おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

にぎわい句座

2014-10-08 12:30:56 | Weblog

毎月第一火曜日に主催している句座の十月が終わってほっとしている。
  一、場所の予約
  二、句の提出振り分け(五句)
  三、会費の徴収
  四、ノートに句の筆記
  五、読み合わせ
    六、選句(六句)
  七、講師の批評と指導
を役員の手伝いがあってそれなりに、楽しく行われる。
 句は当季自由句の持ち寄りである。
 今月の高点句は 
     ○芙蓉閉ず独り居の世の早や九年  T

     ○さんま食べ標本もどきの骨二本   S
     ○生御魂傘寿迎へてスマホかな    A 
     ○廃線の駅に溢るる虫の声       A
     ○帰燕の巣がらんどうなり妣の家    T
     ○噴煙に似て悲しかり羊雲             講師
 であった。
 他にもう少しと言う

     ○秋海棠ともに嫁ぎて庭の主      I
     ○かごに飼ふ虫に詫びたし秋彼岸   T 
          ○私に桔梗供へるべしと書く      N
 などと言う句もあった。
 来月は近場の秋の吟行である。これも下見やら場所(会館)の申し込みやら集合時間、弁当の取り付けやら手筈に落ちのないようにと結構神経を使う。
 印刷物を配らなくても良いように「十一月の吟行の案内」

として黒板に書いた。
 宣伝がてらの私の句は

      ○散策の水晶山や小鳥くる
で、来月が楽しみである
     

    俳句   秋麗や誘いは長浜竹生島
  

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