Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

西武×京急 コラボ電車

2014-08-30 00:07:37 | 旅気分
西武鉄道と京浜急行電鉄がコラボしてそれぞれが走らせているコラボ電車
京急の電車は黄色の車体「しあわせの黄色い電車」、そして西武線の電車は京急のシンボルカラーの赤と白の車体「幸運の赤い電車」。
なかなか出会うチャンスに恵まれなかったのが、最近ようやくひょっこり巡り会えました。
デジカメを持ち合わせてなかったので、ガラ携で撮りました~。
ほんとは正面の画像も欲しかったのですが、あれあれという間に電車は駅を離れて行き・・・。
でも、この目で見られたのだし、しかも乗ったからいいわ~
(画像については次の出会いを気長に待つことにします)

この時は、乗り換えの電車がコラボ電車でした。

車内は西武線ですが、吊り広告は京急のものでしたので、珍しく面白かったです。
下車駅で撮った写真。10両編成です。
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後日譚「第83回所沢寄席」

2014-08-28 00:04:04 | 日々の雑感・近況
7月に所沢ミューズで開催された「第83回所沢寄席」の話をいたしましたが、その後日譚です。

公演の後、所沢ミューズの『ミューズホームページ夏のプレゼントキャンペーン』を知ってそれに応募していた私。
応募者全員にもれなくミューズのグッズが当たるというこのキャンペーン。・・・所沢ミューズ、太っ腹~
その景品の一つに「第83回所沢寄席出演者 サイン入り扇子」があったのでした。
外れてもともと、とは思いつつ、でも、この公演は楽しかったし、できたらこの扇子が当たるといいなぁ~、と思いました。
(まあ、大抵、そういうものでしょう?)
だから、ミューズのHPから応募用紙をプリントアウトし一生懸命、細かく(私にしては)記入してFaxしたんです。

そして今日、郵便ポストに白いふわふわ封筒に包まれてミューズからの手紙が届いたのです。
何が入っているんだろう?
ドキドキしながら開けてみると、中から現れたのは・・・これ。
            
そこにはおめでたい紅白の包みが入っていて、
わ~寿恵廣・・・すえひろ、よ!す・え・ひ・ろ~
それを、開けますと~

「華の共演!よったり寄ったり競演会」の出演者全員のサインの入った扇子が出てまいりました~
(左から柳家三三師匠、三遊亭白鳥師匠、柳家花緑師匠、笑福亭たま師匠、前座の柳家フラワーさん)
ホール落語の面白さをミューズの所沢寄席で知ったので、このプレゼントはほんとに、嬉しいです~
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森へ

2014-08-26 23:46:50 | 旅気分
今年はムーミンの生みの親『トーベ・マリカ・ヤンソン(Tove Marika Jansson、1914年8月9日 - 2001年6月27日)』の生誕100周年のメモリアル・イヤーなんですね。
トーベ・ヤンソン⇒Wikipedia
検索するまで知りませんでした
彼女の資料を展示した資料館と2階は図書館になっている「森の家」は子ども劇場の裏手にあります。

丸太を横に使ったログハウスは見かけますが、こちらは飯能産西川材のヒノキ丸太を縦に使って建てられたログハウスです。
中は落ち着いたとても気持ちのいい空間が広がっています。
切り取られた壁にある可愛い窓。
外と内と・・・どちらも木がいっぱい!!

下から上を見上げると・・・美しい円が!!
螺旋にゆるゆる上って行く階段。
     
そして森の中へ
ツリーハウスもある~。
 
橋もある~。
           
水浴び場の水色の建物から向こうを見てみました。

ムーミン谷の一員になって冒険した気分でした
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ムーミン谷の子ども劇場

2014-08-25 23:23:57 | 旅気分
ムーミン屋敷から子ども劇場へ行ってみました。
ここには管理事務所が1階にあります。ここもやはり入口で靴を脱ぎます。
建物の背後のイベント広場から撮った画像です。
    
うろこの屋根のすぐ脇の通路には、あぶないから屋根に登っちゃ駄目だよとトロル達が大きな口を開けて言ってます。
(勿論、ほんとに言葉を発しているわけじゃないです)
    
玄関と2階の入口。
 
えっ!!かえるくん?!
水音涼しい・・・水の流れる壁と小さな池。
 
この公園の地図です。
公園全体とそこにある建物の配置が示されてます。



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探検、ムーミン屋敷

2014-08-24 22:41:33 | 旅気分
さあ、ではいよいよムーミン屋敷の中に入ってみましょう。
飯能の西川材をふんだんに使った室内には靴を脱いであがります。
小川が流れ1階は暑い日にもかかわらず、ひんやり気持ちいい~。
階段は緩やかな螺旋で、壁のところどころに色々な形の窓があります。
  
小さなムーミンたちが暮らすお部屋。
テントを張ったここにはスナフキンがいるのかしらん?
   
窓の向こうに水浴び小屋が見えて、小川で遊んでいる子どもの姿も見えます。
  
どのドアも魅力的な曲線に囲まれて、開けたり閉めたりしたくなる・・・。
壁をまたいだりよじ登ったり、好きなようにお遊びなさい~、と家の声が聞こえるよう。
 
そして、照明器具もどれをとっても温かくて素敵なの!!
           
このステンドグラス、そしてぐにゃりとした窓
          
台所にはオーブンがあり、反対側には画像はないけれど暖炉がしつらえられています。
この暖炉、冬には実際に火を入れるんですって。
外階段を使っても下りられます。
 
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ムーミン谷のムーミン屋敷

2014-08-23 21:41:01 | 旅気分
夏のある日、ムーミン谷と呼ばれる飯能の「あけぼの子どもの森公園」に初めて出かけました。
訪れたのは、曇った日の夕方だったにもかかわらず、たいそうにぎわっていました。
やはり小さい子ども連れの家族が多かったけれど、夫婦・カップル・親子・友達同士という姿も多かったです。

飯能の山を活かして、その自然の中に溶け込んで造られたこの公園は「子どもの森」とはいうものの、なかなかどうして今現在の子どもにも、かつての子どもにも等しく楽しいお伽の国を見せてくれるのです。
この、きのこのようなムーミン屋敷を見た途端に自然にムーミンの世界に足を踏み入れている気分~

「子どもが自分の力で遊び場を見つけ育てていく場」というこの公園。
取り立てて遊具があるわけではなく、建物の中を自分の身体で冒険するのが楽しい、それこそが「遊びだ」と大らかに構えているのが、素晴らしい!!。
そしてどの建物も丁寧な仕事によって造られているのがわかり、また楽しい心持ちになります。
大きい子も小さい子も、それを見守る大人も、みんな朗らかな顔をしていました。

曇天の夕方に写真を撮っているので、実際よりかなり赤味が強く出てしまって、それはちょっと残念。

でも、建物の愉快な雰囲気は十分、伝わりましょう?
こちらは↓後ろから見たムーミン屋敷。

もう、色んな仕掛けというか造形物が仕込まれていて、見ていて飽きないです。
あれ?これは笛を吹くスナフキンではないですか!!
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バロック・オペラ~その時代と作品~

2014-08-22 22:49:26 | 音楽
                    
友人に教えて頂いた新国立劇場情報センター刊行の『バロック・オペラ~その時代と作品~』
早速、購入して読んでいるのだが、これが面白い

そういえばバロック・オペラだけを紹介している本ってなかなかない気がする。
そういう中で、この本は1600年にフィレンツェで初演されたペーリの「エウリディーチェ」から1774年にパリで初演されたグルックの「オーリードのイフィジェニー」まで41作品を分かりやすくかつ読みやすく紹介・解説している。
本の構成も面白く読めるように工夫されており、全体をイタリア・フランス・ドイツ・イギリスと国別、作曲家に区切り、一つの作品につき概説とあらすじを掲載、そしてバロック・オペラについて音楽史を交えた11の話をコラムとして、それとは別に、7人の作曲家の生涯を含めた解説が挟まれている。
ざあっと読んでいくのもよし、この作品・作曲家・用語について読むのもよし、となかなか便利な一冊~
しかも、89ページのこの本、税抜き¥700!!

