Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

小路と水たまりと小川と

2010-10-26 23:05:32 | 自然
今では珍しくなった舗装されていない小路。そこに足を踏み入れると、なんだか別の世界のよう。でもこのほんの短いごろごろ道が周辺に住まわれている方々から大事に大事にされていることは、その道の美しく整えられていることで十分にしれる。思わずそっと歩いている自分に気付く。喧騒は聞こえず、ただ葉擦れと水の音、時折、鳥の声、そして陽光が木々の間からこぼれ、道の水たまりは黙って空を映している。
   
小路に沿って小川が流れる。さらさらさらさら・・・。
   
近寄ってみれば、これはまたなんと澄んで美しい水であることか!!

先週の火曜日から体調が悪かった。初めは季節の変わり目のせいかと思ったけれど、頭痛と腹痛、疲労感と眠気にこれはどうも風邪だとやっと気付く。そういえば、最近とみに周囲で風邪をひいたという声を耳にしていたんだっけ。現在は元気回復!!急に寒くなりました。皆さまもお気をつけて。
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オリーブの実の熟する時

2010-10-20 00:03:40 | 自然
ん?どっかで聞いたような・・・

ま、それはともかく蕾がついた時からその開花、小さな小さな実、緑の実とずううぅぅっと楽しんできたオリーブの実が色付いた。
ああ、可愛いなあ~!!
        
これを、どうしようかなぁ?塩漬け?油?・・・など思ったりもするのだけれど・・・いかんせん数が少な過ぎる!!
でもとにかく、ここまで実ったことがなにより嬉しい。
                
この実を愛でつ、深まりゆく秋を楽しもうっと。
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パパブブレ/papabubbleの飴

2010-10-16 00:11:41 | 食・その周辺
吉祥寺駅の駅ビルが9月に全店オープンしてこれで完全に「ロンロン」が「アトレ」になった10月。なんとなく「ロンロン」という言葉の響きが懐かしく思える。大島弓子さんだって面喰ってんじゃないかしらん。
私は週に一度通りかかるだけなので、大した発見も探検もできないが先日駅を降りた時に「アトレ」に入る出口を降りてみた。とことこ2階の通路を通り、すぐのところにあるエスカレーターを1階に下りたところで見かけた『DEAN&DELUCA/ディーン&デルーカ』の文字に記憶のかけらが引っかかった確か、このお店で『パパブブレ/papabubble』の飴の取り扱いがあったハズ!と。スペイン語の教室で一度クラスメートがバルセロナで有名な飴やさんのパパブブレ/papabubbleの日本支店の飴です、と持ってきてくれたことがあった。その飴がきれいで美味しくて・・・。ネットで調べたら、支店以外にはDEAN&DELUCA/ディーン&デルーカで扱っていることを知った。それをこの時、まさにこの時思い出したのだった
ばばっと店内を眺め首尾よく瓶入りの飴を発見。

作り方は金太郎飴と同じようである。しかし、これは一つ一つが小さくて繊細で、しかも味が模様によって違う。べたっとしてなくて、舐めていると最後にさくさくっとやさしくくずれる感じ。次回は袋入りを探してみよう。
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航空祭のポスター

2010-10-15 21:56:57 | 旅気分
          
駅で「入間航空祭」のポスターを見かけた。
例年通り11月3日開催を告げているのだが、ふと見るとその中に特急「レッドアロー」の時刻表が掲載されている。しかも池袋→所沢の次の駅は・・・⇒稲荷山公園となっている。普段は特急の止まらない駅なのに、この日は特別に稲荷山公園にも止まるようになっている。何年前からそうなっていたのか知らないけれど、特急の停車駅も変わることを初めてこのポスターで初めて知った。
西武鉄道の記事こちら
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♪音楽会のお知らせ♪

2010-10-14 00:05:51 | 音楽会
あの酷暑の夏も過ぎ、秋の涼やかな風を感じる候となりました。この季節は文化祭、合唱祭のシーズン、ということでご案内です。お時間、ご興味おありでしたら、どうぞお出かけくださいませ♪

所沢市制施行60周年記念 ♪2010年所沢市合唱祭♪
日時:2010年10月17日(日)
開演:10:20
場所:所沢市民文化センター ミューズ・アークホール(大ホール)

所沢市合唱連盟に加盟する38団体が参加しての合唱祭です。
私が伴奏しております所沢「ねむの会」は5番目、そして女声アンサンブル しののめは24番目の登場です。
合唱:所沢「ねむの会」
曲目:ミュージカル「オズの魔法使い」より虹の彼方に、「サウンド・オブ・ミュージック」よりアレルヤ、すべての山に登れ
指揮:奥村さゆり
ピアノ:守谷としえ

合唱:女声アンサンブル しののめ
曲目:D.ハミルトン アヴェ マリア
   千原英喜「良寛相聞」より 2.手まり
指揮:山下晋平

★富士見集会所文化祭★
日時:10月31日(日)
   11:00開演
場所:狭山市立富士見集会所
出演:女声コーラスふじみ
指揮:三村卓也
曲目:忘れな草/Yell/こきりこの歌・・・その他

★第33回 狭山市合唱祭★
日時:11月28日(日)
開演:11:30
場所:狭山市市民会館大ホール
   入場無料
私が伴奏しております「女声コーラスふじみ」出演順は未定。決まり次第追記致します。
曲目:まりと殿様、ばら・きく・なずな
指揮:三村卓也

秋の一日、ホールに広がる合唱の響きに身を委ねてみるのはいかがでしょう。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
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古楽市場@ロバハウス

2010-10-12 00:01:55 | 音楽
                  
ぱあっと青空が頭の上一杯に広がった秋の日。西武線玉川上水駅からほど近い(徒歩で5~6分)にある『古楽の小屋 ロバハウス』でこの10日・11日に開かれた『古楽市場』に出かけた。
ロバハウスに出かけるのは相当久しぶり、その上『古楽市場』となると息子が小さい時に家族で行った時以来、実に実に久しぶりだったので何だかわくわく遠足気分で電車に乗っていく。
玉川上水沿いに緑濃い小道をとことこ歩くと、ほどなく右手に童話の世界から抜け出してきたような家が忽然と出現する。
 
受付で入場料500円を払い受け取った特製バッジを付けて会場内に入る。色々な楽器が並べられている会場内はまた次々とライブ演奏が聴ける演奏会場でもあって、目移り、耳移り(?)してしまう。親子連れが多くて、それも楽しい!!
私が入場した時には口琴の演奏が繰り広げられており、口琴ってこんなに様々色々な音が出るのかと吃驚させられた。
ライブとライブの間に、置かれている楽器を眺めたり説明を聞いたり、音を聞かせてもらったりとなかなか忙しい。今日は写真を撮ってもいいとのことだったので、何枚か撮ってきた。
壁に飾られている楽器たち、そしてロバさんの一群。
 
こちらはこの日の市場で売られていた楽器たち。プサルテリー、やっぱりきれいだなぁ~!
右の写真の奥ではハーディーガーディーの実演中。手前にはずらっと笛の仲間が!!
 
バグ・パイプ、そしてオルガネット。画像はないのだがハープ、そして懐かしい足踏み式オルガンも置かれていた。
         
そして次に聴いたライブは辻康介さん(歌)と近藤治夫さん(バグパイプ他)の中世の各地を放浪していた楽師たちの歌。辻さんは歌はもとより解説も軽妙で面白く、またラテン語の歌詞で歌われたものから邦訳で歌われた曲もあって面白くまた興味深かった。そういえば日本語で中世の歌を聴いたのって初めてだったんだ!!つい先日、カルミナ・ブラーナの話を友人とちらっとしたばかりだったので、この日演奏曲目の中に「カルミナ・ブラーナ」が一曲が紹介されたので余計、興味津々で聴き入っていた。

ところで、この日手に入れたのは、気になって仕方なかった笛↓。「鼻笛」だす~!!
勿論、音の出し方は教えてもらったのだけれど、なかなかコツが・・・鼻にあててふーふー、ふぁーふぁー・・・他人には絶対見られたくない練習風景だ。ま、他人だって見たくなかろう。音が出るようになったら、その時はじっくり見て、いや聞いておくれ!!なんちゃって
余談だけれど、「鼻で笛」というと強烈な印象が残っているのが狭山市のリコーダーコンクールで審査員の方が講評の時におもむろに鼻にリコーダーをあててM.ブラヴェのメヌエットの一節を見事に吹いてみせたこと。あれは、凄かった!!
    
手前は入場したときにもらった特製バッジ。
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人形劇『不思議なカップ』

2010-10-10 00:00:10 | 音楽
チェコ・アルファ劇場による人形劇『不思議なカップ』を武蔵野公会堂で鑑賞。

「トルンカ、シュバンクマイエル、ポヤルなどのチェコ・アニメの源流は人形劇にある。16世紀にハプスブルク家の支配によるゲルマン化が進められ、ドイツ語が強要される中、人形劇は庶民が唯一チェコ語に触れられる楽しみであり、心の交流の場であった。そして17世紀から19世紀にかけて、各地で飛躍的に発展。現在も国を挙げて振興しており、国の養成機関もある。」~チラシより
         
公演は第1話:「チェコの画家フランティシェクと心優しいバルンカの話」第2話:「ちょっぴり怠け者のホンザの話」の2話で構成されており、そのどちらの話にも共通するのが「不思議なカップ」。とはいってもその不思議さは全く違うのだけれど。

会場は親に連れられて見に来たという子どもの観客も多く、思わず「親子劇場」で様々な劇を息子と鑑賞したことを懐かしく思い出してしまった。こんな風に素敵な劇を子どもの時に観たことはきっといつまでも心に残るんだろうなぁ、なんてね。だって、私も子どもの頃に観た劇を覚えているもの。いつも見慣れた会場が、その時には全く別世界、舞台の中に一つの景色、街並みがど~んと出来上がっていたことに心底吃驚した記憶がある。

この日は先ず日本語でお話の説明があって、いよいよ劇が始まる。舞台は二重構造になっていて手前には楽器、下手にコントラバス、上手に打楽器と小さな手回しオルガンのようなものが置かれ、その奥に人形劇のための舞台がしつらえられている。
いよいよ4人の俳優が客席から登場しコントラバス、トランペット、ギター、打楽器を奏しながら愉快な歌を歌った後、コントラバス奏者を残し舞台奥に消えると・・・人形劇の幕が開く。
言葉は全てチェコ語、字幕なし。でも人形の仕草に大いに会場は沸いている。人間の思うことって、どこでも大して変わらないんだな。
同じ一つの人形に対して大きさの違う人形が作られていて、その大きさの使い分けで遠近がとおってもよくわかる。例えば、山の上から手前の谷間に下りてくるのも大・小の使い分けで自然にああ遠くから麓に下りてきたのだとはっきりわかる。またおかゆが谷間に溢れるところ、家の中の様子がその建っている山がくるりとひっくり返ることで見えるようになっているなど、色んな仕掛けが随所にあって愉快、人気があるのも納得!!
話が終わってカーテンコールの後に客席に出演俳優と人形とがやってきてくれた。人形は木でできており、全て手作りだと教えてもらった。操作してごらん、とすすめられたので挑戦してみたけれど、足を左右交互に動かして人形を歩かせたいと気持ちは思っても、ぜ~んぜん思うようにならない、歩かない。でも人形に触ることができるなんて思ってもみなかったので、嬉しかった。 座席が前方の通路側でラッキー   
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我が家でパエリャ。

2010-10-08 22:51:36 | 食・その周辺
色々、盛り沢山だった9月のある日の食卓にのぼったパエリャ。
滞在中だった息子の奥さんが腕をふるってくれました。材料は市内のスーパーでそろえ(日本では手に入らないものは目をつぶって)、料理が始まるとさささっ、と実に手際よく。
そして出来上がったのがこちら。
              
う~ん、美味しい
魚介類と烏賊のワタから出る出汁というか旨味が、鍋全体、米粒一つ一つにしみわたり全体がパエリャというハーモニーを奏でているような・・・。
              
おこげの部分は人気で、取り合いでした!!
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金木犀、満開!

2010-10-05 23:45:20 | 自然
歩みを止めることなく季節は進む。
窓を開けるとどこからか漂ってくる甘い香り・・・気付かぬうちに金木犀の季節になっていたのだ。
         
まさに、今や満開の金木犀。細かい黄橙の花が枝々にびっしりと咲いている。
道向こうの空き地にある金木犀も、水道タンクの敷地内のも、そして稲荷山公園の金木犀も一斉に満開の時を迎えている。どこを歩いてもその甘い香りで大気が満ちている。
             
一つ一つを見ると、実に可憐。
                     
中に入って木を見上げてみた。

いい気持ち~
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成田空港にて

2010-10-02 23:03:48 | 旅気分
10月に入った日、成田空港まで行ってきた。
所沢から空港連絡バスに乗りさえすれば、荷物も安全に預けられて乗り換えもなく空港ターミナルまで一直線で行けるのだけれど・・・成田はやっぱり遠い~!!
所沢からは羽田空港への連絡バスもあるのだけれど成田に比べると所要時間約半分、運賃半分。そのうち羽田から、という日が来ることを期待しよう、などつらつら思ったりして。

オフ・シーズンでもあり、なんとなくがらんとした感じの漂う国際線出発ロビー。
          
展望デッキに出て空に向かって次々に飛び立っていく飛行機を眺める。
視線を地上に向けると、出発準備に忙しい(であろう)アリタリア航空とデルタ航空の2機が止まっているのが見える。
          
ずうっと地球を取り巻いて続く空を思う。
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