Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

秋の風に吹かれて・・・①

2017-09-30 22:31:48 | 自然
秋らしく爽やかな風のわたる日。
その風に誘われて山の道を歩いた。
そこここで秋の花が開いて、日の光を浴びて輝く。
可憐な水引草に白いシオンの小さいような花はヨメナだろうか。
そして今を盛りと咲いているのが秋海棠。
なんとなく「シュウカイドウ」という語感が気に入っている、花も可愛いし。(秋の花といえば吾亦紅もいいなあ)
 
地味な花のようで存在感のある杜鵑草(ホトトギス)
秋海棠の向こうに広がる青い空、白い雲。
   
そして風にほとほとと首を揺らしている秋明菊。
          
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

温湿度計

2017-09-29 21:43:06 | 音楽
今年は雨が例年より多かったせいでしょうか、調律師さんに湿度が高めなので気を付けて下さい、と調律の時に言われました。
ピアノにとっての理想の環境は、温度:20〜25℃、湿度:50〜55%だそう。

そこで遅まきながら気付いたのは、ピアノの部屋には温度計しかなかった!!ということ
昔ながらの棒状の温度計とその脇に温度計をガーゼを湿らせておくという湿度計のセットはあるのですが、水が入っていたのは何時だっけ?・・・現在は2本の温度計状態!!
そこで、デジタルの温湿度計を探しAmazonでタニタの「デジタル温湿度計 置き掛け両用タイプタイプ/マグネット付」を見つけて↓購入しました。(画像はAmazonから)

サイズは、縦3×横7.5×高さ7.5cmと小ぶりなので、ひょいと置けますし、またマグネットでくっつけられます。
こうして温湿度計を部屋に置いたので、必ず温度・湿度をチェックするようになりましたし、ちょっとしたことで、湿度はかなり動くことに気付きました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~@日本福音ルーテル東京教会

2017-09-25 21:47:46 | 音楽
tourbillon/~中世キプロス島音楽の煌めき~
イソリズムモテット:中世最後期の精巧なる対位法


プログラム
Reverenter veneremur / Venerandum crucis lignum (Torino J.II.9, f.67v)
敬愛いたします聖なる十字架よ / 尊き木の十字架よ
In talem transfiguratur / Iubar lustrat radiosum (Torino J.II.9, f.79v)
このような栄光に輝くキリストの変容は / 天界の栄耀は
Flos regalis Katerina / Maxentius rex (Torino J.II.9, f.89v)
王の花であるカテリナ / 王マクセンティウスは
Incessanter expectavi / Virtutis ineffabilis (Torino J.II.9, f.69v)
愛という明敏さをもって / 無限の美徳は
Gemma florens militia / Hec est dies gloriosa (Torino J.II.9, f.65v)
輝く勇気の宝珠は / 栄光の今日
---------------休憩---------------
Assumpta gemma virginum / Gratulandum mente pia (Torino J.II.9, f.60v)
処女の宝石は受け取られ / 聖なる御心を讃え
Hunc diem festis / Precursoris verbi solennia (Torino J.II.9, f.72v)
この祝祭の日 / 先駆者は装重な言葉を述べ
Celle en qui j’ai mise m’amour (Torino J.II.9, f.131)
私の愛を捧げた方
Victima laudum pascalis / Victimis in pascalibus (Torino J.II.9, f.59v)
すぎこしの生贄は讃えられ / すぎこしの生贄は讃えられ
Lucis eterne splendor / Veni, splendor mirabilis (Torino J.II.9, f.84v)
壮麗なるかな永遠の光 / 来たれ輝ける英名よ

歌:上杉清仁 ・ 中嶋俊晴 ・ 福島康晴
ヴィエル:須賀麻里江
クラヴィシンバルム:吉見伊代
オルガネット:矢野薫
スライドトランペット:宮下宣子
リコーダー&音楽監督:守谷敦


演奏会場、ルーテル東京教会の2階へ上がる階段の踊り場のステンドグラス。
         
会場に足を運んでくださった皆様、そして応援下さった全ての方々に心から感謝申し上げます。
ありがとうございました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リハーサル風景@tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~

2017-09-23 23:16:21 | 音楽
9月22日、新大久保の「日本福音ルーテル東京教会」で開催されました『tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき:イソリズムモテット:中世最後期の精巧なる対位法~』、多くのお客様にお越しいただき盛況のうちに終了いたしました。
会場に足を運んでくださった皆様、そして応援下さった全ての方々に感謝申し上げます。

今日はその会場リハーサル風景を少しばかりご紹介!
会場の雰囲気もお伝えできたらと思います。

左から、上杉清仁氏(カウンターテナー)、守谷敦(リコーダー・音楽監督)、矢野薫氏(オルガネット)、福島康晴氏(テナー)、須賀麻里江氏(ヴィエル)
   
左から3人目、宮下宣子氏(サクバット・スライドトランペット)、吉見伊代氏(クラヴィシンバルム)、中嶋俊晴氏(カウンターテナー)
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

