Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

実のなる候

2020-05-27 21:28:17 | 自然

季節は足早に移り変わっていきます。

近所の生け垣を見上げましたら、びっしり桑の実がなっていました。

少し暗かったのでフラッシュをたいてみました。

色々な色の実が見られるのですが、黒いのが熟していて美味しいです。

桑の木の近くには木苺の木があって、白い花を見かけたのはごく最近だったと思っていましたら、もう実がなっています。

粒々が集まって一つの実になっています。

酸味はなく、甘いです。

あんまり甘いので、ついもう少し酸味がある方がいいな、などと贅沢なことをちらと頭の片隅で思いましたが・・・。

こちらは時計草。

フェンスに絡みついて咲いていました。

植物はそれぞれの時間に合わせてしなやかにのびのびしているようなのがいいなあ。

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口琴

2020-05-21 10:08:27 | 音楽

その籠の中には雑多な細長いものが入っていて、一体これは?というような笛だとか、譜面台だとかが無造作に突っ込まれている。

確か謳い文句は「いつでもどこでも持っていこう!」だった小さい首にかける皮ひもがついた笛だとか、お土産にもらったりどこかの雑貨屋の片隅で見つけたアジアの国の笛だとか、東欧のどこかの国の笛だとか、おしゃぶり代わりに赤ちゃんがくわえて盛んに吹いていたドイツ土産のソプラニーノだとか・・・。

その籠の中で見つけたΓ口琴」二種類。

口琴といえばアイヌ民族に伝わる竹製の楽器ムックリを思い起こすが、調べてみると世界各国に存在している楽器だそうだ。

さて、かごの中で見つけた二つの口琴だが、これはどちらもアジアの子どものための図書館活動など様々な活動をしているシャンティ国際ボランティア会が扱っていたフェアトレード商品の中の一つだったと記憶している。(随分前、多分25年以上前の物で今は取り扱いはない)

検索してみると画像の右側のものは、タイの山岳民族アカ族のものらしい。

どちらの竹筒にも装飾が施され、右はそれが染色されている。そして竹筒の中に楽器が入っており赤い紐を引っ張ると中に仕舞えるようになっている。

口琴を出してみた。

もう一つの方には豪華(!?)に2本入っている。

どうやって音を出すのかわからなかったので「口琴入門」というYouTubeを参考に試してみた。

左手で持ち、口にあてて右手で楽器の端を弾くと、おおおっ!ビーンビーン、とかボヨヨ~ンという音が出る。

小さい音なのだが、少しでも音が出ると嬉しいものだ。

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本二冊

2020-05-05 22:31:26 | 
ひとり出版社『夏葉社』の島田潤一郎さんのインディペンデントレーベル『岬書店』から出版された大阿久佳乃さんの初めての著書『のどがかわいた』。
 
夏葉社のtwitterで
”いい本できました。フリーペーパー「詩ぃちゃん」で知られる大阿久佳乃さんの初めての著書『のどがかわいた』。今春大学生になる著者の17歳〜19歳の思索。本を読み、詩集を読むとはどういうことなのか。読書の出発点へ。教室へ。部屋へ。仮フランス装。装画はモノ・ホーミーさん。岬書店の2冊めです。”
と紹介されていて、これは実際に手に取って読むしかない、とネットで検索したところ「青と夜ノ空」という本屋さんで見つけることができ購入した。
本が届くまでというのは、待ち遠しい。
そしていよいよ到着した時に出会うその本の表紙が美しいとますます中身に対して期待が高まる。
この本は私にとっては一気に読むというのではなく、すこしずつ味わいながらゆっくり読んでいく、というタイプの本だ。
そして考え考え読み進みながら、同時に遠い記憶も呼び覚まされているのを感じるのは新鮮だった。
冒頭、作者は「詩、読みますか?」と読者に問うのだが、えっ、言われてみれば最近詩集を開いたのはいつだっけ?と思ってしまう。
詩集がある棚の辺りを撮ってみた。
前はもっとあった筈なのだが、何処へ散ってしまっているのだろう?などと考えたり・・・。
そんな心の旅をしつつ、行きつ戻りつ、またこの本を開いている。
 
そしてもう一冊は邦題「くろはおうさま」の原作「El libro negro de los colores」
これは素晴らしい絵本!
絵と文が盛り上がるインクで印刷された黒一色の世界、その豊かなこと、その美しいこと!!に感嘆する。
ページを開くとこういう世界が拡がっている。
一つの色に対するイメージがずううっと広がっていて、その中で自分も自由になる。
この本の日本語版の紹介はこちら↓。
 
”目の見えない子が感じている豊かな世界を描く、真っ黒な美しい絵本。
『くろは おうさま』はメキシコ生まれの美しい絵本。真っ黒な紙に、銀色の文字と、光沢のある透明なインクのレリーフによるイラストと、点字によって書かれた文章が印刷されています。

そこに広がっているのは、目の見えないトマスが感じている“色”の世界。視覚障碍者と言われる人々にとっての色とはどんなものなのか、どんな感覚として伝わっているか、どんな風に認識されているか。トマスという男の子の素朴な言葉と、触れることのできる美しいイラストで描かれ、全ての感覚を使って感じ取る、色の世界の豊かさを伝えてくれます。
文:Menena Cottin(メネナ・コティン)
絵:Rosana Faria(ロサナ・ファリア)
訳:宇野 和美(うの・かずみ)~サウザンブックスHPより”
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エスニック料理に走る

2020-05-02 22:19:30 | 食・その周辺

金曜日の朝日新聞朝刊の生活面には『ごはんラボ』という料理のコーナーがある。

昨日のこの欄には三杯酢とそのアレンジでベトナム酢が写真入りで紹介されていた。

その「ベトナム酢」に反応してその夜は大根、人参、パクチー、焼豚(市販品)、カニカマという具材にベトナム酢をかけたサラダを作って食べてみた。

大成功

大根と人参の千切りに酢と砂糖とくればなますだが、そこにヌクマム(ナンプラー)が加わると、あら不思議!ベトナム風に大変身!!

サラダができたのなら、メインもエスニック料理を作ってみよう!と冷蔵庫の中身と相談した結果、

そうだ!カオマンガイを作ろう!!と思い立った。

食べたことはあっても作ったことはない(きっぱり)が、検索すれば何とかなるだろうと・・・ありました

クックパッドに「これだけ!?炊飯器de絶品カオマンガイ」というレシピが~

その結果、こちらが今夜の晩御飯↓

手前がお米に味をつけその上に鶏肉を乗せてそのまま炊き、皿に炊き上がったご飯、その上に切った鶏肉、そしてたれをかけたカオマンガイ。

その右横は卵スープ。

奥がベトナム酢をかけたサラダ(二日連続の登場)。

気分はエスニック料理屋、満足しました。

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似て非なる・・・

2020-05-01 22:19:54 | 食・その周辺

一休みしようと珈琲を淹れた。

牛乳を入れた一杯とブラックと。

コーヒー茶碗に使っているのは染付の小皿に向付。

ほっとするひと時。

この日の昼食はざる蕎麦。

出来上がったつゆを蕎麦猪口に注いで・・・

ふと、あれ?!と思った。

蕎麦猪口と向付で大きさは違うけれど、小皿のあるなしはあるけれど、

ちょっと見、に、似ている!!

ブラックコーヒーとそばつゆ。

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