Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

このタイミングで・・・

2011-04-29 17:31:59 | 日々の雑感・近況
この間から掃除機がごみが詰まってないのに「ごみが一杯です!」と赤いランプを点滅させていた。
そうかい、そうかいとフィルターから全部水洗いして、しかも乾くのに2日もかけたのに、使おうとするとまだ
「もう吸えません!」
「もっとフィルターをきれいにしておくれよう~!」
と赤いランプをぱかぱか点滅させて・・・くっ、止まっちまった!!
このタイミングで壊れるのか!!と憤然としたが、動かぬものはいた仕方ない。くっそー!!
節電、節電の折りも折りだし、今までも拭き掃除と併用だったしと気持ちを切り替えた。
が、室内用の和箒がなく不便だったので商店街に出かけた。(スーパーでは見かけた記憶がなかった)

と「金物屋」の店先に庭箒がばらんとバケツの中に何本か入って売られている。1本300円也。
金物屋に何故?とは思ったが、庭箒があるなら室内用だってと店内に入って声をかけると、店の奥からかなりの年輩の女性が「いらっしゃいませ」と現れた。
こういう箒が欲しいのですがと尋ねると、
「今、丁度切れて火曜日の午後に入る予定なので水曜日なら確実にあります」とのこと。
天然の素材でできていて、昔から室内で使われているようなのですよね、と重ねて伺うと
「そうです、家でも重宝して使ってるんです」と仰る。意外にこういう天然の素材でできてる箒って高いからなあと思い、
「いかほどしましょうか」と伺うと
「600円か700円か、それくらいだったと思います」とのことだったので、1本お願いしてその日は帰宅した。

そして、週が明けていよいよ箒が手に入る!!と勇んで「金物屋」に出かけると・・・あった!あった!ありましたっ!!
値段は800円と先ごろ聞いたものよりちょっとだけ高くなっていたけれどね。
こんな感じ↓全長83cm。

早速使ってみると、これが意外に細かいところまで手が届き、細かいごみが取れることを発見。しかし慣れていないせいもあり、掃除の間中ずっとかがんで使っていると狭くて小さい家なのに腰が痛くなった。もっと柄の長いものだったらずっと楽かも。
しかし掃除機もどうしてもいる時はあるわけで、結局Amazonで値段も安く(最安値だった!)サイクロン式のものを見つけたので注文した。でもその使い方は今までとは変わってくるだろうな。
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大地讃頌

2011-04-27 22:00:33 | 音楽
『大地讃頌』自分自身が歌ったことはない曲だが、一度聞いたら忘れられない強いインパクトのある作品だ。最初は伴奏譜として出会い、そして息子が中学生になった時には毎年文化祭で聴き、そして卒業式でも聴いた。大地に対する感謝と静かで深い畏敬の念が感じられる歌詞とそれを支える力強い音楽が、この作品が長く歌い継がれる所以であろう。
この『大地讃頌』は<混声合唱とオーケストラのためのカンタータ「土の歌」より:作詞:大木惇夫/ 作曲:佐藤眞>の中の第7章、終曲。とはいうものの、他の曲を私は聞いたことがないので、カンタータ「土の歌」=『大地讃頌』みたいな図式が頭に刷り込まれてしまっている。いつか、他の曲も聞いてみなくっちゃね。
ところで、何故今『大地讃頌』かというと、たまたま女声三部合唱で弾いているから。(実は、随分前にも一度、同じアレンジの女声三部合唱で弾いたことがある)ピアノは混声も女声も全く変わらないのだが、合唱部分はやはり女声と混声とでは聞いた感じがかなり違うかもしれない。勿論、どちらがいい、あるいはよくないということではない。しかし今日、練習で久しぶりに聴いたけれど、やはり印象に残る曲だと改めて思った。

ところで、ネットで見つけた「ひとり大地讃頌」・・・大受け~!!いや、すごいっ!!

