Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

物言いたげな唇

2015-09-26 22:35:39 | 食・その周辺
駅近くのケーキ屋「パティシエ・ハル・ヨコヤマ」にサバランを買いに寄ったらショーケースに唇が並んでいた。
思わずちょっと笑ってしまった。

怖いような、艶めかしいような唇~
物言いたげな・・・

この唇の正体は、コーティングされたやわらかなチョコレートだった。
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セッション

2015-09-25 22:23:10 | 映画 さ行
        
2014年/アメリカ/107分
原題:Whiplash
監督:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー、J・K・シモンズ、メリッサ・ブノワ、ポール・ライザー、オースティン・ストウェル
ストーリー:名門音楽大学に入学したニーマン(マイルズ・テラー)はフレッチャー(J・K・シモンズ)のバンドにスカウトされる。
ここで成功すれば偉大な音楽家になるという野心は叶ったも同然。
だが、待ち受けていたのは、天才を生み出すことに取りつかれたフレッチャーの常人には理解できない〈完璧〉を求める狂気のレッスンだった。浴びせられる罵声、仕掛けられる罠…。ニーマンの精神はじりじりと追い詰められていく。
恋人、家族、人生さえも投げ打ち、フレッチャーが目指す極みへと這い上がろうともがくニーマン。しかし…。~公式サイトより

この秋の連休の終わりに友人と川越スカラ座で鑑賞。
できたら映画は映画館で観たい、しかもこの作品は音楽がらみなので尚更だ。
「飴と鞭」とは言い条、飴はほんのちょっと鞭ばかりでジャズ・バンドを高みに導こうとするフレッチャーと這い上がろうと死に物狂いのニーマンの鬼気迫るレッスンは見ているこちらも息詰まり息苦しさを覚える。
"good job!"という一言は、それ以上に昇っていこうとする気持ちを止めてしまう駄目な言葉だと吐き捨てるように言うフレッチャーとただただ努力あるのみ、とひたすらドラムに向かうニーマンの姿は段々常軌を逸して狂気を帯びてくる。
最後に仕掛けられた罠に息を呑み、それを上回るドラム・ソロに一つの音楽の昇華をみる。
しかし、ジャズ・バンドというのは各人に自由度がもう少しあるものかと勝手に想像していたのだが、シビアそのものだったことにちょっと驚いた。でもチューニングとかテンポとかを合わせるのはジャズであれクラシックであれそれは基本だものね。そして作品の中で大袈裟でデフォルメされているように見える楽器の訓練だけれど、あれは実感としてわかる。
とにかくフレッチャーの怪演が鬼気迫る
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秋、入間川

2015-09-23 20:11:13 | 自然
しばらく河川敷の環境整備の工事をしていた入間川の河原に秋が来た。
水の中を覗いてみると、ずうっと底まで透き通っている。

彼岸花は盛りを過ぎ、コスモス、ススキがそこここに咲いている。

おや、早くも赤とんぼ!!

河原から橋を見上げる私、
橋から川を見下ろしている誰か。
通りすぎていく車。
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西洋館の中へ

2015-09-20 22:24:40 | 展覧会・建築・器
入間の西洋館『旧石川組製糸西洋館』の中。
この日の見学は1階のみでした。

1階にあって見学できたのは玄関、玄関ホール、食堂、寝室、応接室、客室。

そして各室、各様の意匠が凝らされており、その天井の作りもみな違っていました。

細かい部分にわたって施される装飾の数々。

2階へ上がる階段です。
   
そして、照明も美しい。
 
テーブルの上に活けられた秋。
 
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入間の西洋館にて

2015-09-19 21:46:22 | 展覧会・建築・器
国道16号線沿いの入間市に西洋館『旧石川組製糸西洋館』はあります。
春と秋に一般公開をしているのですが、今年の秋は9月19日(土)、10月17日(土)で両日とも午前10時~午後4時、入館料無料。
(公開は本館1階部分(一部入室禁止)ですが、10月17日は本館2階も特別公開するそうです)
それで、散歩がてらぶらりとのぞいてきました。
西洋館遠景。

玄関。公開日なので大きく扉が開かれ、明かりも点灯しています。
   
玄関から建物の上を見上げました。

その屋根の更に高みに不思議な虹が出ていました。
夢のよう・・・

西洋館の庭に咲いていた白い彼岸花(曼珠沙華)と、道すがら出会った紅い彼岸花。
 
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♪音楽会のお知らせ♪

2015-09-18 22:12:01 | 音楽会
酷暑の夏が過ぎ、あっという間に秋になってしまった感のある今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでいらっしゃいますか。
秋の音楽シーズンの幕が開きます。ご興味、お時間おありでしたら秋の風を頬に感じながらお出かけになってはいかがでしょうか。

昭和音楽大学附属音楽教室発表会
日時:2015年9月20日(日)
   第二部、13:30~
会場:昭和音楽大学ユリホール
去年に引き続き、今年も『昭和音楽大学附属音楽教室発表会』に出演される方の伴奏者として参加いたします。

音楽の輪
日時:2015年10月4日(土)
   13:30開演(13:15開場)
会場:小手指公民館分館
音楽を、音楽することを楽しみましょう~♪というコンセプトのもとに開催されておりますこの「音楽の輪」
私は声楽、フルート二重奏に参加するとともに、今年はスペインの作曲家グラナドスの作品を独奏いたします。

所沢市合唱祭
日時:2015年10月18日(日)
   10:10開演(9:50開場)
会場:所沢市民文化センター ミューズ・アークホール(大ホール)
入場無料
私が伴奏いたしております『所沢「ねむの会」』プログラムNo.32、15:30頃の出演となります。
合唱:所沢「ねむの会」/指揮:奥村さゆり/ピアノ:守谷としえ
今年は、なかにしあかね氏の女声合唱組曲『今日もひとつ』より「いちじくの木の下」「秋のあじさい」「よろこびが集ったよりも」の3曲を演奏いたします。


富士見集会所文化祭
日時:2015年10月25日(日)
   13:30開演
会場:狭山市富士見集会所
出演:女声コーラスふじみ/指揮:三村卓也/ピアノ:守谷としえ
プログラム:岩河智子構成・編曲による「恋のメドレー」/石丸寛:おてもやん、よさこい節/木下牧子:もう一度の春
狭山市内の公民館・集会所ではこの時期、様々な文化祭行事が開催されます。
合唱の楽しみをお客さまと分かち合いたいという思いを込めて今年も「女声コーラスふじみ」はいつもの練習会場である富士見集会所の文化祭に登場いたします。
真っ赤な太陽、恋のフーガ、恋のバカンスといった往年の大ヒット曲を大胆にアレンジした「恋のメドレー」は昔聴かれた方も、初めて聴かれるお客様もきっと楽しめることと思います。私は、ザ・ピーナツが歌ってるのを聴いたっけ~♪などと思いながら懐かしくも浮かれた気分で楽器に向かっています。例年と同じく30分ほどのミニ・コンサートをお届けいたします。

狭山市合唱祭
日時:2014年11月22日(日)
会場:狭山市民会館
   開演時間(確かめておきます)
入場無料
『女声コーラスふじみ』の伴奏で出演いたします。曲目は石丸寛:「おてもやん」「よさこい節」、木下牧子:「もう一度の春」の3曲を演奏します。
開演時間など詳細は決まり次第アップいたします。

クリスマス・コンサートinサマータイム(関係者)
日時:12月13日(日)
   13:00開演
場所:玉川学園「サマータイム」
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武蔵野市立吉祥寺美術館

2015-09-17 00:07:49 | 展覧会・建築・器
JR、京王井の頭線吉祥寺駅中央口(北口)から徒歩約3分、コピス吉祥寺A館7階にある『武蔵野市立吉祥寺美術館』。
ここには現在「伊豆の長八」展が開催されている企画展示室と、それ以外に常設で「浜口陽三記念室」と「萩原英雄記念室」がある。
この美術館を訪れる度に、必ず「浜口陽三記念室」には寄って彼の作品を眺めるのを楽しみにしている。初めて彼の作品世界に触れた時から彼の作品の深さと抗いがたい魅力にすっかり心を奪われた。様々な表情を見せてくれる黒、そして浮かび上がり、また沈んでいるようでもある微妙な様々な色と形・・・素っ敵~。作品の前に立つ度にどきどきしてしまう。気の遠くなるような作業の繰り返しに寄って生み出されると言うメゾチントによる作品の数々。

ミュージアムショップで「浜口陽三」と題する一頁が一枚の絵葉書となっている絵葉書集を見つけ!!
 
