Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

25%オフは嬉しい~♪

2008-01-31 00:35:39 | 音楽
            
La Festa D'accordone:Accordone/Faventina: Memelsdorff&Mala Punica『ファヴェンティーナ~ファエンツァ写本』メメルスドルフ&マーラ・プニカ/ Guillaume Dufay・Chansons:Anthonello『デュファイ・ラメント-デュファイのシャンソン』アントネッロ

HMVの『輸入CD3点買うと25%オフ』キャンペーンは嬉しい~♪25%って、ほんと大きいもの
ということで、届いた3枚のCD。全て古楽、全て器楽と歌・・・いい音楽が聴けるであろうこと、期待大!!これから順に聴いていく。

アッコルドーネは何年か前に聴いた「Surprise」はまさにSurpriseで衝撃を受けたのだけれど、その輸入盤のこのCD。今年5月に来日公演があるのだけれど、偶然ながらこのCDはライブ録音盤(2003年)。臨場感に溢れ切れ目なく続く演奏。しかし器楽もさることながら声の魅力に圧倒される、全く何て声なんだろう!!真直ぐに心に飛び込んでくる。私は器楽奏者だけれど、声の魅力、魔力ってすごいんだよなぁ~、と常々思っていることが、もっと強くそして素直に感じられるのだ。

メメルスドルフ&マーラ・プニカは何といっても「ファエンツァ写本」に惹かれて購入。どんな音楽がこの1枚のディスクに込められているのだろう、と思うだけでどきどきする。
そして、出ました!アントネッロの新譜「デュファイのシャンソン」。予約して発売を待ち望んでいたCD。聴くのが、あ~、楽しみ!!
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蝋梅

2008-01-28 23:24:37 | 自然
入間川の川面を見たら・・・およよっ!!(古っ!)所々、その光り方が違う。よく見ると、どうもうっすら氷が張っているような・・ぶるぶる~。

そんな中、出会った、たった一輪、健気に咲いていた蝋梅の花。恥ずかしそうに下を向いて咲いてます。その花弁の半透明な感じといいその惚れ惚れする上品な香りといい大好きな花の一つ。

花の中はどうなっているのかな、と見上げてみました。
どうです?

これから色々な場所でこの花を見られるかと思うと、わくわくします。

蝋梅:ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木
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コンドルズ所沢スペシャル公演

2008-01-27 00:13:23 | 音楽
          
          Let's Go Crazy tour2008新春
          コンドルズ所沢スペシャル公演
          「HIGH AVERAGE」

渋さ知らズ大オーケストラ」を聴いた時に受け取った『コンドルズ』の公演チラシ。コンドルズ・・⇒近藤良平・・⇒サラリーマンNEO・・⇒テレビサラリーマン体操・・・⇒これはチャンスだっ!見てみたい~!!と連想ゲーム。

『さあ皆様、お忙しいかと思いますが、友人恋人愛人血縁関係完全総動員で予定は全てキャンセルして、ぜひともご来場下さい!』のチラシの言葉にもつられ一人でとことこ見に行ってきました~!観客の年齢層は、パッと見、若い方が圧倒的に多かった。

男性のみ、舞台衣装は学ランのダンスカンパニー“コンドルズ”。
所沢公演では9人のダンサーが舞台上に登場しダンスは勿論、映像、歌、寸劇、人形劇、影絵、コント・・etc.ノン・ストップ1時間45分、玩具箱をひっくり返したような、或いは絵の具箱を開けたら中の絵の具が全部にゅるにゅる~と箱一杯に溢れ出していたような、何でもありのパワフルで濃密な舞台が繰り広げられた。アンサンブルの妙、「あはあは」だったり「ぷぷぷっ」なんて笑いも満載、人間の根源的な生理、きわどい話ありでエンターテイメントに徹した舞台を面白がり、楽しんだ。ただ、台詞が立て続けに畳み掛けるようにぱぱーっとくる場面で、一部聞き取り辛い時もあったのが残念だったかな。もっとも、台詞云々よりその掛け合いのリズムとその語感を音楽のように感じて楽しんでたんだけど。
しかし、「エンターテイメントに徹して」って簡単に言ったけれど、そうなる為にどれだけの時間と体の鍛錬を積み重ね、舞台を練ってきたかを思うと気が遠くなりそう~。舞台がはねてから、そんなことをつくづくと考えながら帰ってきた。
また、所沢に来てね~!!

コンドルズ
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ペルセポリス

2008-01-24 23:56:24 | 映画 は行
            *公式サイト
2007年/フランス/95分
原題:Persepolis
監督・脚本:マルジャン・サトラピ&ヴァンサン・パロノー
音楽:オリヴィエ・ベルネ               
声の出演:キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ダニエル・ダリュー、サイモン・アブカリアン、ガブリエル・ロペス、フランソワ・ジェローム 

『1970~90年代の激動するイランを舞台に監督自身の反省を綴った<少女マルジ>の成長物語』チラシより

激動するイランを縦軸に、歴史に翻弄されるマルジの家族、そしてマルジ・母・祖母という母娘3代の絆を横軸に、その中で悩みつつ成長していく少女マルジがモノクロームのくっきりしたしかも丁寧で人の手を感じさせるアニメーションによっていきいきと描かれる。
イランのパーレビー王朝の崩壊、革命政府の樹立、イラン・イラク戦争、その終結というその一連の外郭だけは、マスコミによって知らされていたけれど、その中で苦しむ人間の姿は全く伝えられなかったのだということに愕然とする。特に女性に対する激しい差別、人権無視には唖然とする。ただ、これは自分が属している世界と比べての中でしか判断の基準を持たないのでそう感じてしまうのだろうか、と思ったりもする。

しかし、ここに登場するマルジの祖母の毅然とした態度、ジャスミンを香らせ、常に身だしなみを整えている素敵な姿、「いつも公明正大でいるんだよ」とマルジに言い聞かせる言葉が深く印象に残る。
そしてマルジの両親。彼女を想う強い気持ちがひしひしと伝わってくる。特に彼女を送リ出す空港でのシーンはその心中を思うと胸が一杯になる。
家族、両親の愛を一杯にして育ち、そしてウィーン留学の中でアイデンティティの喪失と復活を通して苦しみつつ自我を確立していくマルジ。しかし、マルジはイランの国の身分・階級ということは全くわからないが、相当恵まれた環境、特権階級に所属しているのではなかろうか、と思う。でなければ、あの混乱の時代にウィーンに留学して何の支障もなく長期間生活できなかっただろう。そういう彼女が、新たな決意を胸に今一度イランを旅立とうとする姿に「幸多かれ」と思わず願っていた。

アニメーションでしか描けない世界がここにある~
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雪のち雨

2008-01-23 18:14:37 | 自然
   
午前中は雪がかなり降っていたのが、午後には雨になりあっという間に雪は融け始めた。この寒さに公園はひっそり静まり返っていたが、白い雪の上に黒々と押されたスタンプがなんとも可笑しい
         
♪~犬はよろこび、庭かけまわり~♪
もと~いっ!・・・
♪~犬はよろこび、公園かけまわり~♪です。
・・・・犬、だよね・・。
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今朝の新聞で・・

2008-01-22 23:56:16 | 展覧会・建築・器
今朝の朝日新聞の一面で日本画家の片岡球子先生が亡くなられたという記事を読んで驚いた。

<片岡球子さん死去 日本画の革新に貢献 103歳>
鮮やかな色彩と大胆な造形で富士山や歴史上の人物を描き、100歳を超えて現役を通した、文化勲章受章者の日本画家、片岡球子(かたおか・たまこ)さんが16日、急性心不全のため神奈川県藤沢市内の病院で死去した。103歳だった。
60年代から、富士山のシリーズ、足利尊氏や北斎ら歴史上の人物を大胆に変形させた姿で描いた「面構(つらがまえ)」シリーズ、裸婦を描いた「ポーズ」シリーズといったライフワークに取り組んだ。
~asahi.comより

学生時代、講義棟のタイルの壁画「直指天」を毎日眺めて通学していた。私は音楽学部の学生だったけれど、キャンパスの中でよく先生の姿をお見かけした。いつもきりっとなさって、その一つにまとめられた御髪にはいつも簪がさされて、それがなんとも素敵だった。

その先生が亡くなられたのは、ほんとに悲しく残念です。心からご冥福をお祈りいたします。
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伝統的菓子に夢想する

2008-01-19 23:41:54 | 食・その周辺
季節のお菓子ってありますよね~。それを見かけると、また味わうと今年もまたこのお菓子の季節が巡ってきたんだ~、と告げてくれる伝統的なお菓子。
スペインにもあるのですね、バルセロナの友人が送ってくれたお菓子二種もそういう季節、祝祭を祝う歴史ある伝統的なお菓子。
先ずは、クリスマスのお菓子として有名な『トゥロン』
これは、正確な木の種類はわからないのですが、まるで「桐」のような箱に入っています。
        
トゥロンは色々な種類があるのですが、私はこれ大好き~オイルの中に漬けられているようなのですが(箱に触ると手にオイルがつきます)お菓子自体は全くオイルは関係なく(不思議!)とってもおいしい~。甘いのですが、頬張るとさくりっとなりアーモンドがぱあ~っと広がって何とも素朴な風味です。
        
        トゥロンについて
そして元旦のお菓子「ネウレス」
これもトゥロンと同じく起源の古い、歴史ある伝統的なお菓子だと知りました。筒状で軽い焼き菓子でした。
              
              ネウレスについて
こうした長い長い時間を人々に愛されて今にいたるお菓子たち、まさに「菓子に歴史あり」という感じだなぁ~・・・。でも、口に入れると、その背負ってきた時間も伝統も一瞬のうちに「喜び」となり、そしてその歓喜のうちに彼方に(正確にはお腹に、ですが)消えていく。喜びを与えるだけで何も求めず、何と潔いことだろう!!などと思い至ると、ことお菓子に限らず、自分自身を含めた「全てのもの」が改めて愛おしくなっていることに気付かされていました。

あら、こんなことをつらつら夢想させるなんて、これもお菓子の力なのかしらん・・。
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線路と娼婦とサッカーボール

2008-01-18 00:38:03 | 映画 さ行
          *公式サイト
2006年/スペイン/90分
原題:Estrellas de La Linea
監督:チェマ・ロドリゲス
撮影:レネ・ソサ
出演:バレリア、メルシー、ビルマ、マリナ、カロル、チーナ、キンバリー、リネア・オールスターズのメンバーたち

グアテマラ・シティーの「線路(リネア)」と呼ばれる貧民街で働く娼婦たちがサッカーチームを結成し、社会問題を提起してゆく姿を追ったドキュメンタリー。サッカーチーム「リネア・オールスターズ」の戦いぶりとともに、メンバーを取り巻く境遇や日常生活、それぞれの夢を映し出す。~「Yahoo!映画」より

『中米グアテマラから届いた元気をもらえるドキュメント』というコピーだったが、それはある意味真実であり、そしてまたそれは束の間の夢、あとで気付けばまるで幻影だったのだろうか、春の淡雪のようにそれは在り、そして儚く消えていくものだったのだろうか。苦い哀しみが胸に残る。
彼女たちが「リネア・オールスターズ」としてサッカーをし活動した数ヶ月が過ぎた後、結局状況は結成前と変わらない現実なのだ。作品の中でメンバーが語る過去そして未来、子どもによせる夢がラスト・シーンでの現実とつきあわされて、観客は彼女らと共に一瞬の夢から一気に現実に引き戻される感覚を味わうことになる。
ただ、あの数ヶ月が、その後の彼女たちの現実の過酷さ、辛さを幾分かでも軽減するものになっていれば・・・とはかない希望を抱くのだ。
女性そして母性の悲しさ、強さとたくましさをひしひしと感じるドキュメンタリーそして、マリナの素晴らしい歌に心奪われる。
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ベトナム土産

2008-01-15 00:05:15 | 食・その周辺
「ベトナム土産~
と友人がベトナムコーヒーの粉と、それを淹れるためのフィルターをセットにして持って来てくれました。
なんでも、商店街の福引で「ベトナム旅行」に当選したんですって!!(すご~い!)初めてのベトナムはとにかく楽しかった、という話でした。

いただいたベトナム産コーヒーの粉は中(いや極?)細挽き、フィルターはアルミ製でたいそう軽く、あんまり可愛らしいので何だかおままごとの茶器みたいにも見えます。
            
いかにもベトナム、という感じの美しい布袋に入っているのがベトナムコーヒー、そしてその右にちょこんと置いてあるのがアルミ製のフィルター。
              
このフィルターがどうなっているかと言いますと・・こんな風に4つの部分から出来てます。ぽつぽつと円い点が見えますが、これらはすべて穴です。が、しか~し、
「ん~?どう使うんだろう?」
せっかくいただいたのだから、やっぱり飲んでみたいっ!!

で、見つけたのが⇒『ベトナムコーヒーの淹れ方
コーヒーの淹れ方は勿論、世界のコーヒー生産高の1位はブラジル、2位はベトナムだということを初めて知りました。へ~!!
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空を眺める

2008-01-13 23:42:34 | 自然
夕べの雨の音から一転、今朝は強い風の音で目が覚めた。そして風は一日中、ひゅうひゅう吹きまくっていた。そんな風に吹かれながら歩いている向こうの空に、おや富士山!!入間川の水面がきらきら光って・・・寒そう~。

桜の木の枝を透かして見上げる空。
自然の造形美に打たれる一瞬、暫く空を眺めていた。
女性の画家でこうして下から眺めた木をずっと描いている方をTVで見たことがある。たいそう惹かれたのだが、残念ながらどうしても名前が思い出せない・・ぐ、ぐやぢい~!!
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ドネルケバブ

2008-01-12 00:09:08 | 食・その周辺
新宿・新大久保界隈といえば、「コリアタウン」としてつとに有名で、新大久保駅を下りるとハングルの看板、そして行き交う人々の間で韓国語の会話も多く聞かれる活気のある賑やかな街ですよね~。仕事で時々下車する街なのですが、残念ながら未だここで韓国料理は試したことがないんです。焼肉じゃない韓国料理が食べたいな~、なんて。(余談ですが私、焼肉とか鍋とか、材料だけが出てきてあとはお客が作る、というのは・・・あまり・・・好みではないです)

ところで、この日ふと目についたのは「インド・パキスタン料理」という小さな店先の様々なカレーの写真が並んだ看板の中にあった「お持ち帰り」用メニューの一つ、ドネルケバブ。店の窓のところには大きな肉の塊が串に刺されていて、これが中身になるのね~、と。サイズはMとLがあり、Mは¥300でした。
肉の種類はなんだろうなぁ?インド・パキスタン料理店なんだから、先ず牛肉ではない、豚肉は当然ない・・・じゃあ羊かなあ?なんて思いながら眺めていた。
帰りに断然買っちゃお!!・・・

で、買ってみました。(肉は鶏肉でした)
注文すると、ピタパンの中に先ず千切りのキャベツを詰めソース(辛さは3段階から選べます)をかけ、そして肉を詰めた後またソースをかけて、はい!できあがりっ!です。
帰宅して早速食べました。中辛を選んだのですが、結構ぴりぴりして、美味しかったです。
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ザ・骨董フェスタ in 浜松 

2008-01-08 00:44:26 | 展覧会・建築・器
時間が前後してしまうのだけれど、1月2日~4日まで毎年開催されている『ザ・骨董フェスタ in 浜松』、これは浜松駅近くのアクト・シティで開かれている催しで帰省中ということもあり毎年楽しみにのぞいてます。

とにかく広~い会場一杯に様々な骨董店が店を並べ、その扱う商品は西洋・東洋、年代を問わず、とにかく色んな雑多なものが集まってます。メンコにキューピーなどをどっさり並べている店もあったりして・・・昭和も骨董の仲間入り?なんて思ったりさせられます。

毎年毎にテーマが決まっているわけではないのに、今年は○○が多かった・・なんてのが必ずあって面白い。ここ何年かは「着物」が多かったのですが、今年は去年よりちょっとだけ少なくなっていたように感じました。
去年は確か「櫛」「かんざし」を扱う店が多く、しかも「鼈甲」商品がどっと一気に安く出てました。鼈甲は膠で接着しているので、その耐久年がそろそろくるという年になるので一挙にここで出てるんだよ、なんていう興味深い話もその時聞きました。
陶器、漆器は毎年必ずたくさんの出店がありますが、今年気になったのは「瀬戸ノベルティ」、これだけを扱う店が2軒はありました。その完成度の高さ、美しさ、見事でした~!!

私は別にコアな骨董ファンではなく、道具として「日常使う」ものがいい!という目で楽しんで見て回ってます。もし、「これ!」ってものに出会えたらそれこそ「めっけもん」ですが、出会えなかったら、それはそれ、です。もし、出会えたとしても高かったら、それを無理してまで買おうとも思わない、「眼福を得た!」と喜んでます。
それでも、今年は漆器の濃い茶色に金の絵がなかなか素敵、という5枚組みの小皿に出会いました。めでたい絵柄でしょう?ただ、かなり使い込まれている器なので、裏の漆がはげてかなり広範囲に修理されているものもあり、表も柄が薄くなってたりちょっと傷があったり・・ですが。だからお安いんです、えへっ。帰宅してこの皿におせちの残りの「数の子」盛ってみたら、なんやら、ものすごく豪華でした、ちっちゃいけど・・。
           
そして、もう一つは菓子鉢。こういう朱色の漆って大好き。この朱に金は映えますよね~。季節の梅、柳、紅葉がそれぞれのびやかに描かれて、手の中に抱えると軽く、そしてほっこり丸い。蓋と胴の合わせ目は錫がまわしてあります。これは使っていただきたい方を念頭において選びました。

こういう所では、何が楽しみって「値段の交渉」。思い切ってお店の方と交渉すると、思いがけず値引きしてもらえること多々・・・!!いやあ、嬉しいもんです!
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迷子の警察音楽隊

2008-01-07 00:02:39 | 映画 ま行
          *公式サイト
2007年/イスラエル・フランス/87分
原題:BIKUR HATIZMORET
監督:エラン・コリリン
出演:サッソン・ガーベイ、ロニ・エルカベッツ、サレー・バクリ、カリファ・ナトゥール、イマド・ジャバリン

これが今年最初の劇場での鑑賞作品だということが嬉しい~

はるばるエジプト・アレキサンドリアからイスラエルに演奏旅行でやってきた警察音楽隊の一行が迷子になってしまう・・

コメディなのだけれど全編が詩的で、ユーモアと哀しみが混在して複雑な温かみを醸しだす。
それはあくまで明るい長調の曲の中に宿る哀しみのようであり、また明るさに輝いて描かれた絵画の中にふっと一刷毛の影が射しているようにも感じられる。作品中に流れる音楽は「マイ・ファニー・バレンタイン」、「サマータイム」などと、どこか哀愁を帯びた民族音楽がなのだが、不思議なことにその哀愁の中にそこはかとないユーモアをも感じてしまうのだ。

エジプトとイスラエルという微妙な立場にある2国だけれど、ここではそれは関係ない。あくまで人間対人間、向き合えば同じ人間であり家族もあり、喜びも悲しみも内に秘めているのだ。笑いながら泣き、泣きながら笑う・・・そんな思いを抱いていた。

ところで私はこの作品ツボだったんだけれど、帰りのエレベーターで乗り合わせた一組のご夫婦が「あなた、始まってすぐにぐうぐう寝てるんだもの~。もう一本別の観る?」と話しているのを耳にした。(何しろその一組と私だけだったんで)
う~む、これは案外好き嫌いがあるのかしらん・・・。
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旅の「友」に世界が見える?

2008-01-06 00:43:17 | 食・その周辺
私は帰省する時には東海道新幹線に乗車するので切符はいつもJR東海の「ぷらっとこだまエコノミープラン」を利用している。これは新幹線こだま号の利用に限られるのだが、利用料金が指定席にもかかわらずたいそう安く、その上『ワン・ドリンク』付き(駅売店でその表示があるところと車内販売で有効)
大抵の場合、ドリンク券は車内販売のホット・コーヒーに使用して、熱いのを楽しむ。
              
このコーヒーのカップに印刷されていたかえるのマークが以前から気になっていたので、今回はそれを携帯で撮ってみた。何が気になるかといえば『レインフォレスト・アライアンス認証 コーヒー30%使用』と読めるカップの下2行。
で、これを調べてみると・・・ありました、ありました!「レインフォレスト・アライアンス」そして、UCCコーヒーのHP中にあった「レインフォレスト・アライアンスの話」それによると・・
『レインフォレスト アライアンス (熱帯雨林同盟)は、アメリカのニューヨークに本部を置く世界的に活動するNGO団体で、地球環境保全に向けて、熱帯雨林を保護することを目的に、1987年に設立された国際的な非営利環境保護団体』であり『土地の利用法、商取引、消費者の行動を変えることにより、生物の多様性を維持し、人々の持続可能な生活を確保することを使命とする』

コーヒーのカップに印刷されていたかえる君が気になってしげしげ眺めたこのカップから現在の世界、地球の危機を訴えかけるメッセージとそれをなんとかしようとする動きを感じる。

復路では初めて「ワイン」をこのドリンク券で買ってみた。ただし、これは+100円。まあ、¥100で187mlのワインと思えばいいか!というのと次の日(1月4日)が嬉し恥ずかし(!?)こほっ!誕生日だったんで、思い切って購入。といっても車内では飲まない「お持ち帰り」用。
              
このワイン、赤白選べるので「赤」をチョイス。何となく「甲州」とか書かれた「国産ワイン」を想像していたら、手渡されたのは「オーストラリア産」の「STONE CIRCLE」というもの、当然、初めて。
オーストラリア産のワインを飲んだ記憶があまりないので、新幹線の車内で手渡されたことが珍しく感じられた。最近ヨーロッパ産のワインが新世界ワインに押されているとよく耳にしていたが、これもそういうことか・・・なんてふと思ったりして・・。(次の日に飲んでみましたが癖のない、穏やかなお味のワインでした)
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明けましておめでとうございます!

2008-01-02 11:42:59 | 日々の雑感・近況
        ¡Feliz Año Nuevo!

みなさま、昨年はお世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします
この一年が、みなさまにとって健康で素晴らしい一年となりますように!!

2008年の幕開け、私の弾き初めの曲は・・J.S.バッハ、F.シューベルト、そしてA.ドボルジャーク:歌曲集「ジプシーの歌」(これは勿論、歌ったんではなくて伴奏パートの練習)。
そして朝から口ずさんでいたのは「O Sole mio」、これはテンション上がります~ふんふん♪           
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