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 僕のほそ道   ~ のん日記 ~

  
これと言ったテーマはなく、話はバラバラです。 つい昔の思い出話が多くなるのは年のせい? 

モミィの劇 おむすびころりん

2011年02月26日 | モミィの成長日記

モミィが9月から通い始めた幼稚園も、あと1ヶ月で春休みになる。
つまり、年少さんとして過ごすのも、あと1ヶ月となったわけだ。

こちらの幼稚園に移ってから、少しずつ慣れてきて、友だちもでき、幼稚園へ行くことを楽しむようになって、結局9月からの6ヶ月間は、風邪で1週間休んだほかは、1日も休むことなく通い続けた。 

モミィの属する年少さん(ももぐみ)は、1クラスだけである。 総勢32名。
年長さんは、2クラスがある。

きのうの25日は、1年の締めくくりとして取り組んできた「劇あそび」の発表会があった。

前日24日の 「げんきばくはつ ☆ ももぐみつうしん」 という保護者向けプリントには、

もも組の子どもたちが年少さんとして過ごすのも、もう1ヶ月余りとなりました。
明日はいよいよ劇参観です。 こどもたちが1年を通して、集団の中で成長してきた姿を見ていただけることと思います。

そう書かれていた。

劇は、もも組版 「おむすびころりん」 だった。
優しいおじいさんとおばあさん、よくばりじいさんとばあさん、ネズミなどが出てくる。
それに加えて桃組版オリジナルとして、にわとりやおむすびなんかの役も登場してくる。

いつもは妻が一人でモミィを連れて行く通園路を、僕と長男もいっしょに歩いた。
4人が、ぞろぞろと幼稚園に出かけたのである。

幼稚園の門に立っておられた園長先生が、僕たちに
「モミィちゃん、大活躍ですよ。 劇で困ったときは、モミィちゃん頼みです」
と笑顔で言ってくださった。

こじんまりとした遊戯室に入ると、50個ぐらい、小さな椅子が3列で置かれている。
最前列の端に空いた席があったので、僕たちは並んで腰掛けた。最前列に座っている多くのママたちは、三脚を出して、ビデオをセットしている。 本格的だ。

やがて参観席も満員になり、9時になった。
黒い幕の向こうから、バンダナをかぶった園児たちが腰を丸めて登場してきた。
おじいさん、おばあさんの役だから、腰がまがっているのだが、その仕草が可愛い。

モミィもおばあさん役で、その中にいた。
チラッと、僕たちのほうに目をやるモミィ。 目は真剣そのものだ。

おじいさん役が7~8人。
「おばあさん、ただいま~」と声をそろえてセリフを言う。
おばあさん役も7~8人。
「おじいさん、おかえりなさ~い」
みんな上手に、ぴったりの呼吸で声を合わせる。

そのあと、モミィは今度はネズミさんの役で耳と尻尾をつけて出てきた。
10人ほどその格好で並び、なんと、モミィがひとり最初に大声でセリフを言った。
それから一呼吸置いて、ほかのネズミさんたちが、全員でセリフを言った。
そういうシナリオになっていたそうだ。

人前では小声で話すことしかできなかったのに、ずいぶん変わってきたものだ。
家庭ではわからない集団の中での子どもの成長ぶりを、
これほど鮮やかに見せてもらえたことは、この上もない喜びだった。

みんながんばって練習した成果が熱気となり、遊戯室にあふれていた。
まさに 「げんきばくはつ」 のもも組さんだった。

最後にみんなが歌った 「おひさまになりたい」 を聴きまた胸が熱くなった。

♪ 

だれかをすきになると こころがあたたかくなる

むねのなかにおひさまができたように あたたかくなる

すきすき だいすき すきすき だいすき

たくさんたくさん すきになって

おひさまになりたい

 

だれかをすきになると こころがやわらかくなる

うまれたてのくさのように やさしくやわらかくなる

すきすきだいすき すきすきだいすき

たくさんたくさん すきになって

かぜにゆれていたい

 

 


   
           もも組のネズミさん たち。 モミィは左から3人目です。

 

 

 

 

 

コメント (2)
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