若い時は冬山に行っていたが、今は安全な季節にしか行きません。
昔は体力に自信があったので無謀なことをやっていたものです。今は背負うものが大きいので、体力もなくなったことだし、無理はしません。
新保高温泉の登山ビジターセンター。
北アルプスにしては人が少ない。
上高地に限らず登山口の混雑ぶりはすごいものがある。
山を見上げると、あんなに遠くに頂が見えて、いけるかなと思うことがある。
ランニングをやっていると、山道でも相当速く歩けるようになります。
人が多いコースは走っちゃ危険です。
それで、速歩で行くようにしている。
登りがコースタイムの半分、下りも同じぐらいで走って下れば1/3と言ったところ。
荷物の大きさは小屋泊まりの登山者の2/3ぐらいか。
私は小屋泊まりを基本にしていて、日帰りは勿体ないので避けています。
高山に登ったら日没、日の出、宿泊を楽しみたいでしょ。
ただただ駆け抜けるだけだったらどこでもいい。
行ったと言う称号だけでもないし、とりあえずコンパクトデジカメか、一眼デジを持っているので風景を撮ってきます。でも写真を撮りに行くわけじゃないので、天候が良くなかったらあきらめる。
昔はそれが仕事だったので何日も良いシーンに巡り合うまで粘りましたが、、、。
大キレットは懐かしいなーーー。
若い頃は重たい機材を背負って飛ぶように歩いた。
考えたら、今でも飛ぶように走っていたりして、、、だけど荷は最低限のもので、可能な限り減らしていますが。
下山でも今回は走りませんでした。
基本、速歩だった。
それでも、コースタイムの半分ぐらいだったのでは。
速い足を持っていると便利です。
さっきすれ違ったパーティーの方たちが、もうあんな所を登っている。
山は早立ちが大基本。
左の横に広い山頂が双六だというが、すると、その右手に連なるのが鹿島槍につながる尾根かな。私は北アルプスの峰々の山形をよく知らない。知っているのは「槍」これは日本人なら誰でも知っているでしょ。「奥穂」は一番高くてチョンと尖がっている。「笠ヶ岳」は本当に市女笠みたいだし。あとは「常念」の見事な三角錐かな。近寄ったら「燕岳」は独特なテクスチュアーだしわかりますが。
今回は昨年のように2時起きで3時スタートはなかったが、6時には立っていました。
先が長かったら早立ちです。
尾根歩きは風も受けて気持ちが良い。
さーて、ここから尾根も終わって下りですね。
笠ヶ岳が遠くなりました。
ピーク手前に小さなこぶがありますが、そこに笠ヶ岳山荘があります。
下りにかかると、こんな光景もおさらばですね。
どんどん、どんどん下って行くと鏡平の小屋が見えてきた。
山荘の周りに池が散らばっていました。
池に写る槍ヶ岳や穂高がよさそうだなー。
山荘に近くなると道が整備されているのはどこも一緒だ。
きっと下山途中の人だろう。
北アルプスは女性が多いのも特徴かな。
南アルプスは、昔から山男の世界。今ではいろんなパーティが来ています。聖岳小屋に泊まったら、年配者が多いのにびっくり。昔は南アルプスは山深かったので年配者や女性は皆無だった。
北アルプスは稜線歩きが楽しいので、昔から女性パーティが多かった。山小屋が充実していて天候さえ気を付けていれば、わりかし安全な山旅ができます。山小屋の間隔が短いからです。南アルプスは山小屋間が長いので、体調や天候の急変には、今でも注意が必要です。
双六方面との分岐地点。
後ろ立山方面や槍穂に向かう人もいるだろう。遠く鹿島槍にも抜けられます。三俣蓮華や野口五郎にも抜けられる。北アルプスの十字路みたいな所か。
これはこれは、嬉しいじゃないですか!
冷たく冷えたトマトが300円。
美味しかった!
ぐっとアイディアですね。
りんご、トマト、黄色いのは何だろーーー柿にしては早いしーーーみかん??
テント泊が好きな人もいるけど、私は山小屋派ですね。
たまには命の洗濯と言うことで~~~。
笠ヶ岳から雲海を見る
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/ec91fa559fa372833fa445f84eacc269
笠ヶ岳をトレランで
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/2c5f072016717b694365fa1d53934ab0
夏山シーズンは賑やかですね、紅葉も混みそうか…山小屋滞在も楽しそうです。