Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ハ~ト@所沢駅

2010-01-27 00:31:50 | 旅気分
所沢駅前に今年から新たにヴァレンタイン・デーまでの限定で「ハートのイルミネーション・スポット」が出現したことを「PRIDE OF WestSaitama」の記事で教えていただいたので、見てきました。
所沢駅南口のワルツビル2階ペデストリアンデッキに出たすぐのところに、ピンクの大きなハートが明るく光っていました。
                     
クリスマス・イルミネーションをバックにしたピンクのハートにぐぐっと近付いてみると・・・台座には『WALTZ LOVE HEART』の文字が。(こちらはフラッシュ焚いてます)
          
今度は少し離れて、角度も変えて撮ってみました。
夜の闇の中にこのハートのピンクがくっきり浮かびあがっているのは、なかなかいい感じ。ハートの形ってほんと、素敵にやさしい~
      
そうそう、台座にはしっかり板チョコがプリントされてました。
                
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紅梅@狭山市役所

2010-01-24 00:13:57 | 自然
狭山市役所の庭側の入口付近に紅梅の大きな木がある。その木が遠目からも全体がうっすら紅色に染まっていた。今週の温かさのせいだろうか・・・。
             
近付いてみると、こんな感じ。
随分、開いている。な~るほど、だから、木全体が紅く見えたわけだ!!

そういえば白梅は花の美しさは無論のこと、あの香りが何とも素敵なのだけれど、紅梅の下に立っていても香りって感じられなかったなぁ。
   
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こまどり姉妹がやって来る ヤァ!ヤァ!ヤァ!

2010-01-23 00:30:57 | 映画 か行
               
2009年/日本/71分
監督:片岡英子 
出演:長内栄子、長内敏子

こまどり姉妹、子どもの頃TVに出演していた双子のこまどり姉妹がお揃いの振り袖を着、手には三味線を持って歌っていたのを覚えている。殆ど同じ頃にやはり双子のデュエットであったザ・ピーナツも活躍していて、私はポップな曲を歌っていたピ-ナッツの方が断然好きな子どもだった。彼女たちは早々に引退して人々の前から姿を消してしまったのだが、こまどり姉妹は71歳の現在も現役で歌い続けているということをこの映画の公開で知った。
バウスでの公開は最初はモーニングショーだけだったのが、いつの間にかナイトショーも行われていた。観客は年齢層が高いんじゃないかという予想をあっさり裏切って、老若男女、しかも若い女性が多かったのにも吃驚。レディース・デーだったからかもしれないけれど、それにしても多かった。
映画は彼女たちの生い立ちから現在にいたるまでの軌跡を彼女たち自身が語る言葉によって丹念に描いていく。そこに重ねられる昭和の映像。昭和13年生まれだという彼女たちはまさに時代とともにあり、時代に翻弄され、激動の昭和史を一つの具現化された形として目の前に見せてくれているようだ。北海道で生まれたこまどり姉妹は炭鉱夫だった父親と一家で樺太に渡りそこで終戦を迎え日本に引き揚げてくる。彼女たちが歌うようになったわけ、門付けから始まり、やがて東京に出てくるのだがそこで住んでいた山谷での暮らし、流しのこと、三味線を弾くようになったいきさつなど、淡々としかもユーモアたっぷりに語られるのだ。それはもう、胸のすくような天晴れとした姿なのだ。死ぬまで生きなきゃね!とはらりと自然に言ってのけられるその言葉の裏に、どれだけのものが込められているのだろう!!
生きることと歌うことに真剣に向き合い精進し続けている彼女たちから受けた、すがすがしさと朗らかさを忘れないぞ!と、彼女たちの歌声と三味線の音とともに、前向きな気持ちになって劇場を後にした。
      
バウスシアターに設置されていた2枚の看板・・・特に右のはインパクト大!!
観光地で記念撮影用としてよく見かける顔の部分を切り抜いたこの手の看板に、まさか映画館の入口で出会おうとは。くくくっおもぴろい!
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かいじゅうたちのいるところ

2010-01-20 00:06:53 | 映画 か行
              
2009年/アメリカ/101分
原題:WHERE THE WILD THINGS ARE
監督・脚本:スパイク・ジョーンズ
原作:モーリス・センダック
出演:マックス・レコーズ、キャサリン・キーナー、マーク・ラファロ、ローレン・アンブローズ、クリス・クーパー、ジェームズ・ガンドルフィーニ、キャサリン・オハラ、フォレスト・ウィテカー

楽しみに公開を待っていた『かいじゅうたちのいるところ』公開初日の字幕版で観ました。
あの思い入れの強い絵本をスパイク・ジョーンズ監督がどう映画化するのか楽しみでもあり、裏切られたらいやだな、という思いとが交錯してかなりどきどきして観てました。
映画としてはとても温かみのある作品だと思いましたし、あの絵本をこう展開していくのかという面白さも味わえたと思います。「かいじゅうおどり」なんて絵本の通りでわくわくしましたし、マックスも可愛らしかったし着ぐるみ着て走り回るかいじゅうさんたちも愉快でした。映画としてはもう全然これでいいと思ったのです。

でも、でもね、思い入れが強かった分、絵本と映画は別物だということをはっきり意識してました。私にとってマックスはどこにでもいる子どもだったし、それこそ絵本をのぞいていた幼い息子でもあったわけで、だからこそ感情移入して読んだし聞いていたんだと思うんです。そしてこの本を大人が読んでも夢中になれるのは、マックスの中に普遍の子どもの姿を見るからじゃないかな、少なくとも私はそう。現実の世界と全く違う世界だからこそ、そこにたどり着く楽しみもあったわけで(また反対に現実世界に戻る喜びも同時にあって)長い航海の末に着いたところが人間の世界との二重構造になっていたというのが、どうにも逃げ場がないというか辛いものがあるというか・・。
絵本を知らずにこの作品だけを観たのなら、漂う雰囲気は温かかったですし、また全く違う観方をしていたと思います。
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冬に出会う

2010-01-18 00:01:17 | 自然
公園を歩いていて一本の木に呼ばれた。
う~ん、あなたは誰だったろう?
しばらく考えていて思い出した、そう、ハクモクレン!!
                    
木の下に入ってぐうぅっと見上げると、空に向かって手を伸ばした枝のそれぞれ全てが、まるでロウソクが灯っているように輝いている。 
         
やわらかそうで、温かそうで・・・夢であり、希望であり、そして生命である。
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マラドーナ

2010-01-17 00:30:07 | 映画 ま行
             
2008年/スペイン・フランス/91分
原題:Maradona by Kusturica
監督・脚本:エミール・クストリッツァ
製作:ホセ・イバネス
撮影:ロドリーゴ・プルペイロ・ベガ
音楽:ストリボール・クストリッツァ

『ウェディング・ベルを鳴らせ!』などの鬼才、エミール・クストリッツァ監督が世紀のサッカー選手、マラドーナの素顔に迫るドキュメンタリー。カメラはサッカー界のアイコンの波瀾(はらん)万丈の半生と、一人の人間としての魅力をとらえる。監督もインタビュアーとして登場し、息子のストリボル・クストリッツァが音楽を担当する。奇跡のゴールから一転、コカイン中毒の苦しみや反米主義など、赤裸々に語られるヒーローの言葉に衝撃を受ける。(Yahoo映画より)

