Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

蝉しぐれの候

2020-08-29 21:46:36 | 自然

八月も終わりだというのに相変わらずの暑さが続く。

朝から蝉しぐれに囲まれる候、一体どれくらいの蝉がいることやら・・・。

そういえば、去年稲荷山公園を駅に向かって歩いていた時、その壁にたくさんの蝉の抜け殻を見たことを思い出した。

道路に沿ったフェンスの下側、土台部分にいくつもいくつも並んでいてこんなところで羽化しているのか、と驚いた。

中には未だ羽化の途中という蝉も見たっけ。

やはり、今年もフェンスの土台のコンクリートの部分にたくさんの抜け殻が残されていた。

二匹で並んで羽化したのか・・・!

結局、この稲荷山公園のフェンスで24匹の蝉の抜け殻を数えた。

公園から下っていく道の草むらにも、気付けばあちらこちらにそれはあった。

緑の葉っぱにつかまって、最近飛び立ったのだろう。

近くによってしげしげ眺めた。

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岬書店の本二冊

2020-08-24 13:32:00 | 

連日の暑さにあえぐ葉月、八月。

吉祥寺のひとり出版社、夏葉社さんのインディペンデントレーベル「岬書店」から6月に出版された二冊の本、

「本屋さんしか行きたいところがない」著者:島田潤一郎

「ブックオフ大学ぶらぶら学部」執筆陣は、武田砂鉄、山下賢二(ホホホ座)、大石トロンボ(マンガ)、小国貴司(BOOKS青いカバ)、Z(せどらー)、佐藤晋(ドジブックス)、馬場幸治(古書ビビビ)、島田潤一郎(岬書店)

を大事に読む。

読み終わって夏葉社を置いている本棚に並べた。

しかし、こうやって並べると、その中のどの本も何度も何度も手に取って開いて読まずにはいられない本ばかり。

そして一冊一冊が大事に作られているのが伝わってくる。

佇まいとその内容とが呼応しあい、全ての事が凝縮された結果が一冊の本という形をとってそこに存在しているように感じられる。

夏葉社さんのインディペンデントレーベルである今回の岬書店の二冊もそうで、表紙からして思わずふふふ、となり、中身に大きな期待を抱かせられる。

そして、実際、どちらも全然違うテイストなのだけれど、面白い!!

私は特にΓ本屋さんしか・・・」は紹介されている本屋さんを一度目はさっと読み、次は想像しながらまた検索しながら読んでいた。

本屋さんへ行きたくなる!

各本についての紹介↓

Γ本屋さんしか行きたいとこがない」

夏葉社の島田潤一郎さんが「本の雑誌」2017 年 1 月号〜2018 年 12 月号に連載していた「本屋さんしか行きたいとこがない」、そして「望星」で 2019 年 3 月から連載している「本のゆくえ」。いわゆる市井の町の本屋を訪ね歩き25回にわたって取り上げた「本屋さんしか〜」と出版業界に対する思いを吐露した「本のゆくえ」。本を作り、供給する側の思いと見えてきた課題、そしてその本を売る現場である本屋。島田さんの目から見えてきた本を作り、売るという行為の未来とは。~BOOKNERDより

Γブックオフ大学ぶらぶら学部」

これまで論じられてこなかった、日本全国の本のある場所。
どの都道府県にもあり、慣れ親しまれている「ブックオフ」。しかし、本屋好き同士の会話で、その名前を聞くことはほとんどありません。業界からの敵視、あるいは軽く扱われてきた、知っているし、使ってもきたけど、語られてこなかった微妙な距離にいる存在を語る一冊。腹を割って、自由に話す。~恵文社一乗寺店より

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クサギの花

2020-08-12 22:24:51 | 自然

酷暑の中、クサギの花はいよいよ盛んに咲いて芳香を漂わせている。

目の前の花をよ~く見てみたら・・・

そのおしべが長いことに吃驚!!

しかも、おしべの先はきれいな紫色で、これは実の色を思わせる。

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甘い香りに誘われて

2020-08-07 21:33:10 | 自然

長梅雨がようやく明けた途端にやってきた猛暑の八月。

これまでの雨で水分をたっぷり摂ることができたためか、周囲の緑が濃く、そしてまた一層深くなっているようだ。

よく見かけるこの木、白い花が今を盛りと咲いていて、その下を通るとなんとも爽やかな甘い香りが漂ってくる。

こんな風に白い花が集まって一塊となって咲いている。

のびのびと好きなように枝を伸ばして咲いている。

何という花だろうと調べていてようやくわかった!

これは『クサギ/臭木』。

ええっ!?クサギ、臭い木?そーんなあ!

「木や葉の薬品臭から臭木の名がついたが、花自体はとっても甘い香り~季節の花300より」

ということらしい。ほんとに、やさしい甘い香りがするのよ。

そのクサギの下では早くも『ヨウシュヤマゴボウ』が実をつけていた。

この植物は、

「北アメリカ原産で、日本では明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物である。

ヨウシュヤマゴボウは有毒植物で、全体にわたって毒があり、果実も有毒である。毒性は、根>葉>果実の順であるが、果実中の種子は毒性が高い。~Wikipediaより」

という。

これは危険だから、見るだけ、見てるだけ。

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