2024年8月17日/131分/日本
監督:安田淳一
出演:山口馬木也/冨家ノリマサ/沙倉ゆうの/峰蘭太郎/庄野崎謙/福田善晴/紅萬子/井上肇田/村ツトム/安藤彰則 ほか
公式サイト:https://www.samutai.net/
ストーリー:幕末の京都。会津藩士の高坂新左衛門は家老から長州藩士を討つよう密命を受けるが、標的の男と刃を交えた瞬間、落雷によって気を失ってしまう。目を覚ますと、そこは現代の時代劇撮影所だった。新左衛門は行く先々で騒動を起こしながら、江戸幕府が140年前に滅んだことを知り、がく然とする。一度は死を覚悟する新左衛門だったが、心優しい人たちに助けられ、生きる気力を取り戻していく。やがて彼は磨き上げた剣の腕だけを頼りに撮影所の門を叩き、斬られ役として生きていくことを決意する。
NHKニュースの中でこの作品の話題を見て、これは面白そうだと近くの上映館を探したところ、9月に西武線所沢駅西口から歩いて4分ほどのところにオープンしたエミテラス所沢の中にある4Fにある映画館『T.ジョイエミテラス所沢』でこの「侍タイムスリッパー」が上映中ということで観に行った。
前日にオンラインで席の予約をするためにまず会員登録をし、それから予約。当日に手続きに迷わないように、席は確保したけれど早めの行動を心掛けた
こちらのシネコンには12のシアターがあり、その中で95席のシアター8が会場だった。
椅子はゆったり、列と列の間もゆったり、座席と座席の間も取ってあり、とにかくゆったりできる作りになっていた。
そうして始まった『侍タイムスリッパー』。
侍がタイムスリップしてこちらに来てしまう話ということで観に行ったわけだが、いやあ、楽しかった!面白かった!
随所で笑わせられて、ただそれだけでなくなるほど~、またしんみり胸打たれ、そして圧巻の殺陣、あっという間の131分だった。
池袋のシネマ・ロサ1館から上映が始まり、口コミで全国に上映館が広がったというこの作品。
作品の持つ熱量、情熱の風に吹かれてきた。
劇場の外にあるロビーの上を見上げたら、窓を透して青空がのぞいていた。