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公式サイト
2007年/アメリカ/ホテル・シュバリエ13分+本編91分
原題:HOTEL CHEVALIER+THE DARJEELING LIMITED
監督:ウェス・アンダーソン
出演:オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマン、アンジェリカ・ヒューストン、ビル・マーレイ、
ほぼ満席~♪77席、公開2日目の日曜日の午後では当然の事、混みますわね!まあまあ希望の席が取れたのはラッキー~!
ダージリン急行に乗ってインドを巡る旅に出る・・・ロード・ムービーに心は躍る!でも、きっとゆる~~いだろうなぁ・・・という予想は裏切られることなく(!?)でもその不思議な緩さが魅力的なんだなぁ!
パート1の「ホテル・シュバリエ」からパート2の「ダージリン急行」へ、そのパート1が「ああ、ここで!!」とその両者の関係が判明した時にはすとんと納得。
ビル・マーレーが冒頭で妙に小さい、しかも猛スピードで疾走するタクシーの後部座席に腰掛けて登場したのには吃驚し、たちまち画面に引き込まれる。しかし、その緊張感に比べて登場する3兄弟の・・・んんん・・・だるだるなこと~、真剣なんだけど、いかにもパッとしなくて、ぬるいんだよね~。でも、それは彼らが余りにも繊細すぎるせい?ラストですべてのしがらみ、ファザコン&マザコンを振り払うかのように次々手から離されるあの鞄類が彼らのちょっと強くなって拓けるかもしれない未来を予感させて・・・。
この作品観たら、ほんと単純な発想なのだけれど、インド料理が食べたくなり入ったのがシネマシティー隣の立川高島屋にあるインド料理店「ザ・タージ」
「実はそこで『ダージリン急行』観てきたらインド料理が食べたくなって~」ということからインド人のお店の方々と話が弾んだ。連れがパンフレットを持っていたので、それを見ながらインドの話を伺うこともでき、思いがけない楽しい展開になった。「懐かしい景色~」とパンフレットの写真を眺めたり、列車のところに書かれている言葉がわかったのも嬉しかった。またインドの南と北では全く言葉が違うので「踊るマハラジャ」は南の言葉で全然わからなかった、なんて話まで伺え、映画で観てきたインドの景色と共に今更ながらその広さに思いをはせた。
勿論、お料理はたいそう美味しかったし、ボリュームもサービスも満点
、ダージリン急行に乗ってインドを旅したような半日となった!!