♪コンサートのお知らせ:tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~

2017-09-13 23:10:45 | 音楽
~9月22日の演奏会まではこの記事がトップにきます。新着記事はこの記事の一つ下となります。~

皆さま、いかがお過ごしでいらっしゃいますか。
来たる2017年9月22日(金)、新大久保の「日本福音ルーテル東京教会」で開催されます演奏会についてご案内申し上げます。

リコーダー奏者の守谷敦が音楽監督を務めます中世音楽のシリーズ、
今回は日本福音ルーテル東京教会にて
『tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき:イソリズムモテット:中世最後期の精巧なる対位法~』
と題し、キプロス写本の作品をお送りいたします。

今回のコンサートはメンバーが8人とこれまでになく規模の大きいコンサートです。
中世最後期のキプロス島に残された写本を紐解く一夜に出かけられませんか。
ご興味、お時間ございましたら是非是非、お出かけ下さいませ。
皆様のご予約、お越しを心よりお待ちいたしております。


コンサート:tourbillon/トゥールビヨン~中世キプロス島音楽の煌めき~
♪日時: 2017年9月22日(金) 19:00開演(18:30開場)
♪会場: 日本福音ルーテル東京教会(JR山手線「新大久保」、JR中央・総武線「大久保」北口、東京メトロ副都心線「東新宿」B1出口、都営大江戸線「東新宿」B1出口
♪出演:サクバット・スライドトランペット:宮下宣子、歌:上杉清仁、中嶋俊晴、福島康晴、ヴィエル: 須賀麻里江、クラヴィシンバルム:吉見伊代、オルガネット: 矢野薫、リコーダー・音楽監督: 守谷敦 
♪プログラム:Lucis eterne splendor/壮麗なるかな永遠の光、
Veni,splendor mirabilis/来たれ輝ける英名よ  他
♪チケット:全自由席 前売 3,000円 当日 3,500円、学生(前売り・当日とも)2,000円
♪宮下宣子・AM音楽事務所共催

*チケット予約・取り扱いは下記の通りです。
AM音楽事務所: tel&fax. 04-2953-1459
東京古典楽器センター: tel. 03-3952-5515
e-mail:gandharva.am♪gmail.comまたは、t_bene♪ja2.so-net.ne.jp
(メールをご利用の方は、♪を@にしてご送信下さい。また件名に「9月22日コンサート」「トゥールビヨン」などとご記入の上ご送信下さい。) 

チラシ↓<表>、<裏>クリックで拡大します。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏の終わりの獅子舞@檜原村湯久保

2017-09-13 23:09:26 | 旅気分
去ってゆく夏を惜しみながら、思い出しながら書き留めています。
檜原村湯久保の獅子舞いに使う花笠をつれあいが作るという縁ができ、その舞いがとり行われた8月25日にこの地区の獅子舞を見に行きました。
初めての檜原村は山懐の深いところにある自然豊かな村でした。

この獅子舞は300年の歴史を持ち、地区の人々によって伝承されてきた芸能で、この日見た湯久保の獅子舞は午後4:00頃から始まり
<宮参り→膝折り→庭固め→三ツ羽根→鞠掛り→竿掛り→雌獅子隠し→剣掛り>
という風に舞いが進み終わるのは夜11:00頃になるということでした。
8つのパートはそれぞれ1時間から1時間半という舞いで、それぞれに物語があり、その各パートがつながってまたそれが一つの長大な物語になっており、全部を見るのも勿論のこと、それぞれの部分を見るだけでも楽しめるようになっています。

湯久保獅子舞
伝承地:檜原村湯久保(ゆくぼ)
時期:8月最終土曜日(湯久保で上演)
   9月第1土曜日(小沢で上演)
伊勢清峯神社へ天下泰平・五穀豊穣と疫病除けを祈願して行う三匹獅子の奉納舞です。

8月最終土曜日は地元である湯久保で、翌週の9月第1土曜日は麓の旧北檜原小学校の校庭で「式三番」の前に午後4時ごろから舞い始めます。

旧獅子頭の破片で、雌獅子の上顎と見られるものの裏側に、「宝暦囗未9月奉納」、前御前神社の幟旗に「宝暦10辰2月4日氏子湯久保中」としるされており、このことから創始は、宝暦13年葵未年(1763年)9月ではないかと推測されております。(檜原村史参照)~檜原村HPより

三匹獅子は大頭、雌獅子、小頭で、4人の花笠がササラを手に持ち、四隅に立っています。
そして笛の調子の変化で場面が変わっていくのでした。笛の人数はその部分によって4人になったり、2人になったり、あるいは3人になったりします。

これは<鞠掛り>の場面。

大分、闇が濃くなってきました。

四隅の灯りに照らされて三匹の獅子が花笠を真ん中にして何事かもめている最中。

実に愉快で豊かな夜でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

虹が出た!

2017-09-12 21:13:59 | 自然
降ったり止んだりの一日の終わり、空を見上げたら大きな虹が空一杯にきれいな円弧を描いていた。

しかも、二重の虹~

ずんずん夕暮れが進み、空の色が次々変化していく。
しばらく、うっとり眺めた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第29回昭和音楽大学附属音楽教室 発表会@新百合ヶ丘

2017-09-10 22:05:41 | 音楽会
毎年、この時期に開催される昭和音楽大学の附属音楽教室の発表会が今年も開催され、そこに出演される方の伴奏で小田急線・新百合ヶ丘に行きました。
この駅の南口には昭和音楽大学のキャンパスがあり、北口には附属音楽・バレー教室が入る北校舎があります。
普段のレッスンは大体この北校舎なのですが、発表会が行われるのは南口のキャンパスの5Fにある「ユリホール」です。
午前10:00からの受付時には出演される方が列を作っていました。
とにかく、この附属の音楽アカデミーにはたくさんの熱心な方々が通われ、学ばれているのがプログラムを見ただけでもよくわかります。
また、楽器の種類、形態も様々で、選択の幅がとても広いというのも特徴の一つのように見受けられます。
例えば、今日のプログラムですと、二胡のアンサンブル、ヴァイオリン・アンサンブル、ヴァイオリン・ソロ、チェロ、ピアノ、声楽、グループヴォーカル、フルート、サクソフォーン、トロンボーン、作曲、ハープ、etc.etc.とにかくヴァラエティに富んでいるのが凄いです。
出演者はめいめいそれぞれで勿論、緊張もありましょうが、思い思いにドレスアップしてこの演奏の場の雰囲気を満喫されているようでした。
音楽がある生活を楽しんいる姿って素敵だな、思いました。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名古屋「辺り」のお土産

2017-09-08 21:54:33 | 旅気分
名古屋「辺り」のお土産をもらいました。

名古屋「辺り」・・・碧南市の『碧南市藤井達吉現代美術館』で9月18日まで開催中の企画展『リアル(写実)のゆくえ  高橋由一・岸田劉生、そして現代につなぐもの』のチラシとパンフレット。
この展覧会、私はNHKの「日曜美術館」で見ているのですが、その展覧会を実際に見られたなんて羨ましい限り。
一点一点も興味深いけれど、それが年代別に展示されているのも日本におけるリアル(写実)の歴史、変遷、発達そして発展の様が如実にわかって本当に面白ものだったそうです。
いいなあ~!私はこの際、チラシとパンフレットで我慢しよう。

そして碧南市からは車で30分程の位置にある常滑市の常滑焼の急須。
急須が入っていた紙袋が可愛かったのですが、そこに書かれていた「六古窯のとこなめ焼」が気になったので調べてみました。
六古窯とは・・・
<平安から鎌倉時代に始まった窯。瀬戸、常滑、丹波、備前、越前、信楽を指します。>
常滑焼といえば、土管と急須、と思っていましたが、歴史のある窯だったんですね!!
この急須、早速使ってみたのですが、今まで使っていたものに比べて茶葉の量が少なくて、しかもより美味しい茶が淹れられることを発見しほくほくしています。湯のみ2杯分入るのですが、程よい重さがあってすっと手に馴染み使いやすいです。ヘラ目の文様、この文様が付いた急須はビリ急須と呼ばれるものだそうです、がおしゃれ~
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2017所沢市民合唱祭

2017-09-04 09:16:33 | 音楽会
 
心配していた空模様もこの日は晴天に恵まれた日曜日、所沢市民文化センターミューズ・アークホールで『2017所沢市民合唱祭』が開催されました。
参加団体は全部で32団体、午前10:00から午後5:00までアークホール(大ホール)は美しいハーモニーで満たされていました。
合唱団『所沢「ねむの会」』(指揮:奥村さゆり、ピアノ:守谷としえ)はこの日27番目の登場となりました。
所沢市民合唱祭では各団体持ち時間は8分と決められていますので、その時間内で今年『所沢「ねむの会」』が演奏しました曲は次の3曲でした。
女声合唱とピアノのための「花の詩」より、秋桜(コスモス):作詩・金沢智恵子、作曲・大田桜子
女声合唱組曲「今日もひとつ」より、今日もひとつ:作詩・星野富弘、作曲・なかにしあかね
おおシャンゼリゼ:訳詞・安井かずみ、作曲・マイクディガン
(歌を聴いていると、コスモスの透けるような淡い色の花々が次々空に向かって飛んでいくような光景が思い浮かべられるような「秋桜」、そして、コラール風の静かで、でもどこか毅然とした風が漂う前奏に続いて歌われる祈りと感謝の思いが底に流れているのを感じずにはいられない「今日もひとつ」、そしてガラッと明るく陽気で、歌うって嬉しい!楽しい!とストレートに歌い上げる「おおシャンゼリゼ」というプログラムでした。)

合唱祭はお客様もいらして下さいますし、他の団の演奏を聴けるというたいへん貴重な場であり機会でもあります。
今年も各団の個性が伺えるプログラミングと演奏を楽しむことができました。また、久しぶりにばったりお会いした方もいらして、これも合唱祭ならでは、とつくづく思った日でもありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする