Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

秋の小道

2014-09-28 23:12:47 | 自然
そこここで秋が顔をのぞかせている。
コスモスがたおやかに風に揺れる。
 
こぶしの木に鮮やかな朱色の実が輝いていた。
いつ見ても、面白い形~!!
    
硬い殻を破ってつやつやの朱色の実が出てくる。
     
ムラサキシキブに紫の実が・・・可憐だなぁ~。
 
一つ一つの花はちっちゃくても、香りは遠くまで届く、金木犀の花。
  
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15の夏を抱きしめて

2014-09-27 23:21:30 | 
                   
ヤン・デ・レーウ (著), 西村 由美 (翻訳)

内容紹介:大切な人を失ったとき、人はどのように立ち直ってゆくのか―。トーマスは15歳で死んだ。元恋人のオルフェー、母親、祖父には、まだ彼の姿が見える。トーマスも、現実を受けとめきれないオルフェーや、崩壊寸前の家族を静かに見守っている。愛と悲しみ、過去と現在が、重層的に織りなす物語。~裏表紙より

岩波書店から10代からの海外文学としてシリーズで刊行されている「STAMP BOOKS」の中の1冊であるベルギーの作家ヤン・デ・レーウ/西村由美訳の『15の夏を抱きしめて』を読んだ。
友人から紹介されたこの本、10代向きの作品ということだけれど、10代といわず大人も対象の本だと感じた。
扱っているのは「死」について、大切な人を失った時に人はどうその事実と向き合い、受け入れそしてそこから続く道を模索していくのだろうかということ。
それが死んでしまったトーマスと元恋人のオルフェー、母親、祖父とがそれぞれ彼の姿を見、語り合い、またトーマスが彼らの現在を読者に語る。物語は彼なしで生きている現在とかつて彼がいた過去と、そしてほの見える未来を暗示させ綴られていく。それぞれの心の軌跡がトーマスを介して鮮やかに浮かび上がり、彼らが現実を受け止め、受け入れていく姿が描かれる。心に深く響く一冊の本だった。
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♪音楽会のお知らせ♪

2014-09-26 22:07:29 | 音楽会
秋の訪れがいつもより早く感じられる今年ですが、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
秋と言えば「芸術の秋」それはまた合唱祭・文化祭の季節でもあります。ご興味、お時間ございましたら、透明な秋の風を感じながらぶらりとお出かけになってみて下さいませ。


音楽の輪
日時:2014年10月4日(土)
   13:30開演(13:15開場)
会場:小手指公民館分館
音楽を、音楽することを楽しみましょう~♪というコンセプトのもとに開催されておりますこの「音楽の輪」
私は声楽、ギターと歌のアンサンブルに参加するとともに、今年はスペインの作曲家グラナドス、ブラジルの作曲家ナザレの作品を独奏する予定です。

所沢市合唱祭
日時:2014年10月5日(日)
   10:10開演(9:50開場)
会場:所沢市民文化センター ミューズ・アークホール(大ホール)
入場無料
私が伴奏いたしております『所沢「ねむの会」』プログラムNo.30、15:30頃の出演となります。
合唱:所沢「ねむの会」/指揮:奥村さゆり/ピアノ:守谷としえ
今年は、なかにしあかね氏の作品より「木犀」「よろこび」「月下美人」の3曲を演奏いたします。


富士見集会所文化祭
日時:2014年10月26日(日)
   13:30開演
会場:狭山市富士見集会所
出演:女声コーラスふじみ/指揮:三村卓也/ピアノ:守谷としえ
プログラム:この道/ケ・サラ/切手のないおくりもの/花etc.
狭山市内の公民館・集会所ではこの時期、様々な文化祭行事が開催されます。
合唱の楽しみをお客さまと分かち合いたいという思いを込めて今年も「女声コーラスふじみ」はいつもの練習会場である富士見集会所の文化祭に登場いたします。
なじみ深い名曲から往年のフォークソング、新しい歌を合唱ヴァージョンで、などきっとどこかで一度は耳にされたことのある作品を交えて、例年と同じく30分ほどのミニ・コンサートをお届けいたします。

