Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ご近所で楽しむ

2005-04-30 00:40:25 | 展覧会・建築・器
今日からGWということだが特別に何をするということは(旅行とかっていうこと)・・・ない。仕事もあるしね。ということで「安・近・短」を地で行くことになりそう。

今日はお誘いを受けていた「我が家でギャラリー~木の生活具と家具」展に出かけた。といって遠くではなく、うちから二軒先の「萩原工房&デザイン」、徒歩1分弱。自宅を開放しての展示会で作品がお宅の雰囲気にしっくり溶け込んでいる。また、今日初めて知ったが、奥様はハーブクラフト・アロマテラピー・香りのお話の教室をやはりご自宅で開いている、とのこと。

どこでもそうだろうけれども、ここの周りも前の家と同様、色々面白い方がいらっしゃるという事を知り、発見のあった一日となった。
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道すがら・・・

2005-04-28 00:10:09 | 自然
散歩の道すがら、これから盛りを迎えようとするつつじに出会う。

             

誰に言われたわけでもないのに、その時期が来ると現れる花、葉たち。ふと見ると足元にはすみれが咲いている。       

             
うねうね続く山並みの向こうに沈もうとする夕日に、ふと詩の一節が思い浮かぶ。景色も心も静かだ。
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カタクリのご縁

2005-04-27 00:07:42 | 日々の雑感・近況
4月10日の「カタクリの花」の記事がご縁で、料理研究家・海野としえさんのブログを知りました。
普通、カタクリといえば赤紫色を思い浮かべますが、彼女から、なんと「黄色カタクリ」が咲いたとのお知らせを頂戴しました
黄色です、初めて見ました!可憐でちょっとはかなげで、美しいです。
では、ご紹介・・・黄色カタクリの記事はこちら

記事がご縁でこんな素敵な出会いに恵まれました。なんか嬉しい!です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

甘い人生

2005-04-24 00:11:17 | 映画 あ行
イ・ビョンホン主演で話題の「甘い人生」を見てきた。
                 

これは、全然甘くない!「純愛」「純愛」・・・と宣伝文句には謳っているが、私には「ん?」。その言葉には凄く違和感を感じる。(客集めのための甘い文句か?)

物語はボスであるカン氏(キム・ヨンチョル)の信頼と寵愛を一身に受ける、冷酷で頭の切れるソヌ(イ・ビョンホン)が、ボスの若い愛人であるヒス(シン・ミナ)の監視をすることになる。しかし、その時のソヌの決断が取り返しのつかない抗争と破滅へと彼を導く。

かなり暴力シーンも多く、えぐい場面も多いが色の対照が印象に残る。流れる血とカーペットの色、冒頭の風に揺れる柳(?)の緑とバックの暗い色とか、べったり雨の中に座り込むソヌの顔に流れる血と服の色に対して、ボスと部下の黒い傘と服など。そしてどの役者もすごく存在感がありこちらに迫ってくる。・・・ふと「オールドボーイ」を見た時のことを思い出す。
イ・ビョンホンがどうとかじゃなく、映画として面白かった。
Wikipediaで今一分かるようで分からななかったキーワードのフィルム・ノワール探してみた。なるほどね!
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

作曲者に教えを受ける

2005-04-22 00:40:54 | 音楽
たいていの場合、私が弾いている作品の作曲者は既にこの世にいない。しかしその人は今いなくても、その作品は愛され、演奏される事によって永遠の命を持つ。でも、たまに作曲者にこの作品について聞いてみたいなあ、というかなわぬ思いを抱く事がある。

だけど幸運な事に、現在生きて、或いは最近まで存命であった同じ時代の空気を呼吸する作曲家の作品を弾けることがある。今、現代作曲家の作品を一番聞けるのはひょっとしたら合唱曲なのかもしれない。合唱祭の演目を見るとその感をいつも強くする。

昨日(20日・水)は高田三郎氏に合唱団員として直接教えを受けていた、という方との伴奏合わせで少しその時の話が聞けて楽しかった。音楽にはものすごく厳しい方でレッスン中はピーンと空気が張り詰めているのだけれど、いったんそこを離れるとユーモアのある愉快な方だったとか。なんかそんな事伺うと知ってる彼の色んな曲がより身近に、体温を持って息づくように思える。

そんな昨日の次の今日は、来る5月22日(日)の王子ホールでの「私の音楽遊園地~いとうたつこ作品展」のための合唱曲の練習日であった。(私は第一部、「お父さんが作った子守歌」のピアノ)いとうたつこ氏自身が棒を振るので、細部にわたって彼女の思いを直接伺えて、なるほどお!そうだったのね、ここはこう解釈するのね、などと新たな発見に感激。思いがけないフレージングに知らず知らずのうちに固定観念で解釈していることに思い至り、心をしなやかに持っていたいと願う。

