Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

名古屋市市政資料館:階段&廊下篇

2015-06-24 23:02:00 | 旅・再発見
資料館内の部屋と部屋を繋ぐ廊下、それぞれの階を繋ぐ階段、共に美しい。
 
階段に使われた大理石の中に封じ込められた時間。
左はヤベイナ(フズリナ)の化石、右はシマカイアの化石。
        
1階から2階への階段、ちょっと暗め。
2階から3階への階段はそれに比べると明るい。
踊り場の窓といい、手摺の装飾といい意匠が凝らされている。
      
2階、3階の廊下。
端から見渡してみた。
         
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名古屋市市政資料館:ステンドグラス篇

2015-06-23 22:30:35 | 旅・再発見
では中に入ってみましょう
堂々としたその建物の中に一歩足を踏み入れると、大理石の階段と美しいステンドグラスに目を奪われます。
この階段の部分は結婚式にも使われているそうで、ウエディング・ドレスの長い裾を引きながら新婦が階段を上っていくと、階段の上のステンドグラス前で新郎が待っている・・・という感じだそう。
 
大きいのでなかなか二つが一つの画像に収まりません。
  
こちらは、また別の部屋の天井にあったステンドグラス。
          
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名古屋市市政資料館:外観

2015-06-22 22:59:56 | 旅・再発見
名古屋市白壁にある『名古屋市市政資料館』(国指定重要文化財)は解説によると・・・
「名古屋市市政資料館の建物は、大正11年(1922)に当時の名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設されて以来、昭和54年(1979)に名古屋高等・地方裁判所が中区三の丸一丁目に移転するまで、中部地方における司法の中心として60年近い歴史を積み重ねてきました。
赤い煉瓦と白い花崗岩、緑の銅版、そしてスレートの黒を組み合わせた荘重で華やかなネオ・バロック様式の外観は、建物が建っている外堀界隈の景観を引き立て、地域のシンボルとして長く人々の印象に刻み込まれてきました。
こうした歴史的背景と建築美をもつこの建物を、名古屋の貴重な文化遺産として、いつまでも残してほしいとの市民の要望にこたえ、名古屋市は国(文化庁)や県の補助を受けて建物の保存・復原修理の工事を行い、平成元年(1989)には「名古屋市市政資料館」として整備・再生させました。」
とあります。

名古屋城には少し距離があるのですが、入口の門のところには『名城公園』と書かれていました。
この門を入ると広々とした庭があり、その庭を前景として名古屋市市政資料館が建っています。
  
右は建物内部から中庭を見たところ。1階には留置場があり、2,3階が裁判所関係になっています。
     
窓の美しさ、使われているガラスの美しさ。
     
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中部国際空港セントレアへ

2015-06-20 21:53:14 | 旅・再発見
有松に行ったついでに高速道路に乗って愛知県常滑市沖の伊勢湾海上の人工島にある国際空港、中部国際空港セントレアへ行ってみました。
海の上にあるセントレア、名古屋市内からとにかく近い!!(内陸にあって遠~い成田空港とはえらい違い)
駐車場の向こうも海、滑走路の向こうも海。
 
しかもターミナルビルに隣接したアクセスプラザに名鉄の「中部国際空港駅」があり、そこからほんの50mほどで出発ロビーに行けるようになっています。
右は出発ロビー。
 
日本ではここでしか見られないという、ボーイング787の部品を運ぶ専用機:ボーイング747LCF愛称『ドリームリフター』。
この日はお仕事でアメリカに飛んで行っちゃったのかな、見られませんでした。残念!!
説明ボードで我慢しよう 
          

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有松絞りの街、名古屋市緑区有松

2015-06-19 22:45:44 | 旅・再発見
『四百年の歴史と絞りの里:有松』と紹介される有松絞でつとに有名な有松の街を歩きました。
 
”有松は慶長13年(1608年)東海道に生まれた街で、阿久比庄から移住した竹田庄九郎はじめ8名により開かれ、絞りの名産地として発展しました。名古屋市内では珍しく、なまこ壁やうだつが上がる江戸時代の商家が建ち並ぶ町でもあります。”
と「有松絞商工協同組合」のチラシで紹介されている小ぢんまりとした静かな情緒の漂う町でした。
 
「竹田家住宅」
     
江戸時代の向こうに高速道路が見える、時代が錯綜する異空間。
         
ここは名古屋市です、という主張をするマンホールの蓋。
               
有松:名鉄名古屋本線 有松駅下車
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続:キャンパス散歩

2015-06-18 21:59:01 | 旅・再発見
管理棟の裏手にある新音楽棟。
音楽学部棟・室内楽ホール・演奏棟と案内がある。

斜面を上手く利用した建物群の内部は明るく広々していた。

外は緑、

風吹きわたる。
    
奏楽堂に伸びるブリッジ。

左手、奏楽堂。
右手奥、旧音楽棟。今は閉鎖されて使われていないそうだ。
旧音楽棟の裏の合奏棟と管打棟は現役で使用中。

がらんとした旧音楽棟の1階ロビーにここを通り過ぎていった年月を思う。
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キャンパス散歩

2015-06-17 23:12:00 | 旅・再発見
所用で名古屋に出かけたついでに愛知県立芸術大学のキャンパスを歩いた。
建築家・吉村順三氏による建物が濃い緑の中に溶け込んでいて深呼吸をしたくなる。
キャンパスに入ってすぐの所にある講義棟の、初代学長である上野直昭氏の揮毫による「直指天(じきしてん)」の文字と片岡珠子氏による壁画。
    
新音楽棟から講義棟を眺める。
    
学食前の広場と学食を望む。
    
音楽学部を背にして美術学部を見る。池の向うは石膏室。
    
奏楽堂遠景。
     
奏楽堂ロビーにあるブールデルの「ベートーヴェン」。
           
講義棟前広場に立つロダンの「バルザック」。
    
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キャベツ巻き

2015-06-15 21:59:47 | 食・その周辺
キャベツ巻き?
ん・・・ロールキャベツのこと?
いや、キャベツの葉で具を巻いているので、やっぱりこれはキャベツ巻き。
ロールキャベツではないです。

現物はこれです!!
      
TVで作り方を見て、試してみたところ、これは、いける!!というので何度も作る一品となりました。
作り方は簡単:キャベツの葉をやわらかくして(TVではレンジを使ってましたが、私はさっと茹でてます)巻き簾に広げ、その上に紫蘇の葉・生姜・カニ蒲鉾、そして貝割れ大根があったのでそれも加えてきつめに巻いて、切ったものです。
冷蔵庫で冷やし、食べる時に甘酢をかけていただきます。
見た目に涼しく、さっぱりとした味です。
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紫陽花の候

2015-06-12 23:03:11 | 自然
曇天に紫陽花の花の色が冴える候。
坂道の両側に植えられた花が一斉に咲き誇っている。
紫陽花の奥の森の木の色の濃さ!!
 
様々な場所で彼らと出会うことができる。
 
色々な形・・・
 
様々な色・・・
 
豪華に、また繊細に・・・
 
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夕焼け空

2015-06-09 23:31:30 | 自然
梅雨入りした次の日の夕焼け空の縞模様に心奪われた。

夕焼けはどんどん進んでいく。
高い空に青がのぞく。
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ピアノ協奏曲を巡る雑感

2015-06-06 23:26:04 | 音楽
この春はグリーグのピアノ協奏曲の代奏を引き受けていたので、いつもどこかしらでこの曲の音が鳴っている気のする春でした。。

グリーグのピアノ協奏曲は、
『ピアノ協奏曲イ短調作品16は、エドヴァルド・グリーグ(Edvard Hagerup Grieg/1843-1907)が完成させた唯一の協奏曲。1868年、作曲者が25歳のときにデンマークのSollerodに訪問している間に作曲された、グリーグの初期の傑作である。』
とこんな風に紹介されています。
グリーグ?ピアノ協奏曲?
と思ったあなた、きっと、どこかで一度は耳にしたことがあると思います。全曲ではなくても、出だしの一節、主題とか・・・。
私にとってこの曲は子どもの頃にピアノのCMで聴いたリヒテルの演奏が強烈に印象に残っています。
くうぅ・・・なんてかっこいい曲なんだ~♪とかなんとか子ども心に感じてました。
ティンパニに続いて下行形でどこか悲劇的な衣を纏って登場するピアノは格好いい!そして続くロマンティックで民俗っぽい主題・・・。
自分自身としてこの作品に向き合ったのは学生時代、しかもソロ部分ではなくオーケストラ・パートでした。例年、3年生の前期が2台ピアノ、4年生がピアノ協奏曲(2台ピアノ編曲用)を課題として弾くようになっていたのが、突然この年から3年生の2台ピアノの課題がなくなりその代わり3,4年生がピアノ協奏曲が課題になったのでした。
そんな訳で私は同門の3年生にグリーグのオケパートを頼まれて、ペーター版の楽譜と、スコアを並べて弾きまくってました。

でその時4年生だった私がピアノ・ソロとしてのピアノ協奏曲は何を弾いたのかというと、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(ドミートリイ・ドミートリイェヴィチ・シャスタコーヴィチ; ラテン文字転写の例: Dmitrii Dmitrievich Shostakovich, 1906年9月25日(ロシア暦9月12日) - 1975年8月9日)のピアノ協奏曲第2番、ヘ長調作品102でした。

これは、面白い曲でした。躍動感に溢れ、どこか愉快で元気が出てくるような・・・。でもこの曲の練習中、オクターヴの連続の箇所で練習室のピアノの弦を切った事も思い出しました。全くグリーグとは真逆な曲でした。だから余計に面白く興味深く取り組めたのだと思います。

なんだか、一つの曲を紐といたらひょいひょいと色々な事が記憶の底から浮かび上がってきました。
まさに「歌に思い出が寄り添い、思い出に歌は語りかけ、そのようにして歳月は静かに流れていきます。」(これまた古いフレーズ、ではありますが)を実感する水無月の宵です。
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♪音楽会のお知らせ♪

2015-06-05 21:20:08 | 音楽会
第60回埼玉県合唱祭
6月は埼玉県合唱祭の季節。
今年も下記のスケジュールで開催されます。

『第60回埼玉県合唱祭』
6月6日(土)埼玉会館10:30~、13:40~、16:45~
6月7日(日)埼玉会館 10:00~、13:20~、16:50~
6月13日(土)さいたま市文化センター 10:30~、13:50~、17:00~
6月14日(日)さいたま市文化センター 10:00~、13:30~、17:05~
6月21日(日)熊谷文化創造館 10:30~、13:40~、16:40~

私が伴奏いたしております『所沢「ねむの会」』は6月14日(日)、さいたま市文化センター第2部の9番に登場いたします。
合唱:所沢「ねむの会」/指揮:奥村さゆり/ピアノ:守谷としえ
今年は星野富弘作詩・なかにしあかね作曲、女声合唱組曲「今日もひとつ」より「いちじくの木の下」「秋のあじさい」「よろこびが集まったよりも」の3曲を演奏いたします。
星野富弘氏の詩となかにしあかね氏の音楽とが織りなす透徹した音楽世界に触れられる喜びをいつも感じます。

2015年おさらい会
声楽家酒向佳子氏門下生による年に一度のおさらい会が開催されます。出演者の方々の歌への熱い思いが込められた音楽会です。お近くの方は、是非お越しくださいませ。
日時:6月27日(土)
   13:00開演
会場:和光大学ポプリホール鶴川
出演:酒向佳子氏門下生
曲目:城ケ島の雨、翼を下さい、悲しくなったときは、さくらよこちょう、恋とはどんなものかしら、氷のような姫君の心も、ローザetc.etc.
指導:酒向佳子
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カスエラでアヒージョ

2015-06-03 22:15:31 | 食・その周辺
先だって吉祥寺に行った折りに期間限定で開いている雑貨の店の店先で
『市価の半額~!スペインの土鍋:カスエラ』
という張り紙を見て手に入れた2種類の大きさのカスエラ。
     
マッシュルームのアヒージョが好きでよく作るのだけれど、これまではカスエラがなかったので小さい土鍋を使ってましたが、これからは違うよ!!
・・・という訳で、何度目かのマッシュルームのアヒージョです。
これはオリーブオイルにニンニクと唐辛子を入れて弱火にかけ、そこにマッシュルームを煮るように入れて胡椒と塩で味をつけ(バジルソルトがあったのでそれをちょっと入れてみました)、鉢植えで育てているイタリアンパセリをひょひょいとかけて出来上がり~
       
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シロツメクサとヒポエステス

2015-06-01 23:10:33 | 自然
真夏のような暑さが続いた五月に引き続いての暑い水無月、六月が始まりました。
公園のシロツメクサはそろそろ盛りを過ぎようとしています。
しばらくすると公園には、草刈り機が入りあっという間にあの可愛い白い花は見ることができなくなってしまうので・・・
摘んできてガラス瓶に放り込んでつかの間の美しさを楽しんでます。
顔を近づけて胸いっぱいにその花の香りを嗅いでみると・・・ん?!蜂蜜の匂い!!の気がします。
右は新たに仲間に加わった「ヒポエステス」
葉の色に惹かれて仲間入りです。花は咲いていないので香りはありません。
 
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