狭山市合唱祭
日時:2014年11月23日(日)
会場:狭山市民会館
   開演時間(確かめておきます)
入場無料
私が伴奏いたしております『女声コーラスふじみ』の出番は開演直後のNo.1です。「心の瞳」(あらきとよひさ作詞/三木たかし作曲/加藤昌則編曲)「花」(御徒町凧作詞/森山直太朗作曲/榎本潤編曲)を演奏いたします。
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彼岸花

2014-09-23 21:50:00 | 自然
田んぼのあぜ道に沿って彼岸花が咲いてました。
稲の収穫も終わり、きれいに干されています。

幹線道路から入ってイオン狭山(昔のカルフール)に向かっていくこの道は、春には水を張った水田、夏は青々と茂った稲、そして秋は黄金の稲穂を見ることができる場所です。

それぞれの色のコントラストの美しいこと!
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新百合ヶ丘にて

2014-09-21 22:55:50 | 音楽会
小田急線「新百合ヶ丘」駅の南口を出ると駅前の商業ビルの向こうに昭和音大の校舎があり、北口を下りたところには昭和音楽大学附属の音楽・バレエ教室のビル↓。
その附属の音楽教室の発表会に出演される方の伴奏で新百合ヶ丘に行きました。
こういうことでもない限り下車することはなかったし、校舎に入ることもなかったので、よい機会とばかり歩いている間はせいぜいきょろきょろしてみました。
                    
学内に入ると「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」という大きなホール(座席数1,367席)がありました。
ここではオペラ、ミュージカル、バレエなど色々な催し物が開催されているとのことでした。
それを通り過ぎてとことこ歩いて行くとこのホールに付随したレストランが、あらま、おしゃれ!!
学生のためというより、ホールを訪れる観客のためのレストランでしょうね。
          
そして、その向こうに大学校舎。右は5階にあるユリホールのステンドグラス。
このホールで9月19日、20日、21日の3日間にわたり昭和音楽大学附属の音楽教室、新百合ヶ丘校の発表会が開催されていたのでした。
とにかく出演者の多いこと、演奏される楽器の多様なこと(作曲の発表もあり)、年齢の幅の広いこと!音楽することに興味、情熱を持ち、楽しまれている大人の方々の多さに圧倒されました。
今は少子化の中、学生の人数は減少傾向にある大学が生き残るために様々に模索している中の一つとして、大学附属の音楽教室というのは(これだけの人数が集まっているのを間近にみると)有効な一つの手段なのだと思いました。
 
ユリホールのピアノですが、ベーゼンドルファーと事前に伺っていたのですが、舞台に出てピアノの前に座ってみたら、ぬぁんとスタインウェイでした!!
頭からベーゼンと思って舞台袖から出て行ったので、スタインウェイの文字を見て「へ!?」となり、あわてて頭を切り替えました。
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酔芙蓉の観察

2014-09-20 21:55:50 | 自然
近所にある酔芙蓉が見頃を迎えている。
紅白の2輪、白は咲き始めた花、赤は咲き終えた花。
 
この酔芙蓉は八重で豪華なもの。
 
うっすらピンクに。

夕方には全体がピンクに。
今日の追跡はここまで。
 
おまけ:こちらはすっかり出来上がった(!?)別の一輪。
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秋の花咲く

2014-09-18 21:52:59 | 自然
秋の花が道のそこここで開いている。

彼岸花。

小さく白い花が群れて咲き、

水引草の赤い花が咲く。

いつの間にかオレンジに覆われていた一角。

以前ここはパステルカラーのコスモスが咲いていた記憶が・・・。
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トラットリア プリマベーラ@飯能

2014-09-13 23:18:26 | 食・その周辺
圏央道の狭山日高ICの近くにある「スーパービバホーム狭山日高インター飯能店」に行く度に見かけて気になっていた『トラットリア プリマベーラ』に行ってきました。
道路沿いとはいえ、ちょっと引っ込んだ所にあるこのレストラン、林の中にある緑のレストランといった感じ。

着いた時間はすでに3時近かったのでお店は先客のカップルが1組だけで空いていたのですが、食事をしている間に次々お客さんが入ってきました。
隣がゴルフ場なので、ゴルフの帰りに寄った、という感じの方も。

ピザが食べたかったのですが2:30までだそうで(ディナータイムまでピザは注文できません)、それ以外のものなら注文できるとのことでトマトとモッツァレッラのパスタと茸のリゾットを頼みました。
パスタもリゾットもチーズをふんだんに使っていて美味しかったのですが、値段は全体に高めだと思いました。
入口付近。

お腹が減っていたので、料理の写真を撮り忘れました

店内の画像は注文の品を待っている間に撮ったものです。
奥にももう一部屋ありました。
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静かな訪問者

2014-09-12 22:44:35 | 自然
朝夕めっきり涼しくなりました。
さわさわいう風と一緒にひょっこり姿を見せたのは・・・
ショウリョウバッタと、あれま尻尾がいやに短いヤモリくん。
どちらも何にも言わず、物音も立てず、静かに壁にしがみついておりました。
私が怖かったのかなあ?
                  
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超高速!参勤交代

2014-09-11 00:14:19 | 映画 た行
               
2014年/日本/119分
監督:本木克英
出演:佐々木蔵之介、深田恭子、伊原剛志、寺脇康文、上地雄輔、知念侑李、柄本時生、六角精児、市川猿之助、石橋蓮司、陣内孝則、西村雅彦
ストーリー:8代将軍・徳川吉宗の治世下、東北の小藩・湯長谷藩は幕府から突然、通常でも8日かかり、さらに莫大(ばくだい)な費用を要する参勤交代をわずか5日で行うよう命じられる。それは藩にある金山を狙う老中・松平信祝(陣内孝則)の謀略で、弱小貧乏藩には無茶苦茶な話だった。藩主・内藤政醇(佐々木蔵之介)は困惑しつつも、知恵を絞って参勤交代を完遂させようと作戦を練る。~シネマトゥデイより

遅ればせの夏休みで先週末から新所沢のLet'sシネパークにちょこちょこ通って期間限定で上映されている作品を観てました。
これは、愉快・痛快・面白い、の時代劇~
テンポもリズムもよく同時に参勤の大変さも伝わってくる画面に、大笑いしながら楽しんでました!!

ところで画像は鑑賞した新所沢Let'sシネパークのロビー。
初めて「綿の国星」を観たときからその雰囲気は変わってない気がします。よいねっ!!
    
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2つ目の窓

2014-09-09 23:34:42 | 映画 は行
            
2014年/日本・フランス・スペイン/120分
監督 ・脚本・プロデューサー: 河瀬直美
出演:村上虹郎、吉永淳、杉本哲太、松田美由紀、渡辺真起子、村上淳、榊英雄、常田富士男
ストーリー:奄美大島で生活している16歳の界人(村上虹郎)と同級生の杏子(吉永淳)。ある日、島の人々の相談を受けるユタ神様として生きてきた杏子の母イサ(松田美由紀)が、難病で余命わずかなことがわかる。杏子を励ましながらも、神と呼ばれる者の命にも限りがあることに動揺する界人。そんな中、恋人のいる母・岬(渡辺真起子)が醸し出す女の性に嫌悪感を抱いた彼は、衝動的に幼少期に別れた父のいる東京へと向かう。久々に父子一緒の時間を過ごして島に戻った界人だが、岬の行方がわからなくなったという知らせが飛び込んでくる。~シネマトゥデイより

初めて映画館で河瀬直美監督作品を観た。
出だしの海、そして波、波頭の情景から一気に作品に引きずり込まれ、別の世界を旅してきたような気持ちになった。
奄美大島って行ったことはないけれど、海と緑濃い深い山々、ガジュマル、マングローブの木々のある風景も全てが大きな一つの自然の中に溶けあっているのが心に残った。
その圧倒的な自然の中に暮らす人々の日々、そこに紡ぎだされる物語。生があるから死があり、死があるから生がある・・・そして2つ目の窓は・・・
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コーヒー豆のかすの話

2014-09-05 23:55:47 | 食・その周辺
この間、新聞の生活欄に掲載されていたコーヒーを飲み終わった後に残る豆のかすの利用法で「コーヒーかす脱臭剤に」にいたく興味を覚えた私。

記事には、そのままゴミ袋に捨てるのは勿体ない、家庭でできる再利用法を探ってみよう、ということで実はかすには脱臭効果があり、誰でも簡単に脱臭剤が作れるとあった。

私は毎日コーヒーを飲むのでそのかすは豆の分だけ出るので、材料には困らない。
で、やってみた
作り方は簡単で、かすを乾燥させお茶パックなどの目の細かい袋に入れればよいのだそうだ。
また、湿ったままのかすはそのまま皿に乗せておくだけでOK!


 

脱臭剤以外にも土の表面にまくと雑草が生えにくくなるのだそうだ。また土に混ぜて時間が経つと今度は肥料の役割も果たすのだとか・・・
色々な利用法があることに驚くとともに、ずっとただ捨ててきてもったいなかったな、とちらっと思ったりして。
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人生はマラソンだ!

2014-09-02 00:23:38 | 映画 さ行
                  
2012年/オランダ/107分
原題:De Marathon
監督:ディーデリック・コーパル
出演:ステファン・デ・ワレ、マルティン・バン・ワールデンベルグ、フランク・ラメルス、マルセル・ヘンセマ、ミムン・オアイッサ
ストーリー:ロッテルダムで、自動車修理工場を営むギーア。従業員は、ニコ、レオ、キースの中年3人組と、移民の若者ユース。男たちは昼から缶ビール片手にカードゲームに興じ、マジメに働いているのは、ユースぐらいだ。そんなある日、ニコが税金の督促状の束を発見。ギーアは皆に経営不振を隠していたのだ。滞納した税金を支払うためにギーアたちはスポンサーを口説き落として一か八かの賭けに出る。それは、ロッテルダム・マラソンに出場し「全員完走出来たら借金を肩代わりしてもらう。完走できなきゃ工場を譲る」というもの。元マラソン選手のユースのコーチの下、スポーツとは全く無縁だった4人は、マラソン完走に向け、練習を開始したのだが…。~「Let'sシネパーク」解説より

「オランダで大ヒットした『マラソン』、邦題は『人生はマラソンだ!』とっても面白いわよ、強いて言えばイギリス映画の『フル・モンティ』に近いような、でも違うけど、そんな感じ・・・」と友人に勧められた『人生はマラソンだ!』新所沢のLet'sシネパークで公開されたので観てきた。
メタボのおっさんたちが、それぞれの背中にそれぞれの人生を抱えつつ、なんだかんだ文句を言いつつ、くしゃくしゃになりながら練習を重ね紆余曲折を経て・・・さあ、どうなる!!
オランダ国内におけるロッテルダムとアムステルダムの都市間の競争意識も面白かったし、移民をオランダ政府はどう受け入れているのか、そして存在するその政策と市民との温度差も現在の社会の状況を浮き出して見せてくれる。そして実際のロッテルダムマラソンでのロケがマラソン大会の様子をリアルに描き出し、マラソン会場でのコップの散乱の模様などその舞台裏も垣間見えて興味深かった。ユーモアをふんだんに交えながら、おっさんたちのきわどい会話も織り交ぜ、山あり谷ありを楽しんだ
確かに状況的には『フル・モンティ』と似たような気もしないでもないけれど、テイストは全く違うと私も思った。
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綿の花

2014-09-01 00:10:29 | 自然
タチアオイのようでもあり、フヨウのようでもあり・・・と思ったこちらの花は、

綿の花でした。
綿の花は
科名:アオイ科/属名:ワタ属/別名:ワタ・木綿
ということで、タチアオイやフヨウの仲間だったのでした。
  
綿の花はまずクリーム色の花を咲かせ、数日後に赤くなる花なのだそうで、私が出会った花たちは開花後4~5日たっているということでしょうか。

こちらは蕾です。
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