マラドーナが有名なサッカー選手であること、彼が病院に入院したニュース、そして彼の退院を喜ぶ大勢の人々の姿を映すニュース映像くらいは知っていてもマラドーナという人物が何者であるのかということは知らなかった。それなら何故?と言えばそれは簡単、エミール・クストリッツァ監督のドキュメンタリ作品ということに興味を引かれたから。勿論、そこで使われる音楽にも興味津々~♪
華やかなサッカー人生を歩んできたと思われるマラドーナが、その陰でいかに挫折と復活を繰り返してきたかを映像は描き出す。彼のノー・スモーキング・オーケストラでのステージも堂々として、やはりただ者ではないと思わせられる。カメラの前で語るマラドーナの腕にはチェ・ゲバラ、足にはフィデル・カストロの刺青、熱く革命を語る姿に彼の一面を見る。それ以外の多面体の彼がこの作品にはぎっしり詰まっているのだが、それで彼を知ったかと言えば答えは「否」である。人を描くというのは難しいものだとつくづく感じていた。描かれているのは当然ながらクストリッツァからみた彼の姿なのだが、マラドーナの祖国アルゼンチンとクストリッツァの祖国セルビアの歩んできた歴史とが重なり合っていることが明かされることで単なる人物譚を超えたより深い印象を与えられた気がする。
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朋あり電車で来る、また楽しからずや~♪

2010-01-14 23:23:43 | 食・その周辺
「遊びましょ~!」と友人がやってきた~
その手に下げていたのは・・・インド・ワイン
太陽がにっこりこちらに微笑みかけ、スクリュー・キャップにも同じ太陽がにかにかしているこのワイン、しかしインドでワインもとい、インドのワイン
そもそもインドにブドウ園があるのだろか・・・など言いつつ、でも現にここにこうして存在している。名前は『スラ・ヴィンヤーズ』    
ラベルのインパクトの強さに比べると、その味はまろやかで癖がないというのが飲んでみての私たちの一致した印象。
            
例によって、ちょこまかと料理。この日のメニューは寒い日にはあったまるもので、ということでミネストローネ・スープ、鶏肉のハーブ・パン粉焼き(ハーブは友人持参のローズマリー&セージ)を教えてもらい、そしてモッツァレッラ・チーズ(トマトと貝割れ大根を挟んでみたけれど、貝割れは彩りにはいいけれど、口の中でもそもそした~
              
そしてデザートはこれまた友人が持ってきてくれたポーランドのチョコレート菓子。
鉄のカーテンの向こうにあった当時は甘いものがほんとになくてこのお店の前はいつも行列が出来てたとか。現在は勿論、そんなことはなく当時と同じお菓子ながら、どこでも行列せずに求められるようになっているそうです。
               
食べるにあたってハンマーで割る、と言うのでそんなに硬いお菓子って、とびびったのだけれど、一応包丁で試してみると・・・これが、意外にあっさり切れました。よ、よかったぁ!ぐるりとチョコレートでコーティングされたお菓子の中はウエハースとチョコが段々になってました。べた甘くなくさくさくして、美味しかった
        
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深夜高速

2010-01-11 23:56:41 | 音楽
今日は成人の日ということでたまたま点けたTVが「みんな、20歳だった」というのを放映していた。それを見るともなし、聞くともなしにだらだら流していた。流れる音楽はどうでもよかった、ただ流れてさえいればそれでよかったのだ。
普段、歌番組を見ることは殆どないので、今流行っている歌は何か、とか全然と言っていいほどわからない。CMで聞いて「ああ、この歌聞いたことある!」という程度。これじゃいかんのだろうけど、事実、今夜流れていた歌も歌手の名前は知っていても、その歌っている歌は初めて聞いたものばかりだった。どれも難しいし、歌いにくそうだなあ~♪なんて思いつつ聞いていたら・・・歌ではなくガテン系ピアニストと紹介された『天平』の演奏を聴いて吃驚、面白かった~!!こんなピアニストがいるんだ~!と。
そして、続いて出演したのがこれまた初めて知った『フラワーカンパニーズ』。
結成20年という男性4人組のロックバンド『フラワーカンパニーズ』の歌う『深夜高速』にこんな歌があったのか!!と思わず耳と目を集中して聴いていた。間に挟まれた彼らのドキュメンタリ映像と話も興味深く・・・。
もうこの後は何にも聴かなくてもいいや、とTVは切ってしまっていた。

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斎藤真一展@吉祥寺美術館

2010-01-08 22:59:51 | 展覧会・建築・器
所用で吉祥寺に出かけた折、伊勢丹新館7Fにある武蔵野市立吉祥寺美術館で斎藤真一展を開催中だったということを思い出して寄ってみた。ほんと、思い出してよかった!
            