この演奏会に関するお知らせはこちら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

息子のまなざし

2005-04-21 00:08:44 | 映画 ま行
「息子のまなざし」2002年、ベルギー=フランス
監督・脚本:ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ

オリヴィエ(オリヴィエ・グルメ)は職業訓練所で大工仕事を教えている。ある日、その訓練所にフランシス(モルガン・マリンヌ)という少年が入所してくる。フランシスの身上書を読んで激しく動揺するオリヴィエ。
一度はフランシスが希望する大工のクラスを手一杯だからと断るオリヴィエだが、何故か彼は人に気づかれぬよう、フランシスの後を追う。少年院を出ても母親の元に行く事もできず、その上、父親の顔はみたこともないという環境に育ったフランシスは、大工のクラスに入りオリヴィエを慕う。オリヴィエとフランシスとの関係は・・・。

一切、音楽がない映画である。まるでドキュメンタリー・フィルムのような映像で淡々とオリヴィエの日常が綴られてゆく。台詞も少ない。でも、激しい葛藤が伝わり、見ている側も不安になる。
普通に生きる人間が、聖者でもなく、ごくごく普通のどこにでもいる人間が、最も憎い相手さえも受け入れられるのかというテーマが重い。ラスト・シーンが妙に声高にそのテーマを謳わない分逆に心に強く訴えかけてきた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桜のち新緑

2005-04-20 00:10:50 | 自然
今、この時期にしか見られない緑のグラデーション、
                             
春の光にやわらかに、しなやかにきらめく。
                             
自然のパワーを体一杯に感じて・・・さあ、深呼吸!!
                             
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

万博・民族音楽紀行

2005-04-18 00:38:27 | 愛・地球博
万博で何を見るか、聞くか、体験するかは人それぞれ・・・民族音楽紀行をしてきたという便りが届いた。アジアのパビリオンを中心に回ったそうで、そこでそれぞれの国の音楽にめぐりあったとのことである。
先ずは、スリランカ。二人の太鼓奏者が見事な演奏で現れ・・・
           
その後に「おっさん」が登場。観客を大いに沸かせる演技で会場を盛り上げたそうだ。
           
そしてイエメンでは左側の三人が抜刀して踊り、右側の三人が楽団。
           
笛吹いていたこの人の頬に注目!リードの笛でなんていう呼吸法か忘れちゃったんだけど、とにかくずうっと音がドローンで鳴ってるんだって。
                        
あと、イランの音楽と踊りもよかったそうだ。こんな楽しみ方ができるのも万博ならでは、ということなのでしょう。
私も行くぞっ!!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イ・ビョンホンさん

2005-04-17 01:23:59 | 日々の雑感・近況
今日からいよいよ「オールイン」が始まった。「美しい日々」毎週楽しみに見ていたので、これからまたイ・ビョンホンさんがTVで見られるのは嬉しいな!
                                                          
映画「甘い人生」のために来日していた彼のインタヴューを先週3回見た。中でも面白かったのは金曜日の「たけしの誰でもピカソ」でのインタヴュー。北野監督作品を敬愛するというイ・ビョンホンさんはただ一方的に質問されるだけではなかった。逆に監督に色々質問して、またそれに誠実に監督も答えて一方通行にならない対談となり映画・演技に対する二人の姿が浮き彫りされていたのが面白かった。とにかく誠実に演技、役柄に向かい合っているのが素直に伝わりそういう姿勢が素敵だなあ、と思った。
                    
画像は韓国へ旅行に出かけられた方に、同じ合唱団の「イ・ビョンホン」ファンの友人と「二人で仲良く分けっこね~」とお土産にいただいた、大事な25枚のカードです。すごい、やったね!ありがと!で、どうやったら上手く見せられるかと表・裏と2枚撮ってみました。うん、うん、いいじゃん!ねっ!
コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

道端で・・・

2005-04-16 11:17:31 | 自然
おや、ここにも春が・・・と見つけた「つくし」です。
手前は「どくだみ」でしょうか。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

所沢航空発祥記念館

2005-04-15 20:12:26 | 展覧会・建築・器
西武新宿線「航空公園」駅はその名の通り航空公園がある駅ですが、県並びに所沢市の官公庁が集中しています。今日は土曜日を前にその中の庁舎に出掛けました。
案外、短時間で用事は終わり外へ出てあたりを見回すとこの建物のお向かいが「所沢航空発祥記念館」であることを発見。で、初めて入ってみました!展示館のみの大人入館料は¥520。
先ず入り口を入るとその天井には会式一号機(レプリカ)がぶら下がってます。
          
写真撮影について伺うと「どうぞご自由にお撮りください」とのことでしたので気持ちよく何枚か撮りました。
次は、セスナT310Qの分解展示・・・中に入れます。
          
そして、広~くて高~い部屋には、飛行機とヘリコプターが・・・  
          
フライトシュミレーターには張り付いている親子連れの姿がありました。航空ファンにとっては垂涎の的・・・と思いました。ではおまけにもう一つ・・・。
          
*所沢航空発祥記念館のホームページはこちら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

睡眠学習

2005-04-15 00:15:28 | 音楽
子どもの頃、心引かれた「睡眠学習で寝ている間にぐんぐん覚える」というフレーズ。それは結局、枕の宣伝だったりしたんだけれど。
その枕の下に覚えたい本を入れておけば翌朝には、アラ不思議、内容がすっかり頭の中に・・・しかしこれは絶対ないな。
それでも夢を捨てきれない私はCDに挑戦してみた。でも寝つき悪~い、音が鳴ってる間中、熟睡できないようだった上に、寝起きも何かぐったり疲れて、どよ~んとしてた。脳はきいてたんだろうか?いいような、悪いような・・・微妙だ。
蛙くんが笑ってる!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花冷えで・・・

2005-04-13 23:59:26 | 音楽
そう深刻ではないが、左手の調子が悪い。その上、ここのところの花冷えである。経験上、寒さと湿気は手の調子の回復を著しく阻害する。サポーターをしてみる。ちょっと楽?なような気がする。
こうなったらご機嫌を取りながら弾くしかない。天気の回復に期待しよう!明日はだそうだ!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リサイタル・シリーズ2005 in 近江楽堂:第二夜

2005-04-13 23:02:17 | 音楽
2月の第一夜に引き続き「西山まりえハープ&チェンバロ リサイタル・シリーズ2005 in 近江楽堂」(4月12日)を聴く。
今回、西山氏はゴシック・ハープ&オルガネットを演奏し、ゲストは濱田芳通氏(リコーダー、コルネット、オルガネット)。
*中世音楽を今に伝える”聖典”、天使の奏楽~15世紀「ファエンツァ写本」*
コンスタンティア(作者不詳 ファエンツァ写本)、バッラータ/ご婦人は哀れみを持つことはあるまい(ファエンツァ写本)、白い花(作者不詳 ファエンツァ写本)、イスタンピッタ/美徳の始まり(作者不詳 ロンドン写本)etc.
プログラムの詳細はアントネッロ公式サイトこちらへ。

先ずゴシック・ハープの音が響いた時、第一夜で聴いたルネサンス・ダブル・ハープとは随分違う音がする、と吃驚する。西山氏によるとゴシック・ハープは一列24弦が張られているとのことだった。
時代を超えて現代によみがえり息づく音楽、熱く語りかける音。いつも感じる、とどまっていない、って。いつも進んでいるって。なんていうのだろう、すごく新しさを感じる、とでもいうのか。この夜、色々な楽器、組み合わせを楽しんだが、その中には西山氏、濱田氏による二台のオルガネットの演奏もあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

猟奇的な彼女

2005-04-12 00:38:37 | 映画 ら行
前々から面白い、と勧められていた「猟奇的な彼女」(監督 : クァク・ジェヨン)を先日DVDで見た。どういう面白さなのか分からずに見始めたのだが・・・すぐにわかった。

大学生のキョヌ(チャ・テヒョン)は、電車内で酔っ払っている「彼女」(チョン・ジヒョン)と出会う。意識のない「彼女」を放っておけず、仕方なくホテルへ運び介抱する羽目に。これをきっかけに二人の不思議な関係が始まる。

とにかく「彼女」の強い事、キョヌの弱い事!ずっと強引でワイルドな「彼女」に振り回されっぱなしのキョヌだったが、そんな「彼女」にひかれてゆく。「偶然」が一つのキーワードとなっていて、その結末は、そ、そんなあ!という気がしないでもないが、・・この展開ならまあ、許せるかな?とにかくこの映画、劇中劇とか、ほろりとなる場面とか様々な要素がちりばめられていて・・笑えます!

ところで出会いの時に酔った彼女が地下鉄の中で戻しちゃうんだけど、思わず「千と千尋の神隠し」で「かおなし」が吐いてる場面を思い出してしまった。あれも、なかなかの迫力だったなあ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする