Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ポビーとディンガン

2006-03-18 00:04:40 | 映画 は行
             *公式HP

大切なのは目に見えないものを信じる心
       
飯田橋ギンレイホール、知ってはいたが行ったのは初めて。駅から近く、こぢんまりして落ち着いた雰囲気の劇場だった。ロビーの壁に「国境なき医師団」のレポートと募金箱が、そして予告編の最後にも「国境なき医師団」のCMが流れた。これも初めて~

ピーター・カッタネオ監督って「フル・モンティ」を撮った方だったのですね。パンフレットを見るまで知らなかった。

オパールを掘り当てることを夢見るパパ、そんなパパを支え続けるママ、そして11歳の兄アシュモル、9歳の妹ケリーアンの4人家族、いやケリーアンにしか見えない大事な友達ポビーとディンガンの2人を含めた6人はオーストラリアのオパール採掘で有名なクーパー・ベディに住んでいる。
ある日突然、いなくなってしまったポビーとディンガンを心配する余り病気になって日に日に弱っていくケリーアンを救おうとお兄ちゃんは奮闘する。空想の友達も信じることで本物になってゆく、それが家族をひいては殺伐としていた町の人々をも巻き込んでゆく。とにかくアシュモルのケリーアンを何とか元気にしようという気持ちが純粋でこちらに真直ぐに伝わり泣けました。心がほわっとなる作品でした。子どもの頃に空想の友だちと遊んだ日を久しぶりに思い出しました。

アシュモルとケリーアンの二人がとにかくいい~

2005年/イギリス・オーストラリア/86分
監督:ピーター・カッタネオ
原作:ベン・ライス『ポビーとディンガン』
出演:クリスチャン・ベイヤーズ、サファイア・ボイス、ヴィンス・コロシモ
コメント (4)
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