『バロック・オペラ~その時代と作品~』⇒♪こちら
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空と山と鉄塔と

2014-08-20 00:00:32 | 自然
山々に天使の梯子が掛けられていた。
日の沈む前の、つかの間の光の遊び。

稜線がくっきり浮き上がってくると、夏の終わりが近付いているのを感ずる。

近くの木々の葉もちらちら光る。

いつも見慣れていたはずの景色だのに、
こんなに鉄塔が多かったっけ?とふいに気付く。
にょきにょきにょきにょき・・・。

見上げた空にまごうことなき秋の気配。
            
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思い出のマーニー

2014-08-16 23:55:54 | 映画 あ行
                 

2014年/日本/103分
監督:米林宏昌
原作:ジョーン・G・ロビンソン
音楽:村松崇継
声の出演:高月彩良、有村架純、寺島進、根岸季衣
ストーリー:心を閉ざした少女杏奈は、ぜんそくの療養を目的に親戚が生活している海沿いの村にやって来た。そんなある日、彼女の前に誰もいない屋敷の青い窓に閉じ込められた、きれいなブロンドの少女マーニーが姿を見せる。その出会い以来、杏奈の身の回りでは立て続けに奇妙な出来事が起きるようになるが、それは二人だけの秘密だった。~シネマトゥデイより

とにかく絵が美しい~
みずみずしい植物、刻々変わる入江の様子など、はっとさせられ、時に息をのむほど美しい。
お話はミステリアスで謎解きに満ちている。「マーニー」って誰?と杏奈と一緒に正体不明のマーニーを追いかけているうちに、最後に全てがくるんと一つながりの輪になっていた、と気付かされる。
私は写真の中で杏奈が抱いていた人形がマーニーだと思い込んでしまったのだけれど・・気持ちよくだまされました。
12歳の思春期の少女のとんがった気分、心がここで繊細に描かれる。
両親の死後、彼女を引き取って育てている義父母のことを含め、不安定な位置にいると自覚することで余計に自分を追い詰めてしまっていた杏奈。
彼女はマーニーに出会ったことで、自分自身を知りアイデンティティを手にすることができたのだ。確固としたそれを内なる自分に自覚することで杏奈は成長していく。

この作品の前に観たのが『ぼくを探しに』だったのだが、テイストは全く違うにもかかわらず、どちらも心のロード・ムービーと感じる。
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ぼくを探しに

2014-08-15 00:31:24 | 映画 は行
               
2013年/フランス/106分
原題:ATTILA MARCEL
監督:シルヴァン・ショメ
出演:ギョーム・グイ/アンヌ・ル・二/ベルナデッド・ラフォン/エレーヌ・ヴァンサン/ルイス・レゴ/ファニー・トゥーロン/キー・カイング/ジャン・クロード・ドレフュス/ヴィンセント・デナード/シリル・コートン
ストーリー:物語の主人公は、幼い頃に両親を亡くし、そのショックで言葉を話すことができないまま大人になったポール。姉妹の伯母に世界一のピアニストになるよう育てられ、友達もいない孤独な日々を送っていた。そんなある日、ポールは同じアパルトマンに住む謎めいた女性、マダム・プルーストに出会う。
彼女が淹れたハーブティーは、失われた記憶を呼び覚ます不思議な力を持っていた。無くしたはずの過去は固く閉ざされたポールの心を揺さぶり、彼の人生は少しずつ変化していく――。~チラシより

これは素敵だった~
目の前で両親を亡くしたことで言葉を失い、同時に記憶を心の奥に封じ込めて生きてきたピアニストのポールがふとしたきっかけで知り合うことになったマダム・プルーストのハーブティーによって本来の記憶を取り戻し、言い換えれば自分自身を見つける心の軌跡が描かれる。
と言っては、なんだか身も蓋もない感じだが・・・それぞれが個性的な役者たちが、溢れる色彩、そして音楽によってよりくっきり鮮明に語りかけてくる。
今まで見ようとしなかった自分と対峙しようとし、見つけようとしていく過程は、なんだかロードムービーのよう。
おかしさの中に苦さと切なさが混じる・・・。

切り取られた断片がきらきらとガラス片のように輝きながら記憶の中に降ってくる。
何台か登場するピアノ、特に部屋に置かれていたすごい装飾のグランド・ピアノはその存在感で他のピアノを圧倒していた。
また、誕生日プレゼントの中にあった指の訓練器!!
シューマンが指を痛めた、と映画の中でも言っていたけれど、それはこんな器具だったのかと吃驚。見るからにいやな感じの器具だったな。
幾つも目にした食べ物の中で気になったお菓子の「シュケット」!!
シュー生地にあられ糖がまぶされたシンプルなお菓子というけれど食べたことがないので、いつか食べてみたい。
そして、ハーブティーとマドレーヌが出てくる大きな黒い犬がいて森に迷い込んだようなマダム・プルーストの部屋etc.etc.
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お散歩、さんぽでサンツ/Sants駅辺り

2014-08-05 23:41:56 | 旅:バルセロナ紀行(2)
今回泊まった宿の最寄り駅は地下鉄(赤1)のオスタフランクス駅でした。
ここは便利な場所で(緑3)タラゴナ駅も使えるし、(青5)サンツ・エスタシオン、プラサ・ダ・サンツ駅までも難なく歩けてしまうというロケーション。
木の向こうにサンツ駅が見えます。

近寄って行くと段々人が増えていく。
サンツ駅は鉄道RENFEの駅です。
折りしもバカンス・シーズンで窓口も自動券売機も乗ろうと思っている列車に乗れるのだろうか、と心配になるくらいの長蛇の列でした。

はるか向こうにティビダボの丘が見えます。

サンツ駅のまわりにある公園。

朝の光の中・・・。
  
色々な思いと思い出を胸に、この日の午後バルセロナをあとにしました。
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ホアキン・ソローリャ展@カイシャ・フォーラム/Caixa Forum

2014-08-04 23:55:50 | 旅:バルセロナ紀行(2)
恥ずかしながらそれまで私はルミニスモ(光彩主義)の画家と呼ばれるホアキン・ソローリャ/Joaquín SOROLLAを知りませんでした。
今回、スペイン広場のすぐ近くの美術館カイシャ・フォーラムで”SOROLLA:海の色”という彼の展覧会が開催されているので見に行きませんか、と誘われて出かけました。
会場の賑わいから彼の作品がどれほど支持されているか、人気があるかが伝わってきました。
パンフレットと記念に買った栞。
  
日本では長崎県美術館が彼の作品を収蔵していることを検索していて知りました。
ホアキン・ソローリャ(ソローリャ・イ・バスティーダ ):Joaquín SOROLLA Y BASTIDA(1863~1923年)
とにかく海の風景、その波の色、特に光の美しさ!!移ろいゆく光の表情が時間とともにカンバスに閉じ込められているような・・・。
大作から小品まで、何室にもわたって繰り広げられる波と光の世界。
展示室の中の一室ではかれの作品の紹介・解説映像をマドリッドにある彼のアトリエとともに映し出していましたが、部屋は満員でみな熱心に映像と説明に聞き入っていました。
長崎県美術館コレクション⇒ホアキン・ソローリャ・イ・バスティーダ

ところで会場となったカイシャ・フォーラム/Caixa Forumは
「この美術館では入れかわりで有名な画家やデザイナー、写真家の展覧会が行われています。この建物はかつて繊維工場だったモデルニスモ風の建物を改築し、新しく建てられた入り口部分は日本の建築家、磯崎新氏によるものです。」(「とっておきバルセロナ」より)だそうです。
 
この建物自体を眺めているだけでも楽しいです。同行のカタルーニャの方が色々細かな説明をして下さったので余計興味深く見ることができました。
余談ですが、この美術館を運営しているLa caixaラカイシャはスペインのカタルーニャから興った大きな銀行で、ここの銀行カードを持っている人は入場料が無料です。いいなあ。
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コロニア・グエル教会/地下聖堂(クリプタ)②

2014-08-04 00:00:22 | 旅:バルセロナ紀行(2)
地下聖堂(クリプタ)の中。
ここは「沈黙」が支配する別世界だった。
  
窓が蝶の羽のように開くステンドグラス。
下の部分が開けられて外の白い光が差し込んでいた。
 
入口にある聖水盤として置かれている大きな貝、オオシャコガイ。
(海から揚げられた後、一つがここに置かれ、もう一つはサグラダ・ファミリアに置かれていると聞きました)
           
地下聖堂(クリプタ)に置かれていたガウディ作の椅子の画像は上手く撮れなかったのだが、代わりにカタルーニャ美術館に展示されていた同じ椅子。
これが聖堂内に並んでおりました。
              
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コロニア・グエル教会/地下聖堂(クリプタ)①

2014-08-03 21:27:23 | 旅:バルセロナ紀行(2)
こちらがアントニ・ガウディ設計のコロニア・グエル教会。
                   
1908年着工、6年後に建設はサグラダ・ファミリアの仕事が入ったため中断され、半地下の部分のみ完成、この地下聖堂(クリプト)は礼拝堂として使用されています。
実際、訪れた日も昼にミサがあり、その間は見学は中止されました。
しかしこの美しさ!!
自然と一体となってそこに溶け込んでいるような・・・。
 
しかも、ガウディはこの建物の素材に割れたタイルや使えない煉瓦、織機の廃品などを使用して建てているのです。
この当時に彼は既に今でいう「エコ」を実践していたんですね~!!
                       
建造物と言うより、地面から自然に生えてきたんじゃないかと思えるような・・・。
 
ガウディはこの建築物の設計にあたって、フニクラという逆さ吊り実験を十年以上の歳月を費やして行ったのですが、左は下に置かれた鏡が写した逆さ吊り模型でこのように教会は完成される予定でした。
           
左の画像、窓の上に刻まれている文字はギリシア文字の「Α:アルファ」と「Ω:オメガ」。
これはギリシア文字の順番で言うと、最初と最後を示し、それは全てを意味すると聞き、神社の狛犬さんの「あ」と「うん」のようだなぁ、とすごく素直に納得しました。
              
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コロニア・グエル

2014-08-02 22:22:36 | 旅:バルセロナ紀行(2)
「コロニア・グエルに行きませんか」というお誘いを受けてバルセロナの近郊、サンタ・コロマ・ダ・サルバリョ市/Santa Coloma de Cwrvellóに出かけました。
コロニア・グエルは実業家エウゼビ・グエルが1890年に設立し、繊維工場を中心に従業員の生活向上のためのコロニア(生活共同体)でした。ですからここには文化施設(学校・住居・劇場など)と宗教施設がありそれらはすべて繊維工場で働く従業員のためのものとして造られたのでした。
新しい建築物には当時第一線で活躍していた建築家たち(フランセスク・ベレンゲーとジュアン・ルビオ)にモデルニスモ様式を取り入れた施設を発注し、アントニ・ガウディに教会建築を依頼しました。グエルはガウディの「メセナ」として彼を援助していました。(チラシ参照)

ねむの花が満開で私たちを迎えてくれました。
 
コロニア・グエルはゆっくり散歩を楽しめるところでした。
1973年に起こった経済危機のためこの繊維工業は閉鎖されたのですが、現在でも残された建物には多くの人々が暮らしています。
 
コロニア・グエル遠景。
                       
角を曲がる毎に新たな風景に出会えます。
1900年築のオルダル邸、現在は私有住宅だそうです。
 
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