Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

モロッコいんげん

2015-07-30 22:34:21 | 食・その周辺
スーパーの店先で「モロッコいんげん」を見かけたので買ってきました。
最近ではよく見かけるようになったけれども、それでいて買いに行くとなかった、ということが続いていたのです。
この日は、「欲しいな」と「置いてある」が一致した日だったのでした。

で、何を作ろうかと目論んでいたのかというと・・・
丁度、一年前の7月にバルセロナのゴシック地区にあるbarで食べた一皿を作ろうと思っていたのです。
思い出しつつ何度か作っていて、美味しいのだけれど、ジャガイモ・モロッコいんげん・ハモンが揃うことがなかなかなくて適当に似たもので間に合わせていたのでした。
モロッコいんげんの代わりに普通のいんげん、ハモンの代わりにベーコン、と代役の立ちっぱなし
今回はハモンは手元にあった合鴨のものを使っていますが、あとはbar で出てきたように、ジャガイモ、モロッコいんげん、ニンニク、オリーブオイルを使っています。
ジャガイモはくし形に切って茹で、モロッコいんげんも軽く茹でておきます。それをオリーブオイルでニンニクを炒めた中にいれて一緒に香りが移るように炒め、塩・コショウで味付けし、そこにハモンをぱぱっと入れて出来上がり
右の皿は新聞に出ていたひよこ豆(ガルバンソ)と夏野菜のサラダです。
        
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海外楽譜在庫品セール

2015-07-27 23:20:57 | 音楽
色々な場所で「セール」の字が目につくこの頃、メルマガ登録をしているピアノ楽譜専門店から『海外楽譜在庫品セール』のお知らせがきていた。
ここはピアノ楽譜が集められ、ソロ・連弾・デュエット・協奏曲・その他とジャンルも幅広いので眺めているだけでも楽しい。

が、しかし、今回はデュエット(2台ピアノ)の作品を探そうと思っていた矢先だったので、よそ見せずにその項目だけを丹念に見た。
バルトーク自身の編曲によるミクロコスモスがあって、非常に興味をそそられていたのだが、音源を探して試聴してみたところ、思い描いていたものとはかなりかけ離れた印象。それは作品自体のせいか、あるいは音源のせいか、はっきりしないが、今回は見送った。
その代わり、思いがけずラインベルガーの作品があることがわかり、音源を聴いてみるとまさにラインベルガー!という作品だった。
これはめっけものだ!とほくほくしながら選択した。
そして、もう1曲はアンダーソン&ロエ ピアノデュオの編曲によるマタイ受難曲から5曲を選んでの編曲版。原曲が2台ピアノでどう変わるか興味のあるところ、と選んだ。(余談だけれど、彼らの演奏による『RAGTIME alla TURCA!! (Party time with Anderson & Roe!) based on Mozart's Rondo Alla Turca』面白いこちら)
    

2台のピアノのための二重奏曲 イ短調 作品15 (2台4手)[Duo in a-moll Op.15 for two pianos (2P4H)]
ラインベルガー (Rheinberger, J.G.)
出版社: Carus(カルス)
編 成 : 2台デュオ
校訂者: Theill, Han

マタイ受難曲 2台のための組曲(2台4手編曲)[St.Matthew Passion Suite for two pianos(2P4H)]
J.S.バッハ (BACH, J.S.)
出版社: Alfred(アルフレッド)
編 成 : 2台デュオ
編曲者: Anderson, Greg
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紫蘇ジュース

2015-07-22 22:00:07 | 食・その周辺
赤紫蘇の出回る時期は限られる。
そして、もうそろそろその季節が終わる・・・ということで、紫蘇ジュースを作った。
赤い紫蘇の葉を熱湯に入れると緑になり、そこに酢を入れるとぱあっと鮮やかな赤に変わる。
そんな色の変化を楽しみながら作る紫蘇ジュース。
冷たい水で割るのもよし、炭酸水で割るのもよし。

紫蘇には色々な効能があるとのことなので、美味しさだけでなくその効能にも期待している私
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ガチャポン

2015-07-19 00:10:26 | 日々の雑感・近況
街のスーパーでもおもちゃ屋でも文具店でも本屋でも、どこでも見かける感のある『ガチャポン』。
コインを入れて、装置の前面のハンドルを回すと、ころんっ、と透明な球体に入った品物が転がり出てくるという、あれ!
実に色々な種類の景品がその丸い球体の中に閉じ込められていて、例えば近くの博物館に置いてある装置の中には博物館っぽい物が揃えられていて、う~ん、なかなか面白いものだと思っていた。

ソフトバンクで始まった「ガラケー無料交換プログラム」というキャンペーンのメールが来た夫(私も条件にあてはまっているのに、なぜかお知らせがないのだが)と話を聞いてみようとソフトバンク・ショップに出掛けた。
結構、待ち時間があったので、店内を見ていると「ガチャポン」が置かれていて、そこには「携帯を持っている方なら誰でも挑戦できます!」と書かれていた。
やってみたくなった私は、店員さんに申し出て二人分2枚のコインを受け取り・・・
ガチャッ~!!
もう、一回・・・ガチャッ~!!
ころんころんと出てきた2個の球を持って帰宅した。

これは「お父さんガチャ」といい、景品がなくなった時点で終了だとか。
持ち帰って早速開けてみた二つの球に入っていたのは・・・
ソフトバンクのお父さんの絵の小銭入れと、携帯などの画面のクリーナーだった。

ガチャポンは開けるまでが楽しいんだということがわかった。
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野の花たちよ、

2015-07-17 23:12:47 | 自然
歩いているとユリ科の花々に多く出会う季節。
橙色が目立つヤブカンゾウの花の群生。
 
大ぶりの華やかさを身に纏いながら、野趣がある。
      
万緑の中に際立つ白いヤマユリの花。
 
そこかしこに・・・。

こちらはオニユリ。
緑の茂みからにゅっと首を出して、存在感をアピールしているよう・・・。
         
下の花はユリ科の花ではなく、センニンソウ。
実が愉快らしいのだが、今は花を楽しもう。

左はセンニンソウ、右はヨメナ(と思う)
 
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週末の話

2015-07-14 23:26:56 | 音楽
週末、東京オペラシティー内の近江楽堂で友人が出演するというので聴きに出かけた『花岡和生門下生演奏会2015:リコーダーの仲間たち』
17世紀のバロック作品中心、フランスの作品が多く演奏された音楽会だった。門下生の発表会ということで、その音、音楽の表現の仕方に共通するものが感じられて興味深く、またボイス・フルートを使用しての演奏が多かったのも面白かった。
演奏会に行くというのは、音楽を聴き楽しむのは勿論の事、自分自身の学びの場でもあると改めて思う。

昼間だったので、オペラシティーの写真を撮ってみた。
タケミツメモリアルの方から近江楽堂を望む。
右はオペラシティーの広場の風景。彫刻の大きさがわかる~!
 
2階ロビーの真ん中に立つ彫像。
        
日曜日は所沢フィルハーモニーの定期演奏会@MUSE。
プログラムは序曲「ローマの謝肉祭」作品9:ベルリオーズ、ピアノ協奏曲イ短調作品16:グリーグ、交響曲第9番ホ短調作品95「新世界より」:ドヴォルザーク。指揮:橘直貴、ピアノ:岡本麻子
熱く音楽に対する思いを語りかけられているような演奏だった。
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やさしい灯り

2015-07-09 23:40:33 | 展覧会・建築・器
時々ふっとやさしい灯りが欲しくなる時がある。
そんな時はろうそくに火を点けてみる。
キャンドルホルダー代わりに手近なガラスやグラスにちょんと灯りを入れて・・・。

かすかな風に揺らぐ灯、
グラスの中で灯ることで生まれる新たな影・・・。
そんな時、扇形をした面白いパタンのプリントされた↓不思議なスペイン土産をもらった。

両端を持ってくるりと回転させ、
ぱちんぱちんとはめ込んで留めてみると・・・

おんやぁ?
これは・・
ランプシェード!!
 
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名古屋市市政資料館:建物内部

2015-07-06 22:16:26 | 旅・再発見
名古屋市市政資料館のシリーズ、今回が最終回。
建物内部の画像をまとめてみました。

ところで名古屋は映画ロケ地の宝庫、なのだそうです。
この名古屋市市政資料館も例にもれず、で館内にはチラシ『名古屋は映画ロケ地の宝庫』の他に館独自の『館内ロケ場所&見所マップ』というチラシも用意されています。
それによりますと「坂の上の雲」「官僚たちの夏」「花より男子2」「負けて、勝つ~戦後を創った男、吉田茂~」「約束」「中学生日記」「謝罪の王様」などが載っていました。
       
