■波打際のむろみさん 第235話(最終回)「波打際のむろみさん」
週刊マガジンさんで5年に渡り連載された「波打際のむろみさん」が、遂に堂々の完結を迎えられました。
何はともあれ、お疲れ様&ありがとうございました。
思い返せば5年前、短期集中連載を読んで感動したのが出会いでした。
●一言感想:週刊少年サンデー &マガジン 「波打際のむろみさん」
●一言感想:週刊少年マガジン 「波打際のむろみさん」
当時、「むろみさんを連載している限り、マガジンさんを購入する」と宣言し、今日までせっせと買い続けてきました。
約束は、守った!
まぁ旅行行ったり、ちょっと逃したりしたことはありましたけれど。これでこの5年の一区切りがついた思い。
まとめ的エピソードにはたっぷりと時間を割いておられましたし、先日はアニメ化も達成しました。
終わり方としては大団円なんじゃないでしょうか。
漫画の最後の締めも素晴らしいです。
『そこは知ってる世界と未知の世界との境界線』
『そこは新しい出会いと見慣れた顔に遭える場所』
類似した「異生物交流モノ」は色々とありますが、やはり「人魚」という題材が光ってた。
海は私たちにとって、最も身近にある異世界。
ドラゴンの住む魔法世界よりも、天使の舞う空の上よりも、ある意味よっぽど「異世界」です。
光も差さない、何トンもの水圧の中を、3次元に自由に動き回り、ミリ単位以下の生物と数十メートル級の生物が同域に生息する世界。
生物史上最大の生き物は、現存する海中生物。海に船で漕ぎ出せば、わずか100メートル足らず下にそんな生物が蠢いていたりする。
表面積だけでも地上の2倍、体積だと考えるのも恐ろしいほど。地上生物の貧弱さを思い知らされる、驚異の世界。
そしてそれでいて、海は私たちの発祥の地。
数億年か数十億年か知りませんが、私たちは確かにそこに住んでいた。
「海」と「人魚」への憧れは、私たちの本能に根差しているのだと思う。
というわけで、感想の最後は劇中の言葉で終わりたい。
乙姫様:
「やっぱり魚に欲情する質だったのね」
仕方がないです。それが人類の宿命なんです。人魚さん万歳。
週刊マガジンさんで5年に渡り連載された「波打際のむろみさん」が、遂に堂々の完結を迎えられました。
何はともあれ、お疲れ様&ありがとうございました。
思い返せば5年前、短期集中連載を読んで感動したのが出会いでした。
●一言感想:週刊少年サンデー &マガジン 「波打際のむろみさん」
●一言感想:週刊少年マガジン 「波打際のむろみさん」
当時、「むろみさんを連載している限り、マガジンさんを購入する」と宣言し、今日までせっせと買い続けてきました。
約束は、守った!
まぁ旅行行ったり、ちょっと逃したりしたことはありましたけれど。これでこの5年の一区切りがついた思い。
まとめ的エピソードにはたっぷりと時間を割いておられましたし、先日はアニメ化も達成しました。
終わり方としては大団円なんじゃないでしょうか。
漫画の最後の締めも素晴らしいです。
『そこは知ってる世界と未知の世界との境界線』
『そこは新しい出会いと見慣れた顔に遭える場所』
類似した「異生物交流モノ」は色々とありますが、やはり「人魚」という題材が光ってた。
海は私たちにとって、最も身近にある異世界。
ドラゴンの住む魔法世界よりも、天使の舞う空の上よりも、ある意味よっぽど「異世界」です。
光も差さない、何トンもの水圧の中を、3次元に自由に動き回り、ミリ単位以下の生物と数十メートル級の生物が同域に生息する世界。
生物史上最大の生き物は、現存する海中生物。海に船で漕ぎ出せば、わずか100メートル足らず下にそんな生物が蠢いていたりする。
表面積だけでも地上の2倍、体積だと考えるのも恐ろしいほど。地上生物の貧弱さを思い知らされる、驚異の世界。
そしてそれでいて、海は私たちの発祥の地。
数億年か数十億年か知りませんが、私たちは確かにそこに住んでいた。
「海」と「人魚」への憧れは、私たちの本能に根差しているのだと思う。
というわけで、感想の最後は劇中の言葉で終わりたい。
乙姫様:
「やっぱり魚に欲情する質だったのね」
仕方がないです。それが人類の宿命なんです。人魚さん万歳。