ジョヴァンニ・バッティスタ・ペルゴレージ(Giovanni Battista Pergolesi, 1710年1月4日 - 1736年3月17日)の『Stabat Mater/スターバト・マーテル:悲しみの聖母』を久しぶりに先週練習した。
今年は復活祭が4月1日なので、3月25日は枝の主日でこの週はSemana Santa/聖週間にあたる。
グアテマラの先生とスペイン語のレッスンをしていた時は、毎年このセマナ・サンタが大きな話題となった。
なぜなら、グアテマラはカトリック信者が多い国で、またこの時期にはそのプロセシオンを見るために多くの観光客が彼の国を訪れて大変な賑わいになるのだという。
世界遺産に指定されているアンティグアの街に咲くハカランダの花の紫とプロセシオンに参加する人々の衣装の紫が美しく、通りもそれぞれ花びらなどで装飾されているのだと聞いていた。
でも、この聖週間はほんとに悲しい時期なのよね~、とも。
そんなこんなを思い出しつつこの曲にどっぷり浸った日だった。
ペルゴレージは『ナポリ在住貴族の集まり「悲しみの聖母騎士団Cavalieri della Virgine dei Dolori」から委嘱された『スターバト・マーテル Stabat Mater』(悲しみの聖母)を余力を振り絞って書き上げてまもなく、26歳で死去した。~Wikipediaより』ということも心に留めながら・・・。
第1曲:二重唱「悲しみに沈める御母は涙にくれて」/第2曲:ソプラノのアリア「嘆き悲しみ」/第3曲:二重唱「おお、神のひとり子の」/第4曲:メゾ・ソプラノのアリア「尊き御子の苦しみを」/第5曲:二重唱「これほどまで嘆きたまえる」/第6曲:ソプラノのアリア「また瀕死のうちに見捨てられ」/第7曲:メゾ・ソプラノのアリア「愛の泉なる御母よ」/第8曲:二重唱「わが心がその御心にかなうべく」/第9曲:二重唱「聖なる御母よ」/第10曲:メゾ・ソプラノのアリア「われにキリストの死を負わしめ」/第11曲:二重唱「おお乙女よ」/第12曲:二重唱「肉体が死する時 - アーメン