僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

「元少年A」が「手記」を…

2015年06月19日 | ニュース・時事

    ~ 最近のニュースから ~


北海道砂川市で、軽ワゴンに乗っていた家族4人が死亡した事故は、

悪質運転の典型ともいうべきもので、事故というより事件と言いたい。

2台の車が共に赤信号を無視して交差点に乱入し、
前の車が軽ワゴンに激突して跳ね飛ばし、後ろの車が、
放り出された少年を1キロ半も引きずって死に至らしめた。

2台の車が、家族4人を死亡させたのである。

この2台の運転者は仲間で、直前まで飲酒していたという。
それも、居酒屋のあと、スナックへ行ったりしている。
ビールの1杯や2杯で終わっているはずがない。

「信号は青だった」と、2台の車の運転者が言っていたが、
前の車に同乗していた別の仲間が「赤だった」と白状した。

運転者は2人とも、意識的にウソをついたのか、
信号が赤か青かわからないほど酔っていたのか…

酔っ払って、猛スピードで信号無視をしたあげく、
家族4人を死亡させた…。これは明らかに殺人である。
最近、悪質な飲酒運転の事故(事件)が増えているが、
今回の砂川市の事件は、特にひどい。
厳罰をもって処すべきは当然のことだが、
亡くなられた方々が、本当に気の毒でならない。

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このニュースに腹立たしい思いをしているとき、一昨日は
姫路市議会議員が、不倫相手の女性を怪我させたとのことで、
警察に訴えられ、テレビで釈明会見をしている様子が流れた。
その会見を見て、今度は腹立たしいよりも、呆れ返った。
市議は元大学の相撲部で、女性に「突っ張り」をして、
路上に倒し、女性が全治10日の怪我をしたということだ。

「4年前からその女性と不倫をしていて…」
と、悪びれることなく原稿を読み上げながら語る47歳の市議。
女性に対しては暴力でなく、ちょっと肩にさわっただけ…
と、そんなことを言いながら、議員辞職するのかとの質問には、
「地域のために頑張ってくれという声が多いので、続けます」
と、平然と言ってのけた。厚顔無恥もいいところである。

あの号泣議員・野々村竜太郎元県議を思い出した人も多いだろう。
あれは兵庫県議会議員で、今度は兵庫県姫路市議会議員である。

野々村クンは自分を正当化しようとして開いた会見で号泣し、
日本中の笑い者となり、辞職に追い込まれてしまった。
会見さえ開かなければそれほどの大騒ぎにもならず、
議員辞職もしなくて済んだかもしれないのに。

それと同様、この「どすこい突っ張り議員」も、
わざわざ会見をして、全国に恥をさらすことになった。
何とか自分の言い分を主張したいという浅ましい発想だろうが、

「辞任しない」発言を、姫路市民はどう受け取ったのだろうか?

それにしても…
お気の毒なのは、市議の奥さんと2人の子供さんたちだ。
こんな会見が全国に流されて、さらに深い傷を負われたことだろう。

一方、不倫相手の女性のほうは「なんだかなぁ」という感じで、
市議も女性も「どっちもどっちや」と言っていいかも…ですね。

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そんな昨今、またもや衝撃のニュースが。

今から18年前の1997年(平成9年)に神戸市で起きた、
当時14歳の少年(中学生)による連続殺傷事件に関することだ。

今回、犯人の「元少年A」が手記を出したという。

被害者の遺族の方が怒りをあらわにしておられる。
本の回収と出版差し止めを求められたのも当然だろう。

それでも、出版社は応じない姿勢であるという。
その出版社は「太田出版」という会社とのこと。

この本。

「絶歌」

というタイトルの本だ。
なんとも気取ったタイトルである。
おおかた、出版社が考えた題名だろう。

先週出版され、現在、飛ぶような売れ行きだそうである。
出版社も、いったい何を考えているのかと思う。

「少年A」は32歳になり「今の心境を綴った」そうだが、
人を2人も殺しておいて、何を今さら…だろ。
自分を美化したいという顕示欲しか伝わらない。

しかも著書に本名は出さず、32歳にもなって何が「元少年A」だ。
被害者の遺族の方や世間をなめているとしか思えない。

本当に悔悟と懺悔の気持ちがあるのならば、
「黙って、死ぬまで被害者の冥福を祈り続けろ」と言いたい。

今回の報道で、ほとんどの識者はこの出版を批判しているが、
このニュースが流れることによって「読んでみたい」
と思う人が数多く出てきても、不思議ではない。

本は益々売れ続けて「少年A」と出版社が儲ける…
…とは、情けないというか、腹立たしいというか。

なんとも言いようのない怒りがこみ上げてくる。


昨日発売された週刊新潮は、このことについて、

気を付けろ! 元「少年A」が歩いている!
遺族感情を逆なでして手記の印税1500万円! 
2年前に「精神崩壊」の危機で退職!

という見出しの記事を載せている。

その週刊新潮は、18年前に「少年A」の顔写真を載せた。

ご記憶の方も多いと思うが、当時、
この写真掲載に対する賛否が轟々と渦巻いた。

ネットで拾った当時の写真を掲載して、今日のブログを終わります。


 
   

 

  

 

 

 

コメント
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