Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

夜の静寂の中に

2018-02-04 22:11:23 | 旅:バルセロナ紀行(3)
『バルセロナ紀行(3)』も最終回。

夜のセントロ地区で不思議なショーウインドウを見かけました。
一体何の店なのか見当がつかない・・・。
色々なしぐさの人間たち。

その隣は華やかな色をまとい、様々なポーズをとる動物たち。

不思議で、ちょっと不気味さもあり、それでいてユーモアが漂う。
旅の終わりに出会った夜のショーウインドウでした。
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ペドラルベス修道院/Reial Monestir de Santa Maria de Pedralbes

2018-01-31 23:18:01 | 旅:バルセロナ紀行(3)
バスのペドラルベスで降りてからそのまま坂を上っていったところにある『ペドラルベス修道院/Reial Monestir de Santa Maria de Pedralbes』。
ここは説明によると
<ハイメ二世(当時のアラゴン王)とエリセンダ・デ・モンカダ 王妃によって建立された修道院です。修道院は1327年に開設されました。現在でも修道女が神の召命により修道生活をされています。院内は、三層からなる美しいアーチによって構成されています。パティオには数百年と使われてきた井戸もあります。
建物はカタルーニャ・ゴシック様式と呼ばれるもので、その中でも中庭に面した一辺の長さが40メートルある3層のアーチはその美しさから、訪れる人達に見る者に感動を与えています。 ちなみに、今もここでは修道女たちが日々信仰生活を静かに送り続けています。>
だそうです。

何人かの見学者がいましたが、建物はあくまで静寂を保っていました。

ここでは修道女たちが生活を送っているとのことでしたが、その影すら見えず。

中庭。



回廊に沿って歩いていると、幾つもの扉。
右の扉の上にはピエタ像。
 
建物内の博物館。
中世の昔を想像させる物たち。
 
その昔、何を容れていたのでしょう、と思わせる美しい寄木細工の箱。
そして糸車。
 
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ペドラルベス/Pedralbes地区へ

2018-01-30 21:57:35 | 旅:バルセロナ紀行(3)
バスに乗って出かけたのはペドラルベス/Pedralbes地区。
バルセロナはCentro/セントロ、そこから少し高くなったSants/サンツ、そしてもっとも高い地区にあるPedralbes/ペドラルベス地区という風になっていて、しかもこのペドラルベス地区は高級住宅地としてつとに有名なのだそう。
確かに一戸建ての広大で優雅なお屋敷が立ち並んでいた。
バスを使ったので、またしてもバス停の名前を聞き逃すまいと緊張していたのだけれど、聞けば目的地は終点だという。
一気にリラックス~
終点の辺り。

その反対側にある落ち着いた佇まいのお屋敷。

信号を渡って坂を上がって行く。

修道院の近くにあったお屋敷は壁に施されたデコレーションとロマネスクの柱頭が印象的だった。
 
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MNAC/カタルーニャ美術館③

2018-01-24 00:11:12 | 旅:バルセロナ紀行(3)
そしてモダンの部屋では絵画、彫刻、家具、ポスターなどが展示されています。
Antoni Gaudiの家具も目移りするくらいたくさん展示されています。

こちらはGaspar Homarの家具。これも美しい~。

下の三点は確かCaixa/カイシャ・コレクション、と紹介されていた記憶が・・・。
多岐にわたる収集品の中で、衝立風で気になった作品をアップしてみました。




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MNAC/カタルーニャ美術館②

2018-01-21 22:46:35 | 旅:バルセロナ紀行(3)
MNAC/カタルーニャ美術館①に続き今回は収蔵品です。
ロマネスクとゴシックの2つの部屋のほんの一部。
とにかく展示数は多くどれもが魅力に溢れている
奥深い山の中に人知れず埋もれていた教会を彩り、そのままであったならばただ朽ち果てるだけだった壁画をその状態のままこの美術館に移転し展示しているお陰でこうして目の前で生き生きとそれらを眺められる喜び!!


 


柱頭はいつ見ても面白い。

一見、単純な線と鮮やかな色彩で描かれた宗教画から伝わってくる当時の信仰心。
  
聖母子(左:ロマネスク、右:ゴシック)ロマネスクの扉
  
ゴシックの部屋で出会ったレリーフ、立体。
  
素敵なタイル二点。
 
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MNAC/カタルーニャ美術館①

2018-01-20 22:01:21 | 旅:バルセロナ紀行(3)
モンジュイックの丘にあるカタルーニャ美術館⇒MNAC(Museu Nacional d Art de Catalunya)はサンツ・モンジュイック地区にあり、カタルーニャ地方の芸術作品(ロマネスク時代から20世紀にわたるあらゆる種類のもの)が展示されている。特にロマネスク様式の部屋はその作品があった場所のままそっくり移転され展示されていて興味深い。

スペイン広場から丘を登り着いた美術館の前からバルセロナ市街が見渡せる。

広い館内の天井を見上げると広がるドーム。

こちらにも・・・。
   
外に夕闇が下りてくると、館内に灯りが灯る。
  
灯りが映る窓もいいなぁ~。

外に出ると噴水がライトアップされていた。
もう夜はそこまで来ている。
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建物の表情

2018-01-19 23:28:14 | 旅:バルセロナ紀行(3)
グラシア通り辺りを歩いていると、様々な表情をした建物に次々出会って楽しい。
ベランダからオレンヂの人型が腕を伸ばして互いに呼び交わしているようで、思わずふふっと笑ってしまう

堂々とした建物、しかも大きい。
こんな建物が幾つもある。

ここは何の店舗が入っていたのだっけ?
この通りはファッション・ブランドの店舗が幾つも幾つも並んでいる。
     
店舗になっている建物の上には、元からあるのだろう、こんな風な窓やバルコニーを発見すると愉快な気持ちになる。
 
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公園点景

2018-01-17 22:30:29 | 旅:バルセロナ紀行(3)
とにかく広々とした公園でした。
それぞれに訪れている人々が各々の楽しみ方で時を過ごしていました。
このモニュメントの先は道路になっていてそれを渡るとその先も公園は続いているのです。
     
この建物は何だろう?
ギリシア神話をモチーフにしているように見受けられますが・・。
     
手前の池の端にいるドラゴン。
そして階段を上がっていったところの壁にあったトカゲのレリーフ、面白い。
調べてみたらこの水場は
「公園の開発を担当した建築家ジュゼップ・フォンセーレは、当時まだ学生だったガウディを作業に参加させ、ガウディは水場の建設を担当しました。」だそうです。
それでトカゲ、それでドラゴン!!
4匹のドラゴンは同じようで実は少しずつ違っているのがいかにもガウディという感じ。
 
同じ樹形に整えられた木々。
奥の建物はカタルーニャ州議会議事堂です。
     
古いお城(?)のような建物。
       
公園に隣接するバルセロナ高等裁判所。
     
大きな池の周囲で咲く花たち。
この時は池の水はなく、ボートが水に浮くのではなく土の上に並んでました。
 
点在する彫刻の一つ。
マンモス象が急に現れたので吃驚しました。
 
広大な公園は見所満載でした。
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緑と鉄と光と風と

2018-01-16 21:44:48 | 旅:バルセロナ紀行(3)
ぶらぶら歩いていると大きな建物に出会った。
入口が開いていたので入ってみると美しい植物園だった。
 
木が茂り、建物の中を風が通り過ぎ、緑の影がちらちら揺れていた。
小径があり、木の元にはこれまた鉄製のベンチが置かれている。
     
光を通して新たな表情を見せる木々たち、鉄の造形が描き出す美しい模様。
     
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「アルク・ダ・トリオンフ/Arc de Triomf」駅周辺

2018-01-14 22:49:19 | 旅:バルセロナ紀行(3)
話は前後しますが、シウダデリャ公園に行くのに下車した「アルク・ダ・トリオンフ/Arc de Triomf」駅。
そこから地上に出たところ。

ここまで地下鉄/メトロを使ったのですが、その車内放送に耳を傾けていると
A「次の駅は」
声が替わって駅名の案内
B「〇〇〇」
そして
A「なになに~」
Aが男性ならBは女性の声、Aが女性ならBは男性の声という風にわかりやすく案内されていました。
ただ、駅名を聞き逃すまいと体中を耳にして聴いていたけれどね。

そして無事到着して下車。
地下から地上に出てみます。この街はどこを歩いても素敵な建物が多いのですけれど、この地区も例外ではなく・・・

自転車専用マークの道路の向こうに見える建物も歴史を感じさせます。

そしてまた四つ角の向こうにも・・・。
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公園にて

2018-01-13 22:02:12 | 旅:バルセロナ紀行(3)
中断していた『バルセロナ紀行(3)』再開~

今回の記事はシウタデリャ公園。
地下鉄の「バルセロネタ」駅から行くつもりだったら、「アルク・ダ・トリオンフ」で下車すると直ぐに「Arc de triomf」が見えるからと教えられ、
「ん?!」
これは公園の南側に建つ凱旋門のことだと説明された。
それが、こちら↓
   
大きい~
広々した園内を人々がそれぞれに行き交う。
風の音が聞こえ、静か。微かにどこかから楽の音が舞う。

公園内には様々なオブジェ、彫刻、建物などが点在して人々を楽しませてくれる。
たとえば、こちら↓
   
昔は立派な温室だったのだろう、けれど今はただ木々が青々と生い茂るのみ。
 
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大聖堂辺り

2017-12-30 23:11:39 | 旅:バルセロナ紀行(3)
坂を上り切ったところにど~んと建つ大聖堂、カテドラル。
ロマネスクのファサードが美しい。
大き過ぎて上手く一枚に収まらなかったのが残念。
    
内部も堂々として、石の声が聞こえてきそう。
    
対照的な意匠のステンドグラス。
 
こちらは別の小聖堂。
    
もう一つの小聖堂。
    
Gironaは歴史が詰まった街であり、そして現在も発展し続けている街でした。
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ユダヤ地区から城壁へ

2017-12-29 22:32:44 | 旅:バルセロナ紀行(3)
Gironaにはユダヤ地区/barrio judíoがあり、その中は細い坂道が走っています。
  
ユダヤ博物館にはその当時の人々の暮らしの資料、ユダヤ教会シナゴーグの資料が展示されていました。
7本枝が普通だと思っていたメノーラですが、ここには9本枝のものもありました。
     
ダビデの星が描かれた中庭。
カテドラルへと続く道も坂道で階段が続きます。
  
登りきったところにカテドラル、そしてアラブの浴場、そして旧市街をぐるりと囲む城壁があります。
城壁への登り口。ここから登っていきました。
   
おお!高い!!
随分、上った感じでしょう。
           
はるか向こうにはピレネー山脈の手前の山並みが真っ白になっているのが望めました。
冬景色~
   

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AVEに乗って

2017-12-28 22:52:52 | 旅:バルセロナ紀行(3)
スペイン国鉄(RENFE)が運行する高速鉄道システム『AVE(Alta Velocidad Española)』に初めて乗って出掛けました。
 
スペインの新幹線、と思えばイメージしやすいでしょうか?
車内の各座席にはこんな↓カバーがかけられています。
       
これのお陰か、車内はきれいな上にし~んとしていて、スペインじゃないみたい!!(え!?
到着したのは・・・Girona/ジローナ
  
以前renfeで行った時は1時間半くらいかかったと思うのですが、今回はサンツの次はもうジローナの駅だったので吃驚しました、しかも38分くらいの所要時間。
  
恐ろしいほどの青い空の広がる街を歩き始めました。
  
ジローナはカタルーニャ州の独立運動を率い、前カタルーニャ首相Puigdemont/プッチダモン氏の出身地。
そういうことだけでは無論ないでしょうが、小路の奥の建物にカタルーニャの州旗に青い三角に白抜きの星が描かれている独立派の旗が。
     
自然に旧市街に入っていました。
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街角の風景

2017-12-27 22:34:47 | 旅:バルセロナ紀行(3)
道と道とが交わる場所にあって、ちょっと一休みできるようなベンチも置かれた小さな憩いの空間。
      
色鮮やかに彩られた八百屋の店先。
日本では珍しいアーティチョークが山積みとなっていた。
アーティチョークはエル・プラット空港近くに広がる畑でたくさん栽培されているんだって。
 
カテドラルの裏側にあたるところ。
タイルと植物の対比がきれいで・・・。
 
掘るとローマ時代の遺跡が出てくるというバルセロナ、その遺跡。
道路の向こうにガウディのカサ・バトリョ、左隣はジュセップ・プッチ・イ・カダファルクによるカサ・アマトリェールが並んでいるのが見える。
 
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