Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

レモンスプレー

2018-10-30 22:23:14 | 日々の雑感・近況
テレビ東京の『ヒャッキン~世界で100円グッズ使ってみると?~』で紹介されていた『レモンスプレー』が欲しくて使ってみたくて近所のヒャッキンに寄ったら、探すまでもなく調理器具の目立つところにずら~っと吊るされていました。
これはレモンに器具をねじ込んで、レモン果汁を細かい霧状に吹き出させるための道具で、レモン汁をかけたいな、というところにシュッと吹きかけて使うのです。
サラダに一吹き、二吹きお好みで、魚にシュッ、炭酸水にもシュシュシュッ・・・などなど欲しいところにかけるのです。
そういえば、番組の中で(イタリア・シチリア島が舞台でした)一人の女性が喉にもいいわ、と口を開けて喉にシュッとしてましたっけ

使い方は簡単。
レモンの先端を、果肉が出ないように白い部分を残して包丁で切ります。
(レモンが立っているのはリングが付いているからです。至れり尽くせり
そして本体の差し込み部分を切り口から、かさの部分がレモンとぴったりくっつくまでねじ込み、レモンをもんでスプレーします。
果汁が出なくなったら、レモンをもむとまた出てきます。
 
テレビで見たようにうまくいくものかなあ、と思ったのですが、面白いくらい上手くできました。
未だ果汁が残っているようなので、器具ごとレモンをラップして冷蔵庫に入れました。
もみながら使おうと思います。
使い終わったらというか、絞り切ったらレモンスプレーをレモンから外すと、分解して洗えるようになっています。
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八王子北口駅エレベーター

2018-10-27 23:01:46 | 日々の雑感・近況
八王子駅北口を出て、バスターミナルの上を跨いでいる連絡通路にある2階から1階に下りるエレベーターを利用した時のこと。
乗り合わせたのは私を含め女性3人。

そして、そろそろドアが閉まろうという時に
「待ってください、乗ります」
という声が聞こえたので「開く」ボタンを押して声の主が滑り込んでくるのを待った。
「ありがとうございます」
と入ってきたのは、どこの国の方かはわからないが、その風貌から明らかに外国出身とわかる日本語を流暢に話す外国人の初老(のように見えた)の男性だった。
彼を含めて4人になったエレベーターが下降を始めた時、唐突にその男性が
「今日は嬉しいんですよ。妻に子どもができたんです。」
と乗り合わせた3人に向かって語り掛けてきた。

「えっ、そんなプライベートなことを見ず知らずの人たちに向かって言っちゃっていいの!?」
「いやいや、余程嬉しいのだろうねぇ~。」
「しかし、見た目から判断すると、妻に子ども、というよりは孫の間違いなんじゃ?」
「ま、しかし、ここはやっぱり一言『おめでとうございます』と言ってあげるべきか・・・」

など、忙しく心の中で問答を繰り返した末、
「それはおめでとうございます!」
他の2人ももぞもぞと
「おめでとうございます」
とか何とか、つぶやいている。

と、彼がまた
「私の奥さんは私より30歳若い」
と付け加えたので、エレベーターの中は一瞬「えっ!」という雰囲気に包まれる。

「更にプライベートなこと見ず知らずの人たちに言っちゃって、いいのかしらん」

と思いつつ、出てくる言葉は
「それは、それは・・・」
みたいな、どうでもいいような言葉。

でもま、めでたい話だからいっか~、などとつらつら思っていると、エレベーターはそろそろ1階に着こうとしていた。

するとまたまた彼が
「というのは、全部嘘でした」
ここでエレベーター内の空気は一気に変な感じに・・・

「あの『おめでとう』は何だったんだ!」
「なんで、ここでそんな嘘を!?」

と思っていると、話を続けた彼が
「本当は、就職が決まったんです!、これから初出勤なんですっ!」
と、もうニコニコ顔で言う。

思わず、3人が
「それはおめでとうございます」
「ありがとうございます」

と言った途端、エレベーターは1階、地上階に着き、男性はスキップして出て行った。

仕事場に向かいながら、日本で就職するのはきっと大変だったんだろうな、
ようやく決まって初出勤することになって嬉しかったんだろうな、
だからその嬉しさを誰でもいいから話してみたかったんだろうな、とか色々思ってしまった。

エレベーターの2階から1階にもドラマはあるんだなあ~。
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ゆめりあホールにて

2018-10-16 23:36:11 | 音楽会
西武池袋線・大泉学園駅から直近にある『ゆめりあホール』(練馬区立大泉学園ゆめりあホール)。
この日、ホールでソプラノ歌手の方のレコーディングにピアニストとして参加しました。

会場内の様子。
一番奥から舞台を見ます。

舞台上から客席を見渡したところ。

このホールは回りが木で囲まれているためか、響きがとがらず柔らかく感じます。
ただ、レコーディングの時は当然のことながら客席は空ですから、残響はコンサートでお客様が入っている時よりはずっと多くなります。
ピアノは今年から新しくなったというヤマハS3X。
ピアノの屋根は全開にしたので音量には気を使いましたが、きらきらしすぎない綺麗な音で、また黒鍵が艶消しになっており(白鍵はどうだったっけ?・・・忘れた)弾きやすいピアノでした。
午後から夜までびっしり歌っては聴き、また録音し、の繰り返しが続き、とにかく一曲を止めずに録音するので歌手とピアニスト(私ね)は集中力をずっと維持したままで過ごしました。タフでないともたないよなあ、とつくづく思ったことでした。
でも、今回このレコーディングに参加し貴重な体験ができたことは本当にありがたく幸せなことでした。

この日録音したものが、これからどんな風になっていくのか楽しみです
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えんどう豆の玩具の記憶

2018-10-10 22:04:30 | 日々の雑感・近況
屋根裏部屋にカバンを取りに行った時に母の手作りの布製のえんどう豆の玩具を見つけた。
昔、えんどう豆のさやの中にボールが入っているような玩具が欲しい、というリクエストに応えて、
小さい息子のために、ひょいひょい、といった感じで作って送ってきてくれたもの。

よく遊んでいたっけ。
でも、えんどう豆があんまり可愛かったので、汚しちゃだめ、なんて言っていたような・・・
玩具なのにね・・・。

そんな懐かしいえんどう豆の布の玩具。
へたの部分が変色しているのは大事に使っていてもそこは玩具、遊んでいたから。
そして遊んでいるうちにへたのところがちぎれてそれを手芸の「しゅ」の字もない私が白い糸で繕っているのが今見ると可笑しい

ファスナーが閉まっているところ。

さあ、ファスナーを開けてみましょう。
ちらりとえんどう豆の子たちがみえましょう。

裏は何もありません、お豆です、みどりの球です。

こちらが表!!
笑ったり、泣いたり、怒ったり、喜んだり、ねんねしたり・・・

ころころころ・・・

あーはははは、きゃっきゃっきゃっ、げらげらげらげら・・・

豆の子たちの笑い声と、遊ぶこどもの笑い声と、それを聞いて笑う声とがどっと押し寄せてくるようです。
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