穴にハマったアリスたち

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感想:はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.3「舞台 大正浪漫探偵譚」

2013年07月31日 | ライブ・イベントレポート(アニメ系)
我らのくどまゆさん出演のお芝居を見てきました。

■はっぴぃはっぴぃどりーみんぐプロデュース Vol.3「舞台 大正浪漫探偵譚」

 日時:2013年07月27日(土)~08月01日(木)
 場所:八幡山ワーサルシアター
 出演:工藤真由(詳細は公式サイト

【あらすじ】

時代は大正。怪盗が跋扈するそんな世相。
とある名家に犯行予告が2通届いたところから物語開始。
お家には令嬢2人と召使たち。
雇われる探偵。集まる親戚。
怪盗の目的は?莫大な財産の行方は?そしてお屋敷の秘密は…?

という前振りを聞いていたので、てっきりミステリかと思ったのですが違いました。
まぁよくよく考えたら、舞台劇でミステリは難しいです。
カメラワークで細かいところを写したりとか、細かいトリックを描写したりとかできないから。

そういったわけで、トリックや謎自体はおまけ的扱いでした。
難しい凝ったものではないというか、考えても分からない系の物。
それよりも見所は、中盤から後半にかけてのアクション。

  探偵、謎を解く
 ⇒怪盗がやってくる
 ⇒肉弾戦

もはやミステリフォーマットではないです。ニチアサです。
探偵さんがベルトで変身してないのが、逆に違和感なくらい。
あの人、刃物で数回切られてましたよ…。

最後は「謎の黒幕」が客席から登場して、やっぱりラストバトル。
見た目インテリ系だろうとなんだろうと関係ありません。
戦え!最後に物を言うのは力だ!

そして最後。
一旦の幕の後、演者の皆さま全員が登場。
終わりの挨拶かと思いきや、一斉に踊り出しました。
エンディングはダンス!
間違ってるけど、間違ってない!

といったわけで、大変に楽しめました。
ニチアサクラスタなら、全編大喜びできるはず。
特に最後のダンスの破壊力は絶妙。

【くどまゆさん】

言うまでもなく、工藤真由さん目当てで観に行きました。
客寄せでもコネでもなんでもいいので、是非こういった機会を今後も作ってください。
次回もまた参加しよう。(ちなみに次回はくどまゆ主演で10月に開催予定。行こう)

くどまゆさんの役は、怪盗に狙われる名家の長女役。
一応メインヒロインにあたりますが、ストーリー的には最も蚊帳の外という愉快な役です。
ええ、優秀な子だとは思うんですよ。
最後、名家の秘密を、(数々の衝撃事実が起こったにも関わらず)たった一夜で読破するとか、並大抵な能力じゃないですし…。
ただちょっと周囲に疎いだけで。

時代が大正なので、衣装もそんな感じ。
公演時間の約2時間、合法的に、くどまゆさんの大正学生コスプレを観察し続けることができます。
素晴らしい。

お芝居中、胸元で手を握ってるポーズがやたら多く、見ていてもぞもぞします。なにあの可愛い生き物。
気のせいかと思ってたけど、ラストのダンスシーンでもやってたあたり、意識してやってたのかしら。
(ダンスの開始直前、各出演者が決めポーズ的なものをとるシーンがある)

出番そのものは少ないのですが、ファン的には大満足でした。

【お土産】

物販は色々と準備されていました。
失礼ながら、私自身はくどまゆ脳なので、そちら方面にばかり注目していましたけれど。
とりあえず色紙とかプロマイドとか。えらく充実してた気がする。

配布されたパンフレットに「サイン色紙は、ご指名あればその場で作ります」と書かれていたのが面白かった。
手作り感が良いです。
ただの書き物が、金銭価値を帯びる瞬間。

【感想】

芝居を見たのは久々でしたが、思っていた以上に楽しめました。
箱は100名ほど。私の行った回は、ほぼ満席。
くどまゆ云々を抜きにしても、行って良かったと思う。

あまり語れるほどの知識はないですが、舞台劇には、ライブとはまた違った楽しさがありますね。
確実にソコに人がいて演技をしているけれど、原則、こちらを認識しないまま、お芝居は進む。
かといって映画のように、完全に別世界というのでもない。

映画やアニメでは、カットに映っていない世界は、存在しないのと同じ。
特にカメラワークによって強調したい点をフォーカスできるので、それ以外はそぎ落とされがちです。
でも芝居だと、観客の注目しているポイント以外でも、物語は展開しています。
直接台詞を喋っている役者さんも大変だけど、同じタイミングで台詞なしで舞台上にいる役者さんの演技もなかなかに見所。
ただボーーーっと立ってるのではなく、ちゃんと存在して、細かい演技をしてるんですよ。この辺、芝居ならではの楽しみだと思う。

舞台劇と言うと、学園祭の演劇のノリや、もしくは高尚な名作だったり、意識高い系だったりを連想する人もいるかもしれませんが、要するにエンターテイメントです。
表現方法の長所や制約を考えると、かなりアニメ的な方によるんですよね。
「自然なお芝居」よりも「芝居がかった芝居」に向かうというか。
ニチアサ耐性が高い人には、むしろストライクな気がするので、お勧めしたい。

【蛇足】

ラスボスが客席から登場…というのは、事前に示唆されていましたし、演出としてはむしろ定番。
それでもやっぱり血は沸きますね。
思ったのですが、あれ「客席から黒幕一人登場」ではなく、「客席から50人ばかし一斉に登場」だったら、凄まじくインパクトあった気がする。
その公演で空席になってるところを、人手を総動員して役者で埋める感じで。

探偵さん:
 「この大きな窓(注:ステージ上から見た客席)から黒幕はこちらを見ています」
 「さあ出てきてください」

一斉に立ち上がる50人ほどの観客。そして舞台に殺到して殺陣。熱い。
チケットが売れなければ売れないほど、探偵さんが地獄を見る構図。
よし、チケット買おう。
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ドキドキ!プリキュア 第26話「ホントの気持ちは?六花またまた悩む!」

2013年07月28日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今夏のプリキュアさん】

今年はスタンプラリーはないのかしら?と思いつつ、くどまゆさんの演劇に行ってきてみる。

舞台 大正浪漫探偵譚(くどまゆさんご出演)

そういえば、TEUCHIの感想もまだ書けてなかった。

■ドキドキ!プリキュア 第26話「ホントの気持ちは?六花またまた悩む!」

ある日、菱川さんはふと悟りました。
私の夢ってなんだろう?
あと私だけパワーアップしてない気がする。



悩んだら海を見よう!ということで、ちょいとひとっ走り、海辺まで行ってみることに。
なお言うまでもないことですが、海だからって水着になったりはしません。
あんな衣装は都市伝説だ。

ところが浜に打ち上げられている敵少年を発見。
謎生物相手に「デート」とか言っちゃうくらいに追い詰められてた菱川さん、いそいそと回収して自宅に連れ帰ってしましました。
プリキュア史上に残る大スキャンダル。そういうことするのは日奈森さんだけだと思ってたのに。

連れ帰った彼は、どういうわけか記憶喪失で性格も穏便になっていました。
「どういうわけか」というか、「何の意味も必然もなく、落雷を受けたから」なのですが、まぁそんなこと分かるわけもない。
もはやギャグなんだか何なんだか分からない。。



何はともあれこれ幸いと、菱川さんたらいちゃくつくこと限りなし。
押し倒し、手作り料理を振舞い、あまつさえ「あーん」させる暴虐ぶり。
人はここまで薄汚れられるのか…。

だけど悪いことをいつまでも隠し通せるはずもなく。
裏切りの現場は、すぐに他の生き物どもに目撃されました。
王国を守るべきプリキュアが、王国を滅ぼした男と不埒行為してる…。

この不祥事は、当然、すぐに弾劾裁判にかけられました。
判決は、処刑。
即座にエースさんの手により刑が執行されました。



エースさん:
 「もしそのものを放っておいて何かが起きたなら、貴女に責任をとれて?」
 「手傷を負っているとしても、敵は敵。悪は悪」
 
負傷し、記憶を失い、状況すら飲みこめていない少年相手に、躊躇なくプリキュアシステムを起動。
血も涙もありません。プリキュア・ドレスアップ!
何にも悪くないレジーナ様を、一方的に屠っただけの事はあります。惚れてしまいそう。



しかしこれに対し、英知の光はあろうことか反逆を試みました。
呼応し、現地調達された民間プリキュアどもと、王国の敗残兵も敵側に。
凄惨なるプリキュア同士の戦いが始まる…!しかも男を巡って!

この素晴らしい展開に狂喜する中、空気を読まずに敵さんが襲来してきました。
本当に!何でもうちょっと待たない!
ああもう、あとちょっとで、エースさんVSドキドキが見れたのに…!

悲劇はそれだけにとどまらず。
戦闘のどさくさで、少年の記憶が戻ってしまいました。
尚、きっかけは、菱川さんが彼の頭を痛打したことです。割と医者失格。

記憶を取り戻した少年は、面と向かって敵対するでもなく。
表面的には敵意を表明しますが、さりげなく手助けしてくれた後、うやむやな内に去って行きました。
彼らはジコチュー。何にも縛られないが信条のはず。さて、この後どうするのか。

そんなこんなで自らの意思を貫き通した菱川さんも、なんとなくパワーアップしました。
戦力的に微妙なのは、依然変わらずですが。
マズイな、こんな低スペックで最終決戦に突入したら、普通に敗北するのでは…。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


エースさんが普通に瞬間移動してた。
パッションさんの専売特許だと思ってたのに。
もはやあの卑怯能力も、標準装備になるのか…。

【今週の5人目】



エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「ひとつ、プリキュアたるもの自分を信じ」
 「決して後悔しない」

プリキュアさんの長い歴史において、彼女たちが敵に歩み寄ったことは…確かなかったはず。
一見「和解」しているように見えても、元々の主張は変えてないんですよね。
「そういう価値感もあるのか」ではなく、「あなたも同じ価値観だった」系の「和解」しかない。

それを踏まえると、エースさんの発言は筋が通ってます。
確かにプリキュアさんは、自分の信じた道を進んでおられる。
だけどこれは恐ろしく危険な道。

今回たまたまジコチューさんが割り込んできたので助かりましたが、そうでなければ普通に身内同士で開戦です。
選んだ道を突き進む以上、双方ともに和解はない。
プリキュアの名に賭けて殲滅戦をするか、プリキュア失格の烙印を押され敗残者狩りをされるのか…。

しかも思いっきりジコチュー思想です。信じたことは後悔しない!
妥協したイーラ君の方が、よほど柔軟で人間的。
どうするのでしょうか、この子ら。「ドキドキ」さんは、プリキュアさんの歪さを強調し続けてる。

あとエースさんのお気に入り度が急上昇中です。
変身しなければいいのに。
誰かあの子の化粧道具を取り上げて…。

【今週の鳥】

5つの誓いも残るは一つ。

 「いつも前を向いて歩き続けること」
 「愛は与えるもの」
 「愛することは守り合う事。いかなる時も守り合い、愛を貫きなさい」
 「自分を信じ、決して後悔しない」

実質2つしか言ってない気がする。「後悔するな」系と「愛しあえ」系。
恐ろしいですね。これ、敵幹部に惚れてしまったら、もうどうにもならないってことじゃないですか。
説得も改心も通用しない。彼女らに、「反省」の二文字はない。

おそらくプリキュアさん達、毎朝出社するたびに、朝礼でこれを復唱させられてるんでしょう。
軽くブラックです。
嗚呼美翔さんの目が、どんどん虚ろになっていく。。そしてエースさんにお説教されたりするんだ。
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ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

2013年07月23日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今夏のプリキュアさん】

恒例となったスタンプラリーさん。
油断してたらローソンさんで始まってた。

…同じく恒例の西武線スタンプラリーは、今年もちゃんと開催されるのかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第25話「華麗な変身!ニューヒロイン登場!?」

またバリアが割られました。
美翔さんの事ではありません。四葉さんのことです。
今日もまた、役に立たなかったのです。

放送直後こそ、最優秀チームともてはやされたドキドキさんですが、メッキがぼろりぼろりと。
気がつけばシリーズ最貧弱の声も聞こえてきます。
既に追加玩具も支給されてるのに、この有様では先が思いやられる。

そしてそのことは、他ならぬ四葉さん自身が自覚していました。
このままでは皆を守れない。
元々、相田さんたちを守るために修羅の道に入った四葉さん、改めて決意を新たにし修行に打ち込みます。

ちなみにいつもお説教してくれるエースさんは、今回は特に助言なし。
まぁ今までのも、意味深なことを言って後付けでそれっぽく見せてただけな気がしますしね。
四葉さんにはそういうの、通用しないと思ったんでしょう。



それを影からそっと見守る執事・セバスチャン。
これまで表立って戦ってはきませんでしたが。
敬愛する主君を守るため、密かに開発していた人工コミューンに手を伸ばす。



ついに地球も国防兵器・プリキュアを手に入れた。
先行する他国と比べると貧弱そのものですが、まずは偉大な一歩を踏み出しました。
ここからどんどん軍事競争が進むと、「コスプレさせるなら可愛い女の子がいい」との結論にいたり、あーいう形状になるんだろうな…。

実戦投入を目指し、綿密に準備を進めるセバスでしたが…。
ふとした弾みに、人工コミューンは敵幹部の手に渡ってしまいました。
喜ぶ幹部さん。これで私もプリキュアになれる…!



みんながなりたい、私もなりたい。それがプリキュア。
そんな貴女のお名前は?

マダムさん:
 「………。」



マダムさん:
 「そうそう、あんな感じで」
 「みなぎる美しさ・キューティーマダム!」

脳裏に浮かぶは、みなぎる愛。
やっぱり敵さん的にも憧れるものがあったのか…。
相田さんの名乗りは無茶苦茶に可愛いですしね。みなぎる!

名乗り終了後、そのまんまプリキュアさんに攻撃をしかけてくるかと思いきや。
何故かジコチューの方に攻撃開始。
これは一体、何が起こっ…



ハートさん:
 「みんな、行くよ!」
 「プリキュア・ラブリーフォースアロー!」

一瞬の躊躇もなく、隙ができたジコチューを射撃しやがった…。
ハートさん怖い。勇ましいBGMも怖い。。
こんな不可解な展開だというのに、対応力が高すぎる。

現れたるマダムさんは、その後も人助けを連発します。
ジコチューと悪は同義ではない。人助けをしたければ、当然する。だってジコチューなのだから。
もっとも、実際は自作自演なので宜しくないのですが、相田さん視点では分からない。

とはいえ放置するわけにもいきません。
特に、責任を感じてる執事さんは、単身生身で突撃してみます。
敵の居場所は四葉グループの探索能力でばっちり。つけてて良かったGPS機能。



何から何までおかしい構図。

だけど当然通用するわけもなく。
そこに駆け付けた四葉さん、事の背景を知ると同時に、しみじみ思う。
思い返せば今日まで、セバスにはずっと守られてきた。

そのあくる日。
ヒーローショーに乱入していたマダムさんのところに、四葉さんが乗り込む。
そして「自分のための力だ」と宣言するマダムさんに、堂々と啖呵を切った。

四葉さん:
 「であるならば!」
 「私は鬼にでも悪魔にでもなりますわ」
 「子供たち。そして愛する執事のために!」

誰かを守ろうと頑張ってきたけど、同時に私も守られてきた。
一方通行で守ろうとするんじゃない。双方向で関係性がある。
思えば「ふたり」の時代からそうでした。どちらかが一方的に守ってるわけじゃない。
美翔さんだって日向さんにべったりに見えても、あれはあれで役立ってたんです。
必殺技を撃つためのアイテムとして。

マダムさんはその点が違いました。
ジコチューとプリキュアさんの境界線。
彼女は守りたいだけで、守られてる側の要求や欲求は関係ない。



エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「ひとつ、愛することは守り合う事!」
 「いかなる時も守り合い、愛を貫きなさい!」

なるほど。だからプリキュアさんは若い娘さんがやってるのか。「守りたい」と思いますよね。あれ。
冷静に考えると、えげつない兵器だな…。
国民の「あのプリキュアさんを守りたい!」という感情を破壊力に変換してるのか。。

「ヒーローになる」ことを目指したマダムさんが結果的に否定され。
「鬼や悪魔になる」と宣言したプリキュアさんが肯定される。
とりあえずプリキュア=悪魔であることは分かりました。やっぱり、ね。。



こうして四葉さんも覚醒なされました。
まぁ拘束されてる状態のマーモさんに、リフレクションを直撃させても変身解除が精一杯とか、その程度の覚醒ではありますが。
人工コミューンによる変身効果が物凄かっただけだと思いたい。

そして残るは菱川さん一人のみ。
四葉さんは戦力に劣ることを気にされてたけど、菱川さんはちゃんとご自覚なさってるのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


どうでもよいことですが、執事=セバスチャンの知名度に対し、メイド=メアリーアンはいまいち影が薄い気がする。「若草物語」にも出てくる由緒あるネタなのに。

【来週の蛙】



敵少年を拾ってくるようです。相田さんが構ってあげないから、グレた。

「川辺で少年幹部と逢瀬」というと、否が応でも雪城さんを連想します。
(余談。恋愛御法度のように言われるプリキュアさんですが、美墨さんは彼氏いたし、割とそうでもないような)

しばらく「ハートキャッチ」的話が続くのかと思っていましたが、今回は「スマイル」さんっぽかった。
(メルヘンに守られ、メルヘンを守るとか。影で平和を守ってくれてた警察官さんとか)
来週は「初代」風なんだろうか。次回までに見返しておこうかしら。

【今年のプリキュアさん】

「ドキドキ」さんは、歴代シリーズを「ディケイド」よろしく取り込んでる印象を持ってましたが、娘さん毎にも役割分担があるのかなと思ってみた。

仮説
 相田さん:フレッシュ、ハートキャッチ
 菱川さん:初代、MH、SS
 四葉さん:スイート、スマイル
 まこぴー:5、GoGo

ちょっと強引で無理がある気もする。今後の展開に期待。

【今週の5人目】



色変わりで能力が変わるとは器用な…。
モードチェンジできるのは花鳥風月だけ!でおなじみだったのに、牙城をくずされるところでした。
まだ大丈夫。エースさんは単に多芸なだけだ。

どこかで、女児様は「守られてるタイプの女児キャラ」があんまり好きじゃないと見た覚えがあります。
子供扱いされる現実を見せつけられてゲンナリするか、もしくは嫉妬するからだとか。
そんなわけで、アコさんにしろエースさんにしろ、むしろ精神年齢高めになるのだと思う。



ところでエースさんの変身シーン、冒頭のところが好き。
変身台詞の後、じりじりと後退してくところ。
その後でかくならなければいいのに。女児様的には、でかくなるのはカタルシスなんだろうか。

【今週のまこぴー】



ジコチュー:
 「王女様はいらっしゃいませんか~?」

なんたる屈辱。物真似られた…!
先週、懸命のフォローが行われた剣崎さんの活動が、またこうして笑い物に。
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読んだので書いてみる:「ワタミ“ブラック”批判を洞察する」(Business Journal)

2013年07月22日 | 王様の耳はロバの耳
例によって先に書くべき記事がたくさんありますが、やっぱり目に入ったので簡単に。

ワタミ“ブラック”批判を洞察する…「社会貢献もどき」に走る人たちが学ぶべきこと

[引用]
 しかし、「事業を通して社会に貢献しよう」と訴えていた教祖様が、今や「ブラック企業」の権化として吊るし上げられているのだから皮肉な話だ。
[引用終]


別に皮肉でもなんでもないと思う。

「社会に貢献する」最も簡単な方法は、安価でサービスを提供すること。
「安価で提供する」最も簡単な方法は、費用を抑えること。
つまり、人件費を削り倒し、品質を落とせばいい。

これらはまさしくブラック企業の特徴ですので、「社会に貢献しよう」とだけ考える会社は、ブラックになるに決まってる。
会社は、そこで働く社員のためにあるのだから、まず社員の方を見ないとどうにもならない。
(所有権は株主や事業主にあっても、そもそも有史以来、集団で仕事をし始めたのは何故かを考えれば当然の帰結)

引用記事では大企業の創業者に触れられていますが、過去の偉大な創業者が偉大なのは、単に「社会に貢献する」という安易な道だけでなく、従業員を大切に扱ったからでしょう。

結局のところ彼らが「ブラック」と呼ばれるのは、違法行為だとか労災の発生だけでなく、それらが起きたことを反省していないからだと思います。
実際、社員の方を見て仕事をするのは大変。純粋に能力のない社員もいるし、純然たる不幸な事故だってある。
ですが、そこで「無理だ」と言わず、パワフルに「社員のため」に働く精神こそが、優秀な経営者だと思うのです。
そりゃ給料削って法律犯せば、社会貢献なんて楽勝でしょう。しょうもない。

そしてこういった事に対し「いや会社とはそういうものだ」とか「社会に貢献するために頑張れ」といった綺麗事を言ったり、各種名言をこじつけるのも簡単です。
ですが、当人がその通りにやっていなければ説得力はゼロ。
まずは最低限、365日24時間安月給で働いてみせないことには、何を語っても「嘘つきのブラック」で終わりでしょう。
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読んだので書いてみる:「NHKアナが「普通においしい」とコメント OKか否か?」

2013年07月20日 | 王様の耳はロバの耳
もっと先に書くべき記事がある気もするけれど、目についたので。

NHKアナが「普通においしい」とコメント OKか否か?

[引用]
堀尾:「普通においしい」って意味がわからない。「非常においしい」の反語ですか? 「普通に」「特別に」「非常に」と3段階あって、「普通に」の段階でおいしいということですか?  伝えたい内容がわかりませんよね。

内舘:今の若者は「普通に寝てた」とか言うんです。「標準的に」という意味と「非常に」という意味と両方あって、若者でも判断するのが難しい言葉だとか。(笑い)
[引用終]


前にも書きましたが、「普通においしい」とは「普通の基準においておいしい」であって、「特別に」とか「非常に」といったニュアンスではないと思います。
(「普通に寝ていた」と同じで「標準的に」の意)

要は、

 ・「とても苦くて食べづらい。だけど慣れるとそこがおいしい」
 ・「むちゃくちゃ辛いが、この痛みがおいしさに化ける」
 ・「甘過ぎて嫌いな人も多いだろうけど、一部の子供には人気」

といった「特殊な基準を前提とする『おいしい』」ではなく、「一般的な基準において『おいしい』」という意味。
「おいしさの度合い」が「普通」なのではなく、「おいしさの判定基準」が「普通」なのですね。
強いて言いかえるなら、「素直においしい」「王道でおいしい」に近い。

そういったわけで、「普通においしい」という日本語のどこがおかしいのかピンときません。
人によって価値基準が違うなんて、今時当たり前なのですから、「いかなる基準で判定しているのか」は大事だと思うのだけど…。
まぁ「『常識で』考えればこうに決まっている」等の表現と同様に、「何が普通なのか」といった問題はありますが。
少なくとも、発言者視点では「どの基準を採用したか」の意思表示にはなっていますので、取り立てて問題は感じません。
また、確かに料理レポートで使うには表現が不足していますが(何がどう美味しいのか適切に解説するのが仕事なんだから)、それはレポート能力の問題であって、日本語の問題ではないでしょう。

おそらく「おいしい」自体に強調のニュアンスがあるので、それに引きずられて「非常に」の意味に誤認してるだけじゃなかろうか。
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ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

2013年07月15日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年の夏】

今年もイベント盛りだくさん。

ドキドキ!プリキュア ラブリーカーニバル

宣伝テロップより:
 「キラキラロードをぬけると」
 「そこはラブリーでキュンキュンなアトラクションが盛りだくさん!」
 「ドキドキ!ワクワク!楽しんじゃおう!」

横文字まみれで、何のことやらいまいち分かりませんが楽しそうです。
キラキラロードって、乙女ロード的な奴でしょうか。場所的に。
例年以上に熱いイベントになりそうです。

はっぴぃはっぴぃどりーみんぐvol.3「大正浪漫探偵譚」

くどまゆさんご出演。開催期間は7月27日から8月1日まで。
行こう行こうと思いつつ、まだチケットを買えてません。
問題は、どの日に行くかだ…。

林ももこ LIVE CIRCUIT 2013 ~TO YOUR TOWN~

池田彩さん&林ももこさんのツーマンライブ。
開催は10月ですが、チケットは既に販売中。
先ほど教えてもらって、先ほど買ったら、驚くほど若い番号でした。もったいない。

…先日のTEUCHIも楽しかったし(まだ感想を書けてませんが)、イベントが続いて大変にハッピー。

■ドキドキ!プリキュア 第24話「衝撃!まこぴーアイドル引退宣言!」

人気絶頂のまこぴーさん、ここのところ落ち込みがち。

まこぴー:
 「私、唄ってていいのかな」
 「王女様を探すために唄ってきたけど」
 「結局、私の歌は何の役にも立たなかったわ」

気が付いてはいけないことに、がっつり気が付いてしまった。
まぁこれだけ厳しい状況に置かれたら、余程のタフガイでもなければ空気に耐えかねて気が付きます。
思いっきり役立たずでした。
王女様を守れなかったどころか、呑気に唄ってただけ。
嗚呼そういえば、見つかった王女様の護衛の任も解かれてますね。体よく厄介払いか…。

お付きの謎生物も、おろおろしながらフォローします。
だ、大丈夫!王女様はともかく、ファンの人は喜んでたよ!
全然フォローになってません。

しかもそこに、新登場の新人さんが追い打ちをかける。
桃ゼリーを頬張りながら、血も涙もなく追い打ちをかける。
もしゃもしゃもしゃもごもごもご、ごっくん!



エースさん:
 (セバスチャンは優秀なプロなのに)
 「それに比べて、貴女はプロですの?」

まさか桃を絶賛してたと思ったら、いきなりこっちに向かって弾を撃ってくるとか…。
ただでさえ落ち込んで静かにしてたのに、エースさんは容赦なく心をえぐってきました。
で、でもですね!剣崎さんは人気あるし、プリキュアとしても頑張っ…

エースさん:
 「プリキュアとしても半人前ですわ」
 「全てが中途半端なのです」

正論すぎます。
誰のせいでトランプ王国が滅んだんでしたっけね?
王女様を見つけたのは誰?今、王女様を護衛してるのは?
ぐさりぐさりと剣崎さんの胸に刃が突き刺さる。
唄ってる場合じゃ、なかった。

そこでアイドルは止めにして、プリキュア業に専念することにしました。
正しいですね…。
むしろ、まだプリキュアをやらせてもらってるだけ、感謝すべきところ。
これからは謙虚に生きよう。
おかわりは遠慮し、お風呂は一番最後に。言われなくても掃除をして、積極的にゴミ出ししよう。

ぐったりする剣崎さんを見て、彼女の大ファンたる相田さんは懸命に歌手存続を訴えます。
唄って!お歌を唄って!
だけど剣崎さんはスルー。あの手のこの手の説得に屈さず、謎赤ん坊を虐待する相田さんの歌声すらも放置。
まぁ剣崎さんからしたら、素性の知れない赤ん坊ですし。
せめてこの赤ん坊が、王女様と関連したものだったらまだマシだったのに、本当にただの謎の生き物だし…。

そうこうする内にやってきた、彼女のコンサート日。
剣崎さんはステージを放棄して逃げました。
唄ってる暇があったら、体鍛えた方がいいです。

当然ながらコンサート会場は大混乱。
その影響で、通りすがりの記者さんがジコチューになってしまいました。
また…。まこぴーのせいで、またジコチューの犠牲者が…。
もうホント、歌手とか辞めてじっとしててくれないですかね、あの子は。

一方その頃の剣崎さん。
自分のせいでジコチューが暴れてるというのに、謎赤ちゃんを通じて王女様と交信していました。
おぉ…。ていうかこの赤ん坊、ちゃんとやればできるじゃないか。
どうしてもっと早く…。
教えてくれてれば、まこぴーもここまで追い込まれなかったのに。。



王女様:
 「キュアソード、私のためにそちらの世界でも唄っていてくれましたね」

何やら感謝の言葉が続きます。
本心でしょうか…。どう考えてもフォローで言ってるとしか。
なんてことでしょうね。守るべき上司に、気まで使わせて。。

だけど王女様は優しく続けます。
曰く、水晶付けでやることなくて発狂しそうな時、まこぴーのお歌が励みになったそうです。
なるほど。確かにそれは説得力があります。
そうすると、他の剣崎さんの声も聞こえたりしてたんでしょうか。
スパークルソードが効かない!?とか。

王女様:
 「これからは自分のために唄ってください」
 「昔のように楽しみながら」

お許しが出た。
そういえば王女様は多趣味な方でしたし、両立は許してくれそうです。
だからといって過去の失敗が帳消しになるものでもないですが、まぁそれはそれ。

戦線にかけつけた彼女は言う。

ジコチューさん:
 「プリキュアなのに、どうして唄ってるんですか?」
まこぴー:
 「私は唄うプリキュアよ」



まこぴー:
 「歌なんて役に立たないかもしれない」
 「無意味かも知れない」
 「でも、楽しかった。嬉しかった」
 「私は唄う事が好きだから、唄ってきたの」

唄いたいから唄う。
王国滅んでるのに、意味不明です。
何たるおぞましき自己中…!



まこぴー:
 「そうね」
 「でもこんな私を応援してくれる人がいる」
 「だから自分のために、私は唄う」

彼女のお歌によって救われてる人がいるのは事実。
であるならば、自己中であっても、自己中の何が悪いなのか。
確かに、自己中かどうかが問題なのではなく、その結果、何が周囲に起きてるかの方が大事です。

王女様のために唄い、自分が楽しくて唄い、それを聞いた無関係の第三者も喜ぶ。
やらなければいけないこと、自分のやりたいこと、求められていることが、ぴたりと一致。
実際、この境地に到達するのはなかなか大変ですが、ああ見えて、まこぴーは出来る子なんです。
というか、この中盤でこの領域に達してしまったら、もうやることないんじゃなかろうか。
美墨先輩の「ちっぽけで何が悪い」ですよ、要するに。凶悪だ。もうこの子に、精神攻撃は通じない。

エースさん:
 「愛に目覚めたようね、キュアソード」
 「大好きなことをひたむきに続けること」
 「それも愛なのです」

エースさん:
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「一つ、愛は与えるもの!」

思い付きで言ってるだけにしか見えませんが、まぁそういうことだったのか。
桃食べるついでに、昨日見たテレビのクレームつけただけとか、そんなんじゃなかった。
ちょっと面倒くさいです、エースさん。

こうして戦いは終わり、めでたくコンサートは開かれました。

菱川さん:
 「まこぴーは歌で世界を救ってるのかも」

なんというか、プリキュアになったのが間違いだったという事ですね。
素直に歌姫として就職してれば、こんなことにならなかったのに。
いや、元々は本当に歌姫としての採用だったのに、ついでにプリキュアもやらされた経緯のような気もします。
人材不足だったのかなぁ、トランプ王国…。
歌が上手くて可愛い娘さんだったから、メイジャーランドの真似して、ついついプリキュアにしちゃったのかしら。


(左画像)
ドキドキ!プリキュアボーカルアルバム1

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回、人造プリキュアの登場。
とんでもないネタ回のようでいて、「何故プリキュアになるのか」をド直球でやってくれる気がする。
確かにセバスチャンの立場なら、自分が戦う手段を考える…。

公式サイトのあらすじも読みましたが、ネタ抜きでもすんごい面白そうです。

【今週の愛1】



のしかかる切り札娘。げんなりする、みなぎる愛。
相田さんのこの手の顔は、とても可愛いですね。エロい。

あとエースさんは変身しない方が明らかに可愛いです。
誰か彼女から、変身玩具を取り上げて欲しい。そして頭の上に玩具をかざしながら、「ほーらほら届かなーい」とかやってみたい。
多分、脛や腹に一撃食らわされて、すぐに泣きながら謝ることになるとは思いますが。

【今週の愛2】



ジコチューさん:
 「恋人はいますか?」

相田さんは普通にいそうな気がする。
告白されたら「じゃあ試しに付き合ってみようか」と軽く言いそうな感じ。
そして数日後、告白した側から「ついていけない」と逃げられる。

【蛇足】

「唄うプリキュア」ではなく「プリキュアできる歌手」と考えれば良いのかも。
ほら、例えば美翔さんも「絵を描くプリキュア」と呼ぶと「そんな暇あったら、もっと積極的に在庫を売れ」と言いたくなります。
が、「プリキュアもする美術部員」と呼べば「あ、お仕事大変ですね」という気になります。多分。

元々彼女らはプリキュアなのではなく、日常があったのですから、その日常を犠牲にしてプリキュアやってしまったら本末転倒です。
そう考えると、剣崎さんは元々歌姫であり、兵士でもなんでもないという仮説は、テーマ的にちゃんと成立するような気が。
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ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

2013年07月14日 | ドキドキ!プリキュア感想
【今年のTEUCHI】

TEUCHIライブに行ってきました。
SSから早7年。それでも続くSSに感謝。

…歌手全員集合なイベントは何回か実現しましたし、同じように声優さん集合のライブとか、公式でやってくれないかしら。

■ドキドキ!プリキュア 第23話「愛を取り戻せ!プリキュア5つの誓い!」

前回。相田さんに騙されていたことを知ったレジーナ様は大憤激。
その力は凄まじく、プリキュア4人を完全に圧倒します。
相田さんも罪の意識からでしょうか。動きに精彩がありません。

だけどそこに謎のオバさんが乱入してきました。
そして理不尽極まりない勢いでレジーナ様を攻撃。ひ、酷い。
何にも悪くないレジーナ様に暴虐の限りが尽くされる…!



嗚呼、見ていられない…。
愛の御旗のもとに、一方的な虐砕が延々続く。何なのあいつ。見ているだけで胸がムカムカする…!
頑張って抵抗してるレジーナ様がいじらしいです。
攻撃をびしっと当ててるのに、平然としてるエースさんが憎い。
もう逃げて、レジーナ様。。



レジーナ様:
 「プリキュア…」
 「絶対許さない…!」

幸いにして三幹部の皆さまが割って入って、どうにかこうにか脱出はなされました。
エースさん、容赦なく追撃をかけそうにも見えましたが、そこでくるりと反転。
座り込む相田さんの方を振り返ると、つかつかと近づいてきた。や、やばい!相田さんがやられる…!

エースさん:
 「落ち込んでいる暇はないはずです」
 「プリキュア・5つの誓い!」
 「プリキュアたるもの、いつも前を向いて歩き続けること!」

全くもって意味不明です。
確かにプリキュアになるとは言った。しかしそのような玉砕訓示は聞いてない。
思わず美翔さん達の方を振り返りますが、悲しく首を振って目をそらすばかり。
え…。まさか、本当にそんな契約条項、あるの…?
ああ、だからあの先輩キュアら、いつまでも過酷な肉体労働から解放されないのか。。

近付いてきたエースさん、絶望に慄く相田さんからラビーズを回収。
首を狩られるとばかり思ってただけに、これはびっくり。
どうやら資格なしと判断し、解放してもらえるようです。助かった。さようなら修羅の世界。

しかし責任感の強い相田さんは、悩むことしきり。
目を閉じれば思い浮かぶ、レジーナ様との思い出の日々。
エースさんの登場により、戦況は有利になったはずなのに、ちっともそんな気がしてこない。

そんな後日、我らのまこぴー達は相田さんのお家のフリマを手伝ってあげていました。
何やってんでしょうね、この国民的アイドル様は。
王女様探しの任務を達成したのに、すぐにハブられて隔離され、微妙にやることないらしい。



そこに新敵幹部登場。この手のタイプは最近見なかった。
そしてすかさず、まこぴーのファン2人をジコチュー化。
ああまたプリキュアさんのせいで、ジコチューが生まれてしまった。それも2人も。

同時刻。相田さんは謎の小学生に説教されていました。



???:
 「いつまで背中を丸めているつもり?」
 「そんなことでは」
 「いずれあなたの一番大切なものを失う事になってよ」

いきなり何を言うんだろうかこの子は。
面食らってると、不意に携帯が鳴りました。
便利な世の中になった。ちょっと前までは走って伝えることしかできなかったのに。



まこぴー:
 『スパークルソードが効かない!?』

聞こえてきたのは、交戦中の剣崎さんたちの悲鳴。
凄い台詞です。たった一言で映像もないのに、置かれている状況がリアルに目に浮かびます。
もはや他に説明は不要。一言で必要な全てが網羅されている。
これはまこぴーの名セリフとして、末長く語り継ぐべき。何この破壊力。

このあまりの名セリフに、相田さんの中で何かがはじけた。

相田さん:
 「あたし、大事なことが見えなくなっていたんですね」
 「でも何が一番とかじゃなくて」
 「あたしは皆の笑顔を守りたい」
 「全部、守って見せる…!」

そう叫ぶと全力でダッシュ。ま、待って、何を悟ったの相田さん…!
無茶苦茶すぎて、どう判断すればよいのか分かりません。
生徒会長の優秀さに、私の脳がついていけない。

きっかけとなった謎少女からの言葉は「一番大切なものも失う」です。
ところが相田さんは「でも一番とかじゃない」と、反論してしまってる。
それでも特にわだかまりなく双方納得してるという事は、謎少女は試す意味で言っただけなんでしょうか。
それとも「特定の何かが一番なのではなく、皆の笑顔を守ることが一番だ」とかそういうことが言いたかったのであって、反論はしていない?
わ、分からない。何がどうつながったの相田さん。

相田さんの回答自体も、良いことなのか悪いことなのか、いまいち釈然としません。
悩んでいた相田さんは、周囲が全く見えなくなってた。
誰かを一番に考えて拘ると、それ以外の周囲は見えなくなる…?だから特定個人ではなく、「笑顔」という抽象的なものを重視した?
ただレジーナ様は、まさしく自分への愛を求めておられるわけで。
相田さんのいたった「何が一番かではない」を聞いたら、レジーナ様はきっと激しく落ち込まれる。

ふと思いましたが、この自己愛と他者愛の関係性は、フローラ様とエターナル館長と同じなんでしょうか。
最終的にあのお二人は、凄惨な殲滅戦に突入してしまいました。
相田さんはどうなされるおつもりなんだろう…。



何はともあれ、未変身状態で突撃した相田さんは、生身のままで大活躍。
プリキュアに変身するから強いんじゃない。強いからプリキュアに変身できるんだ。
泥まみれでコスプレしてる3人が、羞恥で倒れないことを祈ろう。

というわけで、やってきた謎小学生ことエースさんにも認められ、再度ハートさんとして復帰されました。
ここで逃げることができていれば、この先、悲惨な戦いをしなくても済んだのに…。
本格的に「幸福の王子」的破滅に一歩近づいてしまった気がする。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


次回。まこぴーがアイドルを辞めるそうです。
王女様は見つかりましたし、続ける理由がありません。
というか、王女探しには何の役にも立たなかったどころか、ファンがジコチュー化すること数度。
大失態と呼ぶのも憚れるほどの失敗ぶりです。
本当に大丈夫かしら、まこぴー。もうトランプ王国に、籍はないんじゃないかな…。

【今年のプリキュアさん】

相田さんを復活させたのが、仲良しの3人ではなく、降ってわいた第三者というのが上手いと思った。
「外からの助け」は重要です。
あの4人、何気に局所最適に陥ってる気がする。

今回の状況は、月光さんや陽光さん視点で見た「ハートキャッチ」なのかなとも思った。
月光さんを救ったのはもも姉ではないし、陽光さんも兄や家族ではなく、よく事情を知らない通りすがりの花咲さんだった。
個人的に、「ドキドキ」さんはディケイドよろしく各シリーズの要素を組み合わせてると思い込んでるのですけど、しばらく「ハートキャッチ」編に入るんじゃないかと予想。

【今年のプリキュアさん2】

既に半分近くが終わってるのに、どういう方向に着地する気なのか、さっぱり分かりません。

今回の相田さんの回答は「全部守る」。
ですが秋の映画はウェディングモード。
世間一般的には、特定個人とのつながりを象徴するアイテムです。
どうなってるんだ。

「フレッシュ」(世代や家族)+「5」(表面的には離れていても孤独ではない)の組み合わせとか?
「結婚によって特定の誰かを選んだからといって、世間から隔絶するわけではない」を通じて、「一人(や自分)を助けるか、個を犠牲にして全員を助けるか」問題に回答するとか。
考えれば考えるほど、よく分からなくなってきた。

【今年の人魚さん】



やっぱりスターアイズミラーは正しかったんですよ!ちょっと時代を先取りしすぎただけで!
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ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

2013年07月01日 | ドキドキ!プリキュア感想
「『ドキドキ』では季節ネタをやってる余裕がない」と聞きましたが、確かに無理そうだと、ここ数週見て納得中。

■ドキドキ!プリキュア 第22話「ピンチに登場!新たな戦士キュアエース!」

王女様の奪還と、王女様の強奪に成功しました。
でもそこで一息ついたりしない。
無事を確認するのもそこそこに、まこぴーは即座に言う。
どうにかして王女様を助け出さないと!
彼女の王女愛の深さが伝わってきます。

王女様を目覚めさせるものといえば王子のキス。
ということで、岡田さんが頑張ることになりました。
夢原さんという前例もありますし、勝算はありそう。



お子様は見てはいけません。気品ある四葉さんも見てはいけません。
逆説的に、残りの3人は薄汚れたということですね。
特に相田さん…。剣崎さんなんて、純然たる忠誠心で固唾を飲んでるのに、相田さんときたら…。

しかし接吻作戦も失敗に終わりました。相田さん、薄汚れ損。
しょうがないので、とりあえず岡田さんと王女様は共に身を隠すことに。
潜伏場所は秘密です。賢明だ。大事な情報は、一介のプリキュアには伏せておく方がいい。

残る問題は奪取してきたレジーナ様。
とりあえずどうにもならないので、とりあえず実家に連れ込むことにしました。
快く受け入れてくれる相田家が優しいです。多分、前にも似たことがあったんだ。

翌日(?)、レジーナ様を連れて、相田さんらは海にピクニックへ。
まぁまだ6月ですしね…。
えぇ言うまでもなく水着になんてならないですよ。寒いですからね。えぇ…。

そこにジコチューさんがやってくる。
レジーナ様を取り戻しに。
ついでに、アン王女の所在を探りに。

剣崎さん:
 「あなたたちなんかに教えるものですか!」

おぉ。かつて日向さんがダークフォールを破ったときの再現…!
「太陽の泉」の場所を聞かれた日向さんは、実際は「知らない」のに「教えない」と言い続けました。
このせいでダークフォールは「聞きださないといけない」と思い込み、様々な決定的局面を逃したんですよね。
(例えば拉致した精霊の息の根を止めず、拷問に時間をかけてしまったとか)
日向さんがプリキュア随一の智将と呼ばれる由縁です。

ジコチューさんらもまんまとハマり、居所を知らない相手に戦闘を挑むことに。
しかし不毛と思われた戦いは、レジーナ様の反転により急展開。
なんか知らんがキングジコチュー様の影響を受け、レジーナ様が裏切りました。いや表返ったというべきか。
もちろん相田さんらは説得を試みます。あたしたちはもう友だちだから云々。
だけどレジーナ様は愛らしく微笑まれた。



レジーナ様:
 「残念!」
 「もうその手には乗りませーーん」

今まで数多の敵幹部を苦しめてきた説得作戦、失敗す。

故国を裏切って相田邸にもぐりこんだレジーナ様でしたが、温かさを感じると同時に胸の痛みも感じておられました。多分、毒を盛られた。
深海魚を陸地に連れてきて「太陽気持ちいいよね!」とかやったら、干上がってしまうんです。
根本から性質の違う生き物に、相手の立場無視して快楽を教えても、行きつく先は破滅なのです。



レジーナ様からしてみれば、確かに「愛」は心地よい。
だけど大好きなお父様からは、その分どんどん離れて行く。
結局のところ、どんだけ相田邸で楽しく過ごしても、他人であることは変わらない。
ジコチューである彼女が、自身がジコチューであると実感したのが、むしろジコチューとは程遠い理由なのが切ない。
言葉通りにジコチューなら「パパのことなんてどうでもいいし、この家族に取り入ろう」と思うところなのに…。

そんなこんなで敵対したレジーナ様。さてどうしたものか。

剣崎さん:
 「ラブリーフォースアローなら」
 「悪い心を浄化できるかもしれない」

発想が実にプリキュア的です。
常人では、必殺技をブチ込もうなんて、理屈では分かってても出来ません。
少なくとも雪城先輩や夢原さんが同じことを言ってきたら、「え…、あ、はい。い、いえ!異議はないです!」と呻くことしかできません。
仕方がない。マーブルスクリューを撃ちこむか…。
さようなら、レジーナ様。。

相田さん:
 「あたし、やっぱりできない」

っ!?思いとどまった!!
あぉぅ、なんてまともな子だ…。
今まで、凍結させて動けない敵に主砲をガンガン打ちこんでた娘とは思えません。
まぁなまじ理論派の子ですからね。。
逆に、ここで笑顔で大砲を撃ちこめないのは弱さなのかもしれない。プリキュアさん怖い。

さりとて、こちらが攻撃を中止したからと言って、レジーナ様が何か変わるわけでもなく。
戦闘は続行されますが、そこに唐突に何かがやってきた。
妙なBGMと、妙なケバさを引き連れてやってきた。



???:
 「愛の切り札・キュアエース!!」

正体が誰かよりも、実年齢の方が気になる中、次回に続く。


(左画像)
プリキュア ボーカルベストBOX

(右画像)
ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア~キュアハート&キュアロゼッタ~  全2種セット


なんかBGMが愉快な回だった。そして同時に、大変に美翔さんの香りのする回でもありました。

前にも書きましたが、「ドキドキ」さんは「ディケイド」的に歴代シリーズの集大成をやってる気がします。
ここしばらく「GOGO」の香りを感じてましたし。
今回はレジーナ様と霧生姉妹はイメージが被るし、わざわざ海(SS的には太陽の泉)に来ているのも出来過ぎです。

その流れでいえば、レジーナ様が復帰するときのキーワードは「いつだってやり直せる」(桃園理論)でしょうか。

【今週のドキドキ】



砂浜なのに厚着の集団。珍妙な敵どもです。



砂浜なのにコスプレの集団。珍妙なのはむしろこっちだった。

【来週の5人目】

どう見ても、見た目も王女様ですが、次回予告には謎の娘さんが。
あの子はミスリードで、ただのゲストキャラとか、王女様付きの謎生物の変化体とかなのかしら。
個人的には、王女様は甲冑姿の方が素敵でしたので、あの謎娘が正体であってほしい。

【来週の5人目その2】

「口紅つけてるせいでケバく見える」と巷で大話題のエースさん。
本来、口紅は魅力的に見えるからつけてるはずなのに、えらい言われようです。
なんでしょうねこれ。コスプレは歓迎されるのに、化粧は拒絶されるこの世の中。

【今夏のスマイルさん】

意地でも水着にならないことで有名なプリキュアさん達。
その掟を勇敢に破った娘さんもいらっしゃいましたが、その後に行われた報復人事ことmktn現象の恐怖は、深く深く心に刻まれています。
おかげで海に遊びに行っても、虚しく砂浜から海水を見つめるばかり。
うん、入っちゃダメだよ。
どうしても泳ぎたいなら、ウェットスーツでね。



そしてそんな鬱憤を晴らすように、退役した後は元気に泳ぎ回るのです。
妙な規制から解放された後の、スマイルさん達のこのスマイル…!
夏バイト回でも泳げなかったストレスを、今こそ発散するとき。
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