モミィは本が好きで、放っておいたら何時間でも読んでいる。
その影響か、わりにいろんな言葉を知っている。
知っているのだけれど、言いまちがいも多い。
面白いな~と思ったものは、メモにとっておく。
今日みたいにブログのネタに困った時に、使えますので(笑)
「何の本、読んでるの?」と僕が聞くと、モミィは
「宇宙から悪い人らが沢山やって来て…」
「ふんふん…」
「世界が絶望する話やねん」
世界が絶望…?
それ、世界が滅亡と違うんか?
…と僕が指摘すると、「あ、そうか。滅亡か」
絶望と滅亡…。だいぶ意味が違いますでぇ。
ある時、わけのわからないことがあったようで、
「まるで、きつねにつつまれたみたいや」
…と言ったモミィ。それも訂正してやらなければならない。
「モミィ。きつねにつつまれた…のではなく、つままれた…やで」
「へぇ?」
「きつねにつままれた…というのが正しい言い方やねん」
と、のんちゃん先生は、モミィを指導するのであります。
モミィに「これ、内緒やけど」と前置きして話そうとすると、
「のんちゃん。壁に目あり障子に耳ありやでぇ」と言った。
あぁ、またスカタンを言いよる。
「ちがうやろ、壁に耳あり障子に目あり…やろ」
モミィはちょっと考えてから「あ、そうか…」とつぶやいた。
家族で出かけるとき「お~いモミィ。準備できたかぁ」
と声をかけると、向こうの方から「できたよ~」とモミィ。
「わたしはもう準備満々よ!」と胸を張って言ったのだ。
「あのなぁ…。それも言うなら『準備万端』やろ」と僕。
「満々というのは、自信満々とかに使う言葉や」と補足する。
モミィはちょっと考えてから「あ、なるほど~」とつぶやいた。
そういう言いまちがいが多いのだ。
ほかにも、
「友達の○○君がとんちんかんぷんなこと言うねん」
などと言ったりする。
「それは、ちんぷんかんぷんやろ」と僕が言い、
「『とんちんかん』と『ちんぷんかんぷん』が混ざっとるがな」
ほんまに、とんちんかんなことですわ。
「今日、先生が、とっぴょうもないこと言わはった」
「それは突拍子もない、と言うねん。『し』が抜けとるがな」
食事中、妻と通販の話をしていたら、モミィが横から口を出し、
「それやったら、たかネットで買ったらいいねん」…と。
「たかネット?」 それはジャパネット高田やろ。
…というような、モミィの「言いまちがい」メモでした。
しかし大人…それもTVアナウンサーでも間違ったりする。
だから、小学4年生で間違うというのはごく当たり前で、
間違いにもめげず、覚えた言葉をどんどん会話で使う…
ということが、言語能力を高めるのに役立つわけだから、
「言いまちがい」はいくらしてもいいと思う。
(訂正はしてやらなければなりませんが)
が、これがアナウンサーだと「言いまちがい」はとても恥ずかしい。
先日も、ある女子アナが、
「さて次は訃報(ふほう)のニュースです」と言うべきところを、
「さて次は『けいほう』のニュースです」と言ったのには驚いた。
訃報を「けいほう」と読んだのである。う~む。
訃と計は、まあ似ているといえば似ているけれど、
「計報」なんて言葉は存在しませんしね~
ちゃんとTV局の研修受けているんかいな。
いや、研修以前のモンダイですよね。
かなり前の話だけれど、これも別の女子アナだが、
「笑う門(かど)には福来(きた)る」と言うところを…
「笑う門(もん)には福来(きた)る」と言ったことがある。
まさか、こういうことわざも知らないまま、
アナウンサーになったとは…信じられない。
これこそ、とんちんかんぷん…じゃなかった、
ちんぷんかんぷん…???
あぁ、わけがわからなくなってきた。
さて、明日、モミィの運動会です。
数年前から、10月→6月に変わりました。
梅雨入りして、お天気のほうが心配だったのですが、
今日の午後から晴れ、明日はまずまず晴天とのこと。
よかったです。