Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

大晦日

2010-12-31 23:57:51 | 日々の雑感・近況
         
夕方にはかなり雲が出て寒くなってきましたが2010年が静かに暮れていきます。。
掃除の後は、さあっ!いよいよ年賀状!!
今年の元旦は印刷用のインクを電気店に買いに走ったので、そこんとこは万事抜かりなくインクは2セット取り揃えて、年賀状プロジェクトに臨みます

本年もこの拙いブログを訪れて下さった皆さま、本当にありがとうございました。
2011年が、よい一年となりますように~♪
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマスに

2010-12-25 23:55:21 | 日々の雑感・近況
             
よいクリスマスを過ごされたことと思います。
私は静かなクリスマスを過ごしました。色~んなことを考え、色~んなことを思ってました。と言っても、私のことですから、どうせ、ろくなもんじゃないのですが
このカードの「なかよくみんなでクリスマス」って素朴でそして全てなんじゃないかという気がします。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

冬晴れの日

2010-12-23 19:09:32 | 自然
真上の空は雲一つなかったのだが、山を望む空にはふわふわ雲が浮かんでいた。吹き来る風と川の流れる音を聞きながら土手の道を歩いた。
はるか向こうに、堂々と真っ白に雪化粧をした富士山の姿が・・・。美しいなぁ~久しぶりにここから眺めた冬の富士山だ。

山々が幾つも重なって連なっているのも、雄大で胸がすうっとする。
  
足元に目をやれば、光る水面。
葉を落とした岸の木々、枯れてかさかさ揺れている銀のススキ。
        
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月というと・・・

2010-12-20 22:34:10 | 音楽
やはり12月というとクリスマス・コンサートなどありその準備に追われてます。
そんな中、多く耳にするのは・・・ベートーベンの第九~♪とはいうものの今まで、私はぜ~んぜん縁のないものでした。
が、今年は「○○日時間ありますか?」と聞かれ、たまたまその日が空いていたので第九の合唱練習を1回だけ伴奏することになり、初めて第九とご縁ができました。一応、譜面は持っていたので助かりましたが、でも弾きはじめると、これ、意外に難しい~!しかも、「第九を歌う会」の方々にとってはその日は本番前、最後の練習だと伺い、余計プレッシャーがどかっと。だって、こちらは1回目なのに、合唱の方々は1年がかりで用意されてるわけでしょう、本番がくるのを今や遅しと、武者震いせんばかりな状況なわけでしょう?などなど色んな思いが交錯して・・・先週、無事に済んだので、ほんとよかった!
ところで今回伴奏してみて第九の人々を惹きつける魅力というか魔力を直にひしひしと感じることができました。皆さん、第九の音楽に共感しまたそこに演奏者として参加しているという思いを共有することで、感動を深められているのですね~♪26日が本番だそうですが、すでに満席だそうです。きっと素晴らしい演奏会になるでしょう!!
私は明日は「所沢 ねむの会」のクリスマス・コンサート
今夜は何となく冬至も近いし(22日)景気付け(!?)にと、南瓜のポタージュを作りました。
               
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クリスマス・イルミネーション@所沢駅前

2010-12-15 00:00:41 | 旅気分
今年も所沢駅前にクリスマス・イルミネーションが登場して冬の夜空に彩りを添えています。
去年は木のてっぺんが丸い灯りでしたが、今年は星が輝いています。そして白い光の帯がすうっ、すうっと下に流れています。画像でははっきりその動きがとらえられないのが残念

橋上改札口を出て所沢西武・ワルツとつながっているデッキの灯り、駅入り口近くには鮮やかなピンクのハートが早くもお目見え!!

