Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

菜の花、菜の花

2012-03-27 00:30:48 | 食・その周辺
花屋の店先や散歩の道すがら菜の花のやわらかな緑と黄色の花に出会うと、ああ春だなあと感じ気持ちがふっと和む。
また、野菜売り場に並べられた菜の花を見るとそのほろ苦さと鮮やかな緑色を想像し、そうだ!春を食べよう、と思う。春先になると絶対食べたくなる食材の一つだ。
何にしようかなあ、先ずお浸しは外せないなど思って一束スーパーで求めてあれこれ想像して楽しんでいたところ、友人がどっさり菜の花を届けて下さった。
そうだっここはせっかくだから豪勢に菜の花を使って菜の花のパスタを作ってみよう!と思い立ちレシピを調べた。
出てくる、出てくる色んな菜の花を使ったパスタが・・・結局、冷蔵庫の中身と相談して作ってみたのが下の2種類。

菜の花のぺペロンチーノ⇒作り方
こちらはニンニクとアンチョビ、鷹の爪があれば簡単にできる。
これは菜の花を春キャベツに変えればキャベツのパスタになってこれまた美味しい春の味。
        
菜の花パスタ⇒作り方
こちらはニンニク、ベーコン、鷹の爪、鶏がらスープの素に醤油を使った和風なパスタ。(醤油は分量通りよりも加減した方がいいです)
       
どちらも食卓に居ながらにして春を満喫しました!!
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バル アベハで昼食を

2012-03-25 21:48:47 | 食・その周辺
かなり前、スペイン料理店を検索した時に見つけた本郷三丁目にあるスペインバル「バル アベハ/Bar Abeja
これまで本郷三丁目周辺に縁がなくて行ったことがなかったのだけれど、先だって出掛けたついでにちょっと足を延ばして寄ってみた。
地図もプリント・アウトして持っていったのにもかかわらず、駅から徒歩2分と案内されていたのにもかかわらず、通り過ぎてしまい慌てて戻った。ああ、よかった。
入り口はこんな感じ↓
abejaはミツバチのことなので、その巣を連想させる六角形をロゴに使っているのかしらん、なんて思いながら中に入る。
       
奥に広がっているような店内は落ち着いた雰囲気。
ランチメニューはカジョスと本日のランチ、ランチ以外のメニューも用意できるとのことだったけれど、私はカジョス/callosを注文した。メニューにはハチノスとひよこ豆のトマト煮込みと書かれている。(callosを辞書で引くと「胃袋の煮込み」と書かれているので後日スペイン語の先生にカジョスを食べたと話したら「カジョス!!ひよこ豆と一緒?」と聞かれたんでした)
パン(ご飯も選べる)とスープが付いて出てきたランチ。
カジョスはスパイシーで内臓独特の臭みは一切なくふんわり、ひよこ豆はころころして美味しい
最後に皿をちゃんと全部ぬぐえるように、配分に気をつけてパンを食べたので目論見通りきれいに皿をさらうことができたよ
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似て非なる・・・

2012-03-23 00:35:22 | 展覧会・建築・器
その器を見た時、これ家で使っているそば猪口と同じ・・・ような・・・、だった。
それで重ねられていた器を手に取りよくよく眺めてみた。
う~ん、確かに似ている、けれどどこかが違う、でもそれがどこだかははっきり言えない。そういうきわめてあやふやで、でも確かに感じる違和感を抱きながら眺めた。
手元にあるのは近所のかっぱ堂で見つけたもの、2個しかないのでいつか手頃な大きさのものがあったら欲しいと思っていた。けれどまさか同じ様なものがPukuPukuに置いてあったとは、とその偶然に驚き、これも縁かな、など思いつつ手に取った。
帰宅して比べてみて違和感がどこからきたかわかった。(汗)
左は使っているもの、右は新入り。
松の木と2人の人物の構図は同じ、見込みも同じ。
右の方が気持ち大きくて、縁が軽くフリルになっている。

ちょっと回転してみると、浜辺に伸びた松の枝、遠くの海に帆かけ舟が浮かんでいる、ところは同じだが、ん?!右の方には何かが描かれている。
もう少し回転させると、海に2艘の帆かけ船は同じだけれど、右には何と2つの渦巻く雲の上に突き出た2つの山の姿が描かれているではないか。
え、え~!!この賑やかさが最初に見た時に感じた違和感の正体であったか!!

二つの違いが際立つ決定的ショット。
ぽこっと空いた部分に、そうだ山があるといいね、と思ったかどうか・・・ぽんと山の印判を押したような感じ
ふふふふっ・・・
             
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“森圭一郎×山下晋平”新作CDリリース

2012-03-21 23:46:16 | 音楽
3月21日に、合唱団の指揮者としてお世話になった山下晋平氏の2枚目の新作CD『雨ニモマケズ』が発売されたというお知らせをいただきましたので早速紹介いたします~♪

CDタイトルは『雨ニモマケズ』。税込¥1,000。
【曲目】 1.雨ニモマケズ/2.そしてわたくしはまもなく死ぬのだらう/3.氷砂糖をほしいくらいもたないでも
【演奏ミュージシャン】森圭一郎(歌・ギター)
山下Topo洋平(ケーナ・サンポーニャ)
山下晋平(ピアノ)

全3曲全て詩:宮沢賢治、作曲:山下晋平によるものです。
「宮沢賢治の詩に、新たに作曲された歌、全3曲。ポップス・クラシック・ニューエイジなど、様々な要素のサウンドが融合し、親しみやすくも心に染み入る旋律…。シンガー森圭一郎とコンポーザー山下晋平の、魂のコラボレーション」。~Amazonより
YouTubeに音源がアップされていますので、よかったらお聴きになってみて下さいね~。




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Ensemble Syntagma@YouTube

2012-03-16 22:20:43 | 音楽
息子が参加している『アンサンブル・シンタグマ:Ensemble Syntagma』のルクセンブルクでの公演がYouTubeにアップされました。
更けゆく夜のしじまに流れゆく楽の音に耳を傾けてみるのはいかがでしょう。ああ、愛って・・・

Jehan de Lescurel/ジャンノ・ド・レスキュレル, XIV c. 'Amours, que vous ai meffait/Love,What have I done to you’

Ensemble Syntagma - direction: Alexandre Danilevski
Zsuzsi Toth, soprano
Alexandre Danilevski, lute
Jérôme Salomon, percussion
Sophia Danilevski, fiddle
and
Giovanni Cantarini, tenor
Atsushi Moriya, recorder

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梅を見に行く。

2012-03-13 20:38:11 | 自然
廣瀬神社の境内にある「不朽梅」の咲く姿を見たいなと思っていた。今年は寒さのせいでどこも梅の開花は遅れていると聞くけれど、幾らなんでも時は今や3月中旬。満開とは言わなくても、せめてちらりとでも咲いている姿をみたいととことこ散歩に出掛けた。
半月ほど前はまだ一輪の花も咲いていなかったのが、今や7~8分咲きになっていた不朽梅。

推定樹齢400年というこの梅の木の花。
でも400年経っていても梅の花はやっぱり梅の花!

見る方向を変えてみました。
み、幹の向こうに地面というか向こうの景色が見えているのが・・・なんともシュールですなあ~!
      
*おまけ。
広瀬橋の上から入間川を臨んだところ。
実は右手前から川の上に伸びている枝の先に止まっているのは・・・小さ過ぎてすみません、なんか枝の先にぽこっとついている、ん?ごみ?みたいなのが・・・カワセミなんです。青い輝く羽を広げてさあっと水面を飛んできて、ひょいっと枝先に止まったところです。実物はほんとに美しいです。でも、こんなに小さくっちゃくうぅぅぅぅ・・・。
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ほっとする一時に

2012-03-09 00:33:07 | 食・その周辺
先月実家でたまたま目にした日経新聞の『何でもランキング』が<休日華やぐティーバッグの紅茶>だった。
朝は必ず紅茶をいただく者としてはこの記事をじっくり読み、かつ1位に選ばれていた「ジークレフ」という名を記憶に刻んで帰宅し、早速調べてみたのだった。(あっルピシアも7位に入っていた~!)
調べてみたら、吉祥寺に店舗があることがわかったので出たついでに噂(?!)のそのGclefに寄ってみた。1回目は通りはわかっていたのに前を通り過ぎてあわてて戻ったのだった。
          
