきました。
遠くから見ていた紫さんも、何やら感慨深そうです。
そうよ。敵に容赦しちゃダメ。少しは見どころのある子がやってきたじゃない的な。

その後、姫さんは大森さんに自己紹介し、お友達の一歩を踏み出しました。
自分から歩み寄れば、人との距離も縮むのです。
それが吉と出るか凶と出るかは別として。


(左画像)
プリキュア10周年公式アニバーサリーブック

(右画像)
プリキュアオールスターズ シングルカード 【PSレア】キュアムーンライト part6-02

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


無理に考えると「一つずつゆっくりと」がキーワードだったりするのかな。
いきなり伝説級プリキュアになったり、友達100人は無理だけど、ゆっくりとやっていくみたいな。
弱い自分は「悪い」からすぐに捨てよう、ではなく、これまでの自分を認めた上で前に進もう的な。

【今週の姫】

大真面目に書いてしまうと、姫さんが人に打ち解けられないのは無理もありません。
国が滅んで、家族や臣下は捕えられているのです。
しかもブルースカイ戦でもサイアークは使われたでしょうから、襲ってきた敵はかつての仲間たち。
連戦連敗であったことも考えると、他人に対してビビらない方が異常です。
彼女元々の性格は、それなりに外交的だったんじゃないかなと思ってるのですが、どうなんだろう。

冒頭が月光さんだったのは「親しい人をなくしたプリキュア」つながりでもあるのかもしれない。
先日のパッションさん然り、「選択の余地がある範囲なら、本編に関係するプリキュアが挨拶する」傾向があるのなら、見どころが増えますね。

【今年のプリキュアさん】



両手に玩具を構えるの格好いいですね。
さりげなく、それぞれ構え方も違うのか。
ちょっと仮面ライダーさんっぽいノリ。

【来週のプリキュアさん】



婦警さんに看護師さん。
今シリーズは合法コスプレに溢れていて素晴らしいです。
この調子でサンクルミエールとかアリア中もお願いしたい。

あと蛇足ですが、同じファッション系でも来海さんとは方向性が違うような。
なんとなく来海さんは、この手の定番コスプレには厳しい採点をしそうな気がする。
(そして自己流アレンジをした、異性的にはがっかりコスプレになる)
趣味は似ていれど、意外と姫さんとは会話が合わないかも…。

【来週のプリキュアさん2】

何を血迷ったか、公式サイトで次回のご挨拶担当が公開されています。
今までと何が違うのか分かりません。ランダムであることにクレームでもあったんでしょうか。
それとも単に来週の担当者がうっかりフライングしてしまったのか。。

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【プリキュア10周年:キュアパッション】



パッションさん:
 「キュアパッションよ」
 「プリキュア10周年、ありがとう」
 「これからも精いっぱい頑張るわ!」

イース様の爆発的な人気と、「もうすぐ四人目が出るよ出るよ」商法は今でも語り草です。
あの当時の勢いは、今考えてもおかしかった。
そして今回も、ばっちりパッションハープを大アピール。さすが、パッションさん…。まだ売り上げを伸ばす気満々か。。

「パッション」の意味は「キリストの受難」とそこから続く再生。
推測ですが、桃園さんらがフルーツの名前を冠してるのは、先に「パッション」が決まってから、連想でついたんじゃないかな。
そういう意味では、ほとんどメインヒロインと言っても良いお方だ。

かつて桃園さんは「何度でもやり直せる」とおっしゃった。
だけど現実にはやり直せない、致命的な事態も当たり前に存在します。
その最も端的な例が、「死」。
映画「おもちゃの国」では、捨てられた玩具たちが口々に言った。「でも僕たちは捨てられてしまったんだ」。
ルーレット伯爵の言葉が全てを物語っています。「人生山あり谷あり。されどたどり着く先は一つ。ゴール」。

それに対する回答が、玩具をフリーマーケットで売ること(持ち主の世代交代)だし、パッションさんの「生まれ変わり」だったのだろうと思う。
私たちは、いつか必ず死ぬが、それは終わりじゃない。次の世代が必ず続いていく。
「日常の幸せ」をテーマにする以上、絶対に避けられない「いずれ来る破滅」に、ちゃんと向き合った「フレッシュ」さんは凄い。

それと、パッションさんと言えば瞬間移動ですが、フレッシュのテーマ的には「迷うことこそ人生」なんですよね。
彼女があまり瞬間移動を使わないのは、その辺に拘りがあるからじゃないかな。
逆に瞬間移動をバンバン使って戦った「おもちゃの国」で、物凄く黒い顔してるのは、イース様としての本音が出たからだと思ってる。

■ハピネスチャージプリキュア! 第3話「秘密がばれちゃった!?プリキュアの正体は絶対秘密!!」

どうにかこうにか最初の敵を倒した愛乃さん。
だけど喜んではいられません。戦いはこれからなんです。
通信アイテムも支給され、戦闘への備えが進みます。

愛乃さん:
 「あたし、スマホって初めて」
 「お母さんに電話しちゃおうっと」

ダメです。プリキュアであることは絶対に秘密なのです。
ここのところ安易にバラす輩が増えていますが、大変に危険なのです。
特にブルースカイ王国は既に陥落。亡命先のここがバレたらどうなることか…。

だけど愛乃さんはお嘘が大変にお下手で。
幼馴染の誠司くんに隠そうとするあまり、かえって挙動が不審に。
というか誠司くん、普通に気付いていそうです。
まぁ年頃の娘さんが、ぬいぐるみ抱えた子と一緒に「秘密」とか言い出したら、プリキュアですよね。
女の子を見たらプリキュアと思え。

そしてプリキュアが身近であるように、侵略者もまた身近。
誠司くんは脈絡もなくサイアークの襲撃現場に居合わせました。
本当に、何の脈絡もない。従来シリーズなら多少は何か描写もあるものですが、今回は特に何もない。



一見、コミカルですが「犬を投げあう」とかリアルに怖い。
飼い主にとっては家族同然ですし。
子供を親の前で投げあってるとかと、ほぼ同じ状況…。

この事態を誠司くんは見逃せない。
単身かつ生身で侵略者どもに立ち向かいます。
素晴らしい勇気だ。



でも民間人の悲しさ。奮戦するものの、ほどなく追い詰められていきます。
戦いが長引いたのは、「民間人でもある程度互角に戦える相手だから」ではなく、単に「嬲っていただけ」と思われるのが酷い。
今回登場の新幹部さん、「苦しむ様子を見るのが好き」とおっしゃってますし。



