Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

シテール島への船出

2019-12-31 22:21:39 | 音楽

『シテール島への船出』と聞いて、アントワーヌ・ヴァトーの《シテール島の巡礼》1717年、通称《シテール島への船出》を思い浮かべる方も多いかと思います。

この絵ね↓

今年の最後に求めた楽譜は、その絵画と同名の『シテール島への船出』!!

これはプーランクの2台のピアノのための作品。

2台ピアノのための作品を探していて見つけたこの曲、小品ながら可愛くてなかなかおしゃれな感じが気に入って求めた。

2冊セットになっているのも嬉しい。

シテール島を調べると、「ギリシャの島の一つで、古代世界では愛の女神ヴィーナスの出生地であると考えられていた。このことから、シテール島は女神と愛の聖地となった。」とある。

それで、絵画もどこかうきうきと明るく楽しい感じが漂っているのかなぁ~音楽も~

検討して弾いてみるのが楽しみ~☆。

2020年に向けて船出しよう!

 

今年もお世話になりました。皆さまにとって来たるべき2020年が幸多き一年となりますように

来年もどうぞよろしくお願いいたします。

コメント (2)
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テルアビブ・オン・ファイア

2019-12-27 22:31:07 | 映画 た行

2018年/ルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー/97分

原題:Tel Aviv on Fire

監督:サメフ・ゾアビ

出演:カイス・ナシェフ、ルブナ・アザバル、ヤニブ・ビトン

ストーリー:パレスチナの人気ドラマ「テルアビブ・オン・ファイア」の制作現場で言語指導として働くパレスチナ人青年のサラームは、エルサレムから撮影所に通うため、毎日面倒な検問所を通らなくてはならなかった。ある日、サラームは検問所のイスラエル軍司令官アッシに呼び止められた際、咄嗟にドラマの脚本家だと嘘をついてしまう。それを境にアッシはドラマの熱烈なファンである妻に自慢するため、毎日サラームを呼び止め、脚本に強引にアイデアを出し始める。困りながらも、アッシのアイデアが採用されたことで、偶然にも脚本家に出世することになったサラーム。しかし、ドラマが終盤に近付くと、結末の脚本をめぐって、アッシ(イスラエル)と制作陣(パレスチナ)の間で板挟みに。窮地に立たされサラームが最後に振り絞った“笑撃”のエンディングとは──。~シネマ・カリテHPより

 

友人と今月上旬に観た作品。

厳しい状況下にあるイスラエルとパレスチナの関係をコメディという衣をまとって観客に見せてくれた、という趣の作品だった。

しかもそれは単なるコメディーではなく、かなりブラックなコメディーだ。笑いながらも噛みしめていた苦いものが、観終わった後にずんと心の底に溜まっているのを感じるのだが、それ以上にこの状況をユーモアが覆っているのが凄いと素直に思える。

作品中に中東料理の定番、ひよこ豆のペースト、「フムス」が出てくるのだが、その時点でランチはトルコ料理を食べようと決めていた。友人も全く同じことを考えていたので、その日のお昼には美味しいフムスを食べて帰宅した。

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エンドレスジャーニー展~終わらせたい、強いられた旅路~

2019-12-25 21:56:24 | 日々の雑感・近況

¡Feliz Navidad!

穏やかで平和なクリスマスを迎えられたことと思います。

クリスマスの直前に国境なき医師団主催による『エンドレスジャーニー展~終わらせたい、強いられた旅路~』に行きました。

 会場入口。

 

 実物展示コーナーに設営された外科治療テント。

 会場内は撮影OKだったので何枚か撮ってきた写真を載せてみます。

 世界の人道危機のコーナーでは、難民キャンプのトイレの国境なき医師団仕様の再現を見ることができ、ポリタンクに入った20リットルの水を運ぶ日常を体験し、一人あたり約70センチ四方のスペースを現地の音とともに再現されていました。

 会場内は観客も多く、またトークイベント会場も満員の盛況でした。

 

 

心に残る展覧会そしてトークイベントでした。

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普通救命救急講習

2019-12-16 22:22:43 | 日々の雑感・近況

最近、駅、公民館など様々な所で見かけるAED。

テレビなどではいざという時のためにAEDは大事な役目を果たす、と聞き、また音声案内に従って使えばよい、と聞いても、命にかかわることだと思えば、やはりきちんと使い方を知っておきたいとかねてから思っていた。

それで市の広報で見たことがある救命救急講習をいつか受講してみようと思っていたのだが、先月、狭山消防署で12月の「救命救急講習1」の募集があるのを知って募集開始日に電話で申し込んだ。

講習の種別はいくつかあって、この時募集していたのは「普通救命救急1」。募集人数は30名。

[普通救命救急1:心肺蘇生法(主に成人を対象)、大出血時の止血法(※一般向け)]

AEDの使用方法も含め、3時間の講習会だ。

電話した時に言われたのはキャンセルは必ず連絡すること、そして当日は動きやすい服装で、化粧は特に口紅はつけないことだった。

そして当日。

 *画像はHPよりお借りしました。

9時から時刻通り始まった講習会は消防署員の方のお話から始まり、すぐに救急ボランティアの方々があらかじめ分けられた班ごと(各班4人)に2人ずつ付いて丁寧な説明と共に実技の指導を担当するという形で進められた。

班は4人だが、その一人一人が一つずつの練習用人形とペアを組むようになっている。

訓練は非常に実際的で、倒れた人を見つけた時にどのようにするべきか、周囲の安全確認から始まり倒れた人への声掛けの仕方、集まった人々への助けの頼み方、そして心肺蘇生法と人工呼吸の仕方へと進む。

胸骨圧迫は♩=110に合わせながら数を数えながら全身を使って人形の胸を押して練習する。そのあと人工呼吸の練習をした。その組み合わせを何度も繰り返し練習。

そこまでの一連の流れを練習した後で、最初から一人ずつすべての動作を行っていく。

そして、その後はAEDのトレーニングキットを使った実技練習。

確かにAEDから音声で指示は流れてくるものの、やはり気持ちは焦るものなので、こうして実技練習ができてよかった。

その後、最初からAEDを使って救急隊員が駆けつけるまでの全ての事を一人一人実技の総復習を行う。う~、緊張

最後に止血法、気道異物の除去法(二種類)の説明を受け講習は終了したのだが、救急ボランティアの方々の的確な指導で実技もたくさん実行でき、あっという間の3時間だった。

すべてが終了した後、『普通救命講習修了証』が渡されてこの日の講習は終わった。

受講してよかった!!

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満開、百合の花

2019-12-14 22:49:48 | 日々の雑感・近況

友人から頂いたカサブランカ。

はじめは2輪咲いていて、日が経つにつれ次々とついていた14個程の蕾が開き、遂にすべてが開花した。 

二本の百合は片方が薄い黄色、もう一方が芯が薄紅色の白いもの。 

どっちもきれい 

 冬の日、辺りに香りをふうわりと漂わせて咲いている。

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野の花を壁面に

2019-12-10 22:53:30 | 展覧会・建築・器

いつも上り下りする階段の壁面に『野葡萄』と『蕺(どくだみ)』の小さな額絵を飾った。

作家は長坂真帆氏、連れ合いの古くからの友人で活発に活動し個展も定期的に開催されている。

絵の大きさは5㎝×5㎝(額から7.5㎝×7.5㎝)というごく小さいものだが、野にある野葡萄と蕺をそっくり取って来て壁においたような感じがする。

先だって駅に向かって歩いていたら、道端の植え込みに絡みついて実っている野葡萄を見つけた。

おお!こんなところにもいたのか!と絵を思い出しながらしげしげ眺めた。

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新幹線の車窓から

2019-12-02 22:21:06 | 旅気分

 往復の新幹線で新富士駅の近くになった時に

「まもなく右手(左手)に富士山が見えて参ります。写真を撮られる方は他のお客様の邪魔にならないようにお気をつけてお撮りください。」

と車内放送が流れた。

往きの時は今までこんな放送あったかしらん?と思いつつ車窓から富士山を眺めたのだが、復路でも同じ放送が流れたのでがさごそ携帯を出して撮ってみた。 

青い空を背景にくっきりと立つ富士山。

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