間口は狭いのだけれど奥に向かって広がっている店内は、ずらっと並べられた紅茶と中国茶の棚の反対側にゆったりとした試飲スペースがあってくつろいだ雰囲気だ。この時は初めてだったので色々お茶の袋を前に悩んでいたら店員さんが声をかけて下さって迷っていた紅茶を試飲させてくれたのだった。紅茶のための時間が店内に流れているようで、その時選んだローズペコーはじっくりと淹れられ、ウェッジウッドのワイルドストロベりィのカップ&ソーサーに入れられて「どうぞ」と出てきたのだった。素敵に美味しかった!! 
そして今日は同じローズペコーを自分用に購入した。
口に含むと紅茶の香りとともにバラの花が香ってなんともほっとする。一杯の紅茶でくるりと気分が変わり、その湯気にゆるゆると固くなっていた気分が溶け出すよう~。
 
Gclefってト音記号ですよね、何かいいなっ
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宇宙人ポール

2012-03-07 00:18:21 | 映画 あ行
             
2011年/アメリカ・イギリス/104分
原題:PAUL
監督:グレッグ・モットーラ
脚本:サイモン・ペッグ/ ニック・フロスト
出演:サイモン・ペッグ、ニック・フロスト、ジェイソン・ベイトマン、クリステン・ウィグ、ビル・ヘイダー、ブライス・ダナー、ジョン・キャロル・リンチ、シガーニー・ウィーヴァー、セス・ローゲン
ストーリー:ストーリー:SFオタクのイギリス人青年、クライブ(ニック・フロスト)とグレアム(サイモン・ペッグ)は、念願だったコミックの祭典「コミコン」とアメリカ中西部のUFOスポットを巡る旅を楽しんでいた。その途中彼らは、ネバダ州の「エリア51」でポールと名乗る宇宙人と遭遇する。そしてポールを故郷に帰すため、悪戦苦闘の日々が始まり……。~シネマトゥデイより

これは、ほんっと楽しい!!もう、へらへらへらへらし通し、時にわははと爆笑し、ちょっとしんみりもありどんでん返しもあり、の素敵な作品。
とうとうユナイテッド入間で上映されて(現在は終映してます)先だって観てきました。
とにかく登場人物が一癖も二癖もあって、特に宇宙人ポールの面白さ、おっさん宇宙人の可笑しさ、全てにやられました!彼の存在のあまりにも自然なことと、ポールにヒッチハイクされるSFマニアのイギリス人二人組がまた可笑しくてしかもさりげなくアメリカ文化に対する風刺も利いていて、あれよあれよという間に話の展開に飲み込まれてました。、『未知との遭遇』『E.T.』など過去の傑作SFへのオマージュが散りばめられ、それらがぱあっと思い出されると尚のこと笑えます。
鑑賞後、かなり日にちは過ぎているのだけれど、その場面場面を思い出してはへらへらしてます。
最近、近場の劇場で都内で上映されて評判のよかった作品やミニシアター系の作品が観られる機会が出来て嬉しいです
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♪音楽会のお知らせ♪

2012-03-05 22:00:52 | 音楽会
        
来たる3月11日、あの東日本大震災から丁度1年になるこの日に
『~東日本大震災復興応援、小手指公民館分館利用者と地域の交流~第2回:和の共演コンサート』
と題された音楽会が開催されます。

日時:2012年3月11日(日)
   12:30開演(12:00開場)
会場:小手指公民館分館2階ホール(西武池袋線「小手指」駅南口下車徒歩7分)
出演団体:松若会(舞踊)、小手指ハーモニカクラブ(ハーモニカ)、オカリーナ(オカリナ)、音楽の輪(ピアノ、フルート、歌)、詩吟サークル蛍雪会 紫陽花の会(詩吟)、ウクレレサークルマウリィ(ウクレレ)、八重山古典民謡の会(民謡)、楽竹会(尺八)
*入場無料ですが、東日本大震災応援チャリティーを念頭にとのことなので募金箱が設置されるのでは、と思います。

東日本大震災から早くも1年が経とうとしているこの3月、言いたいこと、思うこと、願うことを突き詰めれば結局のところ、一刻も早い復興と原発事故の終息に尽きます。自分にできることって何だろうと問い続け、結局その時その時にできることを息長くすることしかない、と細々とぼとぼ歩いています。
この音楽会では「音楽の輪」のメンバーとして「アヴェ・マリア」ジュリオ・カッチーニ(ウラディーミル・ヴァヴィロフ)の伴奏を心をこめて、祈りを込めて演奏いたします。(出演予定は1時半頃です)
皆さまのお出でを心よりお待ちしております。
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鬼に訊け 宮大工 西岡常一の遺言

2012-03-03 23:12:14 | 映画 あ行
            
2011年/日本/88分
監督:山崎佑次
出演:西岡常一、西岡太郎、石井浩司、速水浩、安田暎胤、他

物語:千年先に、いのちを繋ぐ
~「鬼」と称せられ法隆寺の昭和大修理、薬師寺の伽藍復興に一生をささげた匠の生涯~
木は鉄を凌駕する、現代文化に対する西岡棟梁の静かなる反論。
1990年5月、薬師寺回廊第一期工事。西岡は最晩年にあたるこの時期、癌に冒されながら最後の教えを若者達へ授けていた。「千年の檜には千年のいのちがある」「木は鉄より強し」。速さと量だけを競う、模倣だけの技術とは根本的に異なる日本人のいにしえの叡智、そして明快な指針。千年先へいのちを繋いでゆくという途方もない時間の流れが、所縁ある人々へのインタビューから浮かびあがってゆく。~チラシより

飛鳥時代から受け継がれてきた寺院建築の技術を後世に伝えた『最後の宮大工』西岡常一姿を追ったこのドキュメンタリ映画をどうしても観たいと思っていたところ、渋谷まで行かなくても(しかも連日満員だという)川越スカラ座で上映されることを知り週末出掛けた。
かなり以前に西岡棟梁の仕事についてTVで見た気がしたのだが、いや本だったかも・・・と思いつつ上映を待った。
あの「鬼」と言われた西岡棟梁がそこで語っている姿に思わずのめり込んで目を開き、耳傾けていた。薬師寺の現場で若者達に仕事を教え、インタビュアーに答えて木のこと、宮大工について、学者と論争になった話、木と土の話とともに、彼の育った環境、歩んできた歴史、そして昭和の大修理を終えた法隆寺、薬師寺の復興された伽藍にその仕事の凄さを感じていた。また道具の色々、そしてどう組み上げて一つの建物にしていくのかといった、なかなか見られない貴重な作業も垣間見ることができ、建っている姿しか見られない寺院が実はこんな風に細かな部分部分を組み合わせ、組み上げ、木と人々とが技術と心を合わせて作られているのだということを初めて知り深く感動を覚えた。

ところで、上映館の「川越スカラ座」。初めて訪れたのだが、昔からの映画館というレトロな雰囲気いっぱいの所だった。歴史を見ると明治38年「一力亭」(寄席)としてスタートとあり、昭和15年から映画館となりしかも平成19年5月に閉館し、8月に地元の有志の方々の呼び掛けによって(これは他の方に聞いた)再び開館して現在に至るという。
入り口の感じ↓
          
中はこんな感じ。(館の方に許可を頂いて撮影しています)そして、最前列と2列目の間には何故か不思議な机がある。机の下に見える椅子が出せるかというと、どうも出せないようで・・・。手荷物置き場に最適!
 

川越スカラ座は西武新宿線「本川越」駅から蔵の並ぶ通りを歩き、「時の鐘」の前を通り過ぎて住宅街の中に少し入ったところにあるのだが、川越は何年ぶりだろう~、な私は映画館に着くまですっかり観光客気分を満喫。
<クリックで拡大します↓>
  
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