そこに現れる愛乃さん&姫さん。
彼女の姿を見た誠司くんは、起き上がる力もないほど弱ってるのに、最後の力でこう言った。
「逃げろ」と。
助けてくれでも、どうしてここにいるでもなく、「逃げろ」。
良い男だ。

一方、愛乃さんもこの状況で逃げる性格ではない。
迷わず変身玩具を取り出し身構える。
嗚呼、プリキュア能力は秘密だって約束したのに。



愛乃さん:
 「約束は大事」
 「でも今は誠司を助けるほうが大事!」



ルールなんて何のその。
今、目の前の友を救えなくて、何がルールか。
怒りのままに突撃すると、玩具を自由自在に使いこなす。

敵さん:
 「私は高貴な貴婦人」
 「乱暴なんて野蛮なことはしませんわ」
 「あの少年が、かよわい私に乱暴を…」

怒りを嗤うように囀る敵さん。なかなか新しい切り返しですね。
そうですよ、こんな綺麗なお姉さんが悪い人なわけがありません。
きっとあの通りすがりの乱暴な格闘少年が悪いんです。私も見てまし…



ラブリーさん:
 「うそつき!!」

ひぃっ!?
ごめんなさい、そうです。
悪いのはあの女です!

心理戦が全く通じないのは良いこと。
怒り狂った愛乃さんは、もはや聞く耳持たずで突撃を続けます。
恐ろしい。そして頼もしい。

姫さん:
 「ラブリー、この前よりも強くなってない…?」

いえ、激怒してるだけです。
怒るとパワーアップ。怒ると玩具の使い方が上手になる。
そういえば紫さんも激怒されていました。プリキュアさんの力の源は、怒ること。

この様子に恐れ戦いたのか、それとも勇気づけられたのか。
姫さんも参戦し、サイアークの足止めを図ります。
そこにすかさずラブリーさんが主砲を叩き込む。



ラブリーさん:
 「プリキュア・ピンキーラブシュート!」
 「愛よ、天に還れ!」

第3話にしてようやくメインヒロインの必殺が着弾。
無事に天に還して見せました。
よし、反撃の体制が着々と進んでいく。



残るは正体バレへのフォローですが、さすがにこれは誤魔化せない。
幼馴染のコスプレ姿を目撃してしまった誠司くんもお気の毒に。
気まずい時間がただただ流れる。。

結局、誤魔化しようもないので大使館に連れ込み、全てを暴露しました。
幼馴染が国防兵器になってしまった。
思うところは色々あるでしょうが、今は戦時下。前向きに考えるしかない。



愛乃さん:
 「巻き込んじゃってごめん」
誠司くん:
 「それは違うだろ」
 「サイアークはこのぴかりが丘に攻めてきたんだ」
 「他人事じゃない」
 「お前のプリキュア活動に、俺も協力するぜ」

つくづく良い男です。襲われているのは自分たちの街、だから自分たちで守る。
プリキュア有資格者の姫さんや愛乃さんよりも、よっぽど彼の方が優秀です。
生まれてくる性別を全員が間違えてやがる。

ところがこの様子に、神様が水を差した。

神様:
 「一つ確認したい」
 「君たちはとても仲が良いようだが、お付き合いしているのかい?」

きょとん?え、そんなわけないですよ。ねぇほんと。
だってプリキュアですよ。
水着になることすらNGなのに、男なんて作るわけないじゃないですか。

神様:
 「ならいい」
 「プリキュアには一つ重大なルールがある」
 「恋愛禁止だ」

っっっ!!!!!!

「へぇそうなんだ」と聞き流した愛乃さんの後ろで、数多のプリキュア娘に衝撃走る。
恋愛禁止、ですか。そんな馬鹿な。
じゃあ美墨先輩とか日向さんとか南野さんとか夢原さんとか夢原さんとか夢原さんとか夢原さんとか夢原さんとかどうなるの。

神様曰く「上手くいかなくなると、取り返しがつかないことになるから」とのこと。
「ルールとは、問題行為をした奴がいたから作られる」ことを考えると、過去に誰かが何かをやらかしたんでしょうね。
察するに夢原さんか。まぁ「あたしだけをずっと見ていて」「見ていなかったから貴方は偽物」とか、怖いことをさらりと言う娘です。
ココがついうっかりしてしまったら、酷い惨状になりますね…。
そうでなくても政治の最高権力者であるココと、国防の最大戦力である夢原さんの恋愛は脅威でしかありません。規制されるわけだ。

とはいえ愛乃さんは「ルールよりも大事なことがある」と明言なさる方。
もはやこの恋愛禁止令、破るために存在するとすら言えます。
ビッグな愛の自制心が、最終回まで持ちますように。


(左画像)
プリキュア10周年公式アニバーサリーブック

(右画像)
S.H.フィギュアーツ キュアパッション

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


神様からすれば、姫さんに変な虫をつけるわけにはいかないから、「お前はフリーか。ラブリーと彼氏なら安心なんだが」的意味合いで言ったのかも。
しかしながら答えは「NO」。
しょうがないので「恋愛禁止」と言ってみたとか。

実際、女子2名の編成に男1名は問題ですね。
姫さん、惚れっぽそうだし。
愛乃さん、天然魔性っぽいし。

【今年の戦い】

今回の戦闘への流れは、「プリキュアと直接関係ない」点がかなり怖い。
誠司くんが巻き込まれたのは、彼がプリキュア関係者だからではありません。(少なくとも直接描写はされていない)
何かアイテムを狙っていたのでも、サイアークのコアとなった出来事(今回でいえば新聞紙)との関わりもない。
それなのに、生きるか死ぬのかの状況に追い込まれてる。

駆けつけてきた愛乃さんも、たまたまプリキュア能力を持っていたから良かったものの。
もしもプリキュアになれなくても、愛乃さんの性格上、おそらく敵に突っ込んでいったでしょう。
今回の話がほんの1日前に起きていたら(そして起きない理由はない)、誠司くんも愛乃さんもどうなっていたことか…。



なお愛乃さんが現場に駆け付けたのは、スマホで連絡があったから。
この連絡を、愛乃さんはあろうことか寝ていて危うく取り逃すところでした。
地味にスリリングな展開が続く。。

【今年の玩具】



着信を切る操作のボタンが「でない」ではなく「あとで」なのが優しい仕様。

【今週の4人目】



舞台は川。そして犬。

パッションさんの表情が険しくなるのが目に浮かびます。
黒歴史を抉るような真似を…。
どうしてパインさんのお当番回の時まで、待てなかったのか。



ついに発動したコスチュームチェンジ。3Dがお美しい。
そして技名は「プリキュア・パッションダイナマイト」。
狙ってやったのなら良い演出。

【今週のビッグな愛】



急いでいたのでパジャマで出てきた、とのことですが。
それでもしっかり、姫さんから貰った上着は着用されています。
「とりあえずこれを着ておけばOKなんだよね」感が、大変に愛乃さんらしい。
この子、本気で自分の服装に興味ないんだな。。



今のところ、エプロン姿が一番かわいい。

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【プリキュア10周年:キュアドリーム】



夢原さん:
 「キュアドリームだよっ」



夢原さん:
 「プリキュア10周年、ありがとう!」



夢原さん:
 「まだまだ行くよ!」
 「けって~~い!」

神々しい…。お美しい…。
時間を忘れた数秒間。
おぉ、夢原さんだ…。

「5」「GoGo」本放送時は檸檬派でした。
が、「お菓子の国」のインパクトが凄かった。
特にオールナイトイベント。皆でミラクルライトを振りながら「ドリーム!ドリーム!」と叫んだ時に、何かが弾けた。
無条件に応援できる人がいるって、素敵なことです。
夢原さんが来てくれた。だから大丈夫。だって夢原さんなんだから。

夢原さんは、長らく抽象名詞を名前に持つ唯一のプリキュアでした。(後にハッピーさんが登場)
「夢」は誰かが夢見ないと存在できない。そして夢を忘れてしまったら、人も生きてはいけない。
「5」の「夢に向かう時、人は一人だ。しかし孤独ではない」や、「GoGo」の価値観とコミュニケーションのテーマとも噛み合って、他のプリキュア以上に特殊な雰囲気を纏っています。

夢原さん本人は、見ていて危なっかしい。ダンスシーンなんて、転ぶんじゃないかといつもハラハラしますよ。
でも来てくれた時のこの安心感。
ハラハラするのに安心するという、この不思議。

最初期のオールスターズであるDSゲーム「Yes! プリキュア5GOGO 全員しゅーGO! ドリームフェスティバル」の、最後の場面での夢原さんの台詞が好き。
(ちなみにこのゲーム、「もしもエターナル戦に、MHやSSチームも参戦していたら」というなかなか熱いゲーム)
ゲーム内のラスボスを倒した後、だけど脱出口がなくなって異世界に取り残されてしまったシーンで、彼女はおっしゃった。

夢原さん:
 「大丈夫だよ」
 「だってこんなにたくさん、プリキュアがいるんだから」

名言だ。
まぁその「たくさんいるプリキュア」の中には美翔さんも混ざってるし、美翔さんのせいで売り上げ不利な状況で始まったシリーズだったのですけれど。
そんなどん底から、今日まで続くプリキュアシリーズの礎を作った夢原さんには、永遠に敬意を払いたい。

■ハピネスチャージプリキュア! 第2話「ひめとめぐみの友情!ハピネスチャージプリキュア結成!!」

愛乃さん、出陣!



破壊される街。失われた日常。捕らわれた友人。
不幸をここで食い止めるべく、ろくな戦闘訓練もないままに、サイアークに挑みます。
頑張れ!頑張れ愛乃さん!



しかし。最悪な状況は、そんなことでは止まらなかった。
ラブリーさんは必死に応戦します。ちゃんと戦いになってます。
だからこそ劣勢が生々しい。



イベント敗戦ではない。
普通にジリ貧で、普通に負ける…。
だ、誰か助けて!紫さんはどうして来てくれないの!?

そして姫の判断は早かった。



姫さんが必殺技を準備した瞬間、ラブリーさんは笑顔を浮かべた。
憧れのプリキュアが、格好いい決め技を出してくれるんです。やった、勝った!
でも続いて姫さんから飛び出したのは、まさかの一言。



姫さん:
 「逃げるわよ!」

え?とばかりに動きが止まるラブリーさんの衝撃は、視聴者のそれを物語っています。
技をぶちかましたのに…。友達が捕えられているのに…。逃げる、の?
しかしこれは英断と言うべき。

毎年、最も未熟な初戦が、最も命が危険に晒されます。
歴代プリキュアさんはどうにか乗り切っていましたが、今年は厳しすぎる。
生き延びただけでも褒めよう。生きていれば、また再起の機会もある…。

逃げ込んだ先は、姫の住む大使館。
周囲の様子を伺い、居場所がバレないように細心の注意を払って逃げ込みました。
なんなんだこの危機的状況は…。

まさかの黒星スタートとなった愛乃さんは、すぐに再戦を提案なされます。
何せ仲の良い女の子が、サイアークのコアにされているんです。
通常なら一時撤退もしないほどの最悪の状況だ。すぐに行こう。今いこう!



姫さん:
 「プリキュアだからって何でもできるわけじゃないの!」
 「何も分かってない!」

うおぅ…。
「プリキュアさんが来てくれたから大丈夫」と安易に考えててごめんなさい。
プリキュアさんだって必死なんですよね。胸が、痛い。

と、そこに神と名乗る怪しいお兄さんが現れ、現状を説明してくれました。
よく分かりませんが、謎の箱が開かれて、世界に災厄が撒かれたそうです。
そして始まった幻影帝国との戦い。



世界は、危機に瀕していた。

全世界規模で展開される戦い。
この分では、夢原さんたちもそれぞれの街で応戦していそうです。
なんでこんな事になってしまったんだ…。



その幻影敵国の親玉・クイーンミラージュ。
抜群の直観で、練馬に誕生した新しいプリキュアをロックオンしました。
不愉快だから消せ。

ミラージュ様:
 「幸せは一瞬。愛は幻」

確かに幸せは一瞬。まずいな、この信条の敵が相手だと、桃園さんが勝てない。
(「人生山あり谷あり。しかし最後に訪れるのは等しく、死」は、桃園さんのウィークポイント)
ていうか勝てそうなチームがいないような気が…。
この「幸せは一瞬」「愛は幻」のたった2文で、歴代プリキュアが追い詰められる。。
夢原さんが「一瞬ではない」と突破するか、相田さんが「幻じゃない」と撃破して、各地に援軍に行ってくれるしかなさそう。

そんな危険な相手に、愛乃さんはターゲットにされてしまいました。
唯一の救いは、練馬に派遣されている敵が、あまり職務に積極的でないことか。
まぁ「余裕がある」とも言えますが。

一方、余裕のない姫さんは、恐怖のあまり逃亡。
外は危険なのに、もはや正常な判断もできない模様。
嗚呼、長引く戦乱が姫の心を追い詰めていく。

でも姫さんだって弱い子じゃないんです。



愛乃さん:
 「怖くてもプリキュアやってきたなんて凄いよ!」
 「姫、偉い!」

励まそうとして理由を無理に探してるんじゃなくて、素で言ってるんでしょうね。良い子です、愛乃さん。
そして姫さんも良い子だ。こんな辛い状況にも絶望しきらず、逃げ延びてきたんです。十分、強いし偉い。
国を滅ぼされ、家族を失い、仲間もいないまま連戦連敗なのに、まだ戦う意思はギリギリ捨ててなかったんだ。むしろ驚異的です。

そんな説得の末、どうにかこうにか再戦を挑むことに。
手をこすり合わせ、お互いに握りしめ。
か細い幸せをチャージしながら、必死に立ち上がる。

ナマケルダさん:
 「いい加減にしないと、怒るよ」

敵さんは相変わらず余裕たっぷり。
邪魔だからあっち行け程度でしかない。
恐怖に震える姫さんですが、それでも勇気を振り絞る。
まずは威勢の良い啖呵です。
歴代の先輩たちも、最初の舌戦が大事だった。



姫さん:
 「サイアークも最悪だけど」
 「カビの中でゴロゴロして喜んでいる、あなたが一番最悪よ!」

ひ、酷い。まさかの罵倒。まさかの個人攻撃。
美翔さんから「ウザイナーもウザいけど、いつもしつこいあなたが一番ウザい!!」とか言われたら泣いちゃいます。
予想外の一撃を決め、そのまま勢いで変身発動!



愛&姫さん:
 「ハピネスチャージ・プリキュア!!」



しかし敵さんは無反応。
だから何だ?今までに似たようなのを何度も見たよ、と言わんばかり。
思わず怯みますが、愛乃さんたちは果敢に戦う。



強い。普通に強い。
必死に雑魚を蹴散らし、どうにかサイアークとの戦いには持ち込みましたが、決定打を放てず。
ちゃんと戦いにはなってるだけに、敵の強さが強調されます。



ラブリーさん:
 「私があいつを止める」
 「浄化はお願いね」

ラブリーさん、必死に浮かべた笑顔が、震えています。
恐くないわけがない。でも戦うしかないんだ。
どこかの誰かのプリキュアさんに頼っていても、事態は改善しないんだから。



ラブリーさん:
 「ラブリー・ハートリストラクション!」
 「プリンセス、今だよ!」



技を直撃させてるのに、効果は足止めのみ。
しかも、この手の「今だよ!」の後は、そのまま止め技が出るまで見守るものですが、ラブリーさんは即座にサイアークに追撃に行っています。
本当にギリギリの戦いだ…。そしてラブリーさんの勇気に応え、姫さんの必殺技が放たれる。



姫さん:
 「プリキュア・ハッピーシュート!!」



姫さん:
 「勇気よ!天に還れ!」

入った。か、勝った…!

貴重な貴重な1勝です。
姫さん一人では勝てなかった。ラブリーさん一人でも勝てなかった。
友達って凄い。これが、戦友か。

道は遠いですが、唯一の救いは敵を倒せばカードが手に入るところ。
倒せば倒すほど戦力増強されていきます。
中盤以降は戦況がひっくり返ることを祈ろう。こんな戦力差のままじゃ、生き残るだけで奇跡だ。


(左画像)
ハピネスチャージプリキュア!WOW!(DVD付)

(右画像)
ハピネスチャージプリキュア!マスコット 10個入 BOX (食玩・ラムネ)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


【今年の敵】

今回の敵さんは、「何かを集める」とか「誰かを探す」とかを目的にしていません。
やっていることは、純粋に世界の破壊。
今までにいそうでいなかった。(最終目標が滅びや消滅でも、当面の目的として「何かを探す」が多かった)

逆に考えると、「既に何かを集めきった後」なのかもしれません。
ブルースカイ戦か何かでアイテムを集め終わり、強化された後が、現在。
要は、インフィニティ導入後のラビリンスとか、キャラフェで再生後のダークフォール状態。

「ラブリーさんは追加戦士」と考えるのが、現状をよく反映してるのかも。

【今年のコスプレ】



姿が変わるだけではなく、能力も付与されるそうで。
盛んに推されているフラメンコモードも、この一種のようです。
ダンスが踊れるんですね。そうか、そういうズルして、EDの質を上げてたのか。

とりあえず合法的にコスプレが拝めるのは良いことだ。サンクルミエール制服とか着ないかしら。

【今年の謎生物】



神様:
 「よろしく」
 「愛乃めぐみさん、ことキュアラブリー」

「キュアラブリーこと愛乃めぐみ」ではなく「愛乃めぐみことキュアラブリー」か。
ただの言い間違いなのか、本気で「本体はキュアラブリー」と認識しているのか。
もはや「女の子がプリキュアに変身する」のではなく、「プリキュアが女の子に化けてる」のが真実なのかもしれない。。

【来週のプリキュアさん】



いきなり民間人が戦闘に参加してる。
日常が本当にヤバい。
身バレするのかどうか微妙ですが、どちらであっても面白い展開になりそう。

【佳那子お姉さん】

 ●プリキュア声優・宮本佳那子、体調不良で活動休止 長期休養へ

休養に入られたそうです。
大変な中、最後まで「ドキドキ」を完走してくださって、ありがとうございます。
ゆっくり休まれて、いつかまた復帰される日を心待ちにしています。

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詰将棋的にやってみる。

「家畜否定」に批判の声多数(webR25)
[引用]
 同法人の公式サイトをみると、当団体はそもそも動物を家畜として育て、食べることに反対の姿勢を示している模様。そして、サイト上には家畜のイラストの上に「動物はあなたのごはんじゃない」という印象的なフレーズが掲げられている。

 このことからツイッターや2ちゃんねるでは“自分たちは何を食べているのか”“植物も生き物”という趣旨の批判が多数あがっており、1月29日22時ごろには、「植物はあなたのごはんじゃない 霞でも食ってろ」というコメント付きの、同団体の主張を皮肉ったパロディ画像をツイッターで投稿する人も登場。1月31日13時時点で1万件以上リツイートされるなど、話題になっている。
[引用終]


この手の話題の時にはよくこう言われる。

 「動物を食べるのは残酷?」
 「じゃあどうして植物は食っていいんだ」

一見すると上手く相手の言い分を逆手にとってるようにも見えるけど、何か落ち着かない。
というわけで、「動物を食べるのはダメだが、植物なら食べてよい」理由を考えてみる。

私自身は動物も植物も食べて良い派ですし、件の団体は「他人に思想を強要している」点で、個人的には賛同できない。
ただ、思考実験としてやってみる価値はあるんじゃないかな。

なお前提として「自身が生き延びることは正である」とし、「生き物を殺したくないから自殺する」は、議論の余地なく誤りであるとします。
(単純に面倒なので)

【反論1:命には上下があるよ論】

命には格付けがある。
最上位は人間であるとして(前提の「自殺不可」に則る)、食物連鎖で上下を決めるのが分かりやすい。
そうすると植物はかなり下層になるので、食べても良い。

【反論2:命は全て無限の価値があるよ論】

反論1とは逆に、全ての命は等しく無限に価値があるとします。
1つ1つの命の価値が無限大ということは、何匹か息絶えたところで、全体の価値は変わらず無限大です。
無限大は2倍しようと半分にしようと、やっぱり無限大ですので。

例外として、最後の1匹がいなくなってしまったら、全体の価値はゼロになってしまいます。
つまり「何匹食べようが命の全体の価値は変わらないが、絶滅は不可」となる。
よって「食べるのなら数の多い生き物を食べるべし」となる。

ちゃんとした統計は知りませんが、多分、植物は動物よりも数が多いので食べて良い。

【反論3:中間コストを省略しよう論】

肉食動物を食べるためには、彼らを育てねばならず、必然的に餌の草食動物の命が奪われます。
草食動物を食べるためには、彼らを育てねばならず、必然的に餌の植物の命が奪われます。
だったら最初から植物を食べよう。そうすれば失われる命が少なくて済みます。(自殺不可なので、「食わない」の選択肢はない)

【反論4:植物は食べられることを望んでいる論】

例えば果実などは、食べられることで生息地を広げようとします。
こういうのは食べない方が失礼ですね。
だから積極的に食べて良い。

【反論5:殺さなければ食べて良い論】

どうして食べてはいけないのか。それは命を奪うから。

だったら初めから息絶えていれば、食べて良いことになります。
まぁ道端で行き倒れてる豚とか、病死して野で朽ちてる鶏とか、食べたくはないですが。
植物だと「枯れている」状態を回収するケースは普通にあります。よって食って良い。

【反論6:残酷じゃないからいいよ論】

何をもって「残酷」と考えるか。
基準はいろいろあるでしょうけれど、対象者が苦痛を感じるかどうかは目安になるかと思います。
そして植物には痛覚がありません。
もしかしたらあるのかもしれませんが、「痛覚がある」という肯定根拠が特になく、「痛覚は回避行動のための感覚なんだから、回避できない植物が持ってても無意味だろう」という否定根拠はあるので、「ない」と言ってもよいはず。
痛みを感じないのなら「残酷」ではないので、食って良い。

【反論7:多数決論】

例えばライオンとシマウマとヒトで食物会議をしたとします。
ここでヒトが、「ライオンもシマウマも食って良い」と発言したらどうなるか。
ライオンとシマウマの両方を敵に回しますね。

しかし「ライオンは食べてはいけない。シマウマは食って良い」と発言したらどうなるか。
おそらくライオンさんは味方になってくれるでしょう。これで多数決に勝てます。
シマウマさんからは憎悪の視線を向けられるでしょうけれど。

この考え方で行けば、「動物はダメだが植物はOK」は肉食動物と草食動物の票を得られるので、正論と言えます。
キャベツやニンジンからは憎まれよう。

【反論8:他人だから食べよう論】

最も禁忌を感じるのは、ヒトを食べること。
この理由は様々でしょうけれど、一つには「生物の目的は種の存続である」「共食いをすると種が絶滅しやすくなる」があるでしょう。

この理屈で行くと、自分と近い遺伝子を持つものほど、守りたい(食べてはならない)という思想が働きます。
ヒトの次にはサル。その次には哺乳類。爬虫類に両生類、そして魚類と、遠ざかるにつれて「同種」の認識が薄れますので、「食って良い」となっていく。
したがって、かなり遠い植物は食べて良いとなる。

【反論9:肉だからダメ論】

生々しいですが、肉の切り身にしてしまえば、ヒトもウシもトリもさして変わりません。
肉は肉だ。
動物を食べることを嫌悪する人の中には、「可哀想だから」以外に、「肉そのものが人肉を連想して嫌だから」という人もいるかと思います。(反論8の「同種を守る」が過剰反応してるんでしょう)

この場合、肉であることが問題なのだから、肉ではない植物は食べて良いとなる。

【反論10:そもそも生きてないよ論】

そもそも「生きている」とはどんな状態か。
人間で考えると、「死」の定義は心肺機能の停止か、脳死です。
この基準を植物にもあてはめてみよう。
うむ、心肺も脳もない。
よって最初から生きていないので、食べても問題ない。


以上、ざっと挙げてみた。

それぞれ一応、それなりに筋は通ってるように思います。
厄介なことに、反論1から10まで、相互にはほぼ矛盾していませんので、論破しようとすると全てを相手にしないといけない。(それも矛盾なく)
多分、厳しいと思う。というか面倒くさい。

こうなってしまう理由は単純で、「動物を食べてはいけない」に対し、本来無関係の「植物を食べてるくせに」で反論しようとしているからだと思います。
一般に、ヒト>動物>植物で考える人が多いと思われますので、「動物を食べるな」に「植物を食べるのか」で返しても、かえって相手の論を補強してしまうんですね。

(この論法を使うのなら、「植物の方が動物よりも価値が高い」ことを、まず説明しないといけない。
 ですが、おそらくこれは無理でしょう。
 草食動物を食うためには、草を与えないといけませんので、植物>動物は矛盾してしまう)

話題の対象を、別の似通ったものに置き換えて反論するのは常套手段ですが、置き換えや例を間違うと、自爆してしまう好例なのかなと思った。
個人的には「肉も植物も食っていい」派なだけに、もしもリアルでこの議論をする羽目になった時は気を付けよう…。

【蛇足】

「動物を食べてはいけない」に対する反論として、「動物だって動物を食べてるじゃないか」もよく聞きます。
が、これも置き換えをミスってるように思う。
何せ「動物と人間は違う」ことを示されたら終わりですので。
すぐに思いつくところだと、「動物が人間を殺しても、殺人罪に問われない。動物と人間では、要求されるモラルが違うことは明白」とかでしょうか。

もちろん「いいや動物も人間も同じだ」と再反論することもできますが、それをやっちゃうと「そうだね。だから動物を食べちゃダメ。人間を食べちゃダメなのと同じ」と展開されてしまいます。ほぼ詰んでる。

【蛇足2】

色々と面倒くさいことになってしまうのは、あちらさんの主張の根拠を否定できていないからだと思う。
要は「残酷だから動物を食うな」という主張なんでしょうから、「いいや残酷ではない」または「残酷だが、それの何が問題なのか」で反論するのが、正攻法のはず。

手っ取り早いのは、「その通り。残酷だ。しかし肉を食わないと私はストレスで死んでしまう。自殺は不可だと最初の前提で合意しているのだから、私は自らの命を最優先し、肉を食う。貴い犠牲に感謝」かな。
私らが肉を食う実際の理由と、ズレもないでしょうし。

【追記】

お題が「毛皮製品は残酷だ」となるとちょっと展開が変わる。
この場合、「いいや木製品の方が残酷だから、木を使っているお前が言うな」は成立させられます。
根拠としては、例えば「寿命が長い生物を殺す方が残酷だ」とかですね。
「畜産動物を食べる」の場合、動物を育てるために植物を使わねばならないので「植物>動物」を主張しづらいですが、狩猟して加工する分には問題なく言えます。
細かいお題設定で、立ち回りを微妙に変えないといけないんだな…。

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【プリキュア10周年:キュアブラック】

新しい1年が始まりました。
しかもただの1年ではない。
今年はプリキュアさん10周年!



美墨先輩:
 「キュアブラックだよ」
 「プリキュア10周年ありがとう!」
 「これからもよろしくね」

挨拶トップバッターは美墨先輩。
時間にして10秒足らずの短いものですが、ブラウン管で新規映像が動いてるだけでも興奮もの。
こんな日が来るなんて、10年前には思いもしなかった。

無印第1話のことは今でも覚えてます。
あの時は友人とメールしながら、あれこれ感想言い合ってた。
確か当時抱いた感想は「よくある変身ヒロインもの」だった。

そして、その「よくある」部分は王道に、「何かがおかしい」部分は特化して、力づくで「これがプリキュアだ」と定着させていく様にはパワーを感じました。
まさかあれから10年後も「プリキュア」さんを見てることになるとは…。
冗談も誇張も抜きで、あの時に美墨先輩を見てなかったら、私の人生は全然別になっていた。

あと私事ですが、弊ブログが「美墨さん」と苗字表記なのは、無印初期の影響をかなり受けてる。

■ハピネスチャージプリキュア! 第1話「愛が大好き!キュアラブリー誕生!」

とある時刻のとある場所。
キュアプリンセスは、襲いくる幻影帝国・サイアークに懸命の応戦を行っていました。
戦況は劣勢。どうしようもないほどに敗戦濃厚。



「弱い」と評されるプリンセスさんですが、ちょっと待って欲しい。
この時点での彼女のスペックは、

「羽フォーム可能」
「追加兵装支給済み(ブレスレット)」
「連打系を含む複数の必殺技可能」

今回は披露していませんが、玩具ギミック的に「フォームチェンジ可能」でもあるはず。
装備だけを見れば、最終決戦直前の武装です。
それなのに。それなのに…。嗚呼、サイアークには通用しない。



雑魚敵一人すら満足に倒せず、あわや敗走。
そこに紫の戦士・フォーチュンさんがやってきてくれました。
超絶格好いい。



フォーチュンさん:
 「フォーチュン・スターバースト!」
 「プリキュア!スターダスト・シュート!!」



フォーチュンさん:
 「星よ!天に還れ!!」

爆砕して極楽浄土送り。勇ましい。

だけど、これもちょっと待って欲しい。
あからさまに強キャラに描かれている紫ですが、戦い方には全く余裕はありません。
不意打ちの初撃のアドバンテージを活かしたまま、力ずくで押し切った感じ。
技も2発連続して繰り出して、それでようやく1体倒しただけ。
敵幹部もさほど慌てていません。

しかもプリンセスさんとフォーチュンさんは仲が悪く。



フォーチュンさん:
 「私はあなたを許さない。絶対によ!」

サイアークが溢れ出たのは、プリンセスさんの失態。
劣勢すぎるこの状況に、プリキュアさんの方が余裕がない。
今回は勝ったけど、全然勝った気がしない…。

そんな戦時下で暮らす愛乃さん。
街は危機に瀕していました。
プリキュアさんによる防衛線は破られて久しく、そこかしこで行われる破壊は、既に民間人の知るところに。



それでも愛乃さんは希望を捨てていません。
大丈夫。プリキュアが、ばばーんと現れて、どかーんと解決してくれるよ!
その頼みの綱のプリキュアは、もはや敗戦と撤退を繰り返してるとは知らずに。

一方、プリンセスさんサイド。
滅ぼされたブルースカイ王国から亡命中のようですが、さすがにこのままでは埒が明かない。
そこで数を増やすことにしました。
お友達を作ろう。そして戦線に投入しよう。
お友達とはそういう生き物ではないはずですが、プリンセスさんの歪な思考はどうしたものか。

徴兵の仕方は簡単です。
高いところから宝石を投げて、当たった人が友達だ。
毎年第1話には前作のモチーフが使われてますが、「幸せの王子」つながりだったのかな。
「幸せの王子」は宝石を投げつけてたわけではありませんが。
僕の宝石を無作為に投げるよ!拾った人は換金してハッピーだ!

投げた宝石は、たまたま通りかかった愛乃さんに直撃。
彼女の姿を見て、お姫様も大変にご満足。
良かったですね。素直で良い子そうな娘に当たって。
多分愛乃さんなら、「そういえばどうして私を選んだの?」「石を投げて当たったから」なんて会話しても怒らないんじゃないかな。
歴代の何人かだったら激怒するところですよ。それどころか投げ返して反撃してきそうな人たちもいる。

ほんの少し後をつけただけでも、愛乃さんからは育ちの良さがバンバンと。
しかも男子と喋ってるんですよ!こいつ!
なんて高いコミュニケーション力と勇気なんでしょうね。お姫様も驚愕することしきり。
対人能力が壊滅的なお姫様とも、とんとん拍子で仲良くなってくれました。
敵対しても何らおかしくない出会い方だっただけに、奇跡のような成り行きだ。

そしてそこにやってくるサイアーク。
襲ってきた理由は、道で見かけた女児の帽子が気に食わなかったから。
身震いするほどに意味不明な動機です。



すかさずお姫様は応戦に出ます。
ここですぐに逃げないだけたいしたもの。
出来たばかりのお友達を背に、勝てない戦いに挑みます。



案の定、勝てなかった。
もはや敵も、プリキュアを脅威と感じていない。
ついでに消しておくかくらいの感覚で、プリンセスさんに攻撃が迫る。

これを見て、愛乃さんは立ち上がった。



敵さん:
 「サイアークの前に立ちふさがるとは見上げたものですな」
 「でも震えていますよ」
愛乃さん:
 「こんなの、怖いに決まってるじゃない」

そう、怖いに決まってるんです。
コスプレして前線に投入されて、怖くないはずがない。
スーパーヒーローだって人間なんだから。

愛乃さん:
 「怖いけどどうしたらよいかわからないけど」
 「でも私、友達を助けたい」
 「自分だけ良ければいいなんて私は嫌だ」
 「皆で幸せになる」
 「それが幸せハピネスなんだから!」

冒頭で「プリキュアがなんとかしてくれる」と言っていましたが、他人任せだけの娘じゃなかった。
現実はメルヘンとは違うんです。だから自分がメルヘンになって見せるしかない。
ヒーローが何でも解決してくれる時代は終わった。私たち自らが立ち上がり、リソースを追加しよう。私たちは一人じゃない!

愛乃さんの叫びに、謎の投擲宝石が呼応し、謎なままに変身が発動。



ラブリーさん:
 「世界に広がるビッグな愛・キュアラブリー!」

命名・キュアラブリー。だって愛とか好きだし。

通常ならば慌てるところですが、ラブリーさんは最初から適応していました。
「プリキュア」=「パワードスーツ」くらいのノリですね。
よし、武装が支給された。これで戦える。



対する敵さんも、特段に慌てた様子はありません。
まぁ女の子を追い詰めたら、プリキュアが発動しても不思議でも何でもないですね。
あまりに淡々とした様子に、リアルに恐怖を感じます。
なんかこの敵さん、同じ状況に何度も遭遇していそうですよね…。
そして未だ健在ってことは、その「追い詰められてプリキュアになった娘さん」たちは、その後どうなってしまったのか。。



ラブリーさん:
 「不幸はここまで」
 「このキュアラブリーがみんなのハピネス、取り戻すんだから!」

愛乃さん、出陣。
突然の口上なのに、「現在は不幸である」「失われたハピネスを取り戻す」と断言するあたり、厳しい状況が伝わってきます。
苛烈な戦いがここから始まる。


(左画像)
ハピネスチャージプリキュア!WOW!(DVD付)

(右画像)
ハピネスチャージプリキュア!マスコット 10個入 BOX (食玩・ラムネ)


今年も紫の支持者になりそうです。天に還れ!

【今年のプリキュアさん】



全編からハートキャッチの香りが漂ってきます。
ここまで似通っていると、パクリだの何だのではなく、意識的にやっているのでしょう。
その意図が気になるところです。単に作風として1ジャンルとなってるだけなのか、テーマやギミック的に何かあるのか…。

【今年のED】



唖然とするしかないCGのクオリティ。しかも端々にネタが仕込まれていそう。



風力発電機の後ろの方に、ライブ会場みたいなのが見えます。
もしかして、「ドキドキ」EDやダンスムービーの会場でしょうか。
どんな意味があっての演出なんだろう…。

また、EDの歌詞も意味深です。



 『夢みるつぼみは あきらめない』
 『倒れそうな時も 信じる』

どこかで聞いたことがあると思ったら、「GoGo」OPだった。

 『夢みてるつぼみは あきらめない』
 『倒れそうな時も、信じていこう』

作詞はどちらも只野菜摘さん。
前述の「ハートキャッチ」と同様、これも意図的に被せてきていそうです。
なんといっても曲名が「プリキュア・メモリ」ですし。

【今年の青】

青の本名は「ヒメルダ・ウィンドウ・キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」。
「キュアクイーン・オブ・ザ・ブルースカイ」って、微妙に気になる表記ですね。
「プリンス・オブ・ウェールズ」とかと同じ感覚なのだとしたら、「ブルースカイのキュアクイーン」。
つまり「キュアクイーン」なる役職(地位)があることになる。
もしかしてミューズさんの正式呼称も「キュアクイーン・オブ・メイジャー」だったりするのかしら。

【今年の玩具】



リアルにでかい。でかいから横置きで腰にセット。微妙にじわじわくる。

【今年のピンク】



お母さんが微妙に体弱そうに見える。
また、姫さんとの自己紹介で、ナチュラルに手話を使ってる。
特に意味のないネタかもしれませんが、ちょっと気にはなるかも。

【今年のオールスターズ】

NS3のキャッチコピーは『心がつながっていれば、未来もずっと、ともだち』。

NS1は『女の子は誰だってプリキュアになれる』。
そして「スマイル」はメルヘンに救われた少女が、メルヘンを目指す話だった。
NS2は『私たちは、ひとりじゃない!』。
そして「ドキドキ」さんは奮闘する自分らのところに、仲間が立ち上がってやってきてくれる話だった。

以上を踏まえると、「NS3」も「ハピネス」さんを反映していると思われます。

「ハピネス」EDに「大人になっても忘れないでね」とあることもあり、そのまんま考えればプリキュアさんが消滅しそうです。
「企業戦略的に2015年以降もプリキュアは放送されるだろう」「商業上、できることできないことがある」といった制約を無視すると、「物語中盤でプリキュアが消滅」「しかしそれでも戦う民間人」「ラストバトル、最後の再起動をするプリキュア」とかそんな展開が想像されます。
要はプリキュアからの卒業ですね。
みんなプリキュアになれて、みんなで戦うのなら、もはや「プリキュア」なる特殊概念自体、不要。

商業的にも、さすがに「プリキュア」を否定するわけにはいかないでしょうから、本気でそうなるとは思っていませんが。
プリキュアさんは毎年、面白い問題提起をしてくれるので、今年も非常に楽しみです。
概ね「これ、おかしい」(しばしば批判的に)と思われるところが、テーマに直結していたりするので、変に固定観念を持たないようにしよう…。

とりあえず、
 「姫の友達の概念がおかしい」
 「無作為に投げた石でプリキュア認定」
 「街が危機に瀕しているのに、プリキュア任せ」
 「やたらにおまけをくれる街の人」
このあたりが怪しい。

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2月になったからプリキュアさん的新年度。

■ハピネスチャージプリキュア! おひろめカーニバル

 日時:2014年02月01日(土)開場08:00
 場所:池袋サンシャインシティ
 出演:キュアラブリー、キュアプリンセス、司会のお姉さん、他スタッフの皆様

朝8時から早起きして行ってきました。
内容は第1話のダイジェスト放送と、ステージショー、歴代含めた写真コーナーや物販。
前は入場料を払ってた気がするけど、今年はありませんでした。集金手段が確立したんだろうか。

【第1話ダイジェスト】

以前は「ネタバレしたらプリキュアが骨を折りにいきます」と警告がありましたが、今回は「撮影禁止」のアナウンスのみでした。
でも万が一アナウンス漏れだったり、聞き落してたりしたら骨を折られるので、内容については伏せます。
今年の新人さんには、悟った目をしながら「じゃあ折りますね」と本気でやってきそうな怖さを感じるし。

印象としてはハートキャッチさんにかなり近い。
あまりに被る要素が多いので、意識してやってるんだろうと思います。
これが「ハートキャッチに重ねてきている」のか「10周年企画で歴代に重ねてきている」のかは、現時点では不明。

世界観の設定はかなり好き。
なぜか涙が流れかけたくらいに好き。
この「もうどうしようもない」状況は、良いな。

【ステージショー】

新人のラブリー&プリンセスさんが、ハートさんに引率されながらご挨拶。
しかし残念ながらハプニングが。

司会のお姉さん:
 「3月15日から新しい映画が始まります」
 「ではキュアハート、タイトルを教えてください」

ハートさん:
 「はい!」

じゃじゃん!
ステージスクリーンに大写しになる……「プリキュアストア開店」の画像。

ラブリーさん:
 「………。。」
姫さん:
 「………。。」
司会のお姉さん:
 「………。。」
ハートさん:
 「新しい映画のタイトルは『プリキュアオールスターズNewStage3』!」

嗚呼、出す画像を間違えたな。
ステージも客席も凍り付く中、ハートさんは堂々と紹介を続けます。
さすが大貝中学の生徒会長。心臓に毛が生えていらっしゃる。

後にWeb公開されたライブレポートによれば、映画紹介の前にプリキュアストアの宣伝があったみたいです。
私が参加した第1回の上演では、(この時間にはまだ開店していないので)省略する予定だったのか、それともうっかり飛ばしてしまったのかは定かではありませんが、映像だけ流してしまったっぽい。
まぁ新人さんですしね。先輩も一緒に舞台に上がってて良かった。

他にも「ラブリーと姫が同時攻撃をするはずが、微妙にタイミングがずれる」とか、新人さんらしい固さがちらほらと。
以前のフレッシュさんの時とかも、パインさんがよろめいたりしてたし、こういうのも含めて風物詩なんだと思おう。
頑張れ、新人さん。

【歴代プリキュアさん】

恒例の写真撮影コーナーでは、美翔さんもばっちり活躍されていました。
上述のライブレポートでは、何故か紹介を飛ばされるという極めて不可解かつ理不尽な扱いを受けていましたが、ちゃんと居たのです。
まぁ、不可解でも理不尽でもないんですけどね。呼んでもらえただけありがたいと思おう…。

ただ実際の現場では「不人気で閑古鳥」というわけでもなく。
通りすがりに見かけただけでも、「SSコーナーのみで撮影していく子供」も見かけました。
単に他が混んでただけかもしれませんが。美翔さんはああいう良い子のおかげでご飯を食べられている。

【物販】

手前から高額玩具・中額商品・少額菓子・無料ゲームコーナーと並べる見事な布陣。
徐々に親御さんのハードルを下げ、何がしかの出費を誘発しようという仕組みですね。
大変に頼もしい。

特にゲームは長蛇の列。
ほぼ朝1番組の私の時間帯ですら、1時間近く並びました。
これが昼を過ぎたらどうなっていたことか…。

見て回ってる最中にも「売り切れました」の声があちこちから聞こえてたし、かなりの盛況だったように思います。

【その他】

Twitterの方に色々と書いてみた。
ネタバレを恐れると書けることが限られてしまうのだけど、今年1年に期待できる頼もしさを感じました。
早く明日の本放送にならないかしら。

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現在コメントは、お返事をできない状態のため、全て保留のままにさせていただいています。
コメントを貰えるのは嬉しいだけに、申し訳ないです。