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
会期:前期=2009年12月12日[土]-1月17日[日]
   後期=2010年 1月20日[水]-2月21日[日]
   ※会期中一部展示替えあり
休館日:12/28[月]~1/4[月]、1/18[月]、19[火]、27[水]
開館時間:午前10時~午後7時30分
入館料:100円(小学生以下・65歳以上・障害者の方は無料)

副題として「瞽女と哀愁の旅路」と名付けられたこの展覧会、会場はちょっと狭いけれども、作品は充実していてその絵を見ていると胸がぎゅっとなる。何より印象に深く残るのは彼が使う『赫(あか)』、その色がいつまでも心に残り、その色の持つ生命感とある種の悲哀、それはどこにも持って行きようがない切なさ、とでも言えるだろうか、に胸が詰まってくる。そしてそこに付けられた斎藤真一彼自身の言葉、文章がまた素晴らしい。
この展覧会、後期は1月20日からということなのでまた是非訪れてみたいものだ。しかも、入場料は¥100!!パンフレットは¥500!!。
その上、同時開催中の「浜口陽三展」&「萩原英雄のイソップ絵噺展」も見学できる。
浜口陽三の作品を見て「ああ、この作品だったのか~!」と。以前、日曜美術館で見たことのある、一瞬しんとなる版画に出会えて幸せだった!!

帰りに同じ建物内にある屋上庭園「吉祥空園sora(きっしょうくうえん そら)」でぼけっと、それこそ空を見上げた。ビルの屋上に作られた不思議な空間。
           
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奥山半僧坊

2010-01-06 23:47:57 | 旅気分
このお正月、浜松に帰省し臨済宗 大本山方広寺奥山半僧坊に初詣でに出かけた。
山深く静かな佇まいをみせる奥山半僧坊の本堂に至る道沿いには五百羅漢さんがここかしこにいらして、それを眺めながら本堂に向かうのは楽しい。
いつもは見事な屋根の連なりが見られる本堂なのだが、今年は本堂平成大修理・改修工事とのことで建物全体がすっぽり工事のために覆われていた。ところが、正月1日から3日までは特別にその工事現場を見学できるようになっていたのである。なかなかこんな機会に恵まれることはなかろう、と勇んで急な工事用に組み立てられた足場の階段を足元、頭上と気をつけながら登ってみた。(しかしこの足場を組むだけでも大変なことだったでしょうねえ~!)
 
途中には「本堂断面図」も掲示されていた。それによると・・・

なんとなくバルセロナのサグラダ・ファミリアの中に掲示されていた完成予想図を思い出していた。⇒こちら
整然と並ぶ瓦、山を見上げるように眺めた。遥か上方から陽が入って瓦が光る様は美しい。
            
建物内部もこんな風な位置から眺めることができ、屋根と庇の重なりあいも間近に見られたのは貴重な体験だった。
 
本堂に使われていた瓦の展示。
 
そして切裏甲と荒壁下地。
   
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明けましておめでとうございます!

2010-01-01 23:54:26 | 日々の雑感・近況
新年、明けましておめでとうございます
¡Próspero Año Nuevo!
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
            
お椀の蓋を開けて・・・ 
            
温かな光に満ちた穏やかな一年となりますように!!
玄関に飾った花の中にある梅が一輪ほころびているのも嬉しくほくほく眺めています。
              
梅一輪 一輪ほどの暖かさ 服部嵐雪
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