Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

バーン・アフター・リーディング

2009-04-30 00:19:06 | 映画 は行
         
2008年/アメリカ/96分
原題: BURN AFTER READING
監督・製作・脚本:ジョエル・コーエン 、 イーサン・コーエン
出演:ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン

ストーリー:CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中で……。(シネマトゥデイより)

大笑いするのではなく、とにかく終始にんま~り、にかにか、くくくっとしてしまう。
出演している俳優たちの豪華なこと、その話の展開の意外なこと、とにかく目を離させない。(思いがけない表情が見えて・・・くききっ
絡み合う人物と次々起こる予期せぬ出来事が複雑に組み合わされて、それはボタンを掛け違えて、それを最後まで誰も直せないまま、あれよ、あれよと言う間に事は全ての人々の思惑を越えて進んで行ってしまうのが何とも可笑しくて・・怖い!?(笑)
絡み合うと複雑な様相を呈するのに、一人一人はみんな自分に対して正直と言うか一直線、しかもその直線があっち向いたりこっち向いたり、てんでんばらばら。その直線が刀が空中ではっしと渡り合うような緊張(?!)に、にんまりしながらummm・・となる。
破綻しそうで最後まで話を保っていってしまう、というのが凄い!!面白かったなぁ!
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スズカケノキ

2009-04-27 00:19:45 | 自然
若葉の緑がきらめく候。稲荷山公園の大きな大きなスズカケノキ(プラタナス)の下に入ってその木を見上げてみると、これは!!球の先端がうっすらピンクに色付いて・・・これがスズカケノキの花。
今までまん丸・茶色の実の方にばかり気が行っていたけれど、実があれば当然のこと花が咲いてたんだ!!と突然、当たり前のことに気付かされる。
       
地味な花だけれど、樹のずっと上のほうまで丸い花が鈴なり、今を盛りと咲いてます。
         
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シェルブールの雨傘

2009-04-26 00:37:30 | 映画 さ行
            
1964年/フランス・ドイツ/91分(デジタルリマスター版)
原題:LES PARAPLUIES DE CHERBOURG
監督:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ、マルク・ミシェル、エレン・ファルナー、アンヌ・ヴェルノン

フランス北西部の港町シェルブールで、ささやかだけれど美しい恋を育む若者ギイとジュヌヴィエーヴ。しかしアルジェリア戦争の影が彼らに覆い被さろうとしていた。徴集されたギイの出兵前夜に結ばれた二人だったが、彼の不在はジュヌヴィエーヴにとって堪え難いものになってゆく。そして彼女はギイとの愛に結晶を宿していることに気づく。(チラシより)

前々から、これはいつか絶対観て欲しい!!と友人から薦められていた『シェルブールの雨傘』が製作45周年特別企画としてデジタルリマスター版で期間限定で公開された。
予告編もなく、いきなり本編からの上映。石畳に降ってくる雨が映し出され、そして雨と石畳の間に色々な色の傘の花が集まり、そして散って・・・ベージュの石畳の上に咲く傘の色がきれいでおしゃれでそこからもう引き込まれた。全編通じて、その使われている色、衣装も何もかも全ての色がヴィヴィッドで目が覚めるようにきれい。それでいて統一感があって、うっとりしてしまった。(これが、45年前とは!はぁぁ~
この作品のテーマ曲だけはよく知っているものの、内容は一切知らず・・・アルジェリア戦争によって引き裂かれる若い恋人たちの切ないそして若い日の恋の話。声高に戦争反対を叫んでいるわけではないけれど、あの戦争にギーが徴集されなかったら、いや戦争そのものがなかったら彼らはきっとあのまま幸せになったかもしれない、と思わせること、そのことこそが大事だったのではなかろうかと思っていた。
しかし、カトリーヌ・ドヌーヴの美しさ、可憐さといったら・・・!!輝き、眩しい美しさにただただ圧倒された。今だって彼女は美しい、素敵な年の取り方をしてると憧れちゃうんだけれど。
全てが歌、音楽で表現されているこの作品。だから誰かが突然歌いだすといったことはない、だって全て歌っているのだから。歌が真直ぐに心に届き、フランス語で歌われるの歌の美しさを素直に感じていた。と同時に、フランス語だから、と妙に鼻濁音を強調しているように聞こえるシャンソンだとかフランス歌曲だとかを耳にしたときの違和感を思い出したりもしてしまっていた。こんなにフランス語はきれいな響きで歌えるんだなぁ、とつくづく感じ入ってしまった。
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画家と庭師とカンパーニュ

2009-04-23 23:46:44 | 映画 か行
              
2007年/フランス/105分
原題:Dialogue avec mon jardinier
監督:ジャン・ベッケル
出演:ダニエル・オートゥイユ、ジャン=ピエール・ダルッサン、ファニー・コットンソン、アレクシア・バルリエ、ヒアム・アッバス、エロディ・ナヴァール

都会での家族との生活に疲れ、生まれ故郷に戻ってきた画家のキャンバス(ダニエル・オートゥイユ)。荒れ果てた庭の手入れに来てくれたのは、かつての幼なじみであるジャルダン(ジャン=ピエール・ダルッサン)だった。2人は自分たちの人生を語り合いながら、仕事に生きがいを見いだし、幸せで穏やかな日々を過ごすが……。(シネマトゥデイ)

深い緑色をした水の上に浮かぶボートの上の中年男性二人の弾ける笑顔とその水辺を囲む緑の輝きが印象的なチラシにずっと惹かれていた。
小学校の時のいたずら仲間だったキャンバスとジャルダンは小学校卒業後、全く別々の道を歩んできた。パリで成功した画家キャンバス、ずっと故郷カンパーニュで国鉄に勤務し退職後は庭師として働くジャルダンが再び出会うのは思い出深いカンパーニュ。二人は出会い、そして語り合い、新たな友情を育んでいく。様々な緑が美しいカンパーニュの自然の中で深まる絆。殆どの場面、二人の会話だけで成り立つこの作品、彼らの語る過去の出来事も思い出も彼らの会話から映像となり動き出す。
緑のバイクに乗ってやってくるジャルダンに、カーブのところから吠えて一緒に走っていく小さな犬、荒れていたキャンバスの庭はジャルダンの手により次第によみがえりすくすくと野菜が育っていく、そしてきらめく水面にボートを浮かべて釣りをする二人の少年のような笑顔・・・。小さなエピソードの積み重ねが忘れられない余韻を残す。しみじみとした静けさと温かい情感に満ちた二人、二人とその周りの人々との絆をカンパーニュの緑の風の中に感じて胸が一杯になる。
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旧石川組製糸西洋館 ②

2009-04-19 21:26:10 | 展覧会・建築・器
絹製の壁紙が艶やかで、その絹と装飾された木が美しい。床は寄木細工が施され、各部屋毎にその装飾が異なっていた。
            
置かれていた家具。
 
何が入れられていたのだろう、この棚には・・・。 
             
そして、心惹かれた灯りの数々。天井にもご注目!!
左は応接室、右は食堂。
   
客用寝室に吊り下げられていた灯り。シェードを透る光のやわらかさ!寝室の片隅にひっそり置かれて穏やかな光を投げかける小さなランプ。
           
そして、葡萄の模様を随所で見ることができるのだが、これは豊穣の意味ももちろんあるだろうけれど、この建物の持ち主であった石川氏がキリスト教徒であったためそのシンボルとしてのものだという。葉だけのレリーフも沢山あったのだが、いかんせんフラッシュなしではなかなかカメラに収められず・・・。
 
葡萄と言っても、その意匠は微妙に違っているところが・・・また素敵!
       
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旧石川組製糸西洋館 ①

2009-04-18 22:50:29 | 展覧会・建築・器
新聞に『大正の「迎賓館」きょう公開:入間の西洋館』という記事を読んで、毎年何回か一般公開されていると聞いてはいたものの、今まで一度もその機会に恵まれたことがなかったので、これはチャンス!とばかり出かけてみた
*以前の記事⇒こちら
外観はこんな風。
 
この建物は西洋建築を学んだ室岡惣七が設計し、建築を宮大工の関根平蔵がそれぞれ担当、洋の知識と和の技術が結びつき完成した和風工法による西洋風の木造建築物、とのこと。(配布された資料による)確かに外観は西洋風、けれど一歩建物に足を踏み入れると和の世界が広がっていた。
屋根の庇のすぐ下の部分にある装飾。
           
開けられていた玄関の扉。そして一瞬、ハンマースホイを思い出していた客用寝室の窓。 
              
階段の手すりに彫刻されているのは製糸工場の象徴ともいえる糸巻。そして玄関に置かれたこの館の模様ともいえる葡萄を浮き彫りにした家具、何かを置く台だろうか。
      
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ザ・バンク 堕ちた巨像

2009-04-17 00:16:40 | 映画 さ行
            
2009年/アメリカ/117分
原題:THE INTERNATIONAL
監督・音楽:トム・ティクヴァ
出演: クライヴ・オーウェン、ナオミ・ワッツ、アーミン・ミュラー=スタール、ブライアン・F・オバーン

あらすじ:ルクセンブルクに拠点を置く国際銀行、IBBC。この銀行の不審な取引情報をつかんだインターポール捜査官のサリンジャー(クライヴ・オーウェン)とニューヨーク検事局のエラ(ナオミ・ワッツ)は本格的な捜査に乗り出すが、核心に迫ろうとするたびに関係者が消されてしまい……。(シネマトゥデイ)

ずっと緊張した場面が続き目が離せない!!
利益になること、利益になりそうなことであればすべてに絡んでいく欲の塊のような巨大銀行の姿にマネーゲームに狂乱する姿を見て、暗い気持ちになる。そうしたマネーの前には人の命も、国の運命もまるで意味がないものとなっている怖さ。この作品は幾多の犯罪スキャンダルで破綻した実在の銀行BCCIをモデルとしているそうで、現実にこうしたことが起こっているのだ、と思うと背筋が寒くなる。

話は深刻でサスペンスフルなのだけれど、その映像は舞台をベルリン、ミラノ、ニューヨーク、イスタンブールと変わり、これがそれぞれの都市毎に目を楽しませてくれるのだ。
ミラノでの演説シーンを上から眺めてる映像、集まる人々の髪の毛の色が黒いな・・・なんてふっと思ったりしながら・・・それがわっと集まり、そしてぱっと散っていく。
そして何とも派手なニューヨーク・グッゲンハイム美術館内での銃撃戦。螺旋、煌くシャンデリア、思わず息をのむ迫力。
イスタンブールで屋根の上に広がる地上の道以外のもう一つの屋根伝いに続く道には驚かされた。連なる屋根と対照的にそのはるか向こうにくっきり姿を現すモスクがいかにも静かで平和に画面に映し出されることで、強く乾いた悲しみを感じていた。その静と動、聖と俗の対比にどうしようもない虚無感を抱かされる。
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八重桜の季節

2009-04-14 00:30:05 | 自然
風が吹くと桜の花びらがぱあっと舞い上がって・・・ここへ来て季節は一気に駆け足しているよう。気付けば、既に八重桜がそろそろ満開の時を迎えてました!!毎年、稲荷山公園内と共に、学区内にある小学校の柵沿いに色々な種類の八重桜が咲き楽しませてくれます。

八重桜ってなんとも豪華~そして色も多彩~
ここには2本のウコン桜があるのですが、どちらも美しく咲き誇ってました。最初は黄緑だけれど、段々赤味が差してきて散る間際には濃い赤になっているんですよね~。
  
黄緑の花に真っ青な空がきれい!

白い花弁の中に、しゅっと一刷毛ピンクが走り、ほんわかした感じ。

近くに寄って、しげしげと眺めてみました。

濃いピンクの八重桜。稲荷山公園にはこの八重桜が一番多く見られます。いかにも、ぼってりとした感じ。

これは全体がうっすらピンクに彩られ、八重桜としては何となく静かで大人しい印象を受けます。
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砂漠のバラ

2009-04-13 00:03:07 | 旅気分
水のない砂漠の砂の中で静かに芽吹き長い時間をかけた後に咲く石の花「砂漠のバラ」・・・そんなイメージを抱き続け、ずっと心密かに憧れていたそのサハラ砂漠を故郷とする「砂漠のバラ」が、今、時間も音も空間もその石の内に封じ込め、目の前にひっそりしんとしてそこにあるのだ。感動~

この「砂漠のバラ」あるいは「砂のバラ」と呼ばれるこの石は詰まるところ「花弁状の形の鉱物結晶」だという:北九州市立 いのちのたび博物館、より⇒詳しくは砂漠のバラ
 
これはつい最近、モロッコ王国:モロッコ、を旅してきた友人からお土産にいただいたもの。
バザールでの軽妙なやり取りの様子を聞きながら、フランス語で書かれた新聞紙にくるくるっと包まれたこぶし大の塊をわくわくしながら開くと、その中にごろんと入っていたのだ。見る方向によって表情が変化するのが面白く、上から見たり下から見上げたり、右からはたまた左から、飽きることなく眺めた。サハラ砂漠の砂の中でこの砂のバラはどんな夢を見ていたのだろう。

そして、独特の模様が描かれた陶器の赤い皿。滞在していた街の土の色はまさにこのような赤い色だったという。裏を返してその高台を眺めると、よりはっきり土の色がきれいな赤であることがわかる。
               
モロッコの公用語はアラビア語とフランス語。アラビア語の咽喉を鳴らすような音を多用する響きと、フランス語では使われる二人称が一つだけだったので、最初からいきなり「あなた」ではなく「あんた」(みたいなニュアンスの違い)で話しかけられて戸惑ったそうだ。しかしこの皿はその戸惑いを越え、バザールで売り手のおじさん相手に丁々発止のやり取りを繰り返して手に入れたのだという。
話を聞いていると行ってみたくなった。こうして憧れの国がまた増える・・・。
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衝動買い・・・

2009-04-10 00:05:05 | 
本を探すのに品揃えの豊富な本屋に行こうと思うと、どこも電車を使わなければならない所ばかり。近所のTSUTAYAはそこそこ大きいけれど、意外に置いてある本の種類が限られている気がする。
でも、今回読みたかったのは、新聞の書評でいたく心を動かされたコミックだったので先日TSUTAYAに出かけた。どこでも、昨今はコミックの棚は充実してる気がする。

何だかんだ言って、本屋さんは楽しい。表紙を眺め、中をぱらぱらめくって字を追いかけているだけで、あっという間に時間が過ぎてしまう。目的のコミックは店員さんの助けを借りて首尾よく見つけることができたので、他の棚をきょろきょろ見ていて・・・結局、この本以外に2冊の雑誌をつい衝動買い~!

右から『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』¥680、『BRUTUS 4月15日号:仏像』¥630、『pen 4月15日号:ダ・ヴィンチ 全作品・全解剖。』¥550
          
『伊藤潤二の猫日記 よん&むー』、著者の伊藤潤二は「ホラー漫画の奇才」とのことだが、ホラー作品は未読。猫との暮らしを綴るエッセーマンガということに惹かれたのだ。猫とのエッセーといえば、私の中では何といっても大島弓子!!なのだけれど、たまには別の作家の作品も、というわけだった。しかも、ホラー漫画家というのが、いかにも興味深く・・・。帯にある「禍禍しくなんかないですよ?」という一言に一気に期待は高まる!!ホラーとギャグって実は背中合わせなんじゃないかと思ったりしながら、愉快に楽しめた。
ところで猫のエッセーというと、私が先ず頭に浮かぶのは内田百。ここのとこしばらく読んでないなぁ、久しぶりに読んでみたくなった。

そして衝動買いした『BRUTUS 4月15日号』/知りたいよね、仏像のこと。で、この4月15日号はずばり仏像特集。
現在、東京国立博物館・平成館では興福寺創建1300年記念『国宝 阿修羅展』が開催中。知っていそうで、知らない仏像の話がわかりやすく解説され、真ん中には厚紙に印刷されたメンコ状の仏像カード入り。ミシン目が入っていて一枚一枚切り離して使えるようになっている。
          
もう一冊が『pen 4月15日号』は「完全保存版」と銘打った『ルネサンスの天才は何を描いたのか/ダ・ヴィンチ 全作品・全解剖。』一つ一つの作品の画像とそれに付けられた丁寧な説明・解説はどれも興味深い。
          
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街角コレクション

2009-04-06 00:18:18 | 旅気分
街を歩いていると出会う『飛び出し注意』の看板。この学区では何年か前から等身大の子どもの看板が街角に立つようになってました。*以前の記事⇒こちら
どなたが作って設置してくださっているのか彼らに出会った当時から不思議に思っているのですが、未だ謎は解けず・・・。
そして、汚れたり傷んだりすると修理の手が入っていたこれらの看板、気付くと今春ピカピカに新しくなって、またその仲間(!?)が増殖中~!新たな子どもに出会えるのは楽しいけれど、同時に「どなたが・・?」という謎は深まるばかり。まっ、こうした謎も楽しいんだけどね!
さて、今春お目見えした街角の子どもたちには全員顔があるのが以前との一番の相違点かな。

ではでは、街角コレクション~!!
「飛び出し危険」の標識と隣り合って壁に立つ女の子。右の男の子の背後にはそれを見守っているような大きな顔が。
         
真ん中の女の子は顔だけが新しく描き込まれたのかな?
あつ、以前の記事では別の場所に立ってる!!見比べるとそこに流れた時間の長さを感じさせられます。(以前の記事では上から2列目の右の女の子)

はっきりした色を使っているので、昼間も目立ちます。夜にヘッドライトなどが当たると、ぱあっと暗闇から浮かび上がって・・・その効果たるや絶大!!
 
眼鏡をかけてる男の子、瞳にお星さまきらきらの女の子、上を見てへらへらしているような子、でも横断する時はちゃあんと手を挙げてます。

女の子、男の子、どちらも同じくらいの数で街角に立ってくれてます。
彼らの写真を撮っていて、その交通量の多さを改めて実感させられました。子どもも大人も、気を付けなくっちゃねっ!!
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青い空と桜の花と・・・@稲荷山公園Ⅱ

2009-04-05 00:06:10 | 自然

風がおさまり気温が上がって、桜の花は次々開き、人がどっと繰り出してます。週末はさぞかし賑やかなことでしょうねぇ~!
公園内にはソメイヨシノだけでなく、様々な種類の桜が植えられて目を楽しませてくれます。うっすらピンクの芯、うっすらグリーンの芯のものなど・・・。

至るところ、遊歩道の両側から桜の枝が手を伸ばして、桜のトンネルが出現。
花の下を歩くのは・・・う~ん、いい気持ち!
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鳥居と桜と、お狐さん

2009-04-04 00:30:17 | 自然
いつも仲良くさせていただいている「続 華待月」のなおこんさんの記事から教えていただいて早速、行ってきました。
所は、入間市にある「久保稲荷神社」
どこにあるのか探してみて、はっと気付きました。実は、ここは何年か前まで12年程通っていた仕事場のすぐ近くにある神社だったんです!!でも、道のこちら側からありがたく眺めるだけ、通り過ぎるだけだった。境内に足を踏み入れなかったなんて惜しいことしてたもんだ!!
バス通り沿いの神社の角にはこのお稲荷さんについて「坂東随一、大願成就」とあります。

石の鳥居、そしてそこに続く朱の鳥居
          
鳥居の上に広がる空を背景に緑の葉っぱ、そして満開の桜の花。
          
鳥居を抜けて、今通り抜けた道を眺めてみます。左右に立派な銀杏の樹が~!
         
桜の樹の側から鳥居の参道を眺めてみます。

そして、お稲荷さんといえば・・・やっぱりお使いのお狐さんです。
すっごくしなやかな動きを感じさせるお狐さん。
 
小さなお狐さんが集まってお話しているような、会議しているような・・・。
               
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桜@稲荷山公園

2009-04-03 00:34:03 | 自然
強風、しかも北風に首をすくめて歩いていた桜の下。
稲荷山公園の裏手の斜面にぐるりと咲く桜が夕日の中に輝いていました。

そして、公園内の桜は・・・未だ、満開には程遠くといった感じ。
            
黄色の西武線が桜の向こうに見えました。 
            
夕暮れ時になると灯る提灯の灯も風に揺れて、何だか寒そう。
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やなぎみわ マイ・グランドマザーズ

2009-04-01 23:22:05 | 展覧会・建築・器
            
会場:東京都写真美術館
会期:2009年3月7日(土)→5月10日(日)
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)

3月の新聞屋さんのチケット・プレゼントでもらえたチケットで先のVOCA展そして東京都写真美術館で開催中の「やなぎみわ マイ・グランドマザーズ」を見てきた。
これがまた、素っ晴らしかった~

この展覧会はやなぎみわさんが2000年より発表し続けている「マイ・グランドマザーズ」シリーズ全作品を一挙公開するという展覧会。
チラシによると『このシリーズは、若い女性が思い描く50年後の自分の姿を作り上げたものです。背景、服装、表情にいたるまで、作家と被写体が対話を繰り返しながら生み出した作品には・・・』とある。

一つの作品にはそれぞれの名前が題名として付けられ、その横にはモデルの思い描いた50年後の自分の姿が一篇の詩として並べられている。
見ていてまた見終わって爽快、天晴れ、気持ちが晴れ晴れしていて何とも清々しくなる。どの作品も、それぞれが作品としてすべてをやり終え、創られきられている、とでも言ったらその理由になるのだろうか。
どのグランドマザーが素敵かなぁ、とか、私だったらどのグランドマザーになりたいかなぁ、またううん、私の描くグランドマザーはこんなんだなぁ、とか色々思ったり想像したりしてしてしまって・・・ほんとに、全く、愉快だわぁ~!!
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