照明一つ、置かれた椅子一つ、それぞれが館の雰囲気に溶け込んでおり、また歴史を感じさせる気がしました。
 
人形がずらっと並んで、ちょっと怖いような明治憲法下の法廷の様子を再現した裁判展示。
右は留置場のある建物1階、暗いです。
 
昔は検事室、今は資料研究室。そして昔は書記長室が今は休憩室、といったように当時の部屋の名札はそのままに、その下に現在の部屋の名札を掲げています。
一般にも部屋を貸し出し、建物全体を現在に活かしているのが、この建物が生きていることを感じさせます。
          
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リハーサル風景@近江楽堂

2015-07-02 22:59:35 | 音楽
7月1日のコンサート『argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~』たくさんのお客様にご来場いただき好評の内に終了いたしました。本当にありがとうございました。
今日はそのリハーサル風景をアップいたします。
左からオルガネットの矢野薫氏、ソプラノの阿部早季子氏、リコーダー・音楽監督の守谷敦、クラヴィシンバルムの吉見伊代氏。
このクラヴィシンバルムの製作者の久保田彰氏が演奏会にお越し下さり、会場で紹介の際には大きな拍手を浴びていらっしゃいました。

近江楽堂内にある舟越保武氏による2体のブロンズ作品《セシリア》(左)、《聖マリア・マグダレナ》(右)による彫像2点と、近江楽堂の天井。
     
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♪コンサートのお知らせ: argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~♪

2015-07-01 00:12:14 | 音楽
       ~7月1日(水)コンサートは無事終了いたしました。ご来場下さったみなさま、ご興味を持っていただいた方々、ありがとうございました。~

皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
2015年7月1日(水)、近江楽堂で開催されます演奏会についてご案内申し上げます。
リコーダー奏者の守谷敦が音楽監督を務めます中世音楽のシリーズ、今回は『argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~』と題し、アントネッロ・デ・カゼルタとフィリポクトゥス・デ・カゼルタの二人の作曲家を取り上げます。
一夜、現代から中世の南フランスと北イタリアの旅に出るのはいかがでしょう。
ご興味、お時間ございましたら是非是非、お出かけ下さいませ。
皆様のご予約、お越しを心よりお待ちいたしております。
        
argentum ~中世末期の南フランスと北イタリア~
『Anthonello de Caserta と Philipoctus de Caserta 中世末期を代表する2 人の作曲家』

出演者より:アントネッロ・デ・カゼルタ と フィリポクトゥス・デ・カゼルタ は14世紀末から15世紀初頭に掛けて活躍した作曲家だ。フィリポクトゥスは主に南フランス・アヴィニョンで、アントネッロは主にミラノを中心とする北イタリアで活動した。フランスとイタリアという分類の仕方は、現代の私たちにこの2人の作品がその音楽スタイルにおいて両極にあるもののように感じさせる。しかしこの2人の作曲家の作品は、もちろんそれぞれの個性を保ちつつ、共にアルス・スブティリオルと呼ばれるスタイルによって書かれ、そこには確かに共通する響きがある。本公演はイタリアやフランスといったときに今日の我々が想像する国境線による余りにも大枠的な、しかしよく信じられている分類が、実のところ簡単に乗り越えられてきた一例を示すだろう。

♪演奏曲目
Anthonello de Caserta: Tres nouble dame souverayne/アントネッロ・デ・カゼルタ: いと高き貴婦人
Philipoctus de Caserta: Espoir, dont tu m'as fayt partir/フィリポクトゥス・デ・カゼルタ: "希望"、お前が私を旅立たせた
Anthonello de Caserta: Amour m'a le cuer mis en tel martire/アントネッロ・デ・カゼルタ: "愛" が私の心を苦悩させる 他

♪出演:歌: 阿部早希子、クラヴィシンバルム: 吉見伊代、オルガネット: 矢野薫、リコーダー・音楽監督: 守谷敦 
♪日時: 2015年7月1日(水) 19:00開演(18:30開場)
♪会場: 東京オペラシティ3F 近江楽堂
♪チケット:全自由席 前売 3,500円 当日 4,000円

チケット予約・取り扱い
AM音楽事務所: tel&fax. 04-2953-1459
東京古典楽器センター: tel. 03-3952-5515
e-mail:gandharva.am♪gmail.comまたは、t_bene♪ja2.so-net.ne.jp 
(メールをご利用の方は、♪を@にしてご送信下さい。また件名に「7月1日コンサート」「argentum」などとご記入の上ご送信下さい。)

チラシ表・裏(クリックで拡大します)
 
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