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季節は巡る。

2011-04-24 21:28:46 | 自然
時はゆるゆるとでも確実に流れているのですね。いつの間に八重桜が、と思っていたのにもうそこかしこ、百花繚乱といった感じで様々な花が咲いています。
地味な花ながら、植木鉢ながら月桂樹の花がほろほろ可憐に花をつけてます。

そして、ふと入った小路では華やかな牡丹の花が、その道に気付いた人にだけその姿を見せてくれてました。 
     
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サン・ジョルディの日

2011-04-23 21:55:43 | 日々の雑感・近況
4月23日はスペインのカタルーニャの守護聖人であるサン・ジョルディの日。カタルーニャではこの日を祝い、男性は愛する女性に赤いバラを、そして女性は男性に本を贈る習慣があるとバルセロナから便りがあった。そして、特に今年のサン・ジョルディの日は特別な日となっていると続けている。何が特別かというと、それはカタルーニャ政府が今年のサン・ジョルディの日を“Dia de la Solidaridad con el Japón”(日本と連帯する日)とすることを公式に宣言したこと。そしてまた、この日に向けて様々な行事が催されているのだそうだ。
カタルーニャから届いた日本に寄せる力強い応援の声に勇気づけられる。ありがとおぉぉぉぉ~!!

Sant Jordi solidari amb el Japó Todos con Japón

日本からも花と本を・・・でもバラならぬ八重桜と、本ならぬ三鷹駅近くの本屋さんですが・・・
 
  
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東急東横線に乗って。

2011-04-18 22:12:19 | 展覧会・建築・器
1年ぶりくらいに東急東横線に乗って連れ合いと出かけた日曜日、休日のどことなくのんびりしたゆるやかな雰囲気が漂う電車に揺られて学芸大学駅まで行った。
ここから徒歩約10分にあるギャラリー『宙SORA』を目指して案内状の地図を片手に歩いた。初めて下りた駅なので当然歩くのも初めての道、なんだか「おされな」西洋食器のお店だとか和食器のお店だとかが続いている。時々立ち止まってショーウィンドウを覗き込みながら歩いていく。
そうして遂に着いたギャラリー宙SORA。ここで開催中の織部を中心とした作品を多く作っている陶芸作家『木曽志真雄展』を見に行ったのだ。彼は織部を中心に作陶をされている作家さんで「木曽織部と言われる独特の世界を展開している」と案内状に紹介されている。
この日ギャラリーに入ると中には木曽さんその人がいらしており、ちょこっと(いや、たくさんか)お話も聞けて楽しかった。織部を中心にということだったが、灰柚の作品もあり、大きな鉢から小皿まで実にいろ~んな作品が並べられていた。こんなに多彩な色が出るんだ~!など思いつつギャラリーの中で静かにその色を湛えている食器を眺めていた。せっかくだし幾つかあった片口の小さな食器が素敵だったので、お薦めはどれですか、など伺いながら一つ求めた。お酒も、ドレッシングも、花だって・・・と何を入れても似合いますよ~、とのこと。色々、楽しめそうです。そして展覧会中の売り上げの一部は東日本大震災の義援金として日本赤十字社に寄付されるそうだ。
       
ギャラリーを出てそのまま都立大学駅まで10分ほど歩き『花と鉢のフェスタⅡ:震災支援の春のセール』という案内をいただいていたスペイン陶器の専門店『グラナダ』へ。ここは土日祝は普段は営業していないところなのだが、こういうセールの時には期間中無休で営業している。ただDMには「土・日・祝の来店の折には前もってお電話下さい」とあったので途中で電話していった。入口から広い店内一杯に陶器が所狭しと並べられ、鮮やかな色がそこかしこにこぼれている。花と鉢のセットが普通では考えられないくらいの安い値段で提供されていて、エニシダの黄色と鉢の黄色が見ているだけでいかにも元気付けられる感じがしてそれを選んだ。この花と鉢セットの代金は専用の箱が用意されていてそこに代金を入れ、全て日本赤十字社に送金されるようになっていた。
                
今度は都立大学駅から電車に乗って帰路につき、こうして4月のある日曜日はゆっくり暮れていったのだった。
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色々、できることがある。

2011-04-16 22:59:22 | 日々の雑感・近況
東日本大震災から1ヵ月。今朝の朝日新聞の「be」では『被災地支援のNPOに寄付』という特集が組まれるなど、様々なところで色々な支援についての情報が発信されている。また被災地に出かけてボランティア活動をしている方々も大勢いらっしゃる。私は被災地に行ってボランティアは到底できない、けれど自分のできることから、身近なところからできることを出来る範囲で実行しようと改めて思う。

今週は「東北の酒を飲む会」という女子会へお誘いを受けいそいそ出かけた。
この会は「花見を自粛しないでください!花見をしてその時に東北のお酒を飲んでください!」
という震災で大きな被害を受けた酒蔵からの切実なメッセージに応えての、この会を主催して下さったSさんのお宅での楽しい一夜だったのだ。
SAVE THE 東北の酒⇒こちら
初めてお会いした方々とも直ぐに打ち解け、たっくさんに用意された美味しいご馳走に舌鼓を打ちながら色々話し笑い、落ち着いた空間に身を置き朗らかで豊かな時間を過ごさせていただいた。話しているうちに思いがけない繋がりがあったことがわかったりもして。Sさん、お誘いくださってほんとにありがとぉ~!!
普段は全然、日本酒を飲まないのだが、この夜のお酒はどれも美味しかった。こんなに日本酒には色々あり、そして東北地方にこんなにも多くの酒造メーカーがあることを知った夜でもあった。
その時「浦霞」と「一の蔵」は今東京では手に入りにくいと聞いたのだが、狭山のヤオコーでは今日見たら何気に東北のお酒が数多く並べられていて吃驚
 
浦霞⇒こちら        一の蔵⇒こちら

そして今週は先月末から仙台に詰めていたスペイン語のクラスメートが教室に戻ってきたので色々仙台&石巻のことを伺うことができた。その避難所での被災された方々の話、特に医療のこと高齢の方々の話などは行かれた方でしか語れないことばかりだった。とにかくたいそう厳しい状況だということだけは確かだ。駅までの帰路、色々話しながら帰ったのだが、とにかく出来ることをすることだよ、と言われた。それは例えば、節電する、計画停電に従う、被災地の物を買う、また普通に経済活動をするのも大きな支援だよ、と。
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チャリティー・コンサートのご案内

2011-04-14 00:42:29 | 音楽
音楽会の中止、延期が相次ぐ中、合唱団「所沢ねむの会」の指導・指揮者の奥村さゆり氏(ソプラノ)と竹内真紀氏(ピアノ)による東日本大震災被災者支援のためのチャリティー・コンサートのお知らせが届きましたのでお知らせいたします。

東日本大震災被災者義援演奏会~助け合う気持ちと愛を調べに乗せて~
出演:奥村さゆり(ソプラノ)
    竹内真紀(ピアノ)
日時:5月7日(土)
   14:30~14:30(開場14:00)
会場:ルーテル市ヶ谷センター音楽ホール
入場料:3000円(演奏会の収益金は日本赤十字社を通じて東日本大震災の被災者に義援されます~チラシより)

青葉の美しく輝く季節、お時間、ご興味ございましたらお出かけになられてみてはいかがでしょう。
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夕暮れ、桜は黙って咲いていた・・・

2011-04-12 23:08:28 | 自然

芝生の上でくつろぎ楽しく花見をする人あり、
ベンチで花を見上げる人あり、
散歩をする人あり。

静かに広がる空があり、
黙って見ている桜がある。
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ボンボン時計展

