Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

フェデリコ・モンポウ

2009-12-31 20:52:46 | 音楽
とても気になっていたフェデリコ・モンポウ:[カタルーニャ語:Frederic Mompou i Dencausse、スペイン語:Federico Mompou, 1893年4月16日 バルセロナ - 1987年6月30日 バルセロナ)は20世紀スペインの作曲家。カタルーニャ州出身]のピアノ作品。
その楽譜を頼んだのが今年の夏頃、「ひそやかな音楽」の3巻までは先に届いていたのだが、4巻目が出版社で切れていて先ごろ「内なる印象」とともに配達されてきた。
欲しいと思っていた楽譜を待つ、それを開く、そしていよいよ音にする~♪どの時間も愛おしい。
             
右から、ひそやかな音楽(Musica callada)
第1集 Primer cuaderno - 1959年
第2集 Segundo cuaderno - 1962年
第3集 Tercer cuaderno - 1965年
第4集 Cuarto cuaderno - 1967年
そして一番左が、内なる印象(Impresiones intimas - Planys)1911年~1914年
音の重なり方、響きの深さと軽さ、饒舌に語る音楽でありふっと沈黙する音楽でもあり。

今年もお世話になりました。
皆さま、どうぞ、よい年をお迎えください~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アバター

2009-12-30 21:47:35 | 映画 あ行
                
2009年/アメリカ/162分
原題:Avatar
監督・脚本:ジェームズ・キャメロン
出演:サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーブン・ラング、ミシェル・ロドリゲス、ジョバンニ・リビシ、ジョエル・デビッド・ムーア、CCH・パウンダー、ウェス・スチュディ、ラズ・アロンソ
ストーリー:22世紀、地球から遠く離れた惑星パンドラへとやってきた元海兵隊員ジェイクは、自らの分身となる“アバター”を操り、先住民ナヴィと交流するが、やがて鉱物資源を巡って勃発する人類とナヴィとの戦争に巻き込まれていく。(eiga.comより)

話題の3D映画「アバター」、本当は勿論3Dで観たかったのだけれどユナイテッドシネマ入間では通常上映、2Dって言ったらいいのかなあ。それでも、その映像の美しさと豪華さ、そしてストーリーの一瞬たりとも弛むことのない展開にすっかり虜になり固唾をのんでスクリーンに見とれていた。
パンドラの箱を開けたら・・・という怖さと、きっと一つの希望は残されるはずという期待と。あるシーンではふっとナウシカを思い出し、心の中で♪ら、ららら、らんらんらん・・・♪と呟いてみたり。
昔スターウォーズの今で言う旧三部作が公開された時に「これは、凄い!!こんなことが映画で観られるんだ!!」と、どきどきした時と同じような興奮と感覚を覚えた。
3Dでも是非、観てみたいもの~!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アメ横

2009-12-28 22:21:58 | 旅気分
日曜日にアメ横に行きました。目当ての店が上野から行くより御徒町からの方が近かったのでその北口を下りて横断歩道に立ってみますると・・・。
道が人で埋め尽くされている感じ、こちらも向こうも。
             
「左側通行でお歩きください!」と呼びかける商店街の整理の方の声が響き、お巡りさんの姿も随所に見られます。迷路のような街にぎっしり並んだ様々な店舗。どこも活気にあふれて、にぎやかです。
   
靴屋の店先には靴の山、衣料品の店先には服の山がそれぞれどど~ん!と出来ていて、客はその山をかき分けて欲しいものを探します。さながら宝探し
      
酒の肴、おつまみ、いわゆる乾きものがずらずら~っと。
      
タコが並べられている店。ナッツ類、かぼちゃの種からドライフルーツまで充実した店先。
     
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・イルミネーション@所沢駅

2009-12-24 00:10:13 | 旅気分
所沢駅前の西口に今年も12月初旬からクリスマス・イルミネーションが点灯し、静かな青い光を輝かせています。橋上改札口を出て所沢西武・ワルツとつながっているデッキには雪の結晶などが温かな黄金色に光っています。

夏にはびっしりと緑の葉が生い茂るこの広場の2本の銀杏の木が、冬になると落とした葉の代わりに光のマントをまとって通り過ぎる人々の目を楽しませてくれます。一見すると毎年そのデコレーションは同じように見えるのですが、これが比べてみると少しずつ変わっているのが面白い。今年は画像でははっきりわからないのですが、白い光が流れ星のようにすぅ~っ、すぅ~っと流れています。そして、てっぺんの灯りの色も去年とは違っているようです。

正面のビルが鏡となって2本のツリーが映し出されているのだけれど、それを実は2本の木自身も知っていてうっとり眺めているんじゃなかろうか、なんて思ったりして・・・。

ついでながら、今までの所沢駅のクリスマス・イルミネーションの記事です。
少しずつデコレーションが変化し、そして木が大きくなってその形が変わっていくのが面白いです。
2005年2006年2007年2008年
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シュトレン

2009-12-23 00:00:56 | 食・その周辺
クリスマスも間近、クリスマスと言えば忘れちゃならない(!?)クリスマス・ケーキを筆頭としてのケーキ類、お菓子類!!
甘いものをちょっとだけ、というのが私は楽しい。ここ最近はトゥロンをちょこっとずついただくのが美味しいな、と思っていたのだけれど、今年は半月ほど前に以前から気になっていたシュトレンをある輸入食料品店の店先で見つけて食べてみた。で、これもなかなか美味しい!!と悦に入っていたところ、何たる偶然!友人から彼女のお嬢さん(プロです)が焼いたというシュトレンをいただいた。
周りは真っ白な粉砂糖で覆われ、中にはドライフルーツが色々散りばめられているこのお菓子。薄く薄く切って楽しんだ。
どうぞ、よいクリスマスを~
           
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ぶるぶる~!

2009-12-18 23:30:14 | 自然
道端で今年初めての霜柱に遭遇~!!
こんな立派な霜柱が出来てるのだもの、寒いはずだわ。

辞書を引くと、霜柱とは「地中の水分が毛管現象によって地面にしみ出して凍結した細い氷の柱」とある。

光に当たってきらきら光る

真っ直ぐなものもあり、ぐんにゃり曲がったものもあり・・・。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪音楽会のお知らせ♪

2009-12-17 00:07:09 | 音楽会
クリスマスが近付いてまいりました
2009年のクリスマスの夜を教会で美しい歌声とともに過ごされませんか。
クリスマス・コンサートを二つご案内いたします。

クリスマスコンサート~歌の夕べ~
日時:12月23日(祝日・水)
   午後5時開演(開場4:30)
会場&主催:SDA所沢キリスト教会
出演:ソプラノ独唱/奥村さゆり、浜野加奈、桜井京、テノール独唱/小黒健裕、伊藤雅俊、女声合唱/所沢ねむの会、     
お問い合わせ:電話 04-2992-1832(所沢市くすのき台1-9-10)

クリスマス イヴ賛美礼拝
会場&主催:日本基督教団 所沢みくに教会
日時:12月24日(木)
   午後6時半~8時
内容:説教「恐れるな!」最上光宏牧師
   賛助出演/所沢ねむの会
(私は奥村さゆり氏、所沢ねむの会のピアニストとして出演します)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バグダッド・カフェ[ニュー・ディレクターズ・カット版]

2009-12-15 23:56:22 | 映画 は行
               
  20年たった今も、彼女たちはあなたを呼んでいる。
         名曲『コーリング・ユー』とともに、
         砂漠に舞い降りた天使
         今も多くの映画ファンを
         魅了し続けている
         80年代の傑作を再びスクリーンで!(チラシより)
2008年/ドイツ/108分
監督:パーシー・アドロン
出演:マリアンネ・ゼーゲブレヒト、CCHパウンダー、ジャック・パランス
主題歌:「コーリング・ユー」ジュヴェッタ・スティール

テーマ曲の『コーリング・ユー』が流れた時に、ああ!!この映画のテーマ曲だったのか!!と初めて知った。映像とこの曲が一つになって、すうぅ~っと心の奥に語りかけられているような気持ちになる。
名作だという話は耳にしていても、未だ観たことはなく、ならばDVDで、と思ってもレンタル・ショップで目にしたこともなく・・・。それが公開から20年を記念してニュー・ディレクターズ・カット版で公開されているということで、勇んで劇場に足を運んだのだった。
観に行ってよかった!ジャスミンとブレンダを軸にバグダッド・カフェに集まる人々それぞれが変で、それでいて愛おしい。カフェの中ではいつも流れている何ともいえないバッハの平均律、しかもプレリュードばっかり。登場してくる人々が少しずつ少しずつ、自分でもそうと気付かないほどひっそりと変わっていくように、その音は変化していくのだ。そしてそれが最後にはなんて素晴らしく楽しいの!!と浮き立つ音楽に変わっていることに目を見張る。
これが20年前に公開されたとは・・・。年月によって決して色褪せることのない普遍の人と人との間に流れる様々な思いを鮮やかに描いているからなのだろうか。人間、捨てたもんじゃない、と
ところで友人と『ドゥーニャとデイジー』を観た後、次にこの作品を選んだことが不思議な偶然に思えて、それも嬉しくわくわくしていた。
♪Calling you♪
あ~、この場面はこういう会話が交わされていた。あ~、ここではこんな風だった・・・などなどがどっと押し寄せ、思い出されて・・・。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほわっとして、温かく・・・

2009-12-13 00:14:31 | 展覧会・建築・器
イラストレーター「こざわちはる」さんの作品のファン。
彼女の作品を見ると、いつもほわっとして、温かくなる。こちらは(↓)画像では分かりにくいけれど、立体的に作られた作品『Love You』、額の中に広がるミクロコスモス。
              
心が解放されて時間も空間も自在に飛び回り何かに巡り会うような、また忘れていた何かを思い出すような・・・。
絵葉書と彼女の名刺。
この名刺を眺めているだけでほくほくしてくる。
          
彼女のイラストブログはこちら⇒こざわちはる『トリコローラ~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

音楽とはあまり関係ない話に発展した話

2009-12-12 00:23:09 | 音楽
先月末、P.アンタイ:チェンバロ・リサイタルを聴いた。CDでは聴いたことがあるのだけれど、生で聴くのはその時が初めての彼の演奏会、会場の武蔵野はいつもそうだがこの日も満員だった。
プログラムに掲載されていた最初の曲はW.バードだったのだけれど、その前にフレスコバルディのトッカータと作曲者不詳の1曲が氏の意向により加えられて音楽会は始まった。その時、プログラムを眺めながらフレスコバルディが演奏されたのはイタリアの作曲家による作品を入れたかったからかなぁ、なんてふと推察してみたりした。確かにD.スカルラッティの作品はあったけれど、彼の場合はイタリアで生まれたけれど、後半生をイベリア半島で過ごしてそこで生涯を終えているのだし・・・。イギリス、ドイツ、フランス、並ぶプログラムにはイタリアがないではないですか!なんて。
彼の演奏で私が一番感じていたのは「言葉」、その音楽に乗せて語られるその国々で語られ、作曲家が使っていたであろう言語が音楽と同時に聞こえてくることが、面白くてたまらなかった。聞こえているのは音楽、でもそこに固有の言語の響きが聞こえるのを感じているのは貴重な体験だった。

ところで、スペインの作曲家の名前がそういえばなかったのだけれど、それはD.スカルラッティでということなのかと思いつつ、そんなこんなを含めてスペイン語学校の会話でこの演奏会の話をしたところ、音楽とは全く関係のない面白い話の展開になった。
このD.スカルラッティが仕えたポルトガル王女マリア=バルバラはあまり美しくなかったので(先生ははっきり"fea"と言っていたけど)この時代、結婚前に慣例として行われていた肖像画をスペイン宮廷に送らなかったのだそうだ。それは肖像画を見た相手が吃驚して結婚を断ってきたら困る、ということだったのだという。これはスペインではよく知られた話だそうだ。この時、見てご覧なさいよ、と彼女の結婚後の肖像画を見せてもらったが、私は美醜ということより、ひどく太っているのが印象に残った。彼女が結婚したフェルナンド6世(1713.9.23~1759.8.10)(在位:1746~1759)は音楽好きなで二人は仲良く暮したそうだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かいじゅうたちのいるところ

2009-12-07 23:46:36 | 
モーリス・センダックの『かいじゅうたちのいるところ』
私にとってこの絵本は読み手も、絵本を眺めながら聞いていたその頃まだ幼かった聞き手も、マックスと一緒に冒険の旅をしているような気分で心躍らされる一冊であり、年月を経ても色褪せることなく生き生きと心によみがえってくる一冊である。絵本の最後のページが閉じられても、すぐもう一度開きたくなるような魅力に満ちた一冊でもある。

そんな思い出深く、大事な絵本の一冊である『かいじゅうたちのいるところ』がスパイク・ジョーンズ監督によって映画化され、来春公開されるとのこと。期待と懐かしさで前売り券を購入した。
            
これが『毛玉ストラップ付き特別鑑賞券』とのことで、こんな(↓)おまけ付き!!
この本に出会った頃、『クレヨンハウス』で登場人物(マックス+かいじゅうたち)の縫いぐるみを見かけたことがあって欲しいなあ~!とうっとり眺めた記憶がある。その時の縫いぐるみとは比べるべくもないが、でもこんなほわほわした毛玉が付いてるなんて、嬉しいよなぁ~、なんて心秘かに思わないでもない。
              
マックスの部屋に木がどんどん生えるところから、次は!次は!とページを繰る手ももどかしくなるのだけれど、みんながわーわー遊んでいるところは殊に面白く・・・。
         
しかし、これだけ思い入れのある絵本なだけに期待が裏切られたらいやだなあ、という気がどこかでしないわけではなく・・・。つい手ひどく裏切られた『ネバーエンディングストーリー』のようだったら、と心配したりもする。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドゥーニャとデイジー

2009-12-05 00:04:28 | 映画 た行
           
2008年/オランダ=ベルギー/102分
原題:DUNYA & DESIE
監督:ダナ・ネクスタン
出演:マリアム・ハッソーニ、エヴァ・ヴァンダー・ウェイデーヴェン、クリスティン・ヴァン・ストラーレン、テオ・マーセン、ラチダ・イアッララ

ストーリー:アムステルダムに暮らすモロッコ人のドゥーニャ(マリアム・ハッソーニ)と、自由奔放なオランダ娘のデイジー(エヴァ・ヴァンダー・ウェイデーヴェン)は親友同士。厳格なイスラム教徒の家庭に育ったドゥーニャは、親の決めた見合いのためモロッコへ帰郷する。そんなとき、モロッコに暮らす実の父親に会おうとデイジーがやって来て、ドゥーニャは親友の父親探しの旅に付き合うことに……。(シネマトゥデイより)

後味の素晴らしくよい青春ロードムービー!
主人公の二人ドゥーニャとデイジーが活き活きと瑞々しくて、観ているこちらもすっかり元気になっている。
二人の性格は正反対でそれぞれが持っている背景、宗教も家族のありようもすべて違う。そうした考えてみればとても複雑な事柄を、映画はさらりと語ってみせる。
そして旅の舞台はモロッコ。一人で入ったら絶対迷いそうな小路、そこを照らす淡い灯り、旅人にまつわりつく子供の群れ、白茶けて乾いた道、大道芸に占い師・・・エキゾチックな風景をバックに二人の旅はカサブランカからマラケシュ、アイト・ベン・ハッドゥなど各地を巡る。その旅の中でそれぞれが自分を発見し、自分を取り戻すことによって、お互いを新たに発見し理解していくのだ。
爽やかで可笑しくって、いいなあ~!って。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

景品は・・・

2009-12-03 00:16:48 | 日々の雑感・近況
以前使っていた携帯を機種変して丸2カ月経過したので、その時に入ったプランの見直しが12月1日から出来るようになった。携帯本体の値段を安くするためにいくつかのプランに加入していたのだが、不必要だと思ったものを外したのだ。
機種変の時に12月になったらこれらを残してそれ以外は外せます、との説明を受け、来店の折にはプレゼントもあります、と言われていたので12月になるのを心待ちにしていたのだ。

で、早速出かけて首尾よく不必要になったプランを外し、そして「プレゼント引き換え券」で受けとったのは」・・・・
"Not For Sale"の「お父さんクリアファイル」~!!
うっは~!可愛くって使えないかも・・・。
              
記念撮影~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする