Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ソフトペダルの話

2016-06-29 22:05:50 | 音楽
3~4日前にピアノを弾いていて、左のソフトペダルに妙な遊びができていることに気付いた。
変だな、変だな、と思っているうちに、ソフトペダルから足を離しても鍵盤が元の位置に戻らなくなり始め、ついには手で左に鍵盤をスライドさせないと戻らなくなってしまった。
これでは練習にならない、と青くなってあわてて調律師さんに連絡を取って相談した。
本番も近いのでかなり焦っていたのだが、直ぐ見にいきます、との力強い言葉に一安心
とにかくピアノという楽器は弾き手がメンテナンス出来ない楽器なので、こういう非常事態が勃発するとほんとに困る。
見てもらった結果、鍵盤の両脇にある留め木の右手側を調整することで、即座に解決!!
   
道具鞄に入っていた特殊な油。
これはほんの少し針の先につけて使われていた。
        
ついでにペダル自体のがたつきもあったので、調整してみましょう、ということでペダル部分を本体から外して、ひっくり返して修理しているところ。
ペダルの軸受けが木製なので(この部分、ある年代以降はすべてプラスチック製になっているそう)ダンパーペダルとソフトペダルの軸受けを交換して利用することで、がたつきも見事に解消~。
  
この後、整音、調整としていただき、調律師さんに感謝、感謝の一日だった。
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巣立ち間近か・・・

2016-06-27 21:53:07 | 自然
狭山市駅構内を改札口に向かって歩いていたら、頭上をさあっと非常な速さで飛ぶものあり。

ん?
あっ、燕!!

よく見ると、頭上に燕の巣があって、そこから身を乗り出すように三羽の雛たちの姿が。

親鳥が交互に巣に飛んできては、雛に餌を与えているのだった。
もう、かなり大きい雛たち、巣立つ日もそう遠くはなさそう。
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さくらんぼ

2016-06-22 21:57:45 | 食・その周辺
「なりきり太宰さん」で桜桃忌を思い出した私ですが、さくらんぼつながりでしょうか、友人から「おすそわけ~」とさくらんぼをいただいた。
きらっきらっのさくらんぼ。
      
何と言う種類なのかはわからないが、甘くておいしい~

さくらんぼといえば、メゾチントの版画家・浜口陽三のさくらんぼのシリーズが思い浮かぶ。
どきどきする空中に浮遊するさくらんぼ。

つい黒い紙の上にさくらんぼをのせて写真を撮ってみた。
気分だけ・・・ね。
        
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なりきり太宰さん

2016-06-19 22:15:51 | 日々の雑感・近況
今週、三鷹駅前のコラルに入ったら、いきなり『なりきり太宰さん』に迎えられて吃驚~!!
   
そういえば、6月19日は『桜桃忌』だったと気付かされ、そしてまた、三鷹は太宰治とと縁の深い土地でもあったことを思い出した。
三鷹市のHPには『太宰治と三鷹』という頁が設けられている。⇒こちら

折りしも朝日新聞夕刊の連載「人生の贈りもの」には太田治子氏が登場して「わたしの半生」について語っておられ、そこに登場する太宰治の姿が印象に残っていたので(6月17日時点で連載5回目)この三鷹コラルでの掲示に余計ハッとした。
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佐伯和子展...糸の葉 一万五千枚の糸の葉が語りかける

2016-06-18 22:18:11 | 展覧会・建築・器

『佐伯和子展...糸の葉 一万五千枚の糸の葉が語りかける』
会期:2016年6月4日(土)~7月18日(月・祝)
   会期中の休館日:6月29日(水)
開館時間:10:00-19:30
入館料:¥100(小学生、65歳以上、障害者の方は無料)
主催:武蔵野市立吉祥寺美術館

*会場の掲示:クリックで拡大します。
 
吉祥寺駅北口を出て、徒歩3分ほどのところにあるコピス吉祥寺A館7階の武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の『佐伯和子展...糸の葉 一万五千枚の糸の葉が語りかける』に出かけた。
会場入口から溢れるような「糸の葉」に迎えられ、その迫力に圧倒される。
まさに「切り通し」、そしてその向うに滝のように落ちる水のような糸の葉・・・。
15,000枚という「糸の葉」の量と、その一枚一枚が醸しだす表情の多彩さに圧倒され、不思議な森に進んで迷い込んで行くような気持ちになる。
そして、その中を通ることで自分だけの風景を見、聞き、そして感じていた。

<糸の葉:切り通し>

この作品の「糸の葉」を近くに寄ってしげしげ眺める。

<糸の葉:落水>

この作品はグラデーションになっている。
      
<糸の葉:BONBORI>
    
道案内のようにその中が緑にぼんやり灯りが灯る、まさにBONBORI。
     
<糸の葉:銀雨>

<糸の葉:ゆらりまる>
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陶器人形

2016-06-15 22:32:55 | 展覧会・建築・器
この間、ヤフオクで見つけた加藤工芸の陶器人形。
ハープを弾く陶器の人形、底の部分にオルゴールが仕掛けてあってネジをくるくる回すとローレライのメロディーが流れるハンドペイントのレースドールだ。

ノベルティで有名な加藤工芸については、「名古屋陶磁器会館」のHP内の『業界人のお話⇒加藤工芸:加藤 勇夫さん』で、興味深い話を読んでいたので、落札できたらいいな、と入札に参加したのだった。
結果、首尾よく落札~
      
高さ約16cm、レースの部分はちょっと欠けもあるのだけれど、ハープに伸ばした指の先まで丁寧に作られている。
 
これだけの技術を持っていながらこのノベルティを作り出した加藤工芸が今はもうないのが本当に残念だ。
今回こうして出会えたのも何かの縁、大事にしようと思う。
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イタリアン・パセリの花

2016-06-14 23:25:50 | 自然
雨に濡れてイタリアン・パセリの花が開いていた。
線香花火のような繊細な花がきれいだな、と飾ってみた。
     
パセリの葉を利用するつもりで植えていたのに、花咲かせていいのだろうか・・・。
でも、可憐だし、束の間の楽しみ、ということでいっかぁ~
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Junirose Erstes Konzert/アリアとリートの夕べ、終了いたしました~♪

2016-06-11 16:01:23 | 音楽会
6月10日(金)、すみだトリフォニーホール、小ホールでの『Junirose Erstes Konzert/アリアとリートの夕べ』終了いたしました。
お忙しい中、お運び下さったお客様方に心より感謝申し上げます。
”Junirose”六月のバラという名前の通り、様々なバラが咲き香るように、ドイツ歌曲、日本歌曲、オペラ、オペレッタのアリアなどが舞台上でそれぞれの歌手によって歌いあげられ、華やかな梅雨の晴れ間の一夜となりました。
ありがとうございました。
     
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実りの候

2016-06-06 22:47:26 | 自然
梅雨入り宣言がされた関東地方。
曇天の下で様々な実がなっているのに出会う。
ルビー色が鮮やかな実、キイチゴの仲間だろうか。

枇杷の実がたわわに実り色づき始めていた。

はるか高みにびっしりなっている桑の実。
道路にぼたぼたと黒い実が落ちて、あたりは桑の実の熟した匂いが立ち込めている。
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ホタルブクロの花

2016-06-04 22:47:45 | 自然
タツナミソウが咲き終わった後の石垣に咲いていたのは・・・

可憐なホタルブクロの花。
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タイム・カプセル!?スペイン郵便事情

2016-06-03 22:31:57 | 海外に荷物を送る&受け取る@郵便局
「郵便局です!」
と、荷物が届いた。
見れば、それはスペインからの荷物!!
   
でも、あれれ?
よくよく改めて手にした荷物を眺めてみると・・・
そこに記されてる日付はぬぁんと
『2014年2月26日』

えっ!?
これって、2年4カ月前に私がスペインに送った荷物。
まさに「タイム・カプセル」
でも、この時期になって何故?

小包を恐る恐る開けると確かに2年4か月前に送ったものがぐっちゃぐちゃになって入っている。
プレゼント用にとそれぞれの顔を思い浮かべながら包装したのが、全部無神経にばりばりと開けられ、それが突っ込まれて返送されてきているのだ。

荷物の側面にぺたんと貼られたシールには「INSPECCIONADO ADUANAS」(税関で検閲しましたよ~)だとさ。きー
表側の東京国際郵便局のシールには
「差出人へお戻しします」とあり、その理由については
「名あて国で保管していましたが、受取人様からの請求がなく保管期間が過ぎました」
というところにチェックが入っている。

はっきり言いましょう、「受取人様からの請求がなく」というのは違います。
これ、嘘!!です!!
受取人側が、税関からの要求通りに関税も払ったそうなのになんだかんだと言ってきて一向に荷物は届けられなかった、というのが真相

2013年のクリスマスに間に合うようにと、2013年12月にEMSでスペインに「贈り物」の欄にチェックを入れて第一便を送ったのが、2週間経っても一向に届かず、PCで荷物を追跡したらマドリッドで止まっていることが判明。
どうなってるんだ、どうなってるんだ、と気をもんでいると、贈り先から連絡があり税関が色々な書類を出せと言ってきているという。
そして、荷物が商用ではないことを証明する書類を出せ、ということで、個々のレシートを提出せよ、と言ってきたという。
それで、とにかくレシートをかき集めてそれをスキャンしメールで送った。
でも釈然としない、なぜなら贈り物として相手に送っているのに(しかもチェックも入れて、金額も記入しているのに)内容物の金額を証明せねば渡さないって、なんなんだろうか?
その後も、あの書類この書類と次々税関からか郵便局からか言ってくるという。
そして、結局この12月に送った荷物は2014年2月に返送されてきて、プレゼントは届かなかった
でも、私は負けない!!と中身の食品を新しいものに買い換えて、もう一度もう2月だったけれど送ったのだ、クリスマス・プレゼントとして。
あわてん坊のサンタクロースではなく、遅れてきたサンタクロースだったが。
しかし、届かない。
勿論、レシートもこちらから送ったし、受け取る側でも言われた通り関税も払った・・しかもそれが信じられないくらい高かったという!!(日本円で¥10,000近かったと思う。喜んで欲しいと思って送っているのに、相手にこんな負担をかけることになるなんて、おかしい、理不尽だ!!と関税額を聞いてかなり落ち込みました。)

<ところで、こんなお知らせが在スペイン日本国大使館から出されていることに近頃になって気付きました。
*在スペイン日本国大使館から出されている「EU諸国外からスペインへの国際郵便による輸入物品に対する課税について」⇒こちら

しかし、これがまた一向に届かない。
送った郵便局で調べてもらえると教えてもらって依頼したのが送ってから半年を過ぎたあたりでしたが、日本の郵便局で調べられるのは半年までだったので、結局どこでどうなっちゃったのかわからずじまい。まさに、煙のように消えてしまった、のでした。

<調べてみると、スペインの郵便事情のひどさについての記事が幾つも見つかりました。
中でも、同じだ!と思ったのは『要注意、スペインへの小包郵送』というブログ記事⇒こちら

などという経緯があって、突然の返送だったのでした。
日本に送り返すより、国内へ届けた方が送料安く済むのではないか、と思うのですが。
まあ、語学学校のスペイン人の先生に伺うとスペインの郵便事情からいけばこうなるのは理解できるとおっしゃる。
とにかく、「要注意、日本からスペインへの荷物」です。

蛇足ながら、2015年のクリスマスにと送ったEMSは、結局クリスマスには届かず、すべての内容物についてのレシート・領収書は請求されたとのことで、用意していたレシート類を送り、そして、あれやこれやとあって関税をまたまたどっさり請求され、2016年2月中旬過ぎにようやく配達されました。
みんながとおっても喜んでくれたのが、ほんとに嬉しかったけれど、クリスマスに届かなかったのが残念だった。
ま、こんな酷い郵便事情だから、届いたことでよしとしよう。
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