Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

蕾をつけたサボテン

2016-07-31 21:54:33 | 自然
歩いていていつも立派なサボテンだなあ、と感心して眺めるサボテンだが、今日見たら幾つも蕾がついていた。
春に見かけたサボテンの記事⇒こちら

いつ咲くのだろう?
夜に花開くのかなあ?
見たいものだなあ。
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須賀敦子の手紙

2016-07-30 23:00:11 | 

5月28日発売されたことを知らず、2~3日前に気付いて書店に注文していた「須賀敦子の手紙 1975―1997年 友人への55通」(出版社:つるとはな)が届いた。

須賀さんの初公開の手紙は雑誌「つるとはな」の創刊号:2014/10/24で『須賀敦子からの手紙(前篇)1975~1984年:夫・ペッピーノを亡くし、須賀さんがイタリアから帰国した1971年の4年後から始まった、ある友人にあてた須賀さんの手紙。』、そして「つるとはな」第2号:2015/6/26に『須賀敦子からの手紙(後篇)1984~1997年:病を得て、友だちへ最後に伝えたこと』が掲載された。
この新刊は本の最初に「「つるとはな」創刊号・第2号掲載「須賀敦子からの手紙」に未公開のもの40通と新たなインタビューを加えた完全版として、大幅に加筆・修正し、再編集しました。」とあり、またネットでは『雑誌「つるとはな」で大きな話題となった未公開書簡の完全収録版』と紹介されてる。

私は雑誌からその手紙の記事の部分だけ取り出し、二冊をまとめて一まとめにして大事にしている。それが、今度は完全版として一冊にまとまるというので本当に楽しみにしていたのだ。
これから、ゆっくり読んでみよう。手紙にはそこに書かれた文面もそうだが、その字面、書かれた便箋や選ばれた絵葉書のデザインなどから須賀さんの作品以外の彼女を感じることができる気がする。でも、ふと思う、須賀さんは公開されることを想定していたのだろうか、と。
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おひるごはん@三鷹

2016-07-29 22:27:49 | 食・その周辺
夕べ、Windows10となったPC。Windows7から10なのでそんなに大きく変わってないよ、と言われてはいるものの、やはり初めて出会う画面に戸惑うこともあり、です。

今日は三鷹にある「リトルスターレストラン」で仕事帰りにお昼を食べました。
実はこのお店、語学学校の友人たちと楽しい夕食をとったことがあるのです。料理はもちろん、お店の雰囲気もよかったので、また寄ってみたいと思っていたのでした。
ビルの3階にあるお店の入り口。
がらがらと引き戸を開けて中に入るとたくさんのお客さんがおひるごはんの真っ最中~。
       
ランチメニューはカレー、ハンバーグ定食と日替わり定食の3種類、すべて¥890で飲み物付き。
私はこの日、ハンバーグ定食を注文し飲み物はホット・コーヒーを選びました。
 
注文時に店員さんがご飯の量を聞いてくれるという心配りも嬉しかったです。
残さず全部、美味しくいただきました!!
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舞台袖から客席を見る

2016-07-24 21:59:09 | 音楽会
土曜日は鶴川にある「和光大学ポプリホール」で声楽を学ばれている方々の年に一度のコンサートでした。
このホールは地下2階にあり定員300名というこぢんまりした響きのよいホールで、歌われた方は異口同音に「歌いやすい」とおっしゃてました。
置いてあるピアノはスタインウエイ(Steinway&Sons D-274)、よく鳴る楽器でした。
リハーサルの後、舞台袖から客席の写真を撮ってみました。
落ち着いた色調の客席だということに、画像を見て改めて気付きました。
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土曜の夜、武蔵野線で。

2016-07-23 23:19:23 | 旅気分
土曜日の夜の武蔵野線は空いていた。
ぽつりぽつりと腰かける乗客の姿は見られるものの空間が目立つ車内に突然ふわふわと何か赤いものがやってきた。
「えっ?!何?」
と、思わず見直してみましたら、それは赤い風船!
  
電車の通路をさあっと通ったり、乗客の足と遊んでみたり、座席の下にもぐってみたり・・・。
何だかシュールな光景に、思わずシャッターを押してしまった。
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ブラジルの光、家族の風景 大原治雄写真集

2016-07-20 21:30:13 | 
日曜の朝は日曜美術館を見るのが楽しみなのだが、5月に紹介された「大地が育てた写真 ブラジル移民 大原治雄(はるお)」と6月にやはり紹介された「沖縄 見つめて愛して 写真家・平敷兼七(へしきけんしち)」の二人の写真家の作品は画面を通して見てもその印象が強烈で、全く違う作品ながら、強く印象に残った。
平敷兼七の作品集は残念ながらもう手に入らないようだが、大原治雄の作品集に関しては本屋に問い合わせたところ、在庫はないが既に増刷が決定しているということだったので注文をしていた。案外、早く本が届いたという知らせが来て、勇んで取りに行き、早速開いてじっくり眺めた。

知られざる、ブラジル移民のアマチュア写真家・大原治雄(1909-1999年)。その写真に記憶されているのは、愛おしく宝物のような日々。カメラを手にしてはじめて撮影した、妻の面影—。
2016年、高知県立美術館・伊丹市立美術館・清里フォトアートミュージアムで「大原治雄写真展—ブラジルの光、家族の風景」開催。ブラジル屈指の写真史料アーカイヴズであるモレイラ・サーレス財団に作品が収蔵されている唯一の日本人作家、"Haruo Ohara"。その貴重なモノクロ写真180点を収録した、日本ではじめての写真集。
「大原にとって写真は、人々から彼に向けて預けられた人生に、責任を持って尊厳と美を与える行為にほかならなかった」―今福龍太(批評家・人類学者)「解説『 瞬間の歴史』を証す人」~ 出版社説明文より

番組の中では大原治雄の移民としての人生と写真家としての彼の姿とが交錯していたのが印象に残ったが、その作品のみを一冊の写真集として手にとって眺めると、その一枚一枚から想像を超えた大地と空の広さとそして滲んでくるユーモアとが感じられてまた印象が深まった気がする。いつもすぐ手の届くところに置いておきたい一冊となった。

画像は日本ブラジル中央協会のHPからお借りしました。⇒こちら
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懐かしの・・・

2016-07-15 22:19:19 | 旅気分
探し物ついでに本棚を見ていて、久しぶりにぱらぱら頁を繰ってみた桐原書店『ローカル線をゆく』シリーズ。
30年ほど前にちょこちょこと集めたこの本は眺めているだけで旅気分が味わえ、もうこの本の中でしか出会えない消えていったローカル線に出会えるという大事な本だ。
  
この本を眺めていたら、私が小学生のうちに廃線となってしまった故郷の浜松を走っていた「奥山線」と呼んでいた「遠州鉄道奥山線」のことを懐かしく思い出した。
どこかに走っている奥山線の画像がないかと探してみたら・・・あったんです


ああ、懐かしい~!!
1964年、東京オリンピックの開催された年に廃線になっていたのだと改めて知った。
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ステンドグラスなど@川越:旧山崎邸別邸

2016-07-13 00:12:32 | 旅気分
邸内に入ってみると多くのステンドグラスが見られる。
階段にある大きなステンドグラスは「泰山木とブルージェ」という作品だそうだ。

室内にある窓ガラスに施されたバラの花。

こちらは外からの光がさして、美しい風景が浮かび上がっていた。

ちょっとしたところにもこうした装飾がある。ランプの装飾もきれい。
 
玄関の扉を内側からみたところ。
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茶室@川越:旧山崎邸別邸

2016-07-12 21:25:57 | 旅気分
この「旧山崎邸別邸」の庭園には茶室がある。

茶室内部。

茶室を背にして邸宅を眺める。

和洋折衷のこの建物に、静かな時間が流れていた。
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川越:旧山崎邸別邸

2016-07-11 21:55:02 | 旅気分
何度も歩いていているのに、初めて気付いた「旧山崎邸別邸」という案内板。
道路からのぞいてみると、真新しい建物が見える。
まさか、これが?
と思いつつアプローチに沿って入っていくと、その真新しい建物の右手にしっとり落ち着いた建物が建っていた。
は、は~ん、これが「旧山崎邸別邸」なんだ、
ときょろきょろしていたら、真新しい建物・・・これが案内所だった・・から係の方が出てらして建物の説明をざっとして下さった。
「旧山崎邸別邸」は川越の老舗菓子店「亀屋」の五代目嘉七の隠居所として大正14年(1925)に建てられた和洋折衷の建物で、川越の迎賓館とも呼ばれていたのだそうだ。
設計は建物から庭園までを含めて保岡勝也による、と説明にある。
その玄関側。

公開されているのは1階部分のみ。
こちらは見学者用の入口。

玄関を入ってすぐの和室。
庭が見渡せて清々した感じ。

網代の天井。
     
まわりが硝子窓で外と一続きな感じが気持ちよく、それでいて落ち着いた感じ。
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川越にて

2016-07-10 22:27:53 | 旅気分
川越の街を歩いていたら珍しい工事現場が目にとまりました。

これはどうも曳家(ひきや)のようで、手前の建物を奥の新しい土台が出来ている所に移動させようと工事している最中のようです。
これが話に聞く「曳家」ですか~としばらく眺めてしまいました。
曳家(ひきや)⇒Wikipedia日本曳家協会
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パッションフルーツ

2016-07-09 21:30:30 | 食・その周辺
沖縄からパッションフルーツが届いた。
パッションフルーツは見るのも食べるのも初めて!!
それで食べ方についても細かく教えてもらった。

追熟させると甘みが増すので、皮がしわしわになるまで室温に置いておく、のだそう。
(ついでながら、追熟させている間に部屋の中には甘いいい香りが漂う)
そして、程よくしわしわになったら冷やして切って・・・さあ、召し上がれ~
と、いうわけで、辛抱強くしわしわになるのを待って切ってみた。

種と実を一緒にぷるるんと食べてね、ということだったので、実の内側の薄皮のところから実と種をスプーンですくって食べてみた。
おっ!甘くて酸っぱくて美味しい~
初めての味でした。
 
後に残ったのは、きれいに中身がなくなった皮のみ。
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DVDでバッハを~♪

2016-07-08 22:17:10 | 音楽
妹と私はお互いの誕生日にプレゼントを贈りあっている。
そして、それはやっぱり欲しいものを贈るのがいいね、と欲しいものがあればリクエストすることにしている。
欲しいもののリクエストがない時は、こんなのどうでせう?、実は私も欲しかったんだ、というものを選んで贈る時もある。
さて、今年の私の誕生日はもう半年前に過ぎているのだけれど、欲しいものがあってそれを贈ってもらうことにした。

DVD『グレン・グールド・プレイズ・バッハ』三部作 ブリュノ・モンサンジョン監督(3DVD限定盤)&ドキュメンタリー『ダヴィド・フレイ/プレイズ・バッハ-スウィング、シング、アンド・シンク』モンサンジョン監督、の2つ(合計4枚)。
初めは、グールドのゴルトベルクとフレイの2枚のつもりだったのだけれど、途中でゴルトベルクのDVD持っていることに気付いて・・・あぶない!あぶない!あわててキャンセルして、こちらの三部作に代えた。もっとも、三部作の方がゴルトベルク1枚より安かったんだけれど!!

そんなこんながあって届いたDVD~
わあい、ありがとう~

実は今までDVDを見る時はPCを起こしてそれで見ていたのだけれど、先月激安のDVDプレーヤーを見つけたので、便利にしかも手軽に楽しめるようになった。机にひょいと乗せて、ぽんとボタンを押せばすぐに見られちゃう。
DVDプレーヤーってDVDだけでなくCDも聴けるようになっているんですねぇ、なんてことに今更、気付いて感心する私。
  
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カルテル・ランド

2016-07-06 21:12:39 | 映画 か行
       
2015年/メキシコ・アメリカ合作/100分
原題:Cartel Land
監督:マシュー・ハイネマン
製作:マシュー・ハイネマン、トム・イェーリン
製作総指揮:キャスリン・ビグロー、モリー・トンプソン


「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督が製作総指揮を手がけ、2006年から続くメキシコ麻薬戦争の最前線をとらえたドキュメンタリー。メキシコ、ミチョアカン州の小さな町の内科医ホセ・ミレレスは、地域を苦しめる凶悪な麻薬カルテル「テンプル騎士団」に対抗するべく、市民たちと蜂起する。一方、コカイン通りとして知られるアリゾナ砂漠のオルター・バレーでは、アメリカの退役軍人ティム・フォーリーが、メキシコからの麻薬密輸を阻止する自警団「アリゾナ国境偵察隊」を結成。2つの組織は勢力を拡大していくが、やがて麻薬組織との癒着や賄賂が横行するようになってしまう。若き映画監督マシュー・ハイネマンが決死の覚悟で取材を敢行し、メキシコ社会の実態を明らかにしていく。~映画.comより

「正義が揺らいでも 悪は揺らがない」とチラシに書かれている。
まさに、観ていて段々何が正義で何が悪かわからなくなってくる、その境界が非常に曖昧になってくるのが怖い。
正義と悪、といった単純なくくりはここになく、そこにあるのは一度落ちたら上がれない蟻地獄に落ちた蟻のような、底なしの狂気。
それが今現実にアメリカ・メキシコ国境で起きているということをまざまざと知らされて身震いする。
そして、今や世界にそうした狂気が蔓延していることにぞっとするのだ。
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眼福

2016-07-03 22:15:41 | 
友人から丸善・日本橋店3Fのワールド・アンティーク・ブック・プラザで7月6日(火)まで開催されている『西洋写本と書の道』のことを教えてもらったので、やはりこういうものが大好きな友人を誘って先週出掛けた。
        
今回は「ベリー公の美しき時祷書」、「日曜の福音と歳の祭日」、「狩りの書」などが見られるとのことで、わくわく行ってみたのだ。
3階の専門書売場の奥にある丸善雄松堂直営という、洋古書専門店の扉が開いていた。
一歩中に入ると、そこは別世界!!
時空を超えて眼前に置かれている本一冊一冊、頁一枚一枚が鮮やかにこちらに迫ってくる。
羊皮紙に書かれた楽譜がなんとも無造作に幾枚も置かれていて、それを眺めているのもまた楽しい~♪
眼福を得た、とはこのことだとつくづく思いながら帰路についた。
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