穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
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マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「バレンタインSP」(なかよし2022年2月号)感想

2021年12月31日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「バレンタインSP」(なかよし2022年2月号)


なかよし 2022年2月号 [2021年12月28日発売]【電子書籍】[ CLAMP ]

コミックス作業のため今月はバレンタインネタのショート掲載。るちあさんの魚脳ぶりが相変わらずで微笑ましいです。
ところでるきあさんは「全裸を披露」「数度の接吻」「手作りチョコ」を経てもなお、「特別な関係ではない」体裁なんでしょうか。さすがはるちあさんの娘。

●1月13日に前作「ぴちぴちピッチ」の新装版および「aqua」のコミックス化。書き下ろしもあるとのこと。
●漫画アプリ「パルシィ」(公式サイト)さんで「aqua」が読めます。12月31日現在、旧作は配信されていないのは残念。
●1月17日まで公式イメージソングの投票受付中(公式サイト
●サンキューマートさんでグッズ販売(公式サイト
●FRIDAYデジタルさんにインタビュー記事が掲載

1年前なら予想だにしなかった勢いです。ここまでくると欲を出して「アニメ化」に期待したい。
土曜朝の戦友の「東京ミュウミュウ」さんはアニメ化されますし、正直かなり期待しています。引退されている方もいるのでオリジナル声優は厳しそうですが、世代交代でもそれはそれで盛り上がる。どちらであってもぜひ見たい聞きたい。

「aqua」本編はいまだ全容が分からないまま。前作(というかアニメ版)の最大特徴の「歌」も「変身」も伏せたまま半年がたちました。イメージソングコンテストで決まった曲を熱唱する流れかしら。

「ぴっち」の歌は、歌として素晴らしいのはもちろん、イメージソングに求められる「本編では明確には語られていない背景や心情」を反映しているのが好きです。
BBSの歌からは彼女たちの生物種レベルの孤独が伝わってくるし、みつかいたちも「自分は作り物である」と自覚している故の諦観や虚無が漂ってる。

その歌の中で「ぴっち」全体のイメージソングはと言われたら、やっぱり「Legend of Mermaid」だと思う。「ぴっち」特有のワード(例えば「マーメイドプリンセス」とか「人魚」とか)を使っておらず、せいぜい「七つの海」ぐらいしか出てこないのに、見事に「ぴっち」の曲です。
歌詞『誰もがいつかはここを 旅立つ日が来ても私は忘れない』は素晴らしいとしか言いようがない。「母なる海」と「地上」、その境界線たる「波打ち際」。それらを舞台にした非常に大きな視点での「愛」。

今回のコンテストで選ばれるのは「LoM」の正当後継でしょうから、とても楽しみです。
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(第42話)トロピカル~ジュ!プリキュア「襲撃!最強のヤラネーダ!」感想

2021年12月27日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第42話)トロピカル~ジュ!プリキュア「襲撃!最強のヤラネーダ!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第42話より)

トロフェス目前、一同は準備に明け暮れ、そこかしこで「一区切り」の雰囲気が流れる中。
あとまわしの方々がデカいクジラを引き連れて襲ってきた。さすがは海洋哺乳類。そして夏海さんが丸のみにされ、胃袋の中で年越し。
今年も大変な1年だった。また来年も頑張ろう。

例年と比べ、トロプリは敵側の活動がこちら側に関わってきません。
何かの争奪戦をしているのでもなく、直接的に地上を征服されそうになっているのでもない。
定番の「夢なんてくだらない」的なやり取りも少ないです。あすか先輩たちの個人回は、敵とほぼ何の関係もなく始まって、何の関係もなく終わった。

一応はグランオーシャン防衛が任務ではあるものの、ストーリーには影響していません。もっと頻繁に王国に帰り、海洋探検をしたりしても良さそうなのに。
「目的も計画も明確ではない」トロピカる精神の現れなのだと思いますが、その結果、敵の目的がいまだにはっきりせず。

今回のバトラーの説明を信じるなら(全く信用なりませんが)、あとまわしの魔女様は回想にでてきた謎の敵ご本人の模様。回想に出てきた人魚=あとまわしの魔女様で、愚者の棺の中にいるのが当時の敵かとも思っていたのですが、ストレートに当人だったようです。では彼女は何を忘れてもがいているのだろう?

