Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

♪音楽会のお知らせ♪

2005-05-31 21:39:18 | 音楽会
第50回記念埼玉県合唱祭 平成17年6月

次の日程で埼玉県合唱祭が開催されます。
11日(土)、12日(日):川口リリア音楽ホール
18日(土)、19日(日):さいたま市文化センター
26日(日):久喜総合文化会館

詳しくは埼玉県合唱連盟へ。

私が伴奏しております合唱団 所沢「ねむの会」は11日(土)、第二部 No.21に登場します。プログラムは・・・

三つの聖歌「信仰・希望・愛」より
信仰(La Fede)、希望(La Speranza):ロッシーニ

合唱:所沢「ねむの会」
指揮:奥村さゆり
ピアノ:守谷としえ

今回の合唱祭の副題は「正統派あり、ぐっとくだけたポピュラーありの楽しいひととき、お誘い合わせの上おでかけください」です
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花粉症

2005-05-29 00:34:00 | 日々の雑感・近況
花粉症という時、私の場合はイネ科の植物に対してなので例年この時期が辛い。ところが今年はスギ花粉症からず~っと辛い時間が続いている
気持ちよさそうに風に揺れる草・・・でも近寄ってはいけない!ノダ
この季節が過ぎるまでは「忍」の一字。うううぅぅぅぅ・・・頼れるのは薬だけだ。       

内服薬・点眼薬・点鼻薬のセット(!?)
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万博土産

2005-05-28 23:53:35 | 愛・地球博
万博土産にワインを貰っちゃった!
「白」はドイツ産     
「赤」はハンガリー産  
どちらも、万博でしか手に入れられないんですって!
お味ですか?・・・そりゃあ、とおってもまろやかで美味しいです
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ザ・インタープリター

2005-05-27 23:32:55 | 映画 あ行
水曜日の夜「ザ・インタープリター」を見た。

監督:シドニー・ポラック

国連を舞台に、そこでアフリカのマトボ出身でクー語の通訳として働くシルヴィア・ブルーム(ニコール・キッドマン)がその国の大統領暗殺計画を偶然耳にする。すぐさま当局に通報するのだが、それ以来何者かに命を狙われることになる。彼女は犠牲者か?容疑者か?との疑いを抱きながらもその身を守るためにシークレット・サービスのトビン・ケラー捜査官(ショーン・ペン)、女性捜査官トッド・ウッズ(キャサリン・キーナー)などのメンバーが送り込まれる。シルヴィアの出身国であるアフリカのマトボ共和国は独裁的な大統領ズワーニが、民主化を目指す多くの活動家の命を無惨に奪っているのだ。
数週間前に妻を亡くしたばかりのケラーと、マトボで肉親を殺された過去を持つシルヴィア、二人の交錯する感情。

*公開時コピー*
過去を失った国連通訳〈インタープリター〉/妻を失ったシークレット・サービス
「哀しみは、これで終わりにしたかった」

ポリティカル・スリラーというジャンルになるらしいのだが、見てる側が面白ければ何でもいいや、と思いつつ巧妙に組み立てられた話の中に気付いたらすっかり取り込まれていた。大した予備知識もなく出かけたので、国連本部の映像が実際の建物だったということは見終わった後で知った。警備の様子、総会議場、通訳のブースなど、やはり本物だったからこその迫力だった。(一見の価値あり!)シルヴィアが映画の中でいう「人間の声は銃声に勝る」という国連の理念。今何かと問題があるように伝えられる国連の現実はどうなんだろうと、ふと思ったりする。
ショーン・ペンは渋くて陰影を感じさせていたし、ニコール・キッドマンも繊細でそれでいて強さを内に秘めているという感じ、やはり影を感じさせる。二人の存在感でマトボは架空の国なのだがそれを絵空事と思わせないと感じた。
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Original Sound Track

2005-05-25 00:13:29 | 音楽
HMVで予約してまで買ったOSTは今までに2枚ある。
1枚目は「8Mile」                                                                

これは実は音楽CDだけを映画の公開前に購入していて、その後<日本のみ限定・・DVD付き>が発売される事を知り予約して手にいれたもの。DVD以外のCDは全く同じなのだが、とにかくこれはお気に入りなんで2枚あっても全然OK!!

そして2枚目は、言わずと知れた(!?)「甘い人生」

5月13日発売で届いたのは14日か15日だったと思う。これもCD+DVDで、それ以外にポスター、絵葉書5枚つき!(すごいおまけですねえ!)CDの1曲目はイ・ビョンホンのナレーション・・・映画を思い出させる。でも、私はCDよりDVDの方にひかれた。なんかCDで改めて音を聞くといやにすうすうと音が通り過ぎていってしまう気がする。確かにすごくきれいなんだけれど・・・。もっと音楽にひっかかりを感じるかと思っていたんで、その点がちょっと、ね。これはOSTの王道(?)として映像を思い出して楽しむということなんだな。
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「私の音楽遊園地」

2005-05-23 23:48:43 | 音楽会
5月22日(日)、いとうたつこ作品展「私の音楽遊園地」、演奏会はお陰さまでたくさんのお客様、そしてお天気にも恵まれ終了いたしました。ありがとうございました。

まさに「いとうたつこ」ワールド全開のパワフルな3ステージであったと思います。
「お父さんが作った子守歌」ではソプラノ・ソロ、テナー・ソロそして合唱と3形態が楽しめるように構成され、作詞者のお話を交え温かな雰囲気が会場に満ちていたように感じられました。
2部、3部は弦楽あり、ピアノ・ソロありとヴァラエティーにも富み・・・ほんとに音楽遊園地でした。

王子ホールは響きがやわらかく、とても弾きやすいホールでした。今回のピアノはベーゼンドルファーを使用しましたがホールの響きにたいそう合っていました。
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もりのなか

2005-05-21 23:59:35 | 音楽
親しんだ絵本のなかの一冊、マリー・ホール・エッツの絵本「もりのなか」
始まりはこう・・・
<ぼくは、かみの ぼうしを かぶり、あたらしい らっぱを もって、
森へ、さんぽに でかけました。>(まさき るりこ 訳)

気分を変えて私ももりへ散歩にでかけた。紙の帽子も新しいらっぱもないけれど、ね。
ほんの5分の近さなのに入るのは久しぶり。昔と変わらないもりの景色がそこにはあった。唯一つの変化はマウンテンバイクのコースができていたこと。
ああ、でも散歩にでかけてよかった!読み聞かせていた頃を思い出したよ!さあ、明日は「お父さんがつくった子守歌」です。                         
                
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野ばら 追記

2005-05-19 23:47:21 | 音楽
今日は一日、合わせの日だった。休憩時「そういえば、昨日知ったんだけど・・・」と「野ばら」の歌詞について聞いてみた。そしたら、さ~すが「うた」科、「野ばらは女の子を表してる、って聞いてるよ」・・・もしや、物を知らないのは私だけ?まあ、いいや、ここで知ったわけだし、ね。

ここで歌詞をば・・・
                                       
野ばら (近藤朔風 訳詩)

1.童は見たり 野中のばら 
清らに咲ける その色愛(め)でつ
あかずながむ
紅(くれない)におう 野中のばら

2.手折(たお)りて行かん 野中のばら 
手折らば手折れ 思い出ぐさに
君を刺さん 紅におう 野中のばら

3.童は折りぬ 野中のばら 
手折りてあわれ 清らの色香
永遠(とわ)にあせぬ 紅におう 野中のばら

その時、勘違いの理由は小学校で習ったという事以外にウィーン少年合唱団が歌っていたというのも一役買っちゃったかも・・・さわやかってイメージだものねえ、という話が出た。そうそう、そうでしたっけねえ。
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野ばら

2005-05-19 00:12:23 | 音楽
思い込んでいたことが、全くの思い違いだった、なんていうことはないですか?

今日の場合は「野ばら」(原詩:ゲーテ、訳詩:近藤朔風)。
初めてこの歌を知ったのは小学校だったと思う。
その時は♪わ~らべ~は み~たり~・・・♪って歌うウェルナー(1800-1833)の「野ばら」。
                      
伴奏の練習をしていて、今日は何故か譜面の下の解説にふと目が止まった。

それによると、ゲーテ(1749-1832)がこの詩を書いたのは1771年、22歳の時で、清純な乙女だったフリディオ・ブリオンを捨てた(!)恋の悩み、胸の痛みを託して作られたものだという。

ちょ、ちょっと待って
恋の悩みぃ!?胸の痛みぃ!?
私はのどかな風景をずう~っと想像してた。ちっちゃな子どもが(だって、「わらべ」ってそうでしょう?)野原に咲く野ばらを見つけて、きれいだなあ、折ろうかなあ、どうしようかなあ、やっぱ、折っちゃえ!ぽきっ・・・みたいな。子どもって残酷、なんてね。

やっだあ~全然、違う歌じゃんどこに「のどか」さがある?・・・ないじゃん!
この解説をふまえて今一度この詩をみると・・・思いがけず、どろどろで・・・悲しい。
今、気付いてよかった。アプローチの仕方変えます。こういうのを「目から鱗」って言うんだなっ。
ついでながら、私はシューベルト(1799-1828)の「野ばら」が好き。もっともこのゲーテの詩は本当に好まれたらしく、なんでも70人もの人が曲をつけているんですって。
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いとうたつこ作品展 「私の音楽遊園地」

2005-05-18 00:09:14 | 音楽会
5月22日(日)のいとうたつこ作品展「私の音楽遊園地」のプログラムの詳細をお知らせします。すべての作品がいとうたつこによるオリジナルです。

「アヴェ マリア」
作曲・指揮・合唱指導:いとうたつこ
合唱:コールこひつじ
ピアノ:守谷としえ

<第1部>「お父さんが作った子守歌」全15曲
作詞:石田巍
作曲・指揮・合唱指導:いとうたつこ
歌:ソプラノ・佐藤由子
  テノール・山内廣文
  合唱・コールこひつじ
ピアノ:守谷としえ
解説:石田巍

<第2部>組曲「桜の森の満開の下」
原作:坂口安吾
作曲・ピアノ:いとうたつこ
チェロ:北村祐美子
ヴァイオリン:奥田裕美
声の出演:岩崎加根子(俳優座)

<第3部>「この先に見えるもの」
作曲・編曲・ピアノ:いとうたつこ

会場は王子ホール(銀座)、開場1:30、開演2:00です。

詳しいプログラムについてはいとうたつこ音楽デザインをご参照ください
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宝石の実に出会う

2005-05-17 00:28:20 | 自然
何となく閉塞感を感じて楽器の蓋を思い切って閉じて外に出てみる。
とぼとぼ歩くこと暫し・・・そこで出会った生きた宝石!木いちご、と心密かに呼んでいるのだが、ほんとは何ていうんだろう?子どもの頃、友だちと容器代わりにした帽子の中にどっさり摘んで食べたっけ。
                   

てっぺんのところは鳥さんが食べたのかなあ?美味しいものをよく知ってるからなあ。うっ、つぶつぶした舌触りを思い出した!もっといっぱい実がなったら摘んで食べよう。
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見果てぬ夢の先~16,17世紀のスペイン鍵盤音楽

2005-05-16 00:23:53 | 音楽
5月14日(土)東京オペラシティー・近江楽堂に於ける「見果てぬ夢の先~16,17世紀のスペイン鍵盤音楽」と題する西山まりえ氏によるチェンバロ&ヴァージナル演奏会を聴く。                       

プログラムは、フランシスコ・コレア・デ・アラウホ/第2旋法によるティエントとディスクルソ、エルナンド・デ・カベソン/甘き想い出、ファン・バウティスタ・カバニリェス/第4旋法による右手のためのティエント98番、ガリャルダス、アントニオ・デ・カベソン/「騎士の歌」によるディフェレンシアス、など。詳しくはこちら

一曲目のアラウホから、近江楽堂がスペインになっていた!!
私の心に浮かんだのは白いような目が痛くなるような光にさらされた風景と対照的に信じられない程に濃く深い影。そこに音楽が立ち上がってくる。何か、チェンバロ&ヴァージナルの演奏会なのだけれど、違う楽器・・・具体的な何か、じゃなくて、うーん、何て表現すればいいのかなあ・・・とにかくチェンバロ&ヴァージナルがそれだけじゃない楽器になっていたように感じた。凄いですっ!興奮して帰宅しました。
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ラブストーリー

2005-05-14 00:27:42 | 映画 ら行
水曜日に「ラブストーリー」借りてきた。内容を詳しくは知らずに借りたのだが、(でも、すごく感動する、とは聞いていた)キーワードは何と「初恋」!「High annd dry(はつ恋)」を読んだばかりなので、偶然に驚く。素敵だ

監督は「猟奇的な彼女」のクァク・ジェヨン(凄い監督だ!)

2003年、ジヘ(ソン・イェジン)はサンミン先輩(チョ・インソン)に切ない恋心を抱く女子大生。ある日家の棚から古い小さな木箱を見つける。その中には35年前に書かれた手紙と日記帳が収められていた。1968年高校生だったオ・ジュナ(チョン・スンウ)と若き日の母ソン・ジュヒ(ソン・イェジン:二役!!)の初恋が綴られている 。二人に絡んでくるジュナの親友ユン・テス(イ・ギウ)・・・。二つの時代、二つの初恋が描かれる。ジヘの恋の行方は・・・?

切なさと温かさで胸が熱くそして痛くなり、ラストは泣きっぱなし!なんていうんでしょう、とにかく美しい。ピュアで直接ぐいっと心に語りかけてくるよう、映像と音楽の相乗効果。
また、韓国はベトナム戦争に派兵していたこと、うかつにもこの映画を見るまで知らなかった。
とにかく、素直に感動した、・・・よかった!

<太陽が海をほのかに照らしたら・・・>という詩、忘れられないな。
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High and dry(はつ恋)

2005-05-10 00:13:44 | 
よしもとばなな氏の「High and dry(はつ恋)」読み返した。この小説は14歳になったばかりの秋に始まる主人公・夕子のはつ恋の話である。彼女が恋する相手は通っていた絵画教室の二十代後半の絵の先生・・・久倉先生、キュウくんと呼ばれている。
                
とにかく夕子もキュウくんも、関わりあう人間に対して真剣だし誠実なの。人と人との関係はつまるところそうだよなあ、と胸がほわっと温かいもので満たされる。登場人物は夕子の母、父、父の親友のおじさん、キュウ母、ほつみさん、ミホさん・・・誰一人として悪い人はいない、どころか魅力的。
この小説は恋の話が中心なのだけれどそれだけじゃなく、いやそれ以上に、人として相手と向き合うこと、また親子の間の愛情と信頼、そして人生に対して前向きに生きる姿勢が描かれ、そうしたことに深い共感を覚える。
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名古屋式デミタス・コーヒー・カップ

2005-05-08 15:20:35 | 食・その周辺
一息ついてコーヒーでも飲もうっと、という日曜日の午後に登場したコーヒー・カップ。これがいわゆる名古屋式デミタス・コーヒー・カップです
                      
おやあ? ソーサーが2枚、しかも大小サイズ。

そうです、これが名古屋式の名古屋式たる所以です。
では、これはデミタスなのでエスプレッソをいれてセットしてみます。
                      
今日は手近にミックス・ナッツがあったのでそれを「小」の皿にいれてみました。
ごっくん、ポリポリ 「う~ん、おいしい

近頃では万博のお陰で「名古屋の喫茶店」がつとに知られるようになりました。モーニング・セットが特に有名なようですが、名古屋で「コーヒー」と注文するとコーヒーと一緒に必ずこんな風な小皿にクッキー、豆菓子などがついて出てくるのです。何が付いてくるかは各々の店によっての「お楽しみ」です。

私は名古屋文化圏で6年暮らしたことがありますが、初めて喫茶店でコーヒーとともに小皿のお菓子が出てきた時は「注文してないのに・・・」と吃驚しました。(そのうちすっかり慣れ、あって当たり前、というまでになってましたが)
それでも、コーヒー・カップを買おうとするとカップ&ソーサーの普通のセットだったのですが、去年たまたま名古屋でこの写真のカップのセットを買ったら正真正銘(!?)の初めて!の名古屋式セット。いやあ、このセットお役立ち度・・・高いです!

追記:名古屋式のモーニングについての記事見つけました!
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