2011-04-11 23:41:59 | 展覧会・建築・器
東日本大震災から1ヵ月。今日も余震でまた揺れた。今日は天気もいやな感じ。曇っていたかと思えば雷雨となり、今は強い風が吹いている。
時間の流れ、感じ方が3.11前と全く変わっってしまっている。

そんな折り、つい先日公園内の博物館のクラシックな時計のポスターに引かれてぷらっと見てみたのが「ボンボン時計展-文明開化の時を告げた時計たち-」
           
会場:狭山市立博物館
会期:3月5日(土曜日)~6月12日(日曜日)
※毎週土曜日及びこどもの日(5月5日)は、小・中学生は無料。
※国際博物館の日(5月18日)にちなんで、5月17日~22日は全員無料。

1階のホールでは時計の動く仕組み、歯車の様子、江戸時代の日本固有の時計などの本展への導入といった展示から始まる。そして2階に上がるとメインの、画像にあるような「ボンボン時計」がずら~っと壁に掛けられている会場へと導かれる。約130台のこうした時計が壁を飾っている様は、いや壮観!!時計であって、しかしそれらが華美に、また重厚に装飾されていることで一つ一つが見事な工芸品となって見る者の目を楽しませる。カッチカッチと動いている時計よりも殆どは既に時を刻むのをやめているものの方が圧倒的に多いのだが、全部が動いてカッチカッチと聞こえたら、それは怖いかも・・・などと思う。展示会場にいた時にボーンボーンと時を告げた時計もあり、ふと懐かしさを覚えたのだが、もし全部の時計が一斉に鳴ったら・・・これまた怖いだろうな~、と想像する必要もないことを想像してしまった。時計に囲まれていると、そんなことを夢想してしまうのかも・・・。
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歌いながら踊りたいような・・・

2011-04-10 23:33:34 | 音楽
杉本ゆり氏による『ラウダを歌う会(10)』の講座を受講した。大震災後、初めての講座。この講座を初めて受講したのが2月26日だったのだが、それがはるかはるか昔のことのように感じられる。時の流れは不思議だ。この日は被災地から駆けつけたという方もおられ、こうして土曜日の一時を杉本氏の解説と指導でラウダとイムヌスが歌えることに感謝していた1時間半だった。
この日はNunc sante nobis(フランシスコ会固有イムヌス)、O Maria d'omelia(コルトナ・ラウダ9番)の2曲。イムヌスを歌う前に聖務日課、時課についての説明、そしてこの曲が時代が下がって何人もの作曲家の作品の中で定旋律として生き使われているという話など興味深く聞いていた。そして皆で歌う~♪ラテン語がなかなかすらすら出てこないので「おっと~!!」と心の中でわにゃわにゃしつつそして、ラウダ。先回の時にも素朴な歌の中に込められたパワーに打たれたが、今日の曲もそう。歌っているうちになんだか踊りたくなるような、言い換えるなら一種の高揚感を感じていた。何なんだろう、この感じ?凄いな、と素直に思う。
しかし、これらの曲をその当時、13世紀の人々は耳で聞き覚えて歌い継いできたわけで、つい目から入ってくる情報に頼っている自分がこの時代に生きていたとしたら覚えて歌えただろうか・・・なんて考えてしまう。もっと感覚研ぎ澄ませて生きるべしっ・・・なんてね。
友人とまたまたあれこれ話しながら、四谷から新宿まで歩いて(踊る代わりに!?)、こうして充実の一日が終わったのだった。

気付けば植木鉢の中で入間川の土手で拾った種から育ったくるみの木が今年も新しい芽を開いていた。力強い&美しい!!
         
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曇天だけど、強風だけど、桜は満開

2011-04-09 00:08:18 | 自然
どんよりした曇り空の広がり風は強く吹いていたけれど、稲荷山公園の桜は温かさに誘われて満開~

道路は渋滞、でも桜並木の中ならお花見できて渋滞も楽し、と思える・・・かどうかは知らない

花がぎっしり!!
     
今度は天気のよい日に見にこよう~
    
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神々と男たち

2011-04-08 00:57:38 | 映画 か行
                  
2010年/フランス/120分
原題:DES HOMMES ET DES DIEUX
監督:グザヴィエ・ボーヴォワ
脚本:エチエンヌ・コマール
出演:ランベール・ウィルソン、マイケル・ロンズデール、オリヴィエ・ラブルダン、フィリップ・ロダンバッシュ、ジャック・エルラン、ロイック・ピション、グザヴィエ・マリー、ジャン=マリー・フラン、オリヴィエ・ペリエ、サブリナ・ウアザニ、ファリド・ラービ、アデル・バンシェリフ
あらすじ:1990年代、アルジェリア山間部の小さな村にある修道院。イスラム教徒の村人たちにとってそこは診療所であり、修道士たちは共に働き援助の手を差し伸べてくれる頼れる存在だった。しかし、信頼と友愛を尊び、厳格な戒律を守って慎ましく暮らす修道士たちにも、アルジェリア内戦の余波で頻発するテロの脅威が迫る。非暴力を唱える修道院長クリスチャンは軍の保護を辞退するが、ある晩、過激派が修道院に乱入する。~goo映画より

ほんとは地震前に観るつもりだったのが延び延びになり、ついでに記事にするのも延び延びに・・・。
重い内容の作品だが、脚本、俳優、映像そして音楽、どれをとっても素晴らしい!!散りばめられた賛歌の美しさに胸が詰まり、最後の晩餐で「白鳥の湖」が流れる音楽センスに驚嘆。イスラムとカトリックが平和に暮らしていたこの村がテロリストによって変貌させられる不条理。植民地と旧宗主国間の不条理。不条理によってゆがめられる日常。現在の日本の状況をつい考えてしまっている自分がいる。そして、ラストに向かってゲッセマネの園を連想させるシーンから、捕えられゴルゴタの丘に向かって歩いていき・・・まさに受難劇を見ているような・・・。深くて苦い思いを抱えて劇場を後にした。

全然、作品とは関係ないけれど7日のNHKニュースで紹介されていたパリでのチャリティー・イベントの映像でフランス語訳された宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を朗読していたのは、どこかで見た気が?と思ったら、この作品のクリスティアンを演じていた ランベール・ウィルソン!
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たまには

2011-04-07 23:53:38 | 語学
通っているスペイン語学校の話なんかをしてみても、いっかな~、なんて思う日です。
私が在籍しているクラスは先生+2生徒という構成、ちょっと前までもう一人生徒がいたのですが、出産のため休学。
今日、学校に行ったらすごい量の荷物が!レトルトの食べ物、麺類、米、子どものためのお菓子、シリアル、カップ麺、そして石鹸、ティッシュ・ペーパー、歯磨き粉、そして子どもたちが遊べるように用意された色鉛筆、落書き帳、そして絵本etc.etc.土曜日の朝、南相馬に送るための支援物資だったのでした!!先生がfacebookを通じて今必要な物の呼び掛けに応え、またそれを呼び掛けた結果集まった荷物でした。在日スペイン人、日本人のみならず、本国スペインからも多くの方が呼び掛けに応じたとのこと。
この日、学校には初めてお会いしたスペイン人が二人。彼らも先生のfacebookの呼び掛けに応えて重い荷物を運んできて下さった方々でした。しかも、先生ご自身も会うのは今日が初めてだったとのこと。ここのところずうっと先生はPCに貼りついてこのアクションを起こしておられたのでした。南相馬まではそこに住んでいて現在東京に避難しておられる方が自身で車を運転されてそれらを持っていかれる手筈になっているそうです。
実は先月末からもう一人のクラスメートは仙台に手助けのため出かけていて、ほんとは今日あたりクラスに戻る予定だったのですが今日も欠席。多分、仕事が延びているか、あるいは疲れきっているかでしょうと先生と心配しながら話してました。来週にでも彼が帰ってきたら話しが聞けるんじゃないかと期待してます。そして今休学中の元クラスメートは仙台出身、この4月の頭にでも赤ちゃん連れて教室に来る予定だったのですが、出身地を知っているだけに、そしてどんなにその土地を愛しているかわかっているだけに気軽に「どう?」と聞けない状態です。先生もそう、私もそう。
しかし、この3週間というもの二人で実に色んな話をしています。無論、全てスペイン語なのでたどたどしながら時に微妙なニュアンスにどう言ったらいいでしょう、なんて質問しながらなので自分自身歯がゆく思う場面もあるのですが。でも、お互いに言えること、感じていることは3.11以降の変化の大きさ!!目に見えることは勿論のこと、目に見えない心理的な圧迫、知らず知らずのうちにいつも緊張を強いられている日々の連続。ここにいてさえこうなのだから、被災地の方々にとってはいかばかりでありましょうか!!
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チャリティーコンサートenミラノ詳細

2011-04-06 20:03:42 | 音楽
チャリティーコンサートenミラノ のチラシが届きました。
お近くにお住まいの方は是非是非、お運びください~♪

<イタリア在住の日本人音楽家による演奏会のご案内
日本のためのチャリティー・コンサート
会場:聖ベルナルディーノ アッレ モナケ教会、
   ミラノ、Lanzone通り13
日時:4月10日(日)
   17:00開演
出演 阿部早希子、森紀吏子(ソプラノ)菊池晃子(メゾ・ソプラノ)福島康晴、平井晴之(テノール)守谷敦、氏家厚文、Ursula San Cristobal、Jose Manuel Fernandez(リコーダー)松永綾子、田淵宏幸(バロック・ヴァイオリン)村田りか(ヴィオラ・ダ・ガンバ&リローネ)懸田貴嗣(チェロ)渋川美香里(アルパ・ドッピア)松岡友子、藤本典子(チェンバロ、オルガン)
曲目:モンテヴェルディ/サルヴェ・レジーナ、Si dolce e'l tormento
   ペルゴレージ/スターバト・マーテル etc.
収益金は日本赤十字に寄付します。>

(イタリア語はからっきしの私が訳してるので、ほんとに大雑把ですみません。)
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急告!チャリティー・コンサートのご案内

2011-04-05 20:26:36 | 音楽
音楽会の中止、延期が相次ぐ中、東日本大震災チャリティー・コンサートのお知らせが2つ届きましたのでお知らせいたします。
一つは東京・上野で、一つはイタリア・ミラノで開催とのことで日本国内と海の向こうとで相次いで音楽家達がこの大震災の復興支援のために立ち上がっています。
どちらも、今週の開催なのですが、お時間がおありになり音楽会の趣旨にご賛同くださったなら、是非お出かけ下さることを願っております、との出演者からの言葉です。

春祭り:ワンコイン・チャリティー・コンサート
日時:4月8日(金)
   第一部;13:00~14:30(第一部開場12:45)
   第二部;15:10~16:45(第二部開場15:00)
会場:東京文化会館 小ホール
料金:第一部、二部を通して¥500
プログラム:弦楽四重奏、ヴァイオリン、ピアノ、サクソフォーン・カルテット、声楽etc.
*声楽の出演者は「所沢ねむの会」の指導・指揮者の奥村さゆり氏:曲目はシューベルトとヴォルフの歌曲(16:00~16:10)だそうです。

金曜の午後のひと時、JR上野公園口から徒歩1分の文化会館で音楽の春を楽しまれてはいかがでしょう~♪
音楽会のついでに上野の桜、動物園のパンダも楽しめますよっ!!

チャリティーコンサートenミラノ
日時:4月10日(日)
出演:イタリア在住の日本人音楽家
会場、開演時間など詳細については追ってお知らせします。
*リコーダー奏者・守谷敦も出演いたします。
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