「あとまわし」という特徴的な名前と、「世界を破壊する」も結びつきません。かつてのクライアスのように時間停止を目指しているなら理解もできますが。
極言するなら魔女様が不老不死になったとしても、ずっと寝てるだけなら害はないです。やる気パワーを奪うという手段さえ見直してくれれば、別に構わないような…。

一方こちらのローラも、何か決心なさってる様子。記憶を消す掟が絶対だというなら、何をなさるのか。
アンデルセンの「人魚姫」でいえば、王子を殺して(記憶を消して)海に帰るか、記憶とともに地上に残って泡となる(女王の夢を捨てる)か。
ローラはそんな殊勝な選択ではなく、「ならば王国を滅ぼして新しい国を作る」ぐらいにタフで居て欲しいです。

「足が生える」エピソードでは、これまでの「人魚姫」の課題(他者に認められるためには自己を捨てねばならないのか、これまでの価値観を捨てるのが幸せなのか)を綺麗にクリアしてきました。
ラストの選択も上手い解決に期待しています。
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(第41話)トロピカル~ジュ!プリキュア「会議だよ!トロピカる部、集合~!」感想

2021年12月22日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第41話)トロピカル~ジュ!プリキュア「会議だよ!トロピカる部、集合~!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第41話より)

作戦会議という名の総集編。鮮やかな導入です。

卒業イベントの演劇台本を書くために、一同はプリキュアとの出会いを振り返ります。
こうして見ると、あすか先輩との出会いは異質です。人魚が直接には関与せず、回想シーンは抱えていた悩みともリンクしていない。強いて言うなら、番長的キャラであることを示唆した登場なのに、実際には全く関係なかったことか。テニス部の「たまたま暴力的ともいえる手段で解決を図ったが、別に乱暴者ではない」に繋がります。

そしてやっぱり再確認。ローラは尾びれが生えていた方がいい。
みのりん先輩や涼村さんや夏海さんとの出会いは、人魚だからこそ説得力があります。性質が違うので優劣の話ではありませんが、仮に妖精や魔法使いだったら、話の筋がかなり変わってくる。太古から存在が意識された、「現実的な」非実在存在の人魚だからこその面白さ。
なのでローラはもう二本足を捨てて欲しい。海に還るんだ、アシカやアザラシの如く。

トロプリは、ある種の泡沫の夢のような「一時的な滞在」の意味合いが強いように思えます。
自分の立ち位置に迷った面々が、たまたまやってきて、それが何の役に立つのかは分からないままトロピカルな日々を過ごし、そして旅立っていく。
「人魚」をテーマにすると「母なる海に還れ」もしばしば登場しますが、その意味でいえば「海から上がった生物が陸地で一夜の夢を見て、再び海に還る」かの如く、メイクや文芸やテニスから一旦離れてトロピカった後、本来の自分たちの場に戻っていく感じ。
なのでローラも早く二本足を捨てて海に還ろう。海の底は楽しいよ、陸地なんかとはおさらばしよう。

ちょうど今、私自身が育休を取っていることもあって「一時的に離れる」は実感として何か分かります。今後の人生の何の役に立つのかといえば具体的な説明は困難だけど、確かに何かの自分の基礎になるような感覚。そんな一時的な離脱。

社会的にも一時休止というか足踏みしているような転換期で、トロプリさんはそこにとてもマッチしてるように思えます。
まぁ今の社会情勢は「トロピカってる」状況とはなかなか言えませんが、起きてしまっている以上は少しでも未来に活かしたい。
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Pearl Piari Cafe in Tree Village(「マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ」コラボカフェ&ショップ)

2021年12月19日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
遅ればせながら行ってきたのでご報告。

開催日:2021年11月27日(土)~12月16日(木)
場所:東京ソラマチ・ウエストヤード 4階「テレビ局公式ショップ ~ツリービレッジ~」


メニュー:
・るちあのピンクバーガーセット
・ヒッポのブルーカレー
・星羅のオレンジナポリタン
・波音とクラちゃんパンケーキ
・ブラックビューティーシスターズパフェ
・リナのグリーン抹茶パフェ
・るちあのピンクピーチソーダ
・波音のソーダフロート
・リナのメロンソーダ
・かれんのブルーベリースムージー
・ノエルのブルーエルダーティー
・ココのレモンサイダー
・沙羅のタピオカオレンジ
・ホットドリンク

おまけのコースターは私が行ったときには既に品切れでした。
残念ではありますが、売れ残るよりずっと良い。次のイベントに繋がって欲しいです。

コースターが貰えなかったので、せめてもの抵抗で全絵柄を注文してみた。

 

 

ホットドリンクの絵柄は選べなかったのですが、2つ頼んだらシェシェとミミにしてくれました。スタッフ様が分かってらっしゃる。2個ならこの二人か、かれん・ノエルですね。

 

思えば公式イベントに参加したのはこれが初めてです。
本放送当時に行けず、もうそんな機会は来ないだろうと諦めていたのにこうして実現するとは、つくづくありがたい限り。

ただいざ行ってみたら「まさか令和のこの時代に『ぴっち』があるなんて!」的な感動は意外にも薄かった。
理由の第一は、我が家では「ぴっち」が現役で稼働していてそこら中にグッズも散らばっています。「令和のこの時代に!」も何も、普通に日常です。
「aqua」も始まった今、「ぴっち」は現在進行形。懐古的感動はなくても当然だった。

もう一つ、私はガチ目に「ぴっち」に救われた経験があるせいで、テンションが上がるというより「サカナだ。サカナがあらせられるぞ」な気分に陥り、テンションが上がるどころか神妙な心地になってしまった。いやもちろん楽しいし嬉しいのですけど、クソ神妙な顔をしてコラボメニューをすする中年。不穏な絵面だ。

意外性という意味では、グッズ売り場で流れていた「ぴっち」映像の方が高鳴るものがありました。なんか平然と、るちあさんのぴちぴちボイスが店内を流れてるのが愉快だった。

日を変えて、お子様とも一緒に行ってみました。「子供とぴっちイベントに行く」は、現実味がなさすぎてこれまた奇妙な心地に。つくづく厄介なファンだ。
それはともかく、肝心のお子様は大喜びしてくれました。「なぜ他に子供がいないのか」と首を傾げてはいましたが。
ちなみにうちの子は、リナ推しでユーリ推しです。「お姉さんキャラ」が好きらしく一時期はノエルを推していましたが、リナに落ち着いたらしい。多分、夏休み回のせいだと思う。

開催してくださった方々、ありがとうございました。そして次も切望しています。
「ぴっちイベントに子供と一緒に参加する」という見果てぬ夢が叶ってしまったので、さらに夢のその先を見てみたいです。
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(第40話)トロピカル~ジュ!プリキュア「紡げ!みのりの新たな物語!」感想

2021年12月14日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第40話)トロピカル~ジュ!プリキュア「紡げ!みのりの新たな物語!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第40話より)

思い付きで企画された卒業生イベントは、参加サークルがやたらに増え一大イベントになったようです。
出し物は演劇をやることに。これも思い付きです。フットワークがやたらに軽い。

演劇→主演はローラ(既定事項)→「人魚姫」は却下、という流れるような運びで、演目はみのりん先輩の「マーメイド物語」が候補になりました。
が、先輩は断固拒否。ご本人からすれば黒歴史の公開処刑も同然です。

じゃあ書き直そうよ、今の体験を織り込んで。
正論ですが、「伝説のパパイアを探す話に、何をどう体験談を盛り込めと」と先輩はフリーズ。
この辺リアルだと思う。日々の生活にせよ特殊な体験にせよ、それらが別の何かに活きるのは直感的にも経験的にも分かりますが、具体的に「さあ活かせ」と言われたら困ってしまう。

じゃあパパイアを探しに行こうよ、みんなで。
これまた正論です。伝説のパパイア探しの話に体験談をどう織り込めばいいか分からない。なるほど、それはパパイアを探したことがないからだ。探しに行こう。
回りまわって当たり前のことを言ってるような気もしますが、意外に盲点かもしれない。

幸いにもパパイアは近隣で栽培されていました。各種知識と突き合わせ、そうかこれがパパイアかと一行は納得。では食べてみよう。意外にもみのりん先輩は食べたことがないとのこと。

先輩の名誉のために触れておきたいのですが、彼女は頭でっかちの机上の空論家ではありません。これまでも彼女の知識は大いに役立ってきました。
今まで「本に●●と書いてあった」⇒「実物と違う!役に立たない!」みたいなのは(マーメイドとか妖精のような超越存在は別として)あまり記憶にない。
その先輩がまさかのうっかりで、食べたことがなかった。

思うに「書を捨てて街へ」といったことではなく、「一人では凡ミスがある」の観点でしょうか。
「マーメイド物語」も指摘されてみれば欠点は明らかだった。どうして気づかなかったのかと不思議なぐらい。パパイア未食事件も同様で、言われてみれば食べないのは変だった。

夏海さんはずっと「マーメイド物語は面白い」と認識しているのも大事な気がする。
みのりん先輩や文芸部の方にとっては陳腐な小説でも、読み手が楽しめるならそれは良いお話とも思えます。まぁ賞は取れないでしょうけれど、それが本分でもあるまい。

くるるん初登場時にコミュニケーションの壁を乗り越えたのも、みのりん先輩の知識と想像力のおかげでした。
知識や思索は否定されてはいない。ただ外部の助けが入った方が、それをより良く活かせるはず。

故にキュアパパイア。同胞の花言葉。

みのりん先輩がどういう境地に至ったのかは彼女の書く演劇に現れるでしょうから、ある意味まとめ回は次回以降とも。
トロピカる部をモチーフにするなら、仮想トロプリとも言えそうです。楽しみ。
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(第39話)トロピカル~ジュ!プリキュア「みつけて!さんごのきらめく舞台!」感想

2021年12月08日 | トロピカル~ジュ!プリキュア
■(第39話)トロピカル~ジュ!プリキュア「みつけて!さんごのきらめく舞台!」感想


(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第39話より)

絶大な人気を誇りながらも、ここに至るまで今一つ明確な立ち位置が見えなかった涼村さんのまとめ回。
余談ですが先日イベントに参加してみたところ、来ていたお子様の装いがコーラルコーラルコーラルコーラルラメールコーラルぐらいの比率で、訳の分からない無双ぶりでした。この子の何がそこまで幼児様を惹きつけるのか…。

「明確な立ち位置が見えない」ことはご本人様も気にしていたようで、ふと見つけたモデルオーディションに申し込まれました。ついでに当然のごとくローラも申し込んでいて、合理的に失格なされていた。シナリオの手際の良さが素晴らしいです。

結果的にトロピカる部代表かのようになった涼村さんは、破竹の勢いでオーディションを勝ち残る。面接に至っては、しどろもどろな受け答えだったにも関わず、持ち前の顔面力だかコネだかで突破。最終審査も出席さえすれば合格してたんじゃなかろうか。

ですが涼村さんは最終審査を辞退。
面接の前に成り行きでした他の方のメイクが楽しかった。戦闘では「防御担当のコーラルがいるから戦える」と皆が信頼してくれていた。
立ち位置が見えていなかったのは自分だけで、しっかりと周囲の支えになっていたのです。まぁ確かに、日常パートでも涼村さんがいるかどうかで安心感が違うもの。
裏方として皆を支えることで、自分を見せていく。自分のカワイイを言えなかった涼村さんが、そのカワイイを人に伝えて託せるようになった。

ちょっと歴代の防御担当の方々を振り返ってみる。

まず古のミントさんとは若干違う方向性です。
劇中では明確には語られていませんが、こまち先輩はおそらくは姉にコンプレックスを持ってる。自由奔放な姉のせいで、自分は控えめになるのを強制され、割りを食っているように感じてるっぽい(こまちちゃん人形の悪夢や、ダークミントとの会話から推察するに)。
彼女のバリアは「閉じこもっている」負のイメージで、だからメイン回ではそれを吹き飛ばすような使い方をし、GoGoでは形態も変わったんじゃないかな。

戦闘の立ち位置が似ているサンシャインさんは、最初から補佐担当に自負を持っていたように思う。
彼女の決め台詞「私の光で照らして見せる」は太陽のイメージ的に派手ですけど、主役は照らされている側ですから涼村さんのメイクと同系です。「誰に言われたわけでもないのにカワイイと思う気持ちを抑えていた」のも、涼村さんと酷似。
いつきさんがかなり早期に自分の立ち位置を認識していたのに対し、涼村さんは終盤までかかったのは「問題を認識したらそこにフォーカスを当てて行動する」ハトプリと、「行動を通じて解決したかった問題にフォーカスが当たる」トロプリのテーマの違いかなと思います。もちろん優劣ではなく。

ロゼッタは徹底して裏方を務めていた。「幸せの王子」のツバメの覚悟。
「守られる女王様」ポジションのルミナスが、防御とサポート特化なのもイメージは繋がります。

今にして思えばアンジュの「女優」は、「防御担当」のスタイルと性質が異なります。女優ではなく医師(人を支える側)の道を選んだのは、今回のコーラルと同様の帰着とも。
ハニーの調理は、「カワイイを伝える裏方」のメイクに対し「オイシイを伝える裏方」の調理と言えそう。大森さんは自分一人でも幸せごはんしてるので、若干イメージが違いますが。

こうして見ると防御・サポート担当は、戦闘スタイルに本体の背景を反映しやすいのかも。
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「episode5:海のおきて」マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua(なかよし2022年1月号)

2021年12月05日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
■マーメイドメロディーぴちぴちピッチ aqua「episode5:海のおきて」(なかよし2022年1月号)


なかよし 2022年1月号 [2021年12月1日発売]【電子書籍】[ 天樹征丸 ]

突如謎の生き物に襲われたるきあさんでしたが、南極海のマーメイド・かれんさんが助けてくれました。物理攻撃で。

かれんさんが言うには、北極海のノエルに会いに行く途中だったとのこと。南極海から北極海。相変わらず無茶な機動をなされます。
ここにきてようやく、るきあさんも事態の深刻さに気付きました。
「南極から北極を目指しているのに、なぜ日本近郊の海を泳いでいたのか。飛行機は…?」と考えないあたり、思考がだいぶマーメイド寄りに染まってきています。

そうこうする内に、るちあさんらも駆けつけてくれました。ピンクイルカのももちゃんが呼んでくれたそうです。ご存命だったのか、ももちゃん…。新章になっても優秀な伝令役は変わらないらしい。
かれん様が撲殺なさるのがもう少し遅ければ、るちあさんらのお歌を拝めたのかしら。それとも昨今のるちあさんは、物理で戦われるのだろうか。連載が始まってそろそろ半年になるのに、最大の特徴たる「お歌」がどうなったのか分からないとはどういうことだ。

一行はなし崩しで「ちかいの泉」とやらに。人魚が集う場所とのことです。そこにいた、おばばさまとやらに、るきあさんは「マーマンと結婚するように」と改めて釘を刺されました。
以前までの彼女なら即座に反発して殴りかかるぐらいはしそうでしたが、さすがに命の危機に晒された直後なだけに、ようやく飲み込んでくれました。何だか分からないが、マーマンと結婚しないとヤバイらしい。

これで黒砂くんともお別れ。傷心のるきあさんは、土砂降りの雨の中を、傘もささずにトボトボと。「土砂降りの雨の中」を不用意に歩かないで欲しい。
案の定、雨に濡れた体は徐々にマーメイド化。「徐々に」ってどういうことだ。描写は髪の毛のみですが、下半身も微妙に鱗が生えたり結合したりしかけてたんだろうか…。

雨宿りできる場所を探している内に、謎のカフェを発見。ふらふらと近づいたところ、謎の店員さんに抱きすくめられました。そこに黒砂くんが襲来。

るきあさん:「…どうしてここに?」
黒砂君:「おまえのようすが気になって…」

土砂降りの中、体のシルエットが微妙に変化しながらボンヤリ歩いていたら、まぁ心配はされます。マーメイド臭を感じ取っただけかもしれませんが。
二人してとりあえずカフェに入ると、黒砂くんは今度のサーフィン大会に応援に来て欲しいと切り出しました。
揺れるるきあさん。ですが「もう会わない」と拒否なされた。マメプリの自覚が芽生えたようです。

が、間髪入れずに黒砂君は接吻をぶちかましました。容赦ない。そして一言「オレはお前に会いたい」。さすが高校生様はやることが大胆だ…。

その夜。
るきあ邸には、るちあ・波音・リナの3名が待機。海斗くんは出張で不在。「プロサーファーの出張」って何か妙な響きですね…。いやそのご職業の詳細を知らないので失礼だったら申し訳ないのですが、「遠征」の方がしっくりくるような。契約先との事務手続きとか記者会見的なものに出かけてるんだろうか。

それはともかく、不在の海斗くんの分もと気合を入れるるちあさんでしたが、あっさりと出し抜かれ、謎のマーマンがるきあさんの寝室においでなさった。
普通に考えれば先ほどの謎のカフェ店員です。何か凄く悪そうな顔をして現れましたが、先ほどの店員さんとしての出会いは、それなりに運命的というか恋愛に発展してもおかしくないような良さげな雰囲気。

この彼が「マーマンの許嫁」なのかは定かではない(ミスリードな気がする)のですが、マーマンなりに頑張って雰囲気づくりをしたんだとしたらちょっと気の毒です。第一印象を良くしようとわざわざカフェを作ってセッティングしたのに、どこぞの男と目の前でいちゃつかれたら、許嫁としてはキレても仕方ないと思う。
もしかして波打ち際で襲ってきた化け物も、本来の予定では「キャー助けてー!」→「マーマンが助けに入る」→「るきあさんメロメロ」みたいな演出を狙ったのかしら。通りすがりのかれん様に撲殺された化け物、かわいそう。。

「深海の王=悪い奴」でもないので、案外真面目に王様を頑張りたいだけなのかもしれない。彼からはどうにも不憫な匂いがしてならないです。

【蛇足】
・今月号はマーメイドの下半身の描き方がいつもの雰囲気が違った気がする。
・ノエルが出てきた(名前だけですが)ので、残る不明者はココ、聖羅。ココの出番の薄さは相変わらずか…。原作版ココは格好よくて、アニメ版とはまた違った感じで好き。
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