木の枝の形が青い光の向こうにうっすら見えてきれい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プサルテリ・プロジェクト開始

2010-12-14 00:27:46 | 音楽
プサルテリ/プサルテリー/プサルテリウムというとまず思い浮かぶのはその楽器を抱えて演奏している絵画。
左は13世紀スペインの『聖母マリアのカンティガ集』より。
右はハンス・メムリンク(1435?-1494)『奏楽天使』(左端の天使が奏している楽器)
ところでこの絵は「Stock Book」の説明によると、現在、ベルギーのブリュッセルにある王立美術館に収められているのだけれど、もともとはスペインのナヘラ地方にある、サンタ・マリア・ラ・レアル教会の大オルガンを装飾していたものだとか。

そんな中世の楽器、プサルテリを弾いてみたいなとずうっと思っていて、10月にロバハウスの古楽市場に行った時も、何台か出ていたプサルテリをいいなぁ、とじっくり眺めてきたのだった。
同じくこの楽器いいよねえと言っている友人はeBayを中心に探しているのだが、私は色々散々考えた末、今年+来年分の誕生日のプレゼントに、ということでEMSのキットを選んだ。組み立ては木工のプロが請け合ってくれたし・・・。
で、注文してから3週間ほどではるばるイギリスからキットが届いた。厳重にプチプチで包まれて厳重に守られて届いたのだ。

がさごそ開けてみると中もぷちぷちでこんな感じ。このキットには楽器専用のケース付き。
キットとはいえ、ぱっと見、かなりの部分すでに形になっている。さあ、これがどんな風に完成していくのか、ほんと、楽しみだ。
 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

駅の中で漆器に出会う

2010-12-12 00:00:49 | 旅気分
駅構内に臨時でというか順番でというか、そんな出店を通りがかりに見かけると面白そうでついつい近くを通って眺めてしまう。
地方の色んな物産が並べられた出店は珍しく、面白い。しかも、何時出会えるか定かでないのも余計に楽しい。
大分前、木曽・奈良井宿の木曽漆器の出店に遭遇し、丼ほど大きくなく椀ほど小さくない根来塗の椀が気に入って買ったことがある。その大きさと、漆の色合いと、そしてデパートなんかではこの値段では出てないよ、という言葉に2個購入した。確か1個¥750だった。実際、使ってみると使い勝手がよく、手に馴染むことこの上ない。それで、ああ、あともう2つ買い足したいな、とそれからずうっと思っていた。
次に同じ出店に出会ったのはそれから2年経ってからだった。ようやく出会えて嬉しくって、でも値段は¥980だった。時間が経っているからと思いつつ聞いてみると、あの時より漆を塗る回数が増えたんで値段も上がってます、とのこと。なるほど塗りの回数がねぇ~、と懐疑的な私。でも最初に購入して以来、ずっと欲しいと思っていたので2個ほくほくしながら買ったのだ。
そして先日、そうお椀を買い足してから1年半から2年経っていたのだが、またまた同じ出店に出会った。根来塗のお椀、椀の内側の底のデザインが変わったものが¥1260で出ていた。(う~む、このお椀で定点観測状態になっている私だ)
お椀以外にも並べられていた木曽漆器をあれこれ眺めているうちに、突然今使っている箸のことを思い出す、そうだ、大分くたびれていたっけ!!と。結局、たくさん並べられていたお箸のうちに気に入ったものがあったので2膳買った。
お箸を入れてくれた袋には奈良井宿の街並みとその上に木曽の御嶽山が版画風に印刷されていた。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

チリコンカンまたはチリ・コン・カルネ

2010-12-08 22:25:25 | 食・その周辺
12月に入り、クリスマス・コンサートの準備であれこれ忙しい毎日が続いている。
そんな時、ぱぱっと出来る料理は便利だ。そして案外、重宝するのは煮込み料理。
いつだったか、メキシコ料理店でランチに食べたチリコンカンを作ってみた。チリコンカンって響きが面白かったのだが、これは英語読みでスペイン語では(メキシコはスペイン語圏ですもんね)チリ・コン・カルネ/chile con carne。メニューを見てああ、なるほど~!と思ったのだった。chileは唐辛子、carneは肉で、それが一緒になったchile con carneは辞書にも出ている牛ひき肉・豆の辛いトマト・ソース煮。ネットでレシピを探して作ってみたが、お米にもパンにも合って美味しい。参考にしたのは⇒こちら(ベル・ペッパーはなかったのでピーマンを使い、キドニービーンズはミックス・ビーンズの缶詰を使ったが、私は大満足~
                  
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

情けは人のためならず・・・佃祭

2010-12-07 23:46:22 | 音楽
         
柳家一九師匠がトリを務められるというので、先だって上野の鈴本演芸場に出かけた。御徒町駅北口から徒歩5分ほどにあるビルの入口には幟と写真入りの番組表が、ここが寄席の入口ですよ、という雰囲気を辺りに漂わせている。いわゆる定席と呼ばれるこうした場所に行ったのは初めてだったのでなんだかどきどき、わくわくした。着いた時間が昼席のもう終わりの三人というところだったので、入場料も割引き料金になっており、持っていた大きな荷物はもぎりのところで預かってもらえた。切符と引き換えにもらった「鈴本演芸場番組」というプログラムの表紙は『浮世絵鳥居派九代目家元:鳥居清光/12月 れんこん』とのこと。これが寄席のプログラム~!と珍しくてしげしげ眺めた。
会場の中はすべて椅子席の自由席で(椅子の背もたれには小テーブルがついている)天井も高く広々している。観客はかなり多く、しかも年配の男性が多い。ロビーで一席落語が流れているのを聞き(途中からだったので)次のプログラムとの切れ目に席に着いた。
そこで始まったのは「太神楽曲芸:翁家 和楽社中」(三人の演者)の曲芸。傘の上で鞠やらを見事に回して見せてくれたかと思うと、鞠が曲芸師の体の上を自在に走り回る芸と続く。説明の口上も見事で楽しい。そして、土瓶が行ったり来たり、飛んだり跳ねたりするの芸へとつながっていく。そしてそこで十分ドキドキした後に大きなナイフが舞台上をキラキラ飛ぶのだった。
そしてこの曲芸を楽しんだ後にいよいよ昼席のトリの柳家一九師匠。まくらに「情けは人のためならず」とふってから、いよいよ噺の本題へ~。ふいっと自然に観客を話に引き込み、じいっと耳を傾かせ、生き生きと情景を思い描かせ佃祭の世界に誘われた30分間だった。
そして帰り道で実に実に芸についての色~んなこと、音楽のことについて改めて考えていたのだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古代メキシコ・オルメカ文明展

2010-12-01 23:56:49 | 展覧会・建築・器
池袋にある「古代オリエント博物館」で開催中の『日本メキシコ交流400周年記念:「古代メキシコ・オルメカ文明展-マヤへの道」』を見た。

会場:東京・池袋/古代オリエント博物館(池袋サンシャインシティ 文化会館7階)
会期:2010年10月9日(土)~12月19日(日)(会期中無休)
   午前10時~午後5時

マヤ文明以前、紀元前1500年頃メキシコ湾岸地方の密林に誕生したという「オルメカ文明」という存在を初めて知った展覧会だった。
巨石の人頭像に出迎えられて会場内へと入っていくと丁寧な説明と展示品の数々に目を奪われる。仮面にはどれも歯がぎざぎざと刻まれて何ともリアルというか、どこかユーモラスで見ていて飽きない。そして様々な土偶の豊かな表情、細かな仕草を楽しみ、土器の美しさ、石に刻まれた暦などにどれほどの高度な文明だったのかを想像していた。そして、数多く並べられていた石斧、特にヒスイが多かったが、その細工の精巧さと美しさに驚嘆させられた。とにかく、どうやったらこんな石斧ができるのだろう!!と。

入口の巨石人頭像(オルメカヘッド):複製展示、と運がよければオルメカ人にも会える、もとい、誰でもオルメカ人の気分(!?)を味わえる展覧会だ
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする