僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

母の納骨と永代供養

2015年06月26日 | 日常のいろいろなこと

先週、6月20日の土曜日。

母の四十九日の法要と納骨等を行うため、
家族で、天王寺の一心寺へ行った。

持って行った物は…

お寺に納める母の遺骨と、
仏壇に置く新しい位牌(先月葬儀会館で購入)と、
それまでの間の白木の位牌。
それと火葬許可証。
(これがなければ納骨はしてもらえない)。

そして数珠。

それだけのものを持って、お寺の門をくぐった。

新しい位牌には「お性根入れ」をしてもらい、
白木の位牌は「お焚き上げ」→つまり燃やしてもらう。


総合受付には10人近いお寺の人が座っていた。

そこへ、回向などに来る人たちが並んで順番を待つ。
僕らのほかに、お骨を胸に抱いていた人も、数名いた。
お墓ではなく、納骨の形で行うのが最近増えてきているわけで…。

順番が来て、「こちらへどうぞ」と言われて、
手をこまねいてくれたお坊さんのところへ行き、

遺骨と火葬許可証と位牌と白木位牌を出して…

「納骨と永代供養をお願いします。
それと今日が四十九日なので、その法要と、
位牌のお性根入れと、白木位牌のお焚き上げを」

と言って、納骨申込書を渡した。

納骨申込の用紙は、以前にお寺からもらってきていたので、
母の死亡年月日・俗名・戒名、そして申込者である僕の住所、
氏名などを家で書いてきたので、それを提出するだけである。

あとは、お坊さんがすべて進めてくれる。

納骨、永代供養、四十九日の法要、位牌の開眼(お性根入れ)
などは、それぞれ料金があり、その都度「いくらにされます?」
と聞かれるので、だいたい真ん中あたりの金額でお願いする。

たとえば、納骨の場合は、母は「少骨」だったので、
1万円、1万5千円、
2万円の3つのうちから選ぶ。
で、僕は、中を取って1万5千円をお願いした。

四十九日法要は千円~3千円~5千円だったので、
それも中を取って3千円。
位牌の開眼も同じような金額にした。

永代供養のほうは「10万円からですが」
ということで、いくらまでという額がないので、
「じゃぁ、10万円で…」とお願いした。

僕はここへ来る前に、一心寺に電話して、
その金額について尋ねたことがある。

「金額によって、何か変わるのですか?」と聞いたら、電話の人は
「変わりません。お気持ちだけです」という返答だった。


お坊さんは経木(きょうぎ)を1枚1枚取り出して、
計10枚近く、母の戒名を書き、納骨や、永代供養や、
位牌の開眼や四十九日法要を意味する経文も加え、
延々30分ぐらい、筆を執った(このお仕事も大変やなぁ)。

ようやく経木の全てが書き終わり、それを受け取って、
会計へ行ってお金を支払い、本堂へ行った。

本堂には大勢の人たちが順番を待っていた。

前の方に「回向座」という受付机があり、
そこへ遺骨と経木の束を置いて、順番を待った。

かなりの時間を待った後、名前を呼ばれて焼香をした。

そのあと、納骨堂へ移動して、お骨を納めた。

以上が納骨の手続きだった。

あとはこのお寺の「永代供養」の流れにお任せするだけである。

今後33年間、年忌の案内が僕のところに届くそうである。
33年後→いま66歳の僕→そのときは99歳。
33→66→99…な~んて、面白い数字である。
むろん、そんな歳まで生きてはいないけど。

さて、これから百日法要や毎年の年忌、
あるいは命日、お彼岸、お盆などには、
すべてこのお寺に来て回向することになります。

また、何もない時でも、天王寺へ来た際には、ちょっと寄って
お参りをすることもできるので、何かと都合が良いですね。


もちろん、僕たちが死んだときも、息子たちに、
この一心寺で、納骨と永代供養をしてもらいます。

 

 

 

 

コメント (2)
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