「伊豆の長八」のパンフレットと共に購入。
     

現在「浜口陽三記念室」では10月18日まで<ささやかに、閃光 ―小品を中心に―>が、「萩原英雄記念室」ではやはり10月18日まで<あじさいの頃…萩原英雄の青い世界>が開催中。
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再訪:生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師

2015-09-16 22:07:39 | 展覧会・建築・器
9月16日付の朝日新聞夕刊に<ワザあふれる左官アート>と題して武蔵野市立吉祥寺美術館で開催中の展覧会『生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師』が紹介されていた。
これこれ、この展覧会!と記事を丹念に読み、今週吉祥寺に行くついでにもう一度見てこよう、そしてつれあいに頼まれた展覧会パンフレットも買ってこよう、とこの日出かけた。
今回は先回より細かく見て、技の凄さは勿論の事、彼の目の鋭さと同時に温かさも感じた。
ここでは鏝一本で描かれ、また作り出された作品の数々、また漆喰以外の木の彫物なども展示されている。
しかし、幕末から明治にかけての時代というのは日本の工芸の技が極められた時代だったのだな、と改めて思う。そうした工芸がより精緻になっていく時代の中で「鏝絵」も伊豆の長八という卓越した一人の人物の出現によって技術も芸術性も高みに昇っていったのだなあ、と作品を見ながら思った。

展覧会場の外に鏝が展示されていたので手元のがら携で撮ってみた。
長八の弟子・中西祐道の鏝/個人蔵

左官鏝:埼玉県宮代町・金子和生氏寄贈/松崎町蔵




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テッド2

2015-09-12 22:51:57 | 映画 た行
         
2015年/アメリカ/116分
原題:Ted 2
監督・脚本: セス・マクファーレン
脚本: アレック・サルキン
出演:マーク・ウォールバーグ、アマンダ・セイフライド、モーガン・フリーマン、ジェシカ・バース
(日本語版吹き替え)有吉弘行 他
ストーリー:アルバイト先で出会った恋人タミ・リン(ジェシカ・バース)と愛を育み続け、ついに結婚を果たしたテッド。幼いころからの親友ジョン(マーク・ウォールバーグ)との悪ふざけと新婚生活を楽しむ中、彼はタミ・リンとの子供を欲しいと思うように。だが、自分が縫いぐるみではなくて人間であることを証明しなければ子供を持てないと知った彼は、女性弁護士サマンサ(アマンダ・セイフライド)のもとへ相談に。そして、彼女とジョンの協力を得ながら、法廷に立って自分は人間だと証明しようとするテッドだったが……。~シネマトゥデイより

前作の「テッド」があまりに面白かったので、この「テッド2」は前作と比べてどうだろう?と一抹の不安を抱きながら、でもやっぱり期待して公開されて直ぐに観に行ったのでした。そして前作に引き続き、言葉数は多いだろう、と思い吹替え版で観てきました。
前作は公開劇場が少なかったので、池袋のシネマ・ロサで観たのですが、今回は随分公開劇場が増えており近場で観られたのでよかったです。
で、この「テッド2」期待は裏切られれることなく
相変わらずの毒舌、早口、下ネタ満載、そして人間って・・・という根源的・普遍的テーマを内包し、しかもそれが決してこれ見よがしの独善に陥ることなく、あくまで軽快に話は進んでゆく。面白かったです~
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生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師

2015-09-11 22:47:23 | 展覧会・建築・器
       
『生誕200年記念 伊豆の長八 ―幕末・明治の空前絶後の鏝絵師』
会場:武蔵野市立吉祥寺美術館
会期:2015年9月5日(土)~10月18日(日)
   会期中の休館日:9月30日(水)
入館料:100円
概要:伊豆の長八(本名:入江長八1815-1889)は、幕末明治前期の江戸/東京で活躍した伊豆・松崎出身の左官です。漆喰壁に鏝こてを使った浮彫と彩色を施した装飾は「鏝(こて)絵」と呼ばれ、長八はその随一の技をもって建築・調度・塗額などの上に傑作をつくり上げていきました。長八の鏝絵は「前代未聞」といわれ、浅草における見世物や、明治10年の第1回内国勧業博覧会でも衆目を集めます。・・・
鏝絵のほか、長八の卓越した画技を知らしめる絵画作品、独特のリアリズムから生み出された異彩を放つ塑像類も注目の展示品です。
初公開となるものも含め、長八作品がこれだけ集結するのは今回がはじめて。生真面目さとあやしさを併せ持つ長八の世界を、存分にお楽しみください。~吉祥寺美術館HPより

美術展の入口で、えっと「鏝」ってなんて読むんだっけ?と考え込んでしまった私
左官の使う「こて」でした。
初めて目にした鏝絵は、壁を塗るという左官のイメージをあっさり凌駕し、鏝でこれだけのものが生み出されるのかとただただ驚かされました。
その上、チラシになっている「上総屋万次郎像(1863年)」といった立体作品も展示されて、一体この伊豆の長八とはどんな人物だったのだろうと思うとどきどきしてきました。技術は物凄いのだけれど、その作品はどこかユーモアが漂っているというのが、また凄い!と。
そしてチラシにあった「つげ義春が漫画に描いた『長八の宿』」・・・絶対読んでるハズ!と展覧会から帰宅して直ぐ作品集「ねじ式」で見つけて読み返しました。
そうそう、そうだった、ここで長八さんと(漫画の中でだけれど)出会ってたんじゃん!!と嬉しくなりました。この日、本物の作品を目の当たりにできました~、って。
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マッドマックス 怒りのデス・ロード

2015-09-02 21:29:03 | 映画 ま行
         
2015年/アメリカ/120分
原題:MAD MAX: FURY ROAD
監督:ジョージ・ミラー
脚本:ジョージ・ミラー 、 ブレンダン・マッカーシー 、 ニック・ラソウリス
出演:トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース=バーン、ロージー・ハンティントン=ホワイトレイ
ストーリー:荒廃した近未来を舞台に妻子を殺された男マックスの復讐劇を描いた「マッドマックス」(1979)のシリーズ第4作。85年の「マッドマックス サンダードーム」以来30年ぶりの新作となり、過去3作でメル・ギブソンが扮した主人公マックスを、新たに「ダークナイト ライジング」「インセプション」のトム・ハーディが演じた。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した世界。愛する者を奪われ、荒野をさまようマックスは、砂漠を支配する凶悪なイモータン・ジョーの軍団に捕らえられる。そこへジョー配下の女戦士フュリオサらが現れ、マックスは彼らと力をあわせてジョーに立ち向かっていく。フュリオサ役でシャーリーズ・セロンが共演し、監督・脚本は過去3作同様にジョージ・ミラーが担当。~立川シネマシティより

語学学校の友人と『【極上爆音上映】あります。』という立川シネマシティ2で『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を観てきました。
平日の午前中にもかかわらず、訪れた日はかなりの混みようで、この映画の人気の高さを思い知らされました。しかも、一緒に行った友人は今回が3度目だということで、その面白さもわかろうというもの!!鑑賞前から、いやがうえにもテンションは上がります
いよいよ映画が始まりましたら、低音のエンジン音、爆発音、太鼓の音etc.etcなどが特に響いて椅子がずず~んと一緒に振動して、臨場感たっぷり。引き込まれました~!!
「行って帰る」だけなのになぜこの興奮!と友人が言っていたのが、いや、よ~くわかりました!!
緊迫するシーンの連続の中、ふと「あ!?ふふっ」なんて会話があり、目と目でかわす会話もあり・・・映画館で観るべき作品でした。素晴らしい
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