Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

気になるチラシ

2006-03-31 00:02:21 | 音楽
4月を目前にこの時期は色々な公演のチラシが届く。
今日のチラシで一番気になったのは(つっこみどころ満載だったのは)・・・

    超絶技巧されど制御不能~仏ル・モンド紙評

(ど・ゆ・こ・と?)

続いて
    ヘイ!ヴィヴァルディ『四季』
(「ヘイ!」ってさぁ

<アイルランド民謡、クレズマー音楽、ジプシー音楽、ブルーグラス・・・>
民族音楽が次々不意打ち!前代未聞の「四季」一挙怪演
(怪演だよ、怪演!)

これは、「ジル・アパップ(Vn)」の公演のチラシです。(@武蔵野文化会館、7月22日)

私は恥かしながらクレズマー音楽知らなかったので調べてみました。
これは「東ヨーロッパから発祥したユダヤ人の音楽のこと」だそうです。
え~!私、ポーランドのお土産、って頂いた「Jewish Music」のCD持ってるんだよ!「面白いんじゃないかと思ってさあ」って、よく、わかってらっしゃる!
組み合わせも面白く、ヴァイオリン、ピアノ、クラリネット、ドラムスそれにテナー、バリトンが入る曲あり、The Boy's Choir of St.Petersburg Great Choral Synagogueが入る曲ありなの。
          
これが、えへへ何とも言えず面白いのよ~♪これも、じゃあクレズマー音楽?ってことだよね。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンド:H.パーセル

2006-03-30 00:02:31 | 音楽
仕事の中の一大イべント、それは生徒の「ピアノ発表会」今回は来る4月2日(日)代々木のアトリエ ムジカで友人と合同で開催予定です。(蛇足ながら2時開演、勿論無料)
そして、「発表会」というとつきものの「先生の演奏」!
友人の「もうこれで一生聞けない生徒もいると思うから、思い切って楽器借りよう~」の一言で、チェンバロ借りての演奏をすることになってます。
ソロが一曲ずつ(アギレーラ:cemb→ソレル:pf)そして、ピアノとチェンバロでのデュエット合わせてみたら、これが、合うのよ

デュエットの曲目はロンド:H.パーセルとメヌエット:J.S.バッハ
      
譜面はロンドです。この曲案外よく耳にする曲なのよね。ブリテンの「青少年のための管弦楽入門」のテーマにも使われているし、最近では・・・これです!
            
この中で、主人公のダーシーとエリザベスが初めて舞踏会で踊った時の最初の曲でしたよねちょっと重厚な感じもしていい曲だなぁ♪つい、あの場面を思い出して踊るように弾いちゃおう!!
おっ楽しみにぃ~?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕のニューヨークライフ

2006-03-29 00:03:24 | 映画 は行
           *公式サイト
『ちょっと真面目で、ちょっとエッチなピースフル・コメディー』

同じウディ・アレンの『さよなら、さよならハリウッド』は妙~ないらいら感を抱き、そのくせ明るい終わり方で後味がいいような悪いような変な映画だったという印象だったがと思いつつ、『僕のニューヨークライフ』を見た。
これはねえ、私には案外「ツボ」だったですよ大笑いするというより、クスクスしてしまう笑いが散りばめられていて、確かに「ちょっとエッチ」でもあるんだけれど、それも何か可笑しい。登場人物が主人公のジェリー以外全員個性的な人物揃いで、彼らに翻弄され続けるジェリーが新たな旅立ちをするのを「やれやれ~、やっとひとり立ちできた!」とほっとして見ている自分がいた。(まるで保護者の視線?)原題の「anything else」は重要なキーワードよん。

2003年/アメリカ/112分/
監督・脚本:ウディ・アレン
原題:anything else
出演:ジェイソン・ビッグス/クリスティナ・リッチ/ウディ・アレン/ストッカード・チャニング/ダニー・デヴィートetc.
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロダン@上野

2006-03-28 00:07:49 | 展覧会・建築・器
所用で上野に行った。いや、その人の多さといったら!!驚きました

用事の後、上野で出会った彫刻作品二点。
先ず、ロダンの「青銅時代」肉体が、い、生きているよう!!
      
同じくロダンの「バルザック」(画像ではバルザックがサングラスかけてるように見えますが、これは影です)
            
上野はロダンが多いのね、西洋美術館の庭にも彼の作品があったけれど月曜日で休館。まあ、柵越しにちらっと見えましたが。

そして、お花見~真っ盛りの上野公園の桜はこんな具合。
   
花に近寄ると・・・八分咲きくらい?
                 
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

聴きたいけれど・・

2006-03-27 00:04:18 | 音楽
今年の11月の来日公演なのだけれど、是非、生で一度聴きたいと思っていたフルーティストの演奏会のチラシが同封された案内が土曜日に届いた。おっ、待ってました
なになに、電話予約の開始日は・・・4月22日(土)10:00から。

えっ、この日は駄目じゃん!
絶対に電話掛けられない~無理だ~!
ここのホールはすぐに完売してしまうんだよね。彼の他の公演がないか調べているんだけれど・・・今のとこなさそう
諦めるしかないか?それは、いやじゃぁ・・
ふうぅ何か方策がないか暫らく考えてみることにする。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ごちそうさま!

2006-03-26 23:24:23 | 食・その周辺
春めくケーキ、お土産にもらっちゃった
       
どこのお店かな?
秋津の「ロートンヌ」ですって。ここ、いつも混んでるんだよね。
右奥のは季節限定の桜餅ならぬ桜ケーキ、周りにぐるっと桜の葉の塩漬けが巻いてある。美味しかったです
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタクリの花

2006-03-26 00:01:07 | 自然
この温かさでか、一斉に咲き出したカタクリの花。
    
いつもの場所に顔を出して可憐、去年より少し早い気がします。(去年は桜と一緒だったと思う)
        
ひっそり咲いている花ですが、見物人が既に何人も訪れていました。
  
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自由学園明日館

2006-03-25 00:01:40 | 展覧会・建築・器
木曜、金曜日と中央線を使ったのだが、両日ともダイヤが乱れる。金曜日はその上、山手線まで乱れる。仕方ない事だとはいえ、焦るし朝からへこんだわ。ま、こんな日もある。

たまたま「自由学園明日館」(重要文化財)の前を通ったので撮ってみた。
明日館HP
 
この建物は自由学園の校舎として1922年に建築家フランク・ロイド・ライトにより設計された建物として有名。ここは現在も、コンサートなど色々な催し物に利用され活動している。生きている文化財、って感じ。
    
静かで、ここだけ別の時間が流れているように思われる。
    
ベージュにグリーン、やわらかい石の色と光の表情、異次元に迷い込んだかのような錯覚を抱く。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

便利~♪

2006-03-24 00:02:12 | 
これは便利、という本『アートバイブル』
帯に書いてあるコピーは「聖書が見える、絵画が読める
聖書を主題とする西洋美術を見る時、音楽を聴く時、ぱっと調べるのに便利です。出版されたことを音楽会に挟み込まれたチラシで知って即行、購入。パラパラ眺めるだけでも楽しいです。ただ、訂正箇所があるようなのでed2以降のものがよいと思います。(私は初版なんで、なおさなくっちゃ)  
      アートバイブル
こうなるとあと欲しいのは、こういう感じの「ギリシア・ローマ神話」かな!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すみれ

2006-03-23 00:03:01 | 日々の雑感・近況
今年、初めて見つけた一群れのすみれ。
       
実は学生時代のニックネームだったのでちょいと親近感を抱く花なのま、小ちゃいってことよね。

先日の「新日曜美術館」で「簡素にして品格あり・建築家吉村順三」と題し、彼の人となり、そして作品を放映していた。ぼけーっと眺めていたら、その作品の中によく知っている講義棟の映像が流れたので驚いた。そこが彼の作品だったことを今の今まで知らなかった。言われてみれば、確かに自然と調和し、風景の中に溶け込んでいたわ。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨハネ受難曲 BWV245

2006-03-21 20:04:54 | 音楽
       
J.S.バッハ『ヨハネ受難曲 BWV245』を淀橋教会で聴く。(合唱:ヨハネス・カントーレス、管弦楽:オーケストラ・シンポシオン、指揮・アルト:青木洋也)プログラムによるとこの日、3月21日はバッハの321回目の誕生日だそうだ

私は出だしの、どどどど・・・♪という16分音符のところから、もうどきどきする。思い出すのは、今はもう開催されなくなってしまったある古楽のサマースクール。最後の2年はこのヨハネの1部、2部だった。限られた日数の中、夏の暑い盛りに汗と冷や汗とでびしょびしょになりながら通奏低音、勉強したっけ。でも、何ていい曲なんだ~胸が痛くなるくらいそう思った。Diego Fasolisの演奏をMDで聴いた時には何て凄い曲なんだ~!と強い衝撃を受けた。
そんな思い入れのある曲の上に、今日は友人も舞台に立つし行ってみたら今回はステージには乗る予定はないと言っていた器楽の友人もしっかり奏者で加わっているじゃないですか!おおおっ!その上、あれ?このソロの声は・・
聴いていると頭の中に『パッション』と『ナルニア国』がふいっと泡のように浮かんでは消えてゆく。(何てったって受難曲ですもの)目を上げると高い天井の真ん中に浮かぶ十字架、そこに漂う祈りに満ちたコラール。バッハは素晴らしいと改めて感じる。熱演だった。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロトフィ・ブシュナーク日本公演

2006-03-20 00:04:30 | 音楽
         
地中海アラブ音楽シリーズの『ロトフィ・ブシュナーク日本公演』を丸ビルホールで聴く。出演者は下記の通り。
L.ブシュナーク:ボーカル、ウード/T.ズゴンダ:カヌーン/M.ズゴンダ、A.メトサーヘル:ヴァイオリン/A.ベンハリルー:チェロ/M.マブルーク:タール(レク)
使われていた楽器はウード、タール(レク)そしてカヌーン<プログラムより>
この他にヴァイオリンが二台とチェロが一台。


怒涛の1時間50分ノンストップ!アラブ音楽~♪ だったんだよ~
何といっても、歌よね!ウード奏者でヴォーカルのL.ブシュナークは魅力的な歌い手でとにかく声を自在に自分の音楽したいように操っているって感じ。音楽は調弦からもう既に始まっていて次々繰り出される。楽器は旋律をなぞっていることもあり、歌に続いて即興演奏をしたりで生き生きしている。まあ、とにかく一音出た後はとにかくノン・ストップで音楽が続く。最後から3曲目は「ふるさと」その次は「さくら」と日本公演にサービスの曲があったりして・・・スタンディング・オベーションする方多数、で幕が下りた。

わかりやすいよ、と言われていた『アラブ音楽』(サラーフ・アル・マハディ著、松田嘉子訳)読んでいたのだけれど、なにしろ西洋音楽と違って微分音という半音より小さい音程の存在する音楽、これは目で見ても絶対にわからない!旋法とそしてリズムね。
           
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ミモザの花

2006-03-19 00:05:26 | 自然
ミモザの花が咲いていた。
  
ミモザというと、『ミモザケーキ』
近頃はとんとお菓子作りをしなくなってしまった私だが、今またお菓子を焼こうとするなら先ず『ミモザケーキ』だな!カステラを焼いてその中身をくり抜き刻み、中にはレモンクリームを詰め外側にはカステラをびっしりつける、というもの。刻んだカステラがまさに黄色のミモザの花のようなお菓子。
  
そしてまたミモザというと、大島弓子の『ミモザ館でつかまえて
初めて読んだ時はミモザの花がどんな花か知らなくて(若かったなぁ、あの頃)、あんなんかな?こんなんかな?と色々想像していた。あれから随分時間が経ち、その花を知ることができた。素敵な花で、ほんとによかった
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ポビーとディンガン

2006-03-18 00:04:40 | 映画 は行
             *公式HP

大切なのは目に見えないものを信じる心
       
飯田橋ギンレイホール、知ってはいたが行ったのは初めて。駅から近く、こぢんまりして落ち着いた雰囲気の劇場だった。ロビーの壁に「国境なき医師団」のレポートと募金箱が、そして予告編の最後にも「国境なき医師団」のCMが流れた。これも初めて~

ピーター・カッタネオ監督って「フル・モンティ」を撮った方だったのですね。パンフレットを見るまで知らなかった。

オパールを掘り当てることを夢見るパパ、そんなパパを支え続けるママ、そして11歳の兄アシュモル、9歳の妹ケリーアンの4人家族、いやケリーアンにしか見えない大事な友達ポビーとディンガンの2人を含めた6人はオーストラリアのオパール採掘で有名なクーパー・ベディに住んでいる。
ある日突然、いなくなってしまったポビーとディンガンを心配する余り病気になって日に日に弱っていくケリーアンを救おうとお兄ちゃんは奮闘する。空想の友達も信じることで本物になってゆく、それが家族をひいては殺伐としていた町の人々をも巻き込んでゆく。とにかくアシュモルのケリーアンを何とか元気にしようという気持ちが純粋でこちらに真直ぐに伝わり泣けました。心がほわっとなる作品でした。子どもの頃に空想の友だちと遊んだ日を久しぶりに思い出しました。

アシュモルとケリーアンの二人がとにかくいい~

2005年/イギリス・オーストラリア/86分
監督:ピーター・カッタネオ
原作:ベン・ライス『ポビーとディンガン』
出演:クリスチャン・ベイヤーズ、サファイア・ボイス、ヴィンス・コロシモ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子どもの飛び出し注意!

2006-03-17 00:02:21 | 旅気分
ある時、突然道の角に出現した子どもの等身大の看板。昼間見ても驚くが、夜間ライトに照らされると、壁に子どもが浮かび上がりぎょっとさせられる。
    
この手の看板、隣の地区の限定された所にしかないことに最近気付いた。(この地区に2年前まで住んでいて見慣れていてこのことに気付かなかった)
これは誰が描いて設置しているのやら。いたずら書きがひどくなるといつの間にか塗りなおさているし、折れたりするとこれもまた新しくなってるんだよね。不思議だ!!
この家の住人の方が「いつの間にか壁にくっついてた」と仰ってた、今日聞いたから確かな話。
   
どうです?インパクトあると思いませんか?
では、もう一人・・・。
          
女の子の向こうに上の左